JP6660390B2 - ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の新規結晶形 - Google Patents

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Description

本発明は、ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の新規結晶形、該結晶形を調製する方法、農薬製剤におけるそれらの使用、及び、さらに、該結晶形を含んでいる特定の組成物、混合物又は農薬製剤、並びに、さらに、ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の新規モノメタノール溶媒和物に関する。
下記式(I)で表されるホラムスルフロン及びそのモノナトリウム塩は、EP 0757679A1から知られている。
Figure 0006660390
式(I)で表されるホラムスルフロン及びこの化合物の特定の塩は、既知除草活性化合物である。「“The Pesticide Manual”, 16th edition, The British Crop Protection Council and the Royal Society of Chemistry, 2012」を参照されたい。
式(I)で表されるホラムスルフロン及びその塩を別の除草活性成分及び/又は薬害軽減剤と組合せて使用することができるということも知られている。これについては、例えば、EP 0790771A1又はEP 1104239A1に記載されている。
ホラムスルフロンは、実験式C1720S、CAS番号173159−57−4、及び、IUPAC名「1−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)−3−[2−(ジメチルカルバモイル)−5−ホルムアミドフェニルスルホニル]尿素」を有しており、そして、以下では、「N−[(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)アミノカルボニル]−2−ジメチルアミノカルボニル−5−ホルミルアミノベンゼンスルホンアミド」とも称される。
式(I)で表される化合物及びそのモノナトリウム塩は、EP 0757679A1及びUS 6,500,952B1に記載されている方法で調製することができる。
EP 1902618A1には、スルホンアミド塩を調製する方法が記載されている。
今日まで、ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の唯一の結晶形が知られており、その結晶形は、以下では、結晶形Aと称される。この結晶形Aは、半メタノール溶媒和物に相当する。
固体の結晶格子は、数種類の化学成分で構成されている。それら化学成分のうちの1種類が液体(例えば、溶媒)である場合、それらは溶媒和物と称される。
さまざまな結晶変態(多形体)にある活性成分が存在していることは、製造プロセスの開発及び製剤(農薬製剤)の開発の両方に関して、極めて重要である。例えば、化合物の異なる結晶変態は、外観(晶癖)及び硬さが異なっているのみではなく、多くのさらなる物理化学的特性も異なっている。安定性、濾過性、溶解性、吸湿性、融点、固相密度及び流動性に関する差異は、植物処理組成物の性質及び効力に対して強い影響を及ぼし得る。今日まで、結晶変態の物理化学的特性も含めて、結晶変態の存在及び数を予測することは可能ではなかった。特に、熱力学的安定性を予測することは不可能であり、及び、生体に投与された後の異なる挙動を予測することも不可能である。多形体に関する上記具体的な事柄は、偽多形体(pseudopolymorph)にも同様に当てはまる。
既知結晶形Aは、以下に簡潔に記載されている幾つかの不利な特性を有している。
結晶形Aは、結晶形Aを含んでいる組成物(例えば、農薬製剤)の安定性及び貯蔵性に対して不利な効果を及ぼし得る。これの理由は、例えば、特定の組成物の中における結晶形Aの化学的安定性が充分ではないこと、及び/又は、これらの組成物のさらなる成分(例えば、別の活性成分)がそれらの化学的安定性に関して結晶形Aによって悪影響を受け、そして、組成物中のそれらの含有量が時間の経過とともに減少することなどであり得る。結晶形Aを含んでいる組成物(例えば,農薬製剤)が長い(貯蔵)期間にわたって不安定であって、その組成物の物理的特性が変化すること、例えば、その組成物の粘性又は流動性が望ましくない変化を受ける、などということも起こりえる。
スルホニル尿素系除草剤が特定の補助剤(例えば、アルコール性希釈剤、特に、メタノール)の存在下で化学的分解反応を受け、その結果、長期貯蔵期間にわたって当該スルホニル尿素系除草剤の活性成分含有量が減少するということも知られており、これは、望ましいことではない。この化学的分解は、ホラムスルフロン及びその塩を別のスルホニル尿素系除草剤又はその塩と組み合わされて含んでいる組成物(例えば、混合物、又は、製剤)の中でも、例えば、EP 1104239A1に記載されている組成物の中でも、起こる。このことは、特に、容易に化学分解され得る/加水分解され得るスルホニル尿素系除草剤(例えば、ヨードスルフロン、ヨードスルフロン−メチル、及び、それらのそれぞれの塩、例えば、ヨードスルフロン−ナトリウム、又は、ヨードスルフロン−メチル−ナトリウム)に当てはまる。
場合によっては、さらにまた、既知結晶形Aは、技術的な取り扱いが困難である。例えば、EP 0757679A1に記載されている調製方法によれば、この結晶形Aは、綿状の濾過性が劣る凝集体の形体で生じる。
欧州特許出願公開第0757679A1号 欧州特許出願公開第0790771A1号 欧州特許出願公開第1104239A1号 米国特許第6,500,952B1号 欧州特許出願公開第1902618A1号
"The Pesticide Manual", 16th edition, The British Crop Protection Council and the Royal Society of Chemistry, 2012
従って、本発明の目的は、既知結晶形Aに関連して上記で記載されている不利点のうちの1つ、幾つか若しくは全てを改善すること、又は、既知結晶形Aに関連して上記で記載されている不利な特性を改善することである。
上記目的は、本発明に従って、実験式C1719SNaを有する式(I)で表される化合物のモノナトリウム塩の新規結晶形(これは、以下では、「結晶形B」と称される)によって達成される。
結晶形AのX線粉末ディフラクトグラムを示す図である。 結晶形BのX線粉末ディフラクトグラムを示す図である。 結晶形CのX線粉末ディフラクトグラムを示す図である。 結晶形Aのラマンスペクトルを示す図である。 結晶形Bのラマンスペクトルを示す図である。 結晶形Cのラマンスペクトルを示す図である。
従って、本発明は、第1に、結晶形態にあるホラムスルフロンのモノナトリウム塩(結晶形B)に関し、ここで、該結晶形態は、25℃でCu−Kα照射を使用したときの当該塩のX線粉末ディフラクトグラムが、以下の2Θ(2シータ)値のうちの少なくとも3を有していることを特徴とする:
Figure 0006660390
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本発明によるこの結晶形Bは、表1に記載されている2Θ(2シータ)反射を有するX線粉末ディフラクトグラムを有していることを特徴とする。結晶形BのX線粉末ディフラクトグラムは、図2も示されている。結晶形BのX線粉末ディフラクトグラムにおける最も強く且つ特徴的な2Θ(2シータ)シグナルは、6.2、6.4、14.4、14.6、14.7、18.4、19.2、20.1、23.2及び24.7°(いずれの場合にも、±0.2°)におけるシグナルである。
本発明の結晶形Bは、25℃でCu−Kα照射を使用したときの当該塩のX線粉末ディフラクトグラムが、上記で特定されている最も強い2Θ(2シータ)シグナルのうちの、少なくとも4、好ましくは、少なくとも5、好ましくは、少なくとも6、さらに好ましくは、少なくとも7、特に好ましくは、少なくとも8、及び、とりわけ好ましくは、全て、を有していることを特徴とする。
