JP6674634B2 - 点灯装置 - Google Patents

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    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

Description

本発明の実施形態は、点灯装置に関する。
LED照明器具を含む各種照明器具を点灯させる点灯装置には、安全のためさまざまな保護機能が内蔵されている。それぞれの保護機能は、不具合の発生時には、確実に点灯装置を保護するように動作する必要がある。
一方で点灯装置は、さまざまな使用状況において用いられ、点灯装置の起動時や瞬時停電等の状況においても、確実に点灯し、不具合のある場合には、すみやかに保護動作に移行する必要がある。
特開2014−235966号公報
実施形態は、確実に保護機能を発揮しつつ、瞬時停電等の異常状態でも起動することができる点灯装置を提供する。
実施形態に係る点灯装置は、入力電圧を照明負荷に供給する出力電圧に変換する電力変換部と、前記電力変換部を制御する制御部と、前記出力電圧が第1しきい値を超えるまで低電圧信号を生成し、前記出力電圧が前記第1しきい値よりも高い電圧値を有する第2しきい値を超えたときに過電圧信号を生成し、前記低電圧信号および前記過電圧信号のうち少なくとも一方を入力して前記制御部を停止させる停止信号を生成するとともに、起動後に前記低電圧信号および前記過電圧信号を同じ第1期間だけ検出しない安全回路と、を具備する。
本実施形態では、点灯装置の安全回路は、起動後に低電圧信号および前記過電圧信号を検出しない期間として同じ第1期間を有するので、点灯装置は停止せず、安定して起動することができる。
実施形態に係る点灯装置を例示するブロック図である。 実施形態の点灯装置の保護機能の動作を説明するためのタイミングチャートの例である。 実施形態の点灯装置の保護機能の動作を説明するためのタイミングチャートの例である。 実施形態の点灯装置の保護機能の動作を説明するためのタイミングチャートの例である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
図1は、実施形態に係る点灯装置を例示するブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の点灯装置10は、電力変換部20と、制御部30と、安全回路40と、を備える。点灯装置10は、交流端子11a,11bと、出力端子11c,11dと、を含む。点灯装置10は、交流端子11a,11bを介して、交流電源1に接続される。交流電源1は、たとえば商用電源である。点灯装置10は、出力端子11c,11dを介して、照明ユニット2に接続される。照明ユニット2は、発光素子2aを含む。発光素子2aは、複数個直列に接続されていてもよい。照明ユニット2は、接続端子3a,3bを有しており、接続端子3a,3bは、点灯装置10の出力端子11c,11dとそれぞれ接続される。
点灯装置10は、調光信号端子11eを含む。点灯装置10は、調光信号端子11eを介して調光信号が入力される。入力される調光信号は、たとえばDALI(Digital Addressable Lighting Interface)等の照明制御信号である。
点灯装置10は、交流電源1から交流電力の供給を受けて、調光信号によって設定された明るさで照明ユニット2を点灯させる。
点灯装置10は、後述する電流検出器122の抵抗値を可変することによって照明ユニット2に供給する電流を設定することができる。つまり、点灯装置10は、点灯装置10の出力電力容量の範囲内で、異なる電力容量の照明ユニットを接続して点灯することができる。
電力変換部20は、突入電流防止回路22と、整流平滑回路24と、DC−DCコンバータ26と、を含む。
突入電流防止回路22は、交流端子11aと整流平滑回路24との間に接続されている。突入電流防止回路22は、電源投入時に、後段の整流平滑回路に流入する突入電流を抑制する。
