JP6655958B2 - ハンマドリル又は電動ハンマ、電動工具 - Google Patents

ハンマドリル又は電動ハンマ、電動工具 Download PDF

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Description

本発明は、モータを冷却するためのファンを有するハンマドリル又は電動ハンマ、電動工具に関する。
ハンマドリル等の電動工具においては、モータの回転軸にファンを設けて、ハウジングに設けた吸気口から外気を取り込み、モータを収容するハウジング内を通過させた後、排気口から排出することで、モータの冷却を図るものが知られている。また、この空気流を利用してインバータ等のモータの制御部も併せて冷却するものも知られている(特許文献1,2参照)。
特開2004−98282号公報 特表2000−515435号公報
上記特許文献1,2の電動工具においては、吸気口から取り込んだ空気を制御部とモータとの順に通過させて排気口から排出するため、先に制御部と熱交換した空気の温度が高くなってしまい、その後に通過するモータへの冷却効果が小さくなっていた。
そこで、本発明は、モータと制御部とを共に効果的に冷却できるハンマドリル又は電動ハンマ、電動工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、回転軸が上下方向に延びるブラシレスモータと、ブラシレスモータの駆動に伴って回転し、ブラシレスモータの上側に配置されるファンと、ブラシレスモータの後方で前後方向へ延びるように配置され、ブラシレスモータを制御するための制御部と、ブラシレスモータ、ファン及び制御部を収容し、後部にハンドルを、下部にバッテリーパックを装着可能とする装着ハウジングをそれぞれ有するハウジングと、ハウジングの前部に配置されるツールホルダと、を含み、ブラシレスモータの下方に、第1吸気口が設けられ、制御部の後方又は上方に、第2吸気口が設けられ、ハウジング内には、ファンの回転に伴ってブラシレスモータを冷却する空気が第1吸気口から流れる第1風路と、第1風路から独立し、ファンの回転に伴って制御部を冷却する空気が第2吸気口から流れる第2風路と、が形成されることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、第2吸気口の下方にバッテリーパックが配置されることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、回転軸が上下方向に延びるブラシレスモータと、ブラシレスモータの駆動に伴って回転し、ブラシレスモータの上側に配置されるファンと、ブラシレスモータの前方で上下方向へ延びるように配置され、ブラシレスモータを制御するための制御部と、ブラシレスモータ、ファン及び制御部を収容し、後部にハンドルを、下部にバッテリーパックを装着可能とする装着ハウジングをそれぞれ有するハウジングと、ハウジングの前部に配置されるツールホルダと、を含み、ブラシレスモータの下方に、第1吸気口が設けられ、制御部の前方又は下方に、第2吸気口が設けられ、ハウジング内には、ファンの回転に伴ってブラシレスモータを冷却する空気が第1吸気口から流れる第1風路と、第1風路から独立し、ファンの回転に伴って制御部を冷却する空気が第2吸気口から流れる第2風路と、が形成されることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3の構成において、第1吸気口の後方にバッテリーパックが配置されることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、モータと、モータの駆動に伴って回転するファンと、モータを制御するための制御部と、モータ、ファン及び制御部を収容するハウジングと、を含み、ハウジング内には、ファンの回転に伴ってモータを冷却する空気が流れる第1風路と、第1風路から独立し、ファンの回転に伴って制御部を冷却する空気が流れる第2風路と、が形成され、ファンは、第1風路用と第2風路用とにそれぞれ個別に設けられており、第1風路用のファンの羽根と、第2風路用のファンの羽根との高さが異なっていることを特徴とするものである。
発明によれば、モータが第1風路の空気流で、制御部が第2風路の空気流でそれぞれ個別に冷却される。よって、モータと制御部とが共に新鮮な空気により効果的に冷却可能となる。
特に、請求項に記載の発明によれば、各風路ごとにファンの羽根の高さを異ならせることで、各風路に流れる風量をそれぞれ最適に設定でき、余分な風量を減らしてエネルギーを有効に使用可能となる。
