JP6682051B2 - 監視補助装置 - Google Patents

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Description

本発明は、映像のなりすましを検出するための技術に関するものである。
従来の監視システムにおいて、撮影の妨害または映像のなりすましといった監視妨害が行われる。
撮影の妨害では、監視対象の正常時の映像を映した衝立が監視対象の前に置かれ、監視対象が盗まれる。
映像のなりすましでは、伝送路において監視カメラからの映像が何かしらの方法で古い映像に差し替えられ、侵入者が監視モニタに表示されないように古い映像が監視モニタに繰り返し表示される。
監視カメラの台数が多い建物または施設では、多数の監視モニタが用意される。この場合、全ての監視モニタを常時監視することは困難であり、正常な映像から不正な映像への切り換わりを見逃す可能性が高い。また、少ない監視モニタに監視映像を切り替えながら表示する場合にも、不正な映像に気づくのは困難である。
特開2013−120557号公報 特開2007−318480号公報 特開2005−333415号公報
特許文献1には、撮影の妨害に対する対策として、監視対象を異なる角度で撮影して得られた複数の画像を用いて映像の改ざんを判定する技術が記載されている。
しかし、特許文献1に開示された技術では、映像のなりすましを判定することはできない。
特許文献2には、映像のなりすましを検出する技術が記載されている。この技術では、監視カメラにパン、チルトまたはズーム等の動作を行わせる。そして、動作から推定される映像と監視モニタに映った映像とを比較することにより、映像のなりすましが検出される。
特許文献3には、次のような技術が記載されている。
監視カメラの撮影範囲の周辺に照明器具が配置される。監視システムは、照明器具を点灯または消灯させることによって、撮影範囲の照度を変化させる。そして、監視システムは、輝度または色の時間変化に基づいて映像の差異を判定する。
しかし、特許文献2の技術と特許文献3の技術とのいずれにおいても、映像のなりすましを検出するためには、監視範囲に設けられた信号発生装置によって映像の画面全体に大きな変化を発生させる必要がある。
そして、信号発生装置の購入を含め、信号発生装置を利用する環境を準備するには高い費用がかかる。
また、映像の画面全体に大きな変化を発生させた場合であっても、不正な映像の内容によっては、映像のなりすましを検出することができず、セキュリティが脆弱になってしまう。
本発明は、映像のなりすましを検出できるようにすることを目的とする。
本発明の監視補助装置は、
静止物を撮影するカメラに撮影範囲を変化させる揺さ振り制御を行う揺さ振り部と、
前記揺さ振り制御の前に前記カメラによって得られた前回画像において前記静止物が映っている部分を代表する前回位置と、前記揺さ振り制御の後に前記カメラによって得られた今回画像において前記静止物が映っている部分を代表する今回位置と、を算出する位置算出部と、
前記揺さ振り制御による前記撮影範囲の変化量と、前記前回位置に対する前記今回位置の変化量とに基づいて、前記今回画像が不正な画像であるか判定する検証部とを備える。
本発明によれば、映像のなりすましを検出することが可能となる。
実施の形態1における監視システム100の構成図。 実施の形態1における監視システム100Aを示す図。 実施の形態1におけるカメラ200の構成図。 実施の形態1におけるレコーダ300の構成図。 実施の形態1における監視補助装置400の構成図。 実施の形態1における記憶部421を示す図。 実施の形態1におけるカメラ管理ファイル431を示す図。 実施の形態1における設備管理ファイル432を示す図。 実施の形態1におけるパターンファイル434を示す図。 実施の形態1における揺さ振り制御パターンを示す図。 実施の形態1における監視補助方法のフローチャート。 実施の形態1におけるなりすまし検出処理(S200)のフローチャート。 実施の形態1における代表位置を示す図。 実施の形態1における暗号化通信のフローチャート。 実施の形態におけるハードウェア構成図。
実施の形態および図面において、同じ要素および対応する要素には同じ符号を付している。同じ符号が付された要素の説明は適宜に省略または簡略化する。図中の矢印はデータの流れ又は処理の流れを主に示している。
実施の形態1.