本発明の結晶形Bは、好ましくは、25℃でCu−Kα照射を使用したときの当該塩のX線粉末ディフラクトグラムが、さらに、以下の2Θ(2シータ)値のうちの、少なくとも2、4、6、8、10、12又はそれ以上、好ましくは、少なくとも15、20、23、25、27、30、33、35、38、40、42、44、46、48、50又はそれ以上、好ましくは、全て、も有していることを特徴とする:
Figure 0006660390
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本発明の結晶形Bは、以下に記載されている結晶形Cとは異なって、非吸湿性であり、及び、製剤(農薬製剤)の中において改善された安定性を有している。
本発明の結晶形Bは、(貯蔵)安定性を有する製剤を調製するのにより適しており、そして、それは、スルホニル尿素系除草剤(特に、ここでは、ヨードスルフロン)及びその塩が結晶形Aを含んでいる混合物の中では不充分な安定性(特に、不充分な化学的安定性)しか有さないので、別のスルホニル尿素系除草剤及びその塩と、特に、ヨードスルフロン及びその塩と、より良好な適合性を示す。
本明細書中において示されている全てのX線粉末回折測定データは、以下の測定パラメータを表している:
Figure 0006660390
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さらに、本発明に関連して、以下で「結晶形C」と称されている結晶形態が見いだされた。それは、式(I)で表される化合物のモノナトリウム塩のモノメタノール溶媒和物の形をとる。結晶形Cは、例えば、結晶形Aをメタノールと一緒に長期間にわたって貯蔵したときに得ることができ、そのようなメタノールと一緒の長期間にわたる貯蔵によって、結晶形Aが結晶形Cに変化する。結晶形Cについては、以下においてさらに詳細に記載する。
結晶形A、結晶形B及び結晶形Cは、異なったX線粉末ディフラクトグラムによって特徴付けられる。下記表1には、それぞれの最も強い特徴的な2Θ(2シータ)反射が示されており、一方、さらに下記の表3には、全ての2Θ(2シータ)反射が示されている。
表1: 結晶形A、B及びC(上記で定義されているとおり)の特徴的な反射−X線回折測定
Figure 0006660390
所与の結晶形態に関して本明細書中で特定されているX線粉末ディフラクトグラムの2Θ(2シータ)反射が同じ値を2回有している場合(例えば、結晶形Aの場合における、23.3°での2Θピーク最大値)、これは、近接した2つのピークの形を取る。それぞれのピーク最大値の測定値を四捨五入して小数点以下一桁としたことに起因して、同じ値を有する2つのピークが生じ得るが、それらは、実際に、X線粉末ディフラクトグラムにおいて2つのピークの形を取る。
結晶形AのX線粉末ディフラクトグラムが、図1に示されている。
結晶形BのX線粉末ディフラクトグラムが、図2に示されている。
結晶形CのX線粉末ディフラクトグラムが、図3に示されている。
結晶形態にある本発明のホラムスルフロンモノナトリウム塩は、特に好ましくは、25℃でCu−Kα照射を使用したときのX線粉末ディフラクトグラムが図2に示されているスペクトルに本質的に対応することを特徴とする。
結晶形A、結晶形B及び結晶形Cは、ラマンスペクトルによって特徴付けられる。表2において、最も強い特徴的なバンドが、それぞれの場合に与えられている。
本明細書中において与えられている全てのラマン分光法は、以下の測定パラメータを表しており、ここで、波数のバンド最大値の位置は、いずれの場合にも、「cm−1」で示されている:
Figure 0006660390
本発明による結晶形Bは、好ましくは、そのラマンスペクトルが少なくとも以下のバンドを有していることを特徴とする:
Figure 0006660390
Figure 0006660390
本発明による結晶形Bのラマンスペクトルは、好ましくは、下記表4において特定されているバンドのうちの少なくとも10を有しており、好ましくは、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65又はそれ以上を有しており、好ましくは、下記表4において特定されているバンドの全てを有している。
表2: 結晶形A、B及びC(上記で定義されているとおり)のラマンスペクトルの特徴的なバンド
Figure 0006660390
結晶形Aのラマンスペクトルが、図4に示されている。
結晶形Bのラマンスペクトルが、図5に示されている。
結晶形Cのラマンスペクトルが、図6に示されている。
本発明による結晶形Bのラマンスペクトルは、好ましくは、図5に示されているスペクトルに本質的に対応している。
表3: 結晶形A、B及びC(上記で定義されているとおり)のX線回折測定
Figure 0006660390
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表4: 結晶形A、B及びC(上記で定義されているとおり)のラマン分光法バンド
Figure 0006660390
Figure 0006660390
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さらなる態様において、本発明は、総量で少なくとも5重量%の本発明による結晶形Bを含んでいる組成物に関し、ここで、該総量は、いずれの場合にも、該組成物中に存在しているホラムスルフロンのモノナトリウム塩の総重量に基づいて、好ましくは、少なくとも10重量%、15重量%、20重量%、25重量%、30重量%、35重量%、40重量%、45重量%、50重量%、55重量%、60重量%、65重量%、70重量%、75重量%、80重量%、85重量%、90重量%、95重量%又はそれ以上である。
本発明によるそのような組成物は、好ましくは、該組成物が、いずれの場合にも、該組成物中に存在しているホラムスルフロンのモノナトリウム塩の総量に基づいて、総量で少なくとも10重量%の、好ましくは、15重量%以上の、本発明による結晶形Bを含んでいることを特徴とする。
本発明による好ましい組成物は、
それは、25℃、1013mbarにおいて、固体形態で存在している;
及び/又は
ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の含有量は、いずれの場合にも該組成物の総重量に基づいて、80重量%以上であり、好ましくは、85重量%以上であり、好ましくは、90重量%以上であり、特に好ましくは、95重量%以上である;
ことによって、特徴付けられる。
本発明による好ましい組成物は、
該組成物は、いずれの場合にも組成物中に存在しているホラムスルフロンのモノナトリウム塩の総量に基づいて、総量で少なくとも25重量%、好ましくは、40重量%以上の、本発明による結晶形Bを含んでいる;
及び、
ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の含有量は、いずれの場合にも該組成物の総重量に基づいて、80重量%以上、好ましくは、85重量%以上である;
ことによって、特徴付けられる。
本発明による特に好ましい組成物は、
該組成物は、いずれの場合にも組成物中に存在しているホラムスルフロンのモノナトリウム塩の総量に基づいて、総量で少なくとも50重量%、好ましくは、60重量%以上の、本発明による結晶形Bを含んでいる;
及び、
ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の含有量は、いずれの場合にも該組成物の総重量に基づいて、85重量%以上、好ましくは、90重量%以上である;
ことによって、特徴付けられる。
本発明によるとりわけ好ましい組成物は、
該組成物は、いずれの場合にも組成物中に存在しているホラムスルフロンのモノナトリウム塩の総量に基づいて、総量で少なくとも70重量%、好ましくは、80重量%以上の、本発明による結晶形Bを含んでいる;
及び、
ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の含有量は、いずれの場合にも該組成物の総重量に基づいて、85重量%以上、好ましくは、90重量%以上である;.
