JP6674339B2 - ノズル交換装置、表面実装機および吸着ノズルの交換方法 - Google Patents

ノズル交換装置、表面実装機および吸着ノズルの交換方法 Download PDF

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Description

本明細書によって開示される技術は、ノズル交換装置、表面実装機および吸着ノズルの交換方法に関する。
例えば、ノズルステーションなどのノズル交換装置を有する表面実装機として、特開2006−135142号公報が知られている。この表面実装機は、吸着ノズルを着脱可能な複数の実装ヘッドを有するヘッドユニットを備えている。
上記のヘッドユニットにおいて、吸着ノズルを交換する場合、まず、複数の実装ヘッドのうち、ノズル交換の対象となる実装ヘッドをノズル収納孔の空きスペース上に配置されるようにヘッドユニットを移動させる。そして、実装ヘッドを上下方向に昇降させることで吸着ノズルをノズル収納孔に収納する。
次に、ヘッドユニットを移動させ、交換用の吸着ノズルが収納されたノズル収納孔の上方に実装ヘッドを配置し、その後、実装ヘッドを上下に昇降させることで実装ヘッドの先端に吸着ノズルを取り付ける。
特開2006−135142号公報
ところで、上記のノズル交換装置によると、実装ヘッドの吸着ノズルを交換するには、吸着ノズルの取り外しや吸着ノズルの装着の度にヘッドユニットを移動させるため、複数の実装ヘッドの吸着ノズルを交換する場合、交換時間が長くなってしまい、生産効率が低下してしまう。
本明細書では、吸着ノズルの交換時間の短縮を図る技術を開示する。
本明細書によって開示される技術は、ノズル交換装置であって、実装ヘッドに着脱される吸着ノズルを収容可能な複数のノズル収容孔を有するノズル収容部と、前記吸着ノズルが着脱されるノズル交換位置に前記複数のノズル収容孔をそれぞれ配置するように前記ノズル収容部を移動させる収容部駆動部とを備えた構成とした。
また、本明細書によって開示される技術は、実装ヘッドに着脱される複数の吸着ノズルが収容されるノズル収容部を備えたノズル交換装置における吸着ノズルの交換方法であって、前記ノズル収容部は、前記吸着ノズルを収容するノズル収容孔を複数有しており、前記吸着ノズルを着脱する際には、前記実装ヘッドに対して前記ノズル収容孔がノズル交換位置に位置するようにノズル収容部を移動させる。
このような構成のノズル交換装置およびノズル交換方法によると、実装ヘッドを昇降させて実装ヘッドの吸着ノズルを交換する際に、吸着ノズルに対して実装ヘッドの位置を移動させずに、実装ヘッドに対して交換用の吸着ノズルが収容されたノズル収容孔をノズル交換位置に配置することができる。したがって、実装ヘッドを昇降させるだけで吸着ノズルの着脱を行うことができるから、吸着ノズルの交換時間を短縮することができる。
また、本明細書によって開示されるノズル交換装置は、前記収容部駆動部は、基台に固定され、コイル部を有する固定子と、前記コイル部と対向するように配置され、前記コイル部に対して通電制御を行うことで往復運動する可動子とを有するリニアモータであり、前記ノズル収容部は、前記可動子に着脱可能に設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、可動子に対してノズル収容部を付け替えることで、ノズル収容孔の数やノズル収容孔の位置を変更することができる。また、例えば、回転式モータによってノズル収容部を移動させる場合に比べて、収容部駆動部を小型化することができる。ひいては、ノズル交換装置を小型化することができる。
また、本明細書によって開示される技術は、基台と、前記基台上に配された前記ノズル交換装置と、複数の前記実装ヘッドを有するヘッドユニットと、前記基台に設けられ、前記ヘッドユニットを前記ノズル交換装置上に移動させるヘッド駆動装置と、複数の前記実装ヘッドのうちの所定の実装ヘッドを上下に移動させて前記ノズル交換位置に配置する昇降駆動装置と、前記収容部駆動部を制御する制御部とを備えた表面実装機であって、前記吸着ノズルを着脱する前記実装ヘッドを前記ヘッド駆動装置および前記昇降駆動装置によって前記ノズル交換位置まで移動させる時間をヘッド移動時間とし、交換用の前記吸着ノズルを収容する前記ノズル収容孔を前記収容部駆動部によって前記ノズル収容部を移動させて前記ノズル交換位置に移動させる時間を収容部移動時間としたとき、前記制御部は、前記ヘッド移動時間よりも前記収容部移動時間が長くならないように制御する構成としてもよい。
また、本明細書によって開示される技術は、前記昇降駆動装置は、前記ヘッド駆動装置によって前記ヘッドユニットを移動させると同時に前記所定の実装ヘッドを上下に移動させることで、前記ノズル交換位置に配置する構成としてもよい。
このような構成の表面実装機によると、実装ヘッドをノズル交換位置に移動させる前に、交換用の吸着ノズルが収容されたノズル収容孔をノズル交換位置に配置することができるから、例えば、実装ヘッドをノズル交換位置に移動させた後に、交換用の吸着ノズルが収容されたノズル収容孔をノズル交換位置に配置する場合に比べて、吸着ノズルの交換時間をさらに短縮することができる。ひいては、表面実装機の生産効率を向上させることができる。
また、本明細書によって開示される技術は、前記ヘッドユニットには、前記複数の実装ヘッドが直線状に並んで配置されており、前記ノズル収容部には、前記複数のノズル収容孔が前記実装ヘッドの並び方向と直交する方向に直線状に並んで配され、前記ノズル収容部は、前記複数のノズル収容孔の並び方向に移動可能とされており、前記ノズル収容部は、複数の前記実装ヘッドと同じ間隔で前記実装ヘッドの並び方向に沿うように複数に並んで設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、直線状に並んだ複数の実装ヘッドと同じ間隔でノズル収容部が複数設けられているから、交換対象の複数の実装ヘッドに対して吸着ノズルを全て同時に交換でき、吸着ノズルの交換時間をさらに短縮することができる。
また、本明細書によって開示される技術は、前記ヘッドユニットには、前記複数の実装ヘッドがヘッド回転軸を中心とする円周上に周方向に配置され、前記ヘッド回転軸を中心に周方向に移動可能とされており、前記昇降駆動装置は、前記ヘッドユニットにおける前記ヘッド回転軸を中心とする円周上にある昇降位置に設けられており、前記ノズル収容部には、前記複数のノズル収容孔がノズル回転軸を中心に周方向に配置され、前記ノズル収容部は前記ノズル回転軸を中心に周方向に移動可能とされており、前記ノズル収容孔と前記ノズル回転軸との間のノズル側距離は、前記実装ヘッドと前記ヘッド回転軸との間のヘッド側距離と同一に設定されている構成としてもよい。
