JP6685699B2 - トイレシステム - Google Patents

トイレシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6685699B2
JP6685699B2 JP2015219957A JP2015219957A JP6685699B2 JP 6685699 B2 JP6685699 B2 JP 6685699B2 JP 2015219957 A JP2015219957 A JP 2015219957A JP 2015219957 A JP2015219957 A JP 2015219957A JP 6685699 B2 JP6685699 B2 JP 6685699B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
information terminal
training mode
user
toilet seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015219957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017089207A (ja
Inventor
浩和 島崎
浩和 島崎
木村 かおり
かおり 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2015219957A priority Critical patent/JP6685699B2/ja
Publication of JP2017089207A publication Critical patent/JP2017089207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6685699B2 publication Critical patent/JP6685699B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、トイレシステムに関する。
現在、幼児がトイレで正しく排泄できるように、携帯情報端末からトイレの使い方における動画や音声を出力させるトイレトレーニング用のアプリケーションソフトがある。
例えば、幼児の保育者(例えば、母親)は、上記のアプリケーションソフトが実行された携帯情報端末の表示画面を幼児に見せる。そして、幼児は、携帯情報端末の表示画面を確認しながら、トイレを使用し排泄を行うことで、トイレの使い方を学ぶことができる。
特許第5719713号公報
しかしながら、上記のアプリケーションソフトを用いたトイレトレーニングでは、トイレの使い方を順番に携帯情報端末の表示画面に表示させるには、幼児のトイレの使用状況に応じて保育者が、次の画面へ進めるボタンを押す等の操作を行って、また幼児に見せることを繰り返す必要があり操作が煩雑である。また、上記問題を解決するために、一定時間経過後に次のトイレの使い方を示す画面に切り替わるようにすると、幼児が次に行うべきトイレの使い方と、携帯情報端末の表示画面に表示されているトイレの使い方とが異なる場合がある。したがって、幼児が次に行うべきトイレの使い方を表示画面に正しく表示させることができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、幼児が次に行うべきトイレの使い方を表示画面に正しく表示させることができるトイレシステムを提供することである。
本発明の一態様は、便座装置及び便器本体を備えるトイレ装置と、通信装置とが無線接続されるトイレシステムであって、ユーザが前記トイレ装置に対して行った動作を前記便座装置が識別し、その識別結果を前記便座装置から前記通信装置に送信し、前記通信装置に前記識別結果に応じたコンテンツを報知させるトイレトレーニングモードを備え、ユーザが前記トイレ装置に対して行った動作とは、ユーザの使用によって生じる便蓋の開閉動作、便座への着座動作、便座からの脱座動作、及び、洗浄動作であり、前記通信装置は、前記トイレ装置から送信された前記識別結果に応じた画像、動画及び音声の少なくともいずれかを前記コンテンツとして報知するトイレシステムである。
また、本発明の一態様は、上述のトイレシステムであって、前記便座装置は、前記通信装置から前記トイレトレーニングモードに切り替えるトレーニングモード切替信号が供給されることで、前記トイレトレーニングモードに移行する。
また、本発明の一態様は、上述のトイレシステムであって、前記便座装置は、前記トイレトレーニングモード時において、ユーザの前記トイレ装置に対する操作のうち特定の操作のみを受け付ける。
また、本発明の一態様は、上述のトイレシステムであって、前記トイレトレーニングモードは、前記トイレ装置に対するユーザの動作順に対応した利用可能な機能が規定されており、前記便座装置は、前記トイレトレーニングモード時において、前記ユーザの操作に応じて、前記規定された機能を実行する。
また、本発明の一態様は、上述のトイレシステムであって、前記便座装置は、前記識別結果に応じて受け付け可能な操作が変更される。
また、本発明の一態様は、上述のトイレシステムであって、前記便座装置は、便蓋の閉状態を検知した場合に、トイレトレーニングモードを終了する。
以上説明したように、本発明によれば、幼児が次に行うべきトイレの使い方を表示画面に正しく表示させることができるトイレシステムを提供することができる。