整流平滑回路24は、突入電流防止回路22とDC−DCコンバータ26との間に接続されている。整流平滑回路24は、整流回路および平滑回路を含んでおり、平滑回路は、アクティブ平滑フィルタであってもよい。整流平滑回路24は、交流電圧を整流し、平滑して直流電圧に変換して出力する。
DC−DCコンバータ26は、整流平滑回路24と、出力端子11c,11dとの間に接続されている。DC−DCコンバータ26は、整流平滑回路24から出力される脈流を含む直流電圧を一定の電圧または一定の電流に変換して負荷に供給する。DC−DCコンバータ26は、調光信号に応じた電力を設定して負荷に供給し、たとえば負荷である照明ユニット2の明るさを制御する。
DC−DCコンバータ26は、図示しないが、たとえばチョッパ方式のスイッチング電源回路を含む。スイッチング電源回路は、たとえば降圧型のチョッパである。スイッチング電源回路の形式は、降圧型に限らず、昇圧型、昇降圧型等であってもよい。スイッチング電源回路の形式は、入出力の電圧や出力電力等によって任意に設定することができる。
DC−DCコンバータ26は、電圧検出器121と、電流検出器122と、を含む。電圧検出器121は、出力端子11c,11d間に接続されている。電圧検出器121は、たとえば抵抗分圧回路である。電圧検出器121は、直列に接続された抵抗器121a,121bを含む。電圧検出器121の出力電圧は、抵抗器121a,121bの接続ノードから出力される。つまり、電圧検出器121は、点灯装置10の出力電圧を検出して、出力電圧に比例する電圧を検出電圧Vdetとして出力する。検出電圧Vdetは、安全回路40に入力される。
電流検出器122は、DC−DCコンバータ26の出力線に直列に接続されている。電流検出器122は、たとえば抵抗器である。電流検出器122の一端はDC−DCコンバータ26の内部で接地されている。電流検出器122の他端は、出力端子11dに接続されている。
電流検出器122は、DC−DCコンバータ26の出力線に流れる電流を検出して、電圧値に変換して出力する。出力に照明ユニット2が接続された場合には、電流検出器122は、照明ユニット2に流れる電流を検出して電圧値の次元を有する検出電流Idetとして出力する。検出電流Idetは、制御部30に入力される。
制御部30は、調光制御回路131と、PWM回路132と、電流制御アンプ133と、基準電源134と、低入力電圧検出回路135と、を含む。
調光制御回路131には、調光信号端子11eを介して調光信号が入力される。調光制御回路131は、入力した調光信号をたとえば調光PWM信号に変換して出力する。
PWM回路132は、調光制御回路131および電流制御アンプ133のそれぞれの出力に接続されている。PWM回路132の出力は、電力変換部20に供給される。電力変換部20が力率改善回路を含んでいる場合には、PWM回路132の出力は、力率改善回路およびDC−DCコンバータ26のそれぞれに供給される。
電流制御アンプ133は、一方の入力には、電流検出器122の出力が接続されている。他方の入力には、基準電源134が接続されている。電流制御アンプ133は、電流検出器122から出力される検出電流Idetと基準電源の値Irefとの誤差を増幅して出力する。
PWM回路132は、電流制御アンプ133の出力に応じて駆動信号を生成する。検出電流Idetが基準電源の値Irefよりも大きいときには、駆動信号のデューティ比は小さくなる。検出電流Idetが基準電源の値Irefよりも小さいときには、駆動信号のデューティ比は大きくなる。
低入力電圧検出回路135は、整流平滑回路24の出力に接続されている。低入力電圧検出回路135は、電力変換部20の入力電圧を監視する。低入力電圧検出回路135は、整流平滑回路24の出力があらかじめ設定された入力電圧しきい値Vistを超えたときに、低入力電圧検出信号を生成し安全回路40に出力する。制御部30は、起動時に期間Timskを有しており、安全回路40から停止信号HLTが入力されても、制御部30の動作を停止しないようにする。
