JP6654827B2 - 組成物 - Google Patents

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本発明は、成分(A)アスタキサンチン類;成分(B)フトモモ科フトモモ属チョウジノキ植物又はその抽出物を含有する組成物に関する。そして、本発明は、フトモモ科フトモモ属チョウジノキ植物又はその抽出物を使用する、アスタキサンチン類の分解抑制剤及び分解抑制方法に関する。
アスタキサンチン類は、酸化防止効果、抗炎症効果(特許文献1、特許文献2参照)、皮膚老化防止効果(特許文献3参照)、美白効果(非特許文献1)等の機能を有することが知られている。このため、アスタキサンチン類を食品、化粧品、医薬品の原材料及びそれらの加工品等へ添加することが検討・実施されている。
しかしながら、アスタキサンチン類は構造的に不安定であるので、光分解や成分酸化等によって、製剤に安定な状態で含有させることが困難である。
アスタキサンチン類の安定化のため、これまでに、アスタキサンチン類とアスコルビン酸との併用等の工夫がなされてきた(特許文献4参照)。
また、アスタキサンチン類に関して、特許文献5〜7が挙げられる。
特許文献5には、a.キンポウゲ科フクジュソウ属のアドニス・パラエスティナの花弁より抽出したアスタキサンチン類を含む油溶性植物エキスと、b.炭素数4〜8の2価アルコールと、c.ポリフェノールと、d.キレート剤とを含有する皮膚外用剤が開示されている。
また、特許文献6には、2つ以上のカルボキシル基を有する有機酸(但し、クエン酸を除く)、グリシン若しくはこれらの塩のうち1種又は2種以上をカロテノイド系色素若しくはカロテノイド系色素の含有物に添加するカロテノイド系色素の安定化方法が開示されている。
また、特許文献7には、鉄イオン、鉄キレート剤、ジプロピレングリコール、水溶性酸化防止剤との併用が開示されている。
しかしながら、アスタキサンチン類は上述のとおり不安定であり、また光の影響や他の成分の影響を抑えることは困難でアスタキサンチン類の安定化は難しいため、これまでの安定化技術では十分とは言えなかった。さらに、皮膚外用剤や化粧料などにおいて使用される場合、製剤中に配合されたアスタキサンチン類の色が使用者にとって目に見えることから、その褪色変化は品質上大きな問題となる。さらにアスタキサンチン類が分解し褪色してしまえば、本来アスタキサンチン類に期待される酸化防止効果、抗炎症効果、皮膚老化防止効果を製剤中で十分に発揮することができない。
このようなことから、多くの有用な効果を有することが知られているアスタキサンチン類を安定化することが望まれている。
特開平2−49091号公報 特開平9−143063号公報 特開平5−155736号公報 特開平1−215263号公報 特開2010−105988号公報 特開平6−264055号公報 特開2012−31067号公報
Int. J. Mol. Sci. 2014(15)8293−8315
本発明が解決しようとする課題は、美白・老化防止等の有用な効果を有することが知られているアスタキサンチン類の安定性を高める組成物、及び安定化剤や安定化方法を提供することである。
本発明者は、かかる事情に鑑み、鋭意検討した結果、フトモモ科フトモモ属チョウジノキ植物又はその抽出物を使用することにより、アスタキサンチン類を安定化させることができることを見出し、本発明を完成するに至った。アスタキサンチン類と、フトモモ科フトモモ属チョウジノキ植物又はその抽出物とを組み合わせることにより、アスタキサンチン類の光による褪色の防止に著しい効果を発揮することが可能である。そして、アスタキサンチン類を好適に安定化させることで、化粧料等に含有させるアスタキサンチン類の持つ老化防止効果や美白効果等の効能を飛躍的に高めることができ、これによりアスタキサンチン類の斯様な効能を安定させた組成物を提供することもできる。
本発明は、成分(A)アスタキサンチン類、並びに、成分(B)フトモモ科フトモモ属チョウジノキ植物又はその抽出物、を含有する組成物を提供するものである。
本発明は、前記組成物を含有する、化粧料、皮膚外用剤又は医薬部外品を提供するものである。
本発明は、前記組成物の、化粧料、皮膚外用剤、医薬部外品、医薬品、飲食品又は飼料の製造のための使用を提供するものである。
本発明は、フトモモ科フトモモ属チョウジノキ植物又はその抽出物を有効成分とするアスタキサンチン類の安定化剤を提供するものである。
本発明によれば、美白・老化防止等の有用な効果を有することが知られているアスタキサンチン類の安定性を高める組成物、及び安定化剤や安定化方法を提供することができる。
