JP6668802B2 - 潤滑剤塗布装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、潤滑剤塗布装置および画像形成装置に関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体ドラム(像担持体)に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体ドラムへ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接または間接的に用紙に転写させた後、定着ニップで加熱、加圧して定着させることにより用紙にトナー像を形成する。
このような画像形成装置では、感光体ドラムに潤滑剤を供給するために潤滑剤塗布装置が設けられる。図1は、一般的な潤滑剤塗布装置100を示す図である。図1に示すように、一般に、潤滑剤塗布装置100は、ブラシローラー110と、固形潤滑剤120と、を備えている。
ブラシローラー110は、芯金111と、芯金111に植設された複数の繊維部材112とから構成されている。ブラシローラー110は、感光体ドラム413および固形潤滑剤120に繊維部材112が当接することで、固形潤滑剤120から潤滑剤を掻き取るとともに、掻き取った潤滑剤を繊維部材112で保持して感光体ドラム413に塗布する。
ところで、潤滑剤塗布装置100は、感光体ドラム413をブラシローラー110に押し付けた状態で画像形成装置内に配置される。そのため、芯金111が感光体ドラム413とは反対側の固形潤滑剤120側に凸となるように撓んでしまい、固形潤滑剤120から掻き取られる潤滑剤の量が図示左右方向において差が生じるという問題が生じる。
特に、潤滑剤の塗布量を感光体ドラム413の軸方向において均一性を向上させるために、ブラシローラー110における繊維部材112の密度を増やした場合、感光体ドラム413の押し付け力が大きくなるので、芯金111が撓みやすくなり、上記問題が発生しやすくなる。
この問題を解決するため、一般的には、ブラシローラーの芯金の径を大きくすることが提案されている。また、特許文献1に記載の構成では、固形潤滑剤のブラシローラーに対する押圧力を変動させることで、ブラシローラーの撓みを緩和している。
また、特許文献2に記載の構成では、固形潤滑剤のブラシローラーに対する当接角度、つまり、感光体ドラムの中心とブラシローラーの中心を結ぶ線分と、固形潤滑剤のブラシローラーとの接触面に直交し、ブラシローラーの中心を通る線分とがなす角度を大きくすることで、ブラシローラーの撓みによる影響を低減している。
特開2011−180395号公報 特開2012−58647号公報
しかしながら、ブラシローラー110が撓んだ際、芯金111の撓みの頂点となる部分が固形潤滑剤120を押圧するが、芯金111の撓み方によっては、撓みの頂点となる部分が固形潤滑剤120の中心に対してずれる場合がある。図1に示す例では、芯金111の撓みの頂点となる部分は、固形潤滑剤120の中心に対して左にずれた位置Cに対応している。
この場合においては、ブラシローラー110からの押圧により、位置Cを支点として固形潤滑剤120が傾いてしまう。固形潤滑剤120が傾いてしまうと、ブラシローラー110による固形潤滑剤120の削れ量が左右方向において不均一になり、その結果、固形潤滑剤120の寿命目標が達成できなくなるという問題が生じる。
なお、特許文献1,2に記載の構成では、ブラシローラーの撓みを緩和するものであるので、固形潤滑剤が傾いてしまった場合、上記問題を解決することができない。
本発明の目的は、ブラシローラーが撓むことによって固形潤滑剤が傾くことを抑制することが可能な潤滑剤塗布装置および画像形成装置を提供することである。
本発明に係る潤滑剤塗布装置は、
固形潤滑剤と、
前記固形潤滑剤および像担持体に当接して、前記固形潤滑剤から掻き取った潤滑剤を前記像担持体に塗布するブラシローラーと、
前記ブラシローラーの軸方向にスライド移動可能に配置され、前記固形潤滑剤を前記ブラシローラーに向けて押圧する2つの押圧部材と、
を備える。
本発明に係る画像形成装置は、
固形潤滑剤と、
前記固形潤滑剤および像担持体に当接して、前記固形潤滑剤から掻き取った潤滑剤を前記像担持体に塗布するブラシローラーと、
前記ブラシローラーの軸方向にスライド移動可能に配置され、前記固形潤滑剤を前記ブラシローラーに向けて押圧する2つの押圧部材と、
を備える。
本発明によれば、ブラシローラーが撓むことによって固形潤滑剤が傾くことを抑制することができる。
