JP6683755B2 - インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 - Google Patents
インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6683755B2 JP6683755B2 JP2018077685A JP2018077685A JP6683755B2 JP 6683755 B2 JP6683755 B2 JP 6683755B2 JP 2018077685 A JP2018077685 A JP 2018077685A JP 2018077685 A JP2018077685 A JP 2018077685A JP 6683755 B2 JP6683755 B2 JP 6683755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- weight
- water
- activated carbon
- soluble polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L5/00—Preparation or treatment of foods or foodstuffs, in general; Food or foodstuffs obtained thereby; Materials therefor
- A23L5/40—Colouring or decolouring of foods
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/03—Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder
- C09D11/037—Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder characterised by the pigment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/32—Inkjet printing inks characterised by colouring agents
- C09D11/322—Pigment inks
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
しかし、これら有版の方法では、印刷表面がある程度の固さを有していること、また表面が平らで凹凸がないことが前提となっているため、必ずしもこれらの特性を備えない素錠、糖衣錠、OD錠(口腔内崩壊錠)等の多種多様の錠剤に、満足できるマーキングをすることは容易ではなかった。
特許文献4には、炭末色素を用いてセラック樹脂やセルロース系樹脂で分散してなるインクが記載されている。しかしインク中の顔料濃度は0.7重量%程度が上限となるため、印刷のコントラスト(着色性)が十分に確保ができないと思われる。また、コンティニュアス型のインクジェットに用いることが開示されており、オンデマンド型のインクジェットに用いた場合のノズルの目詰まりの発生を防止することは困難であると推測される。
(1)少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)粘度平均分子量が1,000〜220,000の水溶性高分子を含有するインクであって、分散媒としてインクを構成する液体の50重量%以上の水を含み、色材が活性炭であることを特徴とするインク、
(2)少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)粘度平均分子量が1,000〜220,000の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインク、
(3)少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)K値が10〜90の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインク、
(4)少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)数平均分子量(Mn)が2,000〜140,000の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインク、
(5)少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)重量平均分子量(Mw)が4,000〜500,000の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインク、
(6)少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)z平均分子量(Mz)が10,000〜1,000,000の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインク、
(7)少なくとも(i)色材及び(ii)分散媒を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつインク中の活性炭の平均分散粒子径が50nm〜1μmであることを特徴とするインク、
(8)分散媒が、エタノール、イソプロパノール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール及びグリセリンのうち1種以上を含む上記(1)〜(7)のいずれかに記載のインク、
