JP6667842B1 - 養液栽培装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作物を栽培する際の排水の発生を抑制しつつ、高品質な作物を栽培可能な養液栽培装置を提供する。【解決手段】上方への開口が形成された栽培ベッド2と、栽培ベッド2の開口を覆うように配置されるとともに、作物Pが挿通される挿通孔3aを有し、栽培ベッド2との間に内部空間Sを画成する定植パネル3と、内部空間S内に設けられて水分を保持する保水マット6と、作物Pを支持するとともに、内部空間Sに配置され、底孔82aが設けられた複数の栽培容器8と、各々の栽培容器8に収容された培地Mと、保水マット6に給水するマット側潅水部7と、各々の栽培容器8内に、複数個の栽培容器8を含む容器ユニット8U毎で、または、栽培容器8毎で給水する容器側潅水部9と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は作物の養液栽培装置に関する。
従来、作物の栽培方法として土壌で栽培する土耕栽培以外に、養液を用いて栽培する養液栽培が知られている。養液栽培としては、固形培地を用いた固形培地耕や、固形培地を用いず作物の根を養液に浸漬させて栽培する水耕栽培が知られている。特許文献1にはこのような養液栽培装置の一例が記載されている。
特許文献1の装置は、作物の培地中の根(また水中根)、および湿気中根の二種の根を作物から発生させ、各々の根に給水することで作物を栽培する栽培装置である。このような栽培装置では、これらの2種の根の特性を生かして作物の成長を促すことが可能になっている。
特開平5−176641号公報
しかしながら特許文献1に記載された装置では、送液ポンプを用いて複数の作物が植えられた養液供給体(培地)への一括で給水を行っている。このため各々の作物への潅水量を細かく制御することは難しく、例えば各々の作物の定植時期、定植位置、栽培環境の違いによる水分の蒸散量の差異に応じて、各々の作物に対して必要な量の水分を供給することは困難である。このため余剰水分によって作物の成長に悪影響が生じたり、作物への給水量が過多となることで排水が発生したりする可能性がある。作物を栽培する際の排水量の抑制は、環境保全の観点から全世界的な課題となっている。
また作物への水分の供給量を抑えることで適度な水分ストレスを作物へ与えることで高糖度化、高品質化を期待できることが一般に知られている。しかしながら作物の根の周りの水分量を適切な量に調節できない場合、作物への水分ストレスをコントロールすることも難しい。
本発明はこのような実情に鑑み、排水の発生を抑制しつつ、高品質な作物を栽培可能な養液栽培装置を提供する。
(1)本発明の一態様に係る養液栽培装置は、上方への開口が形成された容器状の装置本体と、前記装置本体の前記開口を覆うように配置されるとともに、作物が挿通される挿通孔を有し、前記装置本体との間に内部空間を画成するカバーと、前記内部空間内に設けられて水分を保持する保水マットと、前記挿通孔に挿通された前記作物を支持するとともに前記内部空間に配置され、前記保水マットの上方でかつ前記カバーの下方で内外を連通させる連通部が設けられた複数の栽培容器と、各々の前記栽培容器に収容された培地または養液と、前記保水マットに給水するマット側潅水部と、各々の前記栽培容器内に、複数個の前記栽培容器を含む容器ユニット毎で、または、前記栽培容器毎で給水する容器側潅水部と、を備え、前記栽培容器は、前記内部空間において前記栽培容器内の容器内エリアと、前記栽培容器外の気中エリアとを仕切る側壁部を有し、前記マット側潅水部は、前記保水マットへ給水する開口を有する気中給水路と、前記気中エリアの湿度を計測する湿度センサと、前記湿度センサの計測値に基づき、前記気中給水路から前記保水マットへの給水量を調節することで前記気中エリアの湿度を制御する気中給水制御部と、を有している。
)上記()に記載の養液栽培装置では、前記容器側潅水部は、前記栽培容器内の前記培地または前記養液に給水する開口を有する容器給水路と、前記容器内エリアの水量を計測する水センサと、前記水センサの計測値に基づき、前記容器給水路から前記培地または前記養液への給水量を調節することで前記容器内エリアの水量を制御する容器給水制御部と、を有していてもよい。
