JP6682999B2 - 車両の配線構造 - Google Patents

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本発明は、車両の配線構造に関するものである。
トラック等の車両のサイドフレームの外側には、例えばエアタンクや、選択触媒還元装置(以下、SCR装置)等が配置されている。これら機器は、駆動モータやセンサ等の電気機器を備える。また、これら電気機器には、機器側ハーネスが接続されており、コネクタを介してサイドフレーム間に配線されたシャシ側ハーネスと接続されるようになっている。シャシ側ハーネスは、サイドフレームに開けられた貫通穴を挿通してサイドフレームの外側に延出され、機器側ハーネスとコネクタ接続される。
特開2010−93882号公報
ところで、機器側ハーネスのコネクタは、貫通穴より下方の位置に固定されている場合がある。この場合、貫通穴を挿通したシャシ側ハーネスは、機器側ハーネスのコネクタの位置まで下方に延びた後、機器側ハーネスとコネクタ接続される。
このため、シャシ側ハーネスに水がかかった場合、シャシ側ハーネスを水が伝って下方にあるコネクタに水がしたたり落ち、コネクタが濡れる可能性があった。
そこで、本発明の目的は、コネクタが水で濡れる可能性を低減できる車両の配線構造を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、車両のサイドフレーム間に配線されたシャシ側ハーネスを、前記サイドフレームに開けられた貫通穴を挿通させてサイドフレーム外に延出させ、前記シャシ側ハーネスと機器側ハーネスとを接続する車両の配線構造であって、前記シャシ側ハーネスと前記機器側ハーネスを前記貫通穴より上方で接続するためのコネクタ保持部材を備えた車両の配線構造を提供する。
本発明の車両の配線構造によれば、コネクタが水で濡れる可能性を低減できる。
本発明の一実施の形態に係る車両の配線を説明する平面図である。 シャシ側ハーネスと機器側ハーネスの接続状態をサイドフレーム間の上方から視た要部斜視図である。 図2をサイドフレーム外側の上方から視た要部斜視図である。 図3を前方から視た正面拡大図である。 他の実施の形態を表す要部拡大斜視図である。 図5を後方から視た背面拡大図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。なお、後述する実施の形態における前後左右は、車両の走行方向を基準とする。
図1は車両たるトラックのシャシフレームを上方から視た平面図であり、一点鎖線は電源回路を示し、破線は通信回路を示す。
図1に示すように、トラックのシャシフレーム1は、前後に延びる左右一対のサイドフレーム2、3と、サイドフレーム2、3間に掛け渡して設けられた複数のクロスフレーム4とを備える。サイドフレーム2、3は、断面コ字状に形成されると共に、コ字状の開口が対向するように配置されている。また、サイドフレーム2、3には、ブラケット等を取り付けたり、ケーブル類を挿通させるための貫通穴H(図3参照)が予め多数形成されている。
また、車両前部には、エンジンコントロールモジュール(ECM)5が配置されると共に、エンジンスタータ6が図示しないエンジンの右側に位置して配置されている。また、右サイドフレーム2の外側(右側)には、エアタンク7が配置されると共に、SCR装置8がエアタンク7の後方に位置して配置されている。またさらに、左サイドフレーム3の外側(左側)には、電源ボックス9が配置されると共に、バッテリ10が電源ボックス9の後方に位置して配置されている。
図2は、エアタンク7に向けて延びるシャシ側ハーネス11の斜視図である。
図1及び図2に示すように、サイドフレーム2、3間には、シャシ側ハーネス11がシャシフレーム1に沿って配線されている。