映像のなりすましを検出する形態について、図1から図14に基づいて説明する。
***構成の説明***
図1に基づいて、監視システム100の構成を説明する。
監視システム100は、1台以上のカメラと1台以上のディスプレイとレコーダ300と監視補助装置400とを備える。
カメラを特定しない場合、それぞれをカメラ200と称する。
ディスプレイを特定しない場合、それぞれをディスプレイ103と称する。
カメラ200とディスプレイ103とレコーダ300と監視補助装置400とのそれぞれの時刻は同期されている。
時刻の同期は、例えば、NTP(Network Time Protocol)を利用して行われる。
カメラ200とディスプレイ103とレコーダ300とは、第1ネットワーク101を介して互いに通信を行う。
レコーダ300と監視補助装置400とは、第2ネットワーク102を介して互いに通信を行う。
例えば、第1ネットワーク101と第2ネットワーク102とのそれぞれはLAN(Local Area Network)である。
カメラ200は、監視される場所に設置される。
レコーダ300と監視補助装置400と各ディスプレイ103とは、監視が行われる場所に設置される。
監視される場所には、対象者111と設備112といった被写体が存在する。
対象者111は、撮影される人である。対象者111は移動体の具体例である。
設備112は、撮影される物である。設備112は静止物の具体例である。
破線は、カメラ200の撮影範囲を示している。
図2に基づいて、監視システム100Aを説明する。
監視システム100Aは、監視システム100の具体例である。
監視システム100Aにおいて、建物フロア113は監視される場所の具体例であり、監視室114は監視が行われる場所の具体例である。建物フロア113は、建物内のフロアを意味する。
また、建物ネットワーク101Aは第1ネットワーク101の具体例であり、室内ネットワーク102Aは第2ネットワーク102の具体例である。建物ネットワーク101Aは、建物に設けられたネットワークを意味する。室内ネットワーク102Aは、監視室114に設けられたネットワークを意味する。
建物フロア113には、3台のカメラ(200A〜200C)が設置されている。
また、建物フロア113には、対象者111が存在している。具体的な対象者111は、建物の利用者または建物への侵入者である。
さらに、建物フロア113には、エレベータ112Aと自動扉112Bと窓112Cとシャッター112Dといった設備112が存在している。
監視室114には、レコーダ300とディスプレイ103と監視補助装置400とが設置されている。
3台のカメラ(200A〜200C)とレコーダ300とディスプレイ103とは建物ネットワーク101Aに接続されている。
レコーダ300と監視補助装置400とは室内ネットワーク102Aに接続されている。
図3に基づいて、カメラ200の構成を説明する。
カメラ200は、プロセッサ201とメモリ202とイメージセンサ203と通信装置204とモータ205といったハードウェアを備える。これらのハードウェアは、信号線を介して互いに接続されている。
プロセッサ201は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)であり、他のハードウェアを制御する。例えば、プロセッサ201は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、またはGPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ202は揮発性の記憶装置である。メモリ202は、主記憶装置またはメインメモリとも呼ばれる。例えば、メモリ202はRAM(Random Access Memory)である。
イメージセンサ203は、撮像素子の集合である。例えば、イメージセンサ203は、CMOSイメージセンサまたはCCDイメージセンサである。CMOSはComplementary Metal Oxide Semiconductorの略称である。CCDはCharge Coupled Deviceの略称である。
通信装置204はレシーバおよびトランスミッタである。例えば、通信装置204は通信チップまたはNIC(Network Interface Card)である。
モータ205は、パンモータおよびチルトモータである。パンモータは、カメラ200の向きを左右に動かすためのモータである。チルトモータは、カメラ200の向きを上下に動かすためのモータである。
プロセッサ201は制御部211として機能する。
イメージセンサ203は撮影部212として機能する。
