JP6655000B2 - エレベーター装置及びエレベーター搭載蓄電素子劣化判定方法 - Google Patents

エレベーター装置及びエレベーター搭載蓄電素子劣化判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、エレベーター装置及びエレベーター搭載蓄電素子劣化判定方法に関する。
従来、エレベーター装置は、乗りかご内の照明器具や表示装置などへの給電を、昇降路内に設置した給電ケーブル(テールコード)を介して行うようにしていた。給電ケーブルは、乗りかごが昇降路内を移動する距離の少なくとも半分の長さが必要であり、建物の高層化に伴って長くなる傾向にある。このように長い給電ケーブルを備えたエレベーター装置は、給電ケーブルの保守や点検に手間がかかると共に、地震による揺れなどで昇降路内の機材に給電ケーブルが引っかかる可能性があり、好ましくない。
このため、近年、エレベーターの乗りかごに蓄電素子であるキャパシタを設置して、そのキャパシタに非接触で外部から充電電力を供給し、キャパシタから乗りかご内の機器に電力を供給するようにしたものが提案されている。例えば特許文献1には、エレベーターの乗りかごに非接触で電力を供給して、乗りかご側に設置されたキャパシタに充電する電力供給装置が記載されている。この特許文献1に記載の電力供給装置は、乗りかごが扉開閉可能エリアに到達したとき、昇降路内の送電部から乗りかご側の受電部へ給電を行うようにしている。
また、特許文献2には、キャパシタの状態を観測して劣化の状態を判定する技術が記載されている。この特許文献2に記載された技術は、ソーラーパネルで得た電力を電気二重層コンデンサ(Electric double-layer capacitor:以下EDLCと称する)に充電する場合に、一定時間ごとに充電電流値を測定して充電容量を算出して、EDLCの劣化を判定するものである。
特開2006−193275号公報 特開2012−202687号公報
ところで、EDLCなどの蓄電素子は、使用に伴って劣化して充電容量が減少する。したがって、エレベーターの乗りかごに蓄電素子を搭載する場合、その蓄電素子の劣化状況を監視して、ある程度劣化した場合には、蓄電素子を交換する必要がある。
ここで、EDLCの充電容量を算出する技術としては、例えば特許文献2に記載されるように、充電電流値や電圧値の変化を常時観測して、積算した充電量からEDLCの充電容量を算出する技術が知られている。この特許文献2に記載された技術は、EDLCを固定された場所に設置して、EDLCの充電電流や充電電圧を常に観測できる場合に適用できる技術である。
一方、エレベーターの乗りかごに設置した蓄電素子のように、通常時は充電が行われず、乗りかごが特定の場所(送電コイルが設置された場所)に停止したときだけ、充電を行う場合には、特許文献2に記載の技術をそのまま適用することはできない。特に、エレベーターの場合、乗りかご側の受電コイルが送電コイルと近接して、蓄電素子に充電が行われる期間は、乗りかごが該当した階に停止した比較的短い時間であり、従来、そのような短時間で蓄電素子の特性劣化を判定することは行われていなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、エレベーターの乗りかごに蓄電素子を設置した場合に、その蓄電素子の劣化を的確に判断できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、昇降路内を昇降する乗りかごに取り付けられ、受電コイルを有する受電部と、受電部が受電した電力で充電され、充電された電力を乗りかご内の負荷に供給する蓄電素子と、昇降路内で乗りかごが停止する位置に設置され、受電コイルに対向配置した送電コイルを有する送電部と、を備えたエレベーター装置に適用される。