一般的な潤滑剤塗布装置を示す図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 本実施の形態に係る潤滑剤塗布装置を示す図である。 潤滑剤塗布装置における動作例を説明するための図である。 変形例1に係る潤滑剤塗布装置を示す図である。 変形例2に係る潤滑剤塗布装置の保持部材を軸方向に直交する面で切った断面図である。 変形例3に係る潤滑剤塗布装置の押圧機構を示す図である。 変形例4に係る潤滑剤塗布装置を示す図である。 変形例5に係る潤滑剤塗布装置の固形潤滑剤を示す図である。 変形例6に係る潤滑剤塗布装置を示す図である。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図3は、本実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す図である。
図2、3に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙Sに二次転写することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60および制御部90を備える。
制御部90は、CPU(Central Processing Unit)91、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)93等を備える。CPU91は、ROM92から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM93に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部90は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部90は、例えば、外部の装置から送信された画像データ(入力画像データ)を受信し、この画像データに基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿またはコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21および操作部22として機能する。表示部21は、制御部90から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部90に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定またはユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部90の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示および説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、またはKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、ドラムクリーニング装置415および潤滑剤塗布装置100等を備える。潤滑剤塗布装置100の詳細については後述する。
感光体ドラム413は、例えばアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。
帯電装置414は、コロナ放電を発生させることにより、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、二成分逆転方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。現像装置412は、現像剤に含まれるトナーを感光体ドラム413に供給することによって感光体ドラム413の表面にトナー像を形成する。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424およびベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は、無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも一つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。駆動ローラーが回転することにより、中間転写ベルト421はA方向に一定速度で走行する。
