JP2017016979A - 活線挿抜保護回路、及び定電流電源装置 - Google Patents

活線挿抜保護回路、及び定電流電源装置 Download PDF

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Abstract

【課題】LEDや有機EL等の照明器具の活線挿抜時において、照明器具および作業者を保護する。【解決手段】第1電圧検出回路23は、定電流電源装置の出力電圧が、設定された上限電圧を超えたか否かを検出する。第2電圧検出回路24は、定電流電源装置の出力電圧の上昇速度が、設定された上限上昇速度を超えたか否かを検出する。第1スイッチM1は、第1電圧検出回路23により上限電圧を超えた出力電圧が検出されたとき、または第2電圧検出回路24により上限上昇速度を超えた出力電圧の上昇速度が検出されたとき、オフに制御される。【選択図】図3

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)や有機EL(Electroluminescence)等の照明器具の活線作業時において、照明器具および作業者を保護するための活線挿抜保護回路、及び定電流電源装置に関する。
近年、LED照明が普及してきている。LEDは、順方向降下電圧Vfを超える順方向バイアス電圧を印加すると順方向に電流が流れて発光する。順方向降下電圧Vfは素子によりバラツキがあり、また温度によっても変化する。従ってLEDを安定して発光させるには、電圧が変動しても一定の電流を流し続けることができる定電流駆動が望ましい。
定電流電源装置は、LEDに供給している出力電流を監視し、出力電流を一定に保つようにフィードバック制御をかけている。従って出力電流が低下すると出力電流を増やすように、出力電圧を上昇させる制御が働く。
特開平10−309035号公報 特開2009−171731号公報
LEDが定電流電源装置から電流供給を受けている状態(活線状態)でLEDを定電流電源装置から取り外すと、定電流電源装置で検出される出力電流が急低下し、出力電圧を最大値にまで上昇させる制御が働く。この状態でLEDを定電流電源装置に再接続するとLEDに過電圧が印加されることになり、故障の原因となる。またLEDを取り外した後、作業者が誤って定電流電源装置の出力端子に触れてしまうと感電の危険がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、LEDや有機EL等の照明器具の活線挿抜時において、照明器具および作業者を保護する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の活線挿抜保護回路は、順方向バイアス電圧の印加により発光する照明器具と、当該照明器具を定電流駆動する定電流電源装置との間に接続される活線挿抜保護回路であって、前記定電流電源装置から前記照明器具への通電/非通電を制御するためのメインスイッチと、前記定電流電源装置の出力電圧が、設定された上限電圧を超えたか否かを検出する第1電圧検出回路と、前記定電流電源装置の出力電圧の上昇速度が、設定された上限上昇速度を超えたか否かを検出する第2電圧検出回路と、を備える。前記メインスイッチは、前記第1電圧検出回路により前記上限電圧を超えた出力電圧が検出されたとき、または前記第2電圧検出回路により前記上限上昇速度を超えた出力電圧の上昇速度が検出されたとき、オフに制御される。
本発明の別の態様もまた、活線挿抜保護回路である。この活線挿抜保護回路は、順方向バイアス電圧の印加により発光する照明器具と、当該照明器具を定電流駆動する定電流電源装置との間に接続される活線挿抜保護回路であって、前記定電流電源装置から前記照明器具への通電/非通電を制御するためのメインスイッチと、前記定電流電源装置の出力電圧が、設定された上限電圧を超えたとき前記メインスイッチをターンオフする電圧検出回路と、前記照明器具のカソード端子が接続されるべき本活線挿抜保護回路のローサイド出力端子に、アノード端子が接続される定電流ダイオードと、前記定電流ダイオードのカソード端子に第1端子が接続される確認スイッチと、前記確認スイッチの第1端子と、ローサイド基準電位との間に接続される抵抗と、前記確認スイッチをオンに制御した状態で、前記確認スイッチの第2端子の電圧を監視して、前記照明器具が接続されているか否かを確認する制御部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、定電流電源装置である。この装置は、順方向バイアス電圧の印加により発光する照明器具に定電流を供給する定電流電源部と、前記照明器具と前記定電流電源部との間に接続される活線挿抜保護回路と、を備える。前記活線挿抜保護回路は、前記定電流電源部から前記照明器具への通電/非通電を制御するためのメインスイッチと、前記定電流電源部の出力電圧が、設定された上限電圧を超えたか否かを検出する第1電圧検出回路と、前記定電流電源部の出力電圧の上昇速度が、設定された上限上昇速度を超えたか否かを検出する第2電圧検出回路と、を含む。前記メインスイッチは、前記第1電圧検出回路により前記上限電圧を超えた出力電圧が検出されたとき、または前記第2電圧検出回路により前記上限上昇速度を超えた出力電圧の上昇速度が検出されたとき、オフに制御される。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、照明器具の活線挿抜時において、照明器具および作業者を保護を保護できる。