通信装置204は通信部213として機能する。
図4に基づいて、レコーダ300の構成を説明する。
レコーダ300は、プロセッサ301とメモリ302と補助記憶装置303と通信装置304といったハードウェアを備える。これらのハードウェアは、信号線を介して互いに接続されている。
プロセッサ301は、演算処理を行うICであり、他のハードウェアを制御する。例えば、プロセッサ301はCPU、DSPまたはGPUである。
メモリ302は揮発性の記憶装置である。メモリ302は、主記憶装置またはメインメモリとも呼ばれる。例えば、メモリ302はRAMである。メモリ302に記憶されたデータは必要に応じて補助記憶装置303に保存される。
補助記憶装置303は不揮発性の記憶装置である。例えば、補助記憶装置303は、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)またはフラッシュメモリである。補助記憶装置303に記憶されたデータは必要に応じてメモリ302にロードされる。
通信装置304はレシーバ及びトランスミッタである。例えば、通信装置304は通信チップまたはNICである。
プロセッサ301は制御部311と編集部312として機能する。
通信装置304は通信部313として機能する。
図5に基づいて、監視補助装置400の構成を説明する。
監視補助装置400は、プロセッサ401とメモリ402と補助記憶装置403と通信装置404といったハードウェアを備えるコンピュータである。これらのハードウェアは、信号線を介して互いに接続されている。
プロセッサ401は、演算処理を行うICであり、他のハードウェアを制御する。例えば、プロセッサ401はCPU、DSPまたはGPUである。
メモリ402は揮発性の記憶装置である。メモリ402は、主記憶装置またはメインメモリとも呼ばれる。例えば、メモリ402はRAMである。メモリ402に記憶されたデータは必要に応じて補助記憶装置403に保存される。
補助記憶装置403は不揮発性の記憶装置である。例えば、補助記憶装置403は、ROM、HDDまたはフラッシュメモリである。補助記憶装置403に記憶されたデータは必要に応じてメモリ402にロードされる。
通信装置404はレシーバ及びトランスミッタである。例えば、通信装置404は通信チップまたはNICである。
監視補助装置400は、揺さ振り部411と照合部412と位置算出部413と変化判定部414と検証部415とパターン選択部416と周期決定部417と通知部418と編集部419といった要素を備える。これらの要素はソフトウェアで実現される。
補助記憶装置403には、監視補助プログラムが記憶されている。監視補助プログラムは、揺さ振り部411と照合部412と位置算出部413と変化判定部414と検証部415とパターン選択部416と周期決定部417と通知部418と編集部419としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。監視補助プログラムは、メモリ402にロードされて、プロセッサ401によって実行される。
さらに、補助記憶装置403にはOSが記憶されている。OSの少なくとも一部は、メモリ402にロードされて、プロセッサ401によって実行される。
つまり、プロセッサ401は、OSを実行しながら、監視補助プログラムを実行する。
監視補助プログラムを実行して得られるデータは、メモリ402、補助記憶装置403、プロセッサ401内のレジスタまたはプロセッサ401内のキャッシュメモリといった記憶装置に記憶される。
補助記憶装置403は記憶部421として機能する。但し、他の記憶装置が、補助記憶装置403の代わりに、又は、補助記憶装置403と共に、記憶部421として機能してもよい。
通信装置404は通信部422として機能する。
記憶部421および通信部422は、監視補助プログラムによって制御される。つまり、監視補助プログラムは、さらに、記憶部421と通信部422としてコンピュータを機能させる。
監視補助装置400は、プロセッサ401を代替する複数のプロセッサを備えてもよい。複数のプロセッサは、プロセッサ401の役割を分担する。
監視補助プログラムは、光ディスクまたはフラッシュメモリ等の不揮発性の記録媒体にコンピュータで読み取り可能に記録(格納)することができる。
図6に基づいて、記憶部421を説明する。
記憶部421は、主に、カメラ管理ファイル431と設備管理ファイル432と設備画像群433とパターンファイル434とを記憶する。
カメラ管理ファイル431は、カメラ200とカメラ200によって撮影される設備112とを互いに対応付けるファイルである。