本実施形態におけるトイレシステム1の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態における便座ボックス5の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態における携帯情報端末20の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるアプリケーションプログラムの起動時の、表示装置106の表示画面200の一例を示す図である。 本実施形態におけるトイレトレーニングを行うことを幼児に報知するための表示画面の一例を示す図である。 本実施形態における便蓋6を開状態にすることを報知するための表示画面の一例を示す図である。 本実施形態における服を脱いで便座7に座ることを幼児に報知するための表示画面の一例を示す図である。 本実施形態における腹に力を入れて踏ん張ることを幼児に報知するための表示画面の一例の一例を示す図である。 本実施形態におけるおしりをふいて大洗浄を行うことを幼児に報知するための表示画面の一例を示す図である。 本実施形態における便蓋6を閉状態にすることを幼児に報知するための表示画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるトイレトレーニングを行った幼児を褒めるための表示画面の一例を示す図である。 本実施形態における制御装置18の動作の流れを示すフローチャート図である。 本実施形態における携帯情報端末20の動作の流れを示すフローチャート図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一又は類似の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省く場合がある。
実施形態におけるトイレシステムは、トイレ装置と通信装置とが無線接続されるトイレシステムであって、トイレ装置は、ユーザの使用による当該トイレ装置の状態を識別し、その識別結果を通信装置に送信するトイレトレーニングモードを備える。これにより、保育者は、幼児のトイレの使用状況に応じて通信装置を操作することなく、通信装置の表示画面を幼児に見せるだけで、次にするべき行動を幼児に見聞きさせることができ、操作の煩わしさがなくなる。通信装置とは、トイレ装置と無線通信する装置であって、例えば、携帯情報端末やリモコン等である。
以下、実施形態のトイレシステムを、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態におけるトイレシステム1の概略構成の一例を示す図である。
トイレシステム1は、トイレ装置2、リモコン10及び携帯情報端末20を備える。
トイレ装置2は、便座装置3及び便器本体4を備える。本実施形態において、トイレ装置2は、便座装置3及び便器本体4を備えるが、これに限定されない。例えば、トイレ装置2は、便座装置3及び便器本体4のいずれかであってもよい。また、トイレシステム1には、リモコン10が必ずしも備えられていなくてもよい。ただし、その場合には、トイレ装置2に対して大洗浄や小洗浄等といった便器洗浄をさせる機能が、トイレ装置2や携帯情報端末20に備えられている必要がある。
便座装置3は、リモコン10と無線通信することで情報を送受する。便座装置3は、携帯情報端末20と無線通信することで情報を送受する。
便座装置3は、トイレルーム内に設けられた便器本体4上に設置されている。便座装置3は、便座ボックス5、便蓋6及び便座7を備える。
便座ボックス5は、便器本体4の後部に設置されている。
便蓋6及び便座7は、便座ボックス5に上下方向回動可能に支持されている。
リモコン10は、トイレルームの壁面に設置されている。リモコン10は、便座ボックス5と無線通信する。リモコン10は、シャワー洗浄や便器洗浄といった便座装置3のさまざまな機能を実行させる際に使用される。すなわち、リモコン10には、便座装置3の各機能に対応するスイッチが複数設けられており、ユーザは、所望の機能に対応したスイッチを操作することで、便座装置3に対して所望の機能を実行させることができる。シャワー洗浄とは、便座7に着座しているユーザの臀部を洗浄することである。便器洗浄は、便器本体4内を洗浄することである。便器洗浄には、大洗浄と小洗浄がある。大洗浄の際に便器本体4に供給する洗浄水の水量は便器本体4内の汚物等が便器本体4から良好に排出することができる水量である。小洗浄の際に便器本体4に供給する洗浄水の水量は、大洗浄の際に便器本体4に供給する水量よりも少ない、便器本体4内の溜水が入れ替わる程度の水量である。例えば、リモコン10は、2個の便器洗浄ボタン(大洗浄ボタン1111、小洗浄ボタン112)とシャワー洗浄ボタン113を備えている。
図2は、本実施形態における便座ボックス5の概略構成の一例を示す図である。
便座ボックス5は、第1人体検知センサ8、第2人体検知センサ9、着座センサ11、便蓋開閉検知センサ13、無線通信部14、便蓋開閉駆動装置15、人体臀部洗浄用のシャワー装置16、フラッシュ装置17及び制御装置18を備える。
第1人体検知センサ8は、便座ボックス5の上面前縁部に設けられている。第1人体検知センサ8は、便蓋6及び便座7の双方が倒伏した状態において、便器本体4前方の人体を検知する。第1人体検知センサ8は、便器本体4前方の人体を検知した場合に、便器本体4前方の人体を検知したことを示す第1検知信号を制御装置18出力する。
第2人体検知センサ9は、便座ボックス5の前面の左右方向における中央の下部に設けられている。第2人体検知センサ9は、便蓋6及び便座7の双方が起立した状態において、便器本体4前方の人体を検知する。第2人体検知センサ9は、便器本体4前方の人体を検知した場合に、便器本体4前方の人体を検知したことを示す第2検知信号を制御装置18に出力する。
着座センサ11は、ユーザの便座7への着座を検知する。着座センサ11は、ユーザによる便座7への着座を検知すると、着座検知信号を制御装置18に出力する。
便蓋開閉検知センサ13は、便蓋6の開閉状態を検知する。便蓋開閉検知センサ13は、便蓋6の開状態(起立状態)を検知した場合には、便蓋6が開状態であることを示す便蓋開信号を制御装置18に供給する。便蓋開閉検知センサ13は、便蓋6の閉状態(倒伏状態)を検知した場合には、便蓋6が閉状態であることを示す便蓋閉信号を制御装置18に供給する。例えば、便蓋開閉検知センサ13としては、ホールICと磁石との組み合わせ、またはマイクロスイッチなどが用いられる。なお、便蓋開閉検知センサ13は、便蓋6の開状態(起立状態)を検知した場合にのみ便蓋開信号を制御装置18に供給してもよい。
無線通信部14は、リモコン10及び携帯情報端末20と無線通信する。
便蓋開閉駆動装置15は、制御装置18から送信された便蓋駆動信号に基づいて便蓋6を回動させることで、便蓋6を開状態又は閉状態に制御する。
シャワー装置16は、制御装置18から供給される第1洗浄信号に基づいてノズル(不図示)の先端から温水を噴出する。これにより、シャワー装置16は、便座7に着座しているユーザの臀部を洗浄する。以下、便座7に着座しているユーザの臀部の洗浄を臀部洗浄と称する場合がある。
