JP6676924B2 - データ変換装置 - Google Patents

データ変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6676924B2
JP6676924B2 JP2015211338A JP2015211338A JP6676924B2 JP 6676924 B2 JP6676924 B2 JP 6676924B2 JP 2015211338 A JP2015211338 A JP 2015211338A JP 2015211338 A JP2015211338 A JP 2015211338A JP 6676924 B2 JP6676924 B2 JP 6676924B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
protocol
unit
conversion unit
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015211338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017085332A (ja
Inventor
敢 齊藤
敢 齊藤
祥 山田
祥 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2015211338A priority Critical patent/JP6676924B2/ja
Publication of JP2017085332A publication Critical patent/JP2017085332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6676924B2 publication Critical patent/JP6676924B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Description

本発明は、データ変換装置に関する。
従来、非接触のICカードとリーダライタとの間において、異なるプロトコルでの通信を可能とするデータ変換装置が提案されている。このデータ変換装置は、ICカードとの通信及びリーダライタとの通信に使用される共用アンテナと、複数のプロトコルを記憶したメモリと、を備えている(特許文献1参照)。
特開2011−239181号公報
上記特許文献1に記載のデータ変換装置では、ICカードとの通信及びリーダライタとの通信に共用アンテナを使用しているため、ICカードとリーダライタとの間が離れている場合には、通信を確実に行うことができなくなることが考えられる。
本発明の目的は、ICカードとリーダライタとの間が離れている場合でも、通信をより確実に行うことができるデータ変換装置を提供することにある。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものはない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく。また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
・第1の発明は、データが記録された記録体(10)との間で非接触の通信によりデータを送受信する第1通信部(41)と、リーダライタ(20)との間で非接触の通信によりデータを送受信する第2通信部(51)と、前記記録体から第1プロトコルで受信したデータを前記リーダライタと通信可能な第2プロトコルに変換後、前記第2通信部を介して前記リーダライタに送信し、前記リーダライタから第2プロトコルで受信したデータを前記記録体と通信可能な第1プロトコルに変換後、前記第1通信部を介して前記記録体に送信する変換部と、を備え、前記第1通信部及び前記第2通信部は、それぞれの通信可能範囲が重ならない位置に配置されていることを特徴とするデータ変換装置(30)である。
・第2の発明は、第1の発明のデータ変換装置(30)であって、第1プロトコル及び前記第1プロトコルとは異なる少なくとも1つの第2プロトコルを記憶するプロトコル記憶部(44、54)を備え、前記変換部は、前記プロトコル記憶部に記憶された第1プロトコル又は少なくとも1つの第2プロトコルを読み出して、前記記録体(20)又は前記リーダライタ(20)から受信した前記データのフォーマットを変換することを特徴とするデータ変換装置である。
・第3の発明は、第1又は第2の発明のデータ変換装置(30)であって、前記変換部は、前記記録体(10)と前記リーダライタ(20)との間で非接触の通信によりデータを送受信する場合は、前記第2通信部(51)を非活性状態とし、前記記録体と前記リーダライタとの間で前記データ変換装置を介してデータを送受信する場合は、前記第2通信部を活性状態とすることを特徴とするデータ変換装置である。
・第4の発明は、第1から第3までのいずれかのデータ変換装置(30)であって、前記変換部は、前記第1通信部(41)と接続され、前記記録体(10)から第1プロトコルのフォーマットで受信したデータを前記リーダライタ(20)と通信可能な第2プロトコルのフォーマットに変換する第1変換部(40)と、前記第2通信部(55)と接続され、前記リーダライタから第2プロトコルのフォーマットで受信したデータを前記記録体と通信可能な第1プロトコルのフォーマットに変換する第2変換部(50)と、前記第1変換部と前記第2変換部との間を接続する通信媒体(31)と、を備えることを特徴とするデータ変換装置である。