)上記(1)または(2)に記載の養液栽培装置は、前記気中エリアに空気を供給する給気部をさらに備えてもよい。
)上記(1)から()のいずれかに記載の養液栽培装置では、各々の前記栽培容器は前記培地を収容するとともに前記挿通孔に挿通されて前記保水マット上に載置されることで前記装置本体に支持されたポットであり、前記連通部として、前記ポットの底部を上下方向に貫通する底孔が設けられていてもよい。
)上記()に記載の養液栽培装置では、前記保水マット上に載置される前記ポットの上端縁は、前記挿通孔よりも上方に位置してもよい。
)上記(1)から()のいずれかに記載の養液栽培装置では、前記保水マットは、水分を保持する保水層と、前記保水の上方に積層されて透湿性および防根性を有する表層と、を有し、前記表層は、ポリエステル繊維を編み込んだ布からなり、前記表層の表面は凹凸状をなしていてもよい。
)上記(1)から()のいずれかに記載の養液栽培装置は、前記内部空間で、前記保水マットの下方に配置された加熱冷却部をさらに備え、前記加熱冷却部は、前記装置本体の底面と前記保水マットとの間に配置された蓄熱体と、前記蓄熱体との間で熱交換する温度調節された液体が流通する温調流路と、を有していてもよい。
)上記(7)に記載の養液栽培装置は、前記保水マットと前記加熱冷却部との間を仕切る防水シートをさらに備えていてもよい。




上記態様に係る養液栽培装置によれば、排水の発生を抑制しつつ、高品質な作物を栽培可能である。
本発明の第一実施形態に係る養液栽培装置の横断面図である。 第一実施形態の養液栽培装置を上方から見た全体上面図であって、図1のA矢視図である。 第一実施形態の養液栽培装置の縦断面図であって、図2のB−B断面図である。 第一実施形態の養液栽培装置の保水マットの上面図である。 第一実施形態の養液栽培装置によって作物を栽培した後の根の回収方法を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態の変形例に係る養液栽培装置の横断面図である。 本発明の第二実施形態に係る養液栽培装置の横断面図である。 本発明の第一実施形態および第二実施形態の変形例に係る養液栽培装置を上方から見た全体上面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1〜図7は本発明を実施する形態の一例である。
〔第一実施形態〕
(全体構成)
図1に示すように養液栽培装置1は、上方への開口が形成された栽培ベッド(装置本体)2と、栽培ベッド2の開口を覆う定植パネル(カバー)3と、栽培ベッド2内に設けられた加熱冷却部4、防水シート5、および保水マット6と、栽培ベッド2内に給水するマット側潅水部7と、栽培ベッド2に配置された複数の栽培容器8と、各々の栽培容器8に収容された培地Mと、栽培容器8内の培地Mに給水する容器側潅水部9と、栽培ベッド2内へ空気を供給する給気部10とを備えている。養液栽培装置1は、例えば不図示のビニールハウス内に設置される。
(栽培ベッド)
図1に示すように、栽培ベッド2の上面が下方に向かって凹んでいることで栽培ベッド2には上方への開口が形成されている。よって栽培ベッド2は断面凹状の容器状をなしている。栽培ベッド2の材質は特に限定されないが、断熱性を有する例えば発泡スチロール等が用いられるとよい。図2に示すように栽培ベッド2は、水平面上で一方向(図1の紙面の上下方向)に延びている。また複数の栽培ベッド2が一方向に交差する横方向に間隔をあけて並んでいる。
(定植パネル)
図1に戻って、定植パネル3は栽培ベッド2の開口を上方から覆うように配置されていることで栽培ベッド2との間に内部空間Sを画成している。定植パネル3の材質は特に限定されないが、栽培ベッドと同様に断熱性を有する例えば発泡スチロール等が用いられるとよい。定植パネル3には、上下に貫通する円形の挿通孔3aが設けられている。なお挿通孔3aは円形でなくともよい。複数の挿通孔3aが一方向に等間隔に設けられている(図2および図3参照)。