フラッシュ装置17は、制御装置18から供給される第2洗浄信号に基づいて便器本体4の便鉢に洗浄水を流す。例えば、フラッシュ装置17は、制御装置18から第2洗浄信号が供給されると、便器本体4内を洗浄する便器洗浄を実施ことができる。例えば、フラッシュ装置17は、リモコン10に設けた大洗浄ボタン81、又は便座ボックス5の外表面に設け不図示の洗浄ボタンが操作されることで供給された第2洗浄信号に基づいて大洗浄を実行する。フラッシュ装置17は、リモコン10に設けた小洗浄ボタン82が操作されることで供給された第2洗浄信号に基づいて小洗浄を実行する。
制御装置18は、リモコン10から無線送信された便器洗浄の指示に基づいて、フラッシュ装置17に第2洗浄信号を供給する。制御装置18は、リモコン10から無線送信されたシャワー洗浄の指示に基づいて、シャワー装置16に第1洗浄信号を供給する。また、制御装置18は、第1人体検知センサ8から第1検知信号が供給された場合、便蓋開閉駆動装置15に便蓋駆動信号を供給することで、便蓋6を開状態に制御する。
また、制御装置18は、携帯情報端末20から無線送信されたトレーニングモード切替信号を無線通信部14を介して取得した場合、トイレトレーニングモードに移行する。トレーニングモードとは、幼児がトイレで正しく排泄できるように、トイレの使い方を動画や音声等のコンテンツを用いて携帯情報端末20から出力させるモードである。制御装置18がトイレトレーニングモードに移行した場合には、以下に列挙する2点の制御を行う。ただし、制御装置18は、トイレトレーニングモードに移行した場合に、以下の(1)に示す制御のみを実行してもよい。
(1)幼児の使用によるトイレ装置2の状態を識別して、識別結果を携帯情報端末20に無線送信する。制御装置18は、幼児の使用によるトイレ装置2の状態を識別することで、幼児のトイレ装置2に対する動作を識別することができる。
(2)トイレ装置2に対する特定の操作のみ受け付ける。また、トイレトレーニングモードは、トイレ装置2に対するユーザの操作順に対応した利用可能な機能が規定されており、トイレ装置2は、トイレトレーニングモード時において、ユーザの操作内容に応じて、規定された機能を実行する。ただし、受け付ける操作は、幼児のトイレ装置2に対する動作の検知結果に応じて変更されてもよい。
本実施形態のトイレトレーニングモードにおいて、正しいトイレの使い方とは、「便蓋6を上げる」、「便座7に着座する」、「便座7から脱座する」、「大洗浄を行う」、「便蓋6を下げる」の順序でトイレ装置2に対する動作を行うことである。したがって、トイレ装置2は、幼児が上記の順序通りの動作を行っているか否かを、自装置に備えられたセンサ等を用いて判定する。そして、トイレ装置2は、順序通りの動作を行っていると判定した場合には、その動作が判定される都度、その判定結果を携帯情報端末20に無線送信する。また、トイレ装置2は、上記の順序通りの動作ではない操作が供給された場合には、その操作を受け付けない。例えば、次に便座7に着座するべき動作のときに、大洗浄を指示する操作が行われた場合には、トイレ装置2は大洗浄を実行しない。このように、トイレ装置2は、トイレトレーニングモードとして自装置に対する幼児の動作順に対応した利用可能な機能が規定されており、トイレトレーニングモード時において、幼児のトイレ装置2に対する動作に応じて、規定された機能を実行する。幼児の動作順に対応した利用可能な機能とは、幼児のトイレ装置2に対する所定の動作順に対応して、大洗浄の操作やシャワー洗浄等のトイレ装置2に対する所定の操作のみを受け付ける機能である。なお、トイレ装置2は、幼児が上記の順序通りの動作を行っていないと判定した場合には、その判定結果を携帯情報端末20に無線送信してもよい。このように、トイレトレーニングモードにおいては、トイレ装置2に対する動作をトイレ装置2の状態を識別することで検出し、予め決められ順序に到達した場合に、その到達した順序において許可されている指示を受け付けて、その動作を行う。
以下に、本実施形態における制御装置18のトイレトレーニングモード時の処理について、具体的に説明する。
制御装置18は、トイレトレーニングモードに移行した場合、トイレ装置2に対する所定の動作指示の受け付けを禁止する。例えば、制御装置18は、トイレトレーニングモードに移行した場合、リモコン10から便器洗浄やシャワー洗浄の指示が供給されても、受け付けない。また、制御装置18は、第1検知信号が供給されても便蓋開閉駆動装置15に便蓋駆動信号を供給しない。すなわち、制御装置18は、便蓋6に対する自動制御を禁止する。これは、排泄するには便蓋6の開状態操作が必要であることを幼児に覚えさせるためである。すなわち、幼児に対して便蓋6を開状態にする動作をさせるためである。
制御装置18は、トイレトレーニングモードに移行すると、まず便蓋6に対する開動作の受け付け待ち状態(以下、「第1受け付け待ち状態」という。)となる。第1受け付け待ち状態とは、便蓋開閉検知センサ13から供給される便蓋開信号のみを受け付ける状態であり、その他の信号は受け付けない。なお、トイレトレーニングモードに移行した際に、便蓋6が開状態である場合には、一度便蓋6を閉状態にしないと第1受け付け待ち状態とはならない。
制御装置18は、第1受け付け待ち状態である場合に、便蓋開閉検知センサ13から便蓋開信号を取得した場合には、便蓋6に対する開動作を受け付けたことを示す第1受付信号を携帯情報端末20に無線送信する。制御装置18は、第1受付信号を携帯情報端末20に無線送信すると、ユーザの着座動作の受け付け待ち状態(以下、「第2受け付け待ち状態」という。)に移行する。第2受け付け待ち状態とは、着座センサ11から供給される着座検知信号のみを受け付ける状態であり、その他の信号は受け付けない。
制御装置18は、第2受け付け待ち状態である場合に、着座センサ11から着座検知信号を取得した場合には、ユーザの着座動作を受け付けたことを示す第2受付信号を携帯情報端末20に無線送信する。制御装置18は、第2受付信号を携帯情報端末20に無線送信すると、ユーザの脱座動作の受け付け待ち状態(以下、「第3受け付け待ち状態」という。)に移行する。第3受け付け待ち状態とは、着座センサ11からの着座検知信号の消失を受け付ける状態であり、その他の信号は受け付けない。すなわち、第3受け付け待ち状態とは、着座センサ11から着座検知信号が供給されなくなるのを検知可能な状態である。