本技術における成分(A)のアスタキサンチン類は、カロテノイドの1種であり、特に断らない限り、アスタキサンチン及びアスタキサンチンエステル等のアスタキサンチン誘導体を含めて称する。前記アスタキサンチン類は、アスタキサンチン及びアスタキサンチン誘導体から選択することができる。
一般的に、アスタキサンチン類の効能として、酸化防止効果、抗炎症効果、皮膚老化防止効果、美白効果等が知られている。アスタキサンチンは、自然界に広く分布し、通常アスタキサンチン脂肪酸エステルとして存在すること、甲殻類などでたんぱく質と結合したアスタキサンチン蛋白(オボルビン、クラスタシアニン)としても存在することが知られている。通常、天然由来のアスタキサンチンの抽出では、上述の効能が好適に発揮するようにアスタキサンチン及びアスタキサンチン脂肪酸エステルの割合を高めて製品としている。
さらに、アスタキサンチン誘導体とは、天然由来アスタキサンチンエステル以外にも、適宜合成したアスタキサンチンの塩、酸化体、還元体、幾何異性体、光学異性体、配糖体、エステル体等が挙げられる。
より具体的なアスタキサンチン誘導体としては、例えば、グリシン、アラニン等のアミノ酸エステル類、酢酸エステル、クエン酸エステル等のカルボン酸エステル及びその塩類;リン酸エステル、硫酸エステル等の無機酸エステル及びその塩類;グルコシド等の配糖体類;エイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸等の高度不飽和脂肪酸、オレイン酸やリノール酸等の不飽和脂肪酸、パルミチン酸やステアリン酸等の飽和脂肪酸から選択される脂肪酸エステル類などから選択される、モノエステル体及び同種又は異種のジエステル体等が挙げられる。前記脂肪酸は、例えば炭素数2〜4の低級脂肪酸、炭素数5〜12の中級脂肪酸、炭素数13以上(例えば炭素数16〜22等)の高級脂肪酸を挙げることができる。
狭義でのアスタキサンチンは、476nm(エタノール)、468nm(ヘキサン)に吸収極大を持つ赤色の色素で化学構造は3,3’-dihydroxy-β,β-carotene-4,4’-dione(C4052、分子量596.82)である。このアスタキサンチンは、分子の両端に存在する環構造の3(3’)-位の水酸基の立体配置により3S,3S’-体、3S,3R’-体(meso-体)、3R,3R’-体の三種の異性体が存在する。さらに分子中央の共役二重結合のcis-、trans-の異性体も存在する。例えば全cis-、9-cis体と13-cis体などの如くである。本技術においてはいずれのものであっても用いることができる。
ここで、3,3’−位の水酸基は脂肪酸とエステルを形成することができる。オキアミから得られるアスタキサンチンは、脂肪酸二個結合したジエステル体、ヘマトコッカス藻(H. pluvialis)から得られるものは3S,3S’-体で、脂肪酸一個が結合したモノエステル体が多く含まれている。赤色酵母(Phaffia Rhodozyma)より得られるアスタキサンチンは、3R,3R’-体で通常天然に見出される3S,3S’-体と反対の構造を持っている。
本技術の成分(A)アスタキサンチン類としては、動物類、植物類、藻類及びバクテリアや菌類のいずれのものから抽出、精製されたものも含まれる。また天然由来のものに限定されず、常法に従って得られるもの(有機合成品)であればいずれのものも使用できる。これらを適宜混合して使用することも可能である。なお、天然由来のアスタキサンチン類とは、生物が産生したアスタキサンチン類に由来するものである。
本技術に用いられるアスタキサンチン類は、例えば、オキアミ、サケ、マス、福寿草、赤色酵母、ヘマトコッカス藻等の天然物から抽出したものや合成品を用いることができる。また、例えば、片倉チッカリン(株)、(株)マリン大王、スイスファーマシューティカルズ、武田紙器(株)、富士化学工業(株)、オリザ油化(株)、和光純薬(株)、バイオジェニック社等から市販されている一般品を用いることができる。
このうち、ヘマトコッカス藻から抽出されたもの(以下、ヘマトコッカス藻抽出物ともいう)が、品質、生産性の点から特に好ましい。
天然物からアスタキサンチン類を得る場合の抽出溶媒については、水系溶媒でも有機溶媒であってもよい。
有機溶媒としては、アルコール(メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等)、酢酸エチル、エーテル、ヘキサン等を用いることができる。また、超臨界状態の二酸化炭素等を用いることもできる。これらの溶媒は、単独で用いてもよいし2種類以上を混合して用いてもよい。
