JP6657297B2 - エレベータ監視システムおよびエレベータ監視方法 - Google Patents

エレベータ監視システムおよびエレベータ監視方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、エレベータ監視システムおよびエレベータ監視方法に関する。
近年、建物の高層化に伴い、建物内に設置されるエレベータ昇降路内のテールコードやメインロープ等の長尺物の長さが長くなっている。これらの長尺物の長さが長くなると、地震発生時にこれらの中央部が大きく振れるため、昇降路内に設置された機器や部品に引っ掛かるおそれがある。テールコードやメインロープの引っ掛かりが発生すると乗りかごの昇降動作が不可能になり、作業員が引っ掛かりを解除させる作業を行う必要がある。
特開2004−18181号公報
テールコードやメインロープの引っ掛かりの発生は、巻上げ機のトルク値によりエレベータ制御装置で検知される。しかし、エレベータ制御装置では、引っ掛かりの発生は検知できても引っ掛かりの場所等、詳細な引っ掛かり状況を認識することはできない。そのたため、作業員が引っ掛かりの解除作業を行う際は、昇降路内で発生箇所を探して引っ掛かり状況を視認してから行う必要があり、手間がかかるという問題があった。また、建物が高層の場合には引っ掛かり場所の特定にさらに時間がかかっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、エレベータ内の長尺物が昇降路内の機器や部品に引っ掛かった場合に、当該引っ掛かり状況を遠隔で認識するためのエレベータ監視システムおよびエレベータ監視方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータ監視システムは、複数のエレベータとこれらに接続された集中管理装置とを備える。複数のエレベータはそれぞれ、乗りかごの外側または釣り合いおもりに、隣接するエレベータを撮影するように設置された撮像装置を有する。集中管理装置は、複数のエレベータの動作状況情報に基づいて、該当するエレベータ内の長尺物の昇降路内の機器または部品への引っ掛かりを検知する引っ掛かり検知部と、引っ掛かりが検知されたエレベータに隣接するエレベータ対し、該当する乗りかごを低速走行させつつ、該当する撮像装置で長尺物の引っ掛かりが検知されたエレベータを撮影させるための撮影指示情報を送信する撮影指示部と、複数のエレベータが通常に運転している時に、複数のエレベータの撮像装置で撮影された撮像情報を取得して記憶する通常時撮像情報記憶部と、撮影指示情報に基づいて隣接するエレベータで撮像された撮像情報を取得し、取得した撮像情報と、通常時に隣接するエレベータの撮像装置で撮影されて通常時撮像情報記憶部に記憶された撮像情報とを比較することで、長尺物の引っ掛かり位置情報および該当する長尺物の引っ掛かかりの解除のし難さを示す解除レベル情報を含む発生状況情報を生成する発生状況情報生成部と、発生状況情報生成部で生成された解除レベル情報に基づいて、該当する長尺物の引っ掛かりを解除しやすい状態であると判断すると、該当するエレベータに対し、巻上げ機を直前の運転時と反対方向に所定距離分回転させるための指示情報を生成する解除動作指示部と、撮影指示情報に基づいて隣接するエレベータで撮影された撮像情報を取得する撮像情報取得部と、撮像情報取得部で取得した撮像情報を表示する情報出力部とを有する。
第1実施形態によるエレベータ監視システムの構成を示す全体図。 第1〜第3実施形態によるエレベータ監視システム内のエレベータの乗りかごの上部および下部に撮像情報が設置された状態を示す外観斜視図。 第1実施形態によるエレベータ監視システムの動作を示すシーケンス図。 第2実施形態によるエレベータ監視システムの構成を示す全体図。 第2実施形態によるエレベータ監視システムの動作を示すシーケンス図。 第3実施形態によるエレベータ監視システムの構成を示す全体図。 第3実施形態によるエレベータ監視システムの動作を示すシーケンス図。 第1〜第3実施形態によるエレベータ監視システム内のエレベータの釣り合いおもりの上部および下部に撮像装置が設置された状態を示す外観斜視図。
《第1実施形態》
〈第1実施形態によるエレベータ監視システムの構成〉
本発明の第1実施形態によるエレベータ監視システムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態によるエレベータ監視システム1Aは、建物内の昇降路2内に隣接して設置された第1エレベータ10および第2エレベータ20と、これらの第1エレベータ10および第2エレベータ20に接続され、当該建物の管理室または遠隔にある遠隔監視センタに設置された集中管理装置30Aとを備える。