シャシ側ハーネス11は、電源ケーブル12、通信ケーブル13及びその他のケーブル(図示せず)等を保護するチューブ14で束ねて構成されている。シャシ側ハーネス11は、端部にて用途等に応じて分岐されている。シャシ側ハーネス11のそれぞれの分岐ケーブル15、16、17、18、19にはコネクタ15a、16a、17a、18a、19aが取り付けられている。具体的には、シャシ側ハーネス11は、コントロールユニットのモータ及びバルブの回路に接続される第1分岐ケーブル15と、センサや通信系の回路に接続される第2分岐ケーブル16及び第3分岐ケーブル17と、それ以外のバルブ、電源又はアース等に接続される第4分岐ケーブル18及び第5分岐ケーブル19とに分岐されている。
また、右サイドフレーム2に形成された多数の貫通穴Hのうち、シャシ側ハーネス11を挿通させる第1貫通穴H1及び第2貫通穴H2には、グロメット21が設けられている。グロメット21はゴム、合成樹脂等の緩衝用の樹脂からなり、シャシ側ハーネス11を傷つけないようになっている。具体的には、シャシ側ハーネス11は、右サイドフレーム2の内側で2分割されており、それぞれの分割ケーブル11a、11bは、第1貫通穴H1又は第2貫通穴H2に別々に挿通されている。第1分割ケーブル11aは、第1分岐ケーブル15、第2分岐ケーブル16及び第5分岐ケーブル19を小チューブ22で束ねたものである。第2分割ケーブル11bは、第3分岐ケーブル17及び第4分岐ケーブル18を小チューブ22で束ねたものである。
図2、図3及び図4に示すように、右サイドフレーム2の外側には、シャシ側ハーネス11と後述する機器側ハーネス35を貫通穴H1、H2より上方で接続させるためのコネクタ保持部材23が設けられている。コネクタ保持部材23は、ブラケット23aからなる。ブラケット23aは、エアタンクを支持するためのメインブラケット24と、メインブラケット24に設けられたサブブラケット25とを備える。
メインブラケット24は、矩形枠状に形成されており、右サイドフレーム2にボルト締結されている。メインブラケット24は、右サイドフレーム2に締結され右サイドフレーム2に沿って上下に延びる取付基部26と、取付基部26の上端から車幅方向外側(右方)に延出する上側延出部27と、取付基部26の下端から車幅方向外側に延出する下側延出部28と、上側延出部27及び下側延出部28の先端同士を連結する先端連結部(図示せず)とを備える。上側延出部27は、右サイドフレーム2よりも上端位置が低くなるように配置されると共に、貫通穴H1、H2よりも上方に配置されている。
サブブラケット25は、上側延出部27上にボルト締結されている。サブブラケット25は、水平な金属板を屈曲して形成されている。サブブラケット25は、上側延出部27の上面、前面及び後面に沿うように門型に屈曲された取付部29と、取付部29から前方に延びる前延部30と、前延部30の車幅方向内側(左方)の縁から下方に延びる下延部31とを備える。
前延部30上には、第1コネクタ15a、第2コネクタ16a及び第5コネクタ19aを接続するための第1固定コネクタ32a、第2固定コネクタ33a及び第5固定コネクタ36aが接続端を車幅方向内側に向けて取り付けられている。第1固定コネクタ32a、第2固定コネクタ33a及び第5固定コネクタ36aは、エアタンク7の各部に接続される機器側ハーネス35の接続端である。第1固定コネクタ32a、第2固定コネクタ33a及び第5固定コネクタ36aは、前延部30上に取り付けられることで、第1分岐ケーブル15、第2分岐ケーブル16及び第5分岐ケーブル19が挿通される第1貫通穴H1よりも上方に配置されている。
また、下延部31には、第3コネクタ17a及び第4コネクタ18aを接続するための第3固定コネクタ34a及び第4固定コネクタ35aが、接続端を後方に向けると共に第2貫通穴H2よりも上方に位置して取り付けられている。第2貫通穴H2には、第3コネクタ17a及び第4コネクタ18aを有する第3分岐ケーブル17及び第4分岐ケーブル18が挿通されている。
また、固定コネクタ32a、33a、34a、35a、36aは雄コネクタからなり、コネクタ15a、16a、17a、18a、19aは、雄コネクタより小さな雌コネクタからなる。コネクタ15a、16a、17a、18a、19aは貫通穴H1、H2を通過する大きさに形成されている。