そして、送電コイルと受電コイルとが対向した状態で、乗りかごが停止している受電可能状態を検出する制御部と、受電可能状態が継続している間に、蓄電素子の送電コイルと受電コイルとが対向した状態で、測定開始電圧及び測定終了電圧を検出する電圧検出部と、電圧検出部で測定開始電圧を検出した第1タイミングと、電圧検出部で測定終了電圧を検出した第2タイミングを決定するタイミング設定部と、第1タイミングから第2タイミングまでの間での電圧変化を含む特性変化と、第1タイミングから第2タイミングまでの期間の長さを検出する変化事象抽出部と、受電可能状態が継続している間での特性変化と期間の長さとに基づいて算出した値が、予め設定した判定値を下回っているかを比較する比較部と、比較部での比較に基づいて、蓄電素子の劣化状態を推測し、推測した劣化状態を出力する出力部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、送電コイルと受電コイルが対向する比較的短い期間であっても、蓄電素子の充電容量などを正確に測定できるので、エレベーター装置に設置された蓄電素子の劣化診断が比較的簡単にできるようになる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例によるエレベーター装置の全体構成例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による送電部と受電部と蓄電素子制御部の例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による蓄電素子制御部をコンピューター装置で構成した場合のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例による蓄電素子の診断処理の例(例1)を示すフローチャートである。 図4例による診断時の電圧及び電流の例を示す特性図である。 本発明の一実施の形態例による蓄電素子の診断処理の例(例2)を示すフローチャートである。 図6例による診断時の電圧及び電流の例を示す特性図である。
以下、本発明の一実施の形態例を、添付図面を参照して説明する。
[1.エレベーター装置の構成例]
図1は、本発明の一実施の形態例のエレベーター装置の構成例を示す。この図1は、電力供給路を中心とした構成を示している。
商用電源1から得られる三相交流電源が、制御盤2を介して電動機3に供給され、制御盤2の制御で電動機3が回転する。電動機3の回転軸には、シーブ4の回転軸が連結され、このシーブ4に巻き回したロープ5によって、エレベーターの乗りかご6とカウンタウェイト7がつるべ状に昇降駆動される。
また、商用電源1から得られる三相交流が、複数台の整流器8A,8Bに供給され、それぞれの整流器8A,8Bで整流された電力が、それぞれ別の送電部9A,9Bに供給される。複数の送電部9A,9Bは、乗りかご6が昇降する昇降路30内の所定階床毎に配置される。例えば、送電部9A,9Bは、乗りかご6が比較的高い頻度で停止する階(1階,最上階など)に配置される。
それぞれの送電部9A,9Bには、送電コイル11が配置され、送電部9A,9Bで交流に変換された電力が送電コイル11に供給される。
そして、乗りかご6の上には、受電部12が配置されている。受電部12は、送電コイル11と対向するように配置された受電コイル13を備える。送電コイル11と受電コイル13とが対向した状態のとき、送電コイル11と受電コイル13との間で、非接触で電力伝送が行われ、受電コイル13が接続された受電部12が電力を得る。受電部12に得られた電力は、蓄電素子であるEDLC(電気二重層コンデンサ)14に充電される。
EDLC14は、乗りかご6内の各種電気機器に接続され、乗りかご6内の各種電気機器に電力を供給する。すなわち、乗りかご6内には、照明器具、乗りかごドア駆動装置、階床表示器、非常通報装置などの各種電気機器が備えられており、これら各種電気機器にEDLC14から電力が供給される。なお、乗りかご6には、外部から電力を供給するための電力ケーブルが接続されてはいない。
このように構成したことで、乗りかご6が昇降路30内を昇降動作して、乗りかご6が送電コイル11が配置された特定階に停止したとき、送電部9A又は9Bの送電コイル11と、受電部12の受電コイル13とが近接して対向する。そして、送電部9A又は9Bの送電コイル11から供給される電力を、受電コイル13を通して受電部12が非接触で受電し、EDLC14が充電される。このEDLC14から、上述した乗りかご6内の各種電気機器に電力が供給されている。
なお、乗りかご6は、昇降路30内の決まった位置を昇降するため、送電コイル11と受電コイル13とが対向した状態での両者の距離を、非常に近接した一定距離に設定することができる。
