JP6661254B1 - フロアボード - Google Patents

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【課題】自動車の運転席及び助手席よりも後方に設けられる荷室フロアの車室床面を覆うフロアボードを提供する。【解決手段】フロアボード31は、側面711を有し、後部側面72で隣接する別のフロアボード32と接する本体ボード7とを備える。二つ以上の高さ調整部材は、複数の上面が一様な面を形成するように本体ボード7の下面に当接して前記本体ボード7を安定に支持する。また、高さ調整部材の車室床面との接地面は、それぞれ第一緩衝部材731を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の運転席及び助手席よりも後方に設けられる荷室フロアの車室床面を覆うフロアボードに関する。特に、木質材料からなるフロアボードに関する。
従来、ワゴン車、特にワンボックスカー等の二列目シート部分を含めた車室内空間を荷室フロアとして有効に利用するため、その車室床面に設置するためのフロアボードが提案されている。
例えば、実開昭59−79441号公報に記載されたデッキボード(フロアボード)は、発泡体ブロックを平板の下面に接着し、車室床面の形状に合わせて成形したものであり、平板の上面に荷物を載置できるというものである。
実開昭59−79441号公報
本発明は、以下の課題を解決することを目的としてなされたものである。
(i)走行中でもガタガタせず安定し、静粛であること、
(ii)車室床面の複雑な形状に合わせて簡便に設置でき、組付けが容易であること、
(iii)フロアボード上に人間が載っても大丈夫なほど堅牢な、水平な荷室フロアとして使用できること、などが実現されたフロアボードを提供する。
上記の課題を解決するため、本発明の木質材料からなるフロアボード(31)は、
側面(711)を有し、後部側面(72)で隣接する別のフロアボード(32)と接する本体ボード(7)と、
各上面が一様な面を形成するように本体ボードの下面に当接して前記本体ボードを安定に支持して振動の発生を防止する二つ以上の互いに高さが異なる高さ調整部材(601−618)と、
二つ以上の高さ調整部材の車室床面への接地面にそれぞれ設けられる第一緩衝部材(731)を備える。
好ましくは、本体ボードの上面は防水性シート(741)を有し、本体ボードの側面又は後部側面は一つ以上の第二緩衝部材(732)を有する。
好ましくは、第一緩衝部材又は第二緩衝部材は、不織布、フェルト、スポンジ材料、樹脂材料のいずれか一つ又はそれらの組合せを含む。
好ましくは、本体ボードの複数の高さ調整部材が取り付けられた部位を含む位置には、本体ボードの前の車室床面への固定用孔(901−920)が設けられる。
本発明のフロアボードは、複雑な形状の車室床面に設置されたときに、二つ以上の高さ調整部材が、各上面が一様な面を形成するように、あらかじめ本体ボードの下面に当接して設置されているため、目的の車室床面に安定的かつ簡便に設置できる。このとき、強度、耐久性に優れた木質材料が安定かつ堅牢な荷室フロアを提供する。
本発明のフロアボードは、設置する車室床面の複雑な形状に合わせて発泡体ブロックを形成するための金型が不要であり、また高さ調整部材の設置部位にのみ接着剤を使用すればよいため、平板に発泡体ブロックを接着する方法よりも単純な工程で作製できるほか、コストも抑えられる。
また、本発明のフロアボードは側面に緩衝部材を有することから、車両が走行中であっても、使用者の意図しない移動、振動等を生ずることがなく安定しており、またガタガタしないことから静粛さを保つことができる。
実施例1の車両の荷室フロアを後部ドア側から見た斜視図。 実施例1の車両の車室レイアウトを示す平面図。 実施例1の、図2に示したIII−III断面図。 実施例1の本体ボードの平面図。 実施例1の本体ボードの底面図。 実施例1の本体ボードの、図5に示したVI側からの側面図。 実施例1の本体ボードの、図5に示したVII側からの側面図。 図8(a)は実施例1の高さ調整部材Iの平面図。図8(b)は実施例1の高さ調整部材Iの長手方向の側面図。 図9(a)は実施例1の高さ調整部材IIの平面図。図9(b)は実施例1の高さ調整部材IIの長手方向の側面図。 図10(a)は実施例1の高さ調整部材IIIの平面図。図10(b)は実施例1の高さ調整部材IIIの長手方向の側面図。 図11(a)は実施例1の高さ調整部材IVの平面図。図11(b)は実施例1の高さ調整部材IVの長手方向の側面図。 実施例2の本体ボードの平面図。 実施例2の本体ボードの底面図。 実施例2の本体ボードの、図6に示したXIV−XIV断面図である。 実施例3の本体ボードの平面図。
