JP6685467B2 - 制御機器及び空調システム - Google Patents

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Description

本発明は、空調機を操作し管理する制御機器及び空調システムに関する。
従来から、タッチパネルなどのポインティングデバイスを備え、空調機を操作し管理することのできる制御機器が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。特許文献1の制御機器は、1台の室内機が設置された空間を示すレイアウト画面にユーザがタッチ操作を行うと、タッチされた位置等に応じて、室内機から吹き出される風の向きを設定するようになっている。また、特許文献2の制御機器は、4つの空気吹出口を有する室内機の設置位置を含むレイアウト画面において、各空気吹出口から吹き出される風の向きを、それぞれ個別に調整できるようになっている。
特許第5836741号公報 特許第4715947号公報
しかしながら、特許文献1及び2のような従来の制御機器は、一度の操作で、一台の空調機がもつ1つの空気吹出口の風向を調整することしかできない。すなわち、従来の制御機器では、複数台の空調機の風向を調整する場合、空調機ごと或いは空気吹出口ごとに行う必要があることから、複数回の操作が必要となるため、操作が煩雑となり、利便性に欠けるという課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、複数台の空調機それぞれの風向の一括操作を実現する操作性に優れた制御機器及び空調システムを提供することを目的とする。
本発明に係る制御機器は、空気吹出口を備えた複数の空調機の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御する制御機器であって、各空調機それぞれの配置を示す配置情報と、各空調機それぞれの機能を示す機能情報と、を記憶する記憶部と、配置情報を含むレイアウト画面を表示する表示部と、2つ以上の空気吹出口から吹き出される風の到達位置をレイアウト画面に対応づけて指定する操作を受け付ける入力部と、入力部が受け付けた到達位置の情報と配置情報と機能情報とをもとに、2つ以上の空気吹出口の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御する制御部と、を備えたものである。
本発明に係る空調システムは、複数の空調機と、上記の制御機器と、を備えたものである。
また、本発明に係る空調システムは、複数の空調機と、複数の空調機を統括的に制御する集中管理装置と、集中管理装置と有線又は無線により通信する上記の制御機器と、を備え、制御部は、集中管理装置を介して複数の空調機を制御するものである。
本発明によれば、2つ以上の空気吹出口から吹き出される風の到達位置をレイアウト画面に対応づけて指定する操作を受け付けることにより、一度の操作で複数の空気吹出口から吹き出される風を制御することができるため、複数の空気吹出口に対する一括での風向制御及び風量制御を実現することができる。
本発明の実施の形態1に係る空調システムの構成を例示するブロック図である。 図1の集中管理装置の機能的構成と、室外機及び室内機の各アクチュエータとを例示したブロック図である。 図2の表示部に表示されるレイアウト画面を例示した説明図である。 図3のアイコンと、アイコンの1つの空気吹出口に対応する到達範囲の情報とを示す説明図である。 図3のレイアウト画面の一部を拡大した状態において、ユーザの操作の様子を示す説明図である。 図5Aのレイアウト画面を介して入力された軌跡情報を示す説明図である。 図5Bの軌跡情報から抽出した分断データを示す説明図である。 図5Cの分断データをもとに作成された風情報を示す説明図である。 図3のレイアウト画面の一部を拡大した状態において、ユーザの操作の様子を示す他の説明図である。 図3のレイアウト画面の一部を拡大した状態において、ユーザが2つのアイコンを含む環状の軌跡情報を入力した場合を例示した説明図である。 図7Aに示す軌跡情報をもとに作成された風情報を示す説明図である。 図3のレイアウト画面の一部を拡大した状態において、ユーザが1つのアイコンを含む環状の軌跡情報を入力した場合を例示した説明図である。 図8Aに示す軌跡情報をもとに作成された風情報を示す説明図である。 図3のレイアウト画面の一部を拡大した状態において、ユーザがアイコンを1つも含まない環状の軌跡情報を入力した場合を例示した説明図である。 図9Aに示す軌跡情報をもとに作成された風情報を示す説明図である。 本発明の実施の形態1の変形例1−1に係る空調システムのレイアウト画面上での入力操作の他の例を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る集中管理装置の記憶部が記憶するゾーン情報を例示する説明図である。 本発明の実施の形態2に係る集中管理装置の表示部に表示されるレイアウト画面を例示した説明図である。 図12Aの軌跡情報から抽出した分断データを示す説明図である。 図12Bの分断データをもとに作成された風情報を示す説明図である。 本発明の実施の形態2の変形例2−1に係る空調システムのレイアウト画面上での入力操作の例を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る集中管理装置のレイアウト画面に対する、ユーザの長押しを伴う操作を示す説明図である。 図14Aの操作による風情報の変化を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る集中管理装置のレイアウト画面に対するユーザの操作を示す説明図である。 図15Aの操作による風情報の変化を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る集中管理装置のレイアウト画面に対する、ユーザの長押しを伴う他の操作を示す説明図である。 図16Aの操作による風情報の変化を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る集中管理装置のレイアウト画面に対する、ユーザの長押しを伴う別の操作を示す説明図である。 図17Aの操作による風情報の変化を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る集中管理装置のレイアウト画面に対する、ユーザの長押しを伴うその他の操作を示す説明図である。 図18Aの操作による風情報の変化を示す説明図である。 本発明の実施の形態4の空調システムのリモートコントローラの機能的構成を例示したブロック図である。 本発明の実施の形態5に係る空調システムの構成を例示するブロック図である。 図20の情報端末の機能的構成を例示したブロック図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空調システムの構成を例示するブロック図である。空調システム10は、図1に示すように、集中管理装置100と、室外機200Aと、室外機200Bと、6台の室内機300と、リモートコントローラ400Aと、リモートコントローラ400Bと、換気機器500と、を有している。
図1の例において、集中管理装置100は、通信線11を介して、室外機200A、室外機200B、及び換気機器500に接続されている。つまり、集中管理装置100と、室外機200Aと、室外機200Bと、換気機器500とは、互いに通信が可能な状態となっている。
室外機200Aは、通信線12を介して、3台の室内機300に接続されており、室外機200Aと各室内機300とは、互いに通信が可能な状態となっている。室外機200Bは、通信線13を介して、3台の室内機300及びリモートコントローラ400Bに接続されており、室外機200Bと、各室内機300と、リモートコントローラ400Bとは、互いに通信が可能な状態となっている。リモートコントローラ400Aは、通信線14を介して、室外機200Aに接続された室内機300のうちの1台と接続されている。6台の室内機300は、同一の空調対象空間に設けてもよいし、1台ずつ又は複数台ずつ、異なる空調対象空間に設けるようにしてもよい。
室外機200A及び200Bは、それぞれ、圧縮機220(図1では図示せず)と室外熱交換器(図示せず)とを有している。各室内機300は、それぞれ、減圧装置320(図1では図示せず)と室内熱交換器(図示せず)とを有している。圧縮機220は、例えばインバータによって駆動される圧縮機モータ(図示せず)を有しており、冷媒を圧縮するものである。室外熱交換器は、例えばフィンアンドチューブ型熱交換器からなり、冷媒と外気との間で熱交換させるものである。減圧装置320は、例えば電子膨張弁からなり、冷媒を膨張させて減圧するものである。室内熱交換器は、例えばフィンアンドチューブ型熱交換器からなり、冷媒と空調対象空間内の空気との間で熱交換させるものである。