中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、制御部90からの制御信号によって回転駆動される。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側、つまり、一次転写ローラー422と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、バックアップローラー423Bに二次転写バイアスを印加し、用紙Sの表面側、つまり、中間転写ベルト421と当接する側にトナーと同極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。
定着部60は、用紙Sの定着面であるトナー像が形成されている面側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面である定着面の反対の面側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを狭持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。また、定着器Fには、エアを吹き付けることにより、定着面側部材または裏面側支持部材から用紙Sを分離させるエア分離ユニットが配置されていても良い。
上側定着部60Aは、定着面側部材である無端状の定着ベルト61、加熱ローラー62および定着ローラー63を有する。定着ベルト61は、加熱ローラー62と定着ローラー63とによって張架されている。
加熱ローラー62は、加熱源(ハロゲンヒーター)を内蔵し、定着ベルト61を加熱する。加熱源によって加熱ローラー62が加熱され、その結果、定着ベルト61が加熱される。
定着ローラー63は、制御部90によって駆動制御されることで時計回り方向に回転する。定着ローラー63が回転することにより、定着ベルト61および加熱ローラー62は、時計回り方向に従動回転する。
下側定着部60Bは、裏面側支持部材である加圧ローラー64を有する。加圧ローラー64は、定着ベルト61との間で用紙Sを挟持して搬送する定着ニップを形成している。加圧ローラー64は、制御部90によって駆動制御されることで反時計回り方向に回転する。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、および搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。
搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラー対、用紙Sを画像形成部40および定着部60を通過させ、画像形成装置1の機外に排出する通常搬送路53bと、定着部60を通った用紙Sの表裏を反転させた後、画像形成部40の上流で再び通常搬送路53bに合流させる反転搬送路53cとを有する。両面印刷時には、最初に通常搬送路53bを通る際に用紙Sの表面にトナー像が形成され、反転搬送路53cを通過した後、再び通常搬送路53bを通る際に用紙Sの裏面にトナー像が形成されるようになっている。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。このとき、レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
次に、本実施の形態に係る潤滑剤塗布装置100の詳細について説明する。図4は、本実施の形態に係る潤滑剤塗布装置100を示す図である。
図4に示すように、潤滑剤塗布装置100は、感光体ドラム413に潤滑剤を塗布する機能を有し、ブラシローラー110と、固形潤滑剤120と、押圧機構130とを備えている。感光体ドラム413は、本発明の「像担持体」に対応する。
ブラシローラー110は、図示左右方向(以下、単に「左右方向」という。)に延びる芯金111と、芯金111に植設された複数の毛からなる繊維部材112とを有している。なお、図示左右方向は、本発明の「ブラシローラー110の軸方向」に対応する。また、以下の説明では、図示における左側を単に「左側」とし、図示における右側を単に「右側」とする。
固形潤滑剤120は、直方体状に形成された潤滑剤であり、押圧機構130によりブラシローラー110に向けて押圧されている。
押圧機構130は、支持部材B上に支持されており、圧縮バネ131と、保持部材132と、引っ張りバネ133とを有している。圧縮バネ131は、本発明の「押圧部材」に対応し、引っ張りバネ133は、本発明の「付勢部材」に対応する。
圧縮バネ131は、左右方向に並んで2つ配置され、固形潤滑剤120の左右の両端部に対応する位置に位置している。2つの圧縮バネ131は、同じ付勢力を有したバネであり、ブラシローラー110の反対側から固形潤滑剤120の両端部を押圧する。
