JP6661309B2 - タッチパネル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネル装置に関する。
従来より、2点の同時タッチを検出する抵抗膜方式のタッチパネルが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。また、2点の同時タッチを検出する4線式の抵抗膜方式のタッチパネルが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−232023号公報 特表2011−502314号公報 特開2012−94003号公報
例えば、従来方式では、タッチされた2点間の中点を検出するためのパネル駆動回路と、タッチされた2点の位置を検出するためのパネル駆動回路とがそれぞれ専用に必要であった。また、タッチされた1点のX座標を検出するために駆動回路の切り替えが必要になり、タッチされた1点のY座標を検出するために駆動回路の切り替えが必要になる。このため、タッチされた2点の位置を検出するために駆動回路の切り替えが計4回必要になる。さらに、タッチされた2点間の中点の位置の測定時間とタッチされた2点間の距離の測定時間とが個別に必要であった。つまり、従来方式では、タッチされた2点のX座標又はY座標を一度に測定することが出来なかった。
本発明は、タッチされた2点のX座標又はY座標を一度に測定することができるタッチパネル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、明細書に開示されたタッチパネル装置は、第1の抵抗膜と、前記第1の抵抗膜に対向する第2の抵抗膜と、前記第1の抵抗膜上に配置され、前記第1の抵抗膜に第1電圧を印加する一対の第1電極と、前記第1電圧の印加方向と同じ方向の前記第2の抵抗膜の両端に配置される一対の第2電極と、前記一対の第2電極に接続され、前記第1の抵抗膜が前記第2の抵抗膜に2点で接触した場合の前記一対の第2電極のそれぞれにかかる電圧を検出する第1検出手段と、前記第1検出手段で検出されたそれぞれの電圧に基づいて、前記第1電圧の印加方向における前記2点の座標を算出する算出手段とを備える。
本発明によれば、タッチされた2点のX座標又はY座標を一度に測定することができる。
第1の実施の形態に係るタッチパネル装置で2点が入力された場合の電圧の検出原理を示す図である。 第1の実施の形態に係るタッチパネル装置の構成図である。 X方向の入力座標の検出時のタッチパネル装置の回路状態を示す図である。 X方向の入力座標の検出時の各スイッチのオン/オフ状態及び各ADコンバータの使用/未使用状態を示す図である。 Y方向の入力座標の検出時のタッチパネル装置の回路状態を示す図である。 Y方向の入力座標の検出時の各スイッチのオン/オフ状態及び各ADコンバータの使用/未使用状態を示す図である。 (A)は、第2の実施の形態に係るタッチパネル装置の構成図である。(B)は、電圧検出用の電極の変形例を示す図である。 (A)は、棒状電極が設けられた上部透明導電膜上に2点入力が実行された状態を示す図である。(B)は、点電極が設けられた上部透明導電膜上に2点入力が実行された状態を示す図である。 X方向の入力座標の検出時のタッチパネル装置の回路状態を示す図である。 X方向の入力座標の検出時の各スイッチのオン/オフ状態及び各ADコンバータの使用/未使用状態を示す図である。 Y方向の入力座標の検出時のタッチパネル装置の回路状態を示す図である。 Y方向の入力座標の検出時の各スイッチのオン/オフ状態及び各ADコンバータの使用/未使用状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るタッチパネル装置で2点が入力された場合の電圧の検出原理を示す図である。
図1のタッチパネル装置1は、抵抗膜方式のタッチパネル装置であり、同じ大きさの上部透明導電膜2及び下部透明導電膜3を備えている。上部透明導電膜2と下部透明導電膜3との間には、空隙11が形成されている。ユーザが上部透明導電膜2上の2点(例えば、入力点A及び入力点B)を押下することで当該2点が下部透明導電膜3上の2点(例えば、点C及び点D)に接触する。
上部透明導電膜2は、電圧を検出するための点電極5,6を備えている。電圧を検出する上部透明導電膜2上の点電極5,6は、電圧の印加方向(電極9から電極10への方向、即ち、X方向)と同じ方向の上部透明導電膜2の両端に配置されている。点電極5,6の形状は特に点形状に限定されず、棒状でもよい。点電極5には点電極5の電圧を検出するための検出部7が接続されており、点電極6には点電極6の電圧を検出するための検出部8が接続されている。図1では、点電極5と入力点Aとの間の上部透明導電膜2の抵抗を抵抗R4で示し、入力点Aと入力点Bとの間の上部透明導電膜2の抵抗を抵抗R5で示し、入力点Bと点電極6との間の上部透明導電膜2の抵抗を抵抗R6で示している。