図7に基づいて、カメラ管理ファイル431の構成を説明する。
カメラ管理ファイル431は、No.とカメラIDと設備IDとを互いに対応付けている。IDは識別子を意味する。
No.は、番号を示す。
カメラIDは、カメラ200を識別する。
設備IDは、設備112を識別する。
設備管理ファイル432は、設備112と稼働時間と設備画像群433とを互いに対応付けるファイルである。
図8に基づいて、設備管理ファイル432の構成を説明する。
設備管理ファイル432は、No.と設備IDと設備種類と利用可能時間と画像群IDとを互いに対応付けている。
設備種類は、設備112の種類である。
利用可能時間は、設備112を利用することが可能な時間として予め決められた時間である。
画像群IDは、設備画像群433を識別する。
設備画像群433は、複数の設備画像である。
複数の設備画像は、設備112を複数の方向から撮影して得られた複数の画像である。
パターンファイル434は、複数の揺さ振りパターンを示すファイルである。
揺さ振りパターンは、揺さ振り制御の内容を示す。
揺さ振り制御は、カメラ200に撮影範囲を変化させるための制御である。
具体的な揺さ振り制御は、パン制御、チルト制御およびズーム制御である。
パン制御によって、カメラ200の向きが左右に動く。その結果、カメラ200の撮影範囲が左右に移動する。
チルト制御によって、カメラ200の向きが上下に動く。その結果、カメラ200の撮影範囲が上下に移動する
具体的なズーム制御は、ズームイン制御およびズームアウト制御である。
ズームイン制御によってカメラ200の撮影範囲が狭まり、ズームアウト制御によってカメラ200の撮影範囲が広がる。
図9に基づいて、パターンファイル434の構成を説明する。
パターンファイル434は、パターンIDと揺さ振りパターンとを互いに対応付けている。
パターンIDは、揺さ振りパターンを識別する。
揺さ振りパターンは、例えば、カメラ200の向きを動かす方向をx座標とy座標とで指定する。
図10に、揺さ振りパターンの一例を示す。
破線の枠は、撮影範囲を示している。
破線内の四角は、設備112を表している。
横位置はx座標で表され、縦方向はy座標で表される。
揺さ振りパターンP001は、カメラ200の向きを上に動かす。その結果、カメラ200の撮影範囲が上に移動する。そして、設備112が映る部分が下に移動する。
揺さ振りパターンP002は、カメラ200の向きを左上に動かす。その結果、カメラ200の撮影範囲が左上に移動する。そして、設備112が映る部分が右下に移動する。
揺さ振りパターンP003は、カメラ200の向きを左に動かす。その結果、カメラ200の撮影範囲が左に移動する。そして、設備112が映る部分が右に移動する。
揺さ振りパターンP004は、カメラ200の向きを左下に動かす。その結果、カメラ200の撮影範囲が左下に移動する。そして、設備112が映る部分が右上に移動する。
揺さ振りパターンP005は、カメラ200の向きを下に動かす。その結果、カメラ200の撮影範囲が下に移動する。そして、設備112が映る部分が上に移動する。
揺さ振りパターンP006は、カメラ200の向きを右下に動かす。その結果、カメラ200の撮影範囲が右下に移動する。そして、設備112が映る部分が左上に移動する。
揺さ振りパターンP007は、カメラ200の向きを右に動かす。その結果、カメラ200の撮影範囲が右に移動する。そして、設備112が映る部分が左に移動する。
揺さ振りパターンP008は、カメラ200の向きを右上に動かす。その結果、カメラ200の撮影範囲が右上に移動する。そして、設備112が映る部分が左下に移動する。
***動作の説明***
監視補助装置400の動作は監視補助方法に相当する。また、監視補助方法の手順は監視補助プログラムの手順に相当する。
図11に基づいて、監視補助方法を説明する。
ステップS110において、揺さ振り部411は、揺さ振りパターンと揺さ振り周期とに合わせて揺さ振り制御を行う。
具体的には、揺さ振り部411は、揺さ振り制御を以下のように行う。
まず、揺さ振り部411は、揺さ振りパターンを示す揺さ振り命令を生成する。
次に、揺さ振り部411は、前回の命令時刻から揺さ振り周期が経過するまで待機する。
そして、揺さ振り部411は、レコーダ300を介して、揺さ振り命令をカメラ200へ送信する。つまり、監視補助装置400の通信部422が揺さ振り命令をレコーダ300へ送信する。レコーダ300の通信部313は、揺さ振り命令を受信し、揺さ振り命令をカメラ200へ送信する。
カメラ200において、通信部213が揺さ振り命令を受信する。そして、制御部211が、イメージセンサ203またはモータ205を制御することによって、揺さ振り制御を行う。
