JP6660230B2 - コージェネレーションシステムおよびコージェネレーションシステムのセンサチェック方法 - Google Patents
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Description
また、特許文献1に記載の技術では、専用の電力負荷を要するため、部品点数とコストが増大するおそれがある。
家庭内負荷に接続されて交流を構成するU,N,V相のうち何れかに何れかの向きでそれぞれ取り付けられる第1、第2の電流センサと、
前記交流のU−N相間に通電可能なU相負荷と、
前記交流のV−N相間に通電可能なV相負荷と、
乱数を用いて前記U相負荷と前記V相負荷の通電タイミングを決定し、前記U相負荷に通電させていないときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果と前記U相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果との偏差から、各前記第1,第2の電流センサの前記U相負荷による通電の有無と通電方向とを判定し、前記V相負荷に通電させていないときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果と前記V相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果との偏差から、各前記第1,第2の電流センサの前記V相負荷による通電の有無と通電方向とを判定して、前記第1、第2の電流センサそれぞれの取り付け線と向きとを判定する判定部と、
を備えるものである。
この発明によれば、容易に電流センサの取り付け位置の判定が可能となる。また家庭用負荷などを停止することなしに、容易に電流センサの取り付け位置の判定が可能となる。
家庭内負荷に接続されて交流を構成するU,N,V相のうち何れかに何れかの向きでそれぞれ取り付けられる第1、第2の電流センサと、
前記交流のU−N相間に通電可能なU相負荷と、
前記交交流のV−N相間に通電可能なV相負荷と、
乱数を用いて前記U相負荷と前記V相負荷の通電期間を決定し、前記U相負荷に通電させていないときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果と前記U相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果との偏差から、各前記第1,第2の電流センサの前記U相負荷による通電の有無と通電方向とを判定し、前記V相負荷に通電させていないときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果と前記V相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果との偏差から、各前記第1,第2の電流センサの前記V相負荷による通電の有無と通電方向とを判定して、前記第1、第2の電流センサそれぞれの取り付け線と向きとを判定する判定部と、
を備えるものである。
この発明によれば、家庭用負荷などを停止することなしに、容易に電流センサの取り付け位置の判定が可能となる。
この発明によれば、請求項1または2に記載の発明の作用効果に加えて、第1、第2の電流センサが許容できない取り付け線と向きに取り付けられている場合をすぐさま判定することが可能となる。
この発明によれば、請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の発明の作用効果に加えて、追加部品なしに電流センサの取り付け位置の判定が可能となる。
家庭内負荷に接続されて交流を構成するU,N,V相のうち何れかに何れかの向きでそれぞれ取り付けられる第1、第2の電流センサと、
前記交流のU−N相間に通電可能なU相負荷と、
前記交流のV−N相間に通電可能なV相負荷と、
判定部と、
を備えたコージェネレーションシステムが実行するセンサチェック方法であって、
前記判定部は、
乱数を用いて前記U相負荷と前記V相負荷の通電タイミングを決定し、
前記U相負荷に通電させていないときに各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
前記U相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
各前記第1,第2の電流センサの前記U相負荷による通電の有無と通電方向とを判定し、
前記V相負荷に通電させていないときに各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