下部透明導電膜3は、電圧を印加するための電極9,10を備えている。電極9,10の形状は特に棒状に限定されず、点電極でもよい。図1では、電極9と点Cとの間の下部透明導電膜3の抵抗を抵抗R1で示し、点Cと点Dとの間の下部透明導電膜3の抵抗を抵抗R2で示し、点Dと電極10との間の下部透明導電膜3の抵抗を抵抗R3で示している。
ここで、電極9には5Vの電圧が印加され、電極10はグランド(0V)に接続されているものとする。また、上部透明導電膜2上の2点(例えば、入力点A及び入力点B)が下部透明導電膜3上の2点(例えば、点C及び点D)に接触する場合の入力点Aの電圧をVaとし、その場合の入力点Bの電圧をVbとする。さらに、検出部7の検出電圧をV1とし、検出部8の検出電圧をV2とする。
入力点Aの電圧Vaは下記式(1)で表される。
電圧Va=5×(R2+R3)/(R1+R2+R3) …(1)
入力点Bの電圧Vbは下記式(2)で表される。
電圧Vb=5×(R3)/(R1+R2+R3) …(2)
異なる2つの入力点A及び入力点Bの電圧Va,Vbからの出力電圧を、それぞれ異なる方向の検出部7,8で検出した場合、検出電圧V1及びV2は、ミルマンの定理より、下記式(3)及び(4)に従ってそれぞれ算出される。
検出電圧V1={Va×1/R4+Vb×1/(R4+R5)}/{1/R4+1/(R4+R5)} …(3)
検出電圧V2={Va×1/(R5+R6)+Vb×1/R6}/{1/(R5+R6)+1/R6} …(4)
また、検出電圧V1及びV2を用いることで、下記の情報(i)、(ii)が得られる。
(i)検出電圧V1及びV2の差分の絶対値(|V1−V2|)が、入力点Aと入力点Bとの間の距離に比例する。より具体的には、検出電圧V1及びV2の差分の絶対値(|V1−V2|)は、電極9及び10の間の距離に対する電極9及び10の間の電位差の割合に、入力点Aと入力点Bとの間の距離を乗算した値になる。つまり、情報(i)は下記式(5)で示され、入力点Aと入力点Bとの間の距離は、下記式(6)で示される。
Figure 0006661309
(ii)検出電圧V1及びV2の平均値が、入力点Aと入力点Bとの間の中間電位を示す。従って、入力点Aと入力点Bとの間の中間座標は、電極9及び10の間の電位差に対する検出電圧V1及びV2の平均値の割合に、電極9及び10の間の距離を乗算した値によって算出される。つまり、入力点Aと入力点Bとの間の中間座標は、下記式(7)で示される。
Figure 0006661309
従って、入力点A及び入力点Bの座標は、式(7)で算出される中間座標から式(6)で算出される距離の半分を増減することにより、算出される。
図2は、第1の実施の形態に係るタッチパネル装置の構成図である。
図2のタッチパネル装置100では、既存の4線式の抵抗膜方式のタッチパネルに、電圧印加方向と同じ方向から電圧の測定を行うための複数の電極を追加している。
タッチパネル装置100は、上部透明導電膜101、下部透明導電膜121及びコントローラ110を備えている。上部透明導電膜101と下部透明導電膜121とのサイズは同一であり、その間には、空隙109が形成されている。ユーザが上部透明導電膜101を押下することで、上部透明導電膜101は下部透明導電膜121に接触する。
上部透明導電膜101は、電圧を印加するための棒状電極102及び103並びに電圧を検出するための点電極104及び105を備えている。棒状電極102及び103は、X方向に延設され、上部透明導電膜101のX方向と平行な端部にそれぞれ配置されている。点電極104及び105は、上部透明導電膜101の左右の端部(具体的には上部透明導電膜101のY方向と平行な端部の中央)にそれぞれ配置されている。
つまり、上部透明導電膜101では、新たな点電極104及び105が、既存の上部透明導電膜に含まれる棒状電極102及び103に追加されている。なお、新たに追加される電極は、棒状電極102及び103間に形成される等電位分布に影響を与えないために、点電極(つまり点電極104及び105)であることが好ましい。
棒状電極102には、スイッチ106の一端が接続されており、スイッチ106の他端が電源電圧(Vcc)107に接続されている。棒状電極103には、スイッチ108の一端が接続されており、スイッチ108の他端がグランド(GND)に接続されている。例えば、電源電圧(Vcc)107は5Vである。