ステップS120において、通信部422は撮影画像を受信する。そして、記憶部421は、受信された撮影画像を記憶する。
撮影画像は、カメラ200において撮影によって得られる画像である。
撮影画像は、以下のように監視補助装置400へ送信される。
カメラ200において、撮影部212が撮影を行い、通信部213が撮影画像をレコーダ300へ送信する。
レコーダ300において、通信部313が撮影画像を受信し、制御部311が撮影画像をメモリ302に記憶する。さらに、制御部311は、通信部313を介して、撮影画像を監視補助装置400へ送信する。
なお、撮影画像は、送信元のカメラ200を識別するカメラIDと共に通信される。
ステップS130において、照合部412は、受信された撮影画像を設備画像群433の各設備画像と照合する。
照合は、撮影画像から設備112が映っている部分を検出するために行われる。設備112が映っている部分を設備部分と呼ぶ。
ステップS130の手順は以下の通りである。
まず、照合部412は、撮影画像のカメラIDと同じカメラIDに対応付けられた設備IDをカメラ管理ファイル431から取得する。
次に、照合部412は、取得した設備IDと同じ設備IDに対応付けられた画像群IDを設備管理ファイル432から取得する。
次に、照合部412は、取得した画像群IDで識別される設備画像群433を記憶部421から読み出す。
そして、照合部412は、設備画像群433の各設備画像と撮影画像を照合する。
具体的には、照合部412は、HOG検出手法またはCannyフィルタによって、照合を行う。HOG検出手法では、輝度勾配に基づく特徴量が使用される。HOGは、Histogram of Oriented Gradientsの略称である。Cannyフィルタは、エッジ検出を行う。
但し、照合部412は、その他の画像解析手法によって照合を行ってもよい。
つまり、照合は、一般的な公知技術を用いて行うことができる。
ステップS140において、照合部412は、照合結果に基づいて、撮影画像に設備112が映っているか判定する。
撮影画像に設備112が映っている場合、処理はステップS200に進む。
撮影画像に設備112が映っていない場合、処理はステップS150に進む。
ステップS200は、なりすまし検出処理を行うステップである。
なりすまし検出処理は、映像のなりすましを検出するための処理である。つまり、なりすまし検出処理は、撮影画像が不正な画像であるか判定するための処理である。なりすまし検出処理の詳細については後述する。
ステップS200の後、処理はステップS110に進む。
ステップS150において、通知部418は障害通知を出力する。
障害通知は、障害の発生を知らせるための通知である。例えば、障害通知によって、カメラ200の故障が通知される。
具体的には、通知部418は、通信部422を介して、障害通知を通知先へ送信する。
通知先は、予め決められている。例えば、通知先は、監視室114の端末または監視員の端末である。端末の具体例は、パーソナルコンピュータ、携帯端末およびタブレット端末である。
図12に基づいて、なりすまし検出処理(S200)を説明する。
なりすまし検出処理(S200)において、今回の撮影画像を今回画像と呼び、前回の撮影画像を前回画像と呼ぶ。
ステップS210において、位置算出部413は今回位置を算出する。そして、位置算出部413は、今回位置を記憶部421に記憶する。
今回位置は、今回画像における代表位置である。
代表位置は、設備112が映っている部分を代表する位置である。
具体的には、位置算出部413は、ステップS130(図11参照)で検出された設備部分から今回位置を選択する。例えば、位置算出部413は、設備部分の中心の座標値を選択する。
なお、位置算出部413は、前回のステップS210で前回位置を算出している。前回位置は記憶部421に記憶されている。
前回位置は、前回画像のうちの設備112が映っている部分を代表する座標値である。
今回位置と前回位置とのそれぞれは、設備112毎に算出される。
図13に、撮影画像の例を示す。
撮影画像の中の四角は、設備112を表している。
座標値(X1,Y1)は、第1の設備112の代表位置を示している。
座標値(X2,Y2)は、第2の設備112の代表位置を示している。
図12に戻り、ステップS220から説明を続ける。
ステップS220において、変化判定部414は、画像変化の有無を判定する。つまり、変化判定部414は、今回画像が前回画像から変化しているか否かを判定する。
具体的には、変化判定部414は、設備112毎に今回位置を前回位置と比較する。