(10)インクジェット用インクである上記(1)〜(9)のいずれかに記載のインク、
(11)経口摂取製品の表面のマーキングインク用途である(1)〜(10)のいずれかに記載のインク、
(12)上記(1)〜(11)のいずれかに記載のインクを、インクジェット印刷装置を用いて被印刷面に印刷することを特徴とする経口摂取製品の製造方法、及び
(13)上記(1)〜(11)のいずれかに記載のインクを、インクジェット印刷装置を用いて経口摂取製品に印刷することを特徴とする印刷方法、にある。
活性炭は、黒色の多孔質粉末であり、一般にはその細孔を利用して脱臭、浄水、排水処理、触媒担持などに使用されている。特に精製された活性炭は、薬用炭として服用され、腸内のガスや有毒物質を吸着して体外へ排出させるために用いられている。本発明ではこのように色材としては一般的ではない活性炭を、黒色の色材として用いるものである。
活性炭は、極めて比表面積の大きい炭素材料として知られている。木材などの炭素材料を加熱することにより、備長炭などのいわゆる炭が得られる(この工程は「炭化」と称されている)が、炭(粉末にしたものを含む)の比表面積は一般に、300〜500m2/gと言われている。これに対し、活性炭は、炭をさらに1000℃近い高温で処理することにより、その比表面積が800〜2000m2/g、さらには500〜3000m2/gに達したもので(このように炭素材料が高温で処理されることにより比表面積が増大して活性炭となることを「賦活」あるいは「活性化反応」と称されている)、極めて高い吸着性能を有するものとして知られている。
活性炭は原料によって大きく3種類、すなわち「石炭系」「植物系」「その他」に分けられるが、本発明では特に限定せず使用することができる。
比表面積も特に限定されないが、好ましくは500〜3000m2/g、特に好ましくは1000〜2000m2/gである。
全細孔容積も特に限定されないが、好ましくは0.3〜5ml/g、より好ましくは0.5〜4ml/g、最も好ましくは0.5〜3ml/gである。
活性炭のpHは、好ましくは3〜8、特に好ましくは4.5〜7.5である。
活性炭中の鉄分は、好ましくは0.03重量%以下、特に好ましくは0.01重量%以下である。
pH、平均粒径、比表面積、全細孔容積、平均細孔直径、鉄分の測定は、JIS K 1474−91の方法による。
これらの範囲であれば、食品添加物規格に合致しているので可食体への印刷も可能であり、また不純物によるインク物性への影響も防止できる。
0.1重量%未満では、着色剤として濃度が薄く、対象物のマーキング性能が十分でないことがある。10重量%を超えると、活性炭の凝集によるインクの経時安定性の不良や、さらにはノズルからの吐出性が低下することにより連続吐出の達成が困難となることがある。
また本発明では、好ましくは後述する特定の高分子材料を混合することにより、色材として活性炭を前述した0.1重量%から10重量%、特に0.5重量%から8重量%、さらには1重量%から5重量%という高い濃度でインク中に含有させることができ、しかも安定な分散状態を保つことができることから、コンティニアス型のインクジェットプリンタにも用いることができる。
さらに、以下説明する特定の水溶性高分子と活性炭との組み合わせにより、より優れた安定な分散状態と共に高い発色性を発現していることが推測される。
本発明のインクの第1の形態は、少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)粘度平均分子量が1,000〜220,000の水溶性高分子を含有するインクであって、分散媒としてインクを構成する液体の50重量%以上の水を含み、色材が活性炭であることを特徴とするインクである。また本発明のインクの第2の形態は、少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)粘度平均分子量が1,000〜220,000の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインクである。
すなわち、本発明のインクの第1の形態及び第2の形態では、粘度平均分子量が1,000〜220,000の水溶性高分子を含有することを特徴とする。
一般に、顔料等の固体微粒子を液媒体に分散させた液状組成物を作製するためには、分散剤と呼ばれる化合物を添加する。これらは、顔料等の固体微粒子を分散媒中に安定に分散させる機能を有する化合物であり、大別すると、比較的低分子量で界面活性剤と呼ばれる化合物と、より高分子量である高分子化合物に大別される。
これら一般的な固体微粒子分散方法に対し、本発明では、高分子であって、水溶性であり、粘度平均分子量が1,000〜220,000のものを配合することにより、固体微粒子である活性炭を安定に分散させることが特徴である。特に分散剤として知られているものに限られない。
粘度平均分子量の測定は、基本的に高分子論文集vol.38,No.7,pp.457−463(July,1981)記載の分子量測定の方法による。すなわち以下の手順である。
(2)精製後の試料の水溶液を作り、ウベローデ粘度計(水、120秒)を用い、Mark−Kuhn−Houwinkの式(Mark−Houwink−桜田の式)を用いて、粘度平均分子量を求める。Mark−Kuhn−Houwinkの式の係数M及びαは、上記高分子論文集記載のものを用いる。
ただし、他の方法でも同等の結果を得ることができる方法であれば差し支えない。
(1)試料を0.9〜1.3gビーカーに取り秤量する。
(2)アセトンを50ml加える。
(3)0.1N NaOH水溶液を用いて自動電位差滴定装置で測定する。自動電位差滴定装置はどの装置を用いても結果は同じである。