(加熱冷却部)
図1に示すように加熱冷却部4は、栽培ベッド2と定植パネル3との間の内部空間S内で、栽培ベッド2内の底面2a上に設置されている。加熱冷却部4は、栽培ベッド2の底面2aを覆うように設けられた蓄熱体41と、蓄熱体41との間で熱交換する熱媒体が流通する温調流路42と、熱媒体の温度を調節する温度制御部43とを有している。
蓄熱体41は、例えば金属やセラミック等の蓄熱効果を有する材料からなる。蓄熱体41は、栽培ベッド2の底面2aの全体を覆うように設けられている。温調流路42は、蓄熱体41を貫通して設けられたパイプ等である。
温調流路42は、蓄熱体41の内部から栽培ベッド2の外部に向かって延びている。温調流路42には熱媒体が流通可能となっている。熱媒体としては例えば水が用いられる。
温度制御部43は、栽培ベッド2の外部に設けられている。温度制御部43は、熱媒体の加熱および冷却を行う不図示の熱交換器を有している。温度制御部43は、例えば冬季の低温時には養液栽培装置1が設置されたビニールハウス内が高温になる晴天時に、ビニールハウス内の熱によって熱媒体を加熱して貯留しておいたり、ヒータ(不図示)によって熱媒体を加熱したりするようになっている。また夏季の高温時には温度制御部43は例えばヒートポンプ等を使用して熱媒体を冷却するようになっている。温度制御部43は、熱媒体を適温に調節した後に温調流路42に流通させて蓄熱体41との間で循環させることで、熱媒体によって蓄熱体41を加熱し、冷却することが可能となっている。これにより温度制御部43は内部空間Sの温度または相対湿度を制御するようになっている。
(防水シート)
図1に示すように防水シート5は、栽培ベッド2内で蓄熱体41の上面に重ねて配置されている。防水シート5は蓄熱体41の上面の全域を覆っている。防水シート5は、例えばビニール等の樹脂材料からなるシートやアルミ蒸着フィルムであり、上方からの液体や蒸気が蓄熱体41側に侵入してしまうことを回避する機能を有する。
(保水マット)
図1に示すように保水マット6は防水シート5の上面に重ねて配置されていることで栽培ベッド2内に設けられている。保水マット6は、保水層61と、保水層61に積層された表層62とを有している。保水層61は、防水シート5の上面に接して設けられている。保水層61としては保水性を有する不織布等が用いられるが、保水層61の材質は特に限定されない。保水層61は自重の6倍以上の保水力を有するとよい。表層62は、保水層61の上面に張り合わされたシートであって、透湿性(蒸散性)および防根性を有している。
ここで防根性とは、作物Pの根の侵入および引っ掛かりを抑制する性質を意味する。なお本実施形態の表層62は、保水マット6に根が侵入したり、引っ掛かったりすること完全に防止するものでなくともよく、保水層61に比べて根の侵入や引っ掛かりを抑制する性質が高いものであればよい。図4に示すように表層62は例えば10マイクロメートル以上20マイクロメートル以下、好ましくは15マイクロメートルの太さのポリエステル繊維を編み込んだ布からなり、表層62の表面は凹凸状をなしている。また表層62には親水性処理が施されて表層62の繊維間からは保水層61に保持された水分が毛細管現象によって染み出して、表層62の上面から内部空間S内に蒸散される。なお、表層62の材質や構造は特に限定されるものではない。表層62は、例えば親水性を有する樹脂フィルムに微細孔処理を施した細孔フィルムであってもよい。親水性を有する樹脂フィルムとは、樹脂自体が親水性を有するPVA(ポリビニルアルコール)等のフィルムだけでなく、疎水性プラスチックフィルムに親水性処理を施したものであってもよい。すなわち表層62は水分を染み出させるものであればよい。
(栽培容器)
図1に戻って、栽培容器8は定植パネル3の挿通孔3aに一つずつ挿入されて保水マット6に載置されていることで栽培ベッド2に配置されている。図2および図3に示すように栽培容器8は一方向に間隔をあけて並んでいる。