定電流電源装置で照明器具を駆動する一般的な回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る、定電流電源装置で照明器具を駆動する回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る活線挿抜保護回路の回路構成例を示す図である。 図3の活線挿抜保護回路の動作例を示すタイミングチャートである。 変形例に係る定電流電源装置で照明器具を駆動する回路構成を示す図である。
図1は、定電流電源装置10で照明器具30を駆動する一般的な回路構成を示す図である。照明器具30は少なくとも1つのLEDを備える照明器具である。図1ではn個のLED(第1LED31〜第nLED3n)を直列接続して使用する例を示している。
定電流電源装置10は、照明器具30に定電流を流して照明器具30を駆動する駆動装置である。定電流電源装置10は、電圧に関わらず照明器具30に定電流を流すことができるため、LEDの直列数が変わっても同じ光量で発光させることができる。従って定電流電源装置10は定格電圧の範囲内において、直列に接続されるLEDの数が異なる様々なタイプの照明器具30を駆動することができる。
定電流電源装置10はAC−DCコンバータ11、定電流電源部12及び調光操作部17を備える。定電流電源部12はDC−DCコンバータ13、電流検出部14、電圧検出部15及び制御部16を含む。
AC−DCコンバータ11は、交流電源(商用電源)5から供給される交流電圧を直流電圧に変換してDC−DCコンバータ13に出力する。DC−DCコンバータ13はAC−DCコンバータ11から供給される直流電圧をDC−DC変換して照明器具30に出力する。DC−DCコンバータ13はスイッチング電源で構成でき、例えばフォワード方式の絶縁型DC−DCコンバータを使用できる。なおスイッチング素子を含み、当該スイッチング素子のデューティ比の制御により、出力の安定化フィードバック制御が可能なDC−DCコンバータであれば、いずれの方式のDC−DCコンバータを使用してもよい。
電流検出部14は、照明器具30に供給される定電流電源部12の出力電流を検出し、制御部16に出力する。電圧検出部15は、照明器具30に供給される定電流電源部12の出力電圧を検出し、制御部16に出力する。
制御部16は、電流検出部14により検出された出力電流が目標電流を維持するよう、DC−DCコンバータ13に含まれるスイッチング素子のデューティ比を制御する。具体的には出力電流が低下するとデューティ比を上げ、出力電流が上昇するとデューティ比を下げる。正常動作時において定電流電源部12の出力電圧は、第1LED31〜第nLED3nの順方向降下電圧Vfの総和に維持される。
調光操作部17はユーザが操作した調光量を制御部16に設定する。制御部16は設定された調光量に応じて目標電流を調整する。なお制御部16は、図示しない照度センサから入力される信号に応じて目標電流を調整してもよい。
図1では定電流電源装置10が、交流電源(商用電源)5から電源供給を受ける構成を示したが、直流電源(電池)から電源供給を受ける構成であってもよい。その場合、AC−DCコンバータ11は不要になる。
以上の回路構成において活線工事する場面を考える。具体的には定電流電源装置10の動作を停止させずに照明器具30を交換する例(ホットスワップ)を考える。蛍光灯や白熱電球の場合、100V/200Vの電圧に耐えられる仕様になっているため、活線工事により蛍光灯や白熱電球が大きなダメージを受けることは基本的に発生しない。
これに対してLEDの場合、順方向降下電圧Vfを超える大きな電圧が印加されると、LEDは大きなダメージを受け、使用不能になる場合もある。図1に示した定電流電源装置10では、照明器具30が取り外されると電流検出部14が検出される出力電流が急低下するため、制御部16は最大デューティ比でDC−DCコンバータ13に含まれるスイッチング素子を駆動しようと制御する。これにより定電流電源装置10の出力電圧が最大値まで上昇する。
この状態で照明器具30を定電流電源装置10の出力端子に装着すると、照明器具30内のLEDが大きなダメージを受ける可能性がある。特に定電流電源装置10の最大出力電圧が高い場合(例えば、80〜100Vの場合)、LEDは耐圧オーバーとなり、大きなダメージを受ける。なお定電流電源装置10の最大出力電圧が比較的低い場合であっても、直列接続されるLEDの数が少ない照明器具30に交換した場合、LEDが耐圧オーバーとなる可能性が高くなる。また照明器具30が取り外された状態で、作業者が定電流電源装置10の出力端子に触れてしまうと感電する危険がある。直流電流の場合、交流電流より人体への悪影響が大きいため感電保護の要請が強くなる。
図2は、本発明の実施の形態に係る、定電流電源装置10で照明器具30を駆動する回路構成を示す図である。本実施の形態では、定電流電源装置10と照明器具30との間に活線挿抜保護回路20を接続する。
図3は、本発明の実施の形態に係る活線挿抜保護回路20の回路構成例を示す図である。活線挿抜保護回路20は、定電流電源装置10から照明器具30への通電/非通電を制御するためのメインスイッチとして機能する第1スイッチM1を備える。第1スイッチM1にはnチャネルMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor-Field-Efect-Transistor)を使用している。第1スイッチM1のドレイン端子は、照明器具30に含まれるLEDのカソード端子に接続され、第1スイッチM1のソース端子は、ローサイド基準電位(以下、グラウンド電位とする)に接続される。
