JP6240587B2 - 断線検出装置および断線検出方法 - Google Patents

断線検出装置および断線検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、断線検出装置および断線検出方法に係り、特に比較的簡易且つ低コストで断線を検出可能な断線検出装置および断線検出方法に関する。
車両には、ウィンカーやヘッドランプ等の負荷を駆動する負荷駆動素子(FETやIPD(Intelligent Power Device)等)を用いた負荷回路が搭載されている。
ここで、ウィンカーやヘッドランプ等の負荷において、負荷回路の断線によって例えば左右に設けられるランプの一方が点灯不可となった場合などに、断線の発生を運転者等に報知すべく断線検出装置が設けられている。
このような断線検出装置に関する技術は種々提案されている(例えば特許文献1、2等)。 特許文献1に係る断線・渦電流検出装置は、2端子型負荷駆動装置において、ダイオードとコンデンサより得られる仮想グランドを使い、電流検出用ソース端子の電流を電圧変換回路のオペアンプより電圧として出力し、負荷電流の検出を行うようになっている。
また、特許文献2に係る負荷回路の断線検出装置は、電流センサにて電線に流れる電流を検出し、検出した電流に基づいて電線温度を推定し、推定した電線温度が閾値温度に達した場合に半導体スイッチを強制的にオフとする保護装置が設けられる場合に、半導体スイッチをオンとして所定時間が経過しても、電線温度演算部により演算される上昇温度がゼロである場合に、この負荷回路に断線故障が発生しているものと判断して断線を検出している。
特開平6−48246号公報 特開2012−122869号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された技術では、所定の基準電圧を設定し、オペアンプの出力電圧が基準電圧以上に上昇したときに断線検出信号を出力するように構成された検出回路が必要であり、コストが嵩むという難点があった。また、この検出回路は、断線が発生した際に、FETに流れる電流値が減少することで、ドレイン・ソース間の電圧が低下し、その電圧降下が比較器の基準電圧を越えて変化した場合に比較器の出力が反転されて断線検出が行われる仕組みであるため検出可能な電流値の範囲が限定されるという不都合もあった。即ち、電圧が変化した場合や、負荷が代わった場合にも検出可能な電流値の範囲は固定化されてしまうという難点があった。
また、前記特許文献2に記載された技術では、入力判定部、制御部、タイマ、異常検知部及び電線温度演算部を備えた複雑な構成のロジック回路が必要であり、マイクロコンピュータ(マイコン)の処理能力に比較的大きな負荷が掛るという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、断線検出のための専用の検出回路や複雑な構成のロジック回路等を用いることなく、比較的簡易且つ低コストで断線を検出可能な断線検出装置および断線検出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係る断線検出装置は、負荷に電力を供給して駆動する負荷駆動素子と、前記負荷駆動素子に流れる電流を検出する電流検出部と、前記負荷駆動素子の前記負荷に対する電力供給動作を制御すると共に、前記電流検出部の検出結果に基いて前記負荷駆動素子に流れる電流を監視し、過電流状態を検知したときには前記負荷に対する電力供給を遮断するように制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記負荷がオン状態またはオフ状態の何れであるかを判定する負荷オン・オフ状態判定手段と、前記負荷オン・オフ状態判定手段で、前記負荷がオン状態であると判定された場合に、前記負荷が過電流による遮断状態であるか否かを判定する負荷遮断状態判定手段と、前記負荷遮断状態判定手段で、前記負荷が遮断中でないと判定された場合に、電源電圧が所定電圧値以下であるか否かを判定する電源電圧判定手段と、前記電源電圧判定手段で、電源電圧が所定電圧値以下ではないと判定された場合に、前記電流検出部で検出された電流値が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する電流値判定手段と、前記電流値判定手段で、電流値が前記閾値以下であると判定された場合に、前記電流値が前記閾値以下である状態の継続時間が所定の保留時間に達したか否かを判定する継続時間判定手段と、前記継続時間判定手段で、前記継続時間が前記保留時間に達したと判定された場合に、前記負荷および前記負荷駆動素子を含む負荷回路の何れかで断線が発生したと判定する断線判定手段とを有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明に係る断線検出装置によれば、電流値が予め設定された閾値以下である状態の継続時間が所定の保留時間に達した場合に負荷回路の何れかで断線が発生したと判定するので、負荷がPWM駆動されたり、間欠駆動される場合であっても精度良く断線状態を検出することができる。