・第5の発明は、第4の発明のデータ変換装置(30)であって、前記第1変換部(40)は、前記第2変換部(50)に送信するデータを暗号化する暗号化処理部(45)と、前記第2変換部から受信したデータを複合化する複合化処理部(45)とを備え、前記第2変換部は、前記第1変換部から受信したデータを複合化する複合化処理部(55)と、前記第1変換部へ送信するデータを暗号化する暗号化処理部(55)と、を備えることを特徴とするデータ変換装置である。
・第6の発明は、第5の発明のデータ変換装置(30)であって、前記第1変換部(40)と前記第2変換部(50)との間で送受信される暗号化されたデータは、前記第1変換部及び前記第2変換部において、第1プロトコル及び第2プロトコルとは異なる第3プロトコルのフォーマットに変換されることを特徴とするデータ変換装置である。
本発明によれば、ICカードとリーダライタとの間が離れている場合でも、通信をより確実に行うことができる。
実施形態におけるデータ読み取りシステム1の全体構成を示す概念図である。 ICカード10の構成を示すブロック図である。 リーダライタ20の構成を示すブロック図である。 データ変換装置30の構成を示すブロック図である。 第1変換部40と第2変換部50との間で送受信されるデータの概念図である。 データ読み取りシステム1において実行されるデータの送受信処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態として、本発明に係るデータ変換装置を備えたデータ読み取りシステムについて説明する。
図1は、本実施形態におけるデータ読み取りシステム1の全体構成を示す概念図である。図2は、ICカード10の構成を示すブロック図である。図3は、リーダライタ20の構成を示すブロック図である。図4は、データ変換装置30の構成を示すブロック図である。
本実施形態のデータ読み取りシステム1は、利用者が店舗でICカードにより代金の決済をする場合に使用される。図1に示すように、データ読み取りシステム1が適用される店舗には、一般用レジ100と、補助レジ200とが設置されている。
一般用レジ100は、一般的な大人の利用者等が使用するレジである。一般用レジ100には、レジスタ110が配置されている。レジスタ110は、精算処理機能、売上集計管理機能、電子決済機能等を備えた装置である。レジスタ110には、リーダライタ20(後述)が接続されている。リーダライタ20の近傍には、データ変換装置30の第2変換部50(後述)が設置されている。
また、レジスタ110は、通信ネットワーク(不図示)に接続されており、この通信ネットワークを介して上位サーバ(不図示)との間でデータの送受信を行うことができる。上位サーバは、例えば、店舗を運営する事業者が管理するサーバである。
補助レジ200は、一般用レジ100のリーダライタ20に手が届きにくい大人、高齢者、子供、身体障害者等(以下、「利用者P」ともいう)が使用するレジである。補助レジ200には、データ変換装置30の第1変換部40(後述)が設置されている。なお、補助レジ200は、一般用レジ100から離れた場所(例えば、2〜3m程度)に設置されている。
データ読み取りシステム1は、ICカード(記録体)10と、リーダライタ20と、データ変換装置30と、を備える。
ICカード10は、利用者Pが保持する非接触のICカードである。利用者Pは、店舗内で買い物をする際に、補助レジ200の所定位置(第1変換部40)にICカード10を近づけることにより、一般用レジ100の位置まで移動することなく代金の決済を行うことができる。
ICカード10は、図2に示すように、アンテナ11と、送受信部12と、記憶部13と、制御部14と、を備える。
アンテナ11は、データ変換装置30の第1アンテナ41(後述)との間で無線によりデータを送受信するループ状のアンテナである。
送受信部12は、アンテナ11を介して、リーダライタ20又はデータ変換装置30との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部13は、制御部14で実行されるプログラム、データ等が記憶される記憶装置である。記憶部13は、例えば、半導体メモリにより構成される。本実施形態において、記憶部13には、第1プロトコル、固有データが記憶されている。
本実施形態において、第1プロトコルは、ISO/IEC14443 TypeAの通信規格に準拠したプロトコルである。ICカード10では、ISO/IEC14443
TypeAの通信規格に準拠したプロトコルのフォーマットによりデータの送受信が行われる。
ICカード10のプロトコルとリーダライタ20のプロトコルとが同じ場合、ICカード10をリーダライタ20に近づけることにより、リーダライタ20との間で直接にデータの送受信を行うことができる。本実施形態では、ICカード10のプロトコルとリーダライタ20のプロトコルとが異なるため、ICカード10とリーダライタ20との間で直接にデータの送受信を行うことはできない。ICカード10とリーダライタ20との間にデータ変換装置30を介在させた場合にのみ、リーダライタ20との間でデータの送受信を行うことができる。
