JP6662141B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
請求項2に係る発明によれば、店舗の会計所に客が居た時刻と、商品が購入された時刻との関係に基づいて、商品陳列部と、商品陳列部に陳列されている商品とを関連付けることができる。
請求項3に係る発明によれば、一の客の動作に基づいて商品陳列部と商品陳列部に配置された商品とを関連付けることができない場合でも、商品陳列部と、商品陳列部に陳列されている商品とを関連付けることができる。
請求項4に係る発明によれば、客が商品を購入するときに実際にする動作に基づいて、商品陳列部と、商品陳列部に陳列されている商品とを関連付けることができる。
請求項5に係る発明によれば、客が商品を購入するときに自然にする動作に基づいて、商品陳列部と、商品陳列部に陳列されている商品とを関連付けることができる。
請求項6に係る発明によれば、客が商品を購入するときに自然にする動作に基づいて、商品陳列部と、商品陳列部に陳列されている商品とを関連付けることができる。
請求項7に係る発明によれば、客と商品陳列部との距離に基づかない場合に比べて、商品陳列部と、商品陳列部に陳列されている商品とをより正確に関連付けることができる。
なお、ゴンドラ510の数は、7個以下又は9個以上であってもよいし、その形状や寸法、位置は特に問わない。
制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を有するプロセッサや、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)で例示される画像処理回路を備える。CPUは、ROMに記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、情報処理装置2の各部を制御する。画像処理回路は、CPUによって制御され、制御部10で実行される各種の画像処理に用いられる。
ゴンドラIDは、ゴンドラ510を一意に識別する識別情報である。ゴンドラ510A〜510Hの各々のゴンドラIDを、順に「G001」〜「G008」と表す。ゴンドラ位置は、XY座標系を用いて表され、ここでは店舗500を平面的に見た場合のゴンドラ510の左上隅点の位置を示す。例えば、ゴンドラ510Aの位置(XA,YA)は、図1の点Pの位置を示す。横幅、及び縦幅は、ゴンドラ510の横幅、及び縦幅である。ここでは、ゴンドラ510のY軸方向における長さを横幅、X軸方向における長さを縦幅とする。ゴンドラ510A〜510Hの各々においては、全てが、横幅「L1」で、縦幅「L2」であるものとする。このように、陳列部データ記憶部64には、ゴンドラ510毎に、ゴンドラ510の位置及び大きさを特定する情報が記録される。
なお、陳列部データ記憶部64の陳列部データは、例えば操作部30の操作により、事前に情報処理装置2に入力される。
検出部11は、店舗500の客毎に、当該客がした動作を検出する。検出部11は、撮像装置100,200からインタフェース20を介して取得した撮像画像を解析して、客がした動作を検出する。検出部11は、検出した動作に基づいて、検出データ記憶部61に検出データを記録する。例えば、検出部11は、客が同じ位置に決められた時間停止した場合は、動作として「停止」を検出する。
以下、商品陳列データにおいて、ゴンドラ510と商品のカテゴリとが関連付けられる場合を説明するが、これは、ゴンドラ510と当該カテゴリに属する商品とが関連付けられていることに等しい。
制御部10は、撮像装置100,200からの撮像画像を、インタフェース20を介して取得する(ステップS1)。次に、制御部10は、ステップS1で取得した撮像画像から客の動作を検出し(ステップS2)、検出データを、検出データ記憶部61に記録する(ステップS3)。制御部10は、撮像画像から認識した客の各々に客IDを付与して追跡することで、客毎に、検出データを記録する。
図5は、ステップS9の処理の具体例を示す図である。第1に、制御部10は、購入データのレシートIDを、行動データの客IDと関連付ける。店舗500においては、店舗端末300が設置された会計所で会計が行われるので、商品を購入しようとする客は、必ず、その会計所に移動する。会計所の位置は、XY座標系で(Xn,Yn)であるものとする。更に、その客が会計所に居たことが検出される検出時刻と、レシートが発行された時刻、即ち商品の購入時刻とは、決められた時間範囲内で一致する。更にいえば、この検出時刻と購入時刻とは同じ又はかなり近い時刻を示すと考えられる。レシートID「R001」を含む購入データでは、購入時刻が「2016/2/1 13:03:20」である。よって、制御部10は、購入時刻が「2016/2/1 13:03:20」である購入データのレシートID「R001」と、検出時刻が「2016/2/1 13:03:10」である行動データに含まれる客ID「U001」とを関連付ける。また、制御部10は、購入時刻が「2016/2/1 13:04:50」である購入データのレシートID「R002」と、検出時刻が「2016/2/1 13:04:47」である行動データに含まれる客ID「U002」とを関連付ける。
なお、購入時刻と決められた時間範囲内で一致する検出時刻が複数ある場合、制御部10は、購入時刻に最も近い検出時刻に基づいて、レシートIDと客IDとを関連付ければよい。