以下、本発明の実施例を図1−15にしたがって説明する。
実施例1は、請求項1に記載の発明を実施したものである。図1に示すように、運転席及び助手席の後方には二列目シート(4)が設けられる。二列目シートは二列目シート用スライドレール(41−44)上に搭載されており、不使用時に前にスライドさせ、コンパクトに収納できるように設置される。なお、この二列目シートは、取り外されていても良い。
収納された二列目シートの後方には、荷室フロアが形成される。荷室フロアの前に、本発明のフロアボードが設置される。フロアボードは、フロアボードの後方に接して設けられる別のフロアボード(32)と組み合わせて設置することができ、このときフロアボードと別のフロアボードは連続し、一体となった安定な平面を形成する。なお、別のフロアボードは本発明には含まれない。
図2に示すように、二列目シート(4)は二列目シート用スライドレール(41−44)の前にスライドされ、コンパクトに収納されている。二列目シートの後方に荷室フロア(3)が形成され、前側にフロアボード(31)が、後側に別のフロアボード(32)が設置される。
図3に示すように、フロアボード(31)は、荷室フロアの前の複雑な形状を呈する車室床面(8)に設置される。フロアボード(31)の本体ボード(7)の下面には、各種の高さ調整部材(614−617)が本体ボード(7)の下面に当接して接着され、各上面が一様な面を形成して本体ボードを安定に支持する。また、各高さ調整部材は、車室床面との接地面(661−664)に第一緩衝部材(7311−7314)を有する。
実施例1では、高さ調整部材の車室床面との接地面に設けられる第一緩衝部材としてフェルトが使用されるが、本発明はこれに限定されない。
本発明の本体ボード(7)の形状は図4に示す通りである。
図5に示すように、本体ボードが設置される車両床面の形状に合わせて加工された各種の高さ調整部材(601−613)が接着されている。なお、高さ調整部材については後で詳述する(段落0018)。
なお、木質ボードの軽量化のため、本体ボードは、下面に耐荷重性に影響を与えない範囲で切り取られた軽量化凹部を有していてもよい。
図6及び7に示すように、本体ボード(7)には各種の高さ調整部材(601−613)が18個取り付けられているため、側面からみると、図6のようにそれぞれ高さの異なる各種の高さ調整部材が重なってみえる。なお、本実施例1では高さ調整部材の個数は18個であるが、本発明はこれに限定されない。対象となる車両床面の形状に応じて、高さ調整部材の型、寸法、及び個数を適宜変更できる。
図8−11に示すように、各タイプの高さ調整部材の、短手方向の寸法(α1−α4)、長手方向の寸法(β1−β4)、及び上下方向の寸法(γ1−γ7)は、設置される場所に応じて高さ調整のために最適化され、高さ調整部材の本体ボードへの接着面(651−654)に当接して接着される。また、高さ調整部材の車室床面との接地面(661−664)は、第一緩衝部材(731)を有する。
高さ調整部材I型(621)は、上下方向の寸法(γ1)が一様な長方形となっている。高さ調整部材II型(622)は、上下方向の寸法(γ2、γ3)が異なる2種類の高さが組み合わされたタイプである。高さ調整部材III型(623)は、上下方向の寸法(γ4、γ5)が異なる2種類の高さの部分の間に、高さ調整には関与しない部分を有する。さらに、高さ調整部材IV型(624)は高さ調整部材II型、III型の複合型になっている。なお、高さ調整部材の形状はここに示した実施例の4種類に限定されず、必要に応じてさらに複雑な形状をしていてもよい。
(実施例2)
以下、実施例2として、請求項2及び3を実施したものを示す。なお、実施例1と2とに共通の内容については説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図12及び13に示すように、実施例2の本体ボード(7)の側面(711)又は後部側面(72)には第二緩衝部材(732)が貼付されている。なお、側面及び後部側面のいずれか一方のみが第二緩衝部材を有していてもよい。