(4)以下の計算式によりアミン価が求まる。
b:ブランクの滴定に要した0.1N NaOHのml数
E:試料の重量(g)
(5)表示:小数点1桁まで表示する。
粘度平均分子量が2,000未満だと、分散が困難となり分散粒子径が大きくなりやすい。他方、220,000を超えると、増粘し、均一な分散液を得ることが出来なくなることがあるためである。
好ましくは、数平均分子量(Mn)が2,500〜100,000、さらに好ましくは3,000〜70,000である。2,000未満だと、分散が困難となり分散粒子径が大きくなりやすい。他方、140,000を超えると、増粘し、均一な分散液を得ることが出来なくなることがあるためである。特に3,000〜70,000で、分散性が最も優れ、かつ印刷物の耐水性等の印刷物特性にも優れている。
好ましくは、重量平均分子量(Mw)が8,000〜400,000、さらに好ましくは10,000〜200,000である。4,000未満だと、分散が困難となり分散粒子径が大きくなりやすい。他方、500,000を超えると、増粘し、均一な分散液を得ることが出来なくなることがあるためである。特に10,000〜200,000で、分散性が最も優れ、かつ印刷物の耐水性等の印刷物特性にも優れている。
好ましくは、z平均分子量(Mz)が20,000〜600,000、さらに好ましくは30,000〜300,000である。10,000未満だと、分散が困難となり分散粒子径が大きくなりやすい。他方、1,000,000を超えると、増粘し、均一な分散液を得ることが出来なくなることがあるためである。特に30,000〜300,000で、分散性が最も優れ、かつ印刷物の耐水性等の印刷物特性にも優れている。
試料調整:試料20mgを計量し、0.1M NaNO3/CH3CN(=80/20) 10mlを加え、40℃×1時間温風乾燥機にて加温して溶解させ、0.45μmフィルターにてろ過を行い、測定に供する。
標準品調整:試料2mgを計量し、0.1M NaNO3/CH3CN(=80/20) 10mlを加え、40℃×1時間温風乾燥機にて加温して溶解させ、0.45μmフィルターにてろ過を行い、測定する。
メインシステムLC−20AT
コントローラー CBM−20A
デガッサー DGU−12A LC−10
ポンプ LC−20AP
カラムオーブン CPO−10A
検出器: RI検出器
(RID検出器RID−10A)
TSKgel G3000PWXL (東ソー) 7.8mmI.D.×300mm(内径(mm)×長さ(mm)) 中性カラム
TSKgel G6000PWXL (東ソー) 7.8mmI.D.×300mm(内径(mm)×長さ(mm)) 中性カラム
流量:1.0mL/min
カラム温度: 40℃
注入量:試料;100μl、標準品;100μL
本発明の分散媒としては、活性炭を分散しうる液体であれば特に限定されず、用途に応じて適宜選択すればよいが、水を主体とすることにより安全性の面、操作性の面で優れたインクとすることができる。また本発明のインクにより、分散媒として水を主体とした場合でも、安定な分散性とインクジェット方式の印刷における連続吐出を維持できる。錠剤等の医薬用可食体の印刷に用いる場合には、蒸留水や注射用水などが好適である。なおここで水を主体とするとは、インクを構成する液体のうちの50重量%以上、さらに好ましくは60重量%以上を水とすることをいう。すなわち本発明の第1の形態においてはインクを構成する液体のうちの50重量%以上が水である。特に好ましくは以下に説明する特定の水溶性有機溶剤以外の液体成分としては実質的に水である組成とする。
本発明では、水以外の液体成分として特定の水溶性有機溶剤を含有させるのが望ましい。これらの水溶性有機溶剤の添加により、インクジェット方式での印刷に用いる場合に、ヘッド部分の目詰まり防止やインクの乾燥性を調整することができる。
このような水溶性有機溶剤の具体例としては、たとえば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、iso−ブタノール、t−ブタノール、トリメチロールプロパン、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、モノエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオ−ル、チオグルコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、1,2−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、1,5−ペンタンジオ−ル、モノエチレングリコールモノメチルエーテル、モノエチレングリコールモノエチルエーテル、モノエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、乳酸メチル、乳酸エチル、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンの中から選ばれ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。特に好ましくは、食品添加物として、エタノール、イソプロパノール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンなどが好適である。
本発明では、必要に応じて表面張力調整剤を用いることができる。表面張力調整剤は、ノズルからの吐出向上と表面張力を調整する働きを有する成分である。