下部透明導電膜121は、電圧を印加するための棒状電極122及び123並びに電圧を検出するための点電極124及び125を備えている。棒状電極122及び123は、Y方向に延設され、下部透明導電膜121のY方向と平行な端部にそれぞれ配置されている。点電極124及び125は、下部透明導電膜121のX方向と平行な端部の中央にそれぞれ配置されている。
つまり、下部透明導電膜121では、新たな点電極124及び125が、既存の下部透明導電膜に含まれる棒状電極122及び123に追加されている。なお、新たに追加される電極は、棒状電極122及び123間に形成される等電位分布に影響を与えないために、点電極(つまり点電極124及び125)であることが好ましい。
棒状電極122には、スイッチ126の一端が接続されており、スイッチ126の他端が電源電圧(Vcc)107に接続されている。棒状電極123には、スイッチ127の一端が接続されており、スイッチ127の他端がグランド(GND)に接続されている。
コントローラ110は、ADコンバータ111〜114と、スイッチ106、108、126及び127をオン/オフさせるオン/オフ信号を出力する制御端子115〜118とを備えている。ADコンバータ111〜114は点電極104、105、124及び125にそれぞれ接続されている。制御端子115〜118はスイッチ106、108、126及び127にそれぞれ接続されている。スイッチ106、108、126及び127は、例えばトランジスタである。
上部透明導電膜101及び下部透明導電膜121のいずれか一方が第1の抵抗膜として機能し、他方が第2の抵抗膜として機能する。上部透明導電膜101が第1の抵抗膜として機能する場合には、棒状電極102及び103が第1電極として機能し、点電極124及び125が第2電極として機能し、ADコンバータ113及び114が第1検出手段として機能する。さらに、上部透明導電膜101が第1の抵抗膜として機能する場合には、棒状電極122及び123が第3電極として機能し、点電極104及び105が第4電極として機能し、ADコンバータ111及び112が第2検出手段として機能する。
下部透明導電膜121が第1の抵抗膜として機能する場合には、棒状電極122及び123が第1電極として機能し、点電極104及び105が第2電極として機能し、ADコンバータ111及び112が第1検出手段として機能する。下部透明導電膜121が第1の抵抗膜として機能する場合には、棒状電極102及び103が第3電極として機能し、点電極124及び125が第4電極として機能し、ADコンバータ113及び114が第2検出手段として機能する。コントローラ110は算出手段として機能する。
図3は、X方向の入力座標の検出時のタッチパネル装置の回路状態を示す図である。図4は、X方向の入力座標の検出時の各スイッチのオン/オフ状態及び各ADコンバータの使用/未使用状態を示す図である。
X方向の入力座標の検出時には、コントローラ110は、制御端子115及び116からオフ信号を出力し、スイッチ106及び108をオフにする。コントローラ110は、制御端子117及び118からオン信号を出力し、スイッチ126及び127をオンにする。さらに、コントローラ110は、ADコンバータ111及び112を使用状態にし、ADコンバータ113及び114を未使用状態にする。これにより、下部透明導電膜121のX方向に電位分布が形成されるため、上部透明導電膜101上の点電極104及び105に接続されたADコンバータ111及び112が、入力位置に応じた電圧を取得する。
1点入力の場合、ADコンバータ111及び112の検出電圧は等しくなる。従って、コントローラ110は、棒状電極122及び123の間の電位差に対する検出電圧の割合に、棒状電極122及び123の間の距離を乗算した値によってX方向の入力座標を算出する。つまり、X方向の入力座標は、下記式(8)で示される。このとき、棒状電極122及び123の間の電位差並びに棒状電極122及び123の間の距離は、予めコントローラ110に設定されている。
Figure 0006661309