すなわち、室外機200Aと3台の室内機300とは、圧縮機220、室外熱交換器、減圧装置320、及び室内熱交換器が冷媒配管を介して接続されることにより、冷媒回路を形成している。同様に、室外機200Bと3台の室内機300とは、圧縮機220、室外熱交換器、減圧装置320、及び室内熱交換器が冷媒配管を介して接続されることにより、冷媒回路を形成している。つまり、各室内機300は、それぞれ、冷媒配管によって接続された室外機200と連携して、空調対象空間の空気の温度、湿度、及び清浄度などといった空気環境を調整するものである。以降では、室外機200Aと室外機200Bとを室外機200と総称する。
また、各室内機300は、それぞれ、空気吹出口から吹き出される風の強さ、すなわち空気吹出口の風量を調整する送風機330(図1では図示せず)を有している。送風機330は、室内熱交換器に付設され、室内熱交換器に風を送るものである。送風機330は、何れも図示しないが、例えばインバータにより駆動されるファンモータと、ファンモータを動力源として回転し、室内熱交換器に送風するファンと、を有している。
さらに、各室内機300は、それぞれ、空気を吸い込む空気吸込口(図示せず)と、空気を吹き出す空気吹出口(図示せず)と、を有している。そして、各室内機300は、それぞれ、例えばサーミスタからなり、空気吸込口から吸い込まれる空気の温度を計測する吸込温度センサ(図示せず)を有している。また、各室内機300は、それぞれ、空気吹出口から吹き出す風の向き、すなわち空気吹出口の風向を調整する風向調整機構(図示せず)を有している。
本実施の形態1において、風向調整機構は、図1では何れも図示しないが、上下方向の風の向きを調整する上下フラップ340と、上下フラップ340を駆動させる上下駆動部340aと、左右方向の風の向きを調整する左右ルーバ350と、左右ルーバ350を駆動させる左右駆動部350aと、を有している。上下駆動部340a及び左右駆動部350aは、例えばステッピングモータにより構成される。
室外機200A及び200Bは、それぞれ、圧縮機220などのアクチュエータの動作を制御する室外制御部210を有している。各室内機300は、それぞれ、送風機などのアクチュエータの動作を制御する室内制御部310を有している。
室外制御部210は、集中管理装置100、各室内制御部310、及びリモートコントローラ400A及び400Bとの通信を行う機能を有している。また、室外機200Aの室外制御部210と、室外機200Bの室外制御部210とは、互いに通信が行えるようになっている。室内制御部310は、集中管理装置100、各室外制御部210、及びリモートコントローラ400A及び400Bとの通信を行う機能を有している。
各室外制御部210は、それぞれ、集中管理装置100、リモートコントローラ400A、又はリモートコントローラ400Bからの制御信号に応じて、自身を内包する室外機200A又は室外機200Bの動作を制御するものである。各室内制御部310は、それぞれ、集中管理装置100、リモートコントローラ400A、又はリモートコントローラ400Bからの制御信号に応じて、自身を内包する室内機300の動作を制御するものである。
リモートコントローラ400Aは、室外機200Aと、室外機200Aに接続された3台の室内機300と、を操作し管理するためのものである。ユーザは、リモートコントローラ400Aを操作することにより、室外機200Aに接続された各室内機300の風向、風量、及び設定温度などを調整することができる。リモートコントローラ400Bは、室外機200Bと、室外機200Bに接続された3台の室内機300と、を操作し管理するためのものである。ユーザは、リモートコントローラ400Bを操作することにより、室外機200Bに接続された各室内機300の風向、風量、および設定温度などを調整することができる。もっとも、リモートコントローラ400Aから、室外機200B及び室外機200Bに接続された各室内機300の操作及び管理が行えるようにしてもよい。同様に、リモートコントローラ400Bから、室外機200A及び室外機200Aに接続された各室内機300の操作及び管理が行えるようにしてもよい。以降では、リモートコントローラ400Aとリモートコントローラ400Bとをリモートコントローラ400と総称する。
換気機器500は、空調対象空間の空気と外気とを入れ替える機器である。換気機器500は、空気を吹き出す空気吹出口(図示せず)と、内部に設けられた各種アクチュエータの動作を制御する換気制御部510と、を有している。換気制御部510は、少なくとも集中管理装置100との通信を行う機能を有している。換気制御部510は、集中管理装置100からの制御信号に応じて、換気機器500の動作を制御するものである。
ここで、各室内機300及び換気機器500は、それぞれ、本発明の「空調機」に相当する。そのため、以下の説明では、各室内機300及び換気機器500を総称する場合は「空調機」という。
図1では、集中管理装置100に、室外機200、室内機300、リモートコントローラ400、及び換気機器500といった設備機器が接続されている場合を例示しているが、これに限定されるものではない。例えば、集中管理装置100には、本発明の「空調機」として、室内機の機能と室外機の機能とを組み合わせた一体型の空調機、空気中に浮遊する粉塵などを除去する空気清浄機、又は空調対象空間の空気を加湿する加湿器などが接続されていてもよい。また、集中管理装置100には、給湯器、床暖房、テレビ、デジタルテレビ、DVDレコーダ、ステレオ、及び照明器具などの設備機器が接続され、これらが集中管理装置100を介して操作されるようにしてもよい。
図2は、図1の集中管理装置の機能的構成と、室外機及び室内機の各アクチュエータとを例示したブロック図である。室外機200Aと室外機200Bとは同様に構成されており、各室内機300はそれぞれ同様に構成されているため、図2では、説明の便宜上、室外機200Aの内部構成と1台の室内機300の内部構成とを例示している。
集中管理装置100は、複数の空調機から吹き出される風の向き及び強さのうちの少なくとも1つを制御するものである。集中管理装置100は、本発明の「制御機器」に相当する。集中管理装置100は、図2に示すように、制御部110と、通信部120と、入力部130と、表示部140と、記憶部150と、を有している。
通信部120は、室外制御部210、室内制御部310、及び換気制御部510との間で通信を行うものである。通信部120は、専用通信線又はLANインタフェースなどの任意のネットワークインターフェイスにより構成することができる。
表示部140は、例えば液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)からなり、制御部110により制御されて、各空調機それぞれの配置を示す配置情報を含むレイアウト画面、各設備機器の動作状態の情報、又は各設備機器それぞれの操作用の操作画面などを表示するものである。
入力部130は、各設備機器に対する操作をユーザが入力するためのインタフェースである。入力部130は、ユーザによる入力操作を受け付け、入力操作の内容に応じた信号を制御部110へ出力するものである。入力部130は、例えば、操作対象となる設備機器を選択する操作、及び選択した設備機器の制御内容を設定する操作を受け付けることができる。また、入力部130は、複数の空調機の風向操作を一括で受け付けることができる。すなわち、入力部130は、2つ以上の空気吹出口から吹き出される風の到達位置をレイアウト画面に対応づけて指定する操作を受け付けることができる。
本実施の形態1において、入力部130と表示部140とは、互いに積層されてタッチパネルを構成している。すなわち、入力部130は、ユーザによってタッチされた位置を検出し、検出した位置の情報を制御部110へ出力するようになっている。
記憶部150は、レイアウト情報160、機能情報170、及び動作情報180を記憶するものである。レイアウト情報160は、空調機が配置された空調対象空間のレイアウト図の画像情報、レイアウト図の縮尺の情報、及び設備機器の位置情報を含んでいる。設備機器の位置情報には、各空調機それぞれの配置を示す配置情報が含まれる。また、本実施の形態1において、設備機器の位置情報には、各空気吹出口のそれぞれから吹き出される風の到達範囲の情報Wrが含まれる。
