JP6065641B2 - 分散型電源システムおよびその診断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、商用電源以外の発電装置を備えた分散型電源システムおよびその診断方法に関する。
商用電源と電力負荷とを接続する配電線に、インバータを介して発電装置を接続し、配電線上に設けられた電流検出器による検出値に基づき、発電装置の作動を制御するコジェネレーションシステム(分散型電源システム)に関する従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された分散型電源システムは、電流検出器による検出値を用いて、電力負荷側から商用電源に向けて逆潮流が発生しないように、発電装置の作動を制御している。
また、特許文献1に記載された分散型電源システムにおいては、発電装置の作動を停止させた状態で、電流検出器の検出値に基づいて電流検出器の接続状態を診断している。すなわち、発電装置の作動が停止している状態においては、発電装置による発電が行われないため、商用電源に向けた逆潮流は発生しないはずである。したがって、この場合に、電流検出器によりマイナスの電流値が検出された時には、配電線上において、電流検出器が逆向きに接続されていると判定されるわけである。
特開2002−286785号公報(第6−7頁および図4)
ところで、上述した従来技術による分散型電源システムにおいて、システムの設置後、蓄電池等の発電装置以外の付加電源を新たに追加して設ける場合がある。この付加電源の追加工事の際に、従来あった電流検出器を一旦取り外して、再度取り付ける場合に、誤って、その取付向きが逆方向になるように取り付けられる場合がある。この場合、発電装置の作動を停止しても、配電線の少なくとも片相において、付加電源から商用電源に向けて逆潮流が発生する場合がある。したがって、付加電源を備えた分散型電源システムの場合、特許文献1に記載されたような診断方法では、発電装置の作動停止中に、電流検出器によりマイナスの電流値が検出されたとしても、これが、逆潮流によるものなのか電流検出器の取り付けに起因するものなのかの判別ができず、電流検出器の取付状態を判定することはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電流検出装置の取付向きを正確に判定できる分散型電源システムおよびその診断方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る分散型電源システムの発明の構成は、1本の接地線と複数の交流線によって形成され、電力を消費する負荷装置に商用電源を接続する電力供給線と、電力供給線に接続された主発電装置と、電力供給線に接続された付加電源と、各々の交流線上にそれぞれ設けられ、商用電源と主発電装置および付加電源との間に配置された複数の電流検出装置と、それぞれの交流線上の電圧を検出する電圧検出装置と、電流検出装置および電圧検出装置による検出値に基づき、主発電装置および負荷装置の作動を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、主発電装置による発電を停止させた状態で、複数の交流線のすべてではない一部の交流線上の電流検出装置によって、商用電源に向けた電流を検出した時、商用電源に向けた電流が検出された交流線に接続された負荷装置を起動し、負荷装置の起動前後における交流線上の電流の増減を検出し、負荷装置の起動前に比べ、負荷装置の起動後の電流が増大したことを検出した場合、商用電源に向けた電流が検出された交流線上の電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定し、負荷装置の起動前に比べ、負荷装置の起動後の電流が減少したことを検出した場合、商用電源に向けた電流が検出された交流線上において、付加電源から商用電源に向けて逆潮流が発生していると判定することである。
請求項2に係る発明の構成は、請求項1の分散型電源システムにおいて、制御装置は、主発電装置による発電を停止させた状態で、すべての交流線上において商用電源に向けた電流が検出された時、すべての交流線上の電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定することである。
請求項3に係る発明の構成は、請求項1または2の分散型電源システムにおいて、制御装置は、主発電装置による発電を停止させた状態で、交流線上における電圧位相に対する電流位相が所定量だけ相違した時、交流線において、商用電源に向けた電流を検出することである。
請求項4に係る発明の構成は、請求項1の分散型電源システムにおいて、制御装置は、二通りの作動時間によって負荷装置を起動して、それぞれの場合において、負荷装置の起動前後における交流線の電流の増減を検出し、双方の場合において交流線の電流がともに増大した場合、商用電源に向けた電流が検出された交流線上の電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定し、双方の場合において交流線の電流がともに減少した場合、商用電源に向けた電流が検出された交流線上において、付加電源から商用電源に向けて逆潮流が発生していると判定することである。
請求項5に係る発明の構成は、請求項1の分散型電源システムにおいて、制御装置は、商用電源に向けた電流が検出された交流線における所定周期分の電流波形について、負荷装置を起動させる前に対して、負荷装置を起動させた後の電流の増大量が所定範囲内である波形が、全体に対して所定の割合以上である場合に交流線の電流が増大したと判定し、負荷装置を起動させる前に対して、負荷装置を起動させた後の電流の減少量が所定範囲内である波形が、全体に対して所定の割合以上である場合に交流線の電流が減少したと判定することである。
請求項6に係る発明の構成は、請求項1乃至5のうちのいずれかの分散型電源システムにおいて、主発電装置を燃料電池発電装置としたことである。
請求項7に係る発明の構成は、請求項1乃至6のうちのいずれかの分散型電源システムにおいて、主発電装置には、発電による発熱を回収する冷却水循環路が接続されており、負荷装置を、冷却水循環路に設けられた冷却水加温ヒータとしたことである。