本実施形態では各々の栽培容器8は上方に開口し、作物P(の苗)が予め植えられたポットである。ポットの外径は挿通孔3aの内径よりも若干小さい。ポットの外径と挿通孔3aの内径とを同程度とすることでポットを挿通孔3aに嵌合させ、内部空間Sを栽培ベッド2の外部から完全に遮断して内部空間Sを密閉空間としてもよい。図3に示すように各々の栽培容器8は、円筒状の側壁部81と、側壁部81の下端に設けられた底部82とを有する有底筒状をなしている。
側壁部81は栽培容器8が挿通孔3aに挿入されている状態で定植パネル3よりも上方まで延び、側壁部81の上端縁が挿通孔3aの上方に位置している。これにより栽培容器8は、内部空間Sを栽培容器8内の容器内エリアSPと、一方向に並ぶ栽培容器8同士の間に形成された栽培容器8外の気中エリアSAとに仕切っている。容器内エリアSPは後述する培地Mが設けられる空間であり、気中エリアSAは後述する作物Pの湿気中根(毛細根)R2が伸びる空間となっている。
図3に示すように、底部82は保水マット6の表層62に対向している。底部82の中央部には、上下に貫通する底孔82aが設けられている。底孔82aは、栽培容器8内の容器内エリアSPと、栽培容器8外の気中エリアSAとを連通する連通部である。すなわち底孔82aは、保水マット6の上方で、かつ定植パネル3の下方で栽培容器8の内外を連通している。底孔82aを通じて作物Pの湿気中根R2が容器内エリアSPから気中エリアSAへ延びている。
(培地)
図1に戻って、培地Mは各々の栽培容器8内の容器内エリアSPに配置されて作物Pを支持している。ここで本実施形態の「培地M」には固形培地だけでなく土壌も含まれる。培地M中には作物の根(以下、培地Mの中の根を培地中根R1と定義する)が伸びている。例えば各栽培容器8内の培地Mの量は3リットル未満であり、1リットル未満であるとさらによい。
(マット側潅水部)
図1に示すようにマット側潅水部7は、気中給水路71と、給水源72と、湿度センサ73と、気中給水制御部74とを有している。気中給水路71は例えば内側に流路が形成されたチューブであって、保水マット6の表層62の上方に配置されて気中エリアSA内への開口71a(図3参照)を有している。給水源72は、栽培ベッド2の外部に設置されて気中給水路71に接続されている。給水源42からは養分を含む液体の水(養液)が、気中給水路71を通じて保水マット6に供給される。
湿度センサ73は栽培ベッド2に設置されている。湿度センサ73は気中エリアSAの湿度を計測する。気中給水制御部74は栽培ベッド2の外部に設けられている。気中給水制御部74は、湿度センサ73の計測値に基づき給水源72から気中給水路71への給水量を調節することで気中エリアSAの湿度が適切な値となるように制御する。また気中給水制御部74は、保水マット6が保水可能な量、すなわち気中エリアSAに液体の水が存在しない程度の量の養液を気中エリアSA内に供給する。
(容器側潅水部)
図1に示すように容器側潅水部9は、容器給水路91と、給水源92と、水センサ93と、容器給水制御部94とを有している。容器給水路91は例えば内側に流路が形成されたチューブであって、各々の栽培容器8内の培地Mの上方に配置されて、培地Mに給水するための開口91a(図3参照)を有している。
図3に示すように容器給水路91には栽培容器8に対応して電磁弁95が設けられている。電磁弁95は、すべての栽培容器8のうちの複数の栽培容器8を含む容器ユニット8U毎に、一つずつ設けられている。各容器ユニット8Uに含まれる栽培容器8の数量や位置は特に限定されないが、作物Pの定植時期や、ビニールハウス内での栽培容器8の位置の違いに応じて、すなわち栽培容器8毎での水分の蒸散量の違いに対応して適宜選択が可能である。なお図示はしないが、栽培容器8一つに対して一つずつ個別に電磁弁95が設けられていてもよい。電磁弁95は容器給水路91を開閉し、栽培容器8毎に給水することを可能としている。給水源92は栽培ベッド2の外部に設置されて容器給水路91に接続されている。給水源92からは養分を含む液体の水(養液)が、容器給水路91を通じて各栽培容器8の培地Mに供給される。