本技術に使用できるヘマトコッカス藻抽出物の由来としては、具体的には、ヘマトコッカス・プルビアリス(Haematococcus pluvialis)、ヘマトコッカス・ラキュストリス(Haematococcus lacustris)、ヘマトコッカス・カペンシス(Haematococcus capensis)、ヘマトコッカス・ドロエバゲンシス(Haematococcus droebakensis)、ヘマトコッカス・ジンバビエンシス(Haematococcus zimbabwiensis)等が挙げられる。また、広く市販されているヘマトコッカス藻抽出物をいずれも用いることができる。
本技術の組成物中にアスタキサンチン類を含有させるときに、アスタキサンチン類含有の製品(例えば、生物由来の製品)を使用して配合すればよい。このとき、成分(A)として使用する製品中におけるアスタキサンチン類の含有量(アスタキサンチンフリー体換算)は、特に限定されないが、好ましくは0.01〜50質量%であり、(以下単に「%」で示す)さらに好ましくは0.1〜30%であり、特に好ましくは1〜20%である。
また、本技術の組成物中のアスタキサンチン類の量は、好ましくは0.000001〜5%であり、より好ましくは0.00001〜0.5%であり、さらに好ましくは0.0001〜0.1%である。
本技術での成分(B)フトモモ科(Myrtaceae)フトモモ属(Syzygium)チョウジノキ植物(以下、「チョウジノキ植物」ともいう)は、学名が(Syzygium aromaticum )と呼ばれ、Eugenia Caryophyllus, Eugenia caryophyllata, Eugenia aromaticaなどのシノニムでも知られている。前記チョウジノキ植物の花蕾を乾燥させたものは丁子やクローブと呼ばれ漢方や香辛料として広く使用されている。
また、前記チョウジノキ植物の使用部位は、根、根茎、茎、葉、花、果実、種子など特に限定されないが花蕾を用いるのがアスタキサンチン類安定化の点で好ましい、。斯かる植物は、そのまま若しくはそれを圧搾することにより得られる搾汁、植物体自身を乾燥した乾燥物若しくはその粉砕物、あるいはこれらから抽出した抽出物として用いることができるが、抽出物として用いるのが好ましい。
前記チョウジノキ植物からの抽出方法については、特に制限されず一般的な抽出方法を利用できる。
前記チョウジノキ抽出物は、全草、葉、花、種子、根及び根茎等のうちの何れか1箇所以上を乾燥又は乾燥せずに裁断した後、低温(例えば4℃未満)、常温(例えば4〜40℃)、加温(例えは40〜100℃)下で、溶媒により抽出することにより得られる。なお、前記チョウジノキ植物100gに対して、溶媒を50〜10000mL使用することが望ましい。
また、抽出用溶媒としては、例えば、水、有機溶媒等が挙げられる。
有機溶媒としては、例えば、アルコール(1価、2価又は3価以上アルコール等)、エステル(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ケトン(アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジプロピルエーテル等)、炭化水素(ヘキサン、ベンゼン、ペンタン等)等が挙げられる。また、超臨界状態の二酸化炭素等を用いることもできる。
前記1価アルコールとして、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール等が挙げられる。前記2価アルコールとして、例えば、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール等が挙げられる。前記3価アルコールとして、例えば、グリセリン等が挙げられる。前記3価以上のアルコールとしてはソルビトール、マルチトールなどの糖アルコールやポリエチレングリコール等が挙げられる。このうち、炭素数1〜4(好適には2〜3)の低級アルコールが好適である。
有機溶媒のうち、水溶性有機溶媒(例えばアルコール等)が、水と併用することが可能なため、好適である。
使用上の観点からは、水及び/又は水溶性有機溶媒が好ましく、さらに、水、低級アルコール(より好適には、エタノール、メタノール、1,3−ブチレングリコール等)又はこれらの混合溶媒が、好ましい。
これらの抽出用溶媒の例示から、単独で用いてもよいし2種類以上を混合して用いてもよい。また、異なる溶媒を用いて2回以上抽出したものを混合しても良い。