制御装置18は、第3受け付け待ち状態である場合に、着座センサ11からの着座検知信号が消失した場合には、ユーザの脱座動作を受け付けたことを示す第3受付信号を携帯情報端末20に無線送信する。制御装置18は、第3受付信号を携帯情報端末20に無線送信すると、大洗浄の操作の受け付け待ち状態(以下、「第4受け付け待ち状態」という。)となる。第4受け付け待ち状態とは、リモコン10に設けた大洗浄ボタン81、又は便座ボックス5の外表面に設け不図示の洗浄ボタンが操作されることで供給された第2洗浄信号のみを受け付ける状態であり、その他の信号は受け付けない。
制御装置18は、第4受け付け待ち状態である場合に、リモコン10に設けた大洗浄ボタン81、又は便座ボックス5の外表面に設け不図示の洗浄ボタンが操作されることで供給された第2洗浄信号を取得した場合には、大洗浄の操作を受け付けたことを示す第4受付信号を携帯情報端末20に無線送信する。制御装置18は、第4受付信号を携帯情報端末20に無線送信すると、便蓋6に対する閉動作の受け付け待ち状態(以下、「第5受け付け待ち状態」という。)に移行する。第5受け付け待ち状態とは、便蓋開閉検知センサ13から供給される便蓋閉信号のみを受け付ける状態であり、その他の信号は受け付けない。
制御装置18は、第5受け付け待ち状態である場合に、便蓋開閉検知センサ13から便蓋閉信号を取得した場合には、便蓋6に対する閉動作を受け付けたことを示す第5受付信号を携帯情報端末20に無線送信する。制御装置18は、第5受付信号を携帯情報端末20に無線送信すると、トレイトレーニングモードを脱出し、通常のモードに戻る。通常モードは、便器洗浄の操作や、便蓋6に対する自動制御を許可するモードである。
携帯情報端末20とトイレ装置2とはBluetooth(登録商標)などの簡易無線通信システムによって相互通信するよう構成されている。携帯情報端末20には、所定のアプリケーションプログラムがインストールされており、ユーザは、そのアプリケーションプログラムを実行することにより、トイレ装置2と通信することで取得した信号に応じて、トイレ装置2の使い方を動画や音声等のコンテンツを携帯情報端末20から出力させることができる。例えば、携帯情報端末20は、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット端末である。
図3は、本実施形態における携帯情報端末20の概略構成の一例を示す図である。
図3に示すように、携帯情報端末20は、操作部101、無線通信部102、記憶部103、処理部104及び報知部105を備える。報知部105は、表示装置106及びスピーカ107を備える。なお、本実施形態では、表示装置106は、タッチパネル式の表示装置である。
操作部101は、ユーザによる操作を受け付けることができる。操作部101は、受け付けた操作を処理部104に供給する。ユーザは、操作部101を操作することで、記憶部103に記憶された上記のアプリケーションプログラムを実行させることができる。
無線通信部102は、便座ボックス5の無線通信部14と無線通信する。例えば、無線通信部102は、Bluetooth(登録商標)通信や赤外線通信によって、便座ボックス5の無線通信部14と無線通信する。
処理部104は、ユーザによる操作部101の操作に基づいて、記憶部103に記憶された上記のアプリケーションプログラムを実行する。
以下に、上記のアプリケーションプログラムを実行することによる処理部104の処理を、具体的に説明する。
図4は、ユーザが上記アプリケーションプログラムを起動したときの、表示装置106の表示画面200の一例を示す図である。例えば、ユーザは、表示画面200に表示された「トイレトレーニング」のアイコン300を操作することで携帯情報端末20内に記憶されている上記のアプリケーションプログラムを実行させることができる。これにより、携帯情報端末20はトイレトレーニングモードに移行する。携帯情報端末20は、トレイトレーニングモードに移行すると、トレーニングモード切替信号を無線通信部14を介してトイレ装置2に無線送信する。
携帯情報端末20は、トイレトレーニングモードに移行すると、トイレトレーニングを行うことを報知するコンテンツを報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、表示装置106の表示面に図5に示す表示画面201を表示する。図5は、トイレトレーニングを行うことを幼児に報知するための表示画面の一例である。また、携帯情報端末20は、スピーカ107からトイレトレーニングを行うことを報知する音声を出力させる。例えば、トイレトレーニングを行うことを報知する音声は、「こんには。トイレがんばろう。それでは、始めよう。」である。そして、携帯情報端末20は、便蓋6を開状態にすることを報知するコンテンツを報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、表示装置106の表示面に図6に示す表示画面202を表示する。図6は、便蓋6を開状態にすることを報知するための表示画面の一例である。また、携帯情報端末20は、スピーカ107から便蓋6を開状態にすることを報知する音声を出力させる。例えば、便蓋6を開状態にすることを報知する音声は、「まず、トイレの蓋をあげよう。」である。
携帯情報端末20は、便蓋6を開状態にすることを報知するコンテンツを報知部105から出力すると、第1受付信号の受け付け待ち状態となる。携帯情報端末20は、トイレ装置2から無線送信された第1受付信号が供給されると、服を脱いで便座7に座ることを報知するコンテンツを報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、表示装置106の表示面に図7に示す表示画面203を表示する。図7は、服を脱いで便座7に座ることを幼児に報知するための表示画面の一例である。また、携帯情報端末20は、スピーカ107から服を脱いで便座7に座ることを報知する音声を出力させる。例えば、服を脱いで便座7に座ることを報知する音声は、「服を脱いで、トイレに座ろう。」である。