DC−DCコンバータ26は、たとえば降圧型チョッパである。スイッチング素子のデューティ比に応じて、DC−DCコンバータ26の出力電圧および出力電流が設定される。DC−CDコンバータ26は、PWM回路132が出力する駆動信号のデューティ比に応じてスイッチング素子がスイッチングし、検出電流Idetが基準電源の値Irefに等しくなるように動作する。
PWM回路132は、調光制御回路131が出力する調光PWM信号に応じて、動作と非動作とを繰り返す。PWM回路132が動作するときには、出力に電力が供給され、PWM回路132が非動作のときには、出力に電力が供給されない。出力に供給される電力のデューティによって、照明ユニット2の点灯時の明るさが変化する。調光PWM信号は、調光信号に応じて設定されるので、照明ユニット2は、調光信号に応じて調光される。
安全回路40は、電圧検出器121の出力に接続されており、検出電圧Vdetが入力される。安全回路40は、整流平滑回路24を介して交流電源1に接続される。
安全回路40の出力は、制御部30に接続されている。安全回路40の出力は、停止信号HLTを出力する。たとえば停止信号HLTがローレベルになった場合に、制御部30は発振動作を停止し、停止状態を維持(ラッチ)する。つまり、点灯装置10は、停止信号HLTによって停止され、停止状態がラッチされる。
安全回路40は、低電圧検出部141と、過電圧検出部142と、マスク設定部143と、を含む。低電圧検出部141および過電圧検出部142の出力は、NAND回路144に接続されている。NAND回路144およびマスク設定部143の出力は、OR回路145にそれぞれ接続されている。
OR回路145は、制御部30に停止信号HLTを送出する。OR回路145は、マスク設定部143の出力またはNAND回路144の出力のいずれかがハイレベルの場合に、ハイレベルを出力する。
低電圧検出部141は、検出電圧Vdetに関する低電圧しきい値(第1しきい値)Vuvを有する。低電圧検出部141は、電圧検出器121から出力される検出電圧Vdetを入力する。低電圧検出部141は、検出電圧Vdetと低電圧しきい値Vuvとを比較する。検出電圧Vdetが低電圧しきい値Vuvを下回った場合には、低電圧検出部141は、ハイレベルを出力する。
過電圧検出部142は、検出電圧Vdetに関する過電圧しきい値(第2しきい値)Vovを有する。過電圧検出部142は、電圧検出器121から出力される検出電圧Vdetを入力する。過電圧検出部142は、検出電圧Vdetと過電圧しきい値Vovとを比較する。検出電圧Vdetが過電圧しきい値Vovを超えた場合には、過電圧検出部142は、ハイレベルを出力する。
マスク設定部143は、点灯装置10の入力電圧を監視する。マスク設定部143は、たとえば整流平滑回路24に接続され、整流平滑された直流入力電圧ViDCを監視する。マスク設定部143は、入力電圧しきい値(第3しきい値)Vistを有する。
マスク設定部143は、たとえば直流入力電圧ViDCを入力して、入力電圧しきい値Vistと比較する。マスク設定部143は、直流入力電圧ViDCが入力電圧しきい値Vist以上となった場合にハイレベルを出力する。
マスク設定部143がハイレベルを出力する場合には、出力してから所定の期間Tmskを経過した後に、ローレベルを出力する。つまり、点灯装置10の入力電圧が所定の値を超えた場合に、安全回路40は、期間Tmskの間には、制御部30に停止信号HLTを送出しないように動作する。
マスク設定部143は、低電圧や過電圧を検出しても、点灯装置10の起動後、期間Tmskの間は、低電圧保護および過電圧保護を行わず、したがって、制御部30は動作を継続する。期間Tmskは、制御部30において設定されている期間Tismkと同一の期間である。つまり、期間Tmsk,Timskは、同時に開始され、同時に終了する。
安全回路40が送出する停止信号HLTは、あらかじめ設定されたパルス幅を有するローベルのワンショット信号である。制御部30がラッチ回路を有しており、ローレベルのワンショット信号が入力された制御部30は、発振動作を停止し、その状態がラッチされる。