2点入力の場合(入力位置がX方向に離れた2点である場合)、ADコンバータ111の検出電圧はADコンバータ112の検出電圧よりも大きい。このとき、コントローラ110は、上記式(6)並びにADコンバータ111の検出電圧及びADコンバータ112の検出電圧に基づいて、X方向の2点の入力位置の距離を算出する。さらに、コントローラ110は、上記式(7)並びにADコンバータ111の検出電圧及びADコンバータ112の検出電圧に基づいて、X方向の2点の入力位置の中間座標を算出する。この場合、式(6)及び式(7)の電極9,10は、電極122,123に対応し、入力点A及びBが2点の入力位置に対応する。そして、コントローラ110は、式(7)で算出される中間座標から式(6)で算出される距離の半分を増減することにより、X方向の2点の入力位置の座標を算出する。
図5は、Y方向の入力座標の検出時のタッチパネル装置の回路状態を示す図である。図6は、Y方向の入力座標の検出時の各スイッチのオン/オフ状態及び各ADコンバータの使用/未使用状態を示す図である。
Y方向の入力座標の検出時には、コントローラ110は、制御端子115及び116からオン信号を出力し、スイッチ106及び108をオンにする。コントローラ110は、制御端子117及び118からオフ信号を出力し、スイッチ126及び127をオフにする。さらに、コントローラ110は、ADコンバータ111及び112を未使用状態にし、ADコンバータ113及び114を使用状態にする。これにより、上部透明導電膜101のY方向に電位分布が形成されるため、下部透明導電膜121上の点電極124及び125に接続されたADコンバータ113及び114が、入力位置に応じた電圧を取得する。
1点入力の場合、ADコンバータ113及び114の検出電圧は等しくなる。従って、コントローラ110は、棒状電極102及び103の間の電位差に対する検出電圧の割合に、棒状電極102及び103の間の距離を乗算した値によってY方向の入力座標を算出する。つまり、Y方向の入力座標は、下記式(9)で示される。このとき、棒状電極102及び103の間の電位差並びに棒状電極102及び103の間の距離は、予めコントローラ110に設定されている。
Figure 0006661309
2点入力の場合(入力位置がY方向に離れた2点である場合)、ADコンバータ113の検出電圧はADコンバータ114の検出電圧よりも大きい。このとき、コントローラ110は、上記式(6)並びにADコンバータ113の検出電圧及びADコンバータ114の検出電圧に基づいて、Y方向の2点の入力位置の距離を算出する。さらに、コントローラ110は、上記式(7)並びにADコンバータ113の検出電圧及びADコンバータ114の検出電圧に基づいて、Y方向の2点の入力位置の中間座標を算出する。この場合、式(6)及び式(7)の電極9,10は、棒状電極102,103に対応し、入力点A及びBが2点の入力位置に対応する。そして、コントローラ110は、式(7)で算出される中間座標から式(6)で算出される距離の半分を増減することにより、Y方向の2点の入力位置の座標を算出する。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、タッチパネル装置100は、下部透明導電膜121上に配置され、下部透明導電膜121に電圧を印加する一対の棒状電極122及び123と、電圧の印加方向(ここではX方向)と同じ方向の上部透明導電膜101の両端に配置される一対の点電極104及び105と、上部透明導電膜101が下部透明導電膜121に2点で接触した場合に一対の点電極104及び105にかかるそれぞれの電圧を検出するADコンバータ111及び112と、ADコンバータ111及び112で検出されたそれぞれの電圧に基づいて、電圧の印加方向における2点の座標を算出するコントローラ110とを備えている。あるいは、タッチパネル装置100は、上部透明導電膜101上に配置され、上部透明導電膜101に電圧を印加する一対の棒状電極102及び103と、電圧の印加方向(ここではY方向)と同じ方向の下部透明導電膜121の両端に配置される一対の点電極124及び125、上部透明導電膜101が下部透明導電膜121に2点で接触した場合にる一対の点電極124及び125にかかるそれぞれの電圧を検出するADコンバータ113及び114と、ADコンバータ113及び114で検出されたそれぞれの電圧に基づいて、電圧の印加方向における2点の座標を算出するコントローラ110とを備えている。
従って、タッチパネル装置100は、タッチされた2点のX座標又はY座標を一度に測定することができる。また、本実施の形態によれば、2点のX座標を一度に測定した後に、電圧の印加方向をX方向からY方向に切り替えることで、2点のY座標を一度に測定することができる。あるいは、2点のY座標を一度に測定した後に、電圧の印加方向をY方向からX方向に切り替えることで、2点のX座標を一度に測定することができる。よって、従来のタッチパネル装置よりも2点の座標の測定時間を短縮することができる。また、タッチパネル装置100は、タッチされた2点間の中点を検出するためのパネル駆動回路と、タッチされた2点の位置を検出するためのパネル駆動回路とを別々に備える必要がないので、従来のタッチパネル装置と比べて、パネル駆動回路(即ち、電圧の印加方向を切り替えるためのスイッチ106,108,126,127や制御端子115−118)を簡略化することができる。