[2.送電部と受電部の構成例]
図2は、商用電源1からの電力が、整流器8B及び送電部9Bを介して受電部12に供給されるまでの回路構成を示す。また、図2は、蓄電素子制御部20の機能から見た構成を示す。なお、図2では、整流器8B及び送電部9Bの構成を示すが、他の整流器8A及び送電部9Aについても同じ回路構成である。
三相交流が得られる商用電源1には、整流器8Bを介して送電部9Bが接続され、電力を供給する際には、送電部9Bの送電コイル11と、受電部12の受電コイル13とが非接触で対向している。整流器8Bは、各相の電源を整流するダイオード81〜86を備え、整流された直流電源が、送電部9Bに供給される。整流器8Bと送電部9Bとの間には、平滑用コンデンサ15が接続されている。
送電部9Bは、直流電源を所定の周波数の交流電源に変換するスイッチング素子91〜94を備え、スイッチング素子91〜94で変換された交流電源が、送電コイル11に供給される。
受電コイル13は、受電部12内の整流用のダイオード121〜124に接続され、受電コイル13で受電した交流電源が直流電源に変換される。変換された直流電源が、スイッチング素子125,126を介してEDLC14に供給され、EDLC14が充電される。スイッチング素子125,126は、EDLC14への充電を制御するスイッチであり、例えば蓄電素子制御部20により開閉が制御される。図2では、蓄電素子制御部20がEDLC14の充電を制御する構成については省略している。

なお、ダイオード121〜124とスイッチング素子125,126との間には、平滑用コンデンサ15が接続されている。なお、図2では、EDLC14から各種電気機器に電力を供給する構成は省略する。
EDLC14に供給される充電電流(EDLC電流)は、電流検出センサ17で検出される。また、EDLC14の一端と他端の間の電圧(EDLC電圧)が、電圧検出センサ18で検出される。電流検出センサ17で検出した充電電流と、電圧検出センサ18で検出した電圧値は、蓄電素子制御部20に供給される。
蓄電素子制御部20は、EDLC14の充電を制御すると共に、EDLC14の劣化状態を診断する装置であり、例えば乗りかご6に設置される。蓄電素子制御部20は、EDLC14の劣化状態を診断するための構成として、測定開始電圧検出部21、測定終了電圧検出部22、タイミング設定部23、変化事象抽出部24、比較部25、及び出力部26を備える。
測定開始電圧検出部21は、EDLC14のEDLC電圧が測定開始電圧に到達したことを検出する電圧検出処理を行う。測定終了電圧検出部22は、EDLC電圧が測定終了電圧に到達したことを検出する電圧検出処理を行う。タイミング設定部23は、エレベーターの制御信号を取り込んで測定開始電圧検出部21及び測定終了電圧検出部22での検出タイミングを決定するタイミング設定処理を行う。
変化事象抽出部24は、測定開始電圧検出部21が条件を満たしてから測定終了電圧検出部22が条件を満たすまでの間に、EDLC14の劣化に伴って変化する事象を抽出(検出)する変化事象抽出処理を行う。比較部25は、変化事象抽出部24で抽出した事象の値を、予め設定した判定値と比較する。出力部26は、比較部25での比較によって得た、EDLC14の劣化進行度を推測するための情報を、エレベーター制御装置(不図示)に出力する。
[3.蓄電素子制御部のハードウェア構成例]
図3は、蓄電素子制御部20のハードウェア構成例を示す。蓄電素子制御部20は、例えばコンピューター装置Cで構成される。
コンピューター装置Cは、バスC4にそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)C1、ROM(Read Only Memory)C2、及びRAM(Random Access Memory)C3を備える。さらに、コンピューター装置Cは、表示部C5、操作部C6、不揮発性ストレージC7、及びネットワークインターフェイスC8を備える。
CPU C1は、蓄電素子制御部20が備える各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM C2から読み出して実行する。RAM C3には、演算処理の途中に発生した変数やパラメータ等が一時的に書き込まれる。例えば、CPU C1がROM C2に記憶されているプログラムを読み出すことで、変化事象抽出部24としての抽出処理や、比較部25としての比較処理が実行される。