固有データは、ICカード10を所有する利用者Pに関する各種のデータ(個人情報、カード情報、認証情報等)である。
制御部14は、送受信部12における通信、記憶部13におけるデータの読み出し及び書き込み等の動作を制御するマイクロプロセッサである。利用者PがICカード10をデータ変換装置30の第1アンテナ41に近づけると、第1アンテナ41の発する磁界から電磁誘導により電力が供給され、制御部14は、動作状態となる。制御部14の動作については、後述する。
リーダライタ20は、ICカード10との間で非接触によりデータの送受信を行う装置である。リーダライタ20は、図3に示すように、アンテナ21と、送受信部22と、記憶部23と、制御部24と、を備える。
アンテナ21は、データ変換装置30の第2アンテナ51(後述)との間で無線によりデータを送受信するループアンテナである。
送受信部22は、アンテナ21を介して、ICカード10又はデータ変換装置30との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部23は、制御部24で実行されるオペレーティングシステム、各種のアプリケーションプログラム、データ等が記憶される記憶装置である。記憶部23は、例えば、半導体メモリにより構成される。本実施形態において、記憶部23には、第2プロトコルが記憶されている。本実施形態において、第2プロトコルは、JISX6319の通信規格に準拠したプロトコルである。リーダライタ20は、JISX6319の通信規格に準拠したプロトコルのフォーマットによりデータの送受信を行うことができる。
制御部24は、送受信部22における通信、記憶部23におけるデータの読み出し及び書き込み、レジスタ110(図1参照)との間におけるデータの送受信等の動作を制御するマイクロプロセッサである。制御部24は、記憶部23からオペレーティングシステム、アプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働して、上述した各種の動作を実現する。
データ変換装置30は、データの送信先となる機器のプロトコルに応じてデータのフォーマットを変換する装置であり、ICカード10とリーダライタ20との間に配置される。本実施形態のデータ変換装置30は、図4に示すように、第1変換部40と、第2変換部50とから構成される。第1変換部40及び第2変換部50は、本実施形態において、本発明の変換部に相当する。
第1変換部40は、補助レジ200に配置される。第2変換部50は、一般用レジ100に配置される。第1変換部40及び第2変換部50は、それぞれのアンテナ(後述)の通信可能範囲が重ならない位置に配置されている。
また、第1変換部40と第2変換部50との間は、通信路31により接続されている。本実施形態の通信路31は、無線式の通信回線である。例えば、Wi−Fi通信、Bluetooth(登録商標)等の無線LANを用いることができる。なお、通信路31は、第1変換部40と第2変換部50との間でデータの送受信が可能であれば、無線式に限定されない。通信路31は、有線式の通信回線、例えば、UART(RS232、RS485等)、I2C、SPI、USB等でもよい。また、通信路31は、赤外線等でもよいし、その他の形式の回線であってもよい。
第1変換部40は、第1アンテナ(第1通信部)41と、送受信部42と、回線通信部43と、第1記憶部44と、第1制御部45と、を備える。
第1アンテナ41は、アンテナ11(ICカード10)との間で無線によりデータを送受信するループ状のアンテナである。
送受信部42は、第1アンテナ41を介して、ICカード10との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。
回線通信部43は、通信路31を介して、第2変換部50(回線通信部53)との間でデータを送受信するための無線LAN用の通信インターフェースである。
第1記憶部44は、第1制御部45で実行されるオペレーティングシステム、各種のアプリケーションプログラム、データ等が記憶される記憶装置である。第1記憶部44は、例えば、半導体メモリにより構成される。本実施形態において、第1記憶部44には、暗号化/複合化プログラム、第1プロトコル及び第2プロトコルが記憶されている。
暗号化/複合化プログラムは、コンピュータとしての第1制御部45を、第2変換部50に送信するデータを暗号化する暗号化処理部及び第2変換部50から受信したデータを複合化する複合化処理部として機能させるためのプログラムである。第1プロトコルは、ISO/IEC14443 TypeAの通信規格に準拠したプロトコルである。第2プロトコル231は、JISX6319の通信規格に準拠したプロトコルである。図示していないが、第1記憶部44の所定領域には、ICカード10から読み取った固有データが一時的に記憶される。
第1制御部45は、第1変換部40の動作及び機能を統括的に制御するマイクロプロセッサである。第1制御部45は、第1記憶部44からオペレーティングシステム、アプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働して、後述する各種の動作を実現する。