表面張力調整剤の具体例としては、ノニオン、アニオンなどの界面活性剤などが好ましく、具体的には、たとえばアルキルベンゼンスルホン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸塩、高級アルキルジカルボン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステルなどのアニオン系界面活性剤;たとえばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸モノグリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル,ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン付加アセチレングリコールなどのノニオン系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、エタノール、イソプロパノールなどの水溶性有機溶剤があげられる。
表面張力調整剤の添加量は、必要とされる表面張力に応じて適宜選択すればよいが、好ましくはインク中に0.5〜30重量%、特に好ましくは1〜20重量%である。
吐出性や密着性を向上させる目的で、糖類を添加することができる。糖は、単糖類、二糖類、多糖類があげられ、具体例としては、グルコース、ガラクトース、マンノース、グロース、タロース、アロース、アルトロース、イドース、フラクトース、ソルボース、タガトース、プシコース、シュクロース、マルトース、ラクトース、マルトトリオース、イソマルトース、マルトテトラオース、イソマルトトリオース、イソマルトテトラオース、パノース、ニゲロース、コウジビオース、ラクチェロース、パラチノース、ケストース、ニストース、フラクトシルニストース、イヌロビオース、イヌロトリオース、イヌロテトラオース、イソマルチェロース、マルトシルシュクロース、マルトトリオシルシュクロース、マルトペンタオース、マルトヘキサオース、マルトヘプタオースなどがあげられる。また、これらの糖の誘導体としては、上記の糖を還元または酸化した糖が好ましく、具体例としては、マルチトール、ソルビットなどがあげられる。
添加量はインク液中に1重量%から20重量%含有するのが好ましく、被記録体に印字した場合のかすれを改善し、吐出を安定化させる働きがある。
しかし、後述する可食体の印刷用途には、活性炭のみでも十分な発色を得ることができる。
本発明のインクの第7の形態は、少なくとも(i)色材及び(ii)分散媒を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつインク中の活性炭の平均分散粒子径が50〜500nmであることを特徴とするインクである。
すなわち、本発明のインクの第26の形態におけるインク中の活性炭は、平均分散粒子径が50nm〜1μm、好ましくは50〜800nm、より好ましくは50〜700nm、さらに好ましくは50〜600nm、さらに好ましくは50〜500nm、さらに好ましくは100〜450nm、最も好ましくは150 〜400nmである。この範囲で、着色力、分散安定性、ノズル吐出性、被印刷物への定着性が最も優れているが、特に平均分散粒子径が50〜500nmの範囲で、インクジェット装置やノズルを問わず上記の各物性が極めて優れている。
また、平均粒子径のコントロールだけでなく、粗大な粒子の量を抑制することが好ましい。液中の活性炭全粒子の90%以上がlμm以下、より好ましくは500nm以下の分散粒子径となるように調整すると、一層優れた物性のインクを得ることができる。全粒子の大きさがこの範囲となるまで分散処理を行うことも考えられるが、微細すぎる粒子が大量に発生して再凝集することを防ぐため、平均粒子径が上記の範囲となるまで分散処理を行った後に、遠心分離やフィルター濾過等の公知の方法により、粗大粒子を除去する方法も好適である。
コンディショニング:定められた測定濃度領域に入るように原液をイオン交換水で希釈する。
測定機器:動的光散乱式粒度分布測定器(「NIKKISO : Microlracwave−EX150」)
測定時間:120秒
粘度が1.0mPa・s未満である場合は、サテライト現象が発生したりノズルから液滴にならないことがある。逆に粘度が10.0mPa・sを超える場合にも同様にサテライト現象が発生したりインク滴にならなくなることがある。なお、サテライト現象とは、ヘッドノズルから、射出されたインク滴の主滴から分離して出るチリのような小液滴のことを指す。
コンディショニング:原液
測定機器:円錐平板型回転粘度計(東機産業(株)製「TVE−20L型」(品番))
測定条件:50rpm
測定温度:25℃
さらに表面張力が28mN/m未満である場合は、ノズルから十分な液滴にならずに吐出してしまう現象が生じ、表面張力が40mN/mを超える場合も、同様である。
コンディショニング:原液
測定機器:自動表面張力計(プレート法) (協和界面科学(株)製「CBVP−Z」)
測定温度:25℃
本発明のインクの作製は、前述した各成分を混合してインクとすればよい。混合方法は特に制限されないが、例えば、活性炭と水溶性高分子と水とを混合撹拌したのち、分散機、たとえば、ペイントシェイカー、ロールミル、ボールミル、サンドミル、ジェットミルなどで分散させ、活性炭を水中に安定化させることができる。
あるいは、調製したインクを公知の技術によりフィルター処理等を施したり、不純物イオンを除去して品質をより一層向上させることも可能である。