好ましい抽出方法の例としては、含有機溶媒濃度0〜100体積%の低級アルコール(エタノール又は1,3−ブチレングリコール)を用いて1〜5日間抽出を行う。なお、含有機溶媒の濃度は、好ましくは30体積%以上、より好ましくは40〜60体積%である。また抽出時の温度は特に限定されないが、例えば室温抽出(例えば0〜40℃抽出)あるいは30〜70℃での加熱抽出が好ましい。
前記チョウジノキ植物の上記溶媒による抽出物は、液状、ペースト状、ゲル状、固形状、粉末状等のいずれの形態であってもよい。抽出物は調整後そのまま使用することができるが、濃縮、乾固又はスプレードライしたものを水や極性溶媒に再度溶解して用いてもよい。
さらに、必要であれば本発明の効果に影響のない範囲でろ過、活性炭、イオン交換樹脂等を用いて、脱色、脱臭、脱塩などの処理を施して用いることもできる。また、限外ろ過やイオン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過クロマトグラフィー等の方法により分画して用いることもできる。
本技術の成分(B)チョウジノキ植物又はその抽出物の本技術の組成物中における含有量(乾燥固形分)は、0.00001〜1.0%が好ましく、より好ましくは0.0001〜0.1%である。
成分(A)アスタキサンチン類と成分(B)チョウジノキ植物又はその抽出物との本技術の組成物中の含有比(乾燥固形分)も、特に限定されないが、アスタキサンチン類の安定化効果のため、(A)/(B)の含有質量比が、好ましくは0.001〜1000、より好ましくは0.01〜20、特に好ましくは0.02〜10である。
成分(A)アスタキサンチン類の投与量又は塗布量は、通常、0.001〜10mg(アスタキサンチンフリー体換算)、好ましくは0.01〜1mgであり、1日1回〜3回に分けて摂取又は塗布してもよい。
さらに本願発明には成分(C)としてコラーゲン、加水分解コラーゲン、サクシニルアテロコラーゲンから選ばれる1種又は2種以上を含有するとアスタキサンチン類の光安定性をさらに高めることができる。これらのコラーゲンの由来は魚やクラゲ等の海洋生物由来であっても良いし、牛、豚、馬等の陸上生物由来であっても良いし、それ以外でも構わない。また、コラーゲンをそのまま使用しても良いし、必要に応じて、アテロ化などの処理を施してから用いても良く、さらに酸やアルカリ、酵素処理等によって加水分解を行ったものを用いることもできる。中でも、安定性をより一層高めるという観点から、好ましくはコラーゲン、コラーゲンの加水分解物、アシル化アテロコラーゲン;特に好ましくは、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、アテロコラーゲン、サクシニルアテロコラーゲンが挙げられる。
本願発明の組成物またはアスタキサンチンの安定剤に配合するコラーゲンとしては、例えばマリンジェンS−03(PF)(新田ゼラチン株式会社製)、マリンジェンペプチドMP(PF)(新田ゼラチン株式会社製)、フカヒレアテロコラーゲン1%PE(株式会社高研製)、ブタアテロコラーゲン1%PE(株式会社高研製)、オーシャンコラーゲン(エアウォーター株式会社製)、サクシニルオーシャンコラーゲン(エアウォーター株式会社製)などの市販品を用いてもよいし、常法に従って抽出したものを用いても構わない。
成分(C)の含有量については、必要に応じ適宜設定すればよいが、例えば、0.000001〜3重量%、好ましくは0.000001〜1重量%、より好ましくは0.00001〜0.1重量%、更に好ましくは0.00003〜0.015重量%、特に好ましくは0.00015〜0.015重量%が挙げられる。
本技術の組成物には、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、通常、化粧料や医薬部外品、医薬品等の製剤に使用される成分を加えることができる。当該成分として、例えば、水(精製水、温泉水、深層水等)、油剤、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、紫外線防御剤、包接化合物、抗菌剤、香料、消臭剤、塩類、pH調整剤、清涼剤、動物・微生物由来抽出物、植物抽出物、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏剤、美白剤、抗炎症剤、活性酸素消去剤、細胞賦活剤、保湿剤、キレート剤、角質溶解剤、酵素、ホルモン類、ビタミン類等が挙げられる。
本技術の組成物は、公知の製法によって得ることができる。本技術の組成物の用途として、化粧料、医薬品、飲食品、機能性食品、皮膚外用剤、医薬部外品、飼料等に使用することも可能である。本技術の組成物は、これらを製造するために使用することができる。