前記V相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
各前記第1,第2の電流センサの前記V相負荷による通電の有無と通電方向とを判定して、前記第1、第2の電流センサそれぞれの取り付け線と向きとを判定するものである。
この発明によれば、容易に電流センサの取り付け位置の判定が可能となる。また家庭用負荷などを停止することなしに、容易に電流センサの取り付け位置の判定が可能となる。
なお、図面中の各要素は、発明の理解を容易にするために、適宜拡大、縮小又は簡略化されて描かれることがある。
図1に示すように、本実施形態のコージェネレーションシステムSは、PCS(Power Conditioning System)1と、ECU(電子制御装置)2と、補機3と、CT1センサ41とCT2センサ42とを含み、系統電源9のU相配線91、V相配線92,N相配線93に接続されている。この系統電源9は、コージェネレーションシステムSと並列に家庭内負荷6にも接続されている。
ECU2は、この補機3を制御する電子制御装置であり、例えばU相負荷31uをON/OFFして通電と非通電とを切り替え、V相負荷31vをON/OFFして通電と非通電とを切り替える。
PCS1は、CT方向補正を実施した結果を判定して、ECU2に送信する。ECU2は、PCS1での判定結果により、CT方向補正実施の要求を取り下げて、該当する次工程を実施する。
図2に示すCT取り付け状態は、図1に示した位置#1〜#6に対応している。
CT取り付け状態が位置#1のときは、CT1センサ41やCT2センサ42の取り付け相はU相であり、電力演算時の電流方向はマイナスである。CT取り付け状態が位置#2のときは、CT1センサ41やCT2センサ42の取り付け相はU相であり、電力演算時の電流方向はプラスである。
CT取り付け状態が位置#5のときは、CT1センサ41やCT2センサ42の取り付け相はN相であり、電力演算時の電流方向はマイナスである。CT取り付け状態が位置#6のときは、CT1センサ41やCT2センサ42の取り付け相はN相であり、電力演算時の電流方向はプラスである。
状態は、Aから始まるアルファベットがHまで順に記載されており、各取り付け状態の組合せを示している。
状態Aのとき、CT1センサ41の取り付け状態は位置#2であり、CT2センサ42の取り付け状態は位置#4である。この状態Aは初期値であり、このように取り付けられることが想定されている。CT方向補正を完了していない状態で、PCS1は、初期値としてCT1センサ41は位置#2、CT2センサ42は位置#4として記憶している。CT方向補正にて検出されたCT位置が、CT取り付け位置として許容できる組み合わせと判定できた場合、検出されたCT位置を記憶する。状態A以外に許容可能な組み合わせを以下の状態B〜Hに列挙する。
状態Cのとき、CT1センサ41の取り付け状態は位置#1であり、CT2センサ42の取り付け状態は4である。状態Dのとき、CT1センサ41の取り付け状態は位置#1であり、CT2センサ42の取り付け状態は位置#3である。
状態Gのとき、CT1センサ41の取り付け状態は位置#3であり、CT2センサ42の取り付け状態は位置#2である。状態Hのとき、CT1センサ41の取り付け状態は位置#3であり、CT2センサ42の取り付け状態は位置#1である。
これ以外の組合せのときには、本システムでは許容できない。よってPCS1は、検査の結果、許容できない組み合わせとなった場合、誤配線と判定してECU2に通知する。
これらタイミングチャートは、上から順に、PCS1によるU相負荷31uのON要求と、ECU2によるU相負荷31uの通電の有無と、PCS1によるV相負荷31vのON要求と、ECU2によるV相負荷31vの通電の有無とを示している。
期間t2は負荷OFF期間である。
期間t2は、PCS1による負荷OFFを要求する期間である。期間t2は、最少1.0秒とし、乱数を用いてランダムに0.1秒単位で1.0秒〜2.0秒とする。このようにPCS1は、乱数を用いてランダムにU相負荷31uとV相負荷31vの通電タイミングを決定している。これにより家庭用負荷6が動作中であっても、この家庭用負荷6に流れる電流との同期を避けて、U相負荷31uのONによりCT1センサ41やCT2センサ42を通電する電力と、V相負荷31vのONによりCT1センサ41やCT2センサ42を通電する電力とを、より正確に測定可能である。
期間t4uは、PCS1がU相負荷31uのOFFを要求する前の0.5秒間である。この期間t4uにてPCS1は、CT1センサ41とCT2センサ42とにより、0.5秒間に相当するサイクル数の電流を計測し、U相負荷31uのON電力として算出する。