以上説明した本発明のインクを用いて、各種の対象物に印刷できる。本発明のインクは、体内に安全に摂取できる成分のみで作製できるので、例えば、錠剤、カプセル等の医薬品への印刷、あるいは各種の食品への印刷にも好適に使用できる。印刷方法も制限されず、従来より可食体の印刷に使用されているオフセット印刷やグラビア印刷等の方法に用いてもよいが、インクジェット印刷に用いた場合でも、安定した吐出性を保ち、優れた性能を発揮することができる。すなわち、インクジェット印刷装置を用いた印刷に、インクジェット用インクとして用いることができ、また可食体の表面のマーキングインク用途とすることができ、本発明のインクを、インクジェット印刷装置を用いて被印刷面に印刷して可食体を製造することができる。
こうして得られる印刷物は着色性、定着性に優れているので、偽造防止、トレサビリティの確保、誤飲防止、識別性の向上、アミューズメント性の付与等様々な目的で、本発明のインクを用いて、医薬品、食品等への印刷を行うことができる。
実施例及び比較例で用いた水溶性高分子の種類及び数平均分子量、重量平均分子量及びz平均分子量の測定結果を表1に示す。測定は2回行い、平均値を採用した。
以下に示す成分を配合し、プロペラ攪拌機にて室温で1時間攪拌した。
成 分 量
(重量部(以下、部という))
活性炭 10.0
(平均粒径;25μm、平均細孔直径;2.8nm)
ポリビニルピロリドン 8.5
(粘度平均分子量;4万、K値30、数平均分子量6,401、重量平均分子量27,739、z平均分子量71,598)
水 81.5
この分散液に含まれている粗大粒子を除去処理して全粒子の90%以上の分散粒子径が500nm以下、固形分濃度が10重量%となるように調整して「分散液1」とし、以下の方法でインク化をおこなった。
分散液1(固形分10%) 50.0
グリセリン 10.0
エタノール 10.0
脂肪酸モノグリセリド 3.0
水 27.0
上記配合にて30分間撹拌し、インクを作製した。
得られたインクは、平均分散粒子径が350nm、粘度が3.1mPa・s、表面張力が33mN/mであった。また、得られたインクは、外観上均一な黒色を示していた。
さらに、上記インクについて、経時安定性、吐出性、定着性、耐光性、耐水性を以下の方法にしたがって調べた。その結果を表1に示す。
インクをガラス瓶に入れ、5℃の恒温室内に1か月間静置したのち、色材の分離、水浮きおよび沈降の有無を確認した。色材の分離、水浮きおよび沈降が少しでも生じた状態を異常と評価した。
表1中で、異常なしの場合を○、異常ありの場合を×とした。
インクジェット印刷機(クオリカプス(株)製)と液滴観測装置を使用し、ヘッド部からのインクの吐出可否、液滴の形成可否、および吐出一旦停止後の再吐出の可否について調査した。
インクジェット印刷機で印刷した直後の錠剤を試料とし、不織布で試料の印字部を擦り、インクの伸展の有無および不織布へのインクの転写の有無を調査した。
インク約0.5 mLをバーコーターNo.5を用いて色調試験用白色紙に塗布し、インクを乾燥させ、耐光性試験の試料を作製した。試料を光安定性試験器(東京理化器械製LST−300D)に入れ、総照度120万lux・hrで曝光後、目視および分光色差計(日本電色工業製SE6000)を用いて曝光前の試料との色調の差異を調査した。
インクジェット印刷機で錠剤に線径が約0.1 mmで、約0.5 mm四方の大きさの文字を印刷し、耐水性試験の試料を作製した。デシケーターに塩化ナトリウムの飽和溶液を入れて恒湿状態(相対湿度約75%)とした雰囲気中に試料を1週間保存後、印字部の滲みの有無を調査した。
(ヘ)発色試験
(ホ)の試験において作製した試験を行った後の試料の印字部を、目視で確認し、印字が判別できるか及び色調を確認した。黒ないし濃灰色(赤色色材を用いた場合は赤色)で印字が良好に判別できるものを〇、それ以外を×とした。
実施例1において、活性炭を弁柄に、ポリビニルピロリドンをアラビアゴムに代えた以外は、同様にして、インクを作製した。
[比較例2]
実施例1において、活性炭を黒色酸化鉄に代えた以外は、同様にして、インクを作製した。
以下に示す成分を配合し、プロペラ撹拌機にて室温で1時間撹拌した。
活性炭 10.0
(平均粒径;30μm、平均細孔直径;2.1nm)
ポリビニルピロリドン 10.0
(粘度平均分子量;2.5万、K値25、数平均分子量4,495、重量平均分子量18,291、z平均分子量51,018)
水 80.0
この分散液に含まれている粗大粒子を除去処理して全粒子の90%以上の分散粒子径が500nm以下、固形分濃度が10重量%となるように調整して(「分散液2」)とし、以下の方法でインクを得た。
分散液2(固形分10%) 50.0
グリセリン 10.0
プロピレングリコール 10.0
ショ糖脂肪酸エステル 10.0
水 20.0
上記配合にて30分間撹拌し、インクを作製した。
得られたインクは、平均分散粒子径が250nm、粘度が2.5mPa・s、表面張力が32mN/mであった。また、得られたインクは、外観上均一な黒色を示していた。
以下に示す成分を配合し、プロペラ撹拌機にて室温で1時間撹拌した。
活性炭 10.0
(平均粒径;35μm、平均細孔直径;3.4nm)
ポリビニルピロリドン 7.0
(粘度平均分子量;4万、K値30、数平均分子量6,401、重量平均分子量27,739、z平均分子量71,598)
水 83.0
この分散液に含まれている粗大粒子を除去処理して全粒子の90%以上の分散粒子径が500nm以下、固形分濃度が10重量%となるように調整して分散液3とし、つぎのインク化をおこなった。
分散液3(固形分10%) 48.0
ショ糖脂肪酸エステル 10.9
水 41.1
得られたインクは、平均分散粒子径が316nm、粘度が4.8mPa・s、表面張力が33mN/mであった。また、得られたインクは、外観上均一な黒色を示していた。
実施例3において、活性炭を水溶性黒色染料に代えた以外は、同様にインクを作製した。
以下に示す成分を配合し、プロペラ撹拌機にて室温で1時間撹拌した。