不揮発性ストレージC7としては、例えば、HDD(Hard disk drive)、SSD(Solid State Drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ等が用いられる。この不揮発性ストレージC7には、OS(Operating System)、各種のパラメータの他に、コンピューター装置Cを蓄電素子制御部20として機能させるためのプログラムが記録されている。また、測定した電圧値や電流値などの情報についても、不揮発性ストレージC7に記録される。
ネットワークインターフェイスC8には、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられ、端子が接続されたLAN(Local Area Network)、専用線等を介して各種のデータを送受信することが可能である。ネットワークインターフェイスC8として、無線通信を行うインターフェイスを備えてもよい。
ネットワークインターフェイスC8は、例えば測定電圧や測定電流の取り込みを行う。また、ネットワークインターフェイスC8は、劣化判定結果を、外部のエレベーター制御装置に伝送する。
表示部C5や操作部C6は、エレベーターの保守作業時に使用する。例えば、表示部C5は、EDLC14の劣化診断履歴などを表示し、操作部C6は、EDLC14の交換履歴などを入力する。なお、蓄電素子制御部20の構成によっては、表示部C5や操作部C6を備えない場合もある。
また、蓄電素子制御部20を図3に示すようなコンピューター装置Cで構成するのは一例であり、各処理部21〜26を実行する専用の回路で構成してもよい。
[4.蓄電素子の劣化診断例(例1)]
図4は、蓄電素子制御部20で行われるEDLC14の劣化の診断処理の例(例1)を示すフローチャートである。
まず、蓄電素子制御部20は、乗りかご6が、送電部9A,9Bが設置された階のドアゾーン内に入ったか否かを監視する(ステップS1)。ドアゾーンとは、乗りかご6のドアが開閉可能な昇降位置である。乗りかご6がドアゾーンに停止したとき、乗りかご6の上側に設けられる受電部12が、該当する階に設置された送電部9Aまたは9Bと対向し、その結果、送電コイル11と受電コイル13とが対向した状態になる。
ステップS1で、該当する階のドアゾーンに停止した状態でない場合(ステップS1のNO)には、診断処理を行わないで終了する。なお、乗りかご6のドアゾーンにおける停止や、その停止した状態からの移動などは、タイミング設定部23がエレベーターの制御信号を取り込んで行われる。
ステップS1で、該当する階のドアゾーンに停止した場合(ステップS1のYES)には、送電部9Bを通して受電部12側への給電が開始される(ステップS2)。給電を開始した後、蓄電素子制御部20は、電圧検出センサ18で検出したEDLC電圧が、測定開始電圧を下回っているか否かを判断する(ステップS3)。ここで、EDLC電圧が測定開始電圧を下回っていない場合(ステップS3のNO)には、EDLC14の充電を開始せず、診断処理を終了する。
そして、ステップS3で、測定開始電圧を下回っていると判断したとき(ステップS3のYES)、蓄電素子制御部20は、受電部12が受電した電力により、EDLC14の充電を開始する(ステップS4)。この充電の制御は、例えばスイッチング素子125,126の制御で実行される。この充電の開始で、EDLC電圧が上昇する。
ステップS4でEDLC14の充電を開始した後、蓄電素子制御部20は、乗りかご6のドアゾーンからの移動(昇降)を開始したか否かを判断する(ステップS5)。ここで、乗りかご6の移動が開始された場合(ステップS5のYES)、蓄電素子制御部20は、このタイミングでの測定を中止する。
そして、ステップS5で乗りかご6が移動していないと判断したとき(ステップS5のNO)、測定開始電圧検出部21は、EDLC電圧が測定開始電圧に到達したか否かを判断する(ステップS6)。ここで、EDLC電圧が測定開始電圧に到達していないと判断したとき(ステップS6のNO)、蓄電素子制御部20はステップS5の判断に戻る。