より詳細には、左側の圧縮バネ131は、固形潤滑剤120の左端部を第1押圧力F1で押圧し、右側の圧縮バネ131は、固形潤滑剤120の右端部を第2押圧力F2で押圧する。
第1押圧力F1および第2押圧力F2は、圧縮バネ131のばね定数をk1とし、右側の圧縮バネ131の長さをX1とし、左側の圧縮バネ131の長さをX2としたとき、フックの法則から以下の式(1),(2)のようになる。
F1=k1×X1・・・(1)
F2=k1×X2・・・(2)
固形潤滑剤120が左右均等に押圧されているときは、各圧縮バネ131の長さX1とX2が互いに等しくなるので、第1押圧力F1と第2押圧力F2が等しくなる。そのため、左右均等な押圧力により固形潤滑剤120がブラシローラー110に向けて押圧される。
保持部材132は、箱状に形成されており、押圧機構130を支持する支持部材Bの支持面B1上に配置されている。保持部材132は、各圧縮バネ131に対応して1つずつ設けられ、各圧縮バネ131を保持する。
保持部材132は、圧縮バネ131の反力により支持面B1側に向けて所定の押圧力がかけられている。具体的には、左側の保持部材132には、第1押圧力F1と同じ大きさの第3押圧力N1がかかっており、右側の保持部材132には、第2押圧力F2と同じ大きさの第4押圧力N2がかかっている。
引っ張りバネ133は、2つの保持部材132を繋いでおり、2つの保持部材132を左右方向の内側、つまり、2つの保持部材132が互いに近づく方向に向けて各保持部材132を付勢している。
より詳細に、引っ張りバネ133は、支持面B1と各保持部材132との間に働く摩擦力に基づいて、固形潤滑剤120が左右均等に押圧されるように2つの保持部材132を付勢している。引っ張りバネ133は、支持面B1と各保持部材132との間に働く摩擦力が互いに等しく、かつ、当該摩擦力以下となるような付勢力になるように設定される。
左側の保持部材132と支持面B1との間に働く第1摩擦力FM1と、右側の保持部材132と支持面Bとの間に働く第2摩擦力FM2は、各保持部材132と支持面Bとの間の摩擦係数をμとしたとき、保持部材132に圧縮バネ131によりかけられる押圧力N3,N4との関係で以下の式(3),(4)のようになる。
FM1=μ×N1・・・(3)
FM2=μ×N2・・・(4)
引っ張りバネ133の付勢力F3は、引っ張りバネ133のバネ定数をk2、長さをX3としたとき、以下の式(5)のようになる。
F3=k2×X3・・・(5)
引っ張りバネ133は、固形潤滑剤120が左右均等に押圧された状態(以下、「均等押圧状態」とする。)を維持するために、上記式(3)〜(5)から、FM1=FM2、F3≦FM1およびF3≦FM2の関係を満たすような付勢力になるように設定される。また、保持部材132および支持面B1と間に働く摩擦力FM1,FM2は、引っ張りバネ133の設定との関係で適宜調節可能である。
なお、圧縮バネ131と固形潤滑剤120との間には、図示しない板金等の潤滑剤支持部が設けられている。保持部材132が移動する際に、潤滑剤支持部と圧縮バネ131との間には、摩擦力が働くが、第1摩擦力FM1および第2摩擦力FM2と比べて無視できる程度に当該摩擦力を設定すると良い。
次に、本実施の形態における動作例について説明する。図5Aは、固形潤滑剤120の傾きが発生した状態を示す図であり、図5Bは、固形潤滑剤120の傾きが矯正された状態を示す図である。
図5Aに示すように、ブラシローラー110が撓んで、例えばブラシローラー110が固形潤滑剤120を押圧する位置が、固形潤滑剤120の左右方向の中心よりも左側にずれた位置Cとなった場合、固形潤滑剤120は、左端部側が下側に位置し、右端部側が上側に位置するように傾く。
このとき、右側の圧縮バネ131の長さX2は、上側に伸びて均等押圧状態のときよりも長くなる。圧縮バネ131は、長さが長くなると、それに反比例してばね定数k1が小さくなるので、第2押圧力F2が均等押圧状態のときよりも小さくなる。すなわち、第2押圧力F2と同じ大きさである第4押圧力N2が均等押圧状態のときより小さくなるので、第2摩擦力FM2も小さくなる。
一方、左側の圧縮バネ131には、支点が位置Cにずれたこと及び固形潤滑剤120が傾いたことの関係から、てこの原理により、下側に押し付けられるモーメント力Mが発生する。モーメント力Mは、左側の圧縮バネ131の作用点A1から位置Cまでの距離をL1とし、右側の圧縮バネ131の作用点A2から位置Cまでの距離をL2としたとき、以下の式(6)のようになる。
M=F2×L2/L1・・・(6)
左側の圧縮バネ131の長さX1は、均等押圧状態のときよりも短くなるが、このときの第1押圧力F1は、モーメント力Mとの関係から、以下の式(7)のようになる。