また、本技術の組成物を配合する形態としては、例えば、化粧料、医薬部外品、医薬品、飲食品、機能性食品(例えば、サプリメント、特定保健用食品等)、動物用飼料等が挙げられる。本技術の組成物をこれら形態に配合する際には、適宜許容される成分を含有させてもよい。
本技術は、特に化粧料、医薬部外品に好適に使用でき、この場合、前記成分(A)及び前記成分(B)を皮膚に接触又は塗布させる。化粧料及び医薬部外品として、具体的には、例えば、乳液、クリーム、化粧水、美容液、パック、洗浄料などの基礎化粧料、ファンデーション、頬紅、口紅等のメイクアップ化粧料、養毛料、ヘアトニック、シャンプー、リンス等の頭髪用化粧料、分散液、軟膏、液剤、錠剤、エアゾール、貼付剤、パップ剤、リニメント剤等のいずれの形態であってもよい。
従来、アスタキサンチン類は、上述のとおり、有用な効果を有するものの、構造的に不安定であるため期待する効果を得難く、またその効果を長期にわたって維持しにくい。
しかしながら、後記実施例に示すように、アスタキサンチン類含有の組成物に、前記チョウジノキ植物又はその抽出物を配合することで、組成物中のアスタキサンチン類の安定化を図ることができる。
本技術の成分(B)前記チョウジノキ植物又はその抽出物を利用することにより、アスタキサンチン類の安定性を向上させることが可能となり、これによりアスタキサンチン類の効能を有効に発揮させることができる。例えば、前記チョウジノキ植物又はその抽出物は、アスタキサンチン類の褪色の防止、光分解抑制に著しい効果を発揮することができる。
そして、アスタキサンチン類は、肌荒れやシワの予防、改善、シミの予防、改善に有用であり、さらに老化防止や美白に有用であるので、前記チョウジノキ植物又はその抽出物は、アスタキサンチン類の持つこれら効果(例えば、老化防止効果や美白効果)を飛躍的に高めることができる。前記チョウジノキ植物又はその抽出物を用いることで、より長期にわたってアスタキサンチン類の効果を維持することができる、又は、アスタキサンチン類の含有量を減らしても同等以上の効果を期待することができる。
従って、本技術の成分(A)アスタキサンチン類、並びに、成分(B)フトモモ科フトモモ属チョウジノキ植物又はその抽出物を含有する組成物は、上述の如き優れたアスタキサンチン類の効能を良好に安定的に発揮することができる。
また、本技術の前記チョウジノキ植物又はその抽出物は、アスタキサンチン類の安定化作用を有するため、前記チョウジノキ植物又はその抽出物を含有させて有効成分とするアスタキサンチン類安定化剤として使用することが可能である。
本技術の前記チョウジノキ植物又はその抽出物は、アスタキサンチン類の安定化のために使用してもよく、またアスタキサンチン類安定化の使用を目的とした各種製剤に使用することができ、これら各種製剤を製造するために使用することも可能である。
よって、本技術のチョウジノキ植物又はその抽出物は、アスタキサンチン類の安定化のために、皮膚外用剤、化粧料、医薬品、医薬部外品、飲食品や機能性食品(例えば特定保健用食品、サプリメント等)に配合することが可能である。
本技術の前記チョウジノキ植物又はその抽出物の使用量(乾燥固形分)は、特に限定されないが、アスタキサンチン類1質量部に対して、好ましくは0.001〜1000質量部、より好ましくは0.05〜100質量部である。
以下、実施例等を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
〔製造例1:チョウジノキ熱水抽出物1の製造〕
チョウジノキの葉100gを細切し、水1000mLを加え、90℃で12時間抽出後、濾過して不溶物を除き、チョウジノキ抽出物1を得た。この抽出物の乾燥固形分は1.0%であった。
〔製造例2:チョウジノキ50%エタノール抽出物2の製造〕
チョウジノキの花蕾100gを細切し、50体積%エタノール水溶液1000mLを加え、約60℃で8時間抽出後、濾過して不溶物を除き、チョウジノキ50%エタノール抽出物2を得た。この抽出物の乾燥固形分は0.5%であった。
〔製造例3:チョウジノキ90%エタノール抽出物3の製造〕
チョウジノキの花蕾100gを細切し、90体積%エタノール水溶液2000mLを加え、冷暗所で24時間抽出後、不溶物を濾過してとり除き、チョウジノキ90%エタノール抽出物3を得た。この抽出物の乾燥固形分は1.5%であった。
実施例1
<アスタキサンチンの光分解抑制効果(安定化効果)試験1>