図1に戻って、水センサ93は各々の容器ユニット8Uに対して一つずつ設けられている。すなわち水センサ93は、容器ユニット8Uのいずれか一つの栽培容器8に設けられている。なお、栽培容器8一つに対して一つずつ個別に電磁弁95が設けられている場合には、水センサ93は各々の栽培容器8に一つずつ設けられる。水センサ93は培地Mに差し込まれ、培地Mに含まれる水分量を計測する。容器給水制御部94は各々の水センサ93の計測値に基づき、容器ユニット8U毎(栽培容器8毎)に適切な量の水を各々の栽培容器8の培地Mに供給するように各々の電磁弁95の開度を調節する。これにより容器給水制御部94は容器内エリアSPの水量を制御する。なお、容器側潅水部9およびマット側潅水部7によって、培地M中の湿度と気中エリアSA内の湿度とが同程度となるように制御されるとよい。
(作用効果)
以上説明した本実施形態の養液栽培装置1では、容器側潅水部9によって容器ユニット8U毎、または栽培容器8毎に、各栽培容器8内の培地Mへの給水量を調節することができる。このため、作物Pの培地中根R1への給水量が過多となることを回避でき、排水の発生を抑制できる。さらに容器側潅水部9によって培地中根R1への給水量を適切に調節できることで、水分ストレスを作物Pに与えることができ、作物Pの高糖度化、高品質化が可能となる。また培地Mが過湿状態に置かれることがなくなり、菌や害虫が発生してしまう可能性を低減できる。
さらに、栽培ベッド2内に隔壁を別途で設置することなく、栽培容器8の側壁部81によって栽培ベッド2と定植パネル3との間の内部空間Sを、気中エリアSAと容器内エリアSPとに区画することができる。よって気中エリアSAには湿気中根R2を張り巡らせることができる。
この結果、培地Mの量を低減することで培地中根R1の量が少なくなってしまっても、湿気中根R2を気中エリアSA内に張り巡らせることで湿気中根R2の量を多くでき、作物Pに必要な水分量を確保することができる。よって培地Mの量を少なくできることでコストを削減しつつ作物Pの栽培が可能となる。
また栽培容器8によって内部空間Sを気中エリアSAと容器内エリアSPとに区画することで、気中エリアSA外まで湿気中根R2が伸びてしまうことを回避できる。よってマット側潅水部7によって気中エリアSA内の湿度を管理することで湿気中根R2への水分供給量を適切に管理することができる。
また栽培容器8はポットであり、栽培容器8を定植パネル3の挿通孔3aに挿入して設置するのみで作物Pの定植が可能である。すなわち、事前に作物Pの苗を植え付けた栽培容器(ポット)8をそのまま挿通孔3aに挿入して保水マット6上に載置するのみで、定植作業を完了することができるため、作業が非常に容易である。
そして栽培容器8を保水マット6に載置するのみで作物Pを定植するため、栽培容器8の底孔82aから栽培容器8の外に向かって湿気中根R2を容易に成長させることができる。ポットには通常底孔82aが設けられているため、湿気中根R2が栽培容器8を通過するための連通部をわざわざ形成しなくとも、ポットの底孔82aをそのまま連通部として機能させることができ、コストを削減できる。
さらに、保水マット6を設置しているため、保水マット6から湿気中根R2に水分を水蒸気で供給することができ、気中エリアSA内には液体の水が存在しない。よって排水の発生を抑えることができる。さらに保水マット6が表層62を有しているため、保水マット6の保水層61から気中エリアSAへの水分の蒸散を可能としつつ、湿気中根R2が保水層61まで到達して絡みついてしまうことを回避することができる。この結果、図5に示すように作物Pの収穫後には、湿気中根R2だけを巻き取って回収することができ、何度でも保水マット6を再利用できる。このためコストを低減することができる。
また、加熱冷却部4を内部空間Sに設けたことで、作物Pの根R1、R2の温度を適切に保つことができ、特に夏季の高温期や厳冬期などであっても作物Pの成長を促進することができる。本実施形態では加熱冷却部4が蓄熱体41により間接的に内部空間Sの加熱、冷却を行っているため、内部空間Sの全体の温度分布を均一にすることができる。よって作物Pの成長により好適である。