各設備機器は、それぞれの機能を示す機能情報を保持している。すなわち、機能情報170は、各設備機器それぞれの機能を示す機能情報が集約されたものである。ここで、空調機の機能情報は、利用可能な運転モード、風向調整又は風量調整などの機能の有無、空調機の設置角度、吹き出し口の数、吹き出し口の方向、水平方向範囲角、最大風到達距離などを示す情報である。
室内機300の場合、利用可能な運転モードには、冷房運転モード、暖房運転モード、除霜運転モードなどがある。空調機の設置角度の情報は、予め設定された基準の方角に対する、空調機の基準となる向きの角度を示す情報である。空調機の基準となる向きは、空調機が複数の空気吹出口を備えている場合、例えば、ある空気吹出口から真っ直ぐに吹き出される風の方向に設定される。一例として、基準の方角が北に設定された場合に、設置された空調機の基準となる向きが北東であれば、空調機の設置角度は45°となる。つまり、室内機300が複数の空気吹出口を有する場合、室内機300の設置角度は、例えば任意の空気吹出口を基準として決定される。なお、機能情報170は、空調機の設置角度の情報を含んでいなくてもよい。
吹き出し口の数の情報は、例えば、室内機300に設けられている空気吹出口の数を示す情報である。吹き出し口の方向の情報は、レイアウト図における空気吹出口の方向、すなわち、レイアウト図における空気吹出口の水平方向の角度を示す情報である。例えば、室内機300が、天井埋込カセット形2方向の室内機であり、2つの空気吹出口が対向する位置に配置されている場合、一方の空気吹出口の方向を基準すなわち「0°」とすると、他方の空気吹出口の方向は「180°」となる。
水平方向範囲角の情報は、例えば、室内機300の空気吹出口から吹き出される空気が到達する水平方向の角度の範囲を示す情報である。最大風到達距離の情報は、例えば、室内機300の空気吹出口から吹き出される空気が到達する距離の最大値を示す情報である。
動作情報180は、各設備機器それぞれの動作状態を示す情報である。動作情報180は、各設備機器それぞれの、停止中を含む運転状態の情報、運転モードの情報、風向及び風量の情報などを含んでいる。
制御部110は、複数の空調機を含む各設備機器の動作を制御するものである。すなわち、制御部110は、通信部120を介して受信した動作情報180、又は入力部130から入力した操作内容を示す信号に基づいて、各設備機器の制御を行うものである。また、制御部110は、通信部120を介して、各設備機器それぞれの動作状態を示す情報を受信し、受信した情報を記憶部150に動作情報180として記憶させるようになっている。さらに、制御部110は、動作情報180を用いて、各設備機器が運転中であるか停止中であるかといった情報、及び空調機の風向の設定状態の情報などを、表示部140に表示させるようになっている。また、制御部110は、各設備機器それぞれから機能情報を取得し、取得した各機能情報を機能情報170として記憶部150に格納するものである。
本実施の形態1において、制御部110は、各室内機300及び換気機器500に対し、運転の開始及び停止、運転モードの設定及び切り替え、風向及び風量の調整などに関する制御を行うものである。制御部110は、入力部130が受け付けた到達位置の情報と、配置情報と、機能情報170とをもとに、2つ以上の空気吹出口の風向を制御することができる。
制御部110は、表示部140にレイアウト画面を表示させるものである。本実施の形態1において、制御部110は、レイアウト情報160を用いて、表示部140に、レイアウト図と、設備機器の外観を示す情報と、を含むレイアウト画面を表示させるものである。
また、制御部110は、到達位置の情報と配置情報と機能情報170とをもとに、2つ以上の空気吹出口の風向及び風量のうちの少なくとも1つの制御内容を設定し、設定した制御内容を示す風情報Wjを配置情報に対応づけて表示部140に表示させるものである。さらに、制御部は、各空気吹出口のそれぞれから吹き出される風の到達範囲の情報Wrをレイアウト画面に含めて表示部140に表示させるものである。そして、制御部110は、到達範囲の情報Wrと到達位置の情報との位置関係に応じて、2つ以上の空気吹出口の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御するものである。
ここで、制御部110の各機能は、回路デバイスなどのハードウェアで実現することもできるし、例えば、マイコン、DSP(Digital Signal Processor)、又はCPU(Central Processing Unit)等の演算装置上で実行されるソフトウェアとして実現することもできる。また、記憶部150は、HDD(Hard Disk Drive)、又はフラッシュメモリ等のPROM(Programmable Read Only Memory)等により構成することができる。
図3は、図2の表示部に表示されるレイアウト画面を例示した説明図である。レイアウト画面Lは、レイアウト図上に各設備機器を配置した状態となっている。制御部110は、レイアウト情報160と、機能情報170と、動作情報180とを用いて、表示部140にレイアウト画面Lを表示させる。
レイアウト画面Lには、室内機300の外観を示す情報であるアイコンSと、各室内機300それぞれの各空気吹出口のそれぞれから吹き出される風の到達範囲の情報Wrと、各空気吹出口それぞれの風向を示す風情報Wjと、が表示されている。また、レイアウト画面Lには、レイアウト図として、部屋R〜R、廊下C、各部屋間又は各部屋と廊下Cとの間の仕切りK、及びドアTが表示されている。
つまり、レイアウト画面Lに対応するフロアには、部屋R〜Rと廊下Cとがあり、部屋Rには、図1の例のような6台の室内機300が設けられている。また、部屋Rには2台の室内機300が設けられ、部屋Rには1台の室内機300が設けられ、部屋Rには2台の室内機300が設けられ、部屋Rには1台の室内機300が設けられている。
制御部110は、レイアウト情報160を用いて、表示部140にレイアウト図とアイコンSとを表示させるものである。また、制御部110は、ユーザが設定可能な風の到達範囲の情報Wrを表示部140に表示させるものである。さらに、制御部110は、動作情報180を用いて、表示部140に風情報Wjを表示させるものである。風情報Wjは、現在設定されている風向を示す情報である。
例えば、運転中は室内機300のアイコンSを白色で表示し、停止中は室内機300のアイコンSを黒色で表示するといった具合に、一見して、室内機300の運転状態を確認することができるようにするとよい。なお、図3では、運転中は室内機300のアイコンSを白色で表示し、停止中は室内機300のアイコンSに網目模様を付している。以下の各図においても同様である。
また、例えば、到達範囲の情報Wrを灰色で表示し、風情報Wjを緑色で表示するといった具合に、一見して、到達範囲の情報Wrと風情報Wjとを対比できるようにするとよい。なお、図3では、破線で囲った部分が到達範囲の情報Wrに相当し、実線で囲った斜線部分が風情報Wjに相当する。以下の各図においても同様とする。図3の例では、到達範囲の情報Wrが台形状の領域として表示されている。
図4は、図3のアイコンと、アイコンの1つの空気吹出口に対応する到達範囲の情報Wrとを示す説明図である。図4を参照して、到達範囲の情報Wrと風情報Wjとの関連性について説明する。アイコンSには、矩形状の外周に沿って4つの空気吹出口が線分により簡易に示されているが、図4では、空気吹出口を示す線分のうちの1つに符号「M」を付して説明に用いる。
図4に示すように、空気吹出口Mから真っ直ぐに吹き出される風の方向を直風方向Dとする。すると、風情報WjのD方向に対する左右方向の向きは、空気吹出口Mから吹き出される風が届く左右方向の範囲を示すものであり、左右ルーバ350の角度設定に対応している。また、風情報WjのD方向の長さは、空気吹出口Mから吹き出される風が届く直風方向Dの範囲を示すものであり、本実施の形態1では、上下フラップ340の角度設定に対応する。すなわち、風情報Wjの左右方向の幅は、制御部110による左右ルーバ350の制御に対応しており、風情報Wjの直風方向Dの長さは、制御部110による上下フラップ340の制御に対応している。なお、図4のθは、上述した水平方向範囲角に対応する。
図5Aは、図3のレイアウト画面の一部を拡大した状態において、ユーザの操作の様子を示す説明図である。図5Bは、図5Aのレイアウト画面を介して入力された軌跡情報を示す説明図である。図5Cは、図5Bの軌跡情報から抽出した分断データを示す説明図である。図5Dは、図5Cの分断データをもとに作成された風情報を示す説明図である。図5A〜図5Dを参照して、ユーザの入力操作に応じた制御部110の風向制御について説明する。なお、ユーザは、レイアウト画面L上でのピンチアウト又はレイアウト画面Lの一部を指定して抜き出す操作を行うことにより、図3のレイアウト画面の一部を拡大することができる。