活性炭 10.0
(平均粒径;35μm、平均細孔直径;3.4nm)
ポリビニルピロリドン 7.0
(粘度平均分子量;2.5万、K値25、数平均分子量4,495、重量平均分子量18,291、z平均分子量51,018)
水 83.0
この分散液に含まれている粗大粒子を除去処理して全粒子の90%以上の分散粒子径が500nm以下、固形分濃度が10重量%となるように調整して分散液3とし、つぎのインク化をおこなった。
分散液4(固形分10%) 48.0
プロピレングリコール 10.0
ショ糖脂肪酸エステル 8.7
水 33.3
得られたインクは、平均分散粒子径が283nm、粘度が4.0mPa・s、表面張力が32mN/mであった。また、得られたインクは、外観上均一な黒色を示していた。
実施例4において、活性炭を備長炭に代えた以外は、同様にしてインクの作製を試みたが、プロペラ攪拌機に投入して攪拌すると、激しく増粘してゲル化し、流動性を失い均一な分散液を得ることができず、インク化もできなかったため、いずれの試験もできなかった。
実施例4において、ポリビニルピロリドン(粘度平均分子量;2.5万、K値25、数平均分子量4,495、重量平均分子量18,291、z平均分子量51,018)をポリビニルピロリドン(粘度平均分子量;280万、K値120、数平均分子量142,948、重量平均分子量525,307、z平均分子量1,106,232)に代えた以外は、同様にしてインクの作製を試みたが、プロペラ攪拌機に投入して攪拌すると、増粘してゲル化し、流動性を失い均一な分散液を得ることができず、インク化もできなかったため、いずれの試験もできなかった。
Claims (12)
- 少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)粘度平均分子量が1,000〜220,000の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインク。
- 少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)K値が10〜90の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインク。
- 少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)数平均分子量(Mn)が2,000〜140,000の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインク。
- 少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)重量平均分子量(Mw)が4,000〜500,000の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインク。
- 少なくとも(i)色材、(ii)分散媒、及び(iii)z平均分子量(Mz)が10,000〜1,000,000の水溶性高分子を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子の含有量が活性炭100重量部に対して20〜200重量部であることを特徴とするインク。
- 少なくとも(i)色材及び(ii)分散媒を含有するインクであって、色材が活性炭であり、かつインク中の活性炭の平均分散粒子径が50nm〜1μmであり、かつ水溶性有機溶剤の含有量がインク液中5重量%から30重量%であり、水溶性高分子を活性炭100重量部に対して20〜200重量部含有することを特徴とするインク。
- 分散媒が、エタノール、イソプロパノール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール及びグリセリンのうち1種以上を含む請求項1〜6のいずれかに記載のインク。
- 粘度が1.0〜10.0mPa・s、表面張力が30〜38mN/mである請求項1〜7のいずれかに記載のインク。
- インクジェット用インクである請求項1〜8のいずれかに記載のインク。
- 可食体の表面のマーキングインク用途である請求項1〜9のいずれかに記載のインク。
- 請求項1〜10のいずれかに記載のインクを、インクジェット印刷装置を用いて被印刷
面に印刷することを特徴とする可食体の製造方法。 - 請求項1〜10のいずれかに記載のインクを、インクジェット印刷装置により経口摂取製品に印刷することを特徴とする印刷方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015009168 | 2015-01-21 | ||
JP2015009168 | 2015-01-21 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016570631A Division JP6530769B2 (ja) | 2015-01-21 | 2016-01-18 | インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018141160A JP2018141160A (ja) | 2018-09-13 |
JP6683755B2 true JP6683755B2 (ja) | 2020-04-22 |
Family
ID=56417059
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016570631A Expired - Fee Related JP6530769B2 (ja) | 2015-01-21 | 2016-01-18 | インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 |