照明器具30に含まれるLEDのアノード端子は定電流電源装置10の出力端子と電気的に接続しており、第1スイッチM1がオン状態に制御されると当該LEDのカソード端子がグラウンドに導通し、当該LEDに電流が流れる。第1スイッチM1がオフ状態に制御されると、LEDに電流が流れなくなる。当該LEDと並列に、ファストリカバリダイオードFRDが逆向きに接続される。ファストリカバリダイオードFRDは、第1スイッチM1のターンオフ後の急激な逆起電力を抑える。
活線挿抜保護回路20は、第1スイッチM1を駆動するためのスイッチ駆動回路21を備える。スイッチ駆動回路21は、第1定電流ダイオードCR1、第1抵抗R1、第2抵抗R2及び第1コンデンサC1を含む。
第1定電流ダイオードCR1のアノード端子は、定電流電源装置10のプラス側の出力端子と照明器具30に含まれるLEDのアノード端子とを繋ぐ電流路L1から分岐された電流路L2に接続される。第1定電流ダイオードCR1は電流路L2から第2定電流ダイオードCR2と第3定電流ダイオードCR3と並列に電流を受ける。第1定電流ダイオードCR1のカソード端子とグラウンドとの間に、第1ツェナーダイオードZ1と第2コンデンサC2が並列に接続され、第1定電流ダイオードCR1のカソード端子の電位が所定の電位にクランプされる。以下、第1定電流ダイオードCR1のカソード端子の電位を13.0Vにクランプする例を想定する。
第1定電流ダイオードCR1のカソード端子は、第1抵抗R1及び第2抵抗R2を介して第1スイッチM1のゲート端子に接続される。第1抵抗R1と第2抵抗R2との接続点N1と、グラウンドとの間に第1コンデンサC1が接続される。第1抵抗R1には高抵抗(例えば、2.0MΩ)のものを使用する。
第1スイッチM1のターンオン時において、第1スイッチM1のゲート端子は、第1抵抗R1、第2抵抗R2及び第1コンデンサC1の時定数で充電される。第1抵抗R1が高抵抗であるため時定数が大きくなり、第1スイッチM1のゲート電圧が緩やかに上昇する。例えば1.0〜1.5秒かけて第1スイッチM1をターンオンする。これにより照明器具30から定電流電源装置10への電圧フィードバックを促し、定電流電源装置10の出力電圧の上昇を緩やかにし、照明器具30に含まれるLEDに最大パワーがかからないようにできる。このようなソフトスタートにより、LEDにかかる負担を軽減できる。
活線挿抜保護回路20は、定電流電源装置10の起動(電源投入)を検出する起動検出回路22を備える。起動検出回路22は、第1オペアンプOP1、第3抵抗R3、第4抵抗R4、第5抵抗R5、第6抵抗R6及び第3コンデンサC3を含む。第1オペアンプOP1はコンパレータとして機能する。
第1定電流ダイオードCR1のカソード端子とグラウンドとの間に、第3抵抗R3と第3コンデンサC3が直列に接続される。第3コンデンサC3と並列に、第3コンデンサC3の残留電荷を放電するための第4抵抗R4が接続される。また第1定電流ダイオードCR1のカソード端子とグラウンドとの間に、第5抵抗R5と第6抵抗R6が直列に接続される。第5抵抗R5と第6抵抗R6は分圧回路を構成する。
第3抵抗R3と第3コンデンサC3との間の接続点は第1オペアンプOP1の非反転入力端子に接続され、第3コンデンサC3は定電流電源装置10の出力電圧を蓄え、第1オペアンプOP1の非反転入力端子に印加する。第5抵抗R5と第6抵抗R6との間の接続点は第1オペアンプOP1の反転入力端子に接続され、第5抵抗R5と第6抵抗R6で構成される分圧回路は、定電流電源装置10の出力電圧を分圧して、第1オペアンプOP1の反転入力端子に印加する。
第3コンデンサC3がフルに充電されている状態において、第3抵抗R3と第3コンデンサC3との間の接続点電圧が、第5抵抗R5と第6抵抗R6との間の接続点電圧より高くなるよう第3抵抗R3、第3コンデンサC3、第5抵抗R5及び第6抵抗R6の各定数が設定される。
図3に示す第1オペアンプOP1の出力端子は、非反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧より高いときハイインピーダンスとなり、非反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧より低いときローレベルを出力する。通常時は非反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧より高くなるため、第1オペアンプOP1の出力端子はハイインピーダンスとなる。定電流電源装置10の起動時において第3コンデンサC3が充電されるまでの間、非反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧より低い状態となる。この状態では第1オペアンプOP1はローレベルを出力する。第3コンデンサC3の充電が完了すると、第1オペアンプOP1の出力端子はハイインピーダンスになる。