ことによって、特徴付けられる。
本発明によるとりわけ好ましい組成物は、
該組成物は、いずれの場合にも組成物中に存在しているホラムスルフロンのモノナトリウム塩の総量に基づいて、総量で少なくとも80重量%、好ましくは、85重量%以上の、本発明による結晶形Bを含んでいる;
及び、
ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の含有量は、いずれの場合にも該組成物の総重量に基づいて、90重量%以上、好ましくは、95重量%以上である;
ことによって、特徴付けられる。
最も特に好ましい構成のうちの1つは、
該組成物は、いずれの場合にも組成物中に存在しているホラムスルフロンのモノナトリウム塩の総量に基づいて、総量で少なくとも90重量%、好ましくは、95重量%以上の、本発明による結晶形Bを含んでいる;
及び、
ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の含有量は、いずれの場合にも該組成物の総重量に基づいて、90重量%以上、好ましくは、95重量%以上である;
ことによって特徴付けられる、本発明による組成物である。
さらなる態様において、本発明は、農薬製剤を調製するための、好ましくは、除草活性を示す農薬製剤を調製するための、本発明による結晶形B又は上記で定義されている本発明の組成物の使用に関する。
さらなる態様において、本発明は、結晶形態にあるホラムスルフロンのモノナトリウム塩のモノメタノール溶媒和物(結晶形C)に関し、ここで、該結晶形態は、25℃でCu−Kα照射を使用したときの当該塩のX線粉末ディフラクトグラムが、以下の2Θ(2シータ)値のうちの少なくとも3を有していることを特徴とする:
Figure 0006660390
本発明の結晶形Cの25℃でCu−Kα照射を使用したときのX線粉末ディフラクトグラムは、好ましくは、上記で記載されている2Θ(2シータ)値のうちの、少なくとも4、好ましくは、少なくとも6、好ましくは、少なくとも8、さらに好ましくは、全て、を有している。
本発明の結晶形Cの25℃でCu−Kα照射を使用したときのX線粉末ディフラクトグラムは、さらに好ましくは、以下の2Θ(2シータ)値のうちの、少なくとも2、4、6、8、10、12又はそれ以上、好ましくは、少なくとも15、20、23、25、27、30、33、35、38、40、42、44、46、48、50又はそれ以上、好ましくは、全て、も有している:
Figure 0006660390
Figure 0006660390
本発明による結晶形Cは、好ましくは、そのラマンスペクトルが少なくとも以下のバンドを有していることを特徴とする:
Figure 0006660390
Figure 0006660390
本発明による結晶形Cのラマンスペクトルは、好ましくは、下記表4において特定されているバンドのうちの少なくとも10を有しており、好ましくは、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65又はそれ以上を有しており、好ましくは、下記表4において特定されているバンドの全てを有している。
本発明による結晶形Cのラマンスペクトルは、好ましくは、図6に示されているスペクトルに本質的に対応している。
本発明は、さらに、総量で少なくとも5重量%の結晶形Cを含んでいる組成物に関し、ここで、該総量は、いずれの場合にも、該組成物中に存在しているホラムスルフロンのモノナトリウム塩の総量に基づいて、好ましくは、少なくとも10重量%、15重量%、20重量%、25重量%、30重量%、35重量%、40重量%、45重量%、50重量%、55重量%、60重量%、65重量%、70重量%、75重量%、80重量%、85重量%、90重量%、95重量%又はそれ以上である。
本発明は、好ましくは、結晶形C(上記で定義されているとおり)を含んでいる組成物に関し、ここで、
該組成物は、25℃、1013mbarにおいて、固体形態で存在している;
及び/又は
ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の含有量は、80重量%以上であり、ここで、ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の含有量は、いずれの場合にも該組成物の総重量に基づいて、好ましくは、85重量%以上であり、好ましくは、90重量%以上であり、特に好ましくは、95重量%以上である。
本発明による結晶形Bは、以下に記載されている方法によって調製することができる。
本発明は、さらに、結晶形Bを調製する方法にも関し、ここで、該方法は、
(a) 結晶形Cの(好ましくは、結晶形Aの)ホラムスルフロンのモノナトリウム塩又はこれらの物質の混合物を希釈剤又は希釈剤混合物に懸濁させる段階;
を含み、ここで、段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物は、3〜6個の炭素原子を有するアルコール類(この場合、好ましくは、3〜6個の炭素原子を有する第1級アルコール類)及び3〜6個の炭素原子を有するケトン類及びそれらの混合物からなる群から選択されるか、又は、その少なくとも20重量%、好ましくは、少なくとも30重量%、さらに好ましくは、少なくとも40重量%、一層さらに好ましくは、その少なくとも50重量%を含んでいる。
本発明による結晶形Bは、上記で記載した方法において使用される希釈剤又は希釈剤混合物が20重量%以上の3〜6個の炭素原子を有するアルコール類及び/又は3〜6個の炭素原子を有するケトン類を含んでいれば、得ることができる。
上記で記載した方法において使用される希釈剤又は希釈剤混合物が60重量%以上の3〜6個の炭素原子を有するアルコール類及び/又は3〜6個の炭素原子を有するケトン類を含んでいれば好ましいが、それは、この方法で容易に濾過することが可能な結晶が得られるからであり、このことは、プロセス技術上極めて有利である。
従って、本発明は、特に、結晶形Bを調製する方法に関し、ここで、該方法は、
(a) 結晶形Cの(好ましくは、結晶形Aの)ホラムスルフロンのモノナトリウム塩又はこれらの物質の混合物を希釈剤又は希釈剤混合物に懸濁させる段階;
を含み、ここで、段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物は、3〜6個の炭素原子を有するアルコール類(この場合、好ましくは、3〜6個の炭素原子を有する第1級アルコール類)及び3〜6個の炭素原子を有するケトン類及びそれらの混合物からなる群から選択されるか、又は、その少なくとも60重量%を含んでいる。
本発明は、さらに、結晶形Bを調製する方法にも関し、ここで、該方法は、
(a) ホラムスルフロンを希釈剤又は希釈剤混合物に懸濁させる段階;
(b) ホラムスルフロンをナトリウムを含んでいる塩基(好ましくは、有機塩基、この場合、好ましくは、ナトリウムメトキシド及び/又はナトリウムエトキシド)と反応させる段階;
を含み、ここで、段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物は、3〜6個の炭素原子を有するアルコール類(この場合、好ましくは、3〜6個の炭素原子を有する第1級アルコール類)及び3〜6個の炭素原子を有するケトン類及びそれらの混合物からなる群から選択されるか、又は、その少なくとも20重量%、好ましくは、少なくとも30重量%、さらに好ましくは、少なくとも40重量%、一層さらに好ましくは、その少なくとも50重量%を含んでいる。
本発明は、特に、結晶形Bを調製する方法にも関し、ここで、該方法は、
(a) ホラムスルフロンを希釈剤又は希釈剤混合物に懸濁させる段階;
(b) ホラムスルフロンをナトリウムを含んでいる有機塩基(好ましくは、ナトリウムメトキシド及び/又はナトリウムエトキシド)と反応させる段階;
を含み、ここで、段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物は、3〜6個の炭素原子を有するアルコール類(この場合、好ましくは、3〜6個の炭素原子を有する第1級アルコール類)及び3〜6個の炭素原子を有するケトン類及びそれらの混合物からなる群から選択されるか、又は、その少なくとも60重量%を含んでいる。
この場合、段階(b)におけるナトリウムを含んでいる有機塩基として、好ましくは、メタノール中のナトリウムメトキシド、及び/又は、エタノール中のナトリウムエトキシドを使用する。