ハンマドリルの側面図である。 ハンマドリルの縦断面図である。 A−A線拡大断面図である。 B−B線拡大断面図である。 ブラシレスモータ及びコントローラ部分の拡大断面図である。 第1、第2風路の変更例を示す説明図である。 第1、第2風路の変更例を示す説明図である。 第1、第2風路の変更例を示す説明図である。 第1、第2風路の変更例を示す説明図である。 シャーレンチの側面図である。 シャーレンチの縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具の一例であるハンマドリルの全体図、図2はその縦断面図である。このハンマドリル1は、上側前部(図1の右側を前方とする。)に出力部2を配置し、その下方に、ステータ4及びロータ5を有してロータ5の回転軸6を上向きにしたブラシレスモータ3と、その下方に位置する制御部としてのコントローラ7とを配置して、ブラシレスモータ3及びコントローラ7の後方に、電源となるバッテリーパック8を配置してなる。出力部2の後方でバッテリーパック8の上側には、ループ状のハンドル9が形成されている。
出力部2は、樹脂製で先細り筒状の前ハウジング10に収容され、ブラシレスモータ3及びコントローラ7は、左右一対の半割ハウジング11a,11bを左右方向のネジ12,12・・によって組み付けてなる樹脂製の本体ハウジング11に収容される。ハンドル9は本体ハウジング11に一体形成されている。前ハウジング10は、本体ハウジング11内に組み付けられたインナハウジング13に、前方からねじ込まれる4本のネジ14,14・・によって連結される。本体ハウジング11の下側後部には、同じく樹脂製でバッテリーパック8を着脱可能とする装着ハウジング15が連結され、ハンドル9の内部には、スイッチ16が収容されてその前方にスイッチレバー17が、上方にモータの正逆切替レバー17aがそれぞれ設けられている。
装着ハウジング15は、本体ハウジング11の下側後部から突出した筒状部18に、左右一対の分割ハウジング15a,15bを左右方向のネジ19,19によって組み付けることで本体ハウジング11に連結される。筒状部18と装着ハウジング15との間には、防振用の弾性体20が介在されている。また、装着ハウジング15には、後方からスライド装着されるバッテリーパック8と電気的接続する端子台21が設けられている。22はバッテリーパック8に設けられた抜け止め用のフックである。なお、装着状態のバッテリーパック8は、コントローラ7の後方で下面を本体ハウジング11の下面と同一面上に位置させて本体ハウジング11から下方へ突出しないようになっている。
出力部2は、前後方向の中間軸23と、中間軸23の上方で前後方向に延びる筒状のツールホルダ24とを備えている。ブラシレスモータ3の回転軸6は、インナハウジング13に保持された軸受25に保持されて前ハウジング10内に突出し、上端に設けた第1ギヤ26を、中間軸23の後部に設けた第2ギヤ27に噛合させている。中間軸23は、インナハウジング13に後端が、前ハウジング10の前側内面に前端が、それぞれ軸受28,29を介して軸支されている。中間軸23における第2ギヤ27の前方には、軸線を傾けたスワッシュベアリング31を介してアーム32を外装したボススリーブ30と、第3ギヤ33とが回転可能に外装されて、ボススリーブ30と第3ギヤ33との間に、クラッチ34が軸方向へスライド可能且つ一体回転可能に外装されている。このクラッチ34は、前ハウジング10の側面に設けた図示しない切替レバーの操作により、ボススリーブ30のみと係合する後退位置と、第3ギヤ33のみと係合する前進位置と、ボススリーブ30と第3ギヤ33との双方に係合する中間位置とにスライド位置を切替可能となっている。
ツールホルダ24は、インナハウジング13の前方において、前ハウジング10の中間部位で保持された軸受35と、前ハウジング10の前端部に保持された軸受36とによって回転可能に軸支されて、中間部に設けた第4ギヤ37を中間軸23の第3ギヤ33と噛合させている。第4ギヤ37は、その前方でツールホルダ24に固定された受けリング38に回転方向で係合した状態で後方からコイルバネ39で押圧されることで、ツールホルダ24と回転方向で一体化されている。すなわち、ツールホルダ24へのトルクが増大すると第4ギヤ37がコイルバネ39の付勢に抗して受けリング38から後退してツールホルダ24と切り離されるトルクリミッタが形成されている。
ツールホルダ24の後部には、後端をアーム32と連結されたピストンシリンダ40が往復動可能に収容されて、ピストンシリンダ40の内部には、空気室41を介して打撃子42が往復動可能に収容されている。打撃子42の前方でツールホルダ24には、先端に装着したドリルビット等の図示しない先端工具に当接する中間子43が設けられて、中間子43の周りには、先端工具がない状態で中間子43を前進位置で保持して打撃子42による空打ちを防止する保持部材44が設けられている。45は、インナハウジング13とピストンシリンダ40との間に設けられ、ドリルモードでピストンシリンダ40を前進位置に付勢して不要な打撃動作の発生を防止するコイルバネ、46は、ツールホルダ24に先端工具を着脱操作するための操作スリーブ、47は、前ハウジング10の前端に装着されたサイドハンドルである。