第1エレベータ10は、昇降路2上部に設置された巻上げ機11にメインロープ12が掛け渡され、その両端部にそれぞれ第1乗りかご13と釣り合いおもり14とがつるべ式に吊り下げられている。また、昇降路2上部には第1エレベータ制御装置15が設置され、乗りかご13にテールコード16を介して接続されている。第1エレベータ制御装置15は、第1エレベータ10内の各機器の動作を制御するとともに、これらの機器の動作状況情報を所定時間間隔で取得して集中管理装置30Aに送信する。また、第1乗りかご13の上部には第1上部撮像装置131が設置され、下部には第1下部撮像装置132が設置されている。
第2エレベータ20も同様に、昇降路2上部に設置された巻上げ機21にメインロープ22が掛け渡され、その両端部にそれぞれ乗りかご23と釣り合いおもり24とがつるべ式に吊り下げられている。また、昇降路2上部には第2エレベータ制御装置25が設置され、乗りかご23にテールコード26を介して接続されている。第2エレベータ制御装置25は、第2エレベータ20内の各機器の動作を制御するとともに、これらの機器の動作状況情報を所定時間間隔で取得して集中管理装置30Aに送信する。また、第2乗りかご23の上部には第2上部撮像装置231が設置され、下部には第2下部撮像装置232が設置されている。
第1上部撮像装置131および第1下部撮像装置132の設置位置について、図2を参照して説明する。第1乗りかご13の上面には、第1エレベータ10の点検作業時に第1乗りかご13上部で点検作業を行う作業員の安全を確保するための点検柵133が、乗場方向を除く3方向に取り付けられている。そして、第1乗りかご10上面の中で、隣接する第2エレベータ20に向かう方向の点検柵133の取り付け位置付近の外側(第1乗りかご13上面の端部側)に、第1上部撮像装置131が設置される。第1上部撮像装置131の設置位置を点検柵133の取り付け位置付近とすることで、設置作業時に点検柵133により作業員の安全が確保される。
また、第1下部撮像装置132は、第1乗りかご13の下部に設置されている機器や部品(例えばかご下プーリ134)を避けて、第1乗りかご13下面の中の隣接する第2エレベータ20に向かう方向の端部近くであり、第1上部撮像装置131と上下方向に重ならない位置に設置される。第1上部撮像装置131と上下方向に重ならない位置に設置することにより、第1上部撮像装置131とは異なる角度から第2エレベータを撮影することができる。第1上部撮像装置131および第1下部撮像装置132は、第2エレベータ20のテールコード26やメインロープ22が撮像範囲に入るように画角が調整される。
第2上部撮像装置231も同様に、第2乗りかご23上面の中で、隣接する第1エレベータ10に向かう方向の点検柵233の取り付け位置の外側(第2乗りかご23上面の端部側)に設置される。また、第2下部撮像装置232も同様に、第2乗りかご23下面の中で、隣接する第1エレベータ10に向かう方向の端部近くに設置される。第2上部撮像装置231および第2下部撮像装置232は、第1エレベータ10のテールコード16やメインロープ12が撮像範囲に入るように画角が調整される。
これらの撮像装置の撮影方向は、該当する撮像装置の設置位置により、撮影対象のエレベータがなるべく中央にくる画角になるように調整される。
図1に戻り、集中管理装置30Aは、引っ掛かり検知部31と、撮影指示部32と、撮像情報取得部33と、情報出力部34とを有する。引っ掛かり検知部31は、第1エレベータ制御装置15から受信した第1エレベータ10内の機器の動作状況情報および第2エレベータ制御装置25から受信した第2エレベータ20内の機器の動作状況情報に基づいて、第1エレベータ10内または第2エレベータ20内の長尺物の昇降路2内の機器または部品への引っ掛かりを検知する。
第1エレベータ10内の長尺物および第2エレベータ20内の長尺物としては例えば、テールコード16、26、メインロープ12、22、ガバナロープ(図示せず)、コンペンロープ(図示せず)等がある。また、これらの長尺物が引っかかる可能性のある昇降路2内の機器や部品としては例えば、着検板、引っ掛かり防止のために設置された金網、この金網を固定するためのL型アングル、支持部材、ボルト、または、バッファスタンド、乗場シル、乗場ドアの取り付け部材であるハンガーレール等がある。