少なくともいずれかの設備112について今回位置が前回位置と異なる場合、今回画像が前回画像から変化している。
但し、変化判定部414は、前回画像と今回画像とを用いて動きベクトルを算出し、動きベクトルに基づいて画像変化の有無を判定してもよい。
動きベクトルは、MPEG(Moving Picture Experts Group)のような映像符号化方式で標準化されている。
画像変化が有る場合、処理はステップS230に進む。
画像変化が無い場合、処理はステップS260に進む。
ステップS230において、検証部415は今回画像を検証する。
具体的には、検証部415は、範囲変化量と位置変化量とを比較する。
範囲変化量は、揺さ振り制御による撮影範囲の変化量である。
位置変化量は、前回位置に対する今回位置の変化量である。
変化量はベクトルで表される。つまり、変化量は、変化の大きさと変化の方向とで表される。
ステップS230の手順を説明する。
まず、検証部415は、揺さ振り制御の揺さ振りパターンに基づいて、範囲変化量を算出する。
次に、検証部415は、前回位置と今回位置とを用いて、位置変化量を算出する。
そして、検証部415は、範囲変化量と位置変化量とを比較する。
ステップS240において、検証部415は、検証結果に基づいて、今回画像が不正な画像であるか判定する。
位置変化量の大きさが範囲変化量の大きさと同じであり、且つ、位置変化量の方向が範囲変化量の逆方向である場合、今回画像は不正な画像ではない。
位置変化量の大きさが範囲変化量の大きさと異なる場合、今回画像は不正な画像である。
位置変化量の方向が範囲変化量の逆方向でない場合、今回画像は不正な画像である。
今回画像が不正な画像でない場合、処理はステップS250に進む。
今回画像が不正な画像である場合、処理はステップS280に進む。
ステップS250において、編集部419は、今回画像を元に通常画像を生成する。
通常画像は、揺さ振り制御が行われなかった場合に得られる撮影画像に相当する画像である。つまり、通常画像は、今回画像の各画素を位置変化量だけ移動することによって得られる画像である。
具体的には、編集部419は、通信部422を介して、編集命令をレコーダ300へ送信する。編集命令は、画像IDと位置変化量とを示す。
レコーダ300において、通信部313が編集命令を受信する。そして、編集部312が、メモリ302または補助記憶装置303に記憶されている撮影画像の中から今回画像を選択し、今回画像を元に通常画像を生成し、今回画像を通常画像に更新する。
通常画像は、通信部313によってディスプレイ103に送信される。そして、通常画像が監視映像としてディスプレイ103に表示される。
ステップS260において、パターン選択部416は、揺さ振りパターンを選択する。
具体的には、パターン選択部416は、パターンファイル434から前回選択した揺さ振りパターンを除き、残りの揺さ振りパターンからランダムに揺さ振りパターンを選択する。
例えば、図9のパターンファイル434において、前回の揺さ振りパターンが揺さ振りパターンP001であったものとする。この場合、パターン選択部416は、残りの揺さ振りパターン(P002〜P008)の中から、ランダムに1つの揺さ振りパターンを選択する。
ステップS270において、周期決定部417は、現在時刻に基づいて揺さ振り周期を決定する。
具体的には、周期決定部417は、設備112の利用可能時間と現在時刻との関係に基づいて、揺さ振り周期を決定する。
ステップS270の手順を説明する。
まず、周期決定部417は、今回画像のカメラIDと同じカメラIDに対応付けられた設備IDをカメラ管理ファイル431から取得する。
次に、周期決定部417は、取得した設備IDと同じ設備IDに対応付けられた利用可能時間を設備管理ファイル432から取得する。
次に、周期決定部417は、現在時刻が利用可能時間に含まれるか否かを判定する。
そして、周期決定部417は、判定結果に基づいて、揺さ振り周期を決定する。
例えば、利用可能時間用の揺さ振り周期と利用可能時間外用の揺さ振り周期が予め決められている。
現在時刻が利用可能時間に含まれる場合、周期決定部417は、利用可能時間用の揺さ振り周期を選択する。
現在時刻が利用可能時間に含まれない場合、周期決定部417は、利用可能時間外用の揺さ振り周期を選択する。
ステップS260で選択された揺さ振りパターンおよびステップS270で決定された揺さ振り周期は、次回のステップS110(図11参照)で使用される。
ステップS280において、通知部418はなりすまし通知を出力する。
なりすまし通知は、映像のなりすましを知らせるための通知である。つまり、なりすまし通知は、今回画像が不正な画像であることを知らせるための通知である。