制御部110は、入力部130が受け付けた風の到達位置の情報と、各室内機300それぞれの配置を示す配置情報と、各空調機それぞれの機能を示す機能情報とをもとに、2つ以上の空気吹出口の風向を制御するようになっている。
ここで、図5Aには、停止中の2台の室内機300を示す2つのアイコンSが示されている。そして、図5Aの例では、ユーザが、レイアウト画面L上を指でなぞった場合、つまりレイアウト画面L上で、指をFsの位置からFeの位置までスライドさせた場合を例示している。よって、制御部110は、入力部130において指定された風の到達位置の情報として、図5Bに示すような、始点Psと終点Peとを含むひと繋がりの軌跡の情報である軌跡情報131を入力する。軌跡情報131は、ユーザによるスライド操作の開始位置から終了位置までの軌跡の情報である。
本実施の形態1において、制御部110は、表示部140に、レイアウト画面L上でのユーザの指の動きに追従させて、直線又は曲線により軌跡の情報を表示させるようになっている。すなわち、制御部110は、ユーザがスライドを開始した位置を始点Psとして認識すると共に、ユーザが指を離すまでの軌跡の情報を表示部140に表示させ、ユーザがスライドを終了した位置、すなわちユーザが指を離した位置を終点Peとして認識する。
次に、制御部110は、図5Cに示すように、軌跡情報131のうち、到達範囲の情報Wrと重なるデータを分断データ132として抽出するようになっている。つまり、制御部110は、軌跡情報131のうち、各空気吹出口のそれぞれから吹き出される風の最大到達範囲内にあるデータを分断データ132として抽出するものである。
そして、制御部110は、抽出した分断データ132をもとに、2つ以上の空気吹出口の風向を制御するものである。より具体的に、制御部110は、抽出した分断データ132をもとに、分断データ132を含む到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口の風向を設定し、設定した内容に基づいて各空気吹出口の風向を調整するものである。また、制御部110は、分断データ132をもとに、2つ以上の空気吹出口の制御内容を設定し、設定した制御内容を示す風情報Wjを表示部140に表示させるものである。本実施の形態1において、制御部110は、図5Dに示すように、分断データ132の最遠距離を基準として、風情報Wjを設定するようになっている。ここで、分断データ132の最遠距離とは、分断データ132において、アイコンSから最も遠い位置の距離のことである。
図6は、図3のレイアウト画面の一部を拡大した状態において、ユーザの操作の様子を示す他の説明図である。図6には、運転中の2台の室内機300を示す2つのアイコンSが示されている。制御部110は、図6のように、室内機300が運転中の場合、つまり空気吹出口から送風されている場合でも、ユーザがレイアウト画面L上を指でなぞると、図5Dに示す風向状態となるように、各空気吹出口を制御する。すなわち、制御部110は、図5Bに示すような軌跡情報131を入力し、図5Cに示すように、軌跡情報131から分断データ132を抽出して、各空気吹出口の風向を調整すると共に、図5Dに示すように風情報Wjを表示部140に表示させる。
ここで、図5Bでは、制御部110が、軌跡情報131を表示部140に表示させる場合を例示したが、これに限らず、制御部110は、軌跡情報131を表示させないようにしてもよい。もっとも、軌跡情報131を表示部140に表示させた方が、ユーザに自身の指などの軌跡を確認させることができるため、利便性が向上する。また、図5Cでは、制御部110が、軌跡情報131から抽出した分断データ132を表示部140に表示させる場合を例示したが、これに限らず、制御部110は、分断データ132を表示させる処理を行わないようにしてもよい。
図7Aは、図3のレイアウト画面の一部を拡大した状態において、ユーザが2つのアイコンを含む環状の軌跡情報を入力した場合を例示した説明図である。図7Bは、図7Aに示す軌跡情報をもとに作成された風情報を示す説明図である。
ユーザが、風の到達位置の情報として、始点と終点とが一致する環状の軌跡情報131を指定した場合、制御部110は、当該環状の軌跡情報131の内部を対象として、2つ以上の空気吹出口の風向を制御するようになっている。図7Aに示すように、ユーザが2つのアイコンSを内側に含む環状の軌跡情報131を指定した場合、制御部110は、当該環状の軌跡情報131の内部の領域のうち、到達範囲の情報Wrと重なる部分を制御領域として抽出するようになっている。そして、制御部110は、抽出した制御領域をもとに、各空気吹出口の風向を調整し、図7Bに示すような風情報Wjを表示部140に表示させる。制御部110は、ユーザが2つ以上のアイコンSを内側に含む環状の軌跡情報131を指定したときも、上記同様の風向制御を実行する。
図8Aは、図3のレイアウト画面の一部を拡大した状態において、ユーザが1つのアイコンを含む環状の軌跡情報を入力した場合を例示した説明図である。図8Bは、図8Aに示す軌跡情報をもとに作成された風情報を示す説明図である。
図8Aに示すように、ユーザが1つのアイコンSを内側に含む環状の軌跡情報131を指定した場合、制御部110は、当該環状の軌跡情報131の内部の領域のうち、到達範囲の情報Wrと重なる部分を制御領域として抽出するようになっている。そして、制御部110は、抽出した制御領域をもとに、各空気吹出口の風向を調整し、図8Bに示すような風情報Wjを表示部140に表示させる。制御部110は、軌跡情報131の内側の領域と重なる到達範囲の情報Wrの中に、軌跡情報131の内側に含まれないアイコンSに対応するものがあれば、当該到達範囲の情報Wrから抽出した制御領域に向けて風を吹き出すように風向制御を実行する。
図9Aは、図3のレイアウト画面の一部を拡大した状態において、ユーザがアイコンを1つも含まない環状の軌跡情報を入力した場合を例示した説明図である。図9Bは、図9Aに示す軌跡情報をもとに作成された風情報を示す説明図である。
図9Aに示すように、ユーザがアイコンSを内側に含まない環状の軌跡情報131を指定した場合、制御部110は、当該環状の軌跡情報131の内部の領域のうち、到達範囲の情報Wrと重なる部分を制御領域として抽出するようになっている。ここで、環状には、円状又は楕円状などの他、多角形状も含まれるものとする。そして、制御部110は、抽出した制御領域をもとに、各空気吹出口の風向を調整し、図9Bに示すような風情報Wjを表示部140に表示させる。すなわち、制御部110は、抽出した制御領域に向けて風を吹き出すように、各空気吹出口の風向制御を実行する。
図7A、図7B、図8A、図8B、図9A、及び図9Bでは、ユーザが環状の軌跡情報131を指定した場合に、制御部110が軌跡情報131の内部を対象として風向制御を行う場合を例示したが、これに限定されるものではない。すなわち、ユーザが環状の軌跡情報131を指定した場合であっても、制御部110は、軌跡情報131から分断データ132を抽出し、抽出した分断データ132をもとに風向制御を行うようにしてもよい。
以上のように、集中管理装置100は、2つ以上の空気吹出口から吹き出される風の到達位置をレイアウト画面Lに対応づけて指定する操作を受け付けることにより、一度の操作で複数の空気吹出口から吹き出される風を制御することができる。そのため、複数の空気吹出口に対する一括での風向制御及び風量制御を実現することができる。また、制御部110は、到達位置の情報と配置情報と機能情報170とをもとに設定した制御内容を示す風情報Wjを、配置情報に対応づけて表示部140に表示させる。よって、現状の制御内容又は調整後の制御内容を一見して把握することができるため、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
さらに、制御部110は、風の到達範囲の情報Wrをレイアウト画面Lに含めて表示部140に表示させることから、ユーザは、到達位置の情報を入力すべき領域を一見して把握することができるため、操作性の向上を図ることができる。また、制御部110は、到達範囲の情報Wrと到達位置の情報との位置関係に応じて、2つ以上の空気吹出口の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御する。そのため、入力操作の内容を、風の制御に精度よく反映させることができる。加えて、制御部110は、到達範囲の情報Wrを台形状の領域として表示部140に表示させるため、ユーザによる直感的な操作が可能となる。