(第2の実施の形態)
図7(A)は、第2の実施の形態に係るタッチパネル装置の構成図である。図7(B)は、電圧検出用の電極の変形例を示す図である。
図7(A)のタッチパネル装置200では、既存の5線式の抵抗膜方式のタッチパネルに、電圧印加方向と同じ方向から電圧の測定を行うための複数の電極を追加している。尚、タッチパネルとして、7線式のタッチパネルを利用してもよい。
タッチパネル装置200は、上部透明導電膜201、下部透明導電膜221及びコントローラ210を備えている。上部透明導電膜201と下部透明導電膜221とのサイズは同一であり、その間には、空隙206が形成されている。ユーザが上部透明導電膜201を押下することで、上部透明導電膜201は下部透明導電膜221に接触する。
上部透明導電膜201は、電圧を検出するための棒状電極202〜205を備えている。棒状電極202及び203は、X方向に延設され、上部透明導電膜201のX方向と平行な端部にそれぞれ配置されている。棒状電極204及び205は、Y方向に延設され、上部透明導電膜201のY方向と平行な端部にそれぞれ配置されている。
つまり、上部透明導電膜201では、既存の上部透明導電膜に含まれる1つの電極に加えて新たな3つの電極が追加されている。尚、5線式のタッチパネルでは、上部透明導電膜201は電圧の検出にのみ使用されるため、図2の4線式のタッチパネルのように、追加電極による電位分布の乱れを考慮しなくてもよい。そのため、点状電極又は棒状電極を電圧印加方向と同じ方向の4ヶ所に任意に配置する。図7(A)の例では、上部透明導電膜201は、4つの棒状電極202〜205を備えているが、図7(B)に示すように、上部透明導電膜201は、4つの点電極202a〜205aを備えていてもよい。図7(B)の場合、点電極202a及び203aがX方向と平行な上部透明導電膜201の端部の中央にそれぞれ配置されており、点電極204a及び205aがY方向と平行な上部透明導電膜201の端部の中央にそれぞれ配置されている。
下部透明導電膜221は、電圧を印加するための点電極222〜225を備えている。点電極222〜225は下部透明導電膜221の4隅にそれぞれ配置されている。点電極222にはスイッチ226の一端が接続されており、スイッチ226の他端は電源電圧(Vcc)207に接続されている。点電極223にはスイッチ227及び228の一端が接続されている。スイッチ227の他端は電源電圧(Vcc)207に接続されている。スイッチ228の他端はグランド(GND)に接続されている。点電極224にはスイッチ229及び230の一端が接続されている。スイッチ229の他端は電源電圧(Vcc)207に接続されている。スイッチ230の他端はグランド(GND)に接続されている。点電極225にはスイッチ231の一端が接続されており、スイッチ231の他端はグランド(GND)に接続されている。例えば、電源電圧(Vcc)207は5Vである。
コントローラ210は、ADコンバータ211〜214と、スイッチ226〜231をオン/オフさせるオン/オフ信号を出力する制御端子215〜220とを備えている。図7(A)ではADコンバータ211〜214は棒状電極202〜205にそれぞれ接続されている。図7(B)の上部透明導電膜201が使用される場合には、図7(A)のADコンバータ211〜214は、点電極202a〜205aにそれぞれ接続される。制御端子215〜220はスイッチ226〜231にそれぞれ接続されている。スイッチ226〜231は、例えばトランジスタである。
下部透明導電膜221は第1の抵抗膜として機能し、上部透明導電膜201が第2の抵抗膜として機能する。点電極222及び223(又は点電極224及び225)が第1電極として機能する場合には、棒状電極202及び203が第2電極として機能し、ADコンバータ213及び214が第1検出手段として機能する。点電極222及び223(又は点電極224及び225)が第1電極として機能する場合には、点電極222及び224(又は点電極223及び225)が第3電極として機能し、棒状電極204及び205が第4電極として機能し、ADコンバータ211及び212が第2検出手段として機能する。