このような構成によると、ヘッドユニットとノズル収容部とを同軸に配置することで、ノズル収容孔が実装ヘッドの移動経路下を移動可能となり、ノズル収容部を回転させることでノズル収容孔を昇降位置に容易にかつ短時間で配置することができる。これにより、例えば、ノズル側距離とヘッド側距離とが異なるものに比べて、ノズル収容部の移動時間を短縮できる。これにより、吸着ノズルの交換時間を短縮することができる。また、例えば、ノズル収容部が直線的に移動するものに比べて、ノズル収容部の配置スペースを小型化できる。
また、本明細書によって開示される技術は、前記ノズル収容部における前記複数のノズル収容孔が配された部分の内側には、前記吸着ノズルを収容可能な予備ノズル収容孔が設けられており、前記ノズル収容部は、径方向に移動可能とされている構成としてもよい。
このような構成によると、ノズル収容部において複数のノズル収容孔の内側のデッドスペースに予備ノズル収容孔を設けることで、予備ノズル収容孔を吸着ノズルの予備のノズル収容孔として使用することができる。これにより、ノズル収容孔を大型化させずに吸着ノズルを収容可能な部分を増やすことができる。
本明細書によって開示される技術によれば、吸着ノズルの交換時間の短縮を図ることができる。
実施形態1に係る表面実装機の平面図 ヘッドユニットを正面から視た状態を示す正面図 ノズル交換装置に対して実装ヘッドを移動させる前の状態を示す斜視図 吸着ノズルを交換する前にノズル収容部を移動させた状態を示す斜視図 吸着ノズルを交換した状態を示す斜視図 ノズル収容部を移動させる前の状態を示す側面図 ノズル収容部を移動させた状態を示す側面図 表面実装機の電気的構成を示すブロック図 ノズル交換装置に対してヘッドユニットを上方に配置し、実装ヘッドを降下させる前の状態を示す斜視図 実装ヘッドから吸着ノズルを外す場合のタイミングチャート 実装ヘッドに吸着ノズルを装着する場合のタイミングチャート 実施形態2に係るノズル交換装置上にロータリヘッドユニットを配置した状態を示す斜視図 実施形態2に係る多孔ノズル収容部の平面図 実装ヘッドから吸着ノズルを外す場合のタイミングチャート 実装ヘッドに吸着ノズルを装着する場合のタイミングチャート 実施形態3に係るノズル収容部の平面図
<実施形態>
本明細書に開示された技術における一実施形態について図1から図9を参照して説明する。
本実施形態は、プリント基板B上に電子部品(「部品」の一例)Eを実装する表面実装機10を例示している。
表面実装機10は、図1に示すように、基台11と、基台11上に配置される搬送コンベア12と、プリント基板B上に電子部品Eを実装するための部品実装装置20と、部品実装装置20に電子部品Eを供給するための部品供給装置13と、部品実装装置20に設けられた後述する実装ヘッド31の吸着ノズル35を交換するためのノズル交換装置60とを備えて構成されている。なお、以下の説明において、左右方向とは、図1における左右方向を基準とし、前後方向とは、図1における上下方向を基準として図示手前側を前側とする。また、上下方向とは、図2における上下方向基準として説明する。
基台11は、図1に示すように、平面視略矩形状をなしており、基台11上に搬送コンベア12が設置されている。搬送コンベア12の下方には、プリント基板B上に電子部品Eを実装する際に、プリント基板Bをバックアップするための図示しないバックアッププレート等が設けられている。
搬送コンベア12は、図1に示すように、基台11の前後方向の略中央部よりもやや前側に配されており、プリント基板Bを左右方向に搬送する。また、搬送コンベア12は、左右方向に循環駆動する一対のコンベアベルト15を備えており、一対のコンベアベルト15には、プリント基板Bが架設する形でセットされる。プリント基板Bは、右側からコンベアベルト15によって基台11の左右方向略中央部の実装範囲に搬入され、電子部品Eの実装作業がされた後、コンベアベルト15によって左側に搬出される。
部品供給装置13は、図1に示すように、フィーダ型とされ、搬送コンベア12の上下方向両側にそれぞれ配されている。これらの部品供給装置13には、複数のフィーダ16が左右方向に整列した状態で取り付けられている。各フィーダ16は、複数の電子部品Eが収容された部品供給テープをリールから引き出す図示しない電動式の送出装置などを有しており、フィーダ16の端部から電子部品Eが一つずつ供給されるようになっている。
部品実装装置20は、図1および図2に示すように、基台11上に設けられたヘッド駆動装置40と、ヘッド駆動装置40に設けられたヘッドユニット30とを備えて構成されている。
ヘッド駆動装置40は、基台11上においてヘッドユニット30を前後左右に移動させるものであって、図1および図2に示すように、基台11の左右方向の両側に設けられた一対の縦軸フレーム41と、一対の縦軸フレーム41に架設された横軸フレーム46とを備えて構成されている。
一対の縦軸フレーム41は、前後方向に延びる細長い形態をなしており、一対の縦軸フレーム41には、縦軸フレーム41に沿って設けられた縦軸ガイドレール42と、図示しないボールナットが螺合された縦軸ボールねじ43と、縦軸ボールねじ43の端部に設けられた縦軸サーボモータ44とが取り付けられている。縦軸サーボモータ44が通電制御されると、縦軸ボールねじ43に沿ってボールナットが進退し、ボールナットに固定された横軸フレーム46が前後方向に移動することでヘッドユニット30が縦軸フレーム41に沿って前後方向に移動するようになっている。
横軸フレーム46は、左右方向に細長い形態をなしており、横軸フレーム46には、横軸フレーム46に沿って設けられた図示しない横軸ガイドレールと、ボールナットが螺合された横軸ボールねじ47と、横軸ボールねじ47の端部に設けられた横軸サーボモータ48とが取り付けられている。
横軸ガイドレールには、ヘッドユニット30が左右方向に移動可能に取り付けられており、横軸サーボモータ48が通電制御されると、横軸ボールねじ47に沿ってボールナットが進退することで、ボールナットに固定されたヘッドユニット30が横軸ガイドレール上を左右方向に移動するようになっている。したがって、ヘッドユニット30は、基台11上を前後左右に移動可能となっている。