一方、ブラシレスモータ3において、ステータ4は、複数の積層鋼板から形成される筒状のステータコア48と、ステータコア48の軸方向上下の端面にそれぞれ設けられる上インシュレータ49及び下インシュレータ50と、上下インシュレータ49,50を介してステータコア48に巻回される6つのコイル51,51・・と、を有する。下インシュレータ50の下部には、ロータ5に設けた永久磁石の位置を検出して回転検出信号を出力する3つの回転検出素子(図示略)を搭載すると共に、三相の電源線が結線されるセンサ回路部52が設けられ、その上方には、フランジ53が形成されている。
ロータ5は、軸心に位置する回転軸6と、回転軸6の周囲に配置され、複数の鋼板を積層してなる略円筒状のロータコア54と、ロータコア54の内部に固定される4つの板状の永久磁石(図示略)とを有する。回転軸6におけるステータ4と上側の軸受25との間には、遠心ファン55が取り付けられて、遠心ファン55の外側で左右の半割ハウジング11a,11bには、複数の排気口56,56・・が前後方向へ直線上に並設されている。一方、ロータコア54の下方で回転軸6には、永久磁石の下方への抜け出しを防止するストッパ57が設けられている。
半割ハウジング11a,11bの内面には、前後の縦リブ59,60と、両縦リブ59,60の下端間を繋ぐ横リブ61とからなるU字状の仕切壁58がそれぞれ設けられて、左右の仕切壁58,58によって本体ハウジング11内にブラシレスモータ3の収容室62を形成している。前側の縦リブ59の上端は前方へ折曲して本体ハウジング11の前壁部63に連続し、後側の縦リブ60の上端は後方へ折曲して、本体ハウジング11においてハンドル9を形成する中壁部64に連続している。また、縦リブ59,60の間には、ステータ4の外周を受ける3つの支持リブ65a〜65cが形成されている。このうち下側の2つの支持リブ65b、65cの間には、下インシュレータ50に形成したフランジ53が嵌合することで、ステータ4の上下方向への移動を規制している。
また、ステータ4の上側で縦リブ59,60の間には、回転軸6が遊挿する半円状の切欠き67を除いてステータ4と遠心ファン55との間を仕切る仕切リブ66(図5)が設けられている。
回転軸6の下端は、横リブ61に形成された軸受保持部68に保持される軸受69に支持されている。
よって、ブラシレスモータ3の収容室62は、本体ハウジング11内で左右の仕切壁58,58によってコントローラ7側と区画される。但し、前側の縦リブ59における仕切リブ66と支持リブ65aとの間には、前切欠部70がそれぞれ形成され、横リブ61における軸受保持部68の後方部位には、下切欠部71がそれぞれ形成されていることから、収容室62は、前切欠部70及び下切欠部71によって収容室62の外部と連通することになる。
そして、コントローラ7は、マイコンやコンデンサ、ステータ4に設けたコイル51への通電を制御するスイッチング素子等を搭載した制御回路基板72を、扁平な矩形箱状で樹脂製のケース73に収容してなり、ブラシレスモータ3の下方に形成した収容部74内で、ブラシレスモータ3の回転軸6と直交する前後方向に保持されている。75は、制御回路基板72から上向きに突設されてステータコア48とリード線76によって電気的に接続される端子である。
半割ハウジング11a,11bにおける後側の縦リブ60の上端の折曲部位より下方には、2つの第1吸気口77,77が、上下方向に並設されている。また、半割ハウジング11a,11bにおけるコントローラ7の上側には、複数の第2吸気口78,78・・が、前後方向へ直線上に並設されている。また、ブラシレスモータ3とコントローラ7との間で本体ハウジング11の前部には、図示しない集塵装置を装着した際に集塵装置側のオス端子を受け入れるメス端子を備えたシャッタ部材79が設けられている。
コントローラ7の端子75に接続されるリード線76は、半割ハウジング11a側で仕切壁58の前方に回り込んで前側の縦リブ59を貫通して収容室62内へ導かれる。一方、スイッチ16及び端子台21に接続されるリード線80(図5)は、仕切壁58の後方に回り込んで後側の縦リブ60と半割ハウジング11aの後壁部81との間を上方へ引き回されてスイッチ16及び端子台21に配線される。