アスタキサンチン(和光純薬社製)を0.00025質量%、トリ(カプリン酸/カプリル酸)グリセリル(日清オイリオ社製)0.00475質量%、ジメチルスルフォキシド25質量%、製造例2のチョウジノキ抽出物を乾燥固形分として0.00008〜0.01質量%の濃度で含有する水溶液を調整した。これら各水溶液を各96ウェルプレートに200μL添加し、吸光度を測定した。その後、各溶液に紫外線(UVA+B)を5分間×3回照射し、照射後、吸光度を測定した。また、チョウジノキ植物抽出物を添加しない溶液をコントロール(0%)とした。なお、〔実施例〕におけるアスタキサンチン類の含有量はアスタキサンチンフリー体換算である。
アスタキサンチン残存率は各サンプルの470nmでの吸光度を測定し、
アスタキサンチン残存率(%)=((A−B)/(C−D))×100 (式1)
A=紫外線照射アスタキサンチン含有系の吸光度
B=紫外線照射アスタキサンチン非含有系の吸光度
C=紫外線未照射アスタキサンチン含有系の吸光度
D=紫外線未照射アスタキサンチン非含有系の吸光度
で表される。
結果を表1に示した。この結果より、チョウジノキ植物抽出物が、紫外線照射条件下でのアスタキサンチン類の褪色を好適に防止することができた。アスタキサンチン類は紫外線によって分解し褪色し、その効果が低下する。この紫外線は、太陽光よりも化学的な作用が著しい。よって、チョウジノキ植物抽出物は、アスタキサンチン類の光分解抑制について優れた効果を有していた。よって、チョウジノキ植物抽出物は、アスタキサンチン類の安定性を高め、その効果を長期にわたって維持させることが可能である。
実施例2
<アスタキサンチンの光分解抑制効果(安定化効果)試験2>
アスタキサンチン(和光純薬社製)を0.00025質量%、トリ(カプリン酸/カプリル酸)グリセリル(日清オイリオ社製)0.00475質量%、ジメチルスルフォキシド25質量%、製造例2のチョウジノキ抽出物を乾燥固形分として0.01質量%またはフカヒレアテロコラーゲン(株式会社高研製)0.02質量%、またはその両方を含有する水溶液を調整した。これら各水溶液を各96ウェルプレートに200μL添加し、吸光度を測定した。その後、各溶液に紫外線(UVA+B)を5分間×3回照射し、照射後、吸光度を測定した。また、チョウジノキ植物抽出物を添加しない溶液をコントロール(0%)とした。なお、〔実施例〕におけるアスタキサンチン類の含有量はアスタキサンチンフリー体換算である。
アスタキサンチン残存率は各サンプルの470nmでの吸光度を測定し、
アスタキサンチン残存率(%)=((A−B)/(C−D))×100 (式1)
A=紫外線照射アスタキサンチン含有系の吸光度
B=紫外線照射アスタキサンチン非含有系の吸光度
C=紫外線未照射アスタキサンチン含有系の吸光度
D=紫外線未照射アスタキサンチン非含有系の吸光度
で表される。
結果を表2に示した。この結果より、アスタキサンチン類の紫外線による分解退色をチョウジノキ植物抽出物が好適に防止することが示された。また、表2の結果より、チョウジノキ植物抽出物にさらにコラーゲンを組み合わせることにより、それぞれを単独で使用した場合よりもアスタキサンチンの褪色抑制効果がさらに高まることがわかった。よって、チョウジノキ植物抽出物、またはチョウジノキ植物抽出物とコラーゲンを組み合わせることにより、アスタキサンチン類の光分解抑制について優れた効果が発揮され、アスタキサンチン類の安定性を高め、その効果を長期にわたって維持させることが可能である。
なお、比較例として市販の抗酸化剤であるアスコルビン酸0.01mMを同様の方法で試験したところアスタキサンチン残存率は約44%であったことから、チョウジノキ植物抽出物0.01%はアスコルビン酸0.01mMよりも優れたアスタキサンチン安定化効果を有していると言える。
実施例3[化粧水への配合]
(成分) (%)
1 グリセリン 5.0
2 1,3−ブチレングリコール 5.0
3 乳酸 0.05
4 乳酸ナトリウム 0.1
5 水溶性コラーゲン(注1) 0.01
6 チョウジノキ抽出物1 0.05
7 モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 1.2
8 エタノール 8.0
9 アスタキサンチン5%含有油(注2) 0.001
10 パラオキシ安息香酸メチル 0.1
11 香料 0.05
12 精製水 残量
(注1)PANCOGEN MARINE(GATTEFOSSE社製)
(注2)アスタキサンチン−5C(オリザ油化社製)
(製造方法)
A:成分(7)〜(11)を混合溶解する。
B:成分(1)〜(6)及び(12)を混合溶解する。
C:BにAを添加混合し、化粧水を得た。
実施例4[乳液への配合]
(成分) (%)