また、過電流状態を検知するための制御装置等をそのまま流用するので、断線検出のための専用の検出回路や複雑な構成のロジック回路等を用いることなく、比較的簡易且つ低コストで断線を検出することができる。
また、負荷オン・オフ状態判定手段を設けることにより、ウィンカーやヘッドランプ等の負荷がオフ状態である場合を断線検出の対象から除外して、断線状態の誤検出を抑制することができる。また、負荷遮断状態判定手段を設けることにより、ウィンカーやヘッドランプ等の負荷が過電流によって遮断状態にある場合を断線検出の対象から除外することができ、断線状態の誤検出を抑制することができる。また、電源電圧判定手段を設けることにより、電源電圧の変化が電流値に影響を与える場合もあるので、例えば負荷用電源としての車載バッテリの電源電圧が、消耗等により定格電圧以下となった場合などに、断線検出の判断を保留するようにでき、車載バッテリの電源電圧が低下した状態などを断線状態と誤検知する事態を回避して、断線検出の精度を一層向上させることができる。
さらに、各手段は、制御装置で実行されるプログラムで構成することができるので、電圧が変化した場合や、負荷が代わった場合にもプログラムの修正等により検出可能な電流値の範囲を適宜変更することができる。
請求項2に記載の発明に係る断線検出装置は、請求項1に記載の断線検出装置において、 前記断線判定手段で、断線が発生したと判定された場合に、断線が発生した旨を外部に通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る断線検出装置によれば、断線が発生した旨を外部に通知できるので、車両の運転者等は負荷の修理や部品交換等を適時に行うことができる。
請求項3に記載の発明に係る断線検出方法は、負荷駆動素子に流れる電流を検出する電流検出部で検出された電流値が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する電流値判定過程と、前記電流値判定過程で、電流値が前記閾値以下であると判定された場合に、前記電流値が前記閾値以下である状態の継続時間が所定の保留時間に達したか否かを判定する継続時間判定過程と、前記継続時間判定過程で、前記継続時間が前記保留時間に達したと判定された場合に、負荷および負荷駆動素子を含む負荷回路の何れかで断線が発生したと判定する断線判定過程とを有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係る断線検出方法によれば、電流値が予め設定された閾値以下である状態の継続時間が所定の保留時間に達した場合に負荷回路の何れかで断線が発生したと判定するので、負荷がPWM駆動されたり、間欠駆動される場合であっても精度良く断線状態を検出することができる。また、当該方法を実現するプログラムの実行に際して、過電流状態を検知するための制御装置等をそのまま流用することができるので、比較的簡易且つ低コストで断線を検出することができる。
また、電圧が変化した場合や、負荷が代わった場合にもプログラムやデータの修正により、検出可能な電流値の範囲を適宜変更することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の断線検出方法において、負荷駆動素子で駆動される負荷がオン状態またはオフ状態の何れであるかを判定する負荷オン・オフ状態判定過程と、前記負荷オン・オフ状態判定過程で、前記負荷がオン状態であると判定された場合に、前記負荷が過電流による遮断状態であるか否かを判定する負荷遮断状態判定過程と、前記負荷遮断状態判定過程で、前記負荷が遮断中でないと判定された場合に、電源電圧が所定電圧値以下であるか否かを判定する電源電圧判定過程とをさらに有し、前記電流値判定過程は、前記電源電圧判定過程で、電源電圧が所定電圧値以下ではないと判定された場合に判定処理を実行することを特徴とする。