安全回路40は、たとえばマイクロコンピュータやマイクロコントローラ等の半導体装置であってもよい。マイクロコンピュータ等は、メモリ等の記憶装置(図示せず)に格納されたプログラムの各ステップにしたがって動作する。安全回路40がマイクロコンピュータ等の場合には、安全回路40の低電圧検出部141、過電圧検出部142およびマスク設定部143のそれぞれは、一部または全部がプログラムに含まれるステップの一部または全部として実行されてもよい。
実施形態の点灯装置の動作について説明する。
図2〜図4は、実施形態の点灯装置の動作を説明するためのタイミングチャートの例である。
図2の最上段の図は、直流入力電圧ViDCの時間変化を示す図である。2段目の図は、制御部30が有するVimskの時間変化を示す図である。3段目の図は、マスク設定部143から出力される起動時マスク信号Vmskの時間変化を示す図である。4段目の図は、点灯装置10の出力電圧Voの時間変化を示す図である。5段目の図は、低電圧検出部141から出力される低電圧検出信号Vuvsの時間変化を示す図である。6段目の図は、過電圧検出部142から出力される過電圧検出信号Vovsの時間変化を示す図である。最下段の図は、停止信号HLTの時間変化を示す図である。
図2の例では、点灯装置10に交流電源1を接続して、点灯装置10を起動させる場合について示されている。そして、この例では、起動後に点灯装置10の出力電圧が過電圧しきい値以上の電圧となる場合が示されている。
図2に示すように、時刻t0において、直流入力電圧ViDCが立ち上がる。時刻t1において、直流入力電圧ViDCは、入力電圧しきい値Vistに達する。
マスク設定部143は、起動時マスク信号Vmskをハイレベルに反転させる。
所定の処理の後、時刻t2において、制御部30が発振動作を開始し、点灯装置10の出力電圧Voが立ち上がる。
時刻t1〜時刻t3の間では、出力電圧Voが低電圧しきい値Vuvよりも低いので、低電圧検出部141は、ハイレベルの低電圧検出信号Vuvsを出力している。
しかし、マスク設定部143が、ハイレベルの起動時マスク信号Vmskを出力しているので、安全回路40は、ハイレベルの停止信号HLTを出力しており、制御部30は、停止信号HLTによって停止しない。
時刻t4において、出力電圧Voが過電圧しきい値Vov以上となる。そのため、過電圧検出部142は、ハイレベルの過電圧検出信号Vovsを出力する。
この期間においても、マスク設定部143は、ハイレベルの起動時マスク信号Vmskを出力しており、安全回路40は、ハイレベルの停止信号HLTを出力する。
時刻t5において、期間Tmskが経過する。そのため、マスク設定部143は、起動時マスク信号Vmskをローレベルに反転させる。
このときに、この例のように、点灯装置10の出力電圧Voが過電圧検出レベルにある場合には、過電圧検出信号Vovsはハイレベルであり、安全回路40から出力される停止信号HLTは、ローレベルに反転される。
時刻t5において、ローレベルの停止信号HLTが制御部30に送出されたことによって、制御部30は発振動作を停止する。したがって、点灯装置10は、停止状態となり、出力電圧Voが低下する。
なお、時刻t6において、出力電圧Voは点灯装置10の停止によって低下して、過電圧検出しきい値Vovよりも低くなる。そのため、過電圧検出信号Vovsは、ローレベルに反転する。また、時刻t7において、出力電圧Voが低電圧しきい値Vuvよりも低くなるので、低電圧検出信号Vuvsもハイレベルになる。制御部30は、ローレベルの停止信号HLTにより停止状態がラッチされているので、点灯装置10の停止状態は維持されている。
図3の各段の図は、図2の各段の図に対応する。ただし、最下段に安全回路40の電源電圧の時間変化の図が追加されている。