点電極222及び224(又は点電極223及び225)が第1電極として機能する場合には、棒状電極204及び205が第2電極として機能し、ADコンバータ211及び212が第1検出手段として機能する。点電極222及び224(又は点電極223及び225)が第1電極として機能する場合には、点電極222及び223(又は点電極224及び225)が第3電極として機能し、棒状電極202及び203が第4電極として機能し、ADコンバータ213及び214が第2検出手段として機能する。コントローラ210は算出手段として機能する。
図8(A)は、棒状電極が設けられた上部透明導電膜上に2点入力が実行された状態を示す図である。図8(B)は、点電極が設けられた上部透明導電膜上に2点入力が実行された状態を示す図である。図8(A)では、上部透明導電膜201上の棒状電極202及び203の図示が省略されている。図8(B)では、上部透明導電膜201上の棒状電極202a及び203aの図示が省略されている。
図8(A)及び図8(B)の2点301及び302は、X方向に平行な(即ち、Y方向に垂直な)2点の入力位置を示す。図8(A)及び図8(B)の2点303及び304は、X方向及びY方向に対して斜めの2点の入力位置を示す。つまり、2点303及び304を結ぶ直線は、X方向及びY方向に対して斜めに交差する。
図8(A)において、X方向及びY方向に対して斜めの2点303及び304を入力した場合、X方向に平行に2点301及び302を入力した場合と同様に、入力された2点からそれぞれの棒状電極までの距離は変わらない。すなわち、点303から棒状電極204までの距離は、点301から棒状電極204までの距離と同一であり、点304から棒状電極205までの距離は、点302から棒状電極205までの距離と同一である。
図8(B)において、X方向及びY方向に対して斜めの2点303及び304を入力した場合、X方向に平行に2点301及び302を入力した場合と異なり、入力された2点からそれぞれの点電極までの距離は変わる。すなわち、点303から点電極204aまでの距離は、点301から点電極204aまでの距離よりも長く、点304から点電極205aまでの距離は、点302から点電極205aまでの距離よりも長い。
従って、斜め方向の2点入力が行われる場合、2点の入力位置からそれぞれの点電極までの距離が測定結果(つまり検出電圧)に反映され、これは正確な2点の位置からのズレの原因となる。このため、上部透明導電膜201上の電極を4つの棒状電極にすることが好ましい。または、精度を重視する方向の2つの電極を棒状電極にすることが好ましい。
図9は、X方向の入力座標の検出時のタッチパネル装置の回路状態を示す図である。図10は、X方向の入力座標の検出時の各スイッチのオン/オフ状態及び各ADコンバータの使用/未使用状態を示す図である。
X方向の入力座標の検出時には、コントローラ210は、制御端子215、216、219及び220からオン信号を出力し、スイッチ226、227、230及び231をオンにする。コントローラ210は、制御端子217及び218からオフ信号を出力し、スイッチ228及び229をオフにする。さらに、コントローラ110は、ADコンバータ211及び212を使用状態にし、ADコンバータ213及び214を使用状態にする。これにより、下部透明導電膜221のX方向に電位分布が形成されるため、上部透明導電膜201上の棒状電極204及び205に接続されたADコンバータ211及び212が、入力位置に応じた電圧を取得する。
1点入力の場合、ADコンバータ211及び212の検出電圧は等しくなる。従って、コントローラ210は、点電極222及び224(又は点電極223及び225)の間の電位差に対する検出電圧の割合に、点電極222及び224(又は点電極223及び225)の間の距離を乗算した値によってX方向の入力座標を算出する。つまり、X方向の入力座標は、下記式(10)で示される。このとき、点電極222及び224(又は点電極223及び225)の間の電位差並びに点電極222及び224(又は点電極223及び225)の間の距離は、予めコントローラ210に設定されている。
Figure 0006661309
2点入力の場合(入力位置がX方向に離れた2点である場合)、ADコンバータ211の検出電圧はADコンバータ212の検出電圧よりも大きい。このとき、コントローラ210は、上記式(6)並びにADコンバータ211の検出電圧及びADコンバータ212の検出電圧に基づいて、X方向の2点の入力位置の距離を算出する。さらに、コントローラ210は、上記式(7)並びにADコンバータ211の検出電圧及びADコンバータ212の検出電圧に基づいて、X方向の2点の入力位置の中間座標を算出する。この場合、式(6)及び式(7)の電極9,10は、点電極222,224(又は点電極223,225)に対応し、入力点A及びBが2点の入力位置に対応する。そして、コントローラ210は、式(7)で算出される中間座標から式(6)で算出される距離の半分を増減することにより、X方向の2点の入力位置の座標を算出する。