請求項4に記載の発明に係る断線検出方法によれば、負荷オン・オフ状態判定過程を有することにより、ウィンカーやヘッドランプ等の負荷がオフ状態である場合を断線検出の対象から除外して、断線状態の誤検出を抑制することができる。また、負荷遮断状態判定過程を有することにより、ウィンカーやヘッドランプ等の負荷が過電流によって遮断状態にある場合を断線検出の対象から除外することができ、断線状態の誤検出を抑制することができる。また、電源電圧判定過程を有することにより、電源電圧の変化が電流値に影響を与える場合もあるので、例えば負荷用電源としての車載バッテリの電源電圧が、消耗等により定格電圧以下となった場合などに、断線検出の判断を保留するようにでき、車載バッテリの電源電圧が低下した状態などを断線状態と誤検知する事態を回避して、断線検出の精度を一層向上させることができる。
本発明によれば、断線検出のための専用の検出回路や複雑な構成のロジック回路等を用いることなく、比較的簡易且つ低コストで断線を検出可能な断線検出装置および断線検出方法を提供することができる。
実施の形態に係る断線検出装置の機能構成を示す機能構成図である。 実施の形態に係る断線検出装置の概略構成例を示す概略構成図である。 実施の形態に係る断線検出装置の他の概略構成例を示す概略構成図である。 実施の形態に係る断線検出装置における負荷駆動素子の態様を示す構成図であって、(a)はIPDを用いた構成例、(b)はMOSFETを用いた構成例、(c)はリレーを用いた構成例である。 本実施の形態に係る断線検出装置のマイコンで実行される負荷処理の処理手順の例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る断線検出装置のマイコンで実行される断線検出処理のサブルーチンの処理手順の例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る断線検出装置における断線検出時のタイミングチャートである。 本実施の形態に係る断線検出装置において閾値を外部から受信する例を示す説明図である。
図1〜図8を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(断線検出装置の機能構成について)
図1は、実施の形態に係る断線検出装置1の機能構成を示す機能構成図である。
図1に示すように、実施の形態に係る断線検出装置1は、車両のウィンカーやヘッドランプ等の負荷100を駆動するIPD(Intelligent Power Device)、MOSFET、リレー等で構成される負荷駆動素子2と、負荷駆動素子2の動作を制御するマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略記する)やカスタムICなどで構成される制御装置3と、負荷駆動素子2と制御装置3との間にあって、負荷駆動素子2に流れる電流を検出する電流検出部4とを備える。
なお、負荷駆動素子2としてIPDを用いる場合には、電流検出部4を集積回路として内蔵するようにできる。即ち、IPDとは、スイッチング素子とその駆動回路の機能が一体化され、高機能化した電源用の集積回路であり、本実施の形態に係る断線検出装置1の負荷駆動素子として適応されるIPDは、負荷電流の電流値を検出する機能を備えるようにできる。
電流検出部4は、例えば、シャント抵抗を備える電流検出回路等で構成することができる。
また、制御装置3は、負荷用電源(例えば12Vを出力する車載バッテリ等)250の電圧(電源電圧)を検出する電圧検出部5に接続されている。なお、電圧検出部5の構成例については後述する。
そして、本実施の形態において、制御装置3は、負荷100がオン状態またはオフ状態の何れであるかを判定する負荷オン・オフ状態判定手段10と、負荷オン・オフ状態判定手段10で、負荷100がオン状態であると判定された場合に、電流検出部4の検出結果に基いて、負荷100が過電流による遮断状態であるか否かを判定する負荷遮断状態判定手段11と、負荷遮断状態判定手段11で、負荷100が遮断中でないと判定された場合に、電圧検出部5で検出された電源電圧が所定電圧値(例えば、6V)以下であるか否かを判定する電源電圧判定手段12と、電源電圧判定手段12で、電源電圧が所定電圧値以下ではないと判定された場合に、電流検出部4で検出された電流値が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する電流値判定手段13と、電流値判定手段13で、電流値が閾値以下であると判定された場合に、電流値が閾値以下である状態の継続時間が所定の保留時間に達したか否かを判定する継続時間判定手段14と、継続時間判定手段14で、継続時間が保留時間に達したと判定された場合に、負荷100および負荷駆動素子2を含む負荷回路の何れかで断線が発生したと判定する断線判定手段15とを有する。