また保水マット6と蓄熱体41との間には防水シート5が介在され、防水シート5によって保水マット6と蓄熱体41との間を仕切っている。このため保水マット6からの水分が蓄熱体41側に侵入してしまうことを回避できる。この結果、蓄熱体41が蓄熱体41に侵入した水によって温められたり、冷やされたりしてしまうことがなくなり、加熱冷却部4によって内部空間Sの温度調節を正確に行うことができる。
また、マット側潅水部7によって内部空間Sの気中エリアSAの湿度を計測し、湿度を適切な値に維持することができるので、作物Pへ水分ストレスを与えることが可能となる。この結果、作物Pを高糖度化、高品質化できる。
さらに、気中エリアSAには給気部10によって空気を供給することができるため、酸素の吸収能力の高い湿気中根R2を通じて作物Pが酸素を吸収することが可能となり、作物Pの成長を促進することができる。
ここで本実施形態では図6に示すように、保水マット6の表層62の上面に培地M1(土壌や固形培地)を設けてもよい。これにより湿気中根R2が培地M1に引っ掛かり、湿気中根R2の成長を促進することができる。
また本実施形態では栽培容器8の底孔82aを気中エリアSAと容器内エリアSPとを連通する連通部として用いたが、栽培容器8の側壁部81に連通部を設けて湿気中根R2を容器内エリアSPから気中エリアSAに伸びるようにしてもよい。
〔第二実施形態〕
次に、本発明の第二実施形態に係る養液栽培装置1Aについて説明する。第二実施形態では、第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。栽培容器8Aに培地Mに代えて養液Nを収容(貯留)する点で、本実施形態の養液栽培装置1Aは第一実施形態の養液栽培装置1と異なっている。
図7に示すように、栽培容器8Aは、作物Pの茎(幹)を固定する天面部81Aと、天面部81Aによって上部を覆われた有底筒状の本体部82Aとを有している。よって本体部82Aは側壁部83Aと底部84Aとを有している、側壁部83Aには、気中エリアSAと容器内エリアSPとを連通するように貫通する連通部85Aが設けられている。湿気中根R2がこの連通部85Aを通じて容器内エリアSPから気中エリアSAへと伸びるようになっている。この連通部85Aの下方で本体部82Aには養液Nが貯留されている。養液N中に水中根R3が伸びている。
容器側潅水部9Aの水センサ93Aは本体部82A内の養液Nの水量(水位)を計測する水位計である。水センサ93は天面部81Aを貫通して本体部82A内に挿入されている。
(作用効果)
以上説明した本実施形態の養液栽培装置1Aでは、第一実施形態と同様に容器側潅水部9Aによって容器ユニット毎、または栽培容器8A毎に、各栽培容器8A内への給水量を調節することができる。よって、養液Nが栽培容器8Aから溢れ出すことがなくなり、排水の発生を抑制できる。さらに養液Nの貯留量を調整して水分ストレスを作物Pに与えることができ、作物Pの高糖度化、高品質化が可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、上記実施形態おける各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、保水マットは表層62を有さず、保水層61のみから構成されていてもよい。また加熱冷却部として例えばヒータを内部空間S内に設置してもよい。また防水シート5は必ずしも設けなくともよい。
また給気部10は必ずしも設けなくともよい。特に栽培容器8(8A)と挿通孔3aとの間に隙間があれば、この隙間から空気が気中エリアSAに侵入するため、給気部10はなくともよい。
また栽培容器8(8A)は定植パネル3と一体となっていてもよい。この場合、培地Mや養液Nは、定植パネル3の挿通孔3aに直接収容される。さらにこの場合、図8に示すように栽培容器8の側壁部81(83A)は、内部空間Sの横方向の全域にわたって設けられ、内部空間Sを一方向に複数の空間に仕切るように設けられてもよい。
また、栽培容器8は一方向に等間隔をあけて配置されている場合には限定されない。例えば、ランダムに複数の栽培容器8が配置されてもよいし、隣り合う栽培容器8同士が密着して配置されていてもよい。また、挿通孔3aを一方向に延びる長孔とし、複数の栽培容器8を一つの長孔に並べて挿入してもよい。