半割ハウジング11aにおいて、縦リブ59の下部には、リード線76が貫通可能な内スリット82が設けられ、縦リブ59の前方には、内スリット82を含む前方エリアを囲むコ字状の保持壁83が形成されている。保持壁83には、内スリット82の前方に位置してリード線76が貫通可能な外スリット84が設けられている。また、縦リブ59と保持壁83との間には、図3に示すように、右側から切込み86が形成されたシール材としての板状のスポンジ85が圧入されている。リード線76は、保持壁83の前方から外スリット84を貫通しスポンジ85を切込み86を介して貫通した後、内スリット82を貫通して収容室62内に導かれる。そして、右側の半割ハウジング11bには、組み付け状態で先端が左側の縦リブ59と保持壁83との間に挿入される突起87が形成されて、この突起87によってスポンジ85を圧縮して縦リブ59と保持壁83との間でリード線76以外の空間を隙間なく埋めるようにしている。
一方、半割ハウジング11aにおいて、下切欠部71と軸受保持部68との間の横リブ61と後壁部81との間には、仕切壁58とコントローラ7との間の空間と、縦リブ60の後方空間とを仕切る一対の傾斜リブ88,88が、所定間隔をおいて形成されている。両傾斜リブ88には、スイッチ16及び端子台21側へのリード線80が貫通可能なスリット89,89がそれぞれ形成されている。また、両傾斜リブ88,88の間には、図4に示すように、右側から切込み91が形成されたシール材としての板状のスポンジ90が圧入されている。コントローラ7から引き出されるリード線80は、傾斜リブ88のスリット89,89及びスポンジ90の切込み91を通って縦リブ60の後方空間へ導かれる。そして、右側の半割ハウジング11bには、組み付け状態で先端が左側の傾斜リブ88,88の間に挿入される突起92が形成されて、この突起92によってスポンジ90を圧縮して傾斜リブ88,88の間でリード線80以外の空間を隙間なく埋めるようにしている。
こうして本体ハウジング11内では、図5に実線矢印で示すように、第1吸気口77から吸い込まれた空気が、仕切壁58の後方で後壁部81との間を下降して下切欠部71から収容室62内に進入し、ブラシレスモータ3を通過した後、仕切リブ66から遠心ファン55に至り、排気口56から排出される第1風路93が形成される。また、図5に点線矢印で示すように、第2吸気口78から吸い込まれた空気が、仕切壁58の前方へ回り込んで仕切壁58と前壁部63との間を上昇し、前切欠部70からステータ4の上側を通って仕切リブ66から遠心ファン55に至り、排気口56から排出される第2風路94が形成される。また、両風路93,94は、ステータ4の上端と同じ高さに位置する前切欠部70と、ステータ4より下方に位置する下切欠部71との位置関係及び、リード線76,80の配線部分をそれぞれシールする保持壁83内のスポンジ85及び傾斜リブ88間のスポンジ90により、互いに干渉することなく独立して形成されている。
以上の如く構成されたハンマドリル1においては、スイッチレバー17を押し込み操作してスイッチ16をONさせると、コントローラ7の制御回路基板72がバッテリーパック8の電源をブラシレスモータ3に供給してブラシレスモータ3を駆動させる。すなわち、制御回路基板72のマイコンが、ステータ4の回転検出素子から出力されるロータ5の永久磁石の位置を示す回転検出信号を得てロータ5の回転状態を取得し、取得した回転状態に応じて各スイッチング素子のON/OFFを制御し、ステータ4の各コイル51に対し順番に電流を流すことでロータ5を回転させる。よって、回転軸6が回転して第1ギヤ26及び第2ギヤ27を介して中間軸23を回転させる。
このとき、クラッチ34のスライド位置がボススリーブ30と係合する後退位置であれば、中間軸23の回転がボススリーブ30に伝わり、スワッシュベアリング31を介してアーム32の前後への揺動に変換される。よって、アーム32と共にピストンシリンダ40が往復動し、空気室41を介して打撃子42を連動させるため、中間子43を介して先端工具に打撃が伝わるハンマモードとなる。一方、クラッチ34のスライド位置が第3ギヤ33と係合する前進位置であれば、中間軸23の回転が第3ギヤ33に伝わり、第4ギヤ37を介してツールホルダ24を回転させる。よって、ツールホルダ24と共に先端工具が回転するドリルモードとなる。そして、クラッチ34のスライド位置がボススリーブ30及び第3ギヤ33と係合する中間位置であれば、先端工具に打撃及び回転が伝わるハンマドリルモードとなる。