請求項8に係る分散型電源システムの診断方法の発明の構成は、1本の接地線と複数の交流線によって形成され、電力を消費する負荷装置に商用電源を接続する電力供給線と、電力供給線に接続された主発電装置と、電力供給線に接続された付加電源と、各々の交流線上にそれぞれ設けられ、商用電源と主発電装置および付加電源との間に配置された複数の電流検出装置と、それぞれの交流線上の電圧を検出する電圧検出装置と、を備えた分散型電源システムの診断方法であって、主発電装置による発電を停止させた状態で、交流線上の電流検出装置によって、商用電源に向けた電流を検出する電流方向検出ステップと、複数の交流線のすべてではない一部の交流線上の電流検出装置によって、商用電源に向けた電流を検出した時、主発電装置による発電を停止させた状態で、商用電源に向けた電流を検出した交流線に接続された負荷装置を起動し、負荷装置の起動前後における交流線上の電流の増減を検出する電流変化量検出ステップと、負荷装置の起動前に比べ、負荷装置の起動後の電流が増大したことを検出した場合、商用電源に向けた電流を検出した交流線上の電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定し、負荷装置の起動前に比べ、負荷装置の起動後の電流が減少したことを検出した場合、商用電源に向けた電流が検出された交流線上において、付加電源から商用電源に向けて逆潮流が発生していると判定する取付方向判定ステップと、を備えたことである。
請求項1に係る分散型電源システムによれば、主発電装置による発電を停止させた状態で、複数の交流線のすべてではない一部の交流線上の電流検出装置によって、商用電源に向けた電流を検出した時、商用電源に向けた電流が検出された交流線に接続された負荷装置を起動し、負荷装置の起動前後における交流線上の電流の増減を検出し、負荷装置の起動前に比べ、負荷装置の起動後の電流が増大したことを検出した場合、商用電源に向けた電流が検出された交流線上の電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定することにより、電流検出装置が逆向きに取り付けられたことを正確に判定することができる。
すなわち、上述した場合、負荷装置が起動されて、商用電源によって供給される電流の増大を電流検出装置が検出したと推定され、電流検出装置が逆向きに取り付けられていると判定することができる。
尚、上述した、商用電源に向けた電流を検出した時とは、実際に、商用電源に対して付加電源の電圧が高くなり、商用電源に向けて逆潮流が発生している場合と、電流検出装置の取付向きが逆方向であって、商用電源から負荷装置側に向けた電流を、商用電源に向けた電流として検出した場合とを含んでいる。
また、負荷装置の起動前に比べ、負荷装置の起動後の電流が減少したことを検出した場合、商用電源に向けた電流が検出された交流線上において、付加電源から商用電源に向けて逆潮流が発生していると判定することにより、電流検出装置が逆向きに取り付けられていないことを正確に判定することができる。
すなわち、上述した場合、負荷装置が起動されて、付加電源からの電流の一部が負荷装置へと流れるため、商用電源に向けた逆潮流が減少したと推定され、電流検出装置は逆向きに取り付けられていないと判定することができる。
請求項2に係る分散型電源システムによれば、主発電装置による発電を停止させた状態で、すべての交流線上において商用電源に向けた電流が検出された時、すべての交流線上の電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定することにより、すべての電流検出装置が逆向きに取り付けられたことを正確に判定することができる。
通常、付加電源は、商用電源に向けて、すべての交流線を介した逆潮流は発生しないように制御されているため、上述した場合、すべての電流検出装置が逆向きに取り付けられていると判定することができる。
請求項3に係る分散型電源システムによれば、主発電装置による発電を停止させた状態で、交流線上における電圧位相に対する電流位相が所定量だけ相違した時、交流線において、商用電源に向けた電流を検出することにより、電流検出装置によって商用電源に向けた電流を正確に検出することができる。
すなわち、一般的に、商用電源に向けて逆潮流が発生している時と、電流検出装置が逆向きに取り付けられている時に、電圧位相に対する電流位相が所定量だけ相違することを利用して、商用電源に向けた電流を正確に検出することができる。
請求項4に係る分散型電源システムによれば、二通りの作動時間によって負荷装置を起動して、それぞれの場合において、負荷装置の起動前後における交流線の電流の増減を検出し、双方の場合において交流線の電流がともに増大した場合、商用電源に向けた電流が検出された交流線上の電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定し、双方の場合において交流線の電流がともに減少した場合、商用電源に向けた電流が検出された交流線上において、付加電源から商用電源に向けて逆潮流が発生していると判定することにより、商用電源に向けた電流の検出が、電流検出装置が逆向きに取り付けられたことによるものか、商用電源に向けた逆潮流に起因するものなのかを正確に判定することができる。
請求項5に係る分散型電源システムによれば、商用電源に向けた電流が検出された交流線における所定周期分の電流波形について、負荷装置を起動させる前に対して、負荷装置を起動させた後の電流の増大量が所定範囲内である波形が、全体に対して所定の割合以上である場合に交流線の電流が増大したと判定し、負荷装置を起動させる前に対して、負荷装置を起動させた後の電流の減少量が所定範囲内である波形が、全体に対して所定の割合以上である場合に交流線の電流が減少したと判定することにより、外乱等の影響を受けずに、負荷装置の起動前後における交流線上の電流の増減を精度よく検出することができる。
請求項6に係る分散型電源システムによれば、主発電装置を燃料電池発電装置としたことにより、発電効率を向上させることができるとともに、環境によい分散型電源システムにすることができる。
請求項7に係る分散型電源システムによれば、主発電装置には、発電による発熱を回収する冷却水循環路が接続されており、負荷装置を、冷却水循環路に設けられた冷却水加温ヒータとしたことにより、制御装置による負荷装置の起動が容易で、電流検出装置の取付向きの判定を容易に行うことができる。