図3では、入力電源が短時間遮断される瞬時停電の場合の動作が示されている。瞬時停電では、この例のように、交流周期の1/2サイクル〜数サイクルにわたって、交流電源1の電圧値が低下する。低下する電圧は、たとえば0V(実効値)である。本実施形態の点灯装置10では、低下する電圧が0Vとなる瞬時停電に限らず、規定の電圧よりも低くなる瞬時電圧低下の場合にも有効である。
図3に示すように、時刻t10において、瞬時停電によって直流入力電圧ViDCが低下が始まる。直流入力電圧ViDCがリセット電圧(第4しきい値)Vrstを下回ると、制御部30で停止状態とされていた場合には、停止状態が解除される(時刻t11)。その後、直流入力電圧ViDCは0Vとなる。
入力電圧の低下によって、点灯装置10は停止し、の出力電圧Voが低下する。出力電圧Voは、時刻t12において、低電圧しきい値Vuvを下回る。低電圧検出部141は、低電圧検出信号Vuvsをハイレベルに反転させる。このため、停止信号HLTもローレベルとなるが、制御部30のラッチ回路は、リセット電圧Vrstによってリセット状態であり、ラッチ状態は解除されている。
入力電源が1/2サイクル(5ms程度)〜数サイクル(50ms程度)の期間、電圧低下した後復帰し、直流入力電圧ViDCが立ち上がる。
時刻t13において、直流入力電圧ViDCが入力電圧しきい値Vist以上となるので、マスク設定部143は、起動時マスク信号Vmskをハイレベルに反転させる。
その後、点灯装置10は起動し、時刻t14において、直流入力電圧ViDCは、低電圧しきい値Vuv以上になる。そのため、低電圧検出信号Vuvsはローレベルに反転する。
出力電圧Voはさらに上昇し、時刻t15において、出力電圧Voが過電圧しきい値Vov以上となる。そのため、過電圧検出信号Vovsは、ハイレベルに反転する。
しかし、時刻t13〜時刻t15の期間では、起動時マスク信号Vmskがハイレベルであるので、安全回路40は、ハイレベルの停止信号HLTを出力する。そのため、制御部30は発振動作を継続する。
時刻t16,t17以降は、図2の場合と同様に、マスク設定部143によって出力されている起動時マスク信号Vmskがハイレベルであるため、安全回路40は、期間Tmskが経過する時刻t16までローレベルの停止信号HLTを出力することができない。そのため、制御部30は、発振動作を継続し、点灯装置10も動作している。
時刻t16において、停止信号HLTがマスクされる期間Tmskが終了した後には、安全回路40は、ローレベルに反転させた停止信号HLTを出力する。制御部30は、ローベルの停止信号HLTによって、発振動作を停止し、点灯装置10は停止する。
図4では、図3の場合と同様の波形が示されている。図4の状況においては、安全回路40の電源電圧が瞬時電圧低下によって、十分低下せず、安全回路40が定常的な動作を続けている。
この例では、安全回路40の電源電圧が低下しないので、安全回路40は、起動時マスク信号Vmskを出力しない。一方、制御部30は、低入力電圧検出回路135によって、入力電圧を低下を検出し、低入力電圧検出信号を出力するとともに、電源電圧低下により起動シーケンスがスタートしVismkがハイレベルとなるマスク期間を開始する。
そのため、安全回路40は、時刻t14において停止信号HLTをローレベルに反転させる。しかし、制御部30は、起動シーケンスに入っておりTimskの期間内であるため、動作を継続することができる。
さらに、停止信号HLTは、一定期間ローレベルとなった後にハイレベルに反転するので、それ以降で過電圧検出や低電圧検出を行うことができる。
この例では、瞬時電圧低下の程度やタイミング等によって、安全回路40において、入力電圧の低下や再起動を検出することができなくても、制御部30において、低入力電圧状態を検出することができる。
本実施形態の点灯装置10の作用および効果について説明する。
従来、点灯装置の出力電圧が低電圧の状態になった場合には、過負荷状態等であると考え、点灯装置は、点灯装置を保護するために出力電圧の低電圧保護機能を内蔵している。ここで、点灯装置の起動時に低電圧保護機能が動作しないように、起動後の一定期間では、低電圧保護機能を動作させないようにマスク期間が設けられている。