そして、回転軸6の回転に伴って遠心ファン55が回転すると、第1吸気口77及び第2吸気口78からそれぞれ外気が吸い込まれ、本体ハウジング11内の第1、第2風路93,94をそれぞれ通って排気口56から排出される。すなわち、第1風路93を流れる点線矢印の第1空気流がステータ4とロータ5との間を通ることで、ブラシレスモータ3が冷却され、第2風路94を流れる実線矢印の第2空気流がコントローラ7の上面に沿って流れ込むことで、制御回路基板72のスイッチング素子等が冷却される。なお、収容室62へのリード線76の引き込み部分は、保持壁83内で圧縮されるスポンジ85によってシールされているので、第2空気流がブラシレスモータ3を通過することはない。また、軸受保持部68の後側も、傾斜リブ88,88内で圧縮されるスポンジ90によってシールされているので、第2空気流が下切欠部71から収容室62内へ流れたり、第1空気流が傾斜リブ88を越えてコントローラ7側へ流れたりすることはない。
このように、上記形態のハンマドリル1によれば、本体ハウジング11内に、遠心ファン55の回転に伴ってブラシレスモータ3を冷却する空気が流れる第1風路93と、第1風路93から独立し、遠心ファン55の回転に伴ってコントローラ7を冷却する空気が流れる第2風路94と、を形成したことで、ブラシレスモータ3が第1風路93の空気流で、コントローラ7が第2風路94の空気流でそれぞれ個別に冷却される。よって、ブラシレスモータ3とコントローラ7とが共に新鮮な空気により効果的に冷却可能となる。
特にここでは、本体ハウジング11内で、遠心ファン55とコントローラ7とがブラシレスモータ3を挟んで配置されるので、各構成部が直線上でコンパクトに配列され、風路の形成が無理なく行える。
また、リード線76,80が配線される半割ハウジング11aに、リード線76,80が貫通するスポンジ85,90を保持するシール材保持部としての保持壁83及び傾斜リブ88を設け、半割ハウジング11bには、本体ハウジング11の組み付け状態で保持壁83及び傾斜リブ88,88間に挿入してスポンジ85,90を圧縮する突起87,92を設けたことで、第1風路93と第2風路94とに跨がってリード線76,80が配線される場合でも当該配線部分を確実にシールでき、第1、第2風路93,94の互いの独立を維持できる。
さらに、第1風路93と第2風路94との排気口56を共用しているので、排気口56は一箇所で済むし、共用される排気口56に遠心ファン55を一つ設けたことで、遠心ファン55一つで2つの風路93,94を形成することができる。
なお、排気口及び第1、第2吸気口の位置及び数や形状は上記形態に限らず、適宜変更可能で、例えば第2吸気口をコントローラの上側でなく下側に設けることができる。このようにコントローラの下側に吸気口を設ければ、コントローラの全体が風路を通る空気と接触してより効果的に冷却される。この場合、コントローラから空気流内に張り出す放熱部を設けたり、ケースをなくして制御回路基板をそのまま本体ハウジング内で保持したりすることができる。また、第1吸気口も、本体ハウジング11の側面でなく中壁部64に設けたり、より下方で下切欠部71の開口際(傾斜リブ88,88よりも上方)や収容室62内に設けたりすることもできる。
さらに、シール材保持部の形態も、保持壁及び傾斜リブと突起との位置を左右逆にしたり、リード線が通る切込みの終端を広く切除したり、スポンジを2つ重ねて両スポンジの間にリード線を配線したり、突起をなくして左右の半割ハウジングの内面でそれぞれ保持されたスポンジによってリード線を挟持したり等、適宜変更可能である。シール材もスポンジに限らず、フェルト等の他の材料も選択できる。
そして、モータもブラシレスモータに限らず、整流子モータであっても差し支えないし、モータとファン、コントローラとの配置や第1、第2風路の形態も、上記形態に限らず適宜選択できる。以下その変更例を説明する。なお、各図において、二点鎖線は排気口及び吸気口の位置を示す。
例えは図6に示すハンマドリル1Aは、コントローラ7をモータ3の下方でなく後方に配置したものである。この場合もモータ3とコントローラ7との間をファン55側を除いて仕切壁58で仕切ると共に、モータ3の下方に第1吸気口77を設け、コントローラ7の後方に第2吸気口78A、或いはコントローラ7の上方に第2吸気口78Bを設けることで、互いに独立した第1、第2風路93,94を形成している。
また、図7に示すハンマドリル1Bは、コントローラ7をモータ3の前方で前壁部63に沿って縦向きに配置したものである。この場合もモータ3とコントローラ7との間をファン55側を除いて仕切壁58で仕切ると共に、モータ3の下方に第1吸気口77を設け、コントローラ7の前方に第2吸気口78A、或いはコントローラ7の下方に第2吸気口78Bを設けることで、互いに独立した第1、第2風路93,94を形成している。
