JP6682314B2 - 燃焼制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼装置の運転を制御する燃焼制御装置に関する。
図6に燃焼装置の運転を制御する燃焼制御装置を用いた燃焼システムの一例を示す(例えば、特許文献1参照)。この燃焼システム00は、燃焼機器1と、燃焼制御装置2(2B)と、燃料流路3と、空気流路4とを備えている。
燃焼機器1は、燃焼室5と、この燃焼室5内を加熱するメインバーナ6と、このメインバーナ6を点火するパイロットバーナ7と、このパイロットバーナ7を点火する点火装置(IG)8と、バーナ(パイロットバーナ7およびメインバーナ6)の火炎の強さを検出する火炎検出器9と、燃焼室5内の温度を検出する温度センサ10とを備えている。
燃料流路3は、燃焼機器1に燃料を供給するための流路であり、外部から燃料が供給される主流路3aと、主流路3aから分岐した第1の流路3bおよび第2の流路3cとから構成されている。第1の流路3bはメインバーナ6に接続され、第2の流路3cはパイロットバーナ7に接続されている。また、主流路3aにはガス圧スイッチ15が設けられ、第1の流路3bには安全遮断弁11,12が設けられ、第2の流路3cには安全遮断弁13,14が設けられている。
空気流路4は、一端がブロワ16に接続され、他端が第1の流路3bに接続されている。ブロワ16から吐出された空気(エアー)は、第1の流路3bを介して燃料(ガス)とともにメインバーナ6に供給される。また、空気流路4には、風圧スイッチ(エアーフロースイッチ)17やダンパ18が設けられている。
燃焼制御装置2(2B)は、火炎検出器9からの火炎検出信号(バーナの火炎の強さを示す信号)、温度センサ10からの温度検出信号を入力とし、安全遮断弁11〜14や点火装置8、ブロワ16、ダンパ18などに対して制御信号を出力する。これにより、図中その構成要素を1点鎖線で囲んで示す燃焼装置19の運転が制御される。
なお、燃焼装置19の種類によっては、メインバーナ6の点火が終わればパイロットバーナ7の火炎を消すタイプ、メインバーナ6の点火後もパイロットバーナ7の火炎を継続するタイプなどがあり、火炎検出器9は、前者のタイプでは、最初にパイロットバーナ7の火炎の強さを検出し、その後、メインバーナ6の火炎の強さを検出する。後者のタイプでは、パイロットバーナ7とメインバーナ6の火炎の強さを合わせて検出する。また、パイロットバーナ7を備えず、メインバーナ6のみとするタイプなどもある。本明細書では、パイロットバーナ7もメインバーナ6もバーナと呼び、そして火炎検出器9が検出する火炎をバーナの火炎と呼ぶ。図6は、メインバーナ6の点火後もパイロットバーナ7の火炎を継続するタイプとされており、火炎検出器9はパイロットバーナ7およびメインバーナ6の火炎をバーナの火炎として検出する。
また、燃焼制御装置2(2B)は、ガス圧スイッチ15や風圧スイッチ17、火炎検出器9などの状態を監視し、異常を検出した時に、安全遮断弁11〜14を閉とし、バーナへの燃料の供給を遮断し、ロックアウト状態となる(例えば、特許文献2参照)。
この燃焼システム00において、燃焼制御装置2(2B)がロックアウト状態となると、電源の再投入などではそのロックアウト状態を解除することができず、リセットスイッチの操作が必要となる(例えば、特許文献3参照)。
この燃焼システム00では、リセットスイッチの操作(リセット操作)方法として、下記のリセット方法Aあるいはリセット方法Bの何れか一方が採用される。
〔リセット方法A〕
セット操作に制限を設けず、リセット操作を有効とする。
〔リセット方法B〕
リセット操作を行った後、一定時間の間、リセット操作を無効とする。
特開2011−208921号公報 実公昭61−19331号公報 特開2011−215960号公報
しかしながら、上述したリセット方法Aでは、リセットスイッチの設置場所が制約される。すなわち、サービスマンなどが燃焼装置の安全性を確認しながらリセット操作を行うことができるように、リセットスイッチを燃焼装置の近傍に設置する必要がある。例えば、図7に示すように、リセットスイッチSWAを燃焼制御装置2(2B)に付設する。
また、上述したリセット方法Bは、リセット操作が制限されるため、誤操作防止となり、燃焼装置が見ない遠隔地から燃焼装置のロックアウト状態を解除する場合には有利な方法であり、リセットスイッチの設置場所は制約されない。
すなわち、図8Aに示すように、リセットスイッチSWBを燃焼制御装置2(2B)に付設するようにしてもよく、図8Bに示すように、リセットスイッチSWBを燃焼制御装置2(2B)から離れた遠隔地に設けるようにしてもよい。