本実施形態において、第1制御部45は、ICカード10から第1プロトコルのフォーマットで受信したデータを、通信路31(例えば、Wi−Fi通信)のプロトコル(第3プロトコル)のフォーマットに変換し、第2変換部50に送信する。また、第1制御部45は、リーダライタ20から第2変換部50を介してデータを受信すると、そのデータのフォーマットを通信路31のプロトコルのフォーマットから第1プロトコルのフォーマットに変換する。そして、第1制御部45は、第1プロトコルのフォーマットに変換したデータを、第1アンテナ41を介してICカード10に送信する。
なお、第1変換部40の送受信部42、回線通信部43、第1記憶部44及び第1制御部45には、電源部(不図示)から電力が供給されている。
第2変換部50は、第2アンテナ(第2通信部)51と、送受信部52と、回線通信部53と、第2記憶部54と、第2制御部55と、を備える。
第2アンテナ51は、アンテナ21(リーダライタ20)との間で無線によりデータを送受信するループ状のアンテナである。
送受信部52は、第2アンテナ51を介して、リーダライタ20との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。
回線通信部53は、通信路31を介して、第1変換部40との間でデータを送受信するための無線LAN用の通信インターフェースである。
第2記憶部54は、第2制御部55で実行されるオペレーティングシステム、各種のアプリケーションプログラム、データ等が記憶される記憶装置である。第2記憶部54は、例えば、半導体メモリにより構成される。本実施形態において、第2記憶部54には、暗号化/複合化プログラム、第1プロトコル及び第2プロトコルが記憶されている。
暗号化/複合化プログラムは、コンピュータとしての第2制御部55を、第1変換部40に送信するデータを暗号化する暗号化処理部及び第1変換部40から受信したデータを複合化する複合化処理部として機能させるためのプログラムである。第1プロトコルは、ISO/IEC14443 TypeAの通信規格に準拠したプロトコルである。第2プロトコルは、JISX6319の通信規格に準拠したプロトコルである。図示していないが、第2記憶部54の所定領域には、第1変換部40から送信されたICカード10の固有データが一時的に記憶される。
第2制御部55は、第2変換部50の動作及び機能を統括的に制御するマイクロプロセッサである。第2制御部55は、第2記憶部54からオペレーティングシステム、アプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働して、後述する各種の動作を実現する。
本実施形態において、第2制御部55は、リーダライタ20から第2プロトコルのフォーマットで受信したデータを、通信路31のプロトコルのフォーマットに変換し、第1変換部40を介してICカード10に送信する。また、第2制御部55は、ICカード10から第1変換部40を介してデータを受信すると、そのデータのフォーマットを通信路31のプロトコルのフォーマットから第2プロトコルのフォーマットに変換する。そして、第2制御部55は、第2プロトコルのフォーマットに変換したデータを、第2アンテナ51を介してリーダライタ20に送信する。
また、通常の使用形態においては、ICカード10とリーダライタ20(一般用レジ100)との間で非接触の通信によりデータが直接に送受信されることが多い。そのため、第2制御部55は、通常設定として、送受信部52の動作を停止して、第2アンテナ51を非活性状態としている。第2アンテナ51から発せられる磁界により、ICカード10とリーダライタ20との間の通信に影響を与えないようにするためである。
一方、ICカード10と第1変換部40(補助レジ200)との間で非接触の通信によりデータが送受信される場合、すなわち、利用者PがICカード10を第1変換部40に近づけてデータを送受信しようとした場合は、送受信部52を動作させて、第2アンテナ51を活性状態とする。具体的には、第2制御部55は、第1変換部40から送信された応答要求信号(後述のポーリング)に対して、ICカード10からの応答信号(後述のポーリング応答)を第1変換部40が受信した場合、利用者PがICカード10を第1変換部40に近づけたと判定して、第2アンテナ51を活性状態とする。
なお、第2変換部50の送受信部52、回線通信部53、第2記憶部54及び第2制御部55には、電源部(不図示)から電力が供給されている。
ここで、第1変換部40と第2変換部50との間で送受信されるデータの暗号化について説明する。本実施形態のデータ読み取りシステム1では、第1変換部40と第2変換部50との間を無線LANにより通信している。そのため、この間で送受信されるデータを暗号化している。
図5は、第1変換部40と第2変換部50との間で送受信されるデータの概念図である。
図5(a)に示すように、送受信されるデータには、ヘッダとフッタとが付加される。上述したように、通信路31を無線LANで構成した場合、データの部分を無線LANのプロトコルに従って暗号化して、図5(b)に示すように、暗号化データAとして送受信される。例えば、ICカード10から送信されたデータを、第1変換部40から第2変換部50へ送信する場合は、第1変換部40の第1制御部45が第1記憶部44から暗号化プログラムを読み出して、データを暗号化する。そして、第1変換部40から暗号化されたデータを受信した第2変換部50の第2制御部55は、第2記憶部54から複合化プログラムを読み出して、データを複合化する。