結晶形Bを調製するための本発明による方法は、好ましくは、段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物が、3〜6個の炭素原子を有するアルコール類(この場合、好ましくは、3〜6個の炭素原子を有する第1級アルコール類)及び3〜6個の炭素原子を有するケトン類及びそれらの混合物からなる群から選択されるか、又は、その少なくとも60重量%、好ましくは、70重量%以上、好ましくは、80重量%以上、さらに好ましくは、90重量%以上、特に好ましくは、その95重量%以上を含んでいるように、実施する。
結晶形Bを調製するための本発明による方法は、好ましくは、段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物が、1−ブタノール、アセトン、メチルイソブチルケトン及びそれらの混合物からなる群から選択されるか、又は、その60重量%以上(好ましくは、70重量%以上、好ましくは、80重量%以上、さらに好ましくは、90重量%以上、特に好ましくは、その95重量%以上)を含んでいるように、実施する。
結晶形Bを調製するための本発明による方法は、好ましくは、少なくとも0℃の温度で実施する。結晶形Bを調製するための本発明による方法は、好ましくは、0〜150℃の範囲内の温度で、好ましくは、25〜130℃の範囲内の温度で、実施する。
結晶形Bを調製するための本発明による方法は、好ましくは、少なくとも25℃の温度、好ましくは、少なくとも30℃の温度、好ましくは、少なくとも40℃の温度で、実施する。結晶形Bを調製するための本発明による方法は、好ましくは、40〜150℃の範囲内の温度で、好ましくは、45〜130℃の範囲内の温度で、特に好ましくは、50〜120℃の範囲内の温度で、実施する。
結晶形Bを調製するための本発明による特に好ましい方法では、希釈剤として、又は、段階(a)における希釈剤として、アセトンを使用する。この場合、本発明による調製方法は、好ましくは、0〜65℃の範囲内の温度で、好ましくは、25〜56℃の範囲内の温度で、実施する。
結晶形Bを調製するための本発明による特に好ましいさらなる方法では、希釈剤として、又は、段階(a)における希釈剤として、アセトンを使用する。この場合、本発明による調製方法は、好ましくは、40〜65℃の範囲内の温度で、好ましくは、45〜56℃の範囲内の温度で、特に好ましくは、50〜56℃の範囲内の温度で、実施する。
結晶形Bを調製するための本発明による方法は、好ましくは、ホラムスルフロンと結晶形Aと結晶形Cの総量の段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物の総量に対する重量比が、2:1未満であるように実施する。ホラムスルフロンとホラムスルフロンのモノナトリウム塩(好ましくは、結晶形A)と結晶形Cの総量の段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物の総量に対する重量比は、好ましくは、3:1〜1:20の範囲内にあり、好ましくは、2:1〜1:15の範囲内にあり、さらに好ましくは、1:1〜1:10の範囲内にある。多くの場合、この重量比は、好ましくは、2:3〜1:8の範囲内にあり、特に好ましくは、1:2〜1:5の範囲内にある。
本発明による結晶形Bを調製するための本発明による方法は、好ましくは、さらなる段階、好ましくは、結晶形Bを含んでいる得られた混合物を冷却すること、を含んでいる。この場合、該冷却は、好ましくは、少なくとも15分間にわたって実施し、好ましくは、少なくとも30分間にわたって実施する。
ここで、該冷却は、さらに好ましくは、少なくとも60分間にわたって実施し、一層さらに好ましくは、少なくとも120分間にわたって実施し、特に好ましくは、少なくとも180分間にわたって実施する。
本発明による結晶形Bを調製するための本発明による方法は、好ましくは、さらなる段階、好ましくは、
結晶形Bを含んでいる得られた混合物を濾過する段階;及び/又は、
結晶形Bを単離する段階;及び/又は、
結晶形Bを乾燥させる段階;
を含んでいる。
本発明による結晶形Bを調製するための本発明による方法に関連して、使用する出発物質(好ましくは、結晶形A及び/又は結晶形C)は、当該稀釈剤に最大限でもあまり溶解せず、及び、特に、(再結晶プロセスとは対照的に)完全に溶解するわけではなく、むしろ、当該出発物質の結晶形Bへの固体−固体変換(即ち、固体物質の変換)が起これば、好ましい。
本発明は、さらに、
(i) ホラムスルフロンのモノナトリウム塩及び/又はその溶媒和物、好ましくは、結晶形A、結晶形B、結晶形C又はこれら結晶形のうちの2つ若しくは全てを含んでいる混合物を含んでいるホラムスルフロンのモノナトリウム塩及び/又はその溶媒和物;及び、
(ii) 3〜6個の炭素原子を有するアルコール類(この場合、好ましくは、3〜6個の炭素原子を有する第1級アルコール類)及び3〜6個の炭素原子を有するケトン類及びそれらの混合物からなる群から選択されるか又はそれらの少なくとも20重量%(好ましくは、それらの少なくとも30重量%、さらに好ましくは、少なくとも40重量%、一層さらに好ましくは、少なくとも50重量%)を含んでいる、希釈剤又は希釈剤混合物;
を含んでいる混合物にも関する。
本発明は、特に、
(i) ホラムスルフロンのモノナトリウム塩及び/又はその溶媒和物、好ましくは、結晶形A、結晶形B、結晶形C又はこれら結晶形のうちの2つ若しくは全てを含んでいる混合物を含んでいるホラムスルフロンのモノナトリウム塩及び/又はその溶媒和物;及び、
(ii) 3〜6個の炭素原子を有するアルコール類(この場合、好ましくは、3〜6個の炭素原子を有する第1級アルコール類)及び3〜6個の炭素原子を有するケトン類及びそれらの混合物からなる群から選択されるか又はそれらの少なくとも60重量%(好ましくは、それらの70重量%以上、好ましくは、80重量%以上、さらに好ましくは、90重量%以上、特に好ましくは、95重量%以上)を含んでいる、希釈剤又は希釈剤混合物;
を含んでいる混合物に関する。
該希釈剤又は希釈剤混合物は、好ましくは、1−ブタノール、アセトン、メチルイソブチルケトン及びそれらの混合物からなる群から選択される本発明による混合物であるか、又は、該希釈剤又は希釈剤混合物は、それらの少なくとも60重量%(好ましくは、それらの70重量%以上、好ましくは、80重量%以上、さらに好ましくは、90重量%以上、特に好ましくは、95重量%以上)を含んでいる。
本発明による混合物の中の成分(a)[ホラムスルフロンのモノナトリウム塩]の総量の成分(b)[希釈剤又は希釈剤混合物]の総量に対する重量比は、いずれの場合にも本発明による結晶形Bを調製する方法に関連して示されている混合物の総重量に基づいて、好ましくは、上記で(好ましいものとして)特定されている重量比に対応する。
本発明による結晶形Bは、それだけで使用することができるか、又は、別の殺有害生物活性成分(例えば、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、殺菌剤)、薬害軽減剤、肥料及び/又は成長調節剤と組み合わされた農薬製剤(製剤)の形態で、例えば、完成された製剤として若しくはタンクミックスとして、使用することができる。そのような組合せ製剤は、組み合わせようとする活性成分の物理的特性及び安定性を考慮しながら、下記製剤に基づいて調製することが可能である。本発明による結晶形Bは、さまざまな方法で製剤することが可能であり、その際、概して、殺有害生物剤の分野における慣習的な製剤助剤及び/又は別の(農薬)活性成分を使用する。
従って、本発明は、さらなる態様において、
(a) 除草有効量の結晶形B;
並びに、
以下の成分(b−i)、(b−ii)及び(b−iii):
(b−i) 殺有害生物剤の分野において慣習的な製剤助剤;
(b−ii) さらなる農薬活性成分;
及び、
(b−iii) 結晶形C;
からなる群から選択される1種類以上のさらなる成分;
を含んでいる農薬製剤に関する。
本発明による製剤は、好ましくは、成分(b−ii)としての1種類以上の薬害軽減剤(ここで、好ましくは、イソキサジフェン、イソキサジフェン−エチル及び/又はシプロスルファミド)、及び/又は、1種類以上のさらなる除草活性成分を含んでいる。