撮影指示部32は、引っ掛かり検知部31で第1エレベータ10または第2エレベータ20内のいずれかの長尺物が昇降路2内の機器または部品に引っ掛かったことが検知されると、検知されたエレベータに隣接するエレベータに対し、撮影指示情報を送信する。この撮影指示情報は、送信先のエレベータの乗りかごを低速走行させつつ、当該エレベータの撮像装置で長尺物の引っ掛かりが検出されたエレベータを撮影させるための指示情報である。
撮像情報取得部33は、撮影指示部32から撮影指示情報を送信したことにより、該当するエレベータで撮影された撮像情報を取得する。情報出力部34は、撮像情報取得部で取得した撮像情報を表示する。
〈第1実施形態によるエレベータ監視システムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータ監視システム1Aの動作について、図3のシーケンス図を参照して説明する。本実施形態において、通常運転中は、第1エレベータ制御装置15で第1エレベータ10内の各機器の動作状況情報が所定時間間隔で取得され、集中管理装置30Aに送信される(S1)。送信された第1エレベータ10内の各機器の動作状況情報は、集中管理装置30Aの引っ掛かり検知部31で取得される(S2)。
同様に、通常運転中は、第2エレベータ制御装置25で第2エレベータ20内の各機器の動作状況情報が所定時間間隔で取得され、集中管理装置30Aに送信される(S3)。送信された第2エレベータ20内の各機器の動作状況情報は、集中管理装置30Aの引っ掛かり検知部31取得される(S4)。
集中管理装置30Aの引っ掛かり検知部31では、第1エレベータ制御装置15から受信した第1エレベータ10内の機器の動作状況情報および第2エレベータ制御装置25から受信した第2エレベータ20内の機器の動作状況情報に基づいて、第1エレベータ10内または第2エレベータ20内の長尺物の昇降路2内の機器または部品への引っ掛かりの発生が監視されている。
具体的には、第1エレベータ10内の機器の動作状況情報内の巻上げ機11のトルク値が所定値を超えたが否かにより、第1エレベータ10内の長尺物が昇降路2内の機器または部品に引っ掛かったか否かが監視される。同様に、第2エレベータ20内の機器の動作状況情報内の巻上げ機21のトルク値が所定値を超えたか否かにより、第2エレベータ20内の長尺物が昇降路2内の機器または部品に引っ掛かったか否かが監視される。
そして、地震の発生等により、当該建物内のいずれかの長尺物が昇降路2内の機器または部品に引っ掛かると、該当するエレベータの巻き上げ機のトルク値が所定値を超えて、引っ掛かり検知部31において長尺物の引っ掛かりが検知される。このとき、長尺物の引っ掛かりが検知されたエレベータは、運転不可能な状態になる。
引っ掛かり検知部31で第1エレベータ10または第2エレベータ20内のいずれかの長尺物が昇降路2内の機器または部品に引っ掛かったことが検知されると、撮影指示部32により、引っ掛かりが検知されたエレベータに隣接するエレベータに対し、撮影指示情報が送信される。
例えば、第1エレベータ10内の長尺物が昇降路2内の部品に引っ掛かったことが検知された場合は(S5)、撮影指示部32において、引っ掛かりが検知された第1エレベータ10に隣接する第2エレベータ20に対し、第2乗りかご23を低速走行させつつ、第2上部撮像装置231および第2下部撮像装置232で第1エレベータ10を撮影させるための撮影指示が送信される(S6)。
第2エレベータ20では、集中管理装置30Aから送信された撮影指示情報に基づいて、第2エレベータ制御装置25により第2乗りかご23が低速走行され、第2上部撮像装置231および第2下部撮像装置232で撮影が開始される(S7)。そして、第2上部撮像装置231で撮影された撮像情報および第2下部撮像装置232で撮影された撮像情報が、第2エレベータ制御装置25を介して集中管理装置30Aに送信される(S8)。
集中管理装置30Aでは、第2エレベータ制御装置25から送信された第2上部撮像装置231の撮像情報および第2下部撮像装置232の撮像情報が撮像情報取得部33で取得され、情報出力部34に送出される。情報出力部34では、取得された撮像情報のうち、管理者により指定された撮像情報、例えば、第2上部撮像装置231の撮像情報、第2下部撮像装置232の撮像情報、または、これら双方の撮像情報が表示される(S9)。
このように、エレベータ内の長尺物が昇降路内の部品に引っ掛かったことで運転が不可能な状態になったときに、隣接するエレベータの乗りかごを昇降させながら当該乗りかごに設置された撮像装置で運転不可能になったエレベータを様々な高さ位置から撮影し、この撮像情報を表示させることで、管理者は長尺物がどの位置で引っ掛かっているのかを保守作業前に確認することができ、作業の効率化を図ることができる。