請求項8に係る分散型電源システムの診断方法によれば、主発電装置による発電を停止させた状態で、交流線上の電流検出装置によって、商用電源に向けた電流を検出する電流方向検出ステップと、複数の交流線のすべてではない一部の交流線上の電流検出装置によって、商用電源に向けた電流を検出した時、主発電装置による発電を停止させた状態で、商用電源に向けた電流を検出した交流線に接続された負荷装置を起動し、負荷装置の起動前後における交流線上の電流の増減を検出する電流変化量検出ステップと、負荷装置の起動前に比べ、負荷装置の起動後の電流が増大したことを検出した場合、商用電源に向けた電流を検出した交流線上の電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定する取付方向判定ステップと、を備えたことにより、電流検出装置が逆向きに取り付けられたことを正確に判定することができる。
すなわち、電流変化量検出ステップにより、負荷装置の起動前に比べ、負荷装置の起動後の電流が増大したことが検出された場合、負荷装置が起動されて、商用電源によって供給される電流の増大を電流検出装置が検出したと推定され、取付方向判定ステップにおいて、電流検出装置が逆向きに取り付けられていると判定することができる。

本発明の一実施形態による分散型電源システムの概略図 図1に示した分散型電源システムの電気回路図 制御装置による診断方法を表すメインフローチャートを示した図 図3の電流センサ向き判定処理の方法を表すフローチャートを示した図
図1乃至図4に基づき、本発明の一実施形態による分散型電源システム1およびその診断方法について説明する。尚、図1において、各コンポーネントを接続する実線は電力を供給するための電線を表し、各コンポーネントから引き出された破線は信号線を示している。
<分散型電源システムの構成>
本実施形態による分散型電源システム1は、発電機能と貯湯機能とを有した、いわゆるコジェネレーションシステムである。図1に示したように、分散型電源システム1には、主幹ブレーカ3を介して、商用電源2が接続されている。主幹ブレーカ3には、主幹電力線4が接続されており、主幹電力線4には複数の負荷コンポーネント5a、5bが接続されている。各々の負荷コンポーネント5a、5bは、商用電源2からの電力を消費する装置であって、例えば、照明装置、エアコンディショナー、テレビ受信機等が該当する。負荷コンポーネント5a、5bの種類および数は、特に限定されるべきものではない。
主幹電力線4には、発電電力線6によって発電インバータ7が接続されている。また、発電インバータ7には、さらに発電装置8(主発電装置に該当する)が接続されている。本実施形態による発電装置8は、水素、天然ガス、酸素等によって発電する固体酸化物形燃料電池発電機が使用されているが、これに限られるものではなく、ガスエンジン発電機等であってもよい。発電インバータ7は、発電装置8によって発電された電力を、商用電源2の電流位相と合致した位相の交流電流に変換して、負荷コンポーネント5a、5bに供給する。
図1に示すように、発電装置8には冷却水循環路9が接続されている。冷却水循環路9は、発電装置8の発電による排熱を回収するための水路で、クーラントが循環可能に充填されている。冷却水循環路9上には、クーラントを循環させるための液圧ポンプ10、熱交換器11、冷却水加温ヒータ12が設けられている。冷却水加温ヒータ12は、作動スイッチ13を介して、主幹電力線4上における発電電力線6との接続点と後述する蓄電線17との接続点との間に接続されている。冷却水加温ヒータ12は、低温時において発電装置8の暖機運転を行うために、商用電源2または後述する蓄電装置19によって加熱され、冷却水循環路9内のクーラントを加温する。上述した負荷コンポーネント5a、5bと冷却水加温ヒータ12とを包括した構成が、負荷装置に該当する。
熱交換器11には貯湯水循環路14が接続されており、貯湯水循環路14の両端部は、貯湯槽15に連結されている。貯湯水循環路14上には湯水ポンプ16が設けられており、湯水ポンプ16は、貯湯槽15の下部に貯留している湯水を吸引して、貯湯水循環路14内に循環させている。貯湯水循環路14内を循環する湯水は、熱交換器11においてクーラントから受熱して加熱される。
貯湯槽15は湯水を貯水可能な容器であって、内部の湯水を上下方向に複数層に(上に行くほど温度が高くなるように)貯留可能に形成されている。貯湯槽15の下部には、貯湯槽15に水道水を供給する給水管15aが接続されおり、給水管15aには、減圧弁15bが設けられている。貯湯槽15の上部には、貯湯槽15内の貯湯水を温水利用機器(図示せず)に給湯する給湯管15cが接続されている。温水利用機器としては、浴槽、シャワー、キッチンの蛇口、洗面所の蛇口、床暖房機器等がある。
このような構成により、貯湯槽15に貯留されている高温の貯湯水が給湯管15cから導出され、その導出された分を補給するように、水道水(低温の水)が給水管15aから導入されるようになっている。減圧弁15bは、貯湯槽15への給水量を調整している。湯水ポンプ16および減圧弁15bは、図示しない貯湯コントローラにより作動制御される。
図1に示すように、主幹電力線4上には、蓄電線17によって蓄電インバータ18が接続されている。また、蓄電インバータ18には、さらに畜電装置19(付加電源に該当する)が接続されている。本実施形態による畜電装置19には、リチウムイオン電池、鉛蓄電池、アルカリ二次電池等が使用可能である。蓄電インバータ18は、畜電装置19から供給される直流電流を、商用電源2の電流位相と合致した位相の交流電流に変換して、負荷コンポーネント5a、5bに供給する。また、蓄電インバータ18は、商用電源2あるいは発電装置8からの電力を直流に変換して、蓄電装置19を充電する。主幹電力線4、発電電力線6および蓄電線17を包括した構成が、電力供給線に該当する。
電圧センサ20(電圧検出装置に該当する)は、主幹電力線4上の蓄電線17との接続点と主幹ブレーカ3との間に設けられ、主幹電力線4上の電圧を検出している。電圧センサ20は、主幹電力線4上に発生する電圧が、商用電源2によるものであっても、発電装置8または畜電装置19から供給されるものであっても検出することができる。
また、電流センサ21(電流検出装置に該当する)は、主幹電力線4上の蓄電線17との接続点と上述した電圧センサ20との間に設けられ、主幹電力線4上の電流を検出している。電流センサ21は、主幹電力線4上を流れる電流が、商用電源2によるものであっても、発電装置8または畜電装置19から供給されるものであっても検出することができる。