次に本実施の形態の作用を述べる。
図2及び図4に示すように、右サイドフレーム2よりも左方でシャシ側ハーネス11に水がかかった場合、水の一部がシャシ側ハーネス11を伝って貫通穴H1、H2の位置まで移動することがある。
従来、シャシ側ハーネス11のコネクタは貫通穴よりも下方に位置されていたため、水がシャシ側ハーネス11を伝ってコネクタに至る可能性があった。しかし、本実施の形態ではコネクタ15a、16a、17a、18a、19aは、それぞれの分岐ケーブル15、16、17、18、19が挿通される貫通穴H1、H2よりも上方に位置されているため、シャシ側ハーネス11を伝って移動する水がコネクタ15a、16a、17a、18a、19aに至る可能性を極めて低くできる。
このように、シャシ側ハーネス11と機器側ハーネス35を貫通穴H1、H2より上方で接続させるためのコネクタ保持部材23を備えるものとしたため、シャシ側ハーネス11を伝って移動する水がコネクタ15a、16a、17a、18a、19aに至る可能性を低減できる。
また、コネクタ保持部材23は、右サイドフレーム2に取り付けられ機器側ハーネス35の固定コネクタ32a、33a、34a、35a、36aを保持するブラケット23aからなるものとしたため、コネクタ15a、16a、17a、18a、19aが水で濡れる可能性を簡易な構造で低減できる。
貫通穴H1、H2には、樹脂製のグロメット21が設けられ、シャシ側ハーネス11のコネクタ15a、16a、17a、18a、19aは、グロメット21を通過する大きさに形成されるものとしたため、コネクタ15a、16a、17a、18a、19aを、右サイドフレーム2の左側からグロメット21に挿通させて固定コネクタ32a、33a、34a、35a、36aに容易に接続できる。そして、分岐ケーブル15、16、17、18、19を傷つけることなく接続作業を行うことができる。
なお、コネクタ保持部材23は、ブラケット23aに限るものではない。コネクタ保持部材23は、機器側ハーネス35を貫通穴H1、H2より上方で保持するものであればよく、例えばメインブラケット24であってもよく、右サイドフレーム2であってもよい。
また、機器側ハーネス35は、エアタンク7の各部に接続されるものとしたが、これに限るものではない。例えば機器側ハーネス35は、SCR装置8の各部に接続されるものであってもよい。この場合、図5及び図6に示すように、例えば機器側ハーネス35の固定コネクタ32aは、右サイドフレーム2に取り付けられたブラケット37に貫通穴H1より上方に位置して固定されるとよい。
また、エアタンク7及びSCR装置8は、右サイドフレーム2の右側に配置されるものとしたが、左サイドフレーム3の左側に配置されていてもよい。この場合、貫通穴H1、H2は、左サイドフレーム3に形成されるとよく、コネクタ保持部材23は左サイドフレーム3の外側(左側)に設けられるとよい。
2 右サイドフレーム
3 左サイドフレーム
11 シャシ側ハーネス
23 コネクタ保持部材
35 機器側ハーネス
H1 貫通穴
H2 貫通穴

Claims (3)

  1. 車両のサイドフレーム間に配線されたシャシ側ハーネスを、前記サイドフレームに開けられた貫通穴を挿通させてサイドフレーム外に延出させ、前記シャシ側ハーネスと機器側ハーネスとをコネクタ接続する車両の配線構造であって、
    前記シャシ側ハーネスと前記機器側ハーネスを前記貫通穴より上方で接続させるためのコネクタ保持部材を備えたことを特徴とする車両の配線構造。
  2. 前記コネクタ保持部材は、前記サイドフレームに取り付けられ前記機器側ハーネスのコネクタを保持するブラケットからなる請求項1に記載の車両の配線構造。
  3. 前記貫通穴には、樹脂製のグロメットが設けられ、前記シャシ側ハーネスのコネクタは、前記グロメットを挿通する大きさに形成された請求項1又は2に記載の車両の配線構造。
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