なお、上述の各手段は、実際には、制御装置3を構成するマイコン等で実行可能なプログラムで構成される。
さらに、断線判定手段15で、断線が発生したと判定された場合に、断線が発生した旨を外部の報知部300等に通知する通知手段6を備える。これにより、断線が発生した旨をインジケータ等を介して通知できるので、車両の運転者等は負荷の修理や部品交換等を適時に行うことができる。
そして、前述の負荷オン・オフ状態判定手段10を設けることにより、ウィンカーやヘッドランプ等の負荷100がオフ状態である場合を断線検出の対象から除外することができる。
また、負荷遮断状態判定手段11を設けることにより、ウィンカーやヘッドランプ等の負荷100が過電流によって遮断状態にある場合を断線検出の対象から除外することができる。
ここで、負荷100が過電流によって遮断状態にあるか否かは、例えば負荷駆動素子2をIPDで構成した場合には、このIPDが有する電流検出機能を用いて行うことができる。より具体的には、まずIPDは負荷用電源250としての車載バッテリから供給される電力により負荷100を検出する。検出された電流値は制御装置2を構成するマイコン等に出力される。制御装置2では、正常に動作している限り、入力された負荷100の電流を監視し、デッドショートや一定の積算時間以上のレアショート等の過電流状態が発生したか否かを判断する。そして、過電流状態が発生したと判断している間、制御装置3はIPDを制御して負荷100への電力供給をオフさせて遮断状態とする。
このように負荷100が過電流によって遮断状態にある場合を断線検出の対象から除外することにより、負荷100が遮断状態にある場合を断線状態と誤検知する事態を回避して、断線検出の精度を向上させることができる。
また、電源電圧判定手段12を設けることにより、電源電圧の変化が電流値に影響を与える場合もあるので、例えば負荷用電源250としての車載バッテリの電源電圧(通常は12Vを出力する)が、消耗等により定格電圧以下(例えば6V以下)となった場合などに、断線検出の判断を保留するようにできる。
これにより、車載バッテリの電源電圧が低下した状態を断線状態と誤検知する事態を回避して、断線検出の精度を一層向上させることができる。
このように、負荷オン・オフ状態判定手段10、負荷遮断状態判定手段11および電源電圧判定手段12の判定を経て、ウィンカーやヘッドランプ等の負荷100がオン状態で通常動作している場合について、断線検出の判定対象とすることにより、断線検出の精度を向上させることができる。
なお、ウィンカーやヘッドランプ等の負荷100が下流側でオン・オフされる場合には、断線検出の誤検知を生じる虞があるので、そのような場合を断線検出の判定対象から除外するようにしてもよい。また、負荷100を制御しているECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)等から負荷100の駆動状態を多重信号もしくはローカル信号として、制御装置3が受信するようにしてもよい。
そして、継続時間判定手段14を設けることにより、電流値が閾値以下である状態の継続時間が所定の保留時間に達したか否かを判定し、負荷100がPWM(Pulse Width Modulation)駆動や間欠駆動される場合を考慮して、電流値が閾値以下である状態が所定の保留時間だけ継続するまで、断線検出の判定を保留することができる。
これにより、負荷100がPWM駆動されたり、間欠駆動される場合であっても精度良く断線状態を検出することができる。
なお、保留時間は、例えば負荷100がPWM駆動される場合に、所定のパルス波のオフ時間以上とすることができる。また、パルス波のデューティ比を可変とする場合には、それに合わせて保留時間を変更するようにしてもよい。また、保留時間をパルス波の最も長いオフ時間に合わせるようにしてもよい。
また、通知手段6により、断線が発生した旨を外部に通知する方式としては、例えば、多重信号として、他のECUへ送信したり、報知部300の一種としてのインジケータ等を点灯させるようにできる。