一方、図8に示すハンマドリル1Cのように、モータ3を上下逆にして、モータ3とコントローラ7とがファン55を挟んで配置されるようにしてもよい。この場合、第1吸気口77がモータ3の上側に設けられ、第2吸気口78がコントローラ7の上側若しくは下側に設けられて、第1風路93が下向きに、第2風路94が上向きに形成される。また、ファン55の外側で仕切壁58の前側及び後側(何れか一方でもよい)には、第2吸気口78からの空気流のみが通過する下切欠部71が設けられる。このようにしても、各構成部が直線上でコンパクトに配列され、風路の形成が無理なく行える。
また、図8の配置のまま、図9に示すハンマドリル1Dのように、ファン55を軸対称の二重構造として、上側のファン55Aをモータ3の冷却用、下側のファン55Bをコントローラ7の冷却用として仕切壁58で仕切り、第1吸気口77からファン55Aの外側に形成される排気口56Aに至る第1風路93と、第2吸気口78からファン55Bの外側に形成される排気口56Bに至る第2風路94とをそれぞれ形成することもできる。この2つのファンは離して設けることも可能である。
そして、制御回路基板から、少なくともスイッチング素子を搭載したスイッチング素子基板を分離して形成し、バッテリーパックを保持するバッテリー保持部(上記形態では装着ハウジング)の上部に制御回路基板を配置し、スイッチング素子基板をモータの下方に配置することもできる。
このように基板を分割すれば、一体型の基板よりも各基板で発生する熱が抑えられる。
また、分割した基板の配置もこれに限らず、制御回路基板を図7のようにモータの前方に配置してモータの下方にスイッチング素子基板を配置することもできる。さらに、制御回路基板をモータの下方に配置し、スイッチング素子基板をモータの上方に配置することもできる。
これらの場合も、モータを冷却する風路と、2つの基板を冷却する風路とに独立して形成することができる。
その他、ファンは軸流ファンであってもよいし、モータの回転軸でなく後段に設けた減速軸等にファンを設けてもよい。勿論本発明はハンマドリルに限らず、モータを冷却するファンとモータの制御部とを備えたものであれば、電動ハンマや電動ドリル、シャーレンチ等の他の機種であっても採用可能である。
図10,11は、電動工具としてのシャーレンチ100に図9と同様の風路構造を採用した例を示している。なお、上記形態と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
このシャーレンチ100は、上向きにブラシレスモータ3を収容する筒状のモータハウジング101の上方に、前端(ここでは図10,11の左側を前方とする。)にアウタスリーブ103を備えた筒状の本体ハウジング102を直交状に連設してなる。本体ハウジング102内の後方軸心には、ブラシレスモータ3の回転軸6から、ギヤを有する第1、第2シャフト104,105及びベベルギヤ106を介してトルク伝達されるピニオン107が設けられ、そのピニオン107の前方に、それぞれ複数の遊星歯車110,110を保持する3つのキャリア109,109・・を軸方向に連結してなる遊星歯車減速機構108が設けられている。アウタスリーブ103は、遊星歯車減速機構108の最終段のキャリア109に同軸で連結されて、アウタスリーブ103内にインナスリーブ111が同軸で保持されている。
また、本体ハウジング102内には、ピニオン107及び遊星歯車減速機構108の各キャリア109の軸心を貫通するロッド112と、そのロッド112の先端に設けられる押圧体113、ロッド112の後端に連結される連結体114及びレバー115等によって、ナットの締付け完了と共に破断してインナスリーブ111内に保持されるピンテールを前方へ押し出すピンテール排出機構が形成されている。
さらに、モータハウジング101の後部には、上端がモータハウジング101及び本体ハウジング102に接続され、下端がモータハウジング101に接続される側面視コ字状のハンドル116が連結されて、ハンドル116内に、スイッチレバー17を備えたスイッチ16が設けられている。モータハウジング101とハンドル116との下側の接続部分117には、2つの端子台21,21が横向きで前後に並設されて、バッテリーパック8,8を前後に並べて装着可能となっている。
そして、接続部分117における端子台21の上方には、メイン基板120をケース119内に収容したメインコントローラ118が設けられている。また、メインコントローラ118の上方でモータハウジング101内には、サブ基板123をケース122に収容したサブコントローラ121が設けられている。ここではメインコントローラ118が、メイン基板120に搭載したスイッチング素子をON/OFF制御して専らブラシレスモータ3の回転制御を行い、サブコントローラ121がアウタスリーブ103の回転角や速度の制御を行う。