制御装置22は、発電インバータ7、発電装置8、液圧ポンプ10、冷却水加温ヒータ12の作動スイッチ13、蓄電インバータ18、蓄電装置19、電圧センサ20、電流センサ21および上述した貯湯コントローラに接続されており、電圧センサ20および電流センサ21による検出値に基づいて、各構成の作動を制御する。
図2は、分散型電源システム1の簡略した電気回路図である。尚、図2において、発電インバータ7および蓄電インバータ18は省略されている。図2に示すように、上述した商用電源2は、トランス23によって所定の電圧に降圧された後、単相3線式の電力供給方式によって供給されている。主幹電力線4は、U相線4a、V相線4b(ともに交流線に該当する)およびN相線4c(接地線に該当する)を備えており、U相線4aとN相線4cとにより、一つの負荷コンポーネント5aが商用電源2に接続され、V相線4bとN相線4cとにより、残りの負荷コンポーネント5bが商用電源2に接続されている。尚、N相線4cは、接地されている。
上述した蓄電装置19は、主幹ブレーカ3と負荷コンポーネント5a、5bとの間において、蓄電線17を形成するU相蓄電線17a、V相蓄電線17bおよびN相蓄電線17cによって、それぞれU相線4a、V相線4bおよびN相線4cに接続されている。
また、上述した発電装置8は、蓄電線17の接続点と負荷コンポーネント5a、5bとの間において、発電電力線6を形成するU相発電電力線6a、V相発電電力線6bおよびN相発電電力線6cによって、それぞれU相線4a、V相線4bおよびN相線4cに接続されている。
図2に示したように、上述した冷却水加温ヒータ12は、第1ヒータ12aおよび第2ヒータ12bとにより形成されている。第1ヒータ12aの一端は、第1ヒータN相線12cを介してN相発電電力線6cに接続され、他端は、第1ヒータU相線12dを介してU相発電電力線6aに接続されている。第1ヒータU相線12d上には、作動スイッチ13に含まれる第1スイッチ13aが設けられている。
一方、第2ヒータ12bの一端は、第2ヒータN相線12eを介してN相発電電力線6cに接続され、他端は、第2ヒータV相線12fを介してV相発電電力線6bに接続されている。第2ヒータV相線12f上には、作動スイッチ13に含まれる第2スイッチ13bが設けられている。
尚、第1ヒータN相線12c、第1ヒータU相線12d、第2ヒータN相線12eおよび第2ヒータV相線12fは、電力供給線に含まれる。
U相線4a上のU相蓄電線17aとの接続点と主幹ブレーカ3との間には、上述した電圧センサ20に含まれる第1電圧センサ20aが設けられている。また、V相線4b上のV相蓄電線17bとの接続点と主幹ブレーカ3との間には、電圧センサ20に含まれる第2電圧センサ20bが設けられている。
また、U相線4a上において、第1電圧センサ20aとU相蓄電線17aとの接続点との間には、上述した電流センサ21に含まれる第1電流センサ21aが設けられている。また、V相線4b上において、第2電圧センサ20bとV相蓄電線17bとの接続点との間には、電流センサ21に含まれる第2電流センサ21bが設けられている。
<分散型電源システムの診断方法>
次に、制御装置22による電流センサ21の取付向きに関する診断方法について説明する。
<電流方向検出ステップ>
最初に、発電装置8の発電作動を停止して、発電装置8から商用電源2に向けた逆潮流が発生しない状態にする。この状態において、第1電圧センサ20aおよび第2電圧センサ20bによって、U相線4a上およびV相線4b上の電圧をそれぞれ検出する。また、それとともに、第1電流センサ21aおよび第2電流センサ21bによって、U相線4a上およびV相線4b上の電流をそれぞれ検出する。
検出されたU相線4a上およびV相線4b上の電流波形は、U相線4a上およびV相線4b上のそれぞれの電圧波形と比較される。ここで、U相線4a上の電流波形のU相線4a上の電圧波形に対する位相のずれが基準値θ以上で、かつ、所定値以上の電流が、所定時間継続する状態を、U相線4a上において位相のずれがある状態と定義し、それ以外の状態をU相線4a上において位相のずれがない状態と定義する。また、V相線4b上の電流波形のV相線4b上の電圧波形に対する位相のずれが基準値θ以上で、かつ、所定値以上の電流が、所定時間継続する状態を、V相線4b上において位相のずれがある状態と定義し、それ以外の状態をV相線4b上において位相のずれがない状態と定義する。
U相線4a上において位相のずれがなく、かつ、V相線4b上において位相のずれがない場合、U相線4a上およびV相線4b上において、商用電源2から負荷コンポーネント5a、5bに向けて電流が流れていることが検出され、第1電流センサ21aおよび第2電流センサ21bの取付向きは正常であると診断される。上述した基準値θは、特に限定されないが、例えば、180°に設定することができる。
また、U相線4a上において位相のずれがあり、かつ、V相線4b上において位相のずれがある場合、U相線4a上およびV相線4b上において、負荷コンポーネント5a、5b側から商用電源2に向けて電流が流れていることが検出され、第1電流センサ21aおよび第2電流センサ21bの双方の取付向きが逆方向であると診断される。これは、電力供給会社との契約上、蓄電装置19は、U相線4aおよびV相線4bの双方の電力の総和に基づいて作動制御されているため、蓄電装置19からの逆潮流により、U相線4aおよびV相線4bの双方を介して商用電源2に向けて電流が流れることはあり得ないからである。
また、U相線4a上において位相のずれがあり、かつ、V相線4b上において位相のずれがない場合、U相線4a上において、負荷コンポーネント5a側から商用電源2に向けて電流が流れていることが検出されるとともに、V相線4b上において、商用電源2から負荷コンポーネント5bに向けて電流が流れていることが検出され、第1電流センサ21aの取付向きが正常か否かを診断するために電流変化量検出ステップへと移行する。
また、U相線4a上において位相のずれがなく、かつ、V相線4b上において位相のずれがある場合、U相線4a上において、商用電源2から負荷コンポーネント5aに向けて電流が流れていることが検出されるとともに、V相線4b上において、負荷コンポーネント5b側から商用電源2に向けて電流が流れていることが検出され、第2電流センサ21bの取付向きが正常か否かを診断するために電流変化量検出ステップへと移行する。
