JP6686485B2 - 吸収式ヒートポンプ装置 - Google Patents
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Description
すなわち、上記塗布部材をさらに備える吸収式ヒートポンプ装置において、塗布部材は、溶液供給部の溶液供給孔から溶液が熱交換器の伝熱面に沿って流下する方向と反対方向に移動して熱交換器の伝熱面に供給された溶液を伝熱面に沿って塗布するように構成されている。
また、上記複数の溶液供給孔が熱交換器の伝熱面に設けられている吸収式ヒートポンプ装置において、複数の溶液供給孔は、塗布部材の移動経路上の熱交換器の伝熱面に分散して配置されている。
また、上記塗布部材をさらに備える吸収式ヒートポンプ装置において、熱交換器は、円盤状に形成されており、円盤状の熱交換器の中心を回転中心として塗布部材が伝熱面に沿って回転移動されるように構成されており、複数の溶液供給孔は、塗布部材の回転半径方向に沿って熱交換器の伝熱面に開口するように配置されている。
また、上記熱交換器が互いに所定の間隔を隔てて横方向に複数配置されている吸収式ヒートポンプ装置において、複数の熱交換器の各々に設けられた溶液供給部に対して共通の溶液供給路が接続されることにより、溶液が共通の溶液供給路を介して各々の熱交換器の溶液供給部に分配されるように構成されている。
まず、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態による吸収式ヒートポンプ装置100の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による吸収式ヒートポンプ装置100では、冷媒としての水と、吸収液としての臭化リチウム(LiBr)水溶液とが用いられており、エンジン90を備えた乗用車およびバスなどの車両(図示せず)に搭載されるように構成されている。また、吸収式ヒートポンプ装置100では、エンジン90から排出される高温の排気ガスの熱を利用(回収)して、吸収液(希液)が加熱されるように構成されている。
吸収器40は、図2および図3に示すように、内部を絶対圧力で1kPa以下の真空状態に保持する容器41と、各々が平板状(円盤状)の15個の熱交換器42を一体的に含む熱交換部43と、隣接する熱交換器42間の領域に配置された後述する回転体44と、回転体44を矢印R方向に回転させるモータ95とを備える。また、容器41は、吸収液(濃液に冷媒が吸収された希液)が主に貯留される吸収液貯留部41cを有する。なお、図2および図3では、熱交換部43をX軸方向における途中の部分でカットしてその内部構造を示しているが、実際には、容器41とともに矢印X2方向に延びている。
冷房運転時には、図1に示すように、弁61および62を閉じた状態でポンプ71が始動されて吸収液を循環通路51に矢印P方向に循環させる。加熱部11により昇温されて気液分離部12で分離された冷媒蒸気が所定温度に達した時点で弁61および62が開かれてポンプ72が始動される。これにより、気液分離部12に貯留されたLiBr濃液が吸収液通路55および56にも矢印Q方向に流通される。また、三方弁64が気液分離部12と凝縮器20とを連通する側に切り替えられ、凝縮器20で凝縮された冷媒蒸気が冷媒蒸気通路52を介して蒸発器30に流入されて、熱交換部86により車内空気が冷却される。熱交換部33で蒸発した冷媒蒸気は、冷媒蒸気通路53を流通して吸収器40に吸引される。
暖房運転時には、弁61および62は常に閉じられており吸収器40は使用されない。三方弁64が気液分離部12と蒸発器30とを連通する側に切り替えられ、かつ、弁65および66が閉じられる。運転開始直後に循環通路51を循環させて吸収液の昇温が行われ、気液分離部12で分離された高温水蒸気が蒸発器30(凝縮器の役割になる)に流入されて熱交換部86を介して車内空気が暖められる。蒸発器30で熱交換された凝縮水は、ポンプ73と弁63との連動により冷媒供給路57を介して循環通路51に還流される。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
図6を参照して、第1実施形態の変形例について説明する。この第1実施形態の変形例では、1個の熱交換器142あたりの「溶液供給部」の個数を増加させた例を説明する。
第1実施形態の変形例では、上記のように、複数の熱交換器142の各々に設けられた濃液供給ポート145に対して共通の濃液供給路255aを接続し、かつ、濃液供給ポート146に対して共通の濃液供給路255bを接続することにより、濃液が濃液供給路255aおよび255bの各々を介して各熱交換器142の濃液供給ポート145および146に分配されるように構成する。これにより、平板状の熱交換器142を横方向に複数配置して吸収器140を構成する場合であっても、濃液供給路255aおよび255bの各々を介して濃液を伝熱面142bに効率よく供給することができる。
