JP6578796B2 - 吸収式ヒートポンプ装置 - Google Patents
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Description
すなわち、上記塗布部材が塗布部と汲上通路部とを含む吸収式ヒートポンプ装置において、塗布部材の汲上通路部は、回転方向と反対側に窪む凹状の底部と、底部を両側から挟み込む一対の側部とを含む箱型形状を有する。
また、上記一の局面による吸収式ヒートポンプ装置において、汲上部材は、汲上部材の回転中心側に設けられ、汲み上げられて回転中心側に移動された溶液を塗布部材の外表面側に排出する溶液排出孔を含む。
また、上記塗布部材が溶液逆流抑制部を有する吸収式ヒートポンプ装置において、溶液逆流抑制部は、各々の塗布部材の外表面に沿って複数設けられており、各々の溶液逆流抑制部は、塗布部材の回転方向に沿って延びるリブ形状を有している。
まず、図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態による吸収式ヒートポンプ装置100の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による吸収式ヒートポンプ装置100では、冷媒としての水と、吸収液としての臭化リチウム(LiBr)水溶液とが用いられており、エンジン90を備えた乗用車およびバスなどの車両(図示せず)に搭載されるように構成されている。
図2および図3に示すように、吸収器40は、真空状態(絶対圧力で1kPa以下)に保たれ、吸収液(濃液に冷媒が吸収されて希釈された希液)が主に貯留される液溜まり部41aを有する容器41と、縦断面が扁平形状を有する中空円盤状の5個(5枚)の熱交換器42を一体的に含む熱交換部43と、隣接する熱交換器42間の領域に配置された後述する回転構造体44と、回転構造体44を時計回り(矢印R方向)に回転させるモータ45とを備える。
回転構造体44は、図2、図4および図5に示すように、回転軸45a(図2参照)に回転中心部分が固定される汲上部材46と、汲上部材46と一体的に回転するように汲上部材46に一体的に形成された塗布部材47とを備える。汲上部材46は、回転中心部分において回転軸45aが貫通するとともに渦巻き状に形成された一対の板状部46aと、一対の板状部46aをX軸方向に接続する渦巻き形状部46bとを含む。また、塗布部材47は、汲上部材46により汲み上げられた吸収液を汲上部材46の回転領域U内でX1側およびX2側に対向する熱交換器42の伝熱面42bにそれぞれ塗布する機能を有する。
冷房運転時には、図1に示すように、弁61および62を閉じた状態でポンプ71が始動されて吸収液を循環通路部51のみに循環させる。加熱部11により昇温されて気液分離部12で分離された冷媒蒸気が所定温度に達した時点で弁61および62が開かれてポンプ72が始動される。これにより、気液分離部12に貯留されたLiBr濃液が吸収液通路55および56にも流通されて冷房サイクルが形成される。また、三方弁64が気液分離部12と凝縮器20とを結ぶ流路(冷媒蒸気が冷媒蒸気通路52aを流通する流路)側に切り替えられ、冷媒蒸気が凝縮器20で凝縮された後、蒸発器30に流入されて、熱交換部32を介して車内の空気が冷却される。そして、容器31内の熱交換部32で蒸発した冷媒蒸気は、冷媒蒸気通路53を流通して吸収器40に吸引される。吸収器40では、熱交換器42の伝熱面42bに供給された吸収液(濃液)に対して冷媒蒸気が露出空間部Sを介して効率よく吸収されて希液となり、液溜まり部41aに貯留される。また、液溜まり部41aに貯留された吸収液(希液)は、希液排出管56aおよび吸収液通路55を流通して循環通路部51に戻される。
暖房運転時には、運転期間中、弁61および62は常に閉じられており吸収器40は使用されない。三方弁64が気液分離部12と蒸発器30とを結ぶ流路(高温水蒸気が冷媒蒸気通路52bを流通する流路)側に切り替えられ、かつ、弁66および66が閉じられて凝縮器20がサイクルから切り離される。そして、運転開始直後に循環通路部51を循環させて吸収液の昇温が行われ、気液分離部12で分離された高温水蒸気が蒸発器30(凝縮器の役割を果たす)に流入される。これにより、熱交換部32を介して車内の空気が暖められる。また、蒸発器30で熱交換された凝縮水は、ポンプ73と弁63との連動により冷媒供給路57を介して循環通路51に還流されて暖房サイクルが形成される。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
図3〜図5、図8および図9を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、蒸発器230に対しても吸収器40と同様の構成(構造)を適用して吸収式ヒートポンプ装置200を構成した例について説明する。
上記第1実施形態で用いた蒸発器30(図1参照)の代わりに、熱交換部233(熱交換器232)および回転構造体234を含む蒸発器230を備えている。以下に、蒸発器230の構造を蒸発器30(図1参照)とは符号を違えて説明する。