また、集中管理装置100は、2つ以上の空気吹出口から吹き出される風の到達位置の情報として、始点と終点とを含むひと繋がりの軌跡の情報を入力する。すなわち、制御部110は、入力部130を介して、複数の到達範囲の情報Wrをまたがる軌跡情報131を取得し、取得した軌跡情報131をもとに風向制御を実行する。よって、ユーザは、複数の到達範囲の情報Wrを一度の操作でまとめて指定することができるため、ユーザの利便性を高め、操作性の向上を図ることができる。
さらに、制御部110は、軌跡情報131から抽出した分断データ132をもとに風向制御を実行するため、到達範囲の情報Wrと分断データ132との位置関係に応じた精度のよい風向調整を行うことができる。そして、制御部110は、軌跡情報131が、始点Psと終点Peとが一致する環状の情報であった場合、当該環状の内部を対象とした風向制御を実行する。よって、ユーザは、風向調整を行いたい領域を、簡易な操作によって選択することができるため、利便性及び操作性を高めることができる。加えて、入力部130と表示部140とは、互いに積層されてタッチパネルを構成しているため、レイアウト画面L上において、風向制御を行いたい範囲をなぞることにより、複数の空調機の複数の風向を調整する操作を一括で行うことができる。
<変形例1−1>
図10は、本発明の実施の形態1の変形例1−1に係る空調システムのレイアウト画面上での入力操作の他の例を示す説明図である。上述した制御部110は、軌跡情報131の始点Psが位置する到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口の送風状態の如何によらず、軌跡情報131と重なる全ての到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口からの送風を実行させるようになっている。
これに対し、本変形例1−1の制御部110は、軌跡情報131の始点Psが位置する到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口からの送風が行われている場合、軌跡情報131と重なる全ての到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口の送風状態を停止状態にするようになっている。すなわち、図10のように、軌跡情報131の始点が位置する到達範囲の情報Wrの内部に風情報Wjが表示されている場合、制御部110は、ユーザによるスライド操作に応じて、軌跡情報131と重なる全ての到達範囲の情報Wr内の風情報Wjを削除する。これにより、図10の表示状態から、風情報Wjが削除された図5Aの表示状態に変化する。
一方、本変形例1−1の制御部110は、軌跡情報131の始点が位置する到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口からの送風が停止している場合、軌跡情報131と重なる全ての到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口の送風状態を運転状態にするようになっている。すなわち、軌跡情報131の始点が位置する到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口からの送風が停止していれば、本変形例1−1の制御部110も、軌跡情報131に応じた風向制御を実行する。
以上のように、本変形例1−1の集中管理装置100は、運転状態にある空気吹出口に対応する到達範囲の情報Wrからスライド操作を始めれば、スライド操作に対応する全ての空気吹出口を停止状態にすることができる。すなわち、ユーザは、到達範囲の情報Wr内の風情報Wjの表示の有無を確認して、スライド操作を開始する到達範囲の情報Wrを選定することにより、空気吹出口の送風状態の切り替えを簡易かつ迅速に行うことができる。
実施の形態2.
本実施の形態2の空調システムの構成は、前述した実施の形態1と同様である。実施の形態1と同様の構成部材については、同一の符号を用いて説明は省略する。本実施の形態2における集中管理装置100は、部屋又は空間のようなゾーンで区切られたフロアにおいて、ゾーン単位での空調機の風向操作を行うことができる。
図11は、本発明の実施の形態2に係る集中管理装置の記憶部が記憶するゾーン情報を例示する説明図である。図11には、各ゾーン間の区切りが示されており、各ゾーンは、後述する図12A〜12Cの各部屋に対応している。ゾーン情報の各ゾーンは、画像ファイルで指定してもよいし、座標で指定してもよい。
本実施の形態2において、記憶部150は、各部屋をゾーンで区切ったゾーン情報を記憶している。ゾーン情報は、各空調機それぞれの配置を示す配置情報に対応づけられている。制御部110は、ゾーン情報をもとに、軌跡情報131が2以上の部屋にまたがるか否かを判定するものである。制御部110は、軌跡情報131が2以上の部屋にまたがると判定した場合、軌跡情報131から始点Psを含む部屋内の部分以外を削除した上で分断データ132を抽出するものである。すなわち、制御部110は、軌跡情報131から始点Psを含む部屋内の部分を抜き出し、抜き出した軌跡情報131の一部から分断データ132を抽出するものである。
図12Aは、本発明の実施の形態2に係る集中管理装置の表示部に表示されるレイアウト画面を例示した説明図である。図12Bは、図12Aの軌跡情報から抽出した分断データを示す説明図である。図12Cは、図12Bの分断データをもとに作成された風情報を示す説明図である。図12A〜図12Cのレイアウト画面Lには、レイアウト図として、部屋R〜R、廊下C、及び各部屋間又は各部屋と廊下Cとの間の仕切りKが表示されている。図12A〜図12Cでは、ワンフロアの複数の部屋のそれぞれに、一台又は二台以上の室内機300が設けられている状況を例示している。
図12Aの部屋Rに示す白抜き矢印のように、ユーザがレイアウト画面L上でスライド操作を行ったとき、スライド操作の軌跡が部屋Rと部屋Rとにまたがったとする。そして、制御部110が、図12Aに示すような、部屋Rの始点Psから部屋Rの終点Peまで伸びる軌跡情報131を入力部130から入力したとする。この場合、制御部110は、軌跡情報131が2つの部屋にまたがると判定する。よって、制御部110は、軌跡情報131から始点Psを含む部屋内の部分以外を削除する。図12Aの場合、制御部110は、軌跡情報131の部屋Rにある部分を削除し、軌跡情報131から部屋Rにある部分を取り出す。
次いで、制御部110は、図12Bに示すように、部屋Rにある軌跡情報131から、到達範囲の情報Wrと重なるデータを分断データ132として抽出する。つまり、制御部110は、軌跡情報131のうち、部屋Rにある到達範囲の情報Wrと重なる除外データ132zについては、分断データ132として抽出しない。そして、制御部110は、抽出した分断データ132をもとに、分断データ132を含む到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口の風向を設定し、設定した内容に基づいて各空気吹出口の風向を調整すると共に、設定した内容を示す風情報Wjを、図12Cのように表示部140に表示させる。
また、図12Aの部屋Rから部屋Rに亘る白抜き矢印のように、ユーザがレイアウト画面L上でスライド操作を行い、スライド操作の軌跡が部屋Rと部屋Rとにまたがったとする。そして、制御部110が、図12Aに示すような、部屋Rの始点Psから部屋Rの終点Peまで伸びる軌跡情報131を入力部130から入力したとする。この場合、軌跡情報131が2つの部屋にまたがっているため、制御部110は、軌跡情報131の部屋Rにある部分を削除し、軌跡情報131から部屋Rにある部分を取り出す。次いで、制御部110は、図12Bに示すように、部屋Rにある軌跡情報131から、到達範囲の情報Wrと重なるデータを分断データ132として抽出する。
制御部110は、抽出した分断データ132をもとに、分断データ132を含む到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口の風向を設定する。そして、制御部110は、設定した内容に基づいて各空気吹出口の風向を調整すると共に、設定した内容を示す風情報Wjを、図12Cのように表示部140に表示させる。
以上のように、ユーザが入力部130を介して操作したい範囲を軌跡情報131として入力し、軌跡情報131がゾーンをまたいで別のゾーンに到達したとき、制御部110は、軌跡情報131から別のゾーンのデータを削除する。よって、最初に入力操作を開始した位置のゾーンの軌跡の情報のみが軌跡情報131として残るため、ゾーン内の空調機のみに対する風向制御を実現することができる。