図1、図3および図7を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、蒸発器230に対しても吸収器40(図2参照)と同様の構造を適用して吸収式ヒートポンプ装置200を構成した例について説明する。
図7に示すように、蒸発器230は、10個の熱交換器232を含む熱交換部233と、熱交換器232間に配置された回転体234と、回転体234を矢印R方向に回転させるモータ98とを備える。熱交換部233は、下部(Z2側)と上部(Z1側)とにおいて、各々の熱交換器232に接続された空調用循環水(熱交換流体の一例)の水配管233aおよび233bによって互いに接続されている。また、蒸発器230には、冷媒(凝縮水)を供給する冷媒通路54と、暖房運転時に冷媒を循環通路51に戻す冷媒供給路57とが容器231の側壁部231bを貫通して設けられている。なお、冷媒通路54の熱交換器232への接続構造は、吸収器40の場合の濃液供給路55a(図3参照)と同様である。
第2実施形態では、上記のように、熱交換器232の伝熱面232bに冷媒を供給する冷媒供給ポート235を熱交換器232に設ける。これにより、伝熱面232bの配置方向に関係なく熱交換器232自体に設けられた冷媒供給ポート235を介して伝熱面232bに冷媒を確実に供給することができるので、冷媒の伝熱面232bへの濡れ面積(空調用循環水との有効な熱交換領域)を十分に確保することができる。すなわち、冷媒を十分な濡れ面積を有して空調用循環水と熱交換されるので、冷媒の蒸発性能を向上させることができる。この結果、熱交換器232の性能を維持しつつ、吸収式ヒートポンプ装置200の小型化を図ることができる。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
40、140 吸収器
42、142、232 熱交換器
42b、142b、232b 伝熱面
42e、232e 内部通路
45、145、146 濃液供給ポート(溶液供給部)
45b、235b 孔部(溶液供給孔)
49 ブラシ(塗布部材)
54 冷媒通路(溶液供給路)
55a濃液供給路(溶液供給路)
100、200 吸収式ヒートポンプ装置
235 冷媒供給ポート(溶液供給部)
Claims (5)
- 吸収液により冷媒蒸気を吸収する吸収式ヒートポンプ装置であって、
内部に熱交換流体が流通されるとともに、吸収液または冷媒からなる溶液と前記熱交換流体との熱交換を行う伝熱面を含む熱交換器と、
前記熱交換器に設けられ、前記熱交換器の伝熱面に前記溶液を供給する溶液供給部と、を備え、
前記熱交換器は、前記熱交換流体が流通する内部通路を有して平板状に形成されているとともに、前記溶液供給部は、前記熱交換器の内部に設けられており、
前記溶液供給部は、前記熱交換器の伝熱面に開口する溶液供給孔を含む、吸収式ヒートポンプ装置。 - 前記溶液供給孔は、前記熱交換器の伝熱面に複数設けられており、
複数の前記溶液供給孔の各々は、前記溶液供給孔から吐出される前記溶液が表面張力により前記伝熱面から突出するような開口径に設定されている、請求項1に記載の吸収式ヒートポンプ装置。 - 前記熱交換器の伝熱面に沿って移動するとともに前記溶液供給部の溶液供給孔上を通過する際に前記伝熱面から突出する前記溶液供給孔内の溶液に接触することによって、毛細管現象により吸い出された前記溶液を前記伝熱面に沿って塗布するように構成された塗布部材をさらに備える、請求項2に記載の吸収式ヒートポンプ装置。
- 複数の前記溶液供給孔は、前記塗布部材の移動経路上の前記熱交換器の伝熱面に設けられている、請求項3に記載の吸収式ヒートポンプ装置。
- 吸収液により冷媒蒸気を吸収する吸収式ヒートポンプ装置であって、
内部に熱交換流体が流通されるとともに、吸収液または冷媒からなる溶液と前記熱交換流体との熱交換を行う伝熱面を含む熱交換器と、
前記熱交換器に設けられ、前記熱交換器の伝熱面に前記溶液を供給する溶液供給部と、を備え、
前記熱交換器は、前記伝熱面を対向させた状態で互いに所定の間隔を隔てて横方向に複数配置されており、
前記溶液供給部は、各々の前記熱交換器が互いに隣接する一方側の伝熱面および他方側の伝熱面の両方に前記溶液を供給するように構成されている、吸収式ヒートポンプ装置。
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