また、電流値判定手段13における電流の閾値は、ウィンカーやヘッドランプ等の複数の負荷100毎に設定してもよいし、各負荷100で共通の閾値を適用するようにしてもよい。
また、閾値のデータは、制御装置3を構成するマイコン等の記憶部に格納してもよいし、マイコン等がアクセス可能な不揮発性メモリ等に格納するようにしてもよい。
なお、上記各手段による断線検出処理の処理手順については後述する。
(断線検出装置の構成例について)
図2は、実施の形態に係る断線検出装置1Aの概略構成例を示す概略構成図である。
断線検出装置1Aでは、負荷駆動素子2AとしてIPDを用い、制御装置3Aとしてマイコンを適用している。なお、IPDには負荷用電源(例えば12Vを出力する車載バッテリ等)250が接続されている。また、例えば車載バッテリ等から供給される電力を例えば5Vに変圧した電源200がマイコン3Aに接続されている。
図2に示す断線検出装置1Aにおいて、電流検出部4は、例えばシャント抵抗を備える電流検出回路等で構成される。
なお、符号40の回路は、抵抗器R1、R2と、平滑コンデンサCとから構成される分圧回路である。
ここで、分圧回路40は、抵抗器R1にて、負荷駆動素子2Aから供給される電流値を電圧値に変換し、抵抗器R2と平滑コンデンサCでノイズを除去した後、マイコン3Aに電圧値をアナログ入力するようになっている。
図3は、実施の形態に係る断線検出装置1Bの他の概略構成例を示す概略構成図である。
断線検出装置1Bでは、負荷駆動素子2AとしてIPDを用い、制御装置3BとしてカスタムICを適用している。なお、電流検出部4の構成は図2と同様である。IPDには負荷用電源(例えば12Vを出力する車載バッテリ等)250が接続されている。
断線検出装置1BのようにカスタムICを適用する構成においては、上述の電流の閾値を、カスタムICに接続する抵抗群RAの抵抗比による電圧値としてもよい。
図4は、実施の形態に係る断線検出装置における負荷駆動素子の態様を示す構成図である。
図4において、図4(a)は負荷駆動素子2AとしてIPDを用いた構成例である。なお、電流検出部4の構成は前出の図2と同様である。IPDには負荷用電源(例えば12Vを出力する車載バッテリ等)250が接続されている。
また、電圧検出部5は、抵抗器R3、R4とからなる分圧回路で構成され、その出力はマイコン(またはカスタムIC)で構成される制御装置3のA/D(アナログ−デジタル変換)端子に入力されるようになっている。
また、制御装置3の入力(IN)端子は、スイッチSWを介してグランド電位に接続されている。電流検出部4からの出力は、分圧回路40を介して制御装置3のA/D(アナログ−デジタル変換)端子に入力されるようになっている。また、制御装置3の出力(OUT)端子から出力される制御信号が配線L1を介してIPDに入力されるようになっている。
図4(b)は負荷駆動素子2BとしてMOSFETおよびダイオードD1を用いた構成例である。なお、電流検出部4の構成は前出の図2と同様である。MOSFETのドレイン電極には負荷用電源(例えば12Vを出力する車載バッテリ等)250が接続されている。また、MOSFETのソース電極には負荷100が接続されている。
電圧検出部5は、抵抗器R3、R4とからなる分圧回路で構成され、その出力はマイコン(またはカスタムIC)で構成される制御装置3のA/D(アナログ−デジタル変換)端子に入力されるようになっている。制御装置3の入力(IN)端子は、スイッチSWを介してグランド電位に接続されている。電流検出部4からの出力は、分圧回路40を介して制御装置3のA/D(アナログ−デジタル変換)端子に入力されるようになっている。
また、制御装置3の出力(OUT)端子から出力される制御信号が配線L1を介してMOSFETのゲート端子に入力されるようになっている。
図4(c)は負荷駆動素子2Cとしてリレー(RLY)を用いた構成例である。なお、電流検出部4の構成は前出の図2と同様である。
リレー(RLY)の入力電極には負荷用電源(例えば12Vを出力する車載バッテリ等)250が接続されている。また、リレー(RLY)の出力電極には負荷100が接続されている。
また、電圧検出部5は、抵抗器R3、R4とからなる分圧回路で構成され、その出力はマイコン(またはカスタムIC)で構成される制御装置3のA/D(アナログ−デジタル変換)端子に入力されるようになっている。制御装置3の入力(IN)端子は、スイッチSWを介してグランド電位に接続されている。電流検出部4からの出力は、分圧回路40を介して制御装置3のA/D(アナログ−デジタル変換)端子に入力されるようになっている。