第1オペアンプOP1の出力端子は、第2スイッチM2のゲート端子に接続される。第2スイッチM2にはpチャネルMOSFETを使用している。第2スイッチM2のソース端子は第1定電流ダイオードCR1のカソード端子と接続される。第2スイッチM2のドレイン端子は、第1抵抗R1と第2抵抗R2と第1コンデンサC1との接続点N1に接続される。第2スイッチM2のゲート端子とソース端子との間に第7抵抗R7が接続され、第2スイッチM2のゲート電圧がプルアップされる。
第2スイッチM2は、スイッチ駆動回路21の時定数を切り替える時定数切替回路として機能する。起動検出回路22により定電流電源装置10の起動が検出されたとき、即ち第1オペアンプOP1の出力がローレベルのとき第2スイッチM2はオン状態に制御される。この状態では第1定電流ダイオードCR1のカソード端子と接続点N1が導通し、高抵抗の第1抵抗R1がバイパスされる。従ってスイッチ駆動回路21の時定数が低下し、第1スイッチM1のゲート電圧が急峻に立ち上がる。定電流電源装置10の起動後は第1オペアンプOP1の出力端子がハイインピーダンスになり、第2スイッチM2はオフ状態に制御される。この状態では第1抵抗R1が有効となり、第1スイッチM1のターンオン時には、第1スイッチM1のゲート電圧が緩やかに上昇するようになる。
定電流電源装置10の起動直後は、照明器具30から定電流電源装置10へのフィードバックによる電圧情報が有効に伝達されないため、定電流電源装置10の出力電圧が上昇しやすくなる。この状態で第1スイッチM1のゲート電圧を緩やかに上昇させてソフトスタートさせると、定電流電源装置10の出力電圧が最大値まで上がってしまい、第1スイッチM1のターンオン完了時にLEDが1度フラッシュしてからの通常運用になってしまう。
そこで起動検出回路22及び第2スイッチM2を追加して、定電流電源装置10の電源投入直後の1回だけ第1スイッチM1を高速にターンオンして、照明器具30から定電流電源装置10へ、LEDの順方向降下電圧Vfを早く伝達する仕組みを導入している。マイクロコントローラは起動時間が必要であるため、定電流電源装置10の電源投入直後に第2スイッチM2をターンオンする制御を担うことはできず、起動検出回路22は上述のようなアナログ回路で実装する必要がある。
活線挿抜保護回路20は、定電流電源装置10の出力電圧が、設定された上限電圧を超えたか否かを検出する第1電圧検出回路23を備える。第1電圧検出回路23は、第2定電流ダイオードCR2、第2ツェナーダイオードZ2、第3スイッチM3、第8抵抗R8及び第3ツェナーダイオードZ3を含む。
第2定電流ダイオードCR2のアノード端子は電流路L2に接続され、第2定電流ダイオードCR2は電流路L2から第1定電流ダイオードCR1と第3定電流ダイオードCR3と並列に電流を受ける。第1定電流ダイオードCR1のカソード端子は第2ツェナーダイオードZ2のカソード端子に接続される。第2ツェナーダイオードZ2のアノード端子は、第3スイッチM3のゲート端子に接続される。第3スイッチM3にはnチャネルMOSFETを使用している。第3スイッチM3のソース端子はグラウンドに接続され、第3スイッチM3のドレイン端子は第1スイッチM1のゲート端子に接続される。
第2ツェナーダイオードZ2の降伏電圧を許容上限電圧に設定する。即ち、定電流電源装置10に接続する照明器具30の最大運用電圧に設定する。直列に接続されるLEDの数が多い照明器具30もサポートする場合は、最大運用電圧を高めに設定する。例えば、90〜100Vに設定する。なお直列に接続されるLEDの数が多い照明器具30の接続を想定しない場合は最大運用電圧を中間的な値に設定する。例えば、45〜50Vに設定する。
定電流電源装置10の出力電圧が許容上限電圧を超えると、第2ツェナーダイオードZ2がブレークダウンし、第3スイッチM3がターンオンする。第3スイッチM3がターンオンすると第1スイッチM1のゲート端子にグラウンド電圧が印加されるため、第1スイッチM1がターンオフする。これにより定電流電源装置10から照明器具30への通電が停止する。
第3スイッチM3のゲート端子とグラウンドとの間に並列に、第8抵抗R8及び第3ツェナーダイオードZ3が接続され、第3スイッチM3のゲート端子の電位が所定の電位にクランプされる。本実施の形態では5.1Vにクランプされる。また第3スイッチM3のゲート端子は制御部25の第2入出力端子P2にも接続され、定電流電源装置10の出力電圧が許容上限電圧を超えると制御部25に通知される。制御部25はマイクロコントローラで構成され、活線挿抜保護回路20の全体制御を実行する。なお制御部25はASICなどの専用の半導体ICで構成されてもよい。
活線挿抜保護回路20は、定電流電源装置10の出力電圧の上昇速度が、設定された上限上昇速度を超えたか否かを検出する第2電圧検出回路24を備える。第2電圧検出回路24は第2オペアンプOP2、第9抵抗R9、第10抵抗R10、第11抵抗R11、第12抵抗R12、第13抵抗R13、第14抵抗R14及び第4コンデンサC4を含む。第2オペアンプOP2はコンパレータとして機能する。
定電流電源装置10のプラス側の出力端子と照明器具30に含まれるLEDのアノード端子とを繋ぐ電流路L1と、グラウンドとの間に、第9抵抗R9と第10抵抗R10が直列接続された第1分圧回路が接続される。また電流路L1とグラウンドとの間に、第11抵抗R11と第12抵抗R12が直列接続された第2分圧回路が接続される。第1分圧回路の分圧点は第13抵抗R13を介して第2オペアンプOP2の非反転入力端子に接続される。第2分圧回路の分圧点は第14抵抗R14を介して第2オペアンプOP2の反転入力端子に接続される。第13抵抗R13と第2オペアンプOP2の非反転入力端子との接続点と、グラウンドとの間に第4コンデンサC4が接続される。
