JP5217805B2 - 非接触通信用リード/ライト装置 - Google Patents
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Description
図示の非接触型ICカードのリード/ライト端末50は、前述のセキュリティ制御部52と、メイン制御部51、RF制御部53等の各構成要素を備える。メイン制御部51は、当該リード/ライト端末全体を制御する中央処理装置であり、非接触型ICカード1との通信制御を行うと共に、画面表示等のユーザインタフェース制御や不図示の上位装置との通信等を制御する。RF制御部53は、アンテナや送受信回路等を有し、非接触型ICカード1との非接触の通信の為の変復調等を制御する。これにより、メイン制御部51は、RF制御部53を介して、非接触型ICカード1との非接触の通信を行うことができる。セキュリティ制御部52は、上記秘密情報やセキュアプログラムを保持しており、これらを用いて任意のデータの暗号化処理や暗号化データの復号化処理等を実行する。
しかしながら、この発明ではSAMは2つの通信インタフェースであるため、ICカード用チップ等のように通信インタフェースが1個のセキュリティチップを用いる場合には、この接続方式や制御方法では高速化を実現することができない。
尚、以下の説明において一例として示す相互認証(その第1相互認証、第2相互認証)に関しては、参考文献;「特開2007-048103号の図8とその説明」等で説明されている。
図示のシステムでは、非接触通信用リード/ライト端末10は、非接触型IC媒体の1つであるICカード1と非接触の通信を行うものであり、従来技術で説明したように、この通信には秘匿通信も含まれている。非接触型IC媒体としては、非接触ICカードや、非接触ICチップを搭載した携帯電話などの携帯端末を含む。
ここで、本例のセキュリティ制御部12は、通信インタフェースが1個のみのセキュリティチップを用いるものである。セキュリティ制御部12は、この1個の通信インタフェースにより図示のように切替機能部14に接続している。切替機能部14は、例えば2つの切替スイッチを有している。セキュリティ制御部12は一方の切替スイッチに接続しており、RF制御部13は他方の切替スイッチに接続している。メイン制御部11は両方の切替スイッチに接続している。また、この2つの切替スイッチ同士が接続している。
図2(a)に示す一例では、切替機能部14は、2つの切替スイッチ21、22を有し、更にOR回路23を有している。但し、OR回路23は無くてもよい。すなわち、図2(b)の構成であってもよい。図2(b)の構成は、OR回路23が無い点以外は図2(a)と略同様の構成であり、同じ構成要素には同一符号を付してある。
この場合、図2(b)に示すように、制御信号a,bがそれぞれ切替スイッチ21、22に入力することになる。そして、メイン制御部11は、図示の制御信号aによって切替スイッチ21を切替制御し、図示の制御信号bによって切替スイッチ22を切替制御する。
尚、図示の通り、切替スイッチ21、22とメイン制御部11との接続は共通線により行われている。
すなわち、RF制御部13には、まず、例えばメイン制御部11から予め設定されたカード通信終了のデータフォーマット(例えば、00FF等の予め決められている特定コード)を記憶しておく。この特定コードは、セキュリティ制御部12にも予め設定されているか、あるいは切替機能部14が上記パターン2の状態のときにメイン制御部11がセキュリティ制御部12へ通知しておく。これより、セキュリティ制御部12は、切替機能部14が上記パターン3の状態でICカードとの処理が完了した時点で、上記特定コードを含むパケットを送信する。
図3は、アプリケーションAに係る通信制御シーケンスの一例を示したものである。
尚、管理テーブルを用いるのは一例であり、この例に限らない。例えば複数種類のICカードそれぞれに対応するカードアクセス用のアプリケーション内に、接続切替パターンに応ずる形で各接続切替プログラム文が挿入されているようにしてもよい。図3の例では、例えば、ポーリングコマンド送信後に応答待ちを行って応答があるか否かを判定するプログラム文の次に、応答ありの場合にパターン2へ接続切替するプログラム文が挿入されていることになる。管理テーブルを用いる場合には、例えば、管理テーブルを参照して次の接続パターンを取得して、これに従って接続切替するプログラム文等が挿入されていることになる。