F1=k1×X1−M・・・(7)
圧縮バネ131は、長さが短くなる、つまり、押し縮められると、それに反比例してばね定数k1が大きくなる。第1押圧力F1は、モーメント力Mが差し引かれても、ばね定数k1が大きくなることにより、均等押圧状態のときよりも大きくなる。すなわち、第1押圧力F1と同じ大きさである第3押圧力N1が均等押圧状態のときよりも大きくなるので、第1摩擦力FM1も大きくなる。
このように固形潤滑剤120が傾くことにより、第1摩擦力FM1および第2摩擦力FM2が変動するので、左右の保持部材132および引っ張りバネ133における釣り合いがとれなくなる。
具体的には、第1摩擦力FM1が付勢力F3よりも大きくなり、第2摩擦力FM2が付勢力F3よりも小さくなる。そのため、引っ張りバネ133により、右側の保持部材132が引っ張られて左側に移動する。固形潤滑剤120は、左に行くほど下に位置するように傾いているので、右側の保持部材132は、左側に移動することにより徐々に押し縮められていく。
このとき、右側の圧縮バネ131にも、下側に押し付けようとするモーメント力が発生する。そして、図5Bに示すように、右側の保持部材132が、作用点A1から位置Cまでの距離L1と、作用点A2から位置Cまでの距離L2とが等しくなる箇所まで移動すると、右側の圧縮バネ131のモーメント力が左側のモーメント力Mと同じとなり、固形潤滑剤120が均等押圧状態となる。
一方、右側の保持部材132が左側に移動するにつれ、右側の圧縮バネ131が押し縮められることで、第2押圧力F2が大きくなるのに伴い、第2摩擦力FM2も大きくなる。そして、固形潤滑剤120が均等押圧状態となる箇所で、第1摩擦力FM1と第2摩擦力FM2とが等しくなり、かつ、第1摩擦力FM1および第2摩擦力FM2が付勢力F3以上となる。つまり、左右の保持部材132および引っ張りバネ133における釣り合いが取れるので、右側の保持部材132が停止する。
このように、ブラシローラー110の撓みの頂点が固形潤滑剤120の中心からずれて、固形潤滑剤120が傾いても、圧縮バネ131、保持部材132および引っ張りバネ133の作用により、固形潤滑剤120を均等押圧状態にすることができる。
すなわち、本実施の形態では、固形潤滑剤120が傾くのを抑制することができるので、ブラシローラー110による固形潤滑剤120の削れ量を左右方向において均一にすることができ、固形潤滑剤120を寿命まで使用することができる。
なお、上記実施の形態では、付勢部材として引っ張りバネを例示したが、本発明はこれに限定されず、図6に示すように、圧縮バネ134であっても良い。
この構成における支持部材Bは、各保持部材132を左右方向外側から挟む位置における支持面B1から突出する突出壁B2を有している。圧縮バネ134は、突出壁B2と、保持部材132との間に1つずつ設けられている。圧縮バネ134は、押圧する側の保持部材132を押圧しない側の保持部材132に近づくように、押圧する側の保持部材132を付勢する。
この構成においても、圧縮バネ134の付勢力を上記実施の形態と同様の関係を満たす量に設定することで、固形潤滑剤120が傾くのを抑制することができる。
また、上記実施の形態では、保持部材132の底壁が支持部材Bの支持面B1をスライド移動していたが、本発明はこれに限定されず、例えば、図7に示すように、底壁とは別の部位がスライドするように構成しても良い。
この構成における保持部材132は、保持部材132を形成する図示左右両側の側壁から突出する突出部132Aを有している。そして、当該保持部材132を支持する支持部材135には、保持部材132の左右の側壁が入る程度の幅に形成された第1溝135Aと、第1溝135Aを形成する左右の側壁135Bから凹んで形成される第2溝135Cとが形成されている。
第2溝135Cを形成する下側の側面が、突出部132Aを支持する支持面C1となっている。また、第1溝135Aは、突出部132Aが支持面C1に支持された状態で、保持部材132の底壁が、第1溝135Aを形成する底面に届かない程度の深さに形成されている。
このような構成によれば、突出部132Aが支持面C1上をスライドすることで、保持部材132が移動する。ところで、支持面C1は、第1溝135Aを形成する側壁135B内に位置するので、固形潤滑剤120と対面していない。
上記実施の形態のように、保持部材132の底壁が直接支持面B1上をスライドする構成だと、底壁がスライドする部分に、固形潤滑剤120が削れて落下してきた場合、支持面と保持部材132に働く摩擦力が変動してしまう。