一方、ブラシレスモータ3の回転軸6の下端は、軸受69の保持部124を貫通して下方へ突出しており、その突出端125に、仕切盤127の上下に複数の羽根からなる上側ファン128と下側ファン129とを設けてなる遠心ファン126が、インサートブッシュ130を介して固定されている。131は、突出端125の下端に螺合されてインサートブッシュ130を抜け止めするナットである。ここでは上側ファン128がブラシレスモータ3の冷却用、下側ファン129がメインコントローラ118及びサブコントローラ121の冷却用で、上側ファン128の方が下側ファン129よりも羽根の高さが高くなって、大きな風量が得られるようになっている。
ここでの第1風路及び第2風路は図9と略同様で、モータハウジング101におけるステータ4よりも上方の左右側面には、第1吸気口77,77・・が形成され、上側ファン128の外側でモータハウジング101の左右側面には、第1排気口132,132・・が形成されて、ブラシレスモータ3を冷却するための第1風路93が形成されている。また、接続部分117におけるメインコントローラ118とサブコントローラ121との間で左右側面には、第2吸気口78,78・・が形成され、下側ファン129の外側でモータハウジング101の左右側面には、第2排気口133,133・・が形成されて、メインコントローラ118及びサブコントローラ121を冷却するための第2風路94が形成されている。
以上の如く構成されたシャーレンチ100は、トルシア形高力ボルトの締付けに用いられる。すなわち、アウタスリーブ103を高力ボルトのナットに嵌合させ、インナスリーブ111をボルト先端のピンテールに嵌合させた状態で、スイッチレバー17を押し込んでスイッチ16をONさせてブラシレスモータ3を駆動させると、回転軸6の回転が第1、第2シャフト104,105及びベベルギヤ106を介してピニオン107に伝わり、遊星歯車減速機構108の各キャリア109でそれぞれ減速されてアウタスリーブ103に伝わる。よって、アウタスリーブ103がナットを回転させてボルトを締め付ける。一定の締付けトルクに達すると、ピンテールが破断して締付けが終了し、レバー115を操作すると、ロッド112が前進して押圧体113がインナスリーブ111内に残ったピンテールを前方へ排出する。
そして、回転軸6の回転に伴い、遠心ファン126が回転すると、第1吸気口77及び第2吸気口78からそれぞれ外気が吸い込まれる。第1吸気口77からの外気は、モータハウジング101内の第1風路93を通ってブラシレスモータ3を通過した後、第1排気口132から排出されることでブラシレスモータ3を冷却する。第2吸気口78からの外気は、メインコントローラ118のメイン基板120の上面に沿って流れ込むことで、メイン基板120の上面に設けたマイコンやスイッチング素子等を冷却した後、サブコントローラ121とモータハウジング101との間の隙間を通って上昇し、第2排気口133から排出される。よって、メインコントローラ118とサブコントローラ121とが共に冷却される。
このように、上記シャーレンチ100においても、モータハウジング101内に、遠心ファン126の回転に伴ってブラシレスモータ3を冷却する空気が流れる第1風路93と、第1風路93から独立し、遠心ファン126の回転に伴って制御部であるメインコントローラ118及びサブコントローラ121を冷却する空気が流れる第2風路94と、を形成したことで、ブラシレスモータ3が第1風路93の空気流で、メインコントローラ118及びサブコントローラ121が第2風路94の空気流でそれぞれ個別に冷却される。よって、ブラシレスモータ3とメインコントローラ118及びサブコントローラ121とが共に新鮮な空気により効果的に冷却可能となる。
特にここでは、遠心ファン126の上側ファン128と下側ファン129との羽根の高さを、ブラシレスモータ3側とコントローラ118,121側とで異ならせているので、ブラシレスモータ3側の第1風路93とコントローラ118,121側の第2風路94とに流れる風量をそれぞれ最適に設定でき、余分な風量を減らしてバッテリーパック8のエネルギーを有効に使用可能となる。また、2つのコントローラに基板を分割しているので、一体型の基板よりも各基板で発生する熱が抑えられる。
なお、この変更例においても、遠心ファンは図9のようにブラシレスモータ側の上側ファンとコントローラ側の下側ファンとで分離して設けることもできるし、その場合も羽根の高さを変えることができる。また、必要な風量によってはコントローラ側の羽根を高くしてもよいし、コントローラは1つであってもよい。
そして、図10,11の変更例においては、基板を2つ設けてファンによる冷却風で2つの基板をそれぞれ冷却するようにしている。これにより、基板が2つあっても効率的に冷却することができる。この場合、2つの基板を冷却した後にブラシレスモータを冷却するようにしてもよいし、これと逆に、ブラシレスモータを冷却した後に2つの基板を冷却するようにしてもよい。なお、2つの基板に載せる電気・電子部品は任意であり、図10,11に記載されている以外の載せ方であっても差し支えない。