しかし、リセット方法Bでは、燃焼装置の安全性を確認しないままのリセットスイッチの多用によって、燃焼と失火(不着火・断火)を短時間で何回も繰り返すことがあり、燃焼室に未燃焼ガスが溜まり、安全性が損なわれることがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、燃焼装置のロックアウト状態を遠隔地からでも近傍からでも解除することができ、かつ遠隔地からの短時間の間のリセットスイッチの多用を防ぐことができる燃焼制御装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、燃焼装置(19)の運転を制御する燃焼制御装置(2A)において、燃焼装置(19)の異常を検知して燃焼制御装置(2A)をロックアウト状態とするロックアウト部(2−1)と、燃焼制御装置(2A)に付設された第1のリセットスイッチ(SW1)と、燃焼制御装置(2A)から離れた遠隔地に設けられた第2のリセットスイッチ(SW2)と、第1のリセットスイッチ(SW1)からの燃焼装置(19)の運転再開を指示する第1のリセット入力(RS1)を無制限に受け付けて燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態を解除する第1のロックアウト解除部(2−2)と、第2のリセットスイッチ(SW2)からの燃焼装置(19)の運転再開を指示する第2のリセット入力(RS2)を制限付きで受け付けて燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態を解除する第2のロックアウト解除部(2−3)とを備え、第2のロックアウト解除部(2−3)は、最初の第2のリセット入力(RS2)を受け付けて燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態を解除した後、所定時間(T)が経過する前に第2のリセット入力(RS2)を受け付けての燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態の解除を所定回数(N)以上行った場合、所定時間(T)が経過するまで第2のリセット入力(RS2)を受け付けての燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態の解除を禁止することを特徴とする。
本発明において、第1のリセットスイッチ(SW1)は燃焼制御装置(2A)に付設されており、第2のリセットスイッチ(SW2)は燃焼制御装置(2A)から離れた遠隔地に設けられている。第1のロックアウト解除部(2−2)は、第1のリセットスイッチ(SW1)からの燃焼装置(19)の運転再開を指示する第1のリセット入力(RS1)を無制限に受け付けて燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態を解除し、第2のロックアウト解除部(2−3)は、第2のリセットスイッチ(SW2)からの燃焼装置(19)の運転再開を指示する第2のリセット入力(RS2)を制限付きで受け付けて燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態を解除する。
本発明において、第2のロックアウト解除部(2−3)における第2のリセット入力(RS2)を制限付きで受け付けての燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態の解除は、次のようにして行われる。すなわち、従来のリセット方法Bのように一定時間の間リセット操作を無効とするのではなく、最初の第2のリセット入力(RS2)を受け付けて燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態を解除した後、所定時間(T)が経過する前に第2のリセット入力を受け付けての燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態の解除が所定回数(N)以上行われた場合、所定時間(T)が経過するまで第2のリセット入力(RS2)を受け付けての燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態の解除を禁止する。
これにより、本発明では、最初の第2のリセット入力(RS2)を受け付けて燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態を解除した後、所定時間(T)(例えば、15分)が経過するまでの間は所定回数(N)(例えば、5回)を限度として、第2のリセット入力(RS2)を受け付けての燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態の解除が許可され、燃焼制御装置(2A)のロックアウト状態を遠隔地からでも近傍からでも解除でき、かつ遠隔地からの短時間の間のリセットスイッチ(SW2)の多用を防ぐことができるようになる。