ヘッドユニット30は、部品供給装置13から基台11上に供給される電子部品Eを取り出してプリント基板B上に実装するものであって、図2に示すように、電子部品Eの実装動作を行う複数(本実施形態では5つ)の実装ヘッド31を有している。
また、本実施形態のヘッドユニット30は、インライン式のヘッドユニットであって、複数の実装ヘッド31は、左右方向に直線状に5つ並んで配されている。
各実装ヘッド31の下端部は、図4に示すように、負圧を供給する略円筒状の取付部32とされており、この取付部32に吸着ノズル35が着脱可能に取り付けられるようになっている。
吸着ノズル35は、上下方向に貫通した形態とされており、図示しない負圧供給路が内部に設けられたノズル本体36と、ノズル本体36の下端部に設けられた吸着部37とを備えて構成されている。
ノズル本体36は、実装ヘッド31の取付部32が上方から内部に嵌合可能とされており、ノズル本体36内に取付部32が嵌合されると、取付部32に設けられた図示しない弾性保持片とノズル本体36に設けられた図示しない保持突起とが係合することで、吸着ノズル35が取付部32に保持されるようになっている。
吸着部37は、吸着する部品に応じて大きさや形状が異なっており、例えば、図5に示すように、小型の電子部品Eを吸着する小型吸着ノズル35Aには小型吸着部37A、中型の電子部品Eを吸着する中型吸着ノズル35Bには中型吸着部37B、大型の電子部品Eを吸着する大型吸着ノズル35Cには大型吸着部37Cが設けられている。また、吸着部37には、ノズル本体36を通して取付部32からの負圧もしくは正圧が供給されるようになっている。
したがって、実装ヘッド31の取付部32から負圧が供給されると、ノズル本体36を通して吸着部37に負圧が供給され、吸着部37の下端部に電子部品Eを吸着保持することができる。また、取付部32から正圧が供給されると、吸着部37に正圧が供給され、電子部品Eを解放することができる。
また、各実装ヘッド31は、図2に示すように、ヘッドユニット30において実装ヘッド31毎に設けられた昇降サーボモータ(「昇降駆動装置」の一例)33の駆動によって上下方向に昇降可能とされると共に、ヘッドユニット30に設けられた図示しないR軸サーボモータによって軸周りの回転動作が可能とされている。これにより、ヘッドユニット30は、部品供給装置13から供給される電子部品Eを吸着ノズル35によって吸着して保持し、電子部品Eをプリント基板Bの実装位置に適切に配置することができるようになっている。
なお、ヘッドユニット30には、図2に示すように、基板認識カメラC1が設けられており、この基板認識カメラC1は、ヘッドユニット30を移動させることで、プリント基板Bなど、基台11上の任意の位置の画像を撮像することができるようになっている。また、基台11上における部品供給装置13の近傍には、図1に示すように、一対の部品認識カメラC2が設けられており、これらの部品認識カメラC2は、吸着ノズル35が部品供給装置13において保持した電子部品Eの画像を撮像することができるようになっている。
ノズル交換装置60は、図1に示すように、基台11における搬送コンベア12と部品供給装置13との間に配置され、後述する固定部材68によって基台11に固定されている。ノズル交換装置60は、吸着ノズル35を収容可能な有底のノズル収容孔61を複数(本実施形態では15個)有しており、複数のノズル収容孔61は、前後に3つ左右に5つ(前後左右に)整列して設けられている。
以下に、実装ヘッド31の吸着ノズル35を取り外す場合の手順を示す。
実装ヘッド31の吸着ノズル35を取り外してノズル収容孔61に収容する場合、まず、ヘッドユニット30をノズル交換装置60の上方に移動させる。次に、実装ヘッド31をノズル交換位置P1に向かって降下させ、ノズル本体36の側面に設けられた図示しない引っ掛け部とノズル交換装置60に設けられた図示しない押さえ部とを係合させる。
そして、ノズル交換位置P1のノズル収容孔61内に収容された吸着ノズル35をロックした状態で、実装ヘッド31を上昇させ、実装ヘッド31の弾性保持片と吸着ノズル35の係止突部との係合を解除することで、吸着ノズル35を取付部32から取り外す。
次に、実装ヘッド31に吸着ノズル35を装着する場合の手順を説明する。
実装ヘッド31に吸着ノズル35を装着する場合、ノズル交換装置60上に配置されたヘッドユニット30の実装ヘッド31を降下させ、吸着ノズル35のノズル本体36に実装ヘッド31の取付部32を上方から嵌合させることで、実装ヘッド31の弾性保持片とノズル本体36の係止突部とを係合させる。そして、ノズル収容孔61内における吸着ノズル35のロックを解除し、実装ヘッド31を上昇させることで、実装ヘッド31の取付部32に吸着ノズル35を装着するようになっている。
さて、本実施形態のノズル交換装置60は、図1、図3から図5に示すように、前後方向に長く左右方向に複数個(本実施形態は5つ)並んだブロック状のノズル収容部62を有しており、各ノズル収容部62には、前後方向に一列に並んだ複数(本実施形態では3つ)のノズル収容孔61が設けられている。また、本実施形態におけるノズル交換位置P1は、図3から図5に示すように、ノズル交換装置60の前後方向中央部とされており、各ノズル収容部62は、ノズル収容部62の下方に設けられた収容部駆動部63によって前後方向に移動可能とされている。
複数のノズル収容部62は、ヘッドユニット30の複数の実装ヘッド31に対応するように、実装ヘッド31間の間隔と同じ間隔で左右方向に5つ並んで配されている。つまり、ノズル収容部62における複数のノズル収容孔61は、実装ヘッド31やノズル収容部62の並び方向と直交する方向に直線状に並んで配されている。そして、ヘッドユニット30の実装ヘッド31がノズル交換装置60のノズル交換位置P1上に配置されると、各実装ヘッド31とノズル収容部62のノズル収容孔61とが上下方向にそれぞれ対応して配置されるようになっている。
収容部駆動部63は、図3から図7に示すように、基台11に固定されたコイル部65を有する固定部(「固定子」の一例)64と、コイル部65と上下方向に対向して配置された可動部(「可動子」の一例)66とからなるリニアモータLMであって、コイル部65は、金属からなる複数のコアに通電可能なコイルがそれぞれ巻装されることで構成されている。
可動部66は、固定部64におけるコイル部65に対して上下方向に対向するように永久磁石を前後方向に複数並べて構成されており、図示しないガイドレールなどによって前後方向に往復移動可能とされている。