具体的には、通知部418は、通信部422を介して、なりすまし通知を通知先へ送信する。
通知先は、予め決められている。例えば、通知先は、監視室114の端末または監視員の端末である。端末の具体例は、パーソナルコンピュータ、携帯端末およびタブレット端末である。
***実施の形態1の効果***
映像のなりすましを検出することができる。
さらに、揺さ振り制御の実施と画像変化の検出とにより、映像のなりすましを検出する精度が向上する。
従来技術における信号発生装置が不要であるため、監視システム100のコストを削減できる。また、既存の監視カメラを利用することが可能である。既存の監視カメラの利用は設備コストの削減に繋がる。
揺さ振り制御(S110)および画像検証(S230)は、物理的なチャレンジアンドレスポンスとしての効果を奏する。揺さ振り制御による撮影画像の変化は、映像のなりすましを行う不正者が気付くことが難しい変化である。
カメラとレコード間の通信接続時のパスワードによる認証の場合、パスワードがブルートフォース攻撃または他の手法によって解析される可能性がある。解析されたパスワードが悪用された場合、映像のなりすましが発生する可能性が高くなる。さらに、監視員が映像のなりすましに気づかない可能性がある。
一方、実施の形態1は、物理的なチャレンジアンドレスポンスの効果を奏するため、映像のなりすましを検出する手法として優れている。
***他の構成***
レコーダ300と監視補助装置400とを統合してもよい。
つまり、監視補助装置400の機能をレコーダ300に搭載してもよいし、レコーダ300の機能を監視補助装置400に搭載してもよい。
カメラ200とレコーダ300とは互いに暗号化通信を行ってもよい。
図14に基づいて、SSL/TLSによる暗号化通信の手順を説明する。
SSLはSecure Sockets Layerの略称であり、TLSはTransport Layer Securityの略称である。
まず、カメラ200とレコーダ300とがハンドシェイクプロトコルを実行する。
ハンドシェイクプロトコルにより、通信相手の相互認証と共通鍵の交換とが行われる。
ハンドシェイクプロトコルにおいて、カメラ200がクライアントであり、レコーダ300がサーバである。
(1)カメラ200がレコーダ300に接続を要求する。
(2)レコーダ300がサーバ証明書をカメラ200に送信する。
(3)カメラ200がサーバ証明書を検証する。
(4)カメラ200がクライアント証明書をレコーダ300に送信する。
(5)レコーダ300がクライアント証明書を検証する。
(6)カメラ200とレコーダ300との間で共通鍵が交換される。
その後、共通鍵を用いた暗号化通信が行われる。
(7)カメラ200とレコーダ300との間でTLS暗号化通信が行われる。
(8)レコーダ300が、監視補助装置400から受けた揺さ振り命令をカメラ200へ送信する。
(9)カメラ200が撮影画像をレコーダ300へ送信する。撮影画像は、レコーダ300から監視補助装置400へ送信される。
(10)監視補助装置400がなりすまし検証を行う。
上記の通り、実施の形態1は暗号化通信と組み合わせることが可能である。
SSL/TLS暗号化通信にセキュリティの脆弱性が発見された場合、つまり、暗号化通信が一時的に脆弱な状態となった場合であっても、監視補助装置400を継続して利用することができる。これにより、監視システム100を多層的に守ることが可能となる。したがって、監視システム100のセキュリティをより高めることが可能である。
揺さ振り制御は、カメラ200のモータ205を制御する方法以外の方法で行われてもよい。つまり、カメラ200の物理的な駆動以外の方法で揺さ振り制御が行われてもよい。
具体的には、揺さ振り制御はソフトウェア処理によって行われてもよい。例えば、カメラ200の制御部211による撮影画像の加工処理が揺さ振り制御として行われてもよい。
カメラ200の機能コマンド等によって撮影範囲の指定が可能である場合、撮影範囲の位置を数画素変更することで、撮影画像の撮影範囲を変化させることができる。これにより、カメラ200を物理的に駆動しなくても、なりすまし検知を行うことができる。さらに、対象者111が監視されていることに気付きにくくなる、という効果が得られる。
***実施の形態の補足***
図15に基づいて、監視補助装置400のハードウェア構成を説明する。
監視補助装置400は処理回路409を備える。
処理回路409は、揺さ振り部411と照合部412と位置算出部413と変化判定部414と検証部415とパターン選択部416と周期決定部417と通知部418と編集部419と記憶部421とを実現するハードウェアである。