なお、上記説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の構成要素を、括弧を付した参照符号によって示している。
本発明によれば、第1のリセットスイッチを燃焼制御装置に付設し、第2のリセットスイッチを燃焼制御装置から離れた遠隔地に設け、第1のリセットスイッチからの第1のリセット入力を無制限に受け付けて燃焼制御装置のロックアウト状態を解除するようにする一方、第2のリセットスイッチからの最初の第2のリセット入力を受け付けて燃焼制御装置のロックアウト状態を解除した後、所定時間が経過する前に第2のリセット入力を受け付けての燃焼制御装置のロックアウト状態の解除を所定回数以上行った場合、所定時間が経過するまで第2のリセット入力を受け付けての燃焼制御装置のロックアウト状態の解除を禁止するようにしたので、燃焼制御装置のロックアウト状態を遠隔地からでも近傍からでも解除することができ、かつ遠隔地からの短時間の間のリセットスイッチの多用を防ぐことができるようになる。
図1は、本発明の実施の形態に係る燃焼制御装置の要部を示す図である。 図2は、この燃焼制御装置における第2のロックアウト解除部の機能を具体的に説明する図である。 図3は、第2のリセットスイッチの近くにロックアウト解除禁止時間帯であることを知らせる報知部を設けた例を示す図である。 図4は、第1のロックアウト解除部と第2のロックアウト解除部とを1つのロックアウト解除部に設けた例を示す図1に対応する図である。 図5は、第1のロックアウト解除部と第2のロックアウト解除部とを1つのロックアウト解除部に設けた例を示す図3に対応する図である。 図6は、燃焼装置の運転を制御する燃焼制御装置を用いた燃焼システムの一例を示す図である。 図7は、リセット方法Aの場合のリセットスイッチの付設例を示す図である。 図8Aは、リセット方法Bの場合にリセットスイッチを燃焼制御装置に付設した例を示す図である。 図8Bは、リセット方法Bの場合にリセットスイッチを燃焼制御装置から離れた遠隔地に設けた例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る燃焼制御装置2(2A)の要部を示す図である。
この燃焼制御装置2(2A)は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。この燃焼制御装置2(2A)と、図6に示した従来の燃焼制御装置2(2B)とでは、その持つ機能が一部異なっている。
図1には、燃焼制御装置2(2A)が持つ本実施の形態で特筆すべき機能部のみを示している。また、この燃焼制御装置2(2A)によって運転が制御される燃焼装置の基本構成については、図6に示した燃焼装置19の構成を流用するものとする。
この燃焼制御装置2(2A)には、リセットスイッチとして、第1のリセットスイッチSW1と第2のリセットスイッチSW2とが設けられている。第1のリセットスイッチSW1は燃焼制御装置2(2A)に付設されている。第2のリセットスイッチSW2は、燃焼制御装置2(2A)の外部入力部TM1に電線L1を介して接続され、燃焼制御装置2(2A)から離れた遠隔地に設けられている。
また、燃焼制御装置2(2A)は、本実施の形態で特筆すべき機能部として、燃焼装置19の異常を検知して燃焼制御装置2(2A)をロックアウト状態とするロックアウト部21と、第1のリセットスイッチSW1からの燃焼装置19の運転再開を指示する第1のリセット入力RS1を無制限に受け付けて燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態を解除する第1のロックアウト解除部2−2と、第2のリセットスイッチSW2からの燃焼装置19の運転再開を指示する第2のリセット入力RS2を制限付きで受け付けて燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態を解除する第2のロックアウト解除部2−3とを備えている。
なお、第1のリセットスイッチSW1および第2のリセットスイッチSW2はON/OFFスイッチであり、第1のリセットスイッチSW1がONとされることにより第1のリセット入力RS1が第1のロックアウト解除部2−2に与えられ、第2のリセットスイッチSW2がONとされることにより第2のリセット入力RS2が第2のロックアウト解除部2−3に与えられる。第1のリセットスイッチSW1および第2のリセットスイッチSW2は、ONとされた後、すぐにOFFの状態に戻る。また、第1のロックアウト解除部2−2および第2のロックアウト解除部2−3は、ロックアウト部2−1に解除指令を送ることによって、燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態を解除する。