次いでPCS1は、CT1センサ41によるU相負荷31uのON電力とOFF電力との偏差と、CT2センサ42によるU相負荷31uのON電力とOFF電力との偏差とを算出する。
期間t4vは、PCS1がV相負荷31vにOFF要求する前の0.5秒間である。この期間t4vにて、PCS1は、CT1センサ41とCT2センサ42とにより、0.5秒間に相当するサイクル数の電流を計測し、V相負荷31vのON電力として算出する。次いでPCS1は、CT1センサ41によるV相負荷31vのON電力とOFF電力との偏差を算出し、CT2センサ42によるV相負荷31vのON電力とOFF電力との偏差を算出する。
このような判定により、PCS1は、CT1センサ41とCT2センサ42の取り付け状態を判定して、記憶する。PCS1は、繰り返し所定回数実施しても判定できない場合、誤配線と判定してECU2にエラーを通知する。
なおPCS1は、期間t3u、期間t4u、期間t3v、および期間t4vを、乱数を用いてランダムに決定してもよい。これにより家庭用負荷6が動作中であっても、この家庭用負荷6に流れる電流との同期を避けて、U相負荷31uのONによりCT1センサ41やCT2センサ42を通電する電力と、V相負荷31vのONによりCT1センサ41やCT2センサ42を通電する電力とを、より正確に測定可能である。
これらシーケンス図は、上から順に、ECU2によるCT方向補正実施要求と、CT方向補正制御状態と、ECU2によるU相負荷31uのON/OFFと、V相負荷31vのON/OFFとが示されている。更にその下には、PCS1の状態を示す正常完了/実施中/要求受け付け中/受け付け禁止と、PCS1によるU相負荷31uのON要求と、V相負荷31vのON要求と、PCS1が判定する異常とが示されている。
時刻T1にてPCS1は、待機状態に遷移しておりCT方向補正実施が可能なので、ECU2に受け付け中情報を送信する。これによりECU2には、CT方向補正要求が設定される。
時刻T2はECU2のCT方向補正の実施タイミングである。この時刻T2にてPCS1の状態は要求受け付け中なので、ECU2は、CT方向補正実施要求をPCS1に送信する。
PCS1は、ECU2からのCT方向補正実施要求を受信すると、時刻T3にてCT方向補正実施中情報をECU2に送信する。
時刻T4bにてPCS1は、U相負荷31uのON要求をECU2に送信する。ECU2はU相負荷31uをONして負荷状態を送信し、PCS1は、CT1センサ41とCT2センサ42を計測する。
時刻T4cにてPCS1は、U相負荷31uのOFF要求をECU2に送信する。ECU2はU相負荷31uをOFFして負荷状態を送信し、PCS1は、CT1センサ41とCT2センサ42を計測する。
時刻T4eにてPCS1は、V相負荷31vのOFF要求をECU2に送信する。ECU2はV相負荷31vをOFFして負荷状態を送信し、PCS1は、CT1センサ41とCT2センサ42を計測する。
時刻T4fにてPCS1は、これら計測結果に基づき、結果判定を行う。図5にてPCS1は、結果が正常であると判定するので、時刻T5にて正常完了をECU2に送信する。
時刻T6にてPCS1は、CT方向補正要求とCT方向補正制御状態とがクリアされたことを確認したならば要求受け付け中状態へ遷移する。
PCS1は、待機時において、自己診断中などの処理中の期間を除き、基本的にはCT方向補正実施状態を受け付け中状態とし、連系発電状態、自立発電、エラー発生時においてはCT方向補正実施状態を受け付け禁止状態とする。
時刻T0から時刻T4eまでのECU2とPCS1の動作は、図5に示した正常検知時の動作と同様である。
時刻T4fにてPCS1は、これら計測結果に基づき、結果判定を行う。図6にてPCS1は、結果が異常であると判定するので、時刻T5にて該当するエラー情報をECU2に送信する。
時刻T5にてECU2は、PCS1からのCT方向補正異常を受信すると、CT方向補正要求とCT方向補正制御状態とをクリアし、エラー処理を実施する。
PCS1は、CT方向補正要求とCT方向補正制御状態とがクリアされたことを確認したならば受け付け禁止状態へ遷移し、以降はエラー処理を実施する。
PCS1は、図7〜図12に示すフローに従い、CT1センサ41とCT2センサ42の取り付け位置判別を開始する。CT1センサ41とCT2センサ42の取り付け位置は、ECU2で制御されるU相負荷31uとV相負荷31vとを使用して、通電電流の大きさと認識される電力値より、取り付け線と向きとを判定する。
PCS1は、CT1センサ41のON電力とOFF電力との偏差の絶対値が閾値以下のとき、U相負荷31uを流れる電流がCT1センサ41を通電していないと判定し(ステップS11→No)、図8のステップS30の処理に進む。