また、制御装置3の出力(OUT)端子から出力される制御信号がインターフェース(I/F)を介してリレー(RLY)のソレノイド端子に入力されるようになっている。
なお、リレー(RLY)を半導体リレーで構成するようにしてもよい。
(負荷処理)
図5に示すフローチャートを参照して、本実施の形態に係る断線検出装置1で実行されるウィンカーやヘッドランプ等の負荷100に関する負荷処理の処理手順の例について説明する。なお、本処理は、所定のプログラム(ソフトウェア)に基いて制御装置3を構成するマイコン等で実行される。
負荷処理が開始されると、ステップS1およびS2で、所定のアプリケーションソフトウェアを実行するアプリ処理のサブルーチンが実行される。アプリ処理としては、例えばウィンカーやヘッドランプ等の負荷100の動作テスト処理などを挙げることができる。
ステップS3では、過電流検知処理のサブルーチンが実行される。詳細な処理手順については省略するが、電流検出部4の検出結果に基いて、所定の電流値を超えたか否かの処理等が行われる。
そして、過電流検知処理で、過電流を検知しないと判定された場合にはステップS4に移行して、断線検出処理のサブルーチンを実行して処理を終了する。
(断線検出処理)
図6および図7を参照して、負荷処理におけるステップS4の過電流検知処理のサブルーチンの処理手順について説明する。
ステップS41では、負荷駆動素子2で駆動される負荷100がオン状態またはオフ状態の何れであるかを判定する負荷オン・オフ状態判定過程が実行される。
そして、判定結果が「No」の場合、即ち負荷100がオフ状態である場合(図7(a)で入力信号がOFFの場合)には処理を終了し、「Yes」の場合、即ち負荷100がオン状態である場合(図7(a)で入力信号がONの場合)にはステップS42に移行する。
ステップS42では、電流検出部4の検出結果に基いて、負荷100が過電流による遮断状態であるか否かを判定する負荷遮断状態判定過程が実行される。
そして、判定結果が「No」の場合、即ち負荷100が遮断中である場合(図7(b)でOFFの場合)には処理を終了し、「Yes」の場合にはステップS43に移行する。
ステップS43では、電源電圧が所定電圧値以下であるか否かを判定する電源電圧判定過程が実行される。
そして、判定結果が「Yes」の場合、即ち電源電圧が所定電圧値以下である場合には処理を終了し、「No」の場合にはステップS44に移行する。
ステップS44では、負荷駆動素子2に流れる電流を検出する電流検出部4で検出された電流値が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する電流値判定過程が実行される。
そして、判定結果が「No」の場合、即ち電流値が予め設定された閾値以下でない場合(図7(d)で正常の場合)には処理を終了し、「Yes」の場合、即ち電流値が予め設定された閾値以下である場合(図7(d)で断線状態の場合)にはステップS45に移行する。
ステップS45では、電流値が閾値以下である状態の継続時間が所定の保留時間(Twait)に達したか否かを判定する継続時間判定過程が実行される。
そして、判定結果が「No」の場合、即ち継続時間が所定の保留時間(Twait)に達しなかった場合には、ステップS41に戻って同様の処理を継続する。一方、判定結果が「Yes」の場合、即ち継続時間が所定の保留時間(Twait)に達した場合にはステップS46に移行する。
ステップS46では、継続時間判定過程で、継続時間が保留時間(Twait)に達したと判定された場合(図7(e)の場合)に、負荷100および負荷駆動素子2を含む負荷回路の何れかで断線が発生したと判定する断線判定過程が実行され、断線が発生したと判定された場合に、断線が発生した旨を外部(報知部300等)に通知して図5のメイン処理にリターンして処理を終了する。
以上述べたように、本実施の形態に係る断線検出装置1および断線検出方法によれば、過電流状態を検知するための制御装置等をそのまま流用することができるので、断線検出のための専用の検出回路や複雑な構成のロジック回路等を用いることなく、比較的簡易且つ低コストで断線を検出することができる。
また、電圧が変化した場合や、負荷が代わった場合にもプログラムやデータの修正により、検出可能な電流値の範囲を適宜変更することができる。