また、可動部66の上部には、ノズル収容部62が着脱可能に保持されており、可動部66に対して必要に応じてノズル収容部62を容易に交換できるようになっている。つまり、ノズル収容孔62の数やノズル収容孔62の位置の変更など、可動部66に対してノズル収容部62を容易に付け替えることで、様々な用途に合わせたノズル収容部62を用いることができるようになっている。
そして、固定部64のコイル部65を通電制御することで、固定部64に対して可動部66を前後方向に移動させ、ノズル交換位置P1にノズル収容部62の各ノズル収容孔61を配置することができるようになっている。
なお、固定部64は、図6および図7に示すように、固定部材68によって基台11に固定されている。固定部材68は、固定部64の下方に配される上側支持部68Aと、支持部68Aよりも前後方向に長い形態で基台11の上方に配される下側支持部68Bとを上下方向に連結部68Cによって連結した形態とされている。そして、上側支持部68Aの前後両端部を固定部64に固定ボルト69によって固定すると共に、下側支持部68Bの前後両端部を基台11に固定ボルト69によって固定することで、収容部駆動部63が基台11に固定され、ノズル交換装置60が基台11に固定されている。
次に、表面実装機10の電気的構成について、図10を参照して説明する。
表面実装機10は、制御部70によってその全体が制御統括されており、制御部70は、CPU等により構成される演算制御部71と、記憶部72とを備えている。
記憶部72には、演算制御部71が実行する実装プログラムや各種データなどが記憶されている。具体的には、実装プログラムとしては、ヘッド駆動装置40、昇降サーボモータ33、部品供給装置13、搬送コンベア12を制御して電子部品Eを実装する実装プログラムなどが記憶されている。
演算制御部71は、記憶部72に記憶されている各種プログラムにしたがって表面実装機10を制御する。例えば、実装プログラムに従って搬送コンベア12、ヘッド駆動装置40および昇降サーボモータ33を駆動させると共に、部品供給装置13に取り付けられた各フィーダ16を制御し、プリント基板Bに電子部品Eを実装する。
また、演算制御部71には、基板認識カメラC1及び部品認識カメラC2から出力される撮像信号がそれぞれ取り込まれ、撮像信号に基づいて、部品画像の解析並びに基板画像の解析がそれぞれ行われる。
さらに、演算制御部71は、実装プログラムによる電子部品Eの実装処理を開始する前に、吸着ノズル35を交換するノズル交換制御プログラムを実行し、各実装ヘッド31に目的に応じた吸着ノズル35を装着する。
以下に、本実施形態の表面実装機10が、ノズル交換制御プログラムに基づいてヘッドユニット30における各実装ヘッド31の吸着ノズル35の交換処理について説明する。
ヘッドユニット30における実装ヘッド31に、使用する吸着ノズル35とは異なる吸着ノズル35が装着されている場合、演算制御部71は、実装ヘッド31から吸着ノズル35を取り外す。
この取り外し過程では、演算制御部71は、ヘッド駆動装置40における縦軸サーボモータ44と、横軸サーボモータ48とを駆動させてヘッドユニット30をノズル交換装置60上に移動させる。また、これと同時に、昇降サーボモータ33を駆動させて実装ヘッド31を降下させ、実装ヘッド31をノズル交換装置60のノズル交換位置P1に移動させることで、ノズル本体36の引っ掛け部とノズル交換装置60の押さえ部とを係合させる。
また、ヘッド駆動装置40および昇降サーボモータ33を駆動させて実装ヘッド31を降下させると同時に、収容部駆動部63を駆動させ、交換用の吸着ノズル35が収容されたノズル収容孔61をノズル交換位置P1に移動させる。そして、引っ掛け部と押さえ部とが係合したところで、演算制御部71は、昇降サーボモータ33を駆動させて、実装ヘッド31を上昇させ、実装ヘッド31の取付部32から吸着ノズル35を取り外す。
ここで、演算制御部71は、交換用の吸着ノズル35が収容されたノズル収容孔61をノズル交換位置P1に移動させる時間(収容部移動時間)T1が、実装ヘッド31をノズル交換位置P1に移動させる時間(ヘッド移動時間)T2よりも長くならないようにノズル収容部62を制御する(T1≦T2)。
詳細には、吸着ノズル35のノズル交換を開始するには、まず、ヘッドユニット30とノズル収容部62とを移動させることで、実装ヘッド31とノズル収容孔61との移動が開始される。また、実装ヘッド31においては、ヘッドユニット30のノズル交換装置60上への移動が完了する直前において降下が開始され、ヘッドユニット30の移動と実装ヘッド31の降下とはほぼ同時に完了する。
したがって、例えば、ヘッドユニット30を前後左右に移動させてノズル交換装置60上へ移動させるヘッドユニット移動時間をTA、実装ヘッド31を下降させてノズル交換位置P1まで移動させるヘッド昇降時間をTBとした場合、図10のタイミングチャートに示すように、ヘッド昇降時間TBはヘッドユニット移動時間TA内に含まれることになり、ヘッドユニット移動時間TAが、実装ヘッド31がノズル交換位置P1まで移動するヘッド移動時間T2となる。
すなわち、演算制御部71は、図10に示すように、収容部移動時間T1が、ヘッドユニット移動時間TA(ヘッド移動時間T2)よりも長くならないように制御する。
なお、ヘッドユニット移動時間TAが、ヘッド昇降時間TBよりも短い場合、ヘッドユニット移動時間TAがヘッド昇降時間TB内に含まれることになるため、このような場合には、演算制御部71は、収容部移動時間T1が、ヘッド昇降時間TB(ヘッド移動時間T2)よりも長くならないように制御する。
次に、演算制御部71は、吸着ノズル35が外された実装ヘッド31に交換用の吸着ノズル35を装着する。
この装着過程では、演算制御部71は、ヘッドユニット30における昇降サーボモータ33を駆動させ、実装ヘッド31をノズル交換位置P1に向けて降下させる。また、このとき、演算制御部71は、実装ヘッド31を降下させると同時に、収容部駆動部63を駆動させ、交換用の吸着ノズル35が収容されたノズル収容孔61をノズル交換位置P1に移動させる。ここで、演算制御部71は、交換用の吸着ノズル35が収容されたノズル収容孔61をノズル交換位置P1に移動させる時間(収容部移動時間)T1が、実装ヘッド31をノズル交換位置P1に移動させる時間(ヘッド移動時間)T2よりも長くならないようにノズル収容部62を制御する(T1≦T2)。
詳細には、交換用の吸着ノズル35の装着は、一般に、実装ヘッド31を上昇させて交換前の吸着ノズル35を取り外した後に、続けて行われる。つまり、実装ヘッド31を上昇させて交換前の吸着ノズルを取り外した後、実装ヘッド31を降下させることで、実装ヘッドに交換用の新しい吸着ノズル35を取り付ける。
