JP6654003B2 - エアタービン駆動スピンドル - Google Patents
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- B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
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Description
<エアタービン駆動スピンドルの構成>
図1〜図4を参照して、実施の形態1に係るエアタービン駆動スピンドル100について説明する。図1は、エアタービン駆動スピンドル100の断面図である。図2は、図1中の線分II−IIから見た断面図であり、回転軸1は図示していない。図3は、図2中の線分III−IIIから見たエアタービン駆動スピンドル100の基準状態を説明するための部分断面図である。図4は、エアタービン駆動スピンドル100を用いて構成された静電塗装装置の回転型霧化ヘッドの断面図である。
次に、本実施の形態に係るエアタービン駆動スピンドル100の動作について説明する。図示しないエアコンプレッサなどの駆動用気体供給源から供給された駆動用気体は、駆動用気体給気口12から駆動用給気路13を通じて駆動用給気ノズル14に供給される。駆動用給気ノズル14に供給された駆動用気体は、回転軸1のスラスト板部1Bの回転翼15に向けて、スラスト板部1Bの接線方向(回転方向)とほぼ平行な方向に沿って噴出される。回転翼15は噴出された駆動用気体を後方曲面部において受ける。このとき、回転翼15に噴出された駆動用気体は後方曲面部の外周側に到達し、後方曲面部に沿って流れることで向きを変えられ、駆動用気体排気ポート19から駆動用気体排気空間20に達して排気孔11から外部に排気される。回転翼15には駆動用気体に与えた力の反力が作用し、回転軸1のスラスト板部1Bは回転トルクを与えられる。これにより、回転軸1は回転方向に沿って回転する。回転軸1の回転数は、たとえば数万rpm以上とすることができる。つまり、上述したエアタービン駆動スピンドル100は、たとえば静電塗装機用スピンドルに好適である。
背景技術の欄にて説明した従来のエアタービン駆動スピンドルでは、回転軸と筐体とのスラスト方向における間隔の変動を抑制することが困難であり、駆動用気体の上記流通路と筐体内の他の空間との間で気体の流通を抑制することが困難であった。
図5を参照して、ハウジングアッシ2は、基準面30と摺動可能に設けられている摺動部材32を含んでいてもよい。摺動部材32は、スラスト方向においてハウジング3とノズル板6との間に配置されている。言い換えると、ハウジング3とノズル板6とは、摺動部材32を介して接続されている。摺動部材32は、ハウジング3のスラスト板部分と摺動可能に設けられているのが好ましい。ハウジング3のスラスト板部分は、たとえば前側が後側よりもラジアル方向において凸状に形成されている。当該凸状に形成されている部分の後側に位置する面に摺動部材32の前側に位置する面が摺動可能に接続されているとともに、当該凸状に形成されている部分の後側に位置する面よりも後側に位置するスラスト板部分の外周面に摺動部材32の内周面が摺動可能に接続されている。摺動部材32は、磁石16よりもラジアル方向の外周側に配置されている。摺動部材32は、スラスト方向から見たときの平面形状がたとえば円環形状である。摺動部材32を構成する材料は、ハウジング3を構成する材料がノズル板6との間で高い摺動性を有する材料であればこれと同一であってもよく、たとえばアルミニウムまたはステンレスである。また、摺動部材32を構成する材料は、ハウジング3を構成する材料がノズル板6との間で摩擦抵抗が高い材料であれば、ハウジング3を構成する材料と異なる材料であってノズル板6との間で高い摺動性を有する材料であるのが好ましく、たとえばポリアセタール、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリプロピレン、カーボン材からなる群から選択される少なくとも1つである。