第1分圧回路の分圧点電圧が、第2分圧回路の分圧点電圧より高くなるよう第9抵抗R9、第10抵抗R10、第11抵抗R11及び第12抵抗R12の各抵抗値が設定される。第13抵抗R13と第14抵抗R14は同じ抵抗値に設定される。即ち、第1分圧回路は定電流電源装置10の出力電圧を分圧して第2オペアンプOP2の非反転入力端子に印加する。第2分圧回路は定電流電源装置10の出力電圧を、第1分圧回路の分圧比と異なる(小さい)分圧比で分圧して第2オペアンプOP2の反転入力端子に印加する。
図3に示す第2オペアンプOP2は、非反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧より高いときハイレベルを出力し、非反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧より低いときローレベルを出力する。通常時は非反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧より高い状態で両電圧の差分が維持されながら、両電圧は定電流電源装置10の出力電圧に応じて平行移動する。第2オペアンプOP2の出力端子は制御部25の第3入出力端子P3に接続される。
定電流電源装置10の出力電圧が急峻に上昇したとき、非反転入力端子には第4コンデンサC4が接続されているため、非反転入力端子の電圧上昇が反転入力端子の電圧上昇に対して遅延する。これにより反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧を追い越すと第2オペアンプOP2の出力がハイレベルからローレベルに反転する。反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧を追い越した後、第4コンデンサC4の容量値に応じた所定時間が経過すると、非反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧に追いつき追い越すと第2オペアンプOP2の出力がローレベルからハイレベルに反転する。
第3定電流ダイオードCR3のアノード端子は電流路L2に接続され、第3定電流ダイオードCR3は電流路L2から第1定電流ダイオードCR1と第2定電流ダイオードCR2と並列に電流を受ける。第3定電流ダイオードCR3のカソード端子は制御部25の電源端子VDDに接続される。制御部25の電源端子VDDとグラウンドとの間に、第4ツェナーダイオードZ4と第5コンデンサC5が並列に接続され、制御部25の電源端子VDDの電位が所定の電位にクランプされる。以下、制御部25の電源端子の電位を5.1Vにクランプする例を想定する。
第2オペアンプOP2の出力端子と制御部25の第3入出力端子P3とを繋ぐ配線と、制御部25の電源端子VDDとの間に第15抵抗R15が接続され、当該配線が制御部25の電源電位にプルアップされる。
活線挿抜保護回路20は、第2電圧検出回路24により定電流電源装置10の出力電圧の上昇速度が、設定された上限上昇速度を超えたとき、第1スイッチM1をターンオフするための第4スイッチM4を備える。第4スイッチM4にはnチャネルMOSFETを使用している。第4スイッチM4のゲート端子は制御部25の第5入出力端子P5に接続され、第4スイッチM4のソース端子はグラウンドに接続され、第4スイッチM4のドレイン端子は第1スイッチM1のゲート端子に接続される。制御部25は第2オペアンプOP2の出力端子がローレベルに遷移し、第3入出力端子P3の電位がローレベルに遷移すると、第5入出力端子P5の電位をローレベルからハイレベルに遷移させる。これにより第4スイッチM4がターンオンし、第1スイッチM1のゲート端子にグラウンド電圧が印加されるため、第1スイッチM1がターンオフする。これにより定電流電源装置10から照明器具30への通電が停止する。
第1電圧検出回路23のみによる定電流電源装置10の出力電圧の監視では、照明器具30の最大運用電圧に到達しないと第1スイッチM1をターンオフすることができない。そこで第2電圧検出回路24を追加して、出力電圧の時間当たりの上昇率を監視する。異常な上昇率が検出されると制御部25に通知され、制御部25が第1スイッチM1をターンオフする。なお調光制御がなされると定電流電源装置10の出力電圧が変動するが、調光による電圧変動では第2オペアンプOP2が反応しないように第4コンデンサC4の容量値を設定する。従って第2電圧検出回路24は調光制御の邪魔にはならない。
活線挿抜保護回路20は、定電流電源装置10に照明器具30が接続されているか否かを確認するための接続状態確認回路26を備える。接続状態確認回路26は第4定電流ダイオードCR4、第5スイッチM5、第16抵抗R16及び第17抵抗R17を含む。
照明器具30のカソード端子が接続されるべき活線挿抜保護回路20のローサイド出力端子と第1スイッチM1のドレイン端子を繋ぐ配線に、第4定電流ダイオードCR4のアノード端子が接続される。第4定電流ダイオードCR4のカソード端子に第5スイッチM5のドレイン端子が接続される。第5スイッチM5にはpチャネルMOSFETを使用している。第5スイッチM5のソース端子は、第16抵抗R16を介してグラウンドに接続される。第16抵抗R16は、第5スイッチM5のソース端子は制御部25の第5入出力端子P5にも接続される。第5スイッチM5に流れる電流を電圧に変換して制御部25に通知する電流−電圧変換回路として機能する。第5スイッチM5のゲート端子は、第17抵抗R17を介してグラウンドに接続され、第17抵抗R17によりゲート電圧がクランプされる。