該さらなる除草活性成分は、好ましくは、「“The Pesticide Manual”, 16th edition, The British Crop Protection Council and the Royal Society of Chemistry, 2012」の中に記載されている除草活性成分から選択される。この場合、好ましい除草活性成分は、EP 0790771A1又はEP 1104239A1に記載されている除草活性成分、特に、別のALS阻害薬(アセト乳酸シンターゼ阻害薬)、好ましくは、チエンカルバゾン−メチル及びその塩、並びに/又は、別のスルホニル尿素系除草剤、好ましくは、アミドスルフロン、メソスルフロン、メソスルフロン−メチル、ヨードスルフロン、ヨードスルフロン−メチル、及び、それらのそれぞれの塩、例えば、ヨードスルフロン−ナトリウム又はヨードスルフロン−メチル−ナトリウムである(別のスルホニル尿素系除草剤との組合せにおける(安定性)改善に関する特に有利な点については、既に上記で述べた)。
さらに、上記で記載した農薬製剤(製剤)は、場合により、それぞれの慣習的な粘着剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、浸透剤、防腐剤、不凍剤、並びに、溶媒、増量剤、担体、並びに、色素、消泡剤、蒸発抑制剤、並びに、pH及び粘度に影響を及ぼす作用剤を含有してもよい。製剤助剤の例は、とりわけ、「“Chemistry and Technology of Agrochemical Formulations”, ed. D. A. Knowles, Kluwer Academic Publishers(1998)」に記載されている。
本発明による結晶形Bを含んでいる本発明の農薬製剤に関して可能性のある有用な製剤としては、以下のものを挙げることができる:水和剤(WP)、水溶剤(water−soluble powders)(SP)、水溶性濃厚剤(water−soluble concentrates)、乳剤(EC)、エマルション剤(EW)、例えば、水中油型エマルション剤及び油中水型エマルション剤、散布可能溶液剤(sprayable solutions)、懸濁製剤(SC)、油又は水に基づく分散液剤、油混和性溶液剤、カプセル懸濁製剤(capsule suspensions)(CS)、散粉性製剤(dusting products)(DP)、種子粉衣製剤(seed−dressing product)、ばらまき用顆粒剤及び土壌施用用顆粒剤、微粒剤の形態にある顆粒剤(GR)、噴霧粒剤(spray granules)、被覆粒剤(coated granules)及び含浸粒剤(adsorption granules)、顆粒水和剤(WG)、水溶性粒剤(SG)、ULV製剤、マイクロカプセル剤、並びに、蝋剤(waxes)。
特に、本発明による農薬製剤、例えば、一部の油性分散製剤(oil dispersions)(OD)において、本発明による結晶形Bと本発明による結晶形Cの混合物を使用することも有利であるということが分かった。本発明によるそのような農薬製剤は、この場合、好ましくは、US 2002/0016263A1又はUS 2005/0032647A1に記載されているような製剤に基づいている。
本発明による結晶形Bと本発明による結晶形Cの混合物を含んでいるそのような農薬製剤は、他の点では同一である結晶形Bのみを含んでいる製剤に対して、さらに改善された特性、例えば、さらに改善された貯蔵安定性を示し、特に、この場合、当該製剤の流動性及び粘性に関して、さらに改善された特性を示した。
本発明によるそのような農薬製剤において、結晶形Bの総量の結晶形Cの総量に対する重量比は、いずれの場合にも本発明による農薬製剤の総重量に基づいて、好ましくは、20:1〜1:10の範囲内、好ましくは、10:1〜1:5の範囲内、さらに好ましくは、10:1〜1:3の範囲内、及び、特に好ましくは、5:1〜1:1の範囲内にある。
これらの個々の製剤の型は原則として知られており、そして、例えば、以下のものに記載されている:Winnacker−Kuchler, “Chemische Technologie”[Chemical Technology], volume 7, C. Hanser Verlag Munich, 4th ed. 1986; Wade van Valkenburg, “Pesticide Formulations”, Marcel Dekker, N.Y., 1973; K. Martens, “Spray Drying” Handbook, 3rd ed. 1979, G. Goodwin Ltd. London。
不活性物質、界面活性剤、溶媒及びさらなる添加剤などの必要とされる製剤助剤も同様に知られており、そして、例えば、以下のものに記載されている:Watkins, “Handbook of Insecticide Dust Diluents and Carriers”, 2nd ed., Darland Books, Caldwell N.J.; H.v. Olphen, “Introduction to Clay Colloid Chemistry”, 2nd ed., J. Wiley & Sons, N.Y.; C. Marsden, “Solvents Guide”, 2nd ed., Interscience, N.Y. 1963; McCutcheon’s “Detergents and Emulsifiers Annual”, MC Publ. Corp., Ridgewood N.J.; Sisley and Wood, “Encyclopedia of Surface Active Agents”, Chem. Publ. Co. Inc., N.Y. 1964; Schonfeldt, “Grenzflachenaktive Athylenoxidaddukte”[Interface−active Ethylene Oxide Adducts], Wiss. Verlagsgesellschaft, Stuttgart 1976; Winnacker−Kuchler, “Chemische Technologie”[Chemical Technology], volume 7, C. Hanser Verlag Munich, 4th ed. 1986。
水和剤は、水中で均質に分散させることが可能な調製物であり、そして、活性成分に加えて、希釈剤又は不活性物質とは別に、さらに、イオン性及び/又は非イオン性のタイプの界面活性剤(湿潤剤、分散剤)、例えば、ポリオキシエチル化アルキルフェノール、ポリオキシエチル化脂肪族アルコール、ポリオキシエチル化脂肪族アミン、脂肪族アルコールポリグリコールエーテルスルフェート、アルカンスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、リグノスルホン酸ナトリウム、2,2’−ジナフチルメタン−6,6’−ジスルホン酸ナトリウム、ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム又はナトリウムオレオイルメチルタウレートなども含んでいる。水和剤を製造するためには、例えば、ハンマーミル、ブロワミル及びエアージェットミルなどの慣習的な装置の中で、該除草活性成分を微粉砕し、そして、同時に又はその後で、製剤助剤と混合させる。
乳剤は、該活性成分を有機溶媒(例えば、ブタノール、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド、キシレン又は比較的沸点が高い芳香族物質若しくは炭化水素など)又はそのような有機溶媒の混合物の中に溶解させ、イオン性及び/又は非イオン性の1種類以上の界面活性剤(乳化剤)を添加することによって製造する。使用し得る乳化剤の例は、以下のものである:アルキルアリールスルホン酸カルシウム、例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、又は、非イオン性乳化剤、例えば、脂肪酸ポリグリコールエステル、アルキルアリールポリグリコールエーテル、脂肪族アルコールポリグリコールエーテル、プロピレンオキシド−エチレンオキシド縮合物、アルキルポリエーテル、ソルビタンエステル、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、又は、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、例えば、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル。