1 モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 1.0
2 トリオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.5
3 グリセリルモノステアレート 1.0
4 ステアリン酸 0.5
5 ベヘニルアルコール 0.5
6 スクワラン 8.0
7 カルボキシビニルポリマー 0.1
8 パラオキシ安息香酸メチル 0.1
9 水酸化ナトリウム 0.05
10 精製水 残量
11 エタノール 5.0
12 チョウジノキ抽出物2 0.01
13 アスタキサンチン1%含有油(注3) 0.01
14 香料 0.05
(注3)アドニスパレスチナ花由来アスタキサンチン
(製造方法)
A:成分(1)〜(6)を70℃で均一に混合する。
B:成分(7)〜(10)を70℃で均一に混合する
C:BにAを加えて乳化し、室温まで冷却する。
D:Cに(11)〜(14)を加えて均一に混合し、乳液を得た。
実施例5[リキッドファンデーション(水中油型クリーム状)への配合]
(成分) (%)
1 1,3ブチレングリコール 5.0
2 水素添加大豆リン脂質 0.5
3 酸化チタン 5.0
4 ベンガラ 0.1
5 黄酸化鉄 1.0
6 黒酸化鉄 0.05
7 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(注4) 0.5
8 トリエタノールアミン 1.5
9 精製水 残量
10 グリセリン 5.0
11 パラオキシ安息香酸エチル 0.1
12 ステアリン酸 0.9
13 モノステアリン酸グリセリン 0.3
14 セトステアリルアルコール 0.4
15 モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.2
16 トリオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.2
17 パラメトキシケイ皮酸2―エチルヘキシル 5.0
18 チョウジノキ抽出物3 0.05
19 アスタキサンチン5%含有油(注5) 0.05
20 香料 0.02
(注4)ペミュレンTR−2(NOVEON社製)
(注5)ヘマトコッカスプルビアリス由来アスタキサンチン
(製造方法)
A:成分(1)〜(6)を分散する。
B:Aに成分(7)〜(11)を加え70℃で均一に混合する。
C:成分(12)〜(17)を70℃で均一に混合する。
D:CにBを加え乳化し、室温まで冷却する。
E:Dに成分(18)〜(20)を添加して水中油型クリーム状リキッドファンデーションを得た。
実施例6[日焼け止め化粧料(油中水型クリーム状)への配合]
(成分) (%)
1 モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.2
2 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.1
3 精製水 残量
4 ジプロピレングリコール 10.0
5 硫酸マグネシウム 0.5
6 アスコルビン酸グルコシド 2.0
7 チョウジノキ抽出物2 0.3
8 加水分解コラーゲン(注6) 0.02
9 PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 3.0
10 デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0
11 イソノナン酸イソトリデシル 5.0
12 パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 8.0
13 アスタキサンチン2%含有油 (注7) 0.01
14 ジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト 1.2
(注6)マリンジェンペプチドMP(PF)(新田ゼラチン株式会社製)
(注7)ASTAX−S(マリン大王社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(8)を均一に分散する。
B:成分(9)〜(14)を均一に分散する。
C:Bを攪拌しながら徐々にAを加えて乳化し、油中水型クリーム状日焼け止め化粧料を得た。
実施例7[軟膏剤への配合]
(成分) (%)
1 トリエタノールアミン 2.0
2 グリセリン 5.0
3 グリチルリチン酸ジカリウム 0.5
4 精製水 残量
5 ステアリン酸 18.0
6 セタノール 4.0
7 チョウジノキ抽出物2 0.05
8 アスタキサンチン20%含有油(注8) 0.01