《第2実施形態》
〈第2実施形態によるエレベータ監視システムの構成〉
本発明の第2実施形態によるエレベータ監視システム1Bの構成について、図4を参照して説明する。本実施形態によるエレベータ監視システム1Bは、集中管理装置30Aに換えて集中管理装置30Bを備える他は、第1実施形態で説明したエレベータ監視システム1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
集中管理装置30Bは、通常時撮像情報記憶部35と、発生状況情報生成部36とを有する他は、第1実施形態で説明した集中管理装置30Aと同様の構成を有する。通常時撮像情報記憶部35は、第1エレベータ10および第2エレベータ20の双方が通常に運転している時に、第1エレベータ10の第1上部撮像装置131、第1下部撮像装置132、第2エレベータ20の第2上部撮像装置231、および第2下部撮像装置232で異なる高さ位置から撮影された撮像情報を記憶する。
発生状況情報生成部36は、送信された撮影指示情報に基づいて引っ掛かりが検出されたエレベータに隣接するエレベータで撮像された撮像情報を取得し、取得した撮像情報と、通常時に当該隣接するエレベータの撮像装置で撮影されて前記通常時撮像情報記憶部35に記憶された撮像情報とを比較することで、長尺物の引っ掛かり位置情報を含む発生状況情報を生成する。
情報出力部34は、発生状況情報生成部36で生成された発生状況情報を表示または音声出力する。
〈第2実施形態によるエレベータ監視システムの動作〉
本実施形態によるエレベータ監視システム1Bの動作について、図5のシーケンス図を参照して説明する。本実施形態において、通常運転中に、第1上部撮像装置131および第1下部撮像装置132で撮影された撮像情報が第1エレベータ制御装置15で取得され、集中管理装置30Bに送信される(S11)。送信された第1上部撮像装置131の撮像情報および第1下部撮像装置132の撮像情報は、集中管理装置30Bの撮像情報取得部33で取得され、通常時撮像情報記憶部35に記憶される(S12)。
同様に、第2上部撮像装置231および第2下部撮像装置232で撮影された撮像情報が第2エレベータ制御装置25で取得され、集中管理装置30Bに送信される(S13)。送信された第2上部撮像装置231の撮像情報および第2下部撮像装置232の撮像情報は、集中管理装置30Bの撮像情報取得部33で取得され、通常時撮像情報記憶部35に記憶される(S14)。
これらの撮像情報が集中管理装置30Bに記憶された後、実行されるステップS15〜S19の処理は、第1実施形態で説明したステップS1〜S5の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ステップS19において、第1実施形態で説明した場合にように、第1エレベータ10内の長尺物が昇降路2内の部品に引っ掛かったことが検知された場合は、撮影指示部32において、引っ掛かりが検知された第1エレベータ10に隣接する第2エレベータ20に対し、第2乗りかご23を低速走行させつつ、第2上部撮像装置231および第2下部撮像装置232で第1エレベータ10を撮影させるための撮影指示が送信される(S20)。
第2エレベータ20では、集中管理装置30Bから送信された撮影指示情報に基づいて、第2エレベータ制御装置25により第2乗りかご23が低速走行され、第2上部撮像装置231および第2下部撮像装置232で撮影が開始される(S21)。そして、第2上部撮像装置231で撮影された撮像情報および第2下部撮像装置232で撮影された撮像情報が、第2エレベータ制御装置25を介して集中管理装置30Bに送信される(S22)。
集中管理装置30Bでは、第2エレベータ制御装置25から送信された第2上部撮像装置231の撮像情報および第2下部撮像装置232の撮像情報が撮像情報取得部33で取得され、発生状況情報生成部36に送出される。発生状況情報生成部36では、撮像情報取得部33で取得された第2上部撮像装置231の撮像情報および第2下部撮像装置232の撮像情報と、通常時撮像情報記憶部35に記憶された通常運転時の第2上部撮像装置231の撮像情報および第2下部撮像装置232の撮像情報とが比較されることで、第1エレベータ10内の長尺物の引っ掛かり状況の発生状況情報が生成される。この引っ掛かり状況の発生状況情報には、引っ掛かり位置に関する情報が含まれる。生成された発生状況情報は、情報出力部34により表示または音声出力される(S23)。