以下、第5スイッチM5の駆動回路を説明する。当該駆動回路は第6スイッチM6、第7スイッチM7及び第18抵抗R18を含む。第6スイッチM6にはpチャネルMOSFETを使用しており、第7スイッチM7にはnチャネルMOSFETを使用している。
第6スイッチM6のソース端子は第1定電流ダイオードCR1のカソード端子に接続され、第6スイッチM6のゲート端子は第7スイッチM7のドレイン端子に接続され、第6スイッチM6のドレイン端子は第5スイッチM5のゲート端子に接続される。第6スイッチM6のゲート端子とソース端子は第18抵抗R18を介して接続され、第6スイッチM6のゲート電圧がプルアップされている。第7スイッチM7のソース端子はグラウンドに接続され、第7スイッチM7のゲート端子は制御部25の第1入出力端子P1に接続され、第7スイッチM7のドレイン端子は第6スイッチM6のソース端子に接続される。
制御部25は、照明器具30の接続状態を確認する際、第1入出力端子P1のレベルをローレベルからハイレベルに遷移させる。これにより第7スイッチM7がターンオンし、第6スイッチM6のゲート端子にグラウンド電圧が印加されるようになり、第6スイッチM6がターンオンする。第6スイッチM6がターンオンすると、第1定電流ダイオードCR1のカソード電位が第5スイッチM5のゲート端子に印加され、第5スイッチM5がターンオンする。
第5スイッチM5が導通した状態において、照明器具30が接続されている場合、第4定電流ダイオードCR4を介して第5スイッチM5及び第16抵抗R16に微弱な定電流が流れ、第5スイッチM5のソース端子に電圧が発生する。一方、照明器具30が接続されていない場合、第5スイッチM5及び第16抵抗R16に電流が流れないため第5スイッチM5のソース端子に電圧が発生しない。従って制御部25は第5入出力端子P5の電位を確認することにより、照明器具30が活線挿抜保護回路20を介して定電流電源装置10に接続されているか否かを判定できる。
制御部25による照明器具30の接続確認は、定期的(例えば、1秒おき、10秒おき)に実行される。検出されたデータは、制御部25内のログ記録部(例えば、EEPROM)に記録する。このように接続状態のログデータを記録することにより、ユーザによる照明器具30の着脱履歴を、メーカ側で後から確認できるようになる。なお、制御部25による照明器具30の接続確認は第1スイッチM1がオフ状態(即ち、照明器具30が接続されていない状態)のときのみ実行されてもよい。
接続状態確認回路26を追加することにより、照明器具30が取り外され、再接続された際に自動的に復旧することができる。接続状態確認回路26を設けない場合、照明器具30の再接続後に手動で復旧する必要が発生する。またLEDと第5スイッチM5の間に第4定電流ダイオードCR4を挿入することにより、第5スイッチM5のターンオン時にLEDに大電流が流れることを防止でき、LEDを保護することができる。
図4は、図3の活線挿抜保護回路20の動作例を示すタイミングチャートである。時刻T1において定電流電源装置10の電源がオンされる。定電流電源装置10から活線挿抜保護回路20に電源が供給されると第1スイッチM1がターンオンする。定電流電源装置10の電源投入時は起動検出回路22及び第2スイッチM2の作用により、第1スイッチM1が高速にターンオンする。
時刻T2において第1スイッチM1がターンオンすると、定電流電源装置10から照明器具30への通電が開始する。照明器具30への通電が開始されると活線挿抜保護回路20の出力電圧Vout(=定電流電源装置10の出力電圧Vout)は、照明器具30に含まれるLEDの順方向降下電圧Vfまで上昇し、そのレベルで安定する。
時刻T3において照明器具30が取り外されると、定電流電源装置10の出力電圧Voutが急上昇する。時刻T4において第2電圧検出回路24が急峻な電圧上昇を検出し、制御部25に通知する。具体的には第2オペアンプOP2の反転入力端子の電圧Vin(−)が非反転入力端子の電圧Vin(+)を追い越すと、第2オペアンプOP2の出力電圧Voutがローレベルに遷移し、急峻な電圧上昇が制御部25に通知される。制御部25は第4スイッチM4をターンオンして第1スイッチM1のゲート電圧Vgをローレベルに遷移させ、第1スイッチM1をターンオフする。これにより活線挿抜保護回路20の出力電圧Voutが無効(ハイインピーダンス)になり、照明器具30に含まれるLEDが過電圧から保護される。
なお許容上限電圧が低く設定されている場合は、第2電圧検出回路24より先に第1電圧検出回路23で定電流電源装置10の出力電圧Voutの急上昇が検出される場合もある。
制御部25は、定期的に第1入出力端子P1の電位をハイレベルに制御し、照明器具30の接続状態を確認する。確認結果は第5入出力端子P5の電位により通知され、制御部25は第5入出力端子P5の電位がローレベルの場合は非接続状態、ハイレベルの場合は接続状態と判定する。
時刻T5において照明器具30が再接続され、制御部25が照明器具30の再接続を検出すると、制御部25は第4スイッチM4及び第5スイッチM5をオフ状態に制御して、第1スイッチM1のゲート端子とグラウンドとを切り離す。第1スイッチM1のゲート電圧Vgは、スイッチ駆動回路21の作用により緩やかに上昇する。