また、リーダライタ20から送信されたデータを、第2変換部50から第1変換部40へ送信する場合は、第2変換部50の第2制御部55が第2記憶部54から暗号化プログラムを読み出して、データを暗号化する。そして、第2変換部50から暗号化されたデータを受信した第1変換部40の第1制御部45は、第1記憶部44から複合化プログラムを読み出して、データを複合化する。
なお、第1変換部40及び第2変換部50において、送受信するデータのプロトコルを変換する場合、各制御部は、データ部分を加工することなく、ヘッダ及びフッタを送信先のプロトコルと同じプロトコルのフォーマットに変換する。
また、データを無線LANのプロトコルに従って暗号化した後、通信の環境に適した他のプロトコルのフォーマットに変換して送信してもよい。例えば、利用者の利便性を高めるため、コンタクトレス通信等に対応したプロトコルのフォーマットに変換して送受信してもよい。その場合、図5(b)に示すように、ヘッダ、暗号化データA及びフッタを含む全体を暗号化して暗号化データA´とした後、更に図5(c)に示すように、この暗号化データA´に別のヘッダとフッタを付加して送信してもよい。
次に、データ読み取りシステム1において、データの送受信処理について説明する。図6は、データ読み取りシステム1において実行されるデータの送受信処理を示すフローチャートである。ここでは、利用者PがICカード10を第1変換部40に近づけてデータを送受信する場合について説明する。なお、以下の説明においては、第1変換部40と第2変換部50との間で送受信されるデータの暗号化処理、通信路31においてデータのプロトコルのフォーマットを変換する処理についての説明を省略する。
図6において、第1変換部40の第1制御部45は、第1アンテナ41から応答要求信号を定期的に発信する(S1:ポーリング)。このとき、第1アンテナ41からは、第1プロトコルのフォーマットによる応答要求信号と、第2プロトコルのフォーマットによる応答要求信号とが交互に発信される。
なお、リーダライタ20からは、第2プロトコルのフォーマットによる応答要求信号が定期的に発信されている。そのため、ICカード10(第1プロトコル)とは異なる他のICカード(第2プロトコル)を保持した利用者は、そのICカードをリーダライタ20に近づけることにより、データの送受信を行うことができる。
第1変換部40から応答要求信号が発信されている間に、利用者PがICカード10を第1変換部40に近づけると、第1プロトコルのフォーマットによる応答要求信号に対して、ICカード10のアンテナ11から応答信号が送信される(S2:ポーリング応答)。
ICカード10から送信された応答信号は、第1変換部40の第1アンテナ41で受信される。第1変換部40の第1制御部45は、第1記憶部44に記憶されているプロトコルを順に読み出して、受信した応答信号を解析し、ICカード10のプロトコル(ここでは第1プロトコル)を特定する。また、第1制御部45は、受信した応答信号を、通信路31を介して第2変換部50に送信する。
第2変換部50の第2制御部55は、第1変換部40を介してICカード10からの応答信号を受信すると、利用者PがICカード10を第1変換部40に近づけたと判定して、第2アンテナ51を活性状態とする(S3:第2アンテナをオン)。これにより、第2変換部50において、リーダライタ20のアンテナ21から発信された応答要求信号の受信が可能となる。
次に、第1変換部40の第1制御部45は、第1記憶部44から第1プロトコルを読み出して、第1アンテナ41から第1プロトコルのフォーマットによるメモリアクセスコマンドを送信する(S4)。ここで送信されるメモリアクセスコマンドは、ICカード10から固有データの読み出し処理を行うためのコマンドである。
ICカード10の制御部14は、第1変換部40からメモリアクセスコマンドを受信すると、記憶部13に記憶されている固有データを読み出し、アンテナ11から第1プロトコルの応答信号として第1変換部40に送信する(S5:コマンド応答)。
なお、ICカード10から送信される固有データが暗号化されている場合には、ICカード10との間でコマンドを1回送受信するだけでは、ICカード10から固有データを取り込めないこともある。その場合は、上述したメモリアクセスコマンドの送信(S4)と、これに対する応答信号の送信(S5)とが複数回繰り返される。
第1変換部40の第1制御部45は、ICカード10から受信した固有データを、通信路31を介して第2変換部50に送信する。第2変換部50の第2制御部55は、第1変換部40から受信した固有データを、第2記憶部54に記憶されている第1プロトコルで解析し、第2記憶部54に記憶させる(S6)。
リーダライタ20の制御部24は、アンテナ21から応答要求信号を発信する(S7:ポーリング)。この応答要求信号は、リーダライタ20から定期的に発信される信号であり、第2アンテナ51が活性状態となることで受信可能となる。