以上の第2実施形態によれば、エレベータ内の長尺物が昇降路内の部品に引っ掛かったことで運転が不可能な状態になったときに、長尺物がどの位置で引っ掛かっているのかを集中管理装置において自動で判断して保守員に提示することができ、保守作業の効率化を図ることができる。
《第3実施形態》
〈第3実施形態によるエレベータ監視システムの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータ監視システム1Cの構成について、図6を参照して説明する。本実施形態によるエレベータ監視システム1Cは、集中管理装置30Bに換えて集中管理装置30Cを備える他は、第2実施形態で説明したエレベータ監視システム1Bの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。集中管理装置30Cは、解除動作指示部37を有する他は、第2実施形態で説明した集中管理装置30Bと同様の構成を有する。
本実施形態において発生状況情報生成部36は、長尺物の引っ掛かりが検知されたエレベータ内の引っ掛かり状況の発生状況情報として、撮像情報の比較に基づいて該当する長尺物の引っ掛かかりの解除のし難さを示す解除レベル情報を生成する。解除動作指示部37は、発生状況情報生成部36で生成された解除レベル情報に基づいて、該当する長尺物の引っ掛かりを解除しやすいと判断した場合は、引っ掛かりが発生したエレベータに対し、巻上げ機を直前の運転時と反対方向に所定距離分回転させるための指示情報を生成し、該当するエレベータ制御装置に送信する。また、該当する長尺物の引っ掛かりを解除し難いと判断した場合は、保守員による作業が必要であることを報知する指示情報を生成し、情報出力部34から出力させる。
〈第3実施形態によるエレベータ監視システムの動作〉
本実施形態によるエレベータ監視システム1Cの動作は、まず、第2実施形態で説明したステップS11〜S22と同様の動作が実行される。本実施形態において、第2エレベータ制御装置25の制御により、第2上部撮像装置231で撮影された撮像情報および第2下部撮像装置232で撮影された撮像情報が集中管理装置30Cに送信されたときに実行される処理について、図7のシーケンス図を参照して説明する。
本実施形態において、第2エレベータ制御装置25から送信された撮像情報が集中管理装置30Cの撮像情報取得部33で取得されると、発生状況情報生成部36に送出される。発生状況情報生成部36では、撮像情報取得部33で取得された第2上部撮像装置231の撮像情報および第2下部撮像装置232の撮像情報と、通常時撮像情報記憶部35に記憶された通常運転時の第2上部撮像装置231の撮像情報および第2下部撮像装置232の撮像情報とが比較されることで、第1エレベータ10内の長尺物の引っ掛かり状況の発生状況情報が生成される。ここでは、長尺物の引っ掛かり状況の発生状況情報として、該当する長尺物の引っ掛かかりの解除のし難さを示す解除レベル情報が生成される。この解除レベル情報は、該当する撮像情報から判断される長尺物の機器や部品へのくい込み度合いに基づいて、生成される(S31)。
そして、解除動作指示部37において、発生状況情報生成部36で生成された解除レベル情報に基づいて、該当する長尺物の引っ掛かりを解除しやすいと判断された場合は(S32の「YES」)、引っ掛かりが発生した第1エレベータ10の第1エレベータ制御装置15に対し、巻上げ機11を直前の運転時と反対方向に所定距離分回転させるための指示情報が生成され送信される(S33)。第1エレベータ制御装置15は、受信した指示情報に基づいて、巻上げ機11を直前の運転時と反対方向に所定距離分回転させる(S34)。これにより、長尺物の引っ掛かりが解除される場合がある。
その後、集中管理装置30Cの引っ掛かり検知部31において第1エレベータ10内の巻上げ機11のトルク値が監視されるとともに、発生状況情報生成部36において第2エレベータ制御装置25から送信される撮像情報がさらに監視され、長尺物の引っ掛かりが解除されたか否かが確認される(S35)。
ここで、巻き上げ機を所定距離分回転させても引っ掛かりが解除されない場合(S35の「NO」)、または、ステップ32において解除動作指示部37で長尺物の引っ掛かりを解除し難いと判断された場合は(S32の「NO」)、保守員による作業が必要であることを報知する情報を出力させるための指示情報が生成され、情報出力部34から表示または音声により出力される(S35)。
以上の第3実施形態によれば、エレベータの長尺物の引っ掛かりが解除しやすい状態であれば、巻上げ機を逆回転動作させることで引っ掛かりの解除を試すことで、作業員が保守作業に向かう頻度を低減させることができる。