以上、本発明の電源制御システムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、図8に示すように、電流値に関する閾値を車内LANを介して外部のECU500から取得するようにしてもよい。また、車内LANを介して断線情報を当該ECU500に送信するようにしてもよい。
また、図5のフローチャートにおける過電流検知処理(ステップS3)を実行するタイミングで、電流検出部4による電流値の取得を行うようにしてもよい。
1(1A、1B)…断線検出装置
2(2A〜2C)…負荷駆動素子
3、3A、3B…制御装置
4…電流検出部
5…電圧検出部
6…通知手段
10…負荷オン・オフ状態判定手段
11…負荷遮断状態判定手段
12…電源電圧判定手段
13…電流値判定手段
14…継続時間判定手段
15…断線判定手段
40…分圧回路
100…負荷
150…I/F
200…電源
300…報知部
500…ECU
C…平滑コンデンサ
D1…ダイオード
L1…配線
R1〜R3…抵抗器
RA…抵抗群
SW…スイッチ

Claims (3)

  1. 負荷に電力を供給して駆動する負荷駆動素子と、
    前記負荷駆動素子に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記負荷駆動素子の前記負荷に対する電力供給動作を制御すると共に、前記電流検出部の検出結果に基いて前記負荷駆動素子に流れる電流を監視し、過電流状態を検知したときには前記負荷に対する電力供給を遮断するように制御する制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記負荷がオン状態またはオフ状態の何れであるかを判定する負荷オン・オフ状態判定手段と、
    前記負荷オン・オフ状態判定手段で、前記負荷がオン状態であると判定された場合に、前記負荷が過電流による遮断状態であるか否かを判定する負荷遮断状態判定手段と、
    前記負荷遮断状態判定手段で、前記負荷が遮断中でないと判定された場合に、電源電圧が所定電圧値以下であるか否かを判定する電源電圧判定手段と、
    前記電源電圧判定手段で、電源電圧が所定電圧値以下ではないと判定された場合に、前記電流検出部で検出された電流値が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する電流値判定手段と、
    前記電流値判定手段で、電流値が前記閾値以下であると判定された場合に、前記電流値が前記閾値以下である状態の継続時間が所定の保留時間に達したか否かを判定する継続時間判定手段と、
    前記継続時間判定手段で、前記継続時間が前記保留時間に達したと判定された場合に、前記負荷および前記負荷駆動素子を含む負荷回路の何れかで断線が発生したと判定する断線判定手段と
    を有することを特徴とする断線検出装置。
  2. 前記断線判定手段で、断線が発生したと判定された場合に、断線が発生した旨を外部に通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の断線検出装置。
  3. 負荷駆動素子に流れる電流を検出する電流検出部で検出された電流値が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する電流値判定過程と、
    前記電流値判定過程で、電流値が前記閾値以下であると判定された場合に、前記電流値が前記閾値以下である状態の継続時間が所定の保留時間に達したか否かを判定する継続時間判定過程と、
    前記継続時間判定過程で、前記継続時間が前記保留時間に達したと判定された場合に、負荷および負荷駆動素子を含む負荷回路の何れかで断線が発生したと判定する断線判定過程と
    負荷駆動素子で駆動される負荷がオン状態またはオフ状態の何れであるかを判定する負荷オン・オフ状態判定過程と、
    前記負荷オン・オフ状態判定過程で、前記負荷がオン状態であると判定された場合に、
    前記負荷が過電流による遮断状態であるか否かを判定する負荷遮断状態判定過程と、
    前記負荷遮断状態判定過程で、前記負荷が遮断中でないと判定された場合に、電源電圧が所定電圧値以下であるか否かを判定する電源電圧判定過程と
    を有し、
    前記電流値判定過程は、前記電源電圧判定過程で、電源電圧が所定電圧値以下ではないと判定された場合に判定処理を実行することを特徴とする断線検出方法。
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