また、第1のロックアウト解除部2−2は、第2のリセット入力RS2を無制限で受け付けて燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態を解除するが、第2のロックアウト解除部2−3は、最初の第2のリセット入力RS2を受け付けて燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態を解除した後、所定時間Tが経過する前に第2のリセット入力RS2を受け付けての燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態の解除を所定回数N以上行った場合、所定時間Tが経過するまで第2のリセット入力RS2を受け付けての燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態の解除を禁止する。この第2のロックアウト解除部2−3の機能を図2を用いて具体的に説明する。この例では、所定時間Tを15分、所定回数Nを5回としている。
燃焼制御装置2(2A)がロックアウト状態とされた後(t1点(1回目のロックアウト))、使用者が第2のリセットスイッチSW2をONとすると、第2のリセット入力RS2が第2のロックアウト解除部2−3に送られる。第2のロックアウト解除部2−3は、これを最初の第2のリセット入力RS2として受け付けて、燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態を解除する(t2点(1回目のロックアウト解除))。ここで、第2のロックアウト解除部2−3は、この1回目のロックアウト解除からの経過時間をタイマ時間TMとして計時し始める。
この例では、1回目のロックアウト解除が行われた後(t2点)、t3点で2回目のロックアウトが行われ、t4点で2回目のロックアウト解除を行っている。また、2回目のロックアウト解除が行われた後(t4)、t5点で3回目のロックアウトが行われ、t6点で3回目のロックアウト解除を行っている。同様にして、t7点で4回目のロックアウト、t9点で5回目のロックアウトが行われ、t8点で4回目のロックアウト解除、t10点で5回目のロックアウト解除を行っている。この間、タイマ時間TMは、まだ所定時間T=15分には達していない。
第2のロックアウト解除部2−3は、タイマ時間TMが所定時間T=15分に達する前に、第2のリセット入力RS2を受け付けての燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態の解除をN=5回以上行うと(t10点)、タイマ時間TMが所定時間T=15分に達するまで第2のリセット入力RS2を受け付けての燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態の解除を禁止する。
このため、1回目のロックアウト解除が行われた時点からロックアウト解除の回数がN=5回となるまでの時間帯TB1がロックアウト解除が許可される時間帯(ロックアウト解除許可時間帯)、ロックアウト解除の回数がN=5回となってからタイマ時間TMが所定時間T=15分に達するまでの時間帯TB2がロックアウト解除が禁止される時間帯(ロックアウト解除禁止時間帯)となり、ロックアウト解除禁止時間帯TB2で第2のリセット入力RS2が入力されても、第2のロックアウト解除部2−3はこれを受け付けず、燃焼制御装置2(2A)のロックアウト状態を解除しない。
図2においては、t11点で6回目のロックアウトが行われ、t12,t13,t14点で第2のリセットスイッチSW2によるリセット操作が行われているが、このリセット操作で入力される第2のリセット入力RS2は受け付けられず、ロックアウト解除は行われていない。この場合、タイマ時間TMが所定時間T=15分に達した後に、すなわち1回目のロックアウト解除から15分経過した後に(t15点)、再びロックアウト解除が可能となる。図2においては、1回目のロックアウト解除から15分経過した後のt16点で、6回目のロックアウト解除が行われている。
以上の説明から分かるように、本実施の形態では、燃焼制御装置2(2A)に2種類のリセットスイッチを設け、第1のリセットスイッチSW1を本体のリセットスイッチとして燃焼制御装置2(2A)に付設し、第2のリセットスイッチSW2を外部スイッチとして燃焼制御装置2(2A)から離れた遠隔地に設け、第1のリセットスイッチSW1によるリセット操作には制限を設けず、第2のリセットスイッチSW2によるリセット操作に時間(T)と回数(N)による制限を設けている。