第2変換部50の第2制御部55は、リーダライタ20から応答要求信号を第2アンテナ51で受信すると、第2記憶部54に記憶されているプロトコルを順に読み出して、受信した応答要求信号を解析し、リーダライタ20のプロトコル(ここでは第2プロトコル)を特定する。そして、第2制御部55は、第2アンテナ51から第2プロトコルのフォーマットによる応答信号を送信する(S8:ポーリング応答)。
リーダライタ20の制御部24は、第2変換部50から応答信号を受信すると、第1アンテナ41から第2プロトコルのフォーマットによるメモリアクセスコマンドを送信する(S9)。ここで送信されるメモリアクセスコマンドは、ICカード10から固有データの読み出し処理を行うためのコマンドであるが、実際には、第2変換部50から固有データの読み出しが行われる。
なお、リーダライタ20に送信する固有データが暗号化されている場合には、リーダライタ20との間でコマンドを1回送受信するだけでは、リーダライタ20において固有データを取り込めないこともある。その場合は、上述したメモリアクセスコマンドの送信(S9)と、後述する応答信号の送信(S11)とが複数回繰り返される。
また、ICカード10から送信されたコマンド応答の結果を、データ変換装置30を介してリーダライタ20へ送信した場合、そのコマンド応答の結果に基づいて、リーダライタで新たなコマンドが生成されることがある。その新たなコマンドは、データ変換装置30を介して再びICカード10に送られ、ICカード10から次のコマンド応答が返信される。このように、ICカード10とリーダライタ20の間において、データ変換装置30を介して、コマンドの送信及びこれに対するコマンド応答の送信が複数回繰り返されることがある。
第2変換部50の第2制御部55は、リーダライタ20からメモリアクセスコマンドを受信すると、第2記憶部54に記憶されている固有データを読み出し、第2プロトコルのフォーマットに変換する(S10)。そして、第2制御部55は、フォーマット変換した固有データを、第2アンテナ51から第2プロトコルのフォーマットによる応答信号としてリーダライタ20に送信する(S11:コマンド応答)。これにより、リーダライタ20は、プロトコルの異なる1Cカード10に記録された固有データを取得する。
なお、図示していないが、利用者PがICカード10を第1変換部40から離すと、第1変換部40から送信された存在確認のコマンドに対して無応答となる。第1変換部40は、存在確認のコマンドに対して無応答の状態が所定時間継続した場合は、データの送受信処理を停止する。第2変換部50の第2制御部55は、第1変換部40においてデータの送受信処理が停止すると、利用者PがICカード10を第1変換部40から離したと判定して、第2アンテナ51を非活性状態とする。
上述した実施形態のデータ変換装置30によれば、次のような効果を奏する。
(1)本実施形態のデータ変換装置30は、ICカード10との間でデータを送受信する第1アンテナ41と、リーダライタ20との間でデータを送受信する第2アンテナ51とを備えるため、ICカード10とリーダライタ20との間が離れていても、単一の共用アンテナで通信を行う場合に比べて、通信をより確実に行うことができる。
(2)本実施形態のデータ変換装置30では、第1アンテナ及び第2アンテナ51において同時にデータの送受信ができるため、単一の共用アンテナでデータを送受信する場合に比べて、データの通信速度を向上させることができる。そのため、例えば、利用者Pが補助レジ200で決済し、一般用レジ100で利用明細書を受け取る場合、利用者Pが補助レジ200から一般用レジ100まで移動するまでの間に、データの送受信を完了させることができる。
(3)本実施形態のデータ変換装置30では、第1変換部40及び第2変換部50のそれぞれに記憶したプロトコルを読み出して、送受信するデータのフォーマットを変換するため、既存のICカード10、リーダライタ20を利用してデータ読み取りシステム1を構築することができる。
(4)本実施形態のデータ変換装置30では、通常設定として、第2アンテナ51を非活性状態としている。そのため、利用者がICカード10をリーダライタ20に近づけてデータを送受信する場合、第2アンテナ51から発せられる応答要求信号により、ICカード10とリーダライタ20との間の通信に影響を与えないようにすることができる。また、データ変換装置30では、利用者がICカード10を第1変換部40に近づけてデータを送受信しようとした場合、第2アンテナ51が活性状態となる。そのため、第2変換部50とリーダライタ20との間において、より速やかに通信を開始することができる。
(5)本実施形態のデータ変換装置30では、第1変換部40と第2変換部50との間で送受信されるデータを暗号化しているため、第1変換部40と第2変換部50との間で通信路31を介してデータを送受信する場合において、個人情報等が含まれるデータのセキュリティ性をより高めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、ICカード10が第1プロトコルに対応し、リーダライタ20が第2プロトコルに対応する例について説明したが、これに限定されず、ICカード10が第2プロトコルに対応し、リーダライタ20が第1プロトコルに対応する組合せであってもよい。また、通信に用いられるプロトコルは、第1プロトコル(ISO/IEC14443 TypeA)、第2プロトコル(JISX6319)に限定されず、他のプロトコル、例えば、ISO/IEC14443 TypeBの通信規格に準拠したプロトコルが含まれていてもよい。