携帯情報端末20は、服を脱いで便座7に座ることを報知するコンテンツを報知部105から出力すると、第2受付信号の受け付け待ち状態となる。携帯情報端末20は、トイレ装置2から無線送信された第2受付信号が供給されると、お腹に力を入れて踏ん張ることを報知するコンテンツを報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、表示装置106の表示面に図8に示す表示画面204を表示する。図8は、お腹に力を入れて踏ん張ることを幼児に報知するための表示画面の一例である。また、携帯情報端末20は、スピーカ107から腹部に力を入れて踏ん張ることを報知する音声を出力させる。例えば、お腹に力を入れて踏ん張ることを報知する音声は、「座ったね。お腹に力をいれて、うんちをしよう。」である。
携帯情報端末20は、お腹に力を入れて踏ん張ることを報知するコンテンツを報知部105から出力すると、第3受付信号の受け付け待ち状態となる。携帯情報端末20は、トイレ装置2から無線送信された第3受付信号が供給されると、おしりをふいて大洗浄を行うことを報知するコンテンツを報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、表示装置106の表示面に図9に示す表示画面205を表示する。図9は、おしりをふいて大洗浄を行うことを幼児に報知するための表示画面の一例である。また、携帯情報端末20は、スピーカ107からおしりをふいて大洗浄を行うことを報知する音声を出力させる。例えば、おしりをふいて大洗浄を行うことを報知する音声は、「おしりをふいて、服を着たら、水を流そうね。水を流すときには、「大」のボタンをおしてね。」である。
携帯情報端末20は、おしりをふいて大洗浄を行うことを報知するコンテンツを報知部105から出力すると、第4受付信号の受け付け待ち状態となる。携帯情報端末20は、トイレ装置2から無線送信された第4受付信号が供給されると、便蓋6を閉状態にすることを報知するコンテンツを報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、表示装置106の表示面に図10に示す表示画面206を表示する。図10は、便蓋6を閉状態にすることを幼児に報知するための表示画面の一例である。また、携帯情報端末20は、スピーカ107から便蓋6を閉状態にすることを報知する音声を出力させる。例えば、便蓋6を閉状態にすることを報知する音声は、「蓋を閉じたら、終わりだよ。」である。
携帯情報端末20は、便蓋6を閉状態にすることを報知するコンテンツを報知部105から出力すると、第5受付信号の受け付け待ち状態となる。携帯情報端末20は、トイレ装置2から無線送信された第5受付信号が供給されると、トレイトレーニングモードを脱出する。その際、トイレトレーニングを行った幼児を褒めるコンテンツを報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、表示装置106の表示面に図11に示す表示画面207を表示する。図11は、トイレトレーニングを行った幼児を褒めるための表示画面の一例である。また、携帯情報端末20は、スピーカ107からトイレトレーニングを行った幼児を褒める音声を出力させる。例えば、トイレトレーニングを行った幼児を褒める音声は、「やったー!おめでとう!!手を洗ってね。バイバイ。」である。このように、トイレ装置2は、自装置に対する幼児の動作を識別し、その識別結果を携帯情報端末20に無線送信する。そして、携帯情報端末20は、携帯情報端末20から無線送信された識別結果に応じたコンテンツを表示装置106やスピーカ107を用いて出力する。これにより、トイレシステム1は、トレーニング者である幼児のトイレ装置2に対する操作内容に応じたトイレトレーニングのコンテンツを表示装置106やスピーカ107を用いて出力することができる。
以下に、本実施形態における制御装置18の動作の流れについて、説明する。図12は、本実施形態における制御装置18の動作の流れを示すフローチャート図である。
制御装置18は、携帯情報端末20から無線送信されたトレーニングモード切替信号を取得したか否を判定する(ステップS101)。制御装置18は、携帯情報端末20から無線送信されたトレーニングモード切替信号を取得した場合、トイレトレーニングモードに移行する(ステップ102)。
制御装置18は、トイレトレーニングモードに移行すると、便蓋6に対する開動作の受け付け待ち状態である第1受け付け待ち状態となる(ステップS103)。
制御装置18は、第1受け付け待ち状態である場合に、便蓋開閉検知センサ13から供給される便蓋開信号を取得したか否かを判定する(ステップS104)。
制御装置18は、第1受け付け待ち状態である場合に、便蓋開閉検知センサ13から供給される便蓋開信号を取得すると、便蓋6に対する開動作を受け付けたことを示す第1受付信号を携帯情報端末20に無線送信する。そして、制御装置18は、ユーザの着座動作の受け付け待ち状態である第2受け付け待ち状態にとなる(ステップS105)。
制御装置18は、第2受け付け待ち状態である場合に、着座センサ11から着座検知信号を取得したか否かを判定する(ステップS106)。制御装置18は、第2受け付け待ち状態である場合に、着座センサ11から着座検知信号を取得すると、ユーザの着座動作を受け付けたことを示す第2受付信号を携帯情報端末20に無線送信する。そして、制御装置18は、ユーザの脱座動作の受け付け待ち状態である第3受け付け待ち状態となる(ステップS107)。
制御装置18は、第3受け付け待ち状態である場合に、着座センサ11からの着座検知信号が消失した否かを判定する(ステップS108)。制御装置18は、第3受け付け待ち状態である場合に、着座センサ11からの着座検知信号が消失したと判定すると、ユーザの脱座動作を受け付けたことを示す第3受付信号を携帯情報端末20に無線送信する。そして、制御装置18は、大洗浄の操作の受け付け待ち状態である第4受け付け待ち状態となる(ステップS109)。
制御装置18は、第4受け付け待ち状態である場合に、リモコン10に設けた大洗浄ボタン81、又は便座ボックス5の外表面に設け不図示の洗浄ボタンが操作されることで供給された第2洗浄信号を取得したか否かを判定する(ステップS110)。制御装置18は、第4受け付け待ち状態である場合に、リモコン10に設けた大洗浄ボタン81、又は便座ボックス5の外表面に設け不図示の洗浄ボタンが操作されることで供給された第2洗浄信号を取得すると、大洗浄の操作を受け付けたことを示す第4受付信号を携帯情報端末20に無線送信する。そして、制御装置18は、便蓋6に対する閉動作の受け付け待ち状態である第5受け付け待ち状態とする(ステップS111)。