これは、U相線4a上およびV相線4b上の一方のみにおいて、負荷コンポーネント5a、5b側から商用電源2に向けて電流が流れていることが検出された場合、蓄電装置19から商用電源2に向けた逆潮流が発生している時と、第1電流センサ21aまたは第2電流センサ21bの取付向きが逆方向の時とがあるためである。
<電流変化量検出ステップ>
以下、U相線4a上において、負荷コンポーネント5a側から商用電源2に向けて電流が流れていることが検出されるとともに、V相線4b上において、商用電源2から負荷コンポーネント5bに向けて電流が流れていることが検出された場合の電流変化量検出ステップについて説明する。
発電装置8の作動を停止した状態で、冷却水加温ヒータ12のうち、負荷コンポーネント5a側から商用電源2に向けて電流が流れていることが検出された側に対応する第1ヒータ12aのみを起動させ、第1電流センサ21aによって、第1ヒータ12aの起動前後のU相線4a上の電流を検出し、起動後のU相線4a上の電流が、起動前のU相線4a上の電流に対して増大したか減少したかを検出する。
詳細には、最初に、起動前のU相線4a上の電流の4周期分の平均値(実効値でもよい)を基準電流値ibaとして算出する。次に、第1ヒータ12aを所定時間だけ作動させた時の電流50周期分のうち、基準電流値ibaに対して、1周期分の平均電流値iav(実効値でもよい)が所定範囲ih1〜ih2だけ増大したものが70%(35周期)以上あった場合、冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に電流の増大があったことを検出する。
一方、第1ヒータ12aを所定時間だけ作動させた時の電流50周期分のうち、基準電流値ibaに対して、1周期分の平均電流値iavが所定範囲il1〜il2だけ減少したものが70%(35周期)以上あった場合、冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に電流の減少があったことを検出する。上述したih1〜ih2とil1〜il2とは、互いに異なる範囲値であってもよいし、同一の範囲値であってもよい。
U相線4a上において、商用電源2から負荷コンポーネント5aに向けて電流が流れていることが検出されるとともに、V相線4b上において、負荷コンポーネント5b側から商用電源2に向けて電流が流れていることが検出された場合には、発電装置8の作動を停止した状態で、冷却水加温ヒータ12のうち、負荷コンポーネント5b側から商用電源2に向けて電流が流れていることが検出された側に対応する第2ヒータ12bのみを起動させ、第2電流センサ21bによって、第2ヒータ12bの起動前後のV相線4b上の電流を検出し、起動後のV相線4b上の電流が、起動前のV相線4b上の電流に対して増大したか減少したかを上述した方法と同様に検出する。起動後のV相線4b上の電流が、起動前のV相線4b上の電流に対して増大したか減少したかを検出する場合、U相線4a上の電流の増減を検出する場合に対して、上述した所定範囲ih1〜ih2およびil1〜il2等の条件を変更してもよい。
<取付方向判定ステップ>
冷却水加温ヒータ12の起動前に対して、起動後にU相線4a上またはV相線4b上において、電流の増大があったことが検出された場合、第1電流センサ21aまたは第2電流センサ21bの取付向きが逆方向であると診断される。この場合、冷却水加温ヒータ12が起動されて、商用電源2によって供給される電流の増大を第1電流センサ21aまたは第2電流センサ21bが検出したと推定され、第1電流センサ21aまたは第2電流センサ21bが逆向きに取り付けられていると判定することができるためである。
また、冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に、U相線4a上またはV相線4b上において電流の減少があったことが検出された場合、蓄電装置19から商用電源2に向けた逆潮流が発生しており、第1電流センサ21aまたは第2電流センサ21bの取付向きは正常であると診断される。この場合、冷却水加温ヒータ12が起動されて、蓄電装置19からの電流の一部が冷却水加温ヒータ12へと流れるため、商用電源2に向けた逆潮流が減少したと推定され、第1電流センサ21aまたは第2電流センサ21bは逆向きに取り付けられていないと判定することができるためである。
本実施形態による電流センサ21の取付向きに関する診断において、電流方向検出ステップによるU相線4a上およびV相線4b上の電流方向の監視は、発電装置8の作動停止中において常時行われている。
また、電流変化量検出ステップおよび取付方向判定ステップは、分散型電源システム1の電源再投入(リセット)時または停電モード(アイドリング状態)解除時に、一度のみ行う。
次に、図3および図4に基づいて、制御装置22によって実行される電流センサ21の取付向きに関する診断方法のフローチャートについて説明する。最初に、診断の実施が許可されているか否かが判定される(ステップS301)。例えば、分散型電源システム1に太陽光発電装置が含まれており、当該太陽光発電装置から、U相線4aおよびV相線4bの双方を介して商用電源2に向けて逆潮流が発生することがあり得る場合、診断の実施は許可されず、本診断フローは終了する。
診断の実施が許可されている場合、発電装置8の作動が停止しているか否かが判定される(ステップS302)。発電装置8の作動が停止していない場合、本診断フローは終了する。発電装置8が作動停止している場合、上述した方法によって、U相線4a上またはU相線4a上の少なくとも一方において、電流波形の電圧波形に対する位相のずれがあるか否かが判定される(電流方向検出ステップ、ステップS303)。U相線4a上およびU相線4a上のいずれにおいても、電流波形の電圧波形に対する位相のずれがないと判定された場合、本診断フローは終了する。U相線4a上またはU相線4a上の少なくとも一方において、電流波形の電圧波形に対する位相のずれがあると判定された場合、電流センサ向き判定処理が実行される(ステップS304)。
図4に示したように、電流センサ向き判定処理においては、最初に、U相線4a上およびV相線4b上の一方のみにおいて、電流波形の電圧波形に対する位相のずれがあったか否かが判定される(ステップS401)。U相線4a上およびU相線4a上の双方において、電流波形の電圧波形に対する位相のずれがあった場合、電流センサ21a、21bの双方の取付向きが逆方向であって、分散型電源システム1は異常と判定される。これにより、分散型電源システム1は強制停止させられ、再起動禁止状態とされる。また、異常警告が発せられ、分散型電源システム1の保守点検を担当するサービスマンに対して異常通知が行われる。サービスマンによる点検修理の後、電源再投入時に電流センサ向き判定操作が行われる。