また、定植パネル3に代えて例えばビニールのフィルムのようなカバーを用いてもよく、内部空間Sを画成可能であれば、形状、材質等は限定されない。
本発明の養液栽培装置によれば、栽培時の排水の発生を抑制しつつ、高品質な作物を栽培可能である。
1、1A 養液栽培装置
2 栽培ベッド(装置本体)
3 定植パネル(カバー)
3a 挿通孔
4 加熱冷却部
5 防水シート
6 保水マット
7 マット側潅水部
8、8A 栽培容器
9 容器側潅水部
10 給気部
41 蓄熱体
42 温調流路
61 保水層
62 表層
81 側壁部
82 底部
M、M1 培地
P 作物
R1 培地中根
R2 湿気中根
R3 水中根
S 内部空間
SA 気中エリア
SP 容器内エリア

Claims (8)

  1. 上方への開口が形成された容器状の装置本体と、
    前記装置本体の前記開口を覆うように配置されるとともに、作物が挿通される挿通孔を有し、前記装置本体との間に内部空間を画成するカバーと、
    前記内部空間内に設けられて水分を保持する保水マットと、
    前記挿通孔に挿通された前記作物を支持するとともに前記内部空間に配置され、前記保水マットの上方でかつ前記カバーの下方で内外を連通させる連通部が設けられた複数の栽培容器と、
    各々の前記栽培容器に収容された培地または養液と、
    前記保水マットに給水するマット側潅水部と、
    各々の前記栽培容器内に、複数個の前記栽培容器を含む容器ユニット毎で、または、前記栽培容器毎で給水する容器側潅水部と、
    を備え
    前記栽培容器は、前記内部空間において前記栽培容器内の容器内エリアと、前記栽培容器外の気中エリアとを仕切る側壁部を有し、
    前記マット側潅水部は、
    前記保水マットへ給水する開口を有する気中給水路と、
    前記気中エリアの湿度を計測する湿度センサと、
    前記湿度センサの計測値に基づき、前記気中給水路から前記保水マットへの給水量を調節することで前記気中エリアの湿度を制御する気中給水制御部と、
    を有する養液栽培装置。
  2. 前記容器側潅水部は、
    前記栽培容器内の前記培地または前記養液に給水する開口を有する容器給水路と、
    前記容器内エリアの水量を計測する水センサと、
    前記水センサの計測値に基づき、前記容器給水路から前記培地または前記養液への給水量を調節することで前記容器内エリアの水量を制御する容器給水制御部と、
    を有する請求項に記載の養液栽培装置。
  3. 前記気中エリアに空気を供給する給気部をさらに備える請求項1または2に記載の養液栽培装置。
  4. 各々の前記栽培容器は前記培地を収容するとともに前記挿通孔に挿通されて前記保水マット上に載置されることで前記装置本体に支持されたポットであり、
    前記連通部として、前記ポットの底部を上下方向に貫通する底孔が設けられている請求項1からのいずれか一項に記載の養液栽培装置。
  5. 前記保水マット上に載置される前記ポットの上端縁は、前記挿通孔よりも上方に位置する請求項に記載の養液栽培装置。
  6. 前記保水マットは、
    水分を保持する保水層と、
    前記保水の上方に積層されて透湿性および防根性を有する表層と、
    を有し、
    前記表層は、ポリエステル繊維を編み込んだ布からなり、前記表層の表面は凹凸状をなしている請求項1からのいずれか一項に記載の養液栽培装置。
  7. 前記内部空間で、前記保水マットの下方に配置された加熱冷却部をさらに備え
    前記加熱冷却部は、
    前記装置本体の底面と前記保水マットとの間に配置された蓄熱体と、
    前記蓄熱体との間で熱交換する温度調節された液体が流通する温調流路と、
    を有する請求項1からのいずれか一項に記載の養液栽培装置。
  8. 前記保水マットと前記加熱冷却部との間を仕切る防水シートをさらに備える請求項に記載の養液栽培装置。
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