ステップS6でEDLC電圧が測定開始電圧に到達したと判断したとき(ステップS6のYES)、蓄電素子制御部20は、診断用のタイマのカウント値をリセットする。そして、蓄電素子制御部20は、リセットした値からのタイマのカウントを開始し、電流検出センサ17が検出したEDLC電流と電圧検出センサ18が検出したEDLC電圧の測定し、測定値を記録する(ステップS7)。
その後、蓄電素子制御部20は、乗りかご6のドアゾーンからの移動(昇降)を開始したか否かを判断する(ステップS8)。ここで、乗りかご6の移動が開始された場合(ステップS8のYES)、蓄電素子制御部20は、このタイミングでの測定を中止する。
そして、ステップS8で乗りかご6が移動していないと判断したとき(ステップS8のNO)、測定終了電圧検出部22は、EDLC電圧が測定終了電圧に到達したか否かを判断する(ステップS9)。ここで、EDLC電圧が測定終了電圧に到達していないと判断したとき(ステップS9のNO)、蓄電素子制御部20はステップS8の判断に戻る。
ステップS9でEDLC電圧が測定終了電圧に到達したと判断したときは(ステップS9のYES)、蓄電素子制御部20は、変化事象抽出部24に対して測定を終了することを指示する完了指令を与える。この完了指令を受信した変化事象抽出部24は、診断用のタイマのカウントを停止し、その時点で電流検出センサ17が検出したEDLC電流と電圧検出センサ18が検出したEDLC電圧の測定し、測定値を記録する(ステップS10)。
ステップS10で測定値を記録した後、完了指令を受信した変化事象抽出部24は、タイマのカウント値(つまり測定開始電圧から測定終了電圧までの時間)を記録部(例えば図3の不揮発性ストレージC7)に記録する。
そして、変化事象抽出部24は、記録したEDLC電流やEDLC電圧を用いた演算で、EDLC14の静電容量を求める(ステップS11)。なお、静電容量を演算で求める具体的な例については後述する。
その後、比較部25は、変化事象抽出部24が算出した静電容量が、予め設定した静電容量の判定値を下回ったか否かを判断する(ステップS12)。ここでの判定値は、EDLC14の劣化を判定するためのものであり、比較部25は、判定値未満の容量であるとき、EDLC14が劣化して静電容量が少なくなったと判断する。
ステップS12で演算した静電容量が、判定値を下回っていない場合(ステップS12のNO)、出力部26は、EDLC14が劣化していないと判断する。このときには、出力部26は、劣化なしの判定情報をエレベーター制御装置などに出力してもよい。
また、ステップS12で演算した静電容量が、判定値を下回ったと判断したとき(ステップS12のYES)、出力部26は、EDLC14が劣化したこと示す判定情報をエレベーター制御装置などに出力する(ステップS13)。また、蓄電素子制御部20内の記録部(例えば図3の不揮発性ストレージC7)に、EDLC14の劣化を記録する。
なお、ステップS13における判定結果の出力は、今回の測定結果に基づくものだけを使用して判定してもよいが、例えば複数回の測定によって、劣化状態の時間的な経緯を判断して、将来を予測した判定結果を出力するようにしてもよい。
また、ステップS1、ステップS5、ステップS8における判断の処理は、エレベーター制御装置が出力する制御信号を用いてタイミング設定部23が実行する。
次に、ステップS11でEDLC14の静電容量を演算で求める処理について説明する。
図5は、EDLC14への充電を行った際の、EDLC電流とEDLC電圧の時間変化の一例を示す波形図である。図5において、EDLC電流はマイナスの値として示し、EDLC電圧はプラスの値として示す。
この図5において、電圧V1が測定開始電圧に到達したときであり、電圧V2が測定終了電圧に到達したときである。電圧V1から電圧V2までの期間が、EDLC14の充電期間Tである。この充電期間Tには、ほぼ直線的にEDLC電圧が増加する。図5には、直線近似した電圧変化ラインVaを示す。
また、充電期間TのEDLC電流は、EDLC電圧の増加に伴ってほぼ直線的に減少する。EDLC電流I1は、測定開始電圧V1での電流値であり、EDLC電流I2は、測定終了電圧V2での電流値である。