図11は、Y方向の入力座標の検出時のタッチパネル装置の回路状態を示す図である。図12は、Y方向の入力座標の検出時の各スイッチのオン/オフ状態及び各ADコンバータの使用/未使用状態を示す図である。
Y方向の入力座標の検出時には、コントローラ210は、制御端子215、217、218及び220からオン信号を出力し、スイッチ226、228、229及び231をオンにする。コントローラ210は、制御端子216及び219からオフ信号を出力し、スイッチ227及び230をオフにする。さらに、コントローラ110は、ADコンバータ211及び212を未使用状態にし、ADコンバータ213及び214を使用状態にする。これにより、下部透明導電膜221のY方向に電位分布が形成されるため、上部透明導電膜201上の棒状電極202及び203に接続されたADコンバータ213及び214が、入力位置に応じた電圧を取得する。
1点入力の場合、ADコンバータ213及び214の検出電圧は等しくなる。従って、コントローラ210は、点電極222及び223(又は点電極224及び225)の間の電位差に対する検出電圧の割合に、点電極222及び223(又は点電極224及び225)の間の距離を乗算した値によってY方向の入力座標を算出する。つまり、Y方向の入力座標は、下記式(11)で示される。このとき、点電極222及び223(又は点電極224及び225)の間の電位差並びに点電極222及び223(又は点電極224及び225)の間の距離は、予めコントローラ210に設定されている。
Figure 0006661309
2点入力の場合(入力位置がY方向に離れた2点である場合)、ADコンバータ213の検出電圧はADコンバータ214の検出電圧よりも大きい。このとき、コントローラ210は、上記式(6)並びにADコンバータ213の検出電圧及びADコンバータ214の検出電圧に基づいて、Y方向の2点の入力位置の距離を算出する。さらに、コントローラ210は、上記式(7)並びにADコンバータ213の検出電圧及びADコンバータ213の検出電圧に基づいて、Y方向の2点の入力位置の中間座標を算出する。この場合、式(6)及び式(7)の電極9,10は、点電極222,223(又は点電極224,225)に対応し、入力点A及びBが2点の入力位置に対応する。そして、コントローラ210は、式(7)で算出される中間座標から式(6)で算出される距離の半分を増減することにより、Y方向の2点の入力位置の座標を算出する。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、タッチパネル装置200は、下部透明導電膜221上に配置され、下部透明導電膜221に電圧を印加する一対の点電極222及び224(又は点電極223及び225)と、電圧の印加方向(ここではX方向)と同じ方向の上部透明導電膜201の両端に配置される一対の棒状電極204及び205と、上部透明導電膜201が下部透明導電膜221に2点で接触した場合に一対の棒状電極204及び205にかかるそれぞれの電圧を検出するADコンバータ211及び212と、ADコンバータ211及び212で検出されたそれぞれの電圧に基づいて、電圧の印加方向における2点の座標を算出するコントローラ210とを備えている。あるいは、タッチパネル装置200は、下部透明導電膜221上に配置され、下部透明導電膜221に電圧を印加する一対の点電極222及び223(又は点電極224及び225)と、電圧の印加方向(ここではY方向)と同じ方向の上部透明導電膜201の両端に配置される一対の棒状電極202及び203と、上部透明導電膜201が下部透明導電膜221に2点で接触した場合に一対の棒状電極202及び203にかかるそれぞれの電圧を検出するADコンバータ213及び214と、ADコンバータ213及び214で検出されたそれぞれの電圧に基づいて、電圧の印加方向における2点の座標を算出するコントローラ210とを備えている。