したがって、例えば、実装ヘッド31を上昇させる時間をヘッド上昇時間TB1、実装ヘッド31を下降させる時間をヘッド下降時間TB2とした場合、図11のタイミングチャートに示すように、ヘッド昇降時間TBは、ヘッド上昇時間TB1とヘッド下降時間TB2とを合算した時間となり、ヘッド昇降時間TBがヘッド移動時間T2となる。
すなわち、演算制御部71は、図11に示すように、収容部移動時間T1が、ヘッド上昇時間TB1とヘッド下降時間TB2とを合算したヘッド昇降時間TB(ヘッド移動時間T2)よりも長くならないように制御する。
これにより、吸着ノズル35のノズル本体36に対して実装ヘッド31の取付部32が上方から嵌合され、実装ヘッド31の弾性保持片とノズル本体36の係止突部とが係合することで、実装ヘッド31に吸着ノズル35が装着される。
そして、演算制御部71が、昇降サーボモータ33を駆動させて実装ヘッド31を上昇させることで、各実装ヘッド31に吸着ノズル35が装着された状態となる。
具体的には、図3に示すように、各ノズル収容部62における中央のノズル収容孔61は、空の状態であり、これらのノズル収容孔61はノズル交換位置P1に配置されている。また、各ノズル収容部62の前端部におけるノズル収容孔61には大型吸着ノズル35Cが収容されており、各ノズル収容部62の後端部におけるノズル収容孔61には小型吸着ノズル35Aが収容されている。なお、図3から図5においては、図を分かりやすくするために、小型吸着ノズル35A、中型吸着ノズル35B、大型吸着ノズル35Cを図示簡略化している。
ここで、複数の実装ヘッド31のうちの左側端部の実装ヘッド31に装着された中型吸着ノズル35Bを小型吸着ノズル35Aに交換すると共に、左から3番目と、左から4番目の実装ヘッド31に装着された中型吸着ノズル35Bを大型吸着ノズル35Cに交換する場合、演算制御部71は、縦軸サーボモータ44と、横軸サーボモータ48とを駆動させてヘッドユニット30をノズル交換装置60上に移動させる。また、これと同時に、左側端部、左から3番目、左から4番目の実装ヘッド31の昇降サーボモータ33を駆動させて実装ヘッド31を降下させる。すると、これらの実装ヘッド31は、図3に示すように、曲線的な軌跡を描くようにしてノズル交換装置60におけるノズル交換位置P1に移動し、中型吸着ノズル35Bがノズル収容孔61内においてロックされる。そして、演算制御部71が、降下させた実装ヘッド31の昇降サーボモータ33を駆動させて実装ヘッド31を上昇させると、左側端部、左から3番目、左から4番目の実装ヘッド31の中型吸着ノズル35Bが取り外される。
なお、上記では、演算制御部71により、ヘッド駆動装置40を駆動させて、ヘッドユニット30をノズル交換装置60の上方に移動させつつ、昇降サーボモータ33を駆動させて実装ヘッド31をノズル交換位置P1に移動している。しかしながら、図9に示すように、まず、ヘッド駆動装置40を駆動させてヘッドユニット30をノズル交換装置60の上方に移動させ、その後、昇降サーボモータ33を駆動させて実装ヘッド31をノズル交換位置P1に向けて降下させることで、実装ヘッド31をノズル交換位置P1に移動させてもよい。
次に、左側端部、左から3番目、左から4番目の実装ヘッド31に吸着ノズル35を装着するには、演算制御部71は、これらの実装ヘッド31における昇降サーボモータ33を駆動させ、図4に示すように、実装ヘッド31をノズル交換位置P1に向けて降下させる。
また、このとき、演算制御部71は、複数のノズル収容部62のうちの左側端部の収容部駆動部63を駆動させることで、左側端部のノズル収容部62を前側に移動させると共に、左から3番目、左から4番目の収容部駆動部63を駆動させることで、左から3番目と左から4番目のノズル収容部62を後側に移動させる。なお、このとき、演算制御部71は、収容部移動時間T1が、ヘッド移動時間T2よりも長くならないようにノズル収容部62を移動させる(T1≦T2)。
これにより、各実装ヘッド31の取付部32がそれぞれの吸着ノズル35のノズル本体36に嵌合され、実装ヘッド31の弾性保持片とノズル本体36の係止突部とが係合する。
そして、演算制御部71により昇降サーボモータ33を駆動させて実装ヘッド31を上昇させることで、図5に示すように、左側端部の実装ヘッド31の吸着ノズル35が小型吸着ノズル35Aに交換され、左から3番目と、左から4番目の実装ヘッド31の吸着ノズル35が大型吸着ノズル35Cに交換される。
本実施形態は、以上のような構成であって、続いて、表面実装機10の作用および効果について説明する。
本実施形態のノズル交換装置60によると、前後方向に並んだ複数のノズル収容孔61を有するノズル収容部62が、それぞれの実装ヘッド31に対して設けられると共に、前後方向に移動可能となっている。
したがって、実装ヘッド31の吸着ノズル35を交換する際に、ヘッドユニット30の位置を移動させずに、実装ヘッド31を昇降させるだけで実装ヘッド31をノズル交換位置P1に移動させ、吸着ノズル35の着脱を行うことができる。つまり、例えば、ヘッドユニットを移動させて実装ヘッドをノズル収容孔に対して位置決めし、その後、吸着ノズルの着脱を行う場合に比べて、ヘッドユニット30を移動させない分だけ吸着ノズル35の交換時間を短縮することができる。
また、本実施形態によると、ヘッド駆動装置40によってヘッドユニット30を移動させると同時に実装ヘッド31を昇降サーボモータ33によって上下に移動させて、実装ヘッド31を曲線的に移動させることができるから、例えば、ヘッド駆動装置と昇降駆動装置とを同時に稼働させることができない場合に比べて、吸着ノズル35をノズル交換位置P1に移動させる時間を短くすることができ、ひいては吸着ノズル35の交換時間をさらに短縮することができる。
さらに、本実施形態によると、収容部移動時間T1がヘッド移動時間T2よりも長くならないように演算制御部71が収容部駆動部63を制御することで、実装ヘッド31をノズル交換位置P1に移動させる前に、交換用の吸着ノズル35を収容したノズル収容孔61をノズル交換位置P1に配置することができる。これにより、例えば、実装ヘッドをノズル交換位置P1に移動させた後に、交換用の吸着ノズルを収容したノズル収容孔をノズル交換位置P1に配置する場合に比べて、吸着ノズル35の交換時間をさらに短縮することができる。