処理回路409は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリ402に格納されるプログラムを実行するプロセッサ401であってもよい。
処理回路409が専用のハードウェアである場合、処理回路409は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGAまたはこれらの組み合わせである。
ASICはApplication Specific Integrated Circuitの略称であり、FPGAはField Programmable Gate Arrayの略称である。
監視補助装置400は、処理回路409を代替する複数の処理回路を備えてもよい。複数の処理回路は、処理回路409の役割を分担する。
監視補助装置400において、一部の機能が専用のハードウェアで実現されて、残りの機能がソフトウェアまたはファームウェアで実現されてもよい。
このように、処理回路409はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせで実現することができる。
実施の形態は、好ましい形態の例示であり、本発明の技術的範囲を制限することを意図するものではない。実施の形態は、部分的に実施してもよいし、他の形態と組み合わせて実施してもよい。フローチャート等を用いて説明した手順は、適宜に変更してもよい。
100 監視システム、101 第1ネットワーク、101A 建物ネットワーク101、102 第2ネットワーク、102A 室内ネットワーク、103 ディスプレイ、111 対象者、112 設備、112A エレベータ、112B 自動扉、112C 窓、112D シャッター、113 建物フロア、114 監視室、200 カメラ、201 プロセッサ、202 メモリ、203 イメージセンサ、204 通信装置、205 モータ、211 制御部、212 撮影部、213 通信部、300 レコーダ、301 プロセッサ、302 メモリ、303 補助記憶装置、304 通信装置、311 制御部、312 編集部、313 通信部、400 監視補助装置、401 プロセッサ、402 メモリ、403 補助記憶装置、404 通信装置、409 処理回路、411 揺さ振り部、412 照合部、413 位置算出部、414 変化判定部、415 検証部、416 パターン選択部、417 周期決定部、418 通知部、419 編集部、421 記憶部、422 通信部、431 カメラ管理ファイル、432 設備管理ファイル、433 設備画像群、434 パターンファイル。

Claims (3)

  1. 静止物を撮影するカメラに撮影範囲を変化させる揺さ振り制御の前に前記カメラによって得られた前回画像において前記静止物が映っている部分を代表する前回位置と、前記揺さ振り制御の後に前記カメラによって得られた今回画像において前記静止物が映っている部分を代表する今回位置と、を算出する位置算出部と、
    前記揺さ振り制御による前記撮影範囲の変化量と、前記前回位置に対する前記今回位置の変化量とに基づいて、前記今回画像が不正な画像であるか判定する検証部と
    複数の揺さ振りパターンから前回選択した揺さ振りパターンを除き、残りの揺さ振りパターンからランダムに揺さ振りパターンを選択するパターン選択部と、
    選択された揺さ振りパターンに合わせて前記揺さ振り制御を行う揺さ振り部と、
    を備える監視補助装置。
  2. 静止物を撮影するカメラに撮影範囲を変化させる揺さ振り制御の前に前記カメラによって得られた前回画像において前記静止物が映っている部分を代表する前回位置と、前記揺さ振り制御の後に前記カメラによって得られた今回画像において前記静止物が映っている部分を代表する今回位置と、を算出する位置算出部と、
    前記揺さ振り制御による前記撮影範囲の変化量と、前記前回位置に対する前記今回位置の変化量とに基づいて、前記今回画像が不正な画像であるか判定する検証部と
    前記揺さ振り制御を行う揺さ振り周期を現在時刻に基づいて決定する周期決定部と、
    前記揺さ振り周期に合わせて前記揺さ振り制御を行う揺さ振り部と、
    を備える監視補助装置。
  3. 前記静止物は、利用可能時間が決められた設備であり、
    前記周期決定部は、前記利用可能時間と前記現在時刻との関係に基づいて、前記揺さ振り周期を決定する
    請求項に記載の監視補助装置。
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