散粉性粉末(dustable powders)は、該活性成分を微粉砕された(finely distributed)固形物質(例えば、タルク、自然粘土、例えば、カオリン、ベントナイト及び葉ろう石、又は、珪藻土など)と一緒に粉砕することによって得られる。
懸濁製剤は、水性又は油性であることができる。それらは、例えば、商業用ビーズミルを用いて、そして、場合により界面活性剤(例えば、別の製剤型に関して既に上記で挙げられている界面活性剤)を添加して、湿式粉砕することによって調製することができる。
エマルション剤、例えば、水中油型エマルション剤(EW)は、例えば、水性有機溶媒を使用し、そして、場合により界面活性剤(例えば、別の製剤型に関して既に上記で挙げられている界面活性剤)を使用して、撹拌機、コロイドミル及び/又はスタティックミキサーを用いて調製することができる。
顆粒剤は、顆粒状の吸着性不活性物質の表面上に該活性成分を噴霧することによって、又は、担体(例えば、砂、カオリナイト又は顆粒状の不活性物質)の表面上に接着剤(例えば、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム)若しくは鉱油を用いて活性成分濃厚物を塗布することによって、調製することができる。さらにまた、肥料顆粒を製造するための慣習的な方法で(必用に応じて、肥料との混合物として)、適切な活性成分を造粒することも可能である。
顆粒水和剤は、一般に、噴霧乾燥、流動床造粒、パン造粒、高速ミキサーを用いた混合、及び、固形不活性物質を用いない押出などの、慣習的な方法によって調製する。
パン粒剤、流動床粒剤、押出粒剤及び噴霧粒剤の製造に関しては、例えば、「“Spray Drying Handbook” 3rd ed. 1979, G.Goodwin Ltd., London」、「J.E.Browning, “Agglomeration”, Chemical and Engineering 1967, pages 147 ff」、「“Perry’s Chemical Engineer’s Handbook”, 5th ed., McGraw−Hill, New York 1973, pp.8−57」に記載されているプロセスを参照されたい。
本発明による好ましい農薬製剤は、その中で本発明による結晶形Bが固体形態で存在している農薬製剤である。それらは、例えば、粒剤、カプセル化粒剤(encapsulated granules)、錠剤、顆粒水和剤、水分散性錠剤、水分散性粉末製剤、粉剤(dust formulations)、その中で活性成分が分散された形態で存在している製剤、例えば、懸濁製剤(SC)、油性懸濁製剤、サスポエマルション製剤又は懸濁製剤などである。
本発明による結晶形Bを含んでいる本発明による特に好ましい農薬製剤は、該農薬製剤が、水和剤(WP)、水溶剤(water−soluble powders)(SP)、懸濁製剤(SC)、油性分散製剤(oil dispersions)(OD)、カプセル懸濁製剤(capsule suspensions)(CS)、散粉性製剤(dusting products)(DP)、ばらまき用顆粒剤及び土壌施用用顆粒剤、微粒剤の形態にある顆粒剤(GR)、霧粒剤(spray granules)、被覆粒剤(coated granules)及び含浸粒剤(adsorption granules)、噴顆粒水和剤(WG)、水溶性粒剤(SG)、ULV製剤、マイクロカプセル剤、並びに、蝋剤(waxes)からなる群から選択される形態で存在している農薬製剤である。
作物保護組成物の製剤に関するさらなる詳細については、例えば、「G.C. Klingman, “Weed Control as a Science”, John Wiley and Sons, Inc., New York, 1961, pages 81−96」及び「J.D. Freyer, S.A. Evans, “Weed Control Handbook”, 5th ed., Blackwell Scientific Publications, Oxford, 1968, pages 101−103」を参照されたい。
本発明による農薬製剤は、その農薬製剤の総重量に基づいて、一般に、0.1〜99重量%、特に、0.1〜95重量%の本発明による結晶形Bを含んでおり、ここで、本発明による結晶形Bの総量は、その製剤に応じて変えることができる。
水和剤では、本発明による結晶形Bの総量は、典型的には、10〜90重量%であり、100重量%までの残余は、慣習的な製剤成分からなる。
乳剤では、本発明による結晶形Bの総量は、約1〜90重量%、好ましくは、5〜80重量%であり得る。粉剤の形態にある製剤は、一般に、1〜30重量%、好ましくは、5〜20重量%の本発明による結晶形Bの総量を含んでいる。顆粒水和剤では、本発明による結晶形Bの総量は、その農薬製剤の総重量に基づいて、例えば、1〜95重量%の範囲内、10〜80重量%の範囲内にある。
従って、本発明は、さらに、有害な植物を防除する方法及び/又は植物の成長を調節する方法も提供し、ここで、該方法は、有効量の、
・ 結晶形B;
・ 上記で定義されている、結晶形Bを含んでいる組成物;又は、
・ 上記で定義されている、本発明による農薬製剤;
を、当該植物、植物の種子、その中で若しくはその上で植物が生育している土壌又は耕作されている領域に施用することを特徴とする。
いずれの場合にも本発明に関連して定義されている本発明による結晶形B、本発明による混合物、本発明による組成物及び本発明による製剤は、有害な植物を防除するのに、又は、植物の成長を調節するのに、適しているということも分かった。有害な植物を防除すること又は植物の成長を調節することは、有利には、特に、作物植物において実施する。この場合、好ましい作物植物は、特に、ナタネ、ダイズ、ワタ、テンサイ及びイネ科植物(true grasses)、特に、トウモロコシ、オオムギ、コムギ、ライムギ、エンバク、ライコムギ、アワ、イネであり、ここで、トウモロコシが特に好ましい。好ましい構成において、該作物植物、特に、好ましいものとして特定されている作物植物は、トランスジェニック植物である。
さらに、芝生の領域(例えば、ゴルフコース)に施用することも、同様に可能である。
[実施例]
実施例:
以下の実施例によって、本発明について説明する。別途示されていない限り、全てのデータは、重量を示している。
記号「>」は「〜より大きい」を意味しており、及び、記号「<」は、「〜未満」を意味している。
実施例1: 結晶形Aの調製
4750gの5℃の冷MeOH(6000mL)に、1000gのN−[(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)アミノカルボニル]−2−ジメチルアミノカルボニル−5−ホルミルアミノ−ベンゼンスルホンアミドを最初に装入した。
これに、結晶形A(EP 0757679A1による)の32gの種晶を添加し、その混合物を20分間かけて0℃に冷却した。0℃の温度に達した後、418g(440mL)の30%ナトリウムメトキシド溶液を2時間で計量供給し、その際、内部温度が5℃を超えないようにした。
得られた極めてペースト状の混合物を、次いで、冷却可能な2つの4L容フリットの間で配分し、吸引濾過した。約2時間経過した後、濾過が完了し、各フリットを500mLで洗浄した。
合計で、2220gの湿った生成物が得られた。これを、次いで、65℃、<100mbarの圧力下で乾燥させた。乾燥は、合計で44時間かかる。残留メタノール含有量が1.5重量%になった時点で乾燥を終わらせる。1012gの97%強度の生成物が得られた。
実施例2: メタノール中での結晶形Aの調製における温度の変異
別々の容器の中で、100gのMeOHの中に、20gのN−[(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)アミノカルボニル]−2−ジメチルアミノカルボニル−5−ホルミルアミノベンゼンスルホンアミドをそれぞれ最初に装入した。