また、本実施形態によると、ノズル交換装置60においてノズル収容孔61が実装ヘッド31の間の間隔と同じ間隔で、且つ左右方向に同数に並んで設けられているから、交換対象の複数の吸着ノズル35を全て同時に交換でき、吸着ノズル35の交換時間をさらに短縮することができる。
さらに、本実施形態によると、ノズル収容部62の収容部駆動部63として応答性に優れたリニアモータLMを採用しているから、例えば、回転式モータによってノズル収容部を移動させる場合に比べて、収容部駆動部63を小型化することができる。ひいては、ノズル交換装置60を小型化することができる。また、収容部駆動部63の可動部66に対してノズル収容部62を付け替えることができるから、汎用性に優れる。
<実施形態2>
次に、実施形態2について図12から図15を参照して説明する。
実施形態2のヘッドユニット130は、実施形態1におけるインライン式のヘッドユニット30を変更すると共に、ノズル交換装置60のノズル収容部62および収容部駆動部63を変更したものであって、実施形態1と共通する構成、作用、および効果については重複するため、その説明を省略する。また、実施形態1と同じ構成については同一の符号を用いるものとする。
実施形態2のヘッドユニット130は、ロータリ型のヘッドユニットであって、複数(本実施形態では、8本)の実装ヘッド31を上下方向に昇降可能に保持する回転体180を有している。
回転体180は、図12に示すように、上下方向に延びる軸状に設けられており、ヘッド回転軸R1を中心に双方向に回転可能に支持されている。
回転体180は、複数の実装ヘッド31を外周縁部において周方向(R方向)に間隔を空けた状態で保持しており、回転体180がヘッド回転軸R1を中心に回転することで、複数の実装ヘッド31がヘッド回転軸R1を中心に周方向に旋回するようになっている。
また、回転体180においては、図12に示すように、図示左手前側の昇降位置P2の1箇所においてのみ実装ヘッド31が上下方向に昇降可能とされており、実装ヘッド31を昇降させる場合には、回転体180を回転させて実装ヘッド31を昇降位置P2に移動させることで実装ヘッド31が昇降可能となっている。
一方、実施形態2のノズル交換装置160は、図12に示すように、略円筒状の収容部駆動部163と、円盤状のノズル収容部162とを備えて構成されている。
収容部駆動部163は、例えば、図示しない回転式サーボモータを有しており、回転式サーボモータを駆動させることで、ノズル回転軸R2を中心に収容部駆動部163の上方に組み付けられたノズル収容部162を回転移動させることができるようになっている。
ノズル収容部162は、回転体180とほぼ同じ外径とされており、ノズル収容部162の外周縁部にノズル回転軸R2を中心として円周上に周方向(R方向)に間隔を空けて配された複数のノズル収容孔61を有している。そして、収容部駆動部163によってノズル収容部162がノズル回転軸R2を中心に回転することで複数のノズル収容孔61がノズル回転軸R2を中心に周方向に回転移動するようになっている。
なお、図12に示すように、複数のノズル収容孔61のうち、2つのノズル収容孔61が空であり、残りのノズル収容孔61には、小型吸着ノズル35Aと、中型吸着ノズル35Bと、大型吸着ノズル35Cとがそれぞれ2つずつ収容されている。また、図12においては、図を分かりやすくするために、図3から図5と同様に、小型吸着ノズル35A、中型吸着ノズル35B、大型吸着ノズル35Cは図示簡略化している。
また、ノズル収容部162における各ノズル収容孔61とノズル回転軸R2との間の距離であるノズル側距離L1は、図12に示すように、回転体180における各実装ヘッド31とヘッド回転軸R1との間の距離であるヘッド側距離L2と同じ長さ寸法に設定されており、隣り合うノズル収容孔61の間の距離L3は、隣り合う実装ヘッド31の間の距離L4と同じ長さ寸法に設定されている。
したがって、図12に示すように、回転体180とノズル収容部162とを同軸となるように配置することで、ノズル収容孔61が実装ノズル31の移動経路下を移動可能となり、ノズル収容部162を回転させることで、ノズル収容孔61の上方に実装ヘッド31を配置することができるようになっている。また、本実施形態におけるノズル交換位置P1は、回転体180とノズル収容部162とが同軸に配置された場合における昇降位置P2の真下とされている。
すなわち、本実施形態によると、ヘッドユニット130における各実装ヘッド31の吸着ノズル35の交換する場合、吸着ノズル35の取り外しの過程では、演算制御部71が、ノズル交換制御プログラムに基づいてヘッドユニット130をノズル交換装置160上に移動させ、回転体180のヘッド回転軸R1とノズル収容部162におけるノズル回転軸R2とが同軸となるようにヘッドユニット130を配置する。
また、演算制御部71は、これと同時に、回転体180を回転させて、吸着ノズル35を交換する実装ヘッド31を昇降位置P2に移動させて降下させると共に、収容部駆動部163を駆動させ、ノズル収容部162における空のノズル収容孔61をノズル交換位置P1に移動させる。なお、このとき、演算制御部71は、ノズル収容孔61がノズル交換位置P1に移動する時間(収容部移動時間)T1が、実装ヘッド31がノズル交換位置P1に移動する時間(ヘッド移動時間)T2よりも長くならないようにノズル収容部162を制御する(T1≦T2)。
詳細には、吸着ノズル35のノズル交換を開始するには、ヘッドユニット30とノズル収容部62とを移動させることで、実装ヘッド31とノズル収容孔61との移動が開始される。また、実装ヘッド31においては、ヘッドユニット30のノズル交換装置60上への移動が完了する前に、回転体180を回転させて実装ヘッドを昇降位置P2に配置して、実装ヘッド31を降下させ、ヘッドユニット30の移動と実装ヘッド31の降下とがほぼ同時に完了する。
したがって、例えば、ヘッドユニット30を前後左右に移動させてノズル交換装置60上へ移動させるヘッドユニット移動時間をTA、回転体180を回転させて実装ヘッド31を昇降位置に移動させる回転移動時間をTC、実装ヘッド31を下降させてノズル交換位置P1まで移動させるヘッド昇降時間をTBとした場合、図14のタイミングチャートに示すように、回転移動時間TCとヘッド昇降時間TBとを合算した回転昇降TDはヘッドユニット移動時間TA内に含まれることになり、ヘッドユニット移動時間TAが、実装ヘッド31がノズル交換位置P1まで移動するヘッド移動時間T2となる。
すなわち、演算制御部71は、図14に示すように、収容部移動時間T1が、ヘッドユニット移動時間TA(ヘッド移動時間T2)よりも長くならないように制御する。