PCS1は、CT1センサ41のON電力とOFF電力との偏差の絶対値が閾値を超えていたとき、U相負荷31uを流れる電流がCT1センサ41を通電したと判定し(ステップS11→Yes)、ステップS12の処理に進む。
ステップS30にてPCS1は、CT1センサ41の状態が位置#3,#4または「その他」のいずれかであると判定する。
ステップS40にてPCS1は、CT1センサ41とCT2センサ42とにより、V相負荷31vのON時の電流とOFF時の電流とを計測し、V相負荷31vのON電力とOFF電力を求め、このON電力とOFF電力との偏差を算出する。
ステップS47にてPCS1は、CT2センサ42を通電してV相負荷31vで消費された電力2が正ならば(ステップS47→Yes)、CT2センサ42の状態が位置#4であると判定し(ステップS48)、処理を正常終了する。このときCT1センサ41の状態は、位置#2であると判定されている。
ステップS60にてPCS1は、CT1センサ41とCT2センサ42とにより、V相負荷31vのON時の電流とOFF時の電流とを計測し、V相負荷31vのON電力とOFF電力を求め、このON電力とOFF電力との偏差を算出する。
ステップS67にてPCS1は、CT2センサ42を通電してV相負荷31vで消費された電力2が負ならば(ステップS67→No)、CT1センサ41の状態が位置#3であると判定し(ステップS69)、処理を正常終了する。このときCT1センサ41の状態は、位置#1であると判定されている。
ステップS80にてPCS1は、CT1センサ41とCT2センサ42とにより、V相負荷31vのON時の電流とOFF時の電流とを計測し、V相負荷31vのON電力とOFF電力を求め、このON電力とOFF電力との偏差を算出する。
ステップS81にてPCS1は、CT1センサ41のON電力とOFF電力との偏差の絶対値が閾値を超えていたとき、V相負荷31vを流れる電流がCT1センサ41を通電したと判定し(ステップS81→Yes)、ステップS82の処理に進む。
ステップS100にてPCS1は、CT1センサ41とCT2センサ42とにより、V相負荷31vのON時の電流とOFF時の電流とを計測し、V相負荷31vのON電力とOFF電力を求め、このON電力とOFF電力との偏差を算出する。
ステップS101にてPCS1は、CT1センサ41のON電力とOFF電力との偏差の絶対値が閾値を超えていたとき、V相負荷31vを流れる電流がCT1センサ41を通電したと判定し(ステップS101→Yes)、ステップS102の処理に進む。
更に、負荷通電時間と負荷通電タイミングに乱数を用いることにより、配電盤に接続されている家庭用負荷6の電流との同期を避け、より正確にCT1センサ41とCT2センサ42の取り付け線と向きとを判定可能である。よって、家庭用負荷6を停止することなく判定可能である。
上記実施形態でコージェネレーションシステムSは燃料電池によって発電するものであったが、他の発電形態であってもよく、限定されない。また、U相負荷31uとV相負荷31vとは、燃料電池のグローヒータに限定されず、任意の発電形態で用いられる負荷であればよい。
1 PCS (Power Conditioning System:判定部)
2 ECU (電子制御装置)
3 補機
31u U相負荷 (グローヒータ)
31v V相負荷 (グローヒータ)
41 CT1センサ (第1の電流センサ)
42 CT2センサ (第2の電流センサ)
6 家庭内負荷
9 系統電源
91 U相配線
92 V相配線
93 N相配線
Claims (6)
- 家庭内負荷に接続されて交流を構成するU,N,V相のうち何れかに何れかの向きでそれぞれ取り付けられる第1、第2の電流センサと、
前記交流のU−N相間に通電可能なU相負荷と、
前記交流のV−N相間に通電可能なV相負荷と、
乱数を用いて前記U相負荷と前記V相負荷の通電タイミングを決定し、前記U相負荷に通電させていないときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果と前記U相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果との偏差から、各前記第1,第2の電流センサの前記U相負荷による通電の有無と通電方向とを判定し、前記V相負荷に通電させていないときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果と前記V相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果との偏差から、各前記第1,第2の電流センサの前記V相負荷による通電の有無と通電方向とを判定して、前記第1、第2の電流センサそれぞれの取り付け線と向きとを判定する判定部と、