ここでは、ゴンドラ510A,510Gについて商品のカテゴリが関連付けられたが、以上の処理を繰り返していくことで、ゴンドラ510〜A〜510Gの各々と商品のカテゴリとが関連付けられる。
図7に示すように、客H1が、ゴンドラ510Aの位置と、ゴンドラ510Gの位置との2箇所で購入時動作をし、また、客H2が、ゴンドラ510Aの位置と、ゴンドラ510Fの位置との2箇所で、購入時動作をした場合を考える。この場合、制御部10が取得する購入データは、図8の購入データ記憶部63に示すとおりになる。この場合、一の客(一のレシートID)の購入データと、一の客の行動データとを照らし合わせても、ゴンドラ510と、陳列されている商品との関係を一意に特定することは不可能である。レシートID「R001」と、客ID「U001」とを関連付けたとしても、ゴンドラ510A,510Gの一方に「パン類」、他方に「飲料類」が陳列されていることは特定されるが、どちらに「パン類」、どちらに「飲料類」が陳列されているかが不明だからである。同じく、レシートID「R002」と、客ID「U002」とを関連付けたとしても、ゴンドラ510A,510Fの一方に「飲料類」、他方に「菓子類」が陳列されていることは特定されるが、どちらに「飲料類」、どちらに「菓子類」が陳列されているかが不明である。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施してもよい。また、以下に示す変形例は、各々を組み合わせてもよい。
制御部10は、客がした動作を逐次検出して、検出データ、及び行動データを記録するのではなく、購入時動作が検出されたことを契機に、検出データや行動データを記録してもよい。
制御部10は、ゴンドラ510と商品のカテゴリとを関連付けることに代えて又は組み合わせて、ゴンドラ510と商品(商品名)とを関連付けてもよい。この場合であっても、各ゴンドラ510に陳列されている商品を特定する商品陳列データが生成される。
情報処理装置2のハードウェア構成や機能構成は、上述した実施形態で説明した構成に限られない。
上述した実施形態で説明した情報処理システムの構成や動作の一部を省略してもよい。例えば、座標変換に係る構成や動作が省略されてもよい。
Claims (8)
- 商品が陳列される商品陳列部が置かれた店舗において、客毎に、少なくとも前記商品陳列部の位置で当該客がした動作を検出する検出部と、
前記動作が検出された客の位置と、当該動作が検出された時刻である第1時刻とを取得する第1取得部と、
客毎に、前記店舗で購入された商品と、当該商品が購入された時刻である第2時刻とを取得する第2取得部と、
検出された前記動作が決められた動作である場合、当該動作が検出された客の位置にある前記商品陳列部と、前記第1時刻と決められた関係を有する前記第2時刻に購入された前記商品とを関連付けたデータを生成する生成部と
を備える情報処理装置。 - 前記検出部は、
前記店舗の会計所で客がした動作を更に検出し、
前記第1取得部は、
前記会計所で前記動作が検出された時刻である第3時刻を更に取得し、
前記生成部は、
前記第3時刻と前記第2時刻との関係に基づいて、一の客が前記決められた動作をした位置にある前記商品陳列部と、当該一の客により購入された前記商品とを関連付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記生成部は、
2以上の客について前記決められた動作が検出された位置にある前記商品陳列部と、当該2以上の客により共通して購入された前記商品とを関連付ける
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記決められた動作は、客が前記商品陳列部に陳列された商品を手に取る動作、又は当該手に取った商品を持って移動する動作を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記決められた動作は、客の顔の向き、及び前記商品陳列部の位置に滞在した時間によって特定される動作を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記決められた動作は、客が前記商品陳列部に視線を向けた時間によって特定される動作を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記決められた動作は、客と前記商品陳列部との距離によって特定される動作を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - コンピュータに、
商品が陳列される商品陳列部が置かれた店舗において、客毎に、少なくとも前記商品陳列部の位置で当該客がした動作を検出するステップと、
前記動作が検出された客の位置と、当該動作が検出された時刻である第1時刻とを取得するステップと、
客毎に、前記店舗で購入された商品と、当該商品が購入された時刻である第2時刻とを取得するステップと、
検出された前記動作が決められた動作である場合、当該動作が検出された客の位置にある前記商品陳列部と、前記第1時刻と決められた関係を有する前記第2時刻に購入された前記商品とを関連付けたデータを生成するステップと
を実行させるためのプログラム。
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