活線挿抜保護回路20の再起動中の時刻T6において再度、照明器具30が取り外される。活線挿抜保護回路20の再起動により下がり出した定電流電源装置10の出力電圧Voutが再度急上昇する。第2電圧検出回路24はこの急上昇を検出し、制御部25に通知する。具体的には第2オペアンプOP2の反転入力端子の電圧Vin(−)が非反転入力端子の電圧Vin(+)を追い越すと、第2オペアンプOP2の出力電圧Voutがローレベルに遷移し、急峻な電圧上昇が制御部25に通知される。制御部25は第4スイッチM4をターンオンして第1スイッチM1のゲート電圧Vgをローレベルに低下させる。
時刻T7において照明器具30が再接続され、制御部25が照明器具30の再接続を検出すると、制御部25は第4スイッチM4及び第5スイッチM5をオフ状態に制御して、第1スイッチM1のゲート端子とグラウンドとを切り離す。第1スイッチM1のゲート電圧Vgは、スイッチ駆動回路21の作用により緩やかに上昇する。第1スイッチM1の緩やかな動作により、照明器具30から定電流電源装置10に適切な電圧フィードバックがなされつつ徐々に閉回路になるため、LEDへの負担が少ないソフトスタートを実現できる。時刻T8において照明器具30が点灯すると、活線挿抜保護回路20の出力電圧Vout(=定電流電源装置10の出力電圧Vout)は、照明器具30に含まれるLEDの順方向降下電圧Vfで安定する。
以上説明したように本実施の形態によれば、定電流電源装置10の出力電圧の絶対的なレベルを検出する第1電圧検出回路23と、出力電圧の上昇速度を検出する第2電圧検出回路24を併用することにより、活線挿抜時における保護を万全にできる。
第2電圧検出回路24を設けることにより、様々な順方向降下電圧VfのLEDの活線挿抜保護を実現できる。例えば、小さな順方向降下電圧VfのLEDを接続する場合、その順方向降下電圧Vfと、第1電圧検出回路23に設定された上限電圧との乖離が大きくなるため、活線挿抜保護回路20がLEDへの通電を遮断する前にLEDがダメージを受けるリスクが高まる。この点、第2電圧検出回路24を設けることにより遮断タイミングを早めることができる。また接触不良等により、第1電圧検出回路23に設定された上限電圧より低い電圧領域で、活線挿抜保護回路20の出力電圧がチャタリングを起こしているような場合でも第2電圧検出回路24を設けていれば、LEDへの通電を遮断できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。本実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
図5は、変形例に係る定電流電源装置10で照明器具30を駆動する回路構成を示す図である。変形例では活線挿抜保護回路20を定電流電源装置10の中に内蔵させる。図2に示した回路構成との違いは、活線挿抜保護回路20が定電流電源装置10の筐体の中にあるか外にあるかの違いであり電気的特性は同じである。既存の定電流電源装置10に対しては図2に示した回路構成を採用して外付けし、新規の定電流電源装置10に対しては外付けでも内蔵でもよい。
これまで照明器具30の中にLEDを含める構成を説明したが、LEDの代わりに有機EL等の他の発光素子を用いてもよい。ダイオード特性を有し順方向バイアス電圧の印加により発光する発光素子であればよい。
上記図3に示した回路構成は一例であり適宜、等価回路に置き換えることができる。例えば、スイッチをMOSFETで構成する例を示したが、IGBT、リレー等に置き換えることも可能である。
また上記図3に示した回路構成の一部を省略した構成も可能である。一部の作用効果が得られなくなるが、その分、回路構成をシンプル化できる。例えば、定電流電源装置10の電源投入時のLEDのフラッシュを許容すれば、起動検出回路22及び第2スイッチM2を省略できる。また再接続後の自動復旧機能を搭載しない場合は、接続状態確認回路26を省略できる。その場合は制御部25も省略してオールアナログ構成も可能である。また活線挿抜の検出率の低下を許容すれば、第2電圧検出回路24を省略することも可能である。
5 交流電源、 10 定電流電源装置、 11 AC−DCコンバータ、 12 定電流電源部、 13 DC−DCコンバータ、 14 電流検出部、 15 電圧検出部、 16 制御部、 17 調光操作部、 20 活線挿抜保護回路、 21 スイッチ駆動回路、 22 起動検出回路、 23 第1電圧検出回路、 24 第2電圧検出回路、 25 制御部、 26 接続状態確認回路、 M1 第1スイッチ、 M2 第2スイッチ、 M3 第3スイッチ、 M4 第4スイッチ、 M5 第5スイッチ、 M6 第6スイッチ、 M7 第7スイッチ、 CR1 第1定電流ダイオード、 CR2 第2定電流ダイオード、 CR3 第3定電流ダイオード、 CR4 第4定電流ダイオード、 R1 第1抵抗、 R2 第2抵抗、 R3 第3抵抗、 R4 第4抵抗、 R5 第5抵抗、 R6 第6抵抗、 R7 第7抵抗、 R8 第8抵抗、 R9 第9抵抗、 R10 第10抵抗、 R11 第11抵抗、 R12 第12抵抗、 R13 第13抵抗、 R14 第14抵抗、 R15 第15抵抗、 R16 第16抵抗、 R17 第17抵抗、 R18 第18抵抗、 C1 第1コンデンサ、 C2 第2コンデンサ、 C3 第3コンデンサ、 C4 第4コンデンサ、 C5 第5コンデンサ、 OP1 第1オペアンプ、 OP2 第2オペアンプ、 Z1 第1ツェナーダイオード、 Z2 第2ツェナーダイオード、 Z3 第3ツェナーダイオード、 Z4 第4ツェナーダイオード、 FRD ファストリカバリダイオード、 30 照明器具、 L1 第1LED、 Ln 第nLED。