上述した第2または第3実施形態において、集中管理装置30B、30Cが、通常運転時に各エレベータの撮像装置により複数の高さから撮影された撮像情報に基づいて、昇降路2内の3次元画像情報を生成する機能を有していてもよい。生成された3次元画像情報は、第1エレベータ10および第2エレベータ20のリニューアル工事等に利用することができる。
また、第1エレベータ10に設置される撮像装置、および第2エレベータ20に設置される撮像装置として、3次元レーザスキャナを用いてもよい。3次元レーザスキャナを用いることにより、さらに精度よく長尺物の引っ掛かりを検知したり、発生状況を確認したりすることができる。
また、撮像装置には、撮像方向を照明する照明装置を設置してもよい。撮像装置に照明装置を設置することにより、撮像情報がより鮮明になり、さらに精度よく長尺物の引っ掛かりを検知したり、発生状況を確認したりすることができる。
また、各エレベータの撮像装置に、撮像方向を変更するためのパン、チルト機能や、撮像画角を変更するためのズーム機能を搭載し、集中管理装置30A〜30Cから、これらの機能に関する操作を行うようにしてもよい。このように構成することにより、長尺物の引っ掛かりが検知されたときに、該当箇所を中心として撮影するように撮影方向を変更したり、ズーム処理を行ったりすることで、さらに精度よく長尺物の引っ掛かり状況を管理者が確認することができる。
また、上述した第1〜第3実施形態においては、昇降路2内に設置された2台のエレベータで相互に撮影するように撮像装置を設置する場合について説明したが、昇降路内に3台以上のエレベータが設置されている場合に、それぞれのエレベータの乗りかごに隣接するエレベータを撮影するように撮像装置を設置するようにしてもよい。このように構成することで、多数のエレベータが設置された建物内でも、いずれかのエレベータで長尺物の引っ掛かりが発生した場合に、隣接するいずれかのエレベータから引っ掛かり箇所を撮影することができる。
また、昇降路内に3台以上のエレベータが設置されている場合に、所定のエレベータの乗りかごに、他の2台以上のエレベータを撮影するように撮像装置を設置してもよい。このように撮像装置を設置することにより、少ない台数の撮像装置で、多数のエレベータ内の長尺物の引っ掛かり状況を監視することができる。
また、上述した第1〜第3実施形態においては、乗りかご13、23の上部および下部に撮像装置131、132、231、および232を設置した場合について説明したが、これに換えて、図8に示すように、エレベータ10、20内の釣り合いおもり14、24の上部および下部にそれぞれ、撮像装置141、142、241、および242を設置するようにしてもよい。釣り合いおもりも乗りかごと同様に昇降路2内を上下に移動するため、釣り合いおもりに撮像装置を設置しても、隣接するエレベータを異なる高さ位置から撮影することができる。
本発明のいくつかの施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1A,1B,1C…エレベータ監視システム、2…昇降路、10…第1エレベータ、11,21…巻上げ機、12,22…メインロープ、15…第1エレベータ制御装置、16,26…テールコード、20…第2エレベータ、25…第2エレベータ制御装置、30A,30B,30C…集中管理装置、31…引っ掛かり検知部、32…撮影指示部、33…撮像情報取得部、34…情報出力部、35…通常時撮像情報記憶部、36…発生状況情報生成部、37…解除動作指示部、131…第1上部撮像装置、132…第1下部撮像装置、133、233…点検柵、231…第2上部撮像装置、232…第2下部撮像装置

Claims (6)

  1. 昇降路内に設置された複数のエレベータと、前記複数のエレベータに接続された集中管理装置とを備えたエレベータ監視システムにおいて、
    前記複数のエレベータはそれぞれ、
    自エレベータ内の乗りかごの外側または釣り合いおもりに、隣接するエレベータを撮影するように設置された撮像装置と、
    自エレベータ内の機器の動作を制御するエレベータ制御装置と
    を有し、
    前記集中管理装置は、
    前記複数のエレベータのエレベータ制御装置からそれぞれのエレベータ内の機器の動作状況情報を取得し、取得した動作状況情報に基づいて、該当するエレベータ内の長尺物の前記昇降路内の機器または部品への引っ掛かりを検知する引っ掛かり検知部と、