なお、ヘッドユニット移動時間TAが、回転移動時間をTCおよびヘッド昇降時間TBを合算した回転昇降時間TDよりも短い場合、ヘッドユニット移動時間TAが回転昇降時間TD内に含まれることになるため、このような場合には、演算制御部71は、収容部移動時間T1が、回転昇降時間TD(ヘッド移動時間T2)よりも長くならないように制御する。
そして、ノズル本体36の引っ掛け部とノズル交換装置60の押さえ部とを係合させたところで、実装ヘッド31を上昇させ、実装ヘッド31から吸着ノズル35を取り外す。
次に、実装ヘッド31に交換用の吸着ノズル35を装着する場合、演算制御部71は、実装ヘッド31を昇降位置P2からノズル交換位置P1に向けて降下させる。また、演算制御部71は、これと同時に、収容部駆動部163を駆動させ、ノズル収容部162を回転移動させることで交換用の吸着ノズル35が収容されたノズル収容孔61をノズル交換位置P1に移動させる。ここで、演算制御部71は、交換用の吸着ノズル35が収容されたノズル収容孔61をノズル交換位置P1に移動させる時間(収容部移動時間)T1が、実装ヘッド31をノズル交換位置P1に移動させる時間(ヘッド移動時間)T2よりも長くならないようにノズル収容部62を制御する(T1≦T2)。
詳細には、交換用の吸着ノズル35の装着を交換前の吸着ノズル35を取り外した後に、続けて行う場合、ヘッド昇降時間TBは、実施形態1と同様に、ヘッド上昇時間TB1とヘッド下降時間TB2とを合算したヘッド昇降時間TBとなり、ヘッド昇降時間TBがヘッド移動時間T2となる。
また、吸着ヘッド35を取り外す実装ヘッド31と、吸着ヘッド35を装着する実装ヘッド31が異なる場合、交換用の吸着ノズル35の装着は、実装ヘッド31を上昇させて交換前の吸着ノズル35を取り外した後に、回転体180を回転させて交換用の実装ヘッド31を昇降位置に移動させ、実装ヘッド31を降下させることで、実装ヘッドに交換用の新しい吸着ノズル35を取り付ける。
したがって、例えば、実装ヘッド31を上昇させるヘッド上昇時間をTB1、回転体180を回転させる回転移動時間をTC、実装ヘッド31を下降させるヘッド下降時間をTB2とした場合、図15のタイミングチャートに示すように、ヘッド移動時間T2は、ヘッド上昇時間TB1と、回転移動時間TCと、ヘッド下降時間TB2とを合算した時間となる。
すなわち、演算制御部71は、図15に示すように、収容部移動時間T1が、ヘッド上昇時間TB1と回転移動時間TCとヘッド下降時間TB2とを合計した回転昇降時間TD(ヘッド移動時間T2)よりも長くならないように制御する。
これにより、吸着ノズル35のノズル本体36に実装ヘッド31の取付部32が上方から嵌合され、実装ヘッド31の弾性保持片とノズル本体36の係止突部とが係合することで、実装ヘッド31に吸着ノズル35が装着される。そして、演算制御部71の制御により、実装ヘッド31を上昇させることで、各実装ヘッド31に吸着ノズル35が装着された状態となる。
そして、各実装ヘッド31の吸着ノズル35を交換する場合には、ヘッドユニット130の回転体180を回転させ、交換が必要な全ての実装ヘッド31を順次移動させ、吸着ノズルを交換する。
以上のように、本実施形態においても、周方向に並んだ複数のノズル収容孔61を有するノズル収容部162が回転可能に設けられているから、実装ヘッド31の吸着ノズル35を交換する際に、昇降位置P2において実装ヘッド31を昇降させるだけでヘッドユニット130の位置を移動させずに、吸着ノズル35の着脱を容易にかつ短時間で行うことができる。つまり、例えば、ヘッドユニットを移動させて実装ヘッドをノズル収容孔に対して位置決めし、その後、吸着ノズルの着脱を行う場合に比べて、ヘッドユニット130を移動させない分だけ吸着ノズル35の交換時間を短縮することができる。
また、本実施形態によると、ヘッドユニット130をノズル交換装置60上に移動させると同時に回転体180を回転させて実装ヘッド31を昇降位置P2において降下させるから、例えば、ヘッドユニットをノズル交換装置上に移動させると同時に回転体を回転させることができない場合やヘッドユニットを移動させると同時に実装ヘッドを降下させることができない場合に比べて、吸着ノズル35をノズル交換位置P1に移動させる時間を短くすることができ、吸着ノズル35の交換時間を短縮することができる。
なお、本実施形態のノズル収容部162は、収容部駆動部163に対して着脱可能とされており、図13に示すように、回転体180の実装ヘッド31の合計数よりも多くのノズル収容孔61が設けられた多孔ノズル収容部168に交換することもできる。これにより、様々な用途に合わせてノズル収容部162を交換することができる。
<実施形態3>
次に、実施形態3について図16を参照して説明する。
実施形態3のノズル交換装置260は、実施形態2におけるノズル収容部162を変更したものであって、実施形態1および実施形態2と共通する構成、作用、および効果については重複するため、その説明を省略する。また、実施形態2と同じ構成については同一の符号を用いるものとする。
実施形態3のノズル収容部262は、図16に示すように、外周縁部において周方向(R方向)に間隔を空けて配された複数のノズル収容孔61に加え、複数のノズル収容孔61に囲まれた内側の部分にノズル収容孔61と同じ形状の予備ノズル収容孔67が複数設けられている。
複数の予備ノズル収容孔67は、ノズル回転軸R2を中心に周方向に間隔を空けた状態で複数のノズル収容孔61よりも一回り内側に配された複数の外側予備収容孔67Aと、複数の外側予備収容孔67Aよりもさらに内側に配された複数の内側予備収容孔67Bとによって構成されている。
また、本実施形態のノズル収容部262は、収容部駆動部163によって、ノズル交換位置P1に配されたノズル収容孔61をノズル回転軸R2から遠ざけるように径方向(Y方向)に移動可能とされており、収容部駆動部163によってノズル収容部262を周方向に回転移動させた後、径方向に移動させることで予備ノズル収容孔67をノズル交換位置P1に配置させることができるようになっている。