図9に示すように、蒸発器230は、5個の熱交換器232を含む熱交換部233と、熱交換器232間の領域に配置された回転構造体234と、回転構造体234を時計回り(矢印R方向)に回転させるモータ235とを備える。なお、熱交換器232に挟まれた回転構造体234の回転領域Uを二点鎖線で示している。熱交換部233は、容器31の内壁面31cから矢印X2方向に突出している。熱交換部233は、上部と下部とにおいて、各々の熱交換器232に接続された空調用の水配管233aおよび233bによって互いに接続されている。また、水配管233aおよび233bは、図8に示すように、循環水路281および熱交換部210に接続されている。熱交換部210では、送風機212により送風された空気(外気)が熱交換器211を流通する空調用の循環水によって冷却される。そして、冷却された空気(冷風)が車内に吹き出されるように構成されている。
第2実施形態では、X軸方向から見て熱交換器232の伝熱面232bを部分的に露出させる露出空間部Sを回転領域U内に有するように形成した渦巻き形状部46bを含み、渦巻き形状部46bが回転することにより液溜まり部31aの冷媒(水)を汲み上げる汲上部材46と、汲上部材46により汲み上げられた冷媒を伝熱面232bに沿って塗布する塗布部材47とを備える。これにより、冷媒が伝熱面232bに塗布された際、渦巻き形状部46bにおける露出空間部Sを介して渦巻き形状部46bに重ならずに露出した伝熱面232bから蒸発した冷媒蒸気を容器31内に拡散させやすくすることができる。したがって、冷媒の蒸発を効果的に促進して蒸発性能をさらに向上させることができる。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
42、232 熱交換器
42b、232b 伝熱面
46 汲上部材
46a 板状部
46b 渦巻き形状部
46e、46f 溶液通路部
47 塗布部材
47a 塗布部
47c 汲上通路部
47f 溶液逆流抑制部
100、200 吸収式ヒートポンプ装置
S 露出空間部
Claims (4)
- 吸収液により冷媒蒸気を吸収する吸収式ヒートポンプ装置であって、
吸収液または冷媒からなる溶液が貯留される液溜まり部を有する容器と、
前記容器内に設置され、内部に熱交換流体が流れる熱交換器と、
回転軸方向から見て、前記熱交換器の伝熱面を部分的に露出させる露出空間部を回転領域内に有するように形成された渦巻き形状部を含み、前記渦巻き形状部が回転することにより前記液溜まり部に貯留された溶液を汲み上げる汲上部材と、
前記汲上部材により汲み上げられた前記溶液を前記熱交換器の伝熱面に沿って塗布する塗布部材と、を備え、
前記塗布部材は、前記溶液が前記塗布部材を介して前記熱交換器の伝熱面に塗布される際に、塗布される前記溶液の回転中心側への逆流を抑制する溶液逆流抑制部を有している、吸収式ヒートポンプ装置。 - 前記汲上部材は、前記熱交換器の伝熱面を部分的に露出させる前記露出空間部を回転領域内に有するように形成された一対の板状部をさらに含み、
前記渦巻き形状部は、前記一対の板状部間に挟み込まれ、回転領域内において前記熱交換器の伝熱面を部分的に露出させるように前記汲上部材の半径方向外側から回転中心側に渦巻き状に延びるように形成されており、
前記一対の板状部と前記渦巻き形状部とにより構成される部分によって、半径方向外側に設けられた汲上部分と、前記汲上部分により汲み上げられた前記溶液を前記汲上部材の回転により半径方向外側から回転中心側に移動させる溶液通路部とが構成されている、請求項1に記載の吸収式ヒートポンプ装置。 - 前記塗布部材は、前記汲上部材とともに回転されるとともに前記汲上部材の回転中心側から半径方向外側に放射状に延びるように複数設けられており、
前記汲上部材の回転に伴って、前記液溜まり部に貯留された溶液は、前記汲上部材に加えて前記塗布部材によっても汲み上げられるとともに、複数の前記塗布部材の各々の外表面を介して前記熱交換器の伝熱面に塗布されるように構成されている、請求項1または2に記載の吸収式ヒートポンプ装置。 - 前記塗布部材は、前記溶液を塗布する外表面を含む塗布部と、前記塗布部における半径方向外側から回転中心側に延びる汲上通路部とを含む、請求項3に記載の吸収式ヒートポンプ装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023245195A3 (en) * | 2022-06-16 | 2024-03-07 | Carbon Blade Corporation | Carbon dioxide capture systems, devices, and methods |
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2015
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WO2023245195A3 (en) * | 2022-06-16 | 2024-03-07 | Carbon Blade Corporation | Carbon dioxide capture systems, devices, and methods |
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