制御装置18は、第5受け付け待ち状態である場合に、便蓋開閉検知センサ13から便蓋閉信号を取得したか否かを判定する(ステップS112)。制御装置18は、第5受け付け待ち状態である場合に、便蓋開閉検知センサ13から便蓋閉信号を取得すると、便蓋6に対する閉動作を受け付けたことを示す第5受付信号を携帯情報端末20に無線送信する。そして、制御装置18は、トレイトレーニングモードを脱出し、通常のモードに戻る(ステップS113)。
以下に、本実施形態における携帯情報端末20の動作の流れについて、説明する。図13は、本実施形態における携帯情報端末20の動作の流れを示すフローチャート図である。
携帯情報端末20は、ユーザによる操作部101の操作により、上記のアプリケーションプログラムを実行させると、トレイトレーニングモードに移行し、トレーニングモード切替信号を無線通信部14を介してトイレ装置2に無線送信する(ステップS201)。
携帯情報端末20は、トイレトレーニングを行うことを報知するコンテンツ(以下、「第1コンテンツ」という。)を報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、第1コンテンツを動画、画像及び音声のうち、少なくてもいずれか1つを出力する(ステップS202)。
次に、携帯情報端末20は、便蓋6を開状態にすることを報知するコンテンツ(以下、「第2コンテンツ」という。)を報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、第2コンテンツを動画、画像及び音声のうち、少なくてもいずれか1つを出力する(ステップS203)。
携帯情報端末20は、第2コンテンツを報知部105から出力すると、第1受付信号の受け付け待ち状態となる。携帯情報端末20は、トイレ装置2から無線送信された第1受付信号を取得したか否かを判定する(ステップS204)。携帯情報端末20は、第1受付信号を取得した場合、服を脱いで便座7に座ることを報知するコンテンツ(以下、「第3コンテンツ」という。)を報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、第3コンテンツを動画、画像及び音声のうち、少なくてもいずれか1つを出力する(ステップS205)。ここで、トイレ装置2から第1受付信号が無線送信されたことは、幼児が便蓋6を開状態にしたことを意味する。
携帯情報端末20は、第3コンテンツを報知部105から出力すると、第2受付信号の受け付け待ち状態となる。携帯情報端末20は、トイレ装置2から無線送信された第2受付信号を取得したか否かを判定する(ステップS206)。携帯情報端末20は、第2受付信号を取得した場合、お腹に力を入れて踏ん張ることを報知するコンテンツ(以下、「第4コンテンツ」という。)を報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、第4コンテンツを動画、画像及び音声のうち、少なくてもいずれか1つを出力する(ステップS207)。ここで、トイレ装置2から第2受付信号が無線送信されたことは、幼児が便座7に着座したことを意味する。
携帯情報端末20は、第4コンテンツを報知部105から出力すると、第3受付信号の受け付け待ち状態となる。携帯情報端末20は、トイレ装置2から無線送信された第3受付信号を取得したか否かを判定する(ステップS208)。携帯情報端末20は、第3受付信号を取得した場合、おしりをふいて大洗浄を行うことを報知するコンテンツ(以下、「第5コンテンツ」という。)を報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、第5コンテンツを動画、画像及び音声のうち、少なくてもいずれか1つを出力する(ステップS209)。ここで、トイレ装置2から第3受付信号が無線送信されたことは、幼児が便座7に脱座したことを意味する。
携帯情報端末20は、第5コンテンツを報知部105から出力すると、第4受付信号の受け付け待ち状態となる。携帯情報端末20は、トイレ装置2から無線送信された第4受付信号を取得したか否かを判定する(ステップS210)。携帯情報端末20は、第4受付信号を取得した場合、便蓋6を閉状態にすることを報知するコンテンツ(以下、「第6コンテンツ」という。)を報知部105から出力する。例えば、携帯情報端末20は、第6コンテンツを動画、画像及び音声のうち、少なくてもいずれか1つを出力する(ステップS211)。ここで、トイレ装置2から第4受付信号が無線送信されたことは、幼児が大洗浄の操作を行う動作を行ったことを意味する。
携帯情報端末20は、第6コンテンツを報知部105から出力すると、第5受付信号の受け付け待ち状態となる。携帯情報端末20は、トイレ装置2から無線送信された第5受付信号を取得したか否かを判定する(ステップS212)。携帯情報端末20は、第5受付信号を取得した場合、トレイトレーニングモードを脱出する(ステップS213)。その際、トイレトレーニングを行った幼児を褒めるコンテンツ(以下、「第7コンテンツ」という。)を報知部105から出力してもよい。例えば、携帯情報端末20は、第7コンテンツを動画、画像及び音声のうち、少なくてもいずれか1つを出力する(ステップS214)。このように、トイレ装置2は、自装置に対する幼児の動作を識別し、その識別結果を携帯情報端末20に無線送信する。そして、携帯情報端末20は、携帯情報端末20から無線送信された識別結果に応じたコンテンツを表示装置106やスピーカ107を用いて出力する。これにより、トイレシステム1は、トレーニング者である幼児のトイレ装置2に対する操作内容に応じたトイレトレーニングのコンテンツを表示装置106やスピーカ107を用いて出力することができる。