すなわち、本実施の形態2では、制御部110が、ゾーン情報を用いて軌跡情報131の取捨選択を行うようになっている。そのため、部屋の隅又は区画の分かれ目のような位置の操作をする際に、ユーザが他のゾーンの空調機の到達範囲の情報Wrを誤ってなぞっても、他のゾーンの空調機に影響を与えない。よって、誤操作を防ぐことができ、ユーザが安心して操作を行うことができるため、操作性の向上を図ることができる。つまり、本実施の形態2の集中管理装置100によれば、ユーザがゾーンの内外を意識した操作を行うことができるため、簡易で且つよりきめ細やかなゾーンごとの操作を実現することができる。
ところで、上記の説明では、ゾーンをまたいだときに軌跡情報を削除する場合を例示したが、制御部110は、特定の組み合わせのゾーンについては、またいでも削除しないようにしてもよい。また、集中管理装置100は、ゾーンをまたいだときに、軌跡情報131から始点Psを含むゾーン以外の部分を削除するか否かを選択的に設定できるようにしてもよい。
加えて、ゾーン情報は、各部屋の仕切りの情報であってもよい。そして、制御部110は、軌跡情報131が仕切りの情報と交わるか否かを判定するようにしてもよい。そして、制御部110は、軌跡情報131が仕切りの情報と交わる場合、軌跡情報131から始点Psを含む部屋内の部分以外を削除した上で分断データ132を抽出するようにしてもよい。
また、図12Aでは、制御部110が、軌跡情報131を表示部140に表示させる場合を例示したが、これに限らず、制御部110は、軌跡情報131を表示させないようにしてもよい。また、図12Bでは、制御部110が、軌跡情報131から抽出した分断データ132を表示部140に表示させる場合を例示したが、これに限らず、制御部110は、分断データ132を表示させる処理を行わないようにしてもよい。なお、除外データ132zは説明のために示したものであり、表示部140に表示されるものではない。
<変形例2−1>
図13は、本発明の実施の形態2の変形例2−1に係る空調システムのレイアウト画面上での入力操作の例を示す説明図である。本変形例2−1の制御部110は、軌跡情報131が2以上の部屋にまたがる場合、軌跡情報131の始点Psが位置する到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口の送風状態を、軌跡情報131と重なる他の到達範囲の情報Wrのそれぞれに対応する空気吹出口の送風状態に反映させる。
例えば、図13の例のように、軌跡情報131が部屋Rと部屋Rとにまたがる場合において、始点Psが位置する到達範囲の情報Wrに対応する空気吹出口からの送風が停止していれば、部屋Rの到達範囲の情報Wrのそれぞれに対応する空気吹出口の送風状態を停止状態にする。つまり、始点Psが位置する到達範囲の情報Wrに風情報Wjが表示されていないときは、ユーザが白抜き矢印のようにスライド操作を行うことで、制御部110が部屋Rの風情報Wjを消去し、図12Aのような状態にする。以上のように、あるゾーンの空調機の送風状態を、他のゾーンの空調機の送風状態に反映することができるため、特に空気吹出口の送風状態を停止状態にしたい場合の操作性の向上を図ることができる。
実施の形態3.
本実施の形態3の空調システムの構成は、上述した実施の形態1及び2と同様であるため、実施の形態1及び2と同様の構成部材については、同一の符号を用いて説明は省略する。本実施の形態3における制御部110は、入力部130において、軌跡情報131の始点Psでの長押し操作があった場合、始点Psの箇所に対応する空気吹出口の風向を制御するようになっている。なお、本実施の形態3においても、入力部130と表示部140とがタッチパネルを構成しているため、長押し操作はロングタップに相当する。以下、図面を説明して具体的に説明する。
図14Aは、本発明の実施の形態3に係る集中管理装置のレイアウト画面に対する、ユーザの長押しを伴う操作を示す説明図である。図14Bは、図14Aの操作による風情報の変化を示す説明図である。図14Aでは、ユーザの長押し操作を、便宜上、符号「N」を付した白抜きの円で示している。図16A及び図17Aでも同様である。
図14Aに示すように、ユーザが、風情報Wjに対して長押し操作を行った後に、左右方向へのスライド操作を行った場合、制御部110は、空気吹出口の風向をスライド操作の方向に移動させる。すなわち、制御部110は、ユーザの入力操作に応じて、左右ルーバ350の角度を調整すると共に、図14Bのように風情報Wjを変化させる。
図15Aは、本発明の実施の形態3に係る集中管理装置のレイアウト画面に対するユーザの操作を示す説明図である。図15Bは、図15Aの操作による風情報の変化を示す説明図である。図15A及び図15Bでは、風情報Wjの変化を図14A及び図14Bと対比するために、図15Aの指の軌跡を図14Aの指の軌跡と同一にしている。図15Aに示すように、ユーザが、風情報Wjに対して長押し操作を行うことなく、左右方向へのスライド操作を行った場合、制御部110は、スライド操作の軌跡情報131をもとに、左右ルーバ350の角度を調整し、図15Bのように風情報Wjを変化させる。すなわち、ユーザが長押し操作を伴わないスライド操作を行った場合、実施の形態1において図5A〜図5Dを参照して説明した、複数の空気吹出口に対する一括での風向制御を実行する。
図16Aは、本発明の実施の形態3に係る集中管理装置のレイアウト画面に対する、ユーザの長押しを伴う他の操作を示す説明図である。図16Bは、図16Aの操作による風情報の変化を示す説明図である。図16Aに示すように、ユーザが、風情報Wjに対して長押し操作を行った後、風情報WjがアイコンSから外側に向かう方向へのスライド操作を行った場合、制御部110は、空気吹出口の風向をスライド操作の方向に移動させる。ここで、風情報WjがアイコンSから外側に向かう方向を外向方向とする。すなわち、制御部110は、ユーザの入力操作に応じて、上下フラップ340の角度を調整すると共に、図16Bのように風情報Wjを変化させる。
図17Aは、本発明の実施の形態3に係る集中管理装置のレイアウト画面に対する、ユーザの長押しを伴う別の操作を示す説明図である。図17Bは、図17Aの操作による風情報の変化を示す説明図である。図17Aに示すように、ユーザが、風情報Wjに対して長押し操作を行った後、左右方向に移動させながら外向方向に移動させるスライド操作を行った場合、制御部110は、空気吹出口の風向を左右方向と外向方向とに移動させる。すなわち、制御部110は、ユーザの入力操作に応じて、上下フラップ340及び左右ルーバ350の角度を調整すると共に、図17Bのように風情報Wjを変化させる。
図18Aは、本発明の実施の形態3に係る集中管理装置のレイアウト画面に対する、ユーザの長押しを伴うその他の操作を示す説明図である。図18Bは、図18Aの操作による風情報の変化を示す説明図である。図18Aは、ユーザが、風情報Wjに対して2本の指を当てて外側に広げる操作、すなわちピンチアウトを行った場合を例示している。図18Aに示すように、風情報Wjが左右方向と外向方向との双方に広がるようにピンチアウトを行った場合、制御部110は、空気吹出口の左右方向の風向と外向方向の風向とを調整する。すなわち、制御部110は、ユーザの入力操作に応じて、上下フラップ340及び左右ルーバ350の角度を調整すると共に、図18Bのように風情報Wjを変化させる。
以上のように、本実施の形態3の集中管理装置100は、複数の空気吹出口に対する一括での風向操作と、1つの空気吹出口に対する個別での風向操作とを、長押し操作の有無によって切り替えるようになっている。すなわち、制御部110は、複数の空気吹出口に対する一括での風向操作と、1つの空気吹出口に対する個別での風向操作とを、長押し操作が存在するか否かによって識別する。より具体的に、制御部110は、ユーザが操作開始時に長押し操作を行うと、長押しの位置の風向設定を個別操作する個別操作モードとなる。そして、個別操作モードになった後で、引き続きスライド操作を行うと、到達範囲の情報Wr内での風情報Wjの移動又は拡張が可能となる。そして、移動又は拡張後の風情報Wjに基づく空気吹出口の風向制御を行うことができる。
したがって、本実施の形態3の集中管理装置100によれば、より細かな風向操作を実現することができるため、ユーザの利便性及び操作性の向上を図ることができる。例えば、複数の空気吹出口に対する一括での風向操作を行って、大まかに風向を設定した後、1つの空気吹出口に対する個別での風向操作を行って微調整を行うといった段階的な操作を行うこともできる。すなわち、ユーザは、操作モードの変更操作を別途行うことなく、きめ細かな操作を容易に行うことができる。なお、集中管理装置100のポインティングデバイスがタッチパネルの場合、長押し後に指をスライドさせる操作は「ドラッグ」に相当する。
実施の形態4.