また、分散型電源システム1が異常と判定された場合、その取付向きが逆方向と判定された電流センサ21a、21bの検出値を制御装置22内において反転させ、制御装置22による分散型電源システム1の作動制御を継続させるようにしてもよい。
U相線4a上およびV相線4b上の一方のみにおいて、電流波形の電圧波形に対する位相のずれがあったと判定された場合、前述したように、冷却水加温ヒータ12の起動前における、U相線4a上またはV相線4b上の4周期分の電流平均値が算出される(ステップS402)。その後、冷却水加温ヒータ12をT1秒間通電して作動させ(ステップS403)、前述した方法によって、冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に、U相線4a上またはV相線4b上の電流が増大または減少したかを判定する(電流変化量検出ステップ、ステップS404)。
冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に、U相線4a上またはV相線4b上の電流が増大または減少したと判定された場合、冷却水加温ヒータ12をT2秒間(T1<T2)通電して作動させ(ステップS405)、前述した場合と同様に、冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に、U相線4a上またはV相線4b上の電流が増大または減少したかを判定する(電流変化量検出ステップ、ステップS406)。冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に、U相線4a上またはV相線4b上の電流が増大または減少したと判定された場合、冷却水加温ヒータ12をT1秒間通電した場合と、冷却水加温ヒータ12をT2秒間通電した場合とで、電流の増減の判定結果が一致したか否かが判定される(ステップS407)。
冷却水加温ヒータ12をT1秒間通電した場合と、冷却水加温ヒータ12をT2秒間通電した場合とで、電流の増減の判定結果が一致したと判定された場合、冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に、U相線4a上またはV相線4b上の電流が減少したか否か判定する(取付方向判定ステップ、ステップS408)。冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に、U相線4a上またはV相線4b上の電流が減少した場合、分散型電源システム1は正常と判定される。これにより、分散型電源システム1は正常に作動させることができる。冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に、U相線4a上またはV相線4b上の電流が増大した場合、該当する電流センサ21a、21bの取付向きが逆方向であって、分散型電源システム1は異常と判定される。
上述したステップS404およびステップS406において、冷却水加温ヒータ12の起動前に対して起動後に、U相線4a上またはV相線4b上の電流が増大も減少もしなかったと判定された場合、または、ステップS407において、冷却水加温ヒータ12をT1秒間通電した場合と、冷却水加温ヒータ12をT2秒間通電した場合とで、電流の増減の判定結果が一致しなかったと判定された場合、それぞれの判定処理が10回実行されたか否かが判定される(ステップS409)。それぞれの判定処理が10回実行されたと判定された場合、分散型電源システム1は異常と判定される。それぞれの判定処理が10回実行されていないと判定された場合、ステップS402に戻り処理が繰り返される。
本実施形態に係る分散型電源システム1によれば、発電装置8による発電を停止させた状態で、U相線4aおよびV相線4bの一方のみに設けられた電流センサ21a、21bによって、商用電源2に向けた電流を検出した時、商用電源2に向けた電流が検出されたU相線4aまたはV相線4bに接続された冷却水加温ヒータ12を起動し、冷却水加温ヒータ12の起動前後におけるU相線4aまたはV相線4b上の電流の増減を検出し、冷却水加温ヒータ12の起動前に比べ、冷却水加温ヒータ12の起動後の電流が増大したことを検出した場合、商用電源2に向けた電流が検出されたU相線4a上またはV相線4b上の電流センサ21a、21bの取付向きが逆方向であると判定することにより、電流センサ21a、21bが逆向きに取り付けられたことを正確に判定することができる。
すなわち、上述した場合、冷却水加温ヒータ12が起動されて、商用電源2によって供給される電流の増大を電流センサ21a、21bが検出したと推定され、電流センサ21a、21bが逆向きに取り付けられていると判定することができる。
また、冷却水加温ヒータ12の起動前に比べ、冷却水加温ヒータ12の起動後の電流が減少したことを検出した場合、商用電源2に向けた電流が検出されたU相線4a上またはV相線4b上において、蓄電装置19から商用電源2に向けて逆潮流が発生していると判定することにより、電流センサ21a、21bが逆向きに取り付けられていないことを正確に判定することができる。
すなわち、上述した場合、冷却水加温ヒータ12が起動されて、蓄電装置19からの電流の一部が冷却水加温ヒータ12へと流れるため、商用電源2に向けた逆潮流が減少したと推定され、電流センサ21a、21bは逆向きに取り付けられていないと判定することができる。
また、発電装置8による発電を停止させた状態で、U相線4a上およびV相線4b上の双方において商用電源2に向けた電流が検出された時、U相線4a上およびV相線4b上の電流センサ21a、21bの取付向きが逆方向であると判定することにより、すべての電流センサ21a、21bが逆向きに取り付けられたことを正確に判定することができる。
通常、蓄電装置19は、商用電源2に向けて、U相線4aおよびV相線4bの双方を介した逆潮流は発生しないように制御されているため、上述した場合、すべての電流センサ21a、21bが逆向きに取り付けられていると判定することができる。