しかし、図7の構成では、固形潤滑剤120が削れて、第1溝135Aの底面上に落下してきても、支持面C1が固形潤滑剤120と対面していないので、保持部材132と支持面C1に働く摩擦力に影響を与えない。そのため、付勢部材の付勢力と摩擦力の関係におけるバランスを維持することができる。
また、上記実施の形態では、付勢部材を有する構成であったが、本発明はこれに限定されず、付勢部材を有しない構成であっても良い。図8Aは、駆動源140を有する押圧機構130の斜視図であり、図8Bは、図8Aにおける保持部材132を任意の位置で切った断面図である。
図8Aおよび図8Bに示すように、この構成における押圧機構130は、駆動源140と、検知部150とを有している。
図8Aに示すように、駆動源140は、例えばDCモーターであり、保持部材132の移動方向において、2つの保持部材132を挟む位置に1つずつ設けられている。駆動源140は、保持部材132の移動方向に延び、螺旋状に溝が切られた回転軸141を有している。
回転軸141は、2つの保持部材132のうち近い側に位置する保持部材132の側壁に形成された第1孔132Bと係合している。また、回転軸141は、さらに延びて、2つの保持部材132のうち離れた側に位置する保持部材132の側壁に形成された第2孔132Cを貫通している。回転軸132は、第2孔132Cとは係合していないので、回転することで、近い側に位置する保持部材132のみを移動させるようになっている。
図8Bに示すように、検知部150は、例えばひずみゲージであり、圧縮バネ131の圧縮量等を検知することで、固形潤滑剤120の傾き量を検知する。そして、制御部90の制御の下、検知部150が検知した傾き量に応じて、保持部材132の移動量が決定される。
このような構成によれば、制御部90が決定した移動量に応じて駆動源140が制御され、保持部材132が移動する。これにより、固形潤滑剤120の傾きを矯正することができる。
また、この構成では、駆動源140における回転軸141の回転を逆向きにすることで、保持部材132の位置を戻すことができるので、各保持部材132の適切な位置に調整しやすくすることができる。
また、上記実施の形態では、ブラシローラー110の芯金111の径が軸方向において同じであったが(図4参照)、図9に示すように、芯金111の径を軸方向において異ならせても良い。
この構成における芯金111は、軸方向における中央に位置する小径部111Aと、小径部111Aの軸方向の両側に位置する大径部111Bとを有している。小径部111Aは、大径部111Bよりも外径が小さく、軸方向の長さが大径部111Bより短くなっている。
このような構成によれば、ブラシローラー110が撓んだ際に、小径部111Aの方が大径部111Bよりも撓みが大きくなるので、撓みの頂点を小径部111Aの領域である小径領域内に位置させることができる。そのため、固形潤滑剤120の傾きを小さくすることができるので、軸方向において固形潤滑剤120の削れ量に差が生じるのを抑制することができる。
そして、小径部111Aの軸方向の長さが、大径部111Bの軸方向の長さより短いので、保持部材132の移動範囲を大径部111Bの領域である大径領域内に特定させることができる。そのため、保持部材132の移動範囲が適度な範囲になるので、保持部材132が移動しすぎてしまうのを抑制できるとともに、固形潤滑剤120の傾きがある程度大きくなった場合にも、固形潤滑剤120の傾きを矯正しやすくすることができる。
また、上記実施の形態では、固形潤滑剤120が直方体状に形成されていたが、本発明はこれに限定されず、図10に示すように、直方体状でなくても良い。
この構成における固形潤滑剤120は、軸方向の中央部121の厚みが両端部122の厚みよりも大きくなっている。
このような構成によれば、ブラシローラー110の撓みの頂点が固形潤滑剤120の中心からずれても、厚みの大きい中央部121から固形潤滑剤120が削られていく。そのため、撓みの頂点が中心からずれた際に、両端部122側から削られてしまうのを抑制することができるので、両端部122における削れ量に差が生じてしまうのを抑制することができる。
また、上記実施の形態のように付勢部材を用いて保持部材132を移動させる構成の場合、保持部材132が移動してしまうと、保持部材132を元の位置に戻すことができなかったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11に示すように、保持部材132を元の位置に戻すための移動機構160を有する構成であっても良い。