9 酢酸dl−α―トコフェロール 0.2
10 パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(注8)ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン
(製造方法)
A:成分(1)〜(4)を均一溶解し、75℃に保つ。
B:成分(5)〜(10)を加熱混合し、75℃に保つ。
C:AにBを徐々に加え、軟膏剤を得た。
実施例8[ローション剤への配合]
(成分) (%)
1 ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンモノラウリン酸エステル
1.2
2 エタノール 8.0
3 アスタキサンチン5%含有油(注9) 0.001
4 パラオキシ安息香酸メチル 0.2
5 グリセリン 5.0
6 1,3−ブチレングリコール 6.5
7 チョウジノキ抽出物2 0.03
8 サクシニルアテロコラーゲン(注10) 0.05
9 精製水 残量
(注9)福寿草由来アスタキサンチン
(注10)サクシニルオーシャンコラーゲン(エアウォーター株式会社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(4)を混合溶解する。
B:成分(5)〜(9)を混合溶解する。
C:AとBを混合して均一にし、ローション剤を得た。
実施例9[リップクリーム剤への配合]
(成分) (%)
1 キャンデリラワックス 4.0
2 エチレン・プロピレンコポリマー 10.0
3 ロジン酸ペンタエリスリトール 5.0
4 2−エチルヘキサン酸セチル 22.0
5 ワセリン 10.0
6 酢酸液状ラノリン 15.0
7 リンゴ酸ジイソステアリル 25.0
8 トリイソステアリン酸ジグリセリル 残量
9 ビタミンE 0.5
10 1,3−ブチレングリコール 1.0
11 煙霧状無水ケイ酸 1.0
12 チョウジノキ抽出物3 0.05
13 アスタキサンチン5%含有油 (注11) 0.3
13 フェノキシエタノール 0.3
14 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1
(注11)オキアミ由来アスタキサンチン
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を100℃で均一に溶解混合する。
B:(10)、(11)、(12)を添加し均一に混合する。
C:AにB、(13)、(14)を加え混合分散する。
D:Cを脱泡後、容器に充填し、冷却してリップクリームを得た。
実施例3〜9に記載の化粧水、乳液、水中油型クリーム状リキッドファンデーション、油中水型クリーム状日焼け止め化粧料、軟膏剤、ローション剤、リップクリームはいずれもアスタキサンチンの光分解抑制効果に優れ、安定性が持続し、肌あれ改善、老化防止、シミの予防・改善等の肌への効果を発揮するのに有用な製剤であった。
本技術のアスタキサンチン類とフトモモ科フトモモ属チョウジノキ植物又はその抽出物を含有することを特徴とする組成物、並びに、当該チョウジノキ植物又はその抽出物を用いるアスタキサンチン類の安定化剤及び安定化方法は、アスタキサンチン類の効能を向上させることができ、例えば、老化防止、シミの予防・改善等の肌への効果を発揮するのに有用である。また、前記チョウジノキ植物は食品としても使用されているため安全性が高いので、前記チョウジノキ植物又はその抽出物を配合した化粧料、皮膚外用剤、医薬品、飲食品及び飼料は高い安全性を期待することができる。

Claims (7)

  1. トモモ科フトモモ属チョウジノキ植物又はその抽出物を含有する、アスタキサンチンの光分解の抑制剤
  2. さらにコラーゲンを含有する請求項1記載の
  3. ラーゲンが、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、アテロコラーゲン、サクシニルアテロコラーゲンから選ばれる1種又は2種以上である請求項2に記載の
  4. 紫外線によるアスタキサンチンの分解を抑制するための、請求項1〜3のいずれか1項記載の
  5. アスタキサンチンを含有する化粧料、皮膚外用剤又は医薬部外品のための、請求項1〜4のいずれか1項記載の剤
  6. フトモモ科フトモモ属チョウジノキ植物又はその抽出物を用いるアスタキサンチンの光分解の抑制方法。
  7. アスタキサンチンの紫外線による分解を抑制するための、請求項記載の方法。
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