また、発電装置8による発電を停止させた状態で、U相線4a上またはV相線4b上における電圧位相に対する電流位相が所定量だけ相違した時、U相線4aまたはV相線4bにおいて、商用電源2に向けた電流を検出することにより、電流センサ21a、21bによって商用電源2に向けた電流を正確に検出することができる。
すなわち、一般的に、商用電源2に向けて逆潮流が発生している時と、電流センサ21a、21bが逆向きに取り付けられている時に、電圧位相に対する電流位相が所定量だけ相違することを利用して、商用電源2に向けた電流を正確に検出することができる。
また、二通りの作動時間によって冷却水加温ヒータ12を起動して、それぞれの場合において、冷却水加温ヒータ12の起動前後におけるU相線4aまたはV相線4bの電流の増減を検出し、双方の場合においてU相線4aまたはV相線4bの電流がともに増大した場合、商用電源2に向けた電流が検出されたU相線4a上またはV相線4b上の電流センサ21a、21bの取付向きが逆方向であると判定し、双方の場合においてU相線4aまたはV相線4bの電流がともに減少した場合、商用電源2に向けた電流が検出されたU相線4a上またはV相線4b上において、蓄電装置19から商用電源2に向けて逆潮流が発生していると判定することにより、商用電源2に向けた電流の検出が、電流センサ21a、21bが逆向きに取り付けられたことによるものか、商用電源2に向けた逆潮流に起因するものなのかを正確に判定することができる。
また、商用電源2に向けた電流が検出されたU相線4aまたはV相線4bにおける所定周期分の電流波形について、冷却水加温ヒータ12を起動させる前に対して、冷却水加温ヒータ12を起動させた後の電流の増大量が所定範囲内である波形が、全体に対して所定の割合以上である場合にU相線4aまたはV相線4bの電流が増大したと判定し、冷却水加温ヒータ12を起動させる前に対して、冷却水加温ヒータ12を起動させた後の電流の減少量が所定範囲内である波形が、全体に対して所定の割合以上である場合にU相線4aまたはV相線4bの電流が減少したと判定することにより、外乱等の影響を受けずに、冷却水加温ヒータ12の起動前後におけるU相線4a上またはV相線4b上の電流の増減を精度よく検出することができる。
また、発電装置8を燃料電池発電装置としたことにより、発電効率を向上させることができるとともに、環境によい分散型電源システム1にすることができる。
また、発電装置8には、発電による発熱を回収する冷却水循環路9が接続されており、負荷装置を、冷却水循環路9に設けられた冷却水加温ヒータ12としたことにより、制御装置22による負荷装置の起動が容易で、電流センサ21a、21bの取付向きの判定を容易に行うことができる。
また、本実施形態に係る分散型電源システム1の診断方法によれば、発電装置8による発電を停止させた状態で、U相線4a上またはV相線4b上の電流センサ21a、21bによって、商用電源2に向けた電流を検出する電流方向検出ステップと、U相線4aまたはV相線4bの一方の電流センサ21a、21bによって、商用電源2に向けた電流を検出した時、発電装置8による発電を停止させた状態で、商用電源2に向けた電流を検出したU相線4aまたはV相線4bに接続された冷却水加温ヒータ12を起動し、冷却水加温ヒータ12の起動前後におけるU相線4a上またはV相線4b上の電流の増減を検出する電流変化量検出ステップと、冷却水加温ヒータ12の起動前に比べ、冷却水加温ヒータ12の起動後の電流が増大したことを検出した場合、商用電源2に向けた電流を検出したU相線4a上またはV相線4b上の電流センサ21a、21bの取付向きが逆方向であると判定する取付方向判定ステップと、を備えたことにより、電流センサ21a、21bが逆向きに取り付けられたことを正確に判定することができる。
すなわち、電流変化量検出ステップにより、冷却水加温ヒータ12の起動前に比べ、冷却水加温ヒータ12の起動後の電流が増大したことが検出された場合、冷却水加温ヒータ12が起動されて、商用電源2によって供給される電流の増大を電流センサ21a、21bが検出したと推定され、取付方向判定ステップにおいて、電流センサ21a、21bが逆向きに取り付けられていると判定することができる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
本発明による分散型電源システム1においては、主幹電力線4上に、発電装置8用の電流センサと、蓄電装置19用の電流センサとが別々に設けられていてもよい。
また、主幹電力線4は、3つ以上の交流線を含んでいてもよい。
また、電流変化量検出ステップにおいて、発電装置8による発電を停止させた状態で、負荷コンポーネント5a、5bのいずれかを起動させ、負荷コンポーネント5a、5bの起動前後のU相線4a上またはV相線4b上の電流の増減を検出してもよい。
また、電流方向検出ステップにおける、通電電流の大きさ、通電時間、電圧波形に対する電流波形の位相のずれの基準値θ、電流変化量検出ステップにおける基準電流値iba、平均電流値iavの増減を判定するための範囲ih1〜ih2およびil1〜il2、当該範囲内にある波形の割合等は、どのように設定することも可能である。
また、電流方向検出ステップにおいて、U相線4a上およびV相線4b上の電流の向きを検出する場合、上述した特許公開公報である特開2002−286785号公報に開示されているように、電流検出装置による検出値がプラスであるかマイナスであるかにより判定してもよい。
また、三通り以上の作動時間によって冷却水加温ヒータ12を起動して、それぞれの場合において、冷却水加温ヒータ12の起動前後におけるU相線4a上またはV相線4b上の電流の増減を検出し、すべての場合においてU相線4a上またはV相線4b上の電流がともに増大した場合、商用電源2に向けた電流が検出されたU相線4a上またはV相線4b上の電流センサ21a、21bの取付向きが逆方向であると判定し、すべての場合においてU相線4a上またはV相線4b上の電流がともに減少した場合、商用電源2に向けた電流が検出されたU相線4a上またはV相線4b上において、蓄電装置19から商用電源2に向けて逆潮流が発生していると判定するようにしてもよい。