なお、EDLC電圧が値V1になったタイミングD1と、値V2になったタイミングD2では、それぞれの1回ずつ電圧値や電流値を取り込むようにしてもよいが、短時間に複数回の電圧値及び電流値の計測を行い、その計測値の平均値を記録するようにしてもよい。図5において、電圧V1,V2及び電流I1,I2を丸く囲って示すのは、その範囲内の平均値を得ることを意味する。
このようして得られた電圧V1,V2及び電流I1,I2から、以下の[数1]式,[数2]式,[数3]式に基づいた演算で、EDLC14の静電容量Cを算出する。
[数1]
Q=C×V
[数2]
Q=(I1+I2)×T/2
[数3]
V=V2−V1
これらの式において、QはEDLC14の充電電荷、CはEDLC14の静電容量、Tはタイマカウント値である。電流と充電時間から充電電荷Qを求める[数2]式と、電圧差を求める[数3]式を、[数1]式に代入することによって、EDLC14の静電容量Cを求めることができる。
このようにして、充電時に測定した電流及び電圧と、充電時間とから、EDLC14の正確な静電容量を求めることができ、EDLC14が劣化しているか否かを正確に判断できるようになる。
充電用の電力は、送電コイルと受電コイルを使った非接触給電で得られるが、非接触給電を利用した場合、通常は送電時の送電コイルと受電コイルとの距離などの位置関係が一定ではなく、一定の条件で電圧V1,V2や電流I1、I2を求めることはできない。したがって、一般には非接触給電で充電電流が供給される回路において、上述した[数1]式,[数2]式,[数3]式を使った演算を行っても、EDLC14の静電容量Cが正確には求まらない。
これに対して、本実施の形態例のエレベーター装置の場合には、受電コイル13が配置された乗りかご6は、昇降路30内の同じ位置を昇降するため、送電コイル11と受電コイル13との間の距離などの位置関係が常に一定であり、一定電力で充電が行われる。このため、本実施の形態例によると、非接触給電による充電であっても、[数1]式,[数2]式,[数3]式を使った演算を行って、EDLC14の静電容量Cが正確に求まるので、EDLC14の正確な劣化状態を推測することができる。
従来、本実施の形態例のような非接触給電で充電電流が供給される場合には、正確なEDLC14の劣化状態を診断するために、EDLC14の充電量を常時監視し、充電量を積分処理して、EDLC14の使用状況から判断する必要があった。これに対して、本実施の形態例の場合には、非接触給電で充電電流が短時間だけ供給される構成であっても、EDLC14の劣化診断を、比較的に簡単な構成で、誤差なく正確に行うことができるようになる。
[5.蓄電素子の劣化診断例(例2)]
次に、蓄電素子の劣化診断処理の別の例(例2)を説明する。この例では、EDLC14の充電時の電圧変化に要する時間から、EDLC14の劣化を診断するようしたものである。
図6は、蓄電素子制御部20で行われるEDLC14の劣化の診断処理の例(例2)を示すフローチャートである。この図6のフローチャートにおいて、先に説明した例1の診断処理で説明した図4のフローチャートと同じ処理や判断には同一のステップ番号を付し、重複説明を省略する。
図6のフローチャートでは、ステップS6でEDLC電圧が測定開始電圧に到達したとき(ステップS6のYES)、ステップS14に移り、蓄電素子制御部20は、診断用のタイマのカウント値をリセットし、リセット値からのタイマのカウントを開始する。このカウント開始後、ステップS8の乗りかご6の移動開始の判断に移る。
また、図6のフローチャートでは、ステップS9でEDLC電圧が測定終了電圧に到達したとき(ステップS9のYES)、ステップS15に移り、変化事象抽出部24は、タイマのカウントを停止してカウント値を取得し、その取得したカウント値を記録する。このカウント値の記録後、比較部25は、カウント値で示された充電期間と、予め設定された充電期間の判定値とを比較する(ステップS16)。
ここで、カウント値で示される充電期間が、予め設定された充電期間の判定値以上である場合には(ステップS16のNO)、出力部26は、EDLC14が劣化していないと判断する。
また、ステップS16で、充電期間が判定値を下回ったと判断したとき(ステップS16のYES)、ステップS13に移り、出力部26は、EDLC14が劣化したこと示す判定情報をエレベーター制御装置などに出力すると共に、EDLC14の劣化状態を記録する。