本実施の形態4の空調システムの構成は、図1の構成と同様であるため、実施の形態1〜3と同様の構成部材については、同一の符号を用いて説明は省略する。本実施の形態4の空調システム10は、リモートコントローラ400が集中管理装置100と同様の機能を有している。本実施の形態4におけるリモートコントローラ400は、本発明の「制御機器」に相当する。
図19は、本発明の実施の形態4の空調システムのリモートコントローラの機能的構成を例示したブロック図である。本実施の形態4のリモートコントローラ400は、制御部410と、通信部420と、入力部430と、表示部440と、記憶部450と、を有している。そして、制御部410は、実施の形態1〜3における集中管理装置100の制御部110と同様に構成されている。また、通信部420、入力部430、表示部440、及び記憶部450は、それぞれ、実施の形態1〜3における集中管理装置100の通信部120、入力部130、表示部140、及び記憶部150と同様に構成されている。
よって、ユーザは、リモートコントローラ400を介して、複数の空気吹出口に対する一括での風向制御を行うことができる。すなわち、2つ以上の空気吹出口から吹き出される風の到達位置をレイアウト画面Lに対応づけて指定する操作を受け付けることにより、一度の操作で複数の空気吹出口の風向制御を行うことができるため、複数の空気吹出口に対する一括での風向制御を実現することができる。他の効果は、実施の形態1〜3と同様である。なお、リモートコントローラ400は、集中管理装置100と連携して風向制御を行うようにしてもよい。
実施の形態5.
図20は、本発明の実施の形態5に係る空調システムの構成を例示するブロック図である。本実施の形態5の空調システム10Aは、集中管理装置100と無線により接続される情報端末600が集中管理装置100と同様の機能を有している。本実施の形態5の空調システム10Aの他の構成は、図1の構成と同様であるため、実施の形態1〜4と同様の構成部材については、同一の符号を用いて説明は省略する。
情報端末600は、例えば、タブレットPC(Personal Computer)、スマートフォン、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、又はノートPC等のように、ユーザが携行できる機器である。情報端末600は、Bluetooth(登録商標、以下同様)、WiFi(登録商標、以下同様)等の無線LAN、又はZigBee(登録商標、以下同様)など、任意の通信規格により情報通信を行う機能を有している。情報端末600は、集中管理装置100との間で無線による通信を行うことができる。
情報端末600は、ネットワークを介して、外部のサーバ(図示せず)から、情報端末600を複数の空調機の制御用のコントローラとして機能させるための空調制御プログラム190をダウンロードし、インストールしているものとする。外部のサーバは、クラウドコンピューティングに基づくクラウドサーバ、又はWebサーバ等の物理サーバなどによって構成されており、空調制御プログラム190を格納し管理するものである。情報端末600は、空調制御プログラム190をインストールすることにより、集中管理装置100と連携して、複数の空調機の遠隔操作などを行うことができる。情報端末600は、本発明の「制御機器」に相当する。
図21は、図20の情報端末の機能的構成を例示したブロック図である。情報端末600は、制御部610と、通信部620と、入力部630と、表示部640と、記憶部650と、を有している。そして、制御部610は、実施の形態1〜3における集中管理装置100の制御部110と同様に機能する。また、通信部420、入力部430、表示部440、及び記憶部450は、それぞれ、実施の形態1〜3における集中管理装置100の通信部120、入力部130、表示部140、及び記憶部150と同様に構成されている。
よって、ユーザは、情報端末600を介して、複数の空気吹出口に対する一括での風向制御を行うことができる。すなわち、風の到達位置をレイアウト画面Lに対応づけて指定する操作を受け付けることにより、一度の操作で複数の空気吹出口の風向制御を行うことができるため、複数の空気吹出口に対する一括での風向制御を実現することができる。他の効果は、実施の形態1〜4と同様である。
本実施の形態5では、情報端末600が、集中管理装置100との間で無線による通信を行う場合を例示したが、これに限らず、情報端末600は、リモートコントローラ400との間で無線による通信を行うようにしてもよい。そして、情報端末600は、リモートコントローラ400を介して集中管理装置100との通信を行うようにしてもよい。
上述した各実施の形態は、制御機器及び空調システムにおける好適な具体例であり、本発明の技術的範囲は、これらの態様に限定されるものではない。例えば、上記各実施の形態では、風情報WjのD方向の長さが、上下フラップ340の角度設定に対応する場合を例示したが、これに限らず、風情報WjのD方向の長さは、上下フラップ340の角度設定及び送風機330の回転数のうちの少なくとも1つを示すものであってよい。すなわち、制御部110、410、及び610は、入力部130が受け付けた到達位置の情報と配置情報と機能情報とをもとに、2つ以上の空気吹出口の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御するようにしてもよい。この場合、風情報Wjは、現在設定されている風向及び風向を示す情報である。
例えば、風情報WjのD方向の長さが、送風機330の回転周波数を示す場合、風情報WjのD方向の長さは、空気吹出口の風量に対応する。つまり、風情報Wjの直風方向Dの長さは、制御部110、410、及び610による送風機330の制御に対応することとなる。また、風情報WjのD方向の長さが、上下フラップ340の角度設定及び送風機330の回転周波数を示す場合、風情報WjのD方向の長さは、直風方向Dの風向及び風量に対応する。つまり、風情報Wjの直風方向Dの長さは、制御部110、410、及び610による上下フラップ340及び送風機330の制御に対応することとなる。すなわち、制御部110、410、及び610は、風情報Wjの左右方向の幅に対応づけて、左右ルーバ350の角度を調整し、風情報Wjの直風方向Dの長さに対応づけて、上下フラップ340の角度及び送風機330の回転周波数のうちの少なくとも1つを調整するように構成してもよい。
このようにすれば、風の到達位置をレイアウト画面Lに対応づけて指定する操作を受け付けることにより、一度の操作で複数の空気吹出口から吹き出される風を制御することができるため、複数の空気吹出口に対する一括での風向制御及び風量制御を実現することができる。
図3等では、到達範囲の情報Wrが台形状の領域として表示される場合を例示したが、これに限らず、到達範囲の情報Wrは、扇形状、楕円状、又はアイコンS側を凸とした放物線状の領域として表示されるようにしてもよい。
図3等では、レイアウト画面Lに、レイアウト図が含まれる場合を例示したが、これに限らず、レイアウト画面Lは、レイアウト図を含んでいなくてもよい。ただし、レイアウト画面Lがレイアウト図を含むようにすれば、ユーザに部屋の仕切り等を視認させることができるため、操作性が向上する。同様に、レイアウト画面Lは、到達範囲の情報Wrを含んでいなくてもよい。ただし、レイアウト画面Lが到達範囲の情報Wrを含むようにすれば、ユーザがより精度よく風向調整等のための入力操作を行うことができる。
上記各実施の形態では、指で入力操作を行う場合を例示したが、これに限らず、タッチペンなどで入力操作を行うようにしてもよい。加えて、入力部130、430、及び630は、タッチパッド、又はトラックボールなどのポインティングデバイスであってもよい。すなわち、入力部130、430、及び630は、入力操作を受け付けるポインティングデバイスとしての機能を有していればよい。また、入力部130、430、及び630は、マウスなどを介して入力操作を受け付けるUSBポートなどの入力ポートであってもよい。つまり、入力部130と表示部140、入力部430と表示部440、入力部630と表示部640は、分離して構成されていてもよい。
図1及び図20では、空調システム10及び10Aが、2台の室外機200と、6台の室内機300と、を有する場合を例示したが、室外機200の台数と室内機300の台数との組み合わせはこれに限定されるものではない。また、図1及び図20では、1台の換気機器500を例示したが、これに限らず、空調システム10及び10Aは、複数台の換気機器500を有していてもよい。