JP2018077685A Active JP6683755B2 (ja) | 2015-01-21 | 2018-04-13 | インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 |
JP2018207118A Active JP6771138B2 (ja) | 2015-01-21 | 2018-11-02 | インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016570631A Expired - Fee Related JP6530769B2 (ja) | 2015-01-21 | 2016-01-18 | インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018207118A Active JP6771138B2 (ja) | 2015-01-21 | 2018-11-02 | インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP6530769B2 (ja) |
WO (1) | WO2016117515A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016117518A1 (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-28 | クオリカプス株式会社 | インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 |
JP6389506B2 (ja) * | 2016-12-20 | 2018-09-12 | 株式会社Screenホールディングス | インクジェット用水性インク組成物、固体製剤の印刷画像の褪色抑制方法及び固体製剤 |
JP6865116B2 (ja) * | 2017-06-13 | 2021-04-28 | 株式会社Screenホールディングス | 固体製剤及びその検査方法 |
JP7091162B2 (ja) * | 2018-06-22 | 2022-06-27 | ゼネラル株式会社 | インクジェットインク |
JP7151370B2 (ja) * | 2018-10-22 | 2022-10-12 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット捺染用インク |
JP6973459B2 (ja) * | 2019-10-21 | 2021-12-01 | 凸版印刷株式会社 | 顔料組成物、錠剤、及びカプセル剤 |
TW202348748A (zh) * | 2022-02-18 | 2023-12-16 | 國立研究開發法人國立國際醫療研究中心 | 手術標記用墨水 |
JPWO2023157953A1 (ja) * | 2022-02-18 | 2023-08-24 | ||
WO2024247432A1 (ja) * | 2023-05-29 | 2024-12-05 | 冨士色素株式会社 | 炭素系着色用組成物 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0794625B2 (ja) * | 1993-02-10 | 1995-10-11 | 株式会社呉竹精昇堂 | 墨汁組成物 |
WO2004100993A1 (ja) * | 2003-05-15 | 2004-11-25 | Menicon Co., Ltd. | 眼科用組成物 |
JP4872243B2 (ja) * | 2005-06-03 | 2012-02-08 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | インキ |
EP2083065A1 (en) * | 2008-01-22 | 2009-07-29 | The Procter and Gamble Company | Colour-Care Composition |
EP2550960A4 (en) * | 2010-03-23 | 2013-08-28 | Lintec Corp | SOLID PREPARATION |
JP2013079201A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Kowa Co | カフェイン類を含有する液状組成物が充填されたカプセル剤 |
JP5810829B2 (ja) * | 2011-10-24 | 2015-11-11 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写シート |
JP5930176B2 (ja) * | 2012-02-28 | 2016-06-08 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録用インク |
US9988542B2 (en) * | 2012-07-20 | 2018-06-05 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Tablet having dry-ink film on surface thereof, and ink for inkjet printer |
JP5744082B2 (ja) * | 2013-02-20 | 2015-07-01 | 紀州技研工業株式会社 | インクジェットインキ、その製造方法、およびその使用方法 |