いずれの場合も、結晶形Aの1gの種晶を添加し、30%メタノール溶液としての1当量のNaOMeを、記載されている温度で、いずれの場合にも2時間かけて添加した。いずれの場合も、反応後の時間は3時間であった。
それぞれの生成物を単離するために、それぞれの混合物を、加熱又は冷却して20℃とし、次いで、濾過した。65℃、<100mbarの圧力下で乾燥させた後、各生成物の中に残留しているメタノールの含有量を測定した。
Figure 0006660390
実施例3: メタノールで湿っている結晶形Aの貯蔵及びそれの結晶形Cへの変換
別々の容器の中で、各5gの結晶形Aをそれぞれ20gのMeOHと一緒に撹拌し、次いで、濾過した。
20℃、30℃及び35℃で、当該湿っている生成物を1週間貯蔵し、サンプルを毎日採取した。それらのサンプルを、65℃、100mbarで乾燥させ、その後、それぞれのメタノール含有量を求めた。
2日後(35℃)、3日後(30℃)及び7日後(20℃)、結晶形Aは実質的に完全に結晶形C(MeOH含有量約6.4重量%)に変換された。
実施例4: 結晶形Aからの結晶形Bの調製
1000gのN−[(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)アミノカルボニル]−2−ジメチルアミノカルボニル−5−ホルミルアミノ−ベンゼンスルホンアミドNa塩(結晶形A)を3000gのアセトンに懸濁させ、環流温度しながら2時間加熱した。20℃まで冷却した後、その懸濁液を濾過した。その濾過には60分間かかった。
そのようにして得られた湿っている生成物を、次いで、70℃、<100mbarの圧力下で、一晩乾燥させた。9230gの98.6%強度の生成物が得られた。この生成物の中のMeOH含有量は<0.1重量%であり、アセトン含有量は<0.05重量%であった。
実施例5: 結晶形Cからの結晶形Bの調製
100gのN−[(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)アミノカルボニル]−2−ジメチルアミノカルボニル−5−ホルミルアミノ−ベンゼンスルホンアミドNa塩(結晶形C;MeOH含有量約6.4%)を300gのアセトンに懸濁させ、環流温度しながら2時間加熱した。20℃まで冷却した後、その懸濁液を濾過した。その濾過には数秒間かかった。
その湿っている生成物を、70℃、<100mbarの圧力下で、一晩乾燥させた。
92gの99.2%強度の生成物が得られた。この生成物中のMeOH含有量は検出限界未満であり、アセトン含有量は0.026重量%であった。
実施例6: ホラムスルフロンとナトリウムメトキシドからの結晶形Bの調製
100gのN−[(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)アミノカルボニル]−2−ジメチルアミノカルボニル−5−ホルミル−アミノベンゼンスルホンアミドを300gのアセトンに懸濁させ、40℃で1時間にわたり、30%メタノール溶液としての1当量のNaOMe(40.21g)で処理した。次いで、得られた混合物を環流しながら2時間加熱した。20℃まで冷却した後、その懸濁液を濾過した。その濾過には約30秒間かかった。
その湿っている生成物を、70℃、<100mbarの圧力下で、一晩乾燥させた。
104gの98.4%強度の生成物が得られた。得られた生成物の中のメタノール含有量は0.006重量%であり、アセトン含有量は0.048重量%であった。
実施例7: ホラムスルフロンとナトリウムエトキシドからの結晶形Bの調製
100gのN−[(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)アミノカルボニル]−2−ジメチルアミノカルボニル−5−ホルミルアミノ−ベンゼンスルホンアミドを400gのアセトンに懸濁させ、環流しながら1時間にわたり、21%エタノール溶液としての1当量のNaOEt(73.1g)で処理した。次いで、その混合物を環流しながらさらに2時間加熱した。20℃まで冷却した後、その懸濁液を濾過した。その濾過には約60秒間かかった。
その湿っている生成物を、70℃、<100mbarの圧力下で、一晩乾燥させた。
102gの98.6%強度の生成物が得られた。得られた生成物の中のエタノール含有量は0.0105重量%であり、アセトン含有量は0.024重量%であった。
実施例8: メタノール中における結晶形Bの安定性試験
10gの結晶形B(MeOH含有量 <0.01%)を100gのメタノールに懸濁させ、30℃で7日間撹拌した。その生成物を濾過し、次いで、70℃、<100mbarの圧力下で、一晩乾燥させた。
9.1gの99.4%強度の生成物が得られた。得られた生成物の中のメタノール含有量は0.004重量%であり、アセトン含有量は0.0003重量%であった。
実施例9: 結晶形A及び結晶形Bの化学的貯蔵安定性の調査
結晶形A及び結晶形Bを、それぞれ、油性分散製剤(OD)の形態にある他の点では同一である製剤に別々に組み入れ、そして、同じ条件下で貯蔵した。
該油性分散製剤は、以下の貯蔵条件下で貯蔵し、結晶形A又は結晶形Bの化学的分解に関して分析した:
40℃で2週間の貯蔵(以下では、「2W 40℃」として特定されている)
40℃で4週間の貯蔵(以下では、「4W 40℃」として特定されている)
54℃で2週間の貯蔵(以下では、「2W 54℃」として特定されている)。
このようにして、対応するようにより低い温度でのより長い期間にわたる貯蔵も、シミュレートする。
該結晶形は、油性分散製剤(OD)の形態にある3種類の異なる製剤に組み入れ、その際、これらの製剤は、下記で特定されている農薬活性成分に加えて、慣習的な製剤成分、例えば、乳化剤、増粘剤及び希釈剤などや、場合によっては、pH調節剤及び消泡剤なども含んでいた。
3.05重量%の結晶形A又は結晶形Bに加えて、製剤OD1は、さらなる活性成分として、0.1重量%のヨードスルフロン−メチル−ナトリウム(スルホニル尿素系除草剤)及び2.91重量%のイソキサジフェン−エチル(薬害軽減剤)を含んでいた。
3.21重量%の結晶形A又は結晶形Bに加えて、製剤OD2は、さらなる活性成分として、1.02重量%のチエンカルバゾン−メチル及び1.53重量%のシプロスルファミド(薬害軽減剤)を含んでいた。
3.21重量%の結晶形A又は結晶形Bに加えて、製剤OD3は、さらなる活性成分として、0.11重量%のヨードスルフロン−メチル−ナトリウム(スルホニル尿素系除草剤)、1.02重量%のチエンカルバゾン−メチル及び1.53重量%のシプロスルファミド(薬害軽減剤)を含んでいた。
表9−1: 製剤OD1の中の結晶形A及び結晶形Bの化学的安定性
Figure 0006660390
表9−2: 製剤OD2の中の結晶形A及び結晶形Bの化学的安定性
Figure 0006660390
表9−3: 製剤OD3の中の結晶形A及び結晶形Bの化学的安定性
Figure 0006660390
実施例10: ホラムスルフロンとナトリウムメトキシドからの結晶形Bの調製
100gのN−[(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)アミノカルボニル]−2−ジメチルアミノカルボニル−5−ホルミルアミノ−ベンゼンスルホンアミドを300gのアセトン/メタノール混合物(80:20重量部)に懸濁させ、30℃で2時間にわたり、30%メタノール溶液としての1当量のNaOMeで処理した。次いで、その混合物を30℃でさらに2時間撹拌した。20℃まで冷却した後、その懸濁液を濾過した。その濾過には50秒間かかった。
その湿っている生成物を、70℃、<100mbarの圧力下で、一晩乾燥させた。
102gの98.6%強度の生成物が得られた。得られた生成物の中のメタノール含有量は0.03重量%であり、アセトン含有量は0.014重量%であった。
実施例11: ホラムスルフロンとナトリウムメトキシドからの結晶形Bの調製
100gのN−[(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)アミノカルボニル]−2−ジメチルアミノカルボニル−5−ホルミルアミノ−ベンゼンスルホンアミドを150gのアセトンと100gのメタノールの混合物に懸濁させ、30℃に加熱した。これに、同時に、30%メタノール溶液としての38.6gのNaOMeを2時間かけて添加した。撹拌を30℃で1時間続けた。次いで、温度を40℃まで上昇させ、この温度で1時間経過した後、45℃でさらに1時間経過させた。