を備えることを特徴とするコージェネレーションシステム。 - 家庭内負荷に接続されて交流を構成するU,N,V相のうち何れかに何れかの向きでそれぞれ取り付けられる第1、第2の電流センサと、
前記交流のU−N相間に通電可能なU相負荷と、
前記交交流のV−N相間に通電可能なV相負荷と、
乱数を用いて前記U相負荷と前記V相負荷の通電期間を決定し、前記U相負荷に通電させていないときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果と前記U相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果との偏差から、各前記第1,第2の電流センサの前記U相負荷による通電の有無と通電方向とを判定し、前記V相負荷に通電させていないときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果と前記V相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサの計測結果との偏差から、各前記第1,第2の電流センサの前記V相負荷による通電の有無と通電方向とを判定して、前記第1、第2の電流センサそれぞれの取り付け線と向きとを判定する判定部と、
を備えることを特徴とするコージェネレーションシステム。 - 前記判定部は、前記第1、第2の電流センサの取り付け線と向きとが許容できない組合せならば、エラーを通知する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のコージェネレーションシステム。 - 前記U相負荷と前記V相負荷とは、前記コージェネレーションシステムに用いられるグローヒータである、
ことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のコージェネレーションシステム。 - 家庭内負荷に接続されて交流を構成するU,N,V相のうち何れかに何れかの向きでそれぞれ取り付けられる第1、第2の電流センサと、
前記交流のU−N相間に通電可能なU相負荷と、
前記交流のV−N相間に通電可能なV相負荷と、
判定部と、
を備えたコージェネレーションシステムが実行するセンサチェック方法であって、
前記判定部は、
乱数を用いて前記U相負荷と前記V相負荷の通電タイミングを決定し、
前記U相負荷に通電させていないときに各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
前記U相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
各前記第1,第2の電流センサの前記U相負荷による通電の有無と通電方向とを判定し、
前記V相負荷に通電させていないときに各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
前記V相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
各前記第1,第2の電流センサの前記V相負荷による通電の有無と通電方向とを判定して、前記第1、第2の電流センサそれぞれの取り付け線と向きとを判定する、
ことを特徴とするコージェネレーションシステムのセンサチェック方法。 - 家庭内負荷に接続されて交流を構成するU,N,V相のうち何れかに何れかの向きでそれぞれ取り付けられる第1、第2の電流センサと、
前記交流のU−N相間に通電可能なU相負荷と、
前記交流のV−N相間に通電可能なV相負荷と、
判定部と、
を備えたコージェネレーションシステムが実行するセンサチェック方法であって、
前記判定部は、
乱数を用いて前記U相負荷と前記V相負荷の通電期間を決定し、
前記U相負荷に通電させていないときに各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
前記U相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
各前記第1,第2の電流センサの前記U相負荷による通電の有無と通電方向とを判定し、
前記V相負荷に通電させていないときに各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
前記V相負荷に通電させたときの各前記第1,第2の電流センサでそれぞれ電流を計測し、
各前記第1,第2の電流センサの前記V相負荷による通電の有無と通電方向とを判定して、前記第1、第2の電流センサそれぞれの取り付け線と向きとを判定する、
ことを特徴とするコージェネレーションシステムのセンサチェック方法。
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