移動機構160は、保持部材132に繋がれたワイヤー161と、ワイヤー161を巻き取る巻き取り部162とを有している。巻き取り部162は、ワイヤー161を巻き取ることで、保持部材132を軸方向の外側(矢印の方向)に移動させる。
このような構成によれば、固形潤滑剤120の傾きに応じて保持部材132が移動しても、保持部材132を元の位置に戻すことができる。そのため、保持部材132が移動した後に、当該保持部材132よりも外側に、ブラシローラー110の撓みの頂点が位置するような場合でも、保持部材132の位置を戻して、再度固形潤滑剤120の傾きを矯正することができる。
また、上記実施の形態では、押圧部材として圧縮バネ131を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばスポンジ等のような部材を押圧部材として採用しても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、画像形成装置を含む複数のユニットで構成される画像形成システムに適用できる。複数のユニットには、例えば後処理装置、ネットワーク接続された制御装置等の外部装置が含まれる。
1 画像形成装置
100 潤滑剤塗布装置
110 ブラシローラー
120 固形潤滑剤
131 圧縮バネ
132 保持部材
133 引っ張りバネ
B 支持部材

Claims (14)

  1. 固形潤滑剤と、
    前記固形潤滑剤および像担持体に当接して、前記固形潤滑剤から掻き取った潤滑剤を前記像担持体に塗布するブラシローラーと、
    前記ブラシローラーの軸方向にスライド移動可能に配置され、前記固形潤滑剤を前記ブラシローラーに向けて押圧する2つの押圧部材と、
    を備える潤滑剤塗布装置。
  2. 前記2つの押圧部材の各押圧位置の、前記軸方向における中央位置は、前記2つの押圧部材のスライド移動に応じて、前記軸方向に移動する、
    請求項1に記載の潤滑剤塗布装置。
  3. 前記2つの押圧部材をそれぞれ保持する2つの保持部材と、
    前記2つの保持部材を支持する支持面を有する支持部材と、
    前記支持面と前記2つの保持部材との間に働く摩擦力に基づいて、前記2つの保持部材を付勢する付勢部材と、
    を備える、
    請求項1または請求項2に記載の潤滑剤塗布装置。
  4. 前記付勢部材は、前記支持面と前記2つの保持部材との間に働く摩擦力が互いに等しくなるような付勢力であって、当該摩擦力以下となるような付勢力に設定される、
    請求項に記載の潤滑剤塗布装置。
  5. 前記支持面は、前記固形潤滑剤と対面しないように構成されている、
    請求項または請求項に記載の潤滑剤塗布装置。
  6. 前記付勢部材は、前記2つの保持部材を、互いに近づくように付勢する引っ張りバネである、
    請求項の何れか1項に記載の潤滑剤塗布装置。
  7. 前記付勢部材は、前記2つの保持部材の一方が、他方に近づくように前記一方を付勢する圧縮バネである、
    請求項の何れか1項に記載の潤滑剤塗布装置。
  8. 前記2つの保持部材が互いに離れる方向に、前記各保持部材を移動させる移動機構を備える、
    請求項または請求項に記載の潤滑剤塗布装置。
  9. 前記2つの押圧部材のそれぞれを前記軸方向に移動させる2つの駆動源を備える、
    請求項1に記載の潤滑剤塗布装置。
  10. 前記固形潤滑剤の傾き量を検知する検知部と、
    前記検知部が検知した前記傾き量に応じて前記2つの押圧部材の移動量を決定する制御部と、
    を備える、
    請求項に記載の潤滑剤塗布装置。
  11. 前記ブラシローラーは、前記軸方向における中央に位置する小径部と、前記小径部の前記軸方向の両側に位置し、前記小径部よりも外径が大きい大径部とからなる芯金を有する、
    請求項1〜10の何れか1項に記載の潤滑剤塗布装置。
  12. 前記小径部の前記軸方向の長さは、前記大径部の前記軸方向の長さよりも短い、
    請求項11に記載の潤滑剤塗布装置。
  13. 前記固形潤滑剤は、前記軸方向の中央部の厚さが、前記中央部の前記軸方向の両側に位置する両端部の厚さよりも厚い、
    請求項1〜12の何れか1項に記載の潤滑剤塗布装置。
  14. 固形潤滑剤と、
    前記固形潤滑剤および像担持体に当接して、前記固形潤滑剤から掻き取った潤滑剤を前記像担持体に塗布するブラシローラーと、
    前記ブラシローラーの軸方向にスライド移動可能に配置され、前記固形潤滑剤を前記ブラシローラーに向けて押圧する2つの押圧部材と、
    を備える画像形成装置。
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