つまり、本実施形態によると、ノズル収容部262において複数のノズル収容孔61の内側のデッドスペースに予備ノズル収容孔67を設けることで、予備ノズル収容孔67をノズル収容孔61の予備として使用することができる。これにより、ノズル収容部262を大型化することを防ぎつつ、吸着ノズル35を収容可能な部分を増やすことができるようになっている。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態1では、ノズル収容部62に対して複数のノズル収容孔61が1列にならんだ構成にした。しかしながら、これに限らず、ノズル収容部にノズル収容孔が2列など複数列並んで設けられ、ノズル収容部が左右にも移動可能な構成にしてもよい。
(2)上記実施形態1では、5つの実装ヘッド31に対して5つのノズル収容部62が設けられた構成にした。しかしながら、これに限らず、実装ヘッドの数に対してノズル収容部の数が少ない構成でもよく、多い構成にしてもよい。
(3)上記実施形態2では、実装ヘッド31が昇降可能な昇降位置P2を1箇所として構成した。しかしながら、これに限らず、実装ヘッドが昇降可能な位置を回転体の両端部の2箇所や回転体の前後左右の端部の4箇所など複数に構成してもよい。
(4)上記実施形態3では、ノズル収容部262における複数のノズル収容孔61に囲まれた内側の部分に複数の予備ノズル収容孔67を設けた構成した。しかしながら、これに限らず、ノズル収容部の外径を回転体の外径よりも大きくしてノズル収容孔61の外側にも予備ノズル収容孔を設けた構成にしてもよい。
10:表面実装機
11:基台
30,130:ヘッドユニット
33:昇降サーボモータ(「昇降駆動装置」の一例)
31:実装ヘッド
35:吸着ノズル
40:ヘッド駆動装置
60:ノズル交換装置
61:ノズル収容孔
62,162,262:ノズル収容部
63,163:収容部駆動部
64:固定部(「固定子」の一例)
65:コイル部
66:可動部(「可動子」の一例)
70:制御部
P1:ノズル交換位置
P2:昇降位置
T1:収容部移動時間
T2:ヘッド移動時間
L1:ノズル側距離
L2:ヘッド側距離
R1:ヘッド回転軸
R2:ノズル回転軸

Claims (8)

  1. 実装ヘッドに着脱される吸着ノズルを収容可能な複数のノズル収容孔を有するノズル収容部と、
    前記吸着ノズルが着脱されるノズル交換位置に前記複数のノズル収容孔をそれぞれ配置するように前記ノズル収容部を移動させる収容部駆動部とを備え
    前記複数のノズル収容孔は、吸着ノズルを収容していない空の第1ノズル収容孔と交換用の吸着ノズルを収容した第2ノズル収容孔とを含み、
    前記ノズル交換位置にて、前記第1ノズル収容孔を用いて前記実装ヘッドから吸着ノズルを取り外す動作と、前記第2ノズル収容孔を用いて前記実装ヘッドに交換用の吸着ノズルを取り付ける動作の2つの動作を実行可能とする、ノズル交換装置。
  2. 前記収容部駆動部は、基台に固定され、コイル部を有する固定子と、前記コイル部と対向するように配置され、前記コイル部に対して通電制御を行うことで往復移動する可動子とを有するリニアモータであり、
    前記ノズル収容部は、前記可動子に着脱可能に設けられている請求項1に記載のノズル交換装置。
  3. 基台と、
    前記基台上に配された請求項1または請求項2に記載のノズル交換装置と、
    複数の前記実装ヘッドを有するヘッドユニットと、
    前記基台に設けられ、前記ヘッドユニットを前記ノズル交換装置上に移動させるヘッド駆動装置と、
    複数の前記実装ヘッドのうちの所定の実装ヘッドを上下に移動させて前記ノズル交換位置に配置する昇降駆動装置と、
    前記収容部駆動部を制御する制御部とを備えた表面実装機であって、
    前記吸着ノズルを着脱する前記実装ヘッドを前記ヘッド駆動装置および前記昇降駆動装置によって前記ノズル交換位置まで移動させる時間をヘッド移動時間とし、
    交換用の前記吸着ノズルを収容する前記ノズル収容孔を前記収容部駆動部によって前記ノズル収容部を移動させて前記ノズル交換位置に移動させる時間を収容部移動時間としたとき、
    前記制御部は、前記ヘッド移動時間よりも前記収容部移動時間が長くならないように制御する表面実装機。
  4. 前記昇降駆動装置は、前記ヘッド駆動装置によって前記ヘッドユニットを移動させると同時に前記所定の実装ヘッドを上下に移動させることで前記ノズル交換位置に配置する請求項3に記載の表面実装機。
  5. 前記ヘッドユニットには、前記複数の実装ヘッドが直線状に並んで配置されており、
    前記ノズル収容部には、前記複数のノズル収容孔が前記実装ヘッドの並び方向と直交する方向に配置され、前記複数のノズル収容孔の並び方向に移動可能とされており、
    前記ノズル収容部は、前記実装ヘッドと同じ間隔で前記実装ヘッドの並び方向に沿うように複数に並んで設けられている請求項3または請求項4に記載の表面実装機。
  6. 前記ヘッドユニットには、前記複数の実装ヘッドがヘッド回転軸を中心とする円周上に周方向に配置され、前記ヘッド回転軸を中心に周方向に移動可能とされており、
    前記昇降駆動装置は、前記ヘッドユニットにおける前記ヘッド回転軸を中心とする円周上にある昇降位置に設けられており、
    前記ノズル収容部には、前記複数のノズル収容孔がノズル回転軸を中心に周方向に配置され、前記ノズル収容部は前記ノズル回転軸を中心に周方向に移動可能とされており、
    前記ノズル収容孔と前記ノズル回転軸との間のノズル側距離は、前記実装ヘッドと前記ヘッド回転軸との間のヘッド側距離と同一に設定されている請求項3または請求項4に記載の表面実装機。
  7. 前記ノズル収容部における前記複数のノズル収容孔が配された部分の内側には、前記吸着ノズルを収容可能な予備ノズル収容孔が設けられており、
    前記ノズル収容部は、径方向に移動可能とされている請求項5に記載の表面実装機。
  8. 実装ヘッドに着脱される複数の吸着ノズルが収容されるノズル収容部を備えたノズル交換装置における吸着ノズルの交換方法であって、
    前記ノズル収容部は、前記吸着ノズルを収容するノズル収容孔を複数有しており、
    前記吸着ノズルを着脱する際には、前記実装ヘッドに対して前記ノズル収容孔がノズル交換位置に位置するようにノズル収容部を移動させると共に、
    前記複数のノズル収容孔は、吸着ノズルを収容していない空の第1ノズル収容孔と交換用の吸着ノズルを収容した第2ノズル収容孔とを含み、
    前記ノズル交換位置にて、前記第1ノズル収容孔を用いて前記実装ヘッドから吸着ノズルを取り外す動作と、前記第2ノズル収容孔を用いて前記実装ヘッドに交換用の吸着ノズルを取り付ける動作の2つの動作を実行可能とする、吸着ノズルの交換方法。
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