Claims (7)

  1. 順方向バイアス電圧の印加により発光する照明器具と、当該照明器具を定電流駆動する定電流電源装置との間に接続される活線挿抜保護回路であって、
    前記定電流電源装置から前記照明器具への通電/非通電を制御するためのメインスイッチと、
    前記定電流電源装置の出力電圧が、設定された上限電圧を超えたか否かを検出する第1電圧検出回路と、
    前記定電流電源装置の出力電圧の上昇速度が、設定された上限上昇速度を超えたか否かを検出する第2電圧検出回路と、を備え、
    前記メインスイッチは、前記第1電圧検出回路により前記上限電圧を超えた出力電圧が検出されたとき、または前記第2電圧検出回路により前記上限上昇速度を超えた出力電圧の上昇速度が検出されたとき、オフに制御されることを特徴とする活線挿抜保護回路。
  2. 前記第2電圧検出回路は、
    オペアンプと、
    前記定電流電源装置の出力電圧を分圧して前記オペアンプの第1入力端子に印加する第1分圧回路と、
    前記定電流電源装置の出力電圧を、前記第1分圧回路の分圧比と異なる分圧比で分圧し、前記オペアンプの第2入力端子に印加する第2分圧回路と、
    前記第1入力端子または前記第2入力端子のいずれか一方と、所定の固定電位との間に接続されるコンデンサと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の活線挿抜保護回路。
  3. 前記照明器具のカソード端子が接続されるべき本活線挿抜保護回路のローサイド出力端子に、アノード端子が接続される定電流ダイオードと、
    前記定電流ダイオードのカソード端子に第1端子が接続される確認スイッチと、
    前記確認スイッチの第2端子と、ローサイド基準電位との間に接続される抵抗と、
    前記確認スイッチをオンに制御した状態で、前記確認スイッチの第2端子の電圧を監視して、前記照明器具が接続されているか否かを確認する制御部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の活線挿抜保護回路。
  4. 前記定電流電源装置の出力電圧を所定の時定数で、前記メインスイッチの制御端子に入力するスイッチ駆動回路と、
    前記定電流電源装置の起動を検出する起動検出回路と、
    前記起動検出回路により前記定電流電源装置の起動が検出されたとき、前記スイッチ駆動回路の時定数を低下させる時定数切替回路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の活線挿抜保護回路。
  5. 前記起動検出回路は、
    オペアンプと、
    前記定電流電源装置の出力電圧を蓄えて前記オペアンプの第1入力端子に印加するコンデンサと、
    前記定電流電源装置の出力電圧を分圧して前記オペアンプの第2入力端子に印加する分圧回路と、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載の活線挿抜保護回路。
  6. 順方向バイアス電圧の印加により発光する照明器具と、当該照明器具を定電流駆動する定電流電源装置との間に接続される活線挿抜保護回路であって、
    前記定電流電源装置から前記照明器具への通電/非通電を制御するためのメインスイッチと、
    前記定電流電源装置の出力電圧が、設定された上限電圧を超えたとき前記メインスイッチをターンオフする電圧検出回路と、
    前記照明器具のカソード端子が接続されるべき本活線挿抜保護回路のローサイド出力端子に、アノード端子が接続される定電流ダイオードと、
    前記定電流ダイオードのカソード端子に第1端子が接続される確認スイッチと、
    前記確認スイッチの第1端子と、ローサイド基準電位との間に接続される抵抗と、
    前記確認スイッチをオンに制御した状態で、前記確認スイッチの第2端子の電圧を監視して、前記照明器具が接続されているか否かを確認する制御部と、
    を備えることを特徴とする活線挿抜保護回路。
  7. 順方向バイアス電圧の印加により発光する照明器具に定電流を供給する定電流電源部と、
    前記照明器具と前記定電流電源部との間に接続される活線挿抜保護回路と、を備え、
    前記活線挿抜保護回路は、
    前記定電流電源部から前記照明器具への通電/非通電を制御するためのメインスイッチと、
    前記定電流電源部の出力電圧が、設定された上限電圧を超えたか否かを検出する第1電圧検出回路と、
    前記定電流電源部の出力電圧の上昇速度が、設定された上限上昇速度を超えたか否かを検出する第2電圧検出回路と、を含み、
    前記メインスイッチは、前記第1電圧検出回路により前記上限電圧を超えた出力電圧が検出されたとき、または前記第2電圧検出回路により前記上限上昇速度を超えた出力電圧の上昇速度が検出されたとき、オフに制御されることを特徴とする定電流電源装置。
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