20℃まで冷却した後、その懸濁液を濾過し、その濾過ケーキを100gのアセトンで洗浄した。
その湿っている生成物を、70℃、<100mbarの圧力下で、一晩乾燥させた。
得られた生成物の中のメタノール含有量は0.10重量%であり、アセトン含有量は0.13重量%であった。
実施例12: 結晶形Bの吸着/脱着曲線
結晶形Bの吸着及び脱着曲線を25℃で恒温的に測定した。
該吸着曲線は、増大する相対湿度における水の取り込みを示しており、該脱着曲線は、水分低減に対する乾燥挙動を示している。
Figure 0006660390
上記調査の結果は、結晶形Bが吸湿性ではないことを示している。
実施例13: 結晶形A、結晶形B及び結晶形Cの吸湿性の調査
結晶形A、結晶形B及び結晶形Cのそれぞれの100mgを、別々に、スナップオンキャップが付いているガラス製の小さなバイアルの中に入れた。スナップオンキャップが付いているこれらの3つのガラス製バイアルを、密閉せずに、底が少量の水で覆われているガラス製ビーカーの中に置いた。次いで、そのガラス製ビーカーを可逆的なシーリングフィルムで密閉し、25℃で1週間貯蔵した。この貯蔵期間が経過した後、それぞれのサンプルの含水量をカール・フィッシャー滴定によって測定した。結晶形Bのサンプルの含水量は0.4重量%であり、結晶形A及び結晶形Cのサンプルの含水量は、15.7重量%及び21.3重量%であった。
結晶形A及び結晶形Cのサンプルは吸湿性であり、貯蔵後は、顕著な延性及び粘着性を示したのに対して、結晶形Bのサンプルは依然として結晶質で粉末状であった。

Claims (19)

  1. 結晶形態にあるホラムスルフロンのモノナトリウム塩であって、25℃でCu−Kα照射を使用したときの当該塩のX線粉末ディフラクトグラムが以下の2Θ(2シータ)値:
    Figure 0006660390
    有していることを特徴とする、前記ホラムスルフロンのモノナトリウム塩。
  2. 25℃でCu−Kα照射を使用したときの前記塩のX線粉末ディフラクトグラムが、さらに、以下の2Θ(2シータ)値:
    Figure 0006660390
    Figure 0006660390
    Figure 0006660390
    のうちの、少なくとも2、4、6、8、10、12又はそれ以上も有していることを特徴とする、請求項1に記載のホラムスルフロンのモノナトリウム塩。
  3. そのラマンスペクトルが少なくとも以下のバンド:
    Figure 0006660390
    を有していることを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載のホラムスルフロンのモノナトリウム塩。
  4. 組成物であって、該組成物中に存在しているホラムスルフロンのモノナトリウム塩の総量に基づいて、総量で少なくとも5重量%の請求項1〜のいずれかに記載のホラムスルフロンのモノナトリウム塩を含んでいる、前記組成物。
  5. 請求項に記載の組成物において、
    該組成物は、25℃、1013mbarにおいて、固体形態で存在している;
    及び/又は
    ホラムスルフロンのモノナトリウム塩の含有量は、該組成物の総重量に基づいて、80重量%以上である;
    前記組成物。
  6. 農薬製剤を調製するための、請求項1〜のいずれかに記載のホラムスルフロンのモノナトリウム塩又は請求項若しくはに記載の組成物の使用。
  7. 結晶形態にあるホラムスルフロンのモノナトリウム塩のモノメタノール溶媒和物であって、25℃でCu−Kα照射を使用したときの当該塩のX線粉末ディフラクトグラムが以下の2Θ(2シータ)値:
    Figure 0006660390
    有していることを特徴とする、前記ホラムスルフロンのモノナトリウム塩のモノメタノール溶媒和物。
  8. 請求項1〜いずれかに記載の結晶形態にあるホラムスルフロンのモノナトリウム塩を調製する方法であって、
    (a) ホラムスルフロンのモノナトリウム塩、請求項に記載のホラムスルフロンのモノナトリウム塩のモノメタノール溶媒和物又はこれら2種の結晶形の混合物を希釈剤又は希釈剤混合物に懸濁させる段階;
    を含み、ここで、段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物、3〜6個の炭素原子を有するアルコール類び3〜6個の炭素原子を有するケトン類及びそれらの混合物からなる群から選択されるか、又は、それらを少なくとも20重量%んでいる、前記方法。
  9. 前記3〜6個の炭素原子を有するアルコール類が3〜6個の炭素原子を有する第1級アルコール類である、請求項8に記載の方法。
  10. 請求項1〜のいずれかに記載の結晶形態にあるホラムスルフロンのモノナトリウム塩を調製する方法であって、
    (a) ホラムスルフロンを希釈剤又は希釈剤混合物に懸濁させる段階;
    (b) ホラムスルフロンをナトリウムを含んでいる塩基反応させる段階;
    を含み、ここで、段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物、3〜6個の炭素原子を有するアルコール類び3〜6個の炭素原子を有するケトン類及びそれらの混合物からなる群から選択されるか、又は、それらを少なくとも20重量%んでいる、前記方法。
  11. 前記ナトリウムを含んでいる塩基が有機塩基である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ナトリウムを含んでいる塩基がナトリウムメトキシド及び/又はナトリウムエトキシドである、請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記3〜6個の炭素原子を有するアルコール類が3〜6個の炭素原子を有する第1級アルコール類である、請求項10〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記方法を少なくとも0℃の温度で実施することを特徴とする、請求項8〜13のいずれかに記載の方法。
  15. ホラムスルフロンとホラムスルフロンのモノナトリウム塩と請求項に記載のホラムスルフロンのモノナトリウム塩のモノメタノール溶媒和物の総量の段階(a)において使用される希釈剤又は希釈剤混合物の総量に対する重量比が2:1未満であることを特徴とする、請求項14のいずれかに記載の方法。
  16. 混合物であって、
    (i) 請求項1〜3のいずれかに記載のホラムスルフロンのモノナトリウム塩及び/又は請求項7に記載のその溶媒和物;及び、
    (ii) 3〜6個の炭素原子を有するアルコール類び3〜6個の炭素原子を有するケトン類及びそれらの混合物からなる群から選択されるか又はそれらを少なくとも20重量%んでいる、希釈剤又は希釈剤混合物;
    を含んでいる、前記混合物。
  17. 前記3〜6個の炭素原子を有するアルコール類が3〜6個の炭素原子を有する第1級アルコール類である、請求項16に記載の混合物。
  18. 農薬製剤であって、
    (a) 除草有効量の請求項1〜のいずれかに記載の結晶形態にあるホラムスルフロンのモノナトリウム塩;
    並びに、
    以下の成分(b−i)、(b−ii)及び(b−iii):
    (b−i) 殺有害生物剤の分野において慣習的な製剤助剤;
    (b−ii) さらなる農薬活性成分;
    及び、
    (b−iii) 請求項に記載のホラムスルフロンのモノナトリウム塩のモノメタノール溶媒和物;
    からなる群から選択される1種類以上のさらなる成分;
    を含んでいる、前記農薬製剤。
  19. 有害な植物を防除する方法は植物の成長を調節する方法であって、有効量の、
    ・ 請求項1〜のいずれかに記載のホラムスルフロンのモノナトリウム塩;
    ・ 請求項又はに記載の組成物;又は、
    ・ 請求項1に記載の農薬製剤;
    を、当該植物、植物の種子、その中で若しくはその上で植物が生育する土壌又は耕作されている領域に施用することを特徴とする、前記方法。
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