次に、図6のフローチャートに示す処理でEDLC14の劣化を判断する例を、実際の特性に基づいて説明する。
図7は、EDLC14への充電を行った際の、EDLC電流とEDLC電圧の時間変化の一例を示す波形図である。図7において、実線で示す変化特性Vaは、図5に示す特性Vaと同じである。そして、破線で示す電圧の変化特性Vbは、EDLC14が劣化した場合の特性である。
図7に示すように、EDLC14が劣化していない初期状態での測定開始電圧V1から測定終了電圧V2までの充電期間を期間Txとしたとき、EDLC14が劣化した状態では、測定開始電圧V1から測定終了電圧V2までの充電期間Tyが短くなる。この充電期間Tyの短さが、EDLC14の劣化状態に比例する。この充電期間(充電時間)の短時間化は、EDLC14の劣化に伴って静電容量([数1]式の容量C)が低下するためである。
したがって、充電期間Tyを、予め設定した閾値である判定値と比較することで、蓄電素子制御部20は、EDLC14の劣化進行度を推測することができる。
この図6のフローチャートに示す劣化診断処理の場合にも、図4のフローチャートに示す劣化診断処理と同様に、比較的簡単な構成で正確な劣化診断ができるようになる。さらに、図6のフローチャートに示す劣化診断処理の場合には、EDLC電流を測定する電流検出センサ17が不要であり、より劣化診断のための構成を簡略化することができる。
[6.変形例]
なお、本発明は上記した実施の形態例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。
例えば、上述した実施の形態例では、EDLCの劣化状態を判定する判別値として、1つの値を持ち、測定値や算出値が判別値を下回ったとき、EDLCが劣化していると判断するようにした。これに対して、判別値として複数の値を持ち、いずれの判別値を下回ったかによって、EDLCの劣化の程度を判別するようにしてもよい。また、EDLCを設置(交換)してからの年数によって、使用年数で想定される標準的な劣化状態に基づいて、1年ごとに判別値を変化させるようにして、標準的な劣化状態よりも劣化が進んでいるか否かを判別するようにしてもよい。
また、図4のフローチャートに示す劣化診断処理や図6のフローチャートに示す劣化診断処理とは別の変化事象から、EDLCの劣化を診断するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態例では、エレベーターの乗りかご6に設置した蓄電素子制御部20により、EDLCの劣化を診断するようにした。これに対して、蓄電素子制御部20が測定した電圧値や電流値を、乗りかご6の外に設置されたエレベーター制御装置に伝送して、エレベーター制御装置がEDLCの劣化を診断するようにしてもよい。あるいは、エレベーター制御装置と通信を行って監視する外部のエレベーター監視センターが、蓄電素子制御部20が測定した電圧値や電流値などを取得して、EDLCの劣化を診断するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態例では、蓄電素子として、EDLC(電気二重層コンデンサ)を使用した例としたが、その他の蓄電素子を使用してもよい。
また、上記した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例や変形例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態例の構成に他の実施の形態例や変形例の構成に置き換えることも可能である。また、実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…商用電源、2…制御盤、3…電動機、4…シープ、5…ロープ、6…乗りかご、7カウンタウェイト、8A,8B…整流器、9A,9B…送電部、11…送電コイル、12…受電部、13…受電コイル、14…電気二重層コンデンサ(EDLC)、15,16…平滑用コンデンサ、17…電流検出センサ、18…電圧検出センサ、20…蓄電素子制御部、21…測定開始電圧検出部、22…測定終了電圧検出部、23…タイミング設定部、24…変化事象抽出部、25…比較部、26…出力部、81〜86…ダイオード、91〜94…スイッチング素子、121〜124…ダイオード、125,126…スイッチング素子