    前記引っ掛かり検知部で長尺物の引っ掛かりが検知されたエレベータに隣接するエレベータに対し、当該隣接するエレベータの乗りかごを低速走行させつつ、当該隣接するエレベータに設置された撮像装置で長尺物の引っ掛かりが検知されたエレベータを撮影させるための撮影指示情報を送信する撮影指示部と、
    前記複数のエレベータが通常に運転している時に、前記複数のエレベータの撮像装置で撮影された撮像情報を取得して記憶する通常時撮像情報記憶部と、
    前記撮影指示情報に基づいて前記隣接するエレベータで撮像された撮像情報を取得し、取得した撮像情報と、通常時に前記隣接するエレベータの撮像装置で撮影されて前記通常時撮像情報記憶部に記憶された撮像情報とを比較することで、長尺物の引っ掛かり位置情報および該当する長尺物の引っ掛かかりの解除のし難さを示す解除レベル情報を含む発生状況情報を生成する発生状況情報生成部と、
    前記発生状況情報生成部で生成された解除レベル情報に基づいて、該当する長尺物の引っ掛かりを解除しやすい状態であると判断すると、該当するエレベータに対し、巻上げ機を直前の運転時と反対方向に所定距離分回転させるための指示情報を生成する解除動作指示部と、
    前記撮影指示情報に基づいて前記隣接するエレベータで撮影された撮像情報を取得する撮像情報取得部と、
    前記撮像情報取得部で取得した撮像情報を表示する情報出力部と
    を有することを特徴とするエレベータ監視システム。
  2. 前記集中管理装置は、前記通常時撮像情報記憶部に記憶された撮像情報に基づいて、前記昇降路内の3次元画像情報を生成する3次元画像情報生成部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項に記載のエレベータ監視システム。
  3. 前記撮像装置は、3次元レーザスキャナで構成される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ監視システム。
  4. 前記撮像装置は、撮像方向を照明する照明装置を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のエレベータ監視システム。
  5. 前記撮像装置は、パン、チルト、およびズーム機能を有し、
    前記集中管理装置は、前記撮像装置のパン、チルト、およびズーム機能に関する操作を行う操作部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のエレベータ監視システム。
  6. 昇降路内に設置された複数のエレベータに接続された集中管理装置によるエレベータ監視方法であって、
    前記複数のエレベータそれぞれの乗りかごの外側または釣り合いおもりには、隣接するエレベータを撮影するように撮像装置が設置され、
    集中管理装置が、
    前記複数のエレベータが通常に運転している時に、前記複数のエレベータの撮像装置で撮影された撮像情報を取得して記憶する通常時撮像情報記憶ステップと、
    前記複数のエレベータのエレベータ制御装置からそれぞれのエレベータ内の機器の動作状況情報を取得し、取得した動作状況情報に基づいて、該当するエレベータ内の長尺物の前記昇降路内の機器または部品への引っ掛かりを検知する引っ掛かり検知ステップと、
    前記引っ掛かり検知ステップで長尺物の引っ掛かりが検知されたエレベータに隣接するエレベータに対し、当該隣接するエレベータの乗りかごを低速走行させつつ、当該隣接するエレベータに設置された撮像装置で長尺物の引っ掛かりが検知されたエレベータを撮影させるための撮影指示情報を送信する撮影指示ステップと、
    前記撮影指示情報に基づいて前記隣接するエレベータで撮像された撮像情報を取得し、取得した撮像情報と、通常時に前記隣接するエレベータの撮像装置で撮影された撮像情報とを比較することで、長尺物の引っ掛かり位置情報および該当する長尺物の引っ掛かかりの解除のし難さを示す解除レベル情報を含む発生状況情報を生成する発生状況情報生成ステップと、
    前記発生状況情報生成ステップで生成された解除レベル情報に基づいて、該当する長尺物の引っ掛かりを解除しやすい状態であると判断すると、該当するエレベータに対し、巻上げ機を直前の運転時と反対方向に所定距離分回転させるための指示情報を生成する解除動作指示ステップと、
    前記撮影指示情報に基づいて前記隣接するエレベータで撮影された撮像情報を取得する撮像情報取得ステップと、
    前記撮像情報取得ステップにより取得した撮像情報を表示する情報出力ステップと
    を有することを特徴とするエレベータ監視方法。
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