1・・ハンマドリル、2・・出力部、3・・ブラシレスモータ、4・・ステータ、5・・ロータ、6・・回転軸、7・・コントローラ、8・・バッテリーパック、9・・ハンドル、10・・前ハウジング、11・・本体ハウジング、11a,11b・・半割ハウジング、21・・端子台、23・・中間軸、24・・ツールホルダ、40・・ピストンシリンダ、48・・ステータコア、55・・遠心ファン、56・・排気口、58・・仕切壁、59,60・・縦リブ、61・・横リブ、62・・収容室、63・・前壁部、64・・中壁部、68・・軸受保持部、70・・前切欠部、71・・下切欠部、72・・制御回路基板、73・・ケース、74・・収容部、76,80・・リード線、77・・第1吸気口、78・・第2吸気口、81・・後壁部、83・・保持壁、85,90・・スポンジ、86,91・・切込み、87,92・・突起、88・・傾斜リブ、93・・第1風路、94・・第2風路、100・・シャーレンチ、101・・モータハウジング、102・・本体ハウジング、103・・アウタスリーブ、111・・インナスリーブ、116・・ハンドル、117・・接続部分、118・・メインコントローラ、121・・サブコントローラ、126・・遠心ファン、127・・仕切盤、128・・上側ファン、129・・下側ファン、132・・第1排気口、133・・第2排気口。

Claims (5)

  1. 回転軸が上下方向に延びるブラシレスモータと、
    前記ブラシレスモータの駆動に伴って回転し、前記ブラシレスモータの上側に配置されるファンと、
    前記ブラシレスモータの後方で前後方向へ延びるように配置され、前記ブラシレスモータを制御するための制御部と、
    前記ブラシレスモータ、前記ファン及び前記制御部を収容し、後部にハンドルを、下部にバッテリーパックを装着可能とする装着ハウジングをそれぞれ有するハウジングと、
    前記ハウジングの前部に配置されるツールホルダと、を含み、
    前記ブラシレスモータの下方に、第1吸気口が設けられ、
    前記制御部の後方又は上方に、第2吸気口が設けられ、
    前記ハウジング内には、前記ファンの回転に伴って前記ブラシレスモータを冷却する空気が前記第1吸気口から流れる第1風路と、前記第1風路から独立し、前記ファンの回転に伴って前記制御部を冷却する空気が前記第2吸気口から流れる第2風路と、が形成されることを特徴とするハンマドリル又は電動ハンマ
  2. 前記第2吸気口の下方に前記バッテリーパックが配置されることを特徴とする請求項1に記載のハンマドリル又は電動ハンマ
  3. 回転軸が上下方向に延びるブラシレスモータと、
    前記ブラシレスモータの駆動に伴って回転し、前記ブラシレスモータの上側に配置されるファンと、
    前記ブラシレスモータの前方で上下方向へ延びるように配置され、前記ブラシレスモータを制御するための制御部と、
    前記ブラシレスモータ、前記ファン及び前記制御部を収容し、後部にハンドルを、下部にバッテリーパックを装着可能とする装着ハウジングをそれぞれ有するハウジングと、
    前記ハウジングの前部に配置されるツールホルダと、を含み、
    前記ブラシレスモータの下方に、第1吸気口が設けられ、
    前記制御部の前方又は下方に、第2吸気口が設けられ、
    前記ハウジング内には、前記ファンの回転に伴って前記ブラシレスモータを冷却する空気が前記第1吸気口から流れる第1風路と、前記第1風路から独立し、前記ファンの回転に伴って前記制御部を冷却する空気が前記第2吸気口から流れる第2風路と、が形成されることを特徴とするハンマドリル又は電動ハンマ
  4. 前記第1吸気口の後方に前記バッテリーパックが配置されることを特徴とする請求項3に記載のハンマドリル又は電動ハンマ
  5. モータと、
    前記モータの駆動に伴って回転するファンと、
    前記モータを制御するための制御部と、
    前記モータ、前記ファン及び前記制御部を収容するハウジングと、を含み、
    前記ハウジング内には、前記ファンの回転に伴って前記モータを冷却する空気が流れる第1風路と、前記第1風路から独立し、前記ファンの回転に伴って前記制御部を冷却する空気が流れる第2風路と、が形成され、
    前記ファンは、前記第1風路用と前記第2風路用とにそれぞれ個別に設けられており、前記第1風路用の前記ファンの羽根と、前記第2風路用の前記ファンの羽根との高さが異なっていることを特徴とする電動工具。
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