図14に示すように、本体ボードの上面には防水性シート(741)が貼付され、本体ボードに接着された高さ調整部材(618)の車室床面との接地面(665)には第一緩衝部材(731)が貼付されている。第一緩衝部材及び第二緩衝部材は、不織布、フェルト、スポンジ材料、樹脂材料のいずれか一つ、あるいはこれらを組み合わせた複合材料を含んでもよい。
さらに、本体ボードの各角部(特に荷重が係る各角部の下方)に当たる部分には、各角部以外の部分に貼付される第二緩衝部材とは別に、各角部の強度を増し、また保護するための第二緩衝部材が別途設けられてもよい。この別途設けられる第二緩衝部材は、ABS樹脂などからなる樹脂成型品であってもよい。
なお、実施例2では、防水性シート(741)には塩ビ(PVC)製のシートが使用され、第一緩衝部材にはフェルトが使用されるが、本発明はこれに限定されない。
(実施例3)
以下、実施例3として、請求項4を実施したものを示す。なお、実施例3は上述の実施例1及び2をベースとしているため、実施例1及び2と共通の構成については説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図15に示すように、実施例3の本体ボードの側面(711)及び後部側面(72)には第二緩衝部材(732)が設けられており、本体ボードには固定用孔(901−920)が設けられている。これらの固定用孔を貫通するようにネジなどの結合手段を設置し、車室床面に固定させる。
なお、実施例3では固定用孔は20箇所設けられているが、本発明はこれに限定されず、設置位置、設置個数とも適宜変更してよい。
固定用孔には、本体ボードの下面に接着された高さ調整部材の内部を貫通するもの(901−916)と、貫通しないもの(917−920)があるが、これも必要に応じて変更できる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜仕様を変更して実施してもよい。
1 運転席
2 助手席
3 荷室フロア
31 フロアボード
32 別のフロアボード
4 二列目シート
41−44 二列目シート用スライドレール
5 後部ドア
601−618 高さ調整部材
621 高さ調整部材I型
622 高さ調整部材II型
623 高さ調整部材III型
624 高さ調整部材IV型
651−655 高さ調整部材の本体ボードへの接着面
661−665 高さ調整部材の車室床面との接地面
7 本体ボード
711 側面
72 後部側面
731 第一緩衝部材
7311−7314 第一緩衝部材
732 第二緩衝部材
741 防水性シート
8 車室床面
901−920 固定用孔
α1−α4 高さ調整部材の短手方向の寸法
β1−β4 高さ調整部材の長手方向の寸法
γ1−γ7 高さ調整部材の上下方向の寸法

Claims (4)

  1. 車両の運転席(1)及び助手席(2)よりも後方で荷室フロア(3)の前の車室床面(8)の上方に設けられる、木質材料からなるフロアボード(31)であって、
    側面(711)を有し、後部側面(72)で隣接する別のフロアボード(32)と接する本体ボード(7)と、
    各上面が一様な面を形成するように前記本体ボードの下面に当接して前記本体ボードを安定に支持して振動の発生を防止する二つ以上の互いに高さが異なる高さ調整部材(601−618)と、
    前記二つ以上の高さ調整部材の車室床面への接地面(661−665)にそれぞれ設けられる第一緩衝部材(731)と、を備えることを特徴とするフロアボード。
  2. 前記本体ボードの上面は防水性シート(741)を有し、
    前記本体ボードの前記側面又は前記後部側面は一つ以上の第二緩衝部材(732)を有する、請求項1に記載のフロアボード。
  3. 前記第一緩衝部材又は前記第二緩衝部材は、不織布、フェルト、スポンジ材料、樹脂材料のいずれか一つを含む、請求項1または2に記載のフロアボード。
  4. 前記本体ボードの前記高さ調整部材が取り付けられた部位を含む位置に、前記本体ボードの前記車室床面への固定用孔(901−920)が設けられる、請求項1−3のいずれか一つに記載のフロアボード。
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