従って、タッチパネル装置200は、タッチされた2点のX座標又はY座標を一度に測定することができる。また、本実施の形態によれば、2点のX座標を一度に測定した後に、電圧の印加方向をX方向からY方向に切り替えることで、2点のY座標を一度に測定することができる。あるいは、2点のY座標を一度に測定した後に、電圧の印加方向をY方向からX方向に切り替えることで、2点のX座標を一度に測定することができる。よって、従来のタッチパネル装置よりも2点の座標の測定時間を短縮することができる。また、タッチパネル装置200は、タッチされた2点間の中点を検出するためのパネル駆動回路と、タッチされた2点の位置を検出するためのパネル駆動回路とを別々に備える必要がないので、従来のタッチパネル装置と比べて、パネル駆動回路(即ち、電圧の印加方向を切り替えるためのスイッチ226−231や制御端子215−220)を簡略化することができる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
101 上部透明導電膜
102,103,122,123 棒状電極
104,105,124,125 点電極
106,108,126,127 スイッチ
107 電源電圧
110 コントローラ
111〜114 ADコンバータ
115〜118 制御端子

Claims (4)

  1. 第1の抵抗膜と、
    前記第1の抵抗膜に対向する第2の抵抗膜と、
    前記第1の抵抗膜上に配置され、前記第1の抵抗膜に第1電圧を印加する一対の第1電極と、
    前記第1電圧の印加方向と同じ方向の前記第2の抵抗膜の両端に配置される一対の第2電極と、
    前記一対の第2電極に接続され、前記第1の抵抗膜が前記第2の抵抗膜に2点で接触した場合の前記一対の第2電極のそれぞれにかかる電圧を検出する第1検出手段と、
    前記第1検出手段で検出されたそれぞれの電圧に基づいて、前記第1電圧の印加方向における前記2点の座標を算出する算出手段と
    を備えることを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 前記算出手段は、前記第1検出手段で検出されたそれぞれの電圧の差分から前記2点の間の距離を算出し、前記第1検出手段で検出されたそれぞれの電圧の平均値から前記2点の中間位置を算出し、前記算出された2点の間の距離の半分を前記算出された2点の中間位置に増減することで前記第1電圧の印加方向における前記2点の座標を算出することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。
  3. 前記タッチパネル装置が4線式のタッチパネル装置である場合に、
    前記第2の抵抗膜上に配置され、前記第2の抵抗膜に第2電圧を印加する一対の第3電極と、
    前記第2電圧の印加方向と同じ方向の前記第1の抵抗膜の両端に配置される一対の第4電極と、
    前記一対の第4電極に接続され、前記第1の抵抗膜が前記第2の抵抗膜に2点で接触した場合の前記一対の第4電極のそれぞれにかかる電圧を検出する第2検出手段と
    をさらに備え、
    前記算出手段は、前記第2検出手段で検出されたそれぞれの電圧に基づいて、前記第2電圧の印加方向における前記2点の座標を算出し、
    前記第1電極及び前記第3電極のいずれか一方が第1方向と平行に配置され、他方が前記第1方向に対し垂直な第2方向と平行に配置され、
    前記第2電極及び前記第4電極は点電極であることを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル装置。
  4. 前記タッチパネル装置が5線式又は7線式のタッチパネル装置である場合に、
    前記第1の抵抗膜上に配置され、前記第1の抵抗膜に第2電圧を印加する一対の第3電極と、
    前記第2電圧の印加方向と同じ方向の前記第2の抵抗膜の両端に配置される一対の第4電極と、
    前記一対の第4電極に接続され、前記第1の抵抗膜が前記第2の抵抗膜に2点で接触した場合の前記一対の第4電極のそれぞれにかかる電圧を検出する第2検出手段と
    をさらに備え、
    前記算出手段は、前記第2検出手段で検出されたそれぞれの電圧に基づいて、前記第2電圧の印加方向における前記2点の座標を算出し、
    前記第1電極及び前記第3電極のいずれか一方が第1方向と平行に配置され、他方が前記第1方向に対し垂直な第2方向と平行に配置され、前記第1電極及び前記第3電極の少なくとも一方は棒状電極であり、
    前記第2電極及び前記第4電極は点電極であることを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル装置。
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