点灯装置は、無負荷時や照明ユニットの脱落、負荷のオープン故障等の際には出力は過電圧状態となる。過電圧発生から点灯装置を保護するため、点灯装置は、過電圧保護機能を内蔵している。過電圧保護機能は、通常の点灯装置の起動状態においては、動作する必要がないので、点灯装置の起動時の動作については、何ら制限されていない。つまり、起動時に過電圧を検出すると、過電圧保護機能によって点灯装置の動作が停止する。
点灯装置の動作環境では、瞬時停電や、入力電源の瞬時電圧低下を生じることがある。このような場合に、照明ユニットの脱落等があると、過電圧保護機能が動作して点灯装置は停止する。過電圧保護機能や低電圧保護機能は、照明ユニット等の外部部材や部品等に起因する不具合を防止する観点から、動作停止後、電源再投入によって、停止状態が解除される。
瞬時停電等によって照明が消灯し、そのたびに再起動を要するとしては、利便性に支障をきたす場合がある。したがって、入力電源の瞬時停電等によって、照明が消灯した場合であっても、停電復帰後は、電源再投入によらず再点灯することが求められる。
本実施形態の点灯装置10は、制御部30に低入力電圧検出回路135を含み、安全回路40の起動時マスク信号Vmskと同時にスタートし、同一の期間を有するVimskを有している。瞬時低電圧のような入力電圧が低下し、復帰するような場合であっても、入力電源が投入されてから所定の期間Tmsk,Timskの間は、出力電圧Voの過電圧検出および低電圧検出を行わないようにすることができる。そして、停止信号HLTがローレベルであっても、所定の期間内にハイレベルに復帰するので、過電圧保護や低電圧保護を正常に行うことができる。したがって、安全な点灯装置が提供される。
以上説明した実施形態によれば、保護機能の誤動作を回避しつつ確実に保護機能を発揮することができる点灯装置を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 交流電源、2 照明ユニット、2a 発光素子、10 点灯装置、20 電力変換部、22 突入電流防止回路、24 整流平滑回路、26 DC−DCコンバータ、30 制御部、40 安全回路、131 調光制御回路、132 PWM回路、133 電流制御アンプ、134 基準電源、141 低電圧検出部、142 過電圧検出部、143 マスク設定部、144 NAND回路、145 OR回路

Claims (4)

  1. 入力電圧を照明負荷に供給する出力電圧に変換する電力変換部と、
    前記電力変換部を制御する制御部と、
    前記出力電圧が第1しきい値を超えるまで低電圧信号を生成し、前記出力電圧が前記第1しきい値よりも高い電圧値を有する第2しきい値を超えたときに過電圧信号を生成し、前記低電圧信号および前記過電圧信号のうち少なくとも一方を入力して前記制御部を停止させる停止信号を生成するとともに、起動後に前記低電圧信号および前記過電圧信号を同じ第1期間だけ検出しない安全回路と、
    を具備した点灯装置。
  2. 前記制御部は、前記第1期間と同一の長さの第2期間を有し、前記第2期間では、前記停止信号の入力がされても、動作を継続する請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記制御部は、前記入力電圧が低下して、第3しきい値を下回ったときに、前記安全回路に低入力電圧検出信号を送出し、
    前記安全回路は、前記低入力電圧検出信号にもとづいて前記停止信号を出力する請求項2記載の点灯装置。
  4. 前記電力変換部は、スイッチング素子によって駆動されるスイッチング電源回路を含み、
    前記制御部は、前記停止信号が供給されたときには、前記スイッチング素子を駆動する発振回路の動作を停止する請求項1〜3のいずれか1つに記載の点灯装置。
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