Claims (5)

  1. 昇降路内を昇降する乗りかごに取り付けられ、受電コイルを有する受電部と、
    前記受電部が受電した電力で充電され、充電された電力を前記乗りかご内の負荷に供給する蓄電素子と、
    前記昇降路内で前記乗りかごが停止する位置に設置され、前記受電コイルに対向配置した送電コイルを有する送電部と、を備えたエレベーター装置において、
    前記送電コイルと前記受電コイルとが対向した状態で、前記乗りかごが停止している受電可能状態を検出する制御部と、
    前記受電可能状態が継続している間に、前記蓄電素子の測定開始電圧及び測定終了電圧を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部で前記測定開始電圧を検出した第1タイミングと、前記電圧検出部で前記測定終了電圧を検出した第2タイミングを決定するタイミング設定部と、
    前記第1タイミングから前記第2タイミングまでの間での電圧変化を含む特性変化と、前記第1タイミングから前記第2タイミングまでの期間の長さを検出する変化事象抽出部と、
    前記受電可能状態が継続している間での前記特性変化と前記期間の長さとに基づいて算出した値が、予め設定した判定値を下回っているかを比較する比較部と、
    前記比較部での比較に基づいて、前記蓄電素子の劣化状態を推測し、推測した劣化状態を出力する出力部と、を備える
    エレベーター装置。
  2. 前記蓄電素子は電気二重層コンデンサである
    請求項1に記載のエレベーター装置。
  3. 前記変化事象抽出部は、前記測定開始電圧から前記測定終了電圧までの前記電気二重層コンデンサの電圧変化及び電流変化と、前記測定開始電圧を検出した前記第1タイミングから前記測定終了電圧を検出した前記第2タイミングまでの期間の長さとを検出し、
    前記比較部は、前記受電可能状態が継続している間での前記電圧変化及び前記電流変化と、前記期間の長さとに基づいて、前記電気二重層コンデンサの静電容量を演算し、演算した静電容量が予め設定した判定値を下回っているかを比較し、
    前記出力部は、演算した静電容量が前記判定値を下回っていたときに、前記電気二重層コンデンサの劣化が進行した状態と判定し、判定結果を出力する
    請求項2に記載のエレベーター装置。
  4. 前記変化事象抽出部は、前記電気二重層コンデンサが測定開始電圧から測定終了電圧までの期間の長さを検出し、
    前記比較部は、前記受電可能状態が継続している間での前記期間の長さが予め設定した判定値を下回っているかを比較し、
    前記出力部は、前記期間の長さが前記判定値を下回っていたときに、前記電気二重層コンデンサの劣化が進行した状態と判定し、判定結果を出力する
    請求項2に記載のエレベーター装置。
  5. 昇降路内を昇降する乗りかごに取り付けられた蓄電素子が、前記昇降路内で前記乗りかごが停止する位置に設置された送電コイルと、前記乗りかごに設置された受電コイルとを介した給電で供給される電力で充電されるエレベーター搭載蓄電素子劣化判定方法において、
    前記送電コイルと前記受電コイルとが対向した状態で、前記乗りかごが停止している受電可能状態を検出する乗りかご検出処理と、
    前記受電可能状態が継続している間に、前記蓄電素子の測定開始電圧及び測定終了電圧を検出する電圧検出処理と、
    前記測定開始電圧を検出する第1タイミングと、前記測定終了電圧を検出する第2タイミングを決定するタイミング設定処理と、
    前記第1タイミングから前記第2タイミングまでの間での少なくとも電圧変化を含む特性変化と、前記第1タイミングから前記第2タイミングまでの期間の長さを検出する変化事象抽出処理と、
    前記受電可能状態が継続している間での前記特性変化と前記期間の長さとに基づいて算出した値が、予め設定した判定値を下回っているかを比較する比較処理と、
    前記比較処理での比較に基づいて、前記蓄電素子の劣化状態を推測する推測処理と、を含む
    エレベーター搭載蓄電素子劣化判定方法。
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