このISO/IEC14443 TypeBの通信規格に準拠したプロトコルに対応したICカードが使用される場合、第1変換部40の第1記憶部44及び第2変換部50の第2記憶部54に、それぞれISO/IEC14443 TypeBの通信規格に準拠したプロトコルを記憶すればよい。
また、本実施形態では、第1プロトコルと第2プロトコルとが異なるプロトコルである例について説明したが、これに限らず、第1プロトコルと第2プロトコルとが同じプロトコルであってもよい。その場合、第1プロトコルに対応するICカード10を、同じ第1プロトコルに対応するリーダライタ20に近づけて使用することが可能となる。
(2)本実施形態のデータ変換装置30において、第2アンテナ51と送受信部52との間にスイッチ回路を設け、第2制御部55によりスイッチ回路のオン/オフを制御することにより、第2アンテナ51を非活性状態又は活性状態のいずれかに切り替える構成としてもよい。
(3)本実施形態のデータ変換装置30において、第1変換部40及び第2変換部50を1つの変換部としてもよい。その場合、第1アンテナ41及び送受信部42、第2アンテナ51及び送受信部52はそのままとし、第1制御部45と第2制御部55とを統合すると共に、第1記憶部44と第2記憶部54とを統合する。また、データ変換装置30の内部では、データを暗号化する必要がないため、通信路31、回線通信部43、回線通信部53及び暗号化/複合化プログラムを省略することができる。
1 データ読み取りシステム
10 ICカード
20 リーダライタ
30 データ変換装置
40 第1変換部
41 第1アンテナ
42 送受信部
45 第1制御部
50 第2変換部
51 第2アンテナ
52 送受信部
55 第2制御部

Claims (4)

  1. データが記録された記録体との間で非接触の通信によりデータを送受信する第1通信部と、
    リーダライタとの間で非接触の通信によりデータを送受信する第2通信部と、
    前記第1通信部と接続される第1変換部と、
    前記第2通信部と接続される第2変換部と、
    前記第1変換部と前記第2変換部との間に設けられ、データが第3プロトコルのフォーマットで送受信される通信媒体と、
    を備え、
    前記第1通信部及び前記第2通信部は、それぞれの通信可能範囲が重ならない位置に配置され、
    前記第1変換部は、
    前記記録体から第1プロトコルのフォーマットで受信したデータを第1プロトコルとは異なる第3プロトコルのフォーマットに変換して、前記通信媒体を介して前記第2変換部に送信し、また、前記第2変換部から前記通信媒体を介して第3プロトコルのフォーマットで受信したデータを第1プロトコルのフォーマットに変換後、前記記録体に送信し、
    前記第2変換部は、
    前記リーダライタから第2プロトコルのフォーマットで受信したデータを第2プロトコルとは異なる第3プロトコルのフォーマットに変換して、前記通信媒体を介して前記第1変換部に送信し、また、前記第1変換部から前記通信媒体を介して第3プロトコルのフォーマットで受信したデータを第2プロトコルのフォーマットに変換後、前記リーダライタに送信すること、を特徴とするデータ変換装置。
  2. 請求項1に記載のデータ変換装置であって、
    前記第2変換部は、
    前記記録体と前記リーダライタとの間で非接触の通信によりデータを送受信する場合は、前記第2通信部を非活性状態とし、前記記録体と前記リーダライタとの間で前記データ変換装置を介してデータを送受信する場合は、前記第2通信部を活性状態とすること、
    を特徴とするデータ変換装置。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ変換装置であって、
    前記第1変換部は、
    前記第2変換部に送信するデータを暗号化する暗号化処理部と、前記第2変換部から受信したデータを複合化する複合化処理部と、を備え、
    前記第2変換部は、
    前記第1変換部から受信したデータを複合化する複合化処理部と、前記第1変換部へ送信するデータを暗号化する暗号化処理部と、を備えること、
    を特徴とするデータ変換装置。
  4. 請求項に記載のデータ変換装置であって、
    前記第1変換部と前記第2変換部との間で送受信される暗号化されたデータは、前記第1変換部及び前記第2変換部において、第1プロトコル及び第2プロトコルとは異なる第3プロトコルのフォーマットに変換されること、
    を特徴とするデータ変換装置。
JP2015211338A 2015-10-27 2015-10-27 データ変換装置 Active JP6676924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015211338A JP6676924B2 (ja) 2015-10-27 2015-10-27 データ変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015211338A JP6676924B2 (ja) 2015-10-27 2015-10-27 データ変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017085332A JP2017085332A (ja) 2017-05-18