図4(a)には従来の通信処理例とパケット構成例を示す。
図4(b)には本手法の通信処理例とパケット構成例を示す。
この例では、メイン制御部11は上記パターン2に切替制御後、図示のパケット33をセキュリティ制御部12へ送信する。図示のように、パケット33は、上記パケット31と同様にC0’とDataを含み、更に例えば上記サブコマンドとして上記C1を格納している。パケット33を受信したセキュリティ制御部12はAckを返し、これよりメイン制御部11は上記パターン3への切替制御を行う。一方、セキュリティ制御部12は、続いて、上記暗号化データD0を生成して、図示のパケット34を生成する。パケット34におけるコマンドコードC1は、上記パケット33のサブコマンドをそのまま用いればよい。この様にして、上記パケット32と同じ内容のパケット34を生成して、これを送信することで、上記のようにパターン3の接続状態であることから、RF制御部13を介してICカード1へ送信されることになる。
図5は、アプリケーションBに係る通信制御シーケンスの一例を示したものである。
アプリケーションBを実行する場合、メイン制御部11は、まず、切替機能部14に対する制御信号a及び制御信号bをOFFにして、自己とセキュリティ制御部12とが接続された状態から自己とRF制御部13とが接続する状態へ切替える(図示の切替処理5;パターン1への切替)。
以上説明したように、本手法では、メイン制御部とRF制御部とセキュリティ制御部を備える非接触型ICカードのリード/ライト端末において、特にセキュリティ制御部が通信インタフェースが1個のセキュリティチップ等である場合でも、メイン制御部がセキュリティ制御部−RF制御部間の橋渡しすることによる通信時間のオーバーヘッドを抑えることができ、以ってカード処理時間を短縮できる。
2 センタ装置
3 ネットワーク
10 非接触通信用リード/ライト端末
11 メイン制御部
12 セキュリティ制御部
13 RF制御部
14 切替機能部
21,22 切替スイッチ
31,31’,32,33,34 パケット
Claims (2)
- メイン制御部と、暗号化/復号化処理を行うセキュリティ制御部と、非接触型IC媒体との通信の為のデータ変調/復調を行うRF制御部とを有する非接触通信用リード/ライト装置であって、
前記セキュリティ制御部は通信インタフェースが1つのみのセキュリティチップより成り、
前記メイン制御部、RF制御部それぞれに接続し、更に前記セキュリティ制御部の前記1つの通信インタフェースに接続しており、前記メイン制御部からの制御信号に応じて、前記メイン制御部とRF制御部とが接続する第1の接続状態、前記メイン制御部とセキュリティ制御部とが接続する第2の接続状態、前記セキュリティ制御部とRF制御部とが接続する第3の接続状態の何れかの接続状態に切替わる切替手段を有し、
前記セキュリティ制御部は、予めサブコマンドに対応付けて複数のコマンドが記憶されたコマンド記憶部を有し、
前記メイン制御部は、前記非接触型IC媒体との通信処理において前記暗号化/復号化処理を行う場合には、前記切替手段を前記第2の接続状態に切り替えて前記セキュリティ制御部に対して任意の前記サブコマンドを送信後、前記切替手段を前記第3の接続状態に切り替えることで、前記セキュリティ制御部が前記RF制御部を介して直接、前記非接触型IC媒体との通信を行うようにし、
前記第3の接続状態において、前記セキュリティ制御部は、前記メイン制御部から送信されたサブコマンドに対応する複数の前記コマンドを前記コマンド記憶部から取得して、該複数のコマンドを順次用いて前記非接触型IC媒体との通信を行うことを特徴とする非接触通信用リード/ライト装置。 - 複数種類のアプリケーションに対応可能とする場合、
前記メイン制御部は、該各種類毎に対応付けて前記切替手段の接続状態の切替パターンを予め記憶する管理テーブルを有し、通信相手の非接触型IC媒体が通信で使用するアプリケーションの種類に応じた切替パターンが選択されるように前記切替手段を切替制御することを特徴とする請求項1記載の非接触通信用リード/ライト装置。
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