図1では、集中管理装置100に、室外機200、室内機300、リモートコントローラ400、及び換気機器500といった設備機器が接続されている場合を例示しているが、これに限定されるものではない。例えば、集中管理装置100には、本発明の「空調機」として、室内機の機能と室外機の機能とを組み合わせた一体型の空調機、空気中に浮遊する粉塵などを除去する空気清浄機、又は空調対象空間の空気を加湿する加湿器などが接続されていてもよい。また、集中管理装置100には、給湯器、床暖房、テレビ、デジタルテレビ、DVDレコーダ、ステレオ、及び照明器具などの設備機器が接続され、これらが集中管理装置100を介して操作されるようにしてもよい。
図3等では、天井埋込カセット形4方向の室内機300を例示したが、これに限らず、室内機300は、天井埋込カセット形2方向の室内機、又は天井埋込カセット形1方向の室内機であってもよい。また、室内機300は、天井埋込形に限らず、壁掛形又は床置形の室内機であってもよい。
図1及び図20では、リモートコントローラ400A及び400Bが、室内機300等に対し、有線で接続されている場合を例示したが、これに限らず、リモートコントローラ400A及び400Bは、室内機300等に対し、無線で接続されるようにしてもよい。
10、10A 空調システム、11〜14 通信線、100 集中管理装置、110、410、610 制御部、120、420、620 通信部、130、430、630 入力部、131 軌跡情報、132 分断データ、132z 除外データ、140、440、640 表示部、150、450、650 記憶部、160 レイアウト情報、170 機能情報、180 動作情報、200、200A、200B 室外機、210 室外制御部、220 圧縮機、300 室内機、310 室内制御部、320 減圧装置、330 送風機、340 上下フラップ、340a 上下駆動部、350 左右ルーバ、350a 左右駆動部、400、400A、400B リモートコントローラ、500 換気機器、510 換気制御部、600 情報端末、Pe 終点、Ps 始点、Wj 風情報、Wr 到達範囲の情報。

Claims (19)

  1. 空気吹出口を備えた複数の空調機の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御する制御機器であって、
    各空調機それぞれの配置を示す配置情報と、各空調機それぞれの機能を示す機能情報と、を記憶する記憶部と、
    前記配置情報を含むレイアウト画面を表示する表示部と、
    2つ以上の前記空気吹出口から吹き出される風の到達位置を前記レイアウト画面に対応づけて指定する操作を受け付ける入力部と、
    前記入力部が受け付けた前記到達位置の情報と前記配置情報と前記機能情報とをもとに、2つ以上の前記空気吹出口の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御する制御部と、を備えた制御機器。
  2. 前記制御部は、
    前記到達位置の情報と前記配置情報と前記機能情報とをもとに、2つ以上の前記空気吹出口における制御内容を設定し、設定した制御内容を示す風情報を前記配置情報に対応づけて前記表示部に表示させるものである請求項1に記載の制御機器。
  3. 前記制御部は、
    各空気吹出口のそれぞれから吹き出される風の到達範囲の情報を前記レイアウト画面に含めて前記表示部に表示させるものである請求項1又は2に記載の制御機器。
  4. 前記制御部は、
    前記到達範囲の情報と前記到達位置の情報との位置関係に応じて、2つ以上の前記空気吹出口の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御するものである請求項3に記載の制御機器。
  5. 前記制御部は、
    前記到達範囲の情報を台形状の領域として前記表示部に表示させるものである請求項3又は4に記載の制御機器。
  6. 前記到達位置の情報は、始点と終点とを含むひと繋がりの軌跡の情報である請求項3〜5の何れか一項に記載の制御機器。
  7. 前記制御部は、
    前記軌跡の情報が、前記始点と前記終点とが一致する環状の情報であった場合、当該環状の内部を対象として、2つ以上の前記空気吹出口の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御するものである請求項6に記載の制御機器。
  8. 前記制御部は、
    前記軌跡の情報のうち、前記到達範囲の情報と重なるデータを分断データとして抽出し、抽出した分断データをもとに、2つ以上の前記空気吹出口の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御するものである請求項6又は7に記載の制御機器。
  9. 複数の部屋のそれぞれに、一台又は二台以上の前記空調機が設けられており、
    前記記憶部は、
    各部屋をゾーンで区切ったゾーン情報をさらに記憶しており、
    前記制御部は、
    前記ゾーン情報をもとに前記軌跡の情報が2以上の部屋にまたがると判定した場合、前記軌跡の情報から前記始点を含む部屋内の部分以外を削除した上で前記分断データを抽出するものである請求項8に記載の制御機器。
  10. 複数の部屋のそれぞれに、一台又は二台以上の前記空調機が設けられており、
    前記記憶部は、
    各部屋をゾーンで区切ったゾーン情報をさらに記憶しており、
    前記制御部は、
    前記ゾーン情報をもとに前記軌跡の情報が2以上の部屋にまたがると判定した場合、前記軌跡の情報の前記始点が位置する前記到達範囲の情報に対応する空気吹出口の送風状態を、前記軌跡の情報と重なる他の前記到達範囲の情報のそれぞれに対応する空気吹出口の送風状態に反映させるものである請求項6〜8の何れか一項に記載の制御機器。
  11. 前記制御部は、
    前記ゾーン情報を前記レイアウト画面に含めて前記表示部に表示させるものである請求項9又は10に記載の制御機器。
  12. 前記制御部は、
    前記始点が位置する前記到達範囲の情報に対応する前記空気吹出口からの送風が停止している場合、前記軌跡の情報と重なる全ての前記到達範囲の情報に対応する前記空気吹出口の送風状態を運転状態にし、
    前記始点が位置する前記到達範囲の情報に対応する前記空気吹出口からの送風が行われている場合、前記軌跡の情報と重なる全ての前記到達範囲の情報に対応する前記空気吹出口の送風状態を停止状態にするものである請求項6〜11の何れか一項に記載の制御機器。
  13. 前記制御部は、
    前記入力部において前記始点での長押し操作があった場合、前記始点の箇所に対応する前記空気吹出口の風向及び風量のうちの少なくとも1つを制御するものである請求項6〜12の何れか一項に記載の制御機器。
  14. 前記入力部と前記表示部とは、互いに積層されてタッチパネルを構成している請求項1〜13の何れか一項に記載の制御機器。
  15. 複数の空調機と、
    前記請求項1〜14の何れか一項に記載の制御機器と、を備えた空調システム。
  16. 複数の空調機と、
    複数の前記空調機を統括的に制御する集中管理装置と、
    前記集中管理装置と有線又は無線により通信する請求項1〜14の何れか一項に記載の制御機器と、を備え、
    前記制御部は、
    前記集中管理装置を介して複数の前記空調機を制御するものである空調システム。
  17. 複数の前記空調機のうちの少なくとも1つは、2つ以上の前記空気吹出口を有している請求項15又は16に記載の空調システム。
  18. 各空調機は、それぞれ、上下方向の風の向きを調整する上下フラップと、左右方向の風の向きを調整する左右ルーバと、を有しており、
    前記制御部は、
    前記空気吹出口の風向を調整する際、前記上下フラップ及び前記左右ルーバのうちの少なくとも1つの角度を調整するものである請求項15〜17の何れか一項に記載の空調システム。
  19. 各空調機は、それぞれ、前記空気吹出口の風量を調整する送風機を有しており、
    前記制御部は、
    前記空気吹出口の風量を調整する際、前記送風機の回転数を調整するものである請求項15〜18の何れか一項に記載の空調システム。
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