これにより、第1のリセットスイッチSW1を操作すれば、燃焼装置19の近傍で、サービスマンなどが燃焼装置19の安全性を確認しながらロックアウトの解除を行うことができる。このため、待ち時間が少なく、すぐに運転を開始することが可能なり、燃焼効率が上がる。さらに、リセット回数の制限を設けないため、試運転が中断されることもなくなる(試運転時は第1のリセットスイッチSW1でリセット操作するとよい)。
また、第2のリセットスイッチSW2を操作すれば、燃焼装置19が見えない遠隔地からでもロックアウトの解除を行うことができる。この場合、リセット操作に時間(T)と回数(N)による制限が設けられているので、安全性を確保しながら燃焼装置19を運転することができる。また、所定時間T=15分が経過するまでの間はN=5回を限度として、第2のリセットスイッチSW2によるロックアウトの解除が許可されるので、遠隔地からの短時間の間の第2のリセットスイッチSW2の多用を防ぐことができるようになる。
なお、上述した実施の形態において、ロックアウト解除禁止時間帯TB2にある間は、第2のリセットスイッチSW2によるロックアウトの解除を行うことができないことを知らせるために、例えば赤色のアラームランプを点滅させるようにしてもよい。
すなわち、図3に示すように、第2のリセットスイッチSW2の近くに報知部2−4を設け、この報知部2−4においてロックアウト解除禁止時間帯TB2にある間、赤色のアラームランプを点滅させるなどしてもよい。この場合、赤色のアラームランプの点滅中であっても、第1のリセットスイッチSW1によるロックアウトの解除は可能とする。
また、スイッチの故障などでリセットしっぱなしになると不安全な状態となるので、故障でリセットが自動的に解除できないような場合を考慮し、リセット入力の自己診断の機能を2回路分備えるようにしてもよい。
また、図1や図3では、第1のロックアウト解除部2−2と第2のロックアウト解除部2−3とを独立した形で設けているが、図4や図5に示すように、第1のロックアウト解除部2−2と第2のロックアウト解除部2−3とを1つのロックアウト解除部2−5に設けるようにしてもよい。すなわち、第1のロックアウト解除部2−2との機能と第2のロックアウト解除部2−3の機能とを合わせた機能を有するロックアウト解除部2−5を設けるようにしてもよい。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
2(2A)…燃焼制御装置、2−1…ロックアウト部、2−2…第1のロックアウト解除部、2−3…第2のロックアウト解除部、2−4…報知部、2−5…ロックアウト解除部、SW1…第1のリセットスイッチ、SW2…第2のリセットスイッチ、TM1…外部入力部、L1…電線。

Claims (2)

  1. 燃焼装置の運転を制御する燃焼制御装置において、
    前記燃焼装置の異常を検知して前記燃焼制御装置をロックアウト状態とするロックアウト部と、
    前記燃焼制御装置に付設された第1のリセットスイッチと、
    前記燃焼制御装置から離れた遠隔地に設けられた第2のリセットスイッチと、
    前記第1のリセットスイッチからの前記燃焼装置の運転再開を指示する第1のリセット入力を無制限に受け付けて前記燃焼制御装置のロックアウト状態を解除する第1のロックアウト解除部と、
    前記第2のリセットスイッチからの前記燃焼装置の運転再開を指示する第2のリセット入力を制限付きで受け付けて前記燃焼制御装置のロックアウト状態を解除する第2のロックアウト解除部とを備え、
    前記第1のリセットスイッチおよび前記第2のリセットスイッチは、ON/OFFスイッチであり、
    前記第2のロックアウト解除部は、
    前記第2のリセットスイッチがONとされることによる、最初の前記第2のリセット入力を受け付けて前記燃焼制御装置のロックアウト状態を解除した後から所定時間が経過する前に前記第2のリセット入力を受け付けての前記燃焼制御装置のロックアウト状態の解除を所定回数以上行った場合、前記所定時間が経過するまで、前記第2のリセットスイッチがONとされることによる、前記第2のリセット入力を受け付けての前記燃焼制御装置のロックアウト状態の解除を禁止する
    ことを特徴とする燃焼制御装置。
  2. 請求項1に記載された燃焼制御装置において、
    前記第2のリセット入力を受け付けての前記燃焼制御装置のロックアウト状態の解除が禁止されている間、前記第2のリセットスイッチによるロックアウトの解除を行うことができないことを報知する報知部
    を備えることを特徴とする燃焼制御装置。
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