CN104781977B (zh) * | 2013-07-05 | 2019-07-16 | 松下电器产业株式会社 | 电化学能存储装置 |
WO2016117518A1 (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-28 | クオリカプス株式会社 | インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 |
-
2016
- 2016-01-18 JP JP2016570631A patent/JP6530769B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2016-01-18 WO PCT/JP2016/051330 patent/WO2016117515A1/ja active Application Filing
-
2018
- 2018-04-13 JP JP2018077685A patent/JP6683755B2/ja active Active
- 2018-11-02 JP JP2018207118A patent/JP6771138B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2016117515A1 (ja) | 2017-08-17 |
JP2018141160A (ja) | 2018-09-13 |
JP6530769B2 (ja) | 2019-06-12 |
JP6771138B2 (ja) | 2020-10-21 |
WO2016117515A1 (ja) | 2016-07-28 |
JP2019014912A (ja) | 2019-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6683755B2 (ja) | インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 | |
JP6672429B2 (ja) | インク及びこれを用いた可食体の製造方法並びに可食体の印刷方法 | |
EP2872338B1 (en) | Image forming method and image forming apparatus | |
JP6389506B2 (ja) | インクジェット用水性インク組成物、固体製剤の印刷画像の褪色抑制方法及び固体製剤 | |
JP5729142B2 (ja) | インクジェット記録用インク、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、及びインク記録物 | |
JP2018528876A (ja) | 水溶性材料上での印刷方法 | |
JP2017527462A (ja) | 印刷方法 | |
CN111094475B (zh) | 喷墨用水性油墨组合物、固体制剂的印刷图像的褪色抑制方法和固体制剂 | |
JP6697532B2 (ja) | 顔料組成物及びインクジェット用水性インク組成物 | |
CN114555725B (zh) | 可食用ij油墨、片剂以及胶囊剂 | |
JP7136421B2 (ja) | インクジェット用インク | |
JP7334891B2 (ja) | インクジェット用インク | |
JP7315383B2 (ja) | インクジェット用水性組成物及び固体製剤 | |
JP7545680B2 (ja) | インクジェット用インク | |
US20230129764A1 (en) | Inkjet ink and inkjet recording method | |
JP6508520B2 (ja) | 水性顔料分散体及び水性インク | |
JP6408957B2 (ja) | 顔料組成物及びインクジェット用水性インク組成物 | |
JP2020019906A (ja) | インクセット、印刷方法及び印刷物 | |
CN118516014A (zh) | 喷墨用油墨组、喷墨记录装置和喷墨记录方法 | |
WO2023017849A1 (ja) | 顔料捺染用白色インク | |
JP5282365B2 (ja) | インクセット | |
JP2008231342A (ja) | インクセット、記録装置、及び該インクセットを用いた記録物 | |
JP2017057330A (ja) | 顔料組成物及びインクジェット用水性インク組成物 | |
AT512820A1 (de) | Dispersionstinte | |
JP2017165900A (ja) | 顔料組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180413 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180606 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190416 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191029 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200324 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200326 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6683755 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |