JP6676924B2 - データ変換装置 - Google Patents
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Description
・第1の発明は、データが記録された記録体(10)との間で非接触の通信によりデータを送受信する第1通信部(41)と、リーダライタ(20)との間で非接触の通信によりデータを送受信する第2通信部(51)と、前記記録体から第1プロトコルで受信したデータを前記リーダライタと通信可能な第2プロトコルに変換後、前記第2通信部を介して前記リーダライタに送信し、前記リーダライタから第2プロトコルで受信したデータを前記記録体と通信可能な第1プロトコルに変換後、前記第1通信部を介して前記記録体に送信する変換部と、を備え、前記第1通信部及び前記第2通信部は、それぞれの通信可能範囲が重ならない位置に配置されていることを特徴とするデータ変換装置(30)である。
・第2の発明は、第1の発明のデータ変換装置(30)であって、第1プロトコル及び前記第1プロトコルとは異なる少なくとも1つの第2プロトコルを記憶するプロトコル記憶部(44、54)を備え、前記変換部は、前記プロトコル記憶部に記憶された第1プロトコル又は少なくとも1つの第2プロトコルを読み出して、前記記録体(20)又は前記リーダライタ(20)から受信した前記データのフォーマットを変換することを特徴とするデータ変換装置である。
・第3の発明は、第1又は第2の発明のデータ変換装置(30)であって、前記変換部は、前記記録体(10)と前記リーダライタ(20)との間で非接触の通信によりデータを送受信する場合は、前記第2通信部(51)を非活性状態とし、前記記録体と前記リーダライタとの間で前記データ変換装置を介してデータを送受信する場合は、前記第2通信部を活性状態とすることを特徴とするデータ変換装置である。
・第4の発明は、第1から第3までのいずれかのデータ変換装置(30)であって、前記変換部は、前記第1通信部(41)と接続され、前記記録体(10)から第1プロトコルのフォーマットで受信したデータを前記リーダライタ(20)と通信可能な第2プロトコルのフォーマットに変換する第1変換部(40)と、前記第2通信部(55)と接続され、前記リーダライタから第2プロトコルのフォーマットで受信したデータを前記記録体と通信可能な第1プロトコルのフォーマットに変換する第2変換部(50)と、前記第1変換部と前記第2変換部との間を接続する通信媒体(31)と、を備えることを特徴とするデータ変換装置である。
・第5の発明は、第4の発明のデータ変換装置(30)であって、前記第1変換部(40)は、前記第2変換部(50)に送信するデータを暗号化する暗号化処理部(45)と、前記第2変換部から受信したデータを複合化する複合化処理部(45)とを備え、前記第2変換部は、前記第1変換部から受信したデータを複合化する複合化処理部(55)と、前記第1変換部へ送信するデータを暗号化する暗号化処理部(55)と、を備えることを特徴とするデータ変換装置である。
・第6の発明は、第5の発明のデータ変換装置(30)であって、前記第1変換部(40)と前記第2変換部(50)との間で送受信される暗号化されたデータは、前記第1変換部及び前記第2変換部において、第1プロトコル及び第2プロトコルとは異なる第3プロトコルのフォーマットに変換されることを特徴とするデータ変換装置である。
図1は、本実施形態におけるデータ読み取りシステム1の全体構成を示す概念図である。図2は、ICカード10の構成を示すブロック図である。図3は、リーダライタ20の構成を示すブロック図である。図4は、データ変換装置30の構成を示すブロック図である。
一般用レジ100は、一般的な大人の利用者等が使用するレジである。一般用レジ100には、レジスタ110が配置されている。レジスタ110は、精算処理機能、売上集計管理機能、電子決済機能等を備えた装置である。レジスタ110には、リーダライタ20(後述)が接続されている。リーダライタ20の近傍には、データ変換装置30の第2変換部50(後述)が設置されている。
また、レジスタ110は、通信ネットワーク(不図示)に接続されており、この通信ネットワークを介して上位サーバ(不図示)との間でデータの送受信を行うことができる。上位サーバは、例えば、店舗を運営する事業者が管理するサーバである。
ICカード10は、利用者Pが保持する非接触のICカードである。利用者Pは、店舗内で買い物をする際に、補助レジ200の所定位置(第1変換部40)にICカード10を近づけることにより、一般用レジ100の位置まで移動することなく代金の決済を行うことができる。
アンテナ11は、データ変換装置30の第1アンテナ41(後述)との間で無線によりデータを送受信するループ状のアンテナである。
送受信部12は、アンテナ11を介して、リーダライタ20又はデータ変換装置30との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。
本実施形態において、第1プロトコルは、ISO/IEC14443 TypeAの通信規格に準拠したプロトコルである。ICカード10では、ISO/IEC14443
TypeAの通信規格に準拠したプロトコルのフォーマットによりデータの送受信が行われる。
固有データは、ICカード10を所有する利用者Pに関する各種のデータ(個人情報、カード情報、認証情報等)である。
送受信部22は、アンテナ21を介して、ICカード10又はデータ変換装置30との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。
第1アンテナ41は、アンテナ11(ICカード10)との間で無線によりデータを送受信するループ状のアンテナである。
回線通信部43は、通信路31を介して、第2変換部50(回線通信部53)との間でデータを送受信するための無線LAN用の通信インターフェースである。
なお、第1変換部40の送受信部42、回線通信部43、第1記憶部44及び第1制御部45には、電源部(不図示)から電力が供給されている。
第2アンテナ51は、アンテナ21(リーダライタ20)との間で無線によりデータを送受信するループ状のアンテナである。
送受信部52は、第2アンテナ51を介して、リーダライタ20との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。
回線通信部53は、通信路31を介して、第1変換部40との間でデータを送受信するための無線LAN用の通信インターフェースである。
なお、第2変換部50の送受信部52、回線通信部53、第2記憶部54及び第2制御部55には、電源部(不図示)から電力が供給されている。
図5(a)に示すように、送受信されるデータには、ヘッダとフッタとが付加される。上述したように、通信路31を無線LANで構成した場合、データの部分を無線LANのプロトコルに従って暗号化して、図5(b)に示すように、暗号化データAとして送受信される。例えば、ICカード10から送信されたデータを、第1変換部40から第2変換部50へ送信する場合は、第1変換部40の第1制御部45が第1記憶部44から暗号化プログラムを読み出して、データを暗号化する。そして、第1変換部40から暗号化されたデータを受信した第2変換部50の第2制御部55は、第2記憶部54から複合化プログラムを読み出して、データを複合化する。
なお、ICカード10から送信される固有データが暗号化されている場合には、ICカード10との間でコマンドを1回送受信するだけでは、ICカード10から固有データを取り込めないこともある。その場合は、上述したメモリアクセスコマンドの送信(S4)と、これに対する応答信号の送信(S5)とが複数回繰り返される。
第2変換部50の第2制御部55は、リーダライタ20から応答要求信号を第2アンテナ51で受信すると、第2記憶部54に記憶されているプロトコルを順に読み出して、受信した応答要求信号を解析し、リーダライタ20のプロトコル(ここでは第2プロトコル)を特定する。そして、第2制御部55は、第2アンテナ51から第2プロトコルのフォーマットによる応答信号を送信する(S8:ポーリング応答)。
なお、リーダライタ20に送信する固有データが暗号化されている場合には、リーダライタ20との間でコマンドを1回送受信するだけでは、リーダライタ20において固有データを取り込めないこともある。その場合は、上述したメモリアクセスコマンドの送信(S9)と、後述する応答信号の送信(S11)とが複数回繰り返される。
(1)本実施形態のデータ変換装置30は、ICカード10との間でデータを送受信する第1アンテナ41と、リーダライタ20との間でデータを送受信する第2アンテナ51とを備えるため、ICカード10とリーダライタ20との間が離れていても、単一の共用アンテナで通信を行う場合に比べて、通信をより確実に行うことができる。
(1)本実施形態では、ICカード10が第1プロトコルに対応し、リーダライタ20が第2プロトコルに対応する例について説明したが、これに限定されず、ICカード10が第2プロトコルに対応し、リーダライタ20が第1プロトコルに対応する組合せであってもよい。また、通信に用いられるプロトコルは、第1プロトコル(ISO/IEC14443 TypeA)、第2プロトコル(JISX6319)に限定されず、他のプロトコル、例えば、ISO/IEC14443 TypeBの通信規格に準拠したプロトコルが含まれていてもよい。
このISO/IEC14443 TypeBの通信規格に準拠したプロトコルに対応したICカードが使用される場合、第1変換部40の第1記憶部44及び第2変換部50の第2記憶部54に、それぞれISO/IEC14443 TypeBの通信規格に準拠したプロトコルを記憶すればよい。
10 ICカード
20 リーダライタ
30 データ変換装置
40 第1変換部
41 第1アンテナ
42 送受信部
45 第1制御部
50 第2変換部
51 第2アンテナ
52 送受信部
55 第2制御部
Claims (4)
- データが記録された記録体との間で非接触の通信によりデータを送受信する第1通信部と、
リーダライタとの間で非接触の通信によりデータを送受信する第2通信部と、
前記第1通信部と接続される第1変換部と、
前記第2通信部と接続される第2変換部と、
前記第1変換部と前記第2変換部との間に設けられ、データが第3プロトコルのフォーマットで送受信される通信媒体と、
を備え、
前記第1通信部及び前記第2通信部は、それぞれの通信可能範囲が重ならない位置に配置され、
前記第1変換部は、
前記記録体から第1プロトコルのフォーマットで受信したデータを第1プロトコルとは異なる第3プロトコルのフォーマットに変換して、前記通信媒体を介して前記第2変換部に送信し、また、前記第2変換部から前記通信媒体を介して第3プロトコルのフォーマットで受信したデータを第1プロトコルのフォーマットに変換後、前記記録体に送信し、
前記第2変換部は、
前記リーダライタから第2プロトコルのフォーマットで受信したデータを第2プロトコルとは異なる第3プロトコルのフォーマットに変換して、前記通信媒体を介して前記第1変換部に送信し、また、前記第1変換部から前記通信媒体を介して第3プロトコルのフォーマットで受信したデータを第2プロトコルのフォーマットに変換後、前記リーダライタに送信すること、を特徴とするデータ変換装置。 - 請求項1に記載のデータ変換装置であって、
前記第2変換部は、
前記記録体と前記リーダライタとの間で非接触の通信によりデータを送受信する場合は、前記第2通信部を非活性状態とし、前記記録体と前記リーダライタとの間で前記データ変換装置を介してデータを送受信する場合は、前記第2通信部を活性状態とすること、
を特徴とするデータ変換装置。 - 請求項1又は2に記載のデータ変換装置であって、
前記第1変換部は、
前記第2変換部に送信するデータを暗号化する暗号化処理部と、前記第2変換部から受信したデータを複合化する複合化処理部と、を備え、
前記第2変換部は、
前記第1変換部から受信したデータを複合化する複合化処理部と、前記第1変換部へ送信するデータを暗号化する暗号化処理部と、を備えること、
を特徴とするデータ変換装置。 - 請求項3に記載のデータ変換装置であって、
前記第1変換部と前記第2変換部との間で送受信される暗号化されたデータは、前記第1変換部及び前記第2変換部において、第1プロトコル及び第2プロトコルとは異なる第3プロトコルのフォーマットに変換されること、
を特徴とするデータ変換装置。
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JP2015211338A Active JP6676924B2 (ja) | 2015-10-27 | 2015-10-27 | データ変換装置 |
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