JP6676924B2 true JP6676924B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=58711291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015211338A Active JP6676924B2 (ja) 2015-10-27 2015-10-27 データ変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6676924B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000156718A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Funai Electric Co Ltd プロトコル変換アダプタおよびプロトコル変換アダプタの制御方法
JP4283611B2 (ja) * 2003-07-02 2009-06-24 大日本印刷株式会社 Icカード遠隔制御システム
JP2011239181A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Toppan Forms Co Ltd 非接触通信媒体読取データ変換装置及びその制御方法
JP2011239180A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Toppan Forms Co Ltd 非接触通信媒体読取データ変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017085332A (ja) 2017-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI496025B (zh) 配件、配件介面系統及方法
EP2779779B1 (en) Near field communication system in a local network
WO2014081073A1 (ko) 다이나믹 트랙 2 정보를 이용한 모바일 결제 시스템 및 방법
JP2007066316A5 (ja)
US20140022060A1 (en) Nfc apparatus capable to perform a contactless tag reading function
EP3058792B1 (en) Wireless protocol message conversion method and corresponding device
JP6106984B2 (ja) 印刷装置、制御システム、印刷装置の制御方法、プログラム、及び、制御システムの制御方法
KR101410707B1 (ko) 포스 시스템
JP2011521599A (ja) プライバシーを保護し追跡を防止しながらトランスポンダの固定の識別番号を与えるシステム
JP2019521626A (ja) ビーコンを利用した決済方法及び装置
JP6676924B2 (ja) データ変換装置
JP5471904B2 (ja) Icカードリーダライタおよびそれに内蔵するsam
JP2016015081A (ja) 通信端末装置、通信システム、プログラム、及び、通信端末装置の制御方法
EP2452300B1 (en) Method and system of contactless authentication, and carrier of pin code
JP6654377B2 (ja) 情報処理システム及び情報処理方法
JP5217805B2 (ja) 非接触通信用リード/ライト装置
KR102082153B1 (ko) 사용자 단말 및 이를 이용한 교통수단 하차 처리방법
JP7272108B2 (ja) 通信装置、通信システム、rfidタグ、および通信装置の制御方法
KR100661021B1 (ko) Rfid를 이용한 보안 카드의 저전력 인증 장치 및 방법
JP4629706B2 (ja) 非接触式icカードシステム
JP2006293635A (ja) タグリーダ,その制御方法及びプログラム並びにプログラムを記録した記録媒体
Kavitake et al. NFC Ticketing Mobile Service
JP2017149087A (ja) 印刷システム、印刷装置、制御装置、及び、プログラム
JP2006268423A (ja) 情報機器および遠隔操作システム
JP2006155106A (ja) Icカードの情報をインデックスにした情報表示システム、および情報表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160928

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6676924

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150