上述したように、本実施形態におけるトイレシステム1は、トイレ装置2と携帯情報端末20とが無線接続されるトイレシステムである。トイレ装置2は、ユーザの使用による当該トイレ装置2の状態を識別し、識別結果を携帯情報端末20に無線送信するトイレトレーニングモードを備える。これにより、携帯情報端末20は、無線送信された識別結果に応じたコンテンツを出力することができる。したがって、トイレシステム1は、幼児が次に行うべきトイレの使い方を、画像、動画、音声等のコンテンツとして携帯情報端末20から出力することができる。すなわち、ユーザが携帯情報端末20のアプリケーションプログラムを起動し、トイレトレーニングメニュー(上記トイレトレーニングのアイコン)を選択すると、トイレ装置2はトレーニングモードに移行する。そして、携帯情報端末20は、トイレトレーニングモード中に、トイレ装置2の各使用状態を示す情報を、トイレ装置2から取得することで、幼児が次にとるべき一連の行動を動画や音声等でアナウンスすることができる。
また、上述の本実施形態におけるトイレシステム1において、トイレ装置2は、トイレトレーニングモード時において、ユーザのトイレ装置2に対する操作の中で特定の操作のみを受け付ける。したがって、幼児が間違った動作や操作を行った場合、トイレ装置2は動作しないので、正しいトイレ装置2の使い方を支援することができる。
上述の実施形態では、トイレ装置2は、トイレトレーニングモード時において、ユーザの使用による当該トイレ装置の状態を識別し、識別結果を携帯情報端末20に無線送信したが、これに限定されない。すなわち、トイレ装置2は、トイレトレーニングモード時において、ユーザの使用による当該トイレ装置2の状態を識別し、自装置と無線通信する通信装置にその識別結果を送信すればよい。例えば、トイレトレーニングモード時において、ユーザの使用による当該トイレ装置2の状態を識別し、識別結果をリモコン10に無線送信してもよい。その場合には、リモコン10は、無線送信された識別結果に応じた画像、動画、音声等のコンテンツを出力する。
上述の実施形態では、トイレ装置2は、トイレトレーニングモードにおいて、幼児のトイレ装置2に対する操作内容を識別し、識別結果が受け付け可能な動作でなかった場合には、誤動作信号を携帯情報端末20に無線送信してもよい。携帯情報端末20は、誤動作信号を取得した場合には、誤った操作がされたことを報知するコンテンツを報知部105から出力する。これにより、幼児は自身が行った動作の間違いに気づくことができる。例えば、幼児が便座7に着座すべき場合に、大洗浄ボタンを押してしまった場合に、携帯情報端末20は、トイレ装置2から誤動作信号が供給され、誤った操作がされたことを報知するコンテンツを報知部105から出力する。
また、本実施形態におけるトイレシステム1は、トイレ装置2において幼児のトイレ装置2に対する動作が一定時間検知されない場合には、トイレ装置2に対する動作を促すコンテンツを携帯情報端末20から出力するようにしてもよい。
また、本実施形態におけるトイレシステム1は、トイレトレーニングモードに移行するタイミングには特に限定されない。例えば、最初からトイレトレーニングモードになっていてもよいし、専用のスイッチがトイレ装置2に備えれており、そのスイッチが操作されることで、トイレトレーニングモードに移行してもよい。
また、本実施形態におけるトイレシステム1は、幼児が水を流し忘れてしまった場合には、一定時間後に大洗浄を実行してもよい。
上述した実施形態における便座装置3をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。トイレトレーニングに限られず、いたずら防止や掃除モードとして転用されてもよい。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1 トイレシステム
2 トイレ装置
3 便座装置
4 便器本体
5 便座ボックス
8 第1人体検知センサ
9 第2人体検知センサ
10 リモコン
11 着座センサ
14 無線通信部
18 制御装置
16 シャワー装置
17 フラッシュ装置
20 携帯情報端末
101 操作部
102 無線通信部
103 記憶部
104 処理部
105 報知部
106 表示装置
107 スピーカ

Claims (6)

  1. 便座装置及び便器本体を備えるトイレ装置と、通信装置とが無線接続されるトイレシステムであって、
    ユーザが前記トイレ装置に対して行った動作を前記便座装置が識別し、その識別結果を前記便座装置から前記通信装置に送信し、前記通信装置に前記識別結果に応じたコンテンツを報知させるトイレトレーニングモードを備え
    ユーザが前記トイレ装置に対して行った動作とは、ユーザの使用によって生じる便蓋の開閉動作、便座への着座動作、便座からの脱座動作、及び、洗浄動作であり、
    前記通信装置は、前記トイレ装置から送信された前記識別結果に応じた画像、動画及び音声の少なくともいずれかを前記コンテンツとして報知するトイレシステム。
  2. 前記便座装置は、前記通信装置から前記トイレトレーニングモードに切り替えるトレーニングモード切替信号が供給されることで、前記トイレトレーニングモードに移行する請求項1に記載のトイレシステム。
  3. 前記便座装置は、前記トイレトレーニングモード時において、ユーザの前記トイレ装置に対する操作のうち特定の操作のみを受け付ける請求項1又は請求項2に記載のトイレシステム。
  4. 前記トイレトレーニングモードは、前記トイレ装置に対するユーザの動作順に対応した利用可能な機能が規定されており、
    前記便座装置は、前記トイレトレーニングモード時において、前記ユーザの操作に応じて、前記規定された機能を実行する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のトイレシステム。
  5. 前記便座装置は、前記識別結果に応じて受け付け可能な操作が変更される請求項1から
    請求項4のいずれか一項に記載のトイレシステム。
  6. 前記便座装置は、便蓋の閉状態を検知した場合に、トイレトレーニングモードを終了す
    る請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のトイレシステム。