図面中、1は分散型電源システム、2は商用電源、4は主幹電力線(電力供給線)、4aはU相線(交流線)、4bはV相線(交流線)、4cはN相線(接地線)、5a,5bは負荷コンポーネント(負荷装置)、6は発電電力線(電力供給線)、8は発電装置(主発電装置)、9は冷却水循環路、12は冷却水加温ヒータ(負荷装置)、12aは第1ヒータ(負荷装置)、12bは第2ヒータ(負荷装置)、17は蓄電線(電力供給線)、19は蓄電装置(付加電源)、20は電圧センサ(電圧検出装置)、20aは第1電圧センサ(電圧検出装置)、20bは第2電圧センサ(電圧検出装置)、21は電流センサ(電流検出装置)、21aは第1電流センサ(電流検出装置)、21bは第2電流センサ(電流検出装置)、22は制御装置を示している。

Claims (8)

  1. 1本の接地線と複数の交流線によって形成され、電力を消費する負荷装置に商用電源を接続する電力供給線と、
    前記電力供給線に接続された主発電装置と、
    前記電力供給線に接続された付加電源と、
    各々の前記交流線上にそれぞれ設けられ、前記商用電源と前記主発電装置および前記付加電源との間に配置された複数の電流検出装置と、
    それぞれの前記交流線上の電圧を検出する電圧検出装置と、
    前記電流検出装置および前記電圧検出装置による検出値に基づき、前記主発電装置および前記負荷装置の作動を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記主発電装置による発電を停止させた状態で、複数の前記交流線のすべてではない一部の前記交流線上の前記電流検出装置によって、前記商用電源に向けた電流を検出した時、前記商用電源に向けた電流が検出された前記交流線に接続された前記負荷装置を起動し、前記負荷装置の起動前後における前記交流線上の電流の増減を検出し、前記負荷装置の起動前に比べ、前記負荷装置の起動後の電流が増大したことを検出した場合、前記商用電源に向けた電流が検出された前記交流線上の前記電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定し、前記負荷装置の起動前に比べ、前記負荷装置の起動後の電流が減少したことを検出した場合、前記商用電源に向けた電流が検出された前記交流線上において、前記付加電源から前記商用電源に向けて逆潮流が発生していると判定する分散型電源システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記主発電装置による発電を停止させた状態で、すべての前記交流線上において前記商用電源に向けた電流が検出された時、すべての前記交流線上の前記電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定する請求項1記載の分散型電源システム。
  3. 前記制御装置は、
    前記主発電装置による発電を停止させた状態で、前記交流線上における電圧位相に対する電流位相が所定量だけ相違した時、当該交流線において、前記商用電源に向けた電流を検出する請求項1または2に記載の分散型電源システム。
  4. 前記制御装置は、
    二通りの作動時間によって前記負荷装置を起動して、それぞれの場合において、前記負荷装置の起動前後における前記交流線の電流の増減を検出し、
    双方の場合において前記交流線の電流がともに増大した場合、前記商用電源に向けた電流が検出された前記交流線上の前記電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定し、
    双方の場合において前記交流線の電流がともに減少した場合、前記商用電源に向けた電流が検出された前記交流線上において、前記付加電源から前記商用電源に向けて逆潮流が発生していると判定する請求項1記載の分散型電源システム。
  5. 前記制御装置は、
    前記商用電源に向けた電流が検出された前記交流線における所定周期分の電流波形について、
    前記負荷装置を起動させる前に対して、前記負荷装置を起動させた後の電流の増大量が所定範囲内である波形が、全体に対して所定の割合以上である場合に前記交流線の電流が増大したと判定し、
    前記負荷装置を起動させる前に対して、前記負荷装置を起動させた後の電流の減少量が所定範囲内である波形が、全体に対して所定の割合以上である場合に前記交流線の電流が減少したと判定する請求項1記載の分散型電源システム。
  6. 前記主発電装置は、
    燃料電池発電装置である請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の分散型電源システム。
  7. 前記主発電装置には、
    発電による発熱を回収する冷却水循環路が接続されており、
    前記負荷装置は、
    前記冷却水循環路に設けられた冷却水加温ヒータである請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の分散型電源システム。
  8. 1本の接地線と複数の交流線によって形成され、電力を消費する負荷装置に商用電源を接続する電力供給線と、
    前記電力供給線に接続された主発電装置と、
    前記電力供給線に接続された付加電源と、
    各々の前記交流線上にそれぞれ設けられ、前記商用電源と前記主発電装置および前記付加電源との間に配置された複数の電流検出装置と、
    それぞれの前記交流線上の電圧を検出する電圧検出装置と、
    を備えた分散型電源システムの診断方法であって、
    前記主発電装置による発電を停止させた状態で、前記交流線上の前記電流検出装置によって、前記商用電源に向けた電流を検出する電流方向検出ステップと、
    複数の前記交流線のすべてではない一部の前記交流線上の前記電流検出装置によって、前記商用電源に向けた電流を検出した時、前記主発電装置による発電を停止させた状態で、前記商用電源に向けた電流を検出した前記交流線に接続された前記負荷装置を起動し、前記負荷装置の起動前後における前記交流線上の電流の増減を検出する電流変化量検出ステップと、
    前記負荷装置の起動前に比べ、前記負荷装置の起動後の電流が増大したことを検出した場合、前記商用電源に向けた電流を検出した前記交流線上の前記電流検出装置の取付向きが逆方向であると判定し、前記負荷装置の起動前に比べ、前記負荷装置の起動後の電流が減少したことを検出した場合、前記商用電源に向けた電流が検出された前記交流線上において、前記付加電源から前記商用電源に向けて逆潮流が発生していると判定する取付方向判定ステップと、
    を備えた分散型電源システムの診断方法。
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