JP2015219957A 2015-11-09 2015-11-09 トイレシステム Active JP6685699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015219957A JP6685699B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 トイレシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015219957A JP6685699B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 トイレシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017089207A JP2017089207A (ja) 2017-05-25
JP6685699B2 true JP6685699B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=58770495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015219957A Active JP6685699B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 トイレシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6685699B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6220952B1 (ja) * 2016-11-21 2017-10-25 ユニ・チャーム株式会社 乳幼児のトイレトレーニングのために用いられるプログラム、トイレトレーニング方法、及びトイレトレーニングシステム
CN110831872B (zh) * 2017-11-10 2022-10-04 尤妮佳股份有限公司 一次性尿布的包装体以及一次性尿布的促销工具
JP7053224B2 (ja) * 2017-11-10 2022-04-12 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつのパッケージ
JP7265221B2 (ja) * 2019-02-25 2023-04-26 Toto株式会社 トイレ用音声案内装置
US11670189B2 (en) 2019-05-28 2023-06-06 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Cleanup assisting system and cleanup assisting method

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4288809B2 (ja) * 2000-01-18 2009-07-01 パナソニック株式会社 トイレ装置
JP2003096872A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Akiyo Honma 幼児しつけ用トイレ装置
US9633574B2 (en) * 2013-05-03 2017-04-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Systems and methods for managing the toilet training process of a child
JP5889461B2 (ja) * 2015-03-23 2016-03-22 株式会社Lixil 携帯情報端末及び温水洗浄便座システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017089207A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6685699B2 (ja) トイレシステム
JP5889461B2 (ja) 携帯情報端末及び温水洗浄便座システム
CN107977080A (zh) 产品使用展示方法及装置
JP2017089206A (ja) トイレシステム
JP2020119105A (ja) 操作装置
JP5707733B2 (ja) 便器洗浄装置
JP7216908B2 (ja) 便座装置遠隔操作プログラム及び便座装置
JP2006112163A (ja) トイレ装置
JP2022171723A (ja) 便座装置及び便座装置遠隔操作プログラム
JP7326751B2 (ja) トイレシステム
WO2018179692A1 (ja) トイレシステム
JP5719713B2 (ja) 携帯情報端末及び温水洗浄便座システム
JP2010227308A (ja) 洗濯機
WO2019087765A1 (ja) 情報通信装置、行動支援システム、情報通信方法及びプログラム
TWI853079B (zh) 排便記錄系統、排便記錄方法及排便記錄程式
JP2020130860A (ja) トイレ用音声案内装置
JP7250188B2 (ja) トイレシステム
WO2019051672A1 (zh) 马桶盖及智能家居系统
JP2018119350A (ja) 離座検知型ナースコールシステム
JP6669283B1 (ja) 操作装置
JP6857387B2 (ja) 離座検知型ナースコールシステム
JP5845367B1 (ja) トイレの洗浄方法、トイレユニット、および水洗トイレ設備
JP6607563B2 (ja) トイレの洗浄方法、および水洗トイレ設備
CN206443642U (zh) 带感应装置的语音男童小便斗
JP2021134508A (ja) トイレ用案内装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190514

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190710

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200228

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6685699

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350