図6を参照して、第1のOリング28は、ハウジング3の軸部分の前側に位置する面とカバー5の前側においてハウジング3の上記面と対向する面との間に配置されていてもよい。異なる観点から言えば、第1のOリング28は、第2のOリング27a、第3のOリング27bよりも前側に配置されていれもよい。このようにしても、第1のOリング28は、スラスト方向において基準面30と接するハウジングアッシ2の一部から見て、基準面30の位置する側と反対側において、ハウジングアッシ2とカバー5との間に配置されている。そのため、第1のOリング28は、基準面30にハウジングアッシ2を付勢することができる。その結果、図6に示されるエアタービン駆動スピンドルによれば、図1〜図4に示されるエアタービン駆動スピンドル100と同様の作用効果を奏することができる。
次に、図7を参照して、実施の形態2に係るエアタービン駆動スピンドル101について説明する。エアタービン駆動スピンドル101は、基本的には実施の形態1に係るエアタービン駆動スピンドル100と同様の構成を備えるが、カバー5が基準面30を有し、基準面30にハウジングアッシ2を付勢する第4のOリング29(弾性体)を備えている点で異なる。
図8を参照して、エアタービン駆動スピンドル101において、ハウジングアッシ2は、基準面30と摺動可能に設けられている摺動部材32をさらに含んでいてもよい。摺動部材32は、図5に示す上述したエアタービン駆動スピンドル100における摺動部材32と基本的には同様の構成を備える。エアタービン駆動スピンドル101における摺動部材32は、スラスト方向においてカバー5とハウジング3との間に配置されている。言い換えると、ハウジング3とカバー5とは、摺動部材32を介して接続されている。摺動部材32は、ハウジング3のスラスト板部分と摺動可能に設けられているのが好ましい。
エアタービン駆動スピンドル100において基準面30にハウジングアッシ2を付勢する弾性体は第1のOリング28であり、エアタービン駆動スピンドル101における当該弾性体は第4のOリング29であるが、これに限られるものでは無い。図9を参照して、上記弾性体は、ばね28として構成されていてもよい。ばね28はたとえばコイルばねである。ノズル板6に含まれる基準面30にハウジングアッシ2を付勢するばね28は、その前側に位置する一端がカバー5の後側に位置する面上に形成されている挿入孔52に嵌め込まれており、その後側に位置する他端がハウジング3の前側に位置する面と接している。この場合、ばね28の当該他端は、ハウジング3との間で摺動性を有するように設けられているのが好ましい。ばね28を構成する材料がハウジング3との間で摺動性を有する材料であってもよいし、ばね28の上記他端が上述した表面処理層で被覆されていてもよい。
図10を参照して、エアタービン駆動スピンドル100,101において、ノズル板6は、回転軸1のスラスト板部1Bの厚肉部1Cと空間31を挟んでスラスト方向に対向する領域に軸受スリーブ34を含んでいてもよい。エアタービン駆動スピンドル100,101は、上述のように、回転軸1とノズル板6とのスラスト方向における間隔の変動が抑制されている。そのため、スラスト板部1Bの厚肉部1Cとノズル板6の軸受スリーブ34とに挟まれている空間31は、軸受隙間を構成し得る。当該軸受隙間、および回転軸1の前側に形成された回転軸1と軸受スリーブ4との軸受隙間は、それぞれ気体が供給されることにより、磁石16とともに、スラスト軸受8を構成し得る。スラスト軸受8は、軸受気体供給口9(図1参照)から軸受気体供給路10に供給された気体が回転軸1のスラスト板部1Bと軸受スリーブ4との軸受隙間、および回転軸1のスラスト板部1Bの厚肉部1Cと軸受スリーブ34との軸受隙間に供給されることによって生じる押圧力と、磁石16の吸引力とにより構成される。
図11を参照して、エアタービン駆動スピンドル100,101は、ノズル板6が軸受スリーブ34を含む場合、ハウジングアッシ2が磁石16(図10参照)を備えていてなくてもよい。
Claims (7)
- 回転軸と、
前記回転軸を回転自在に支持しているハウジングアッシと、
前記回転軸および前記ハウジングアッシを収容する筐体とを備え、
前記回転軸を回転駆動するための高圧の駆動用気体を前記筐体の内外に給排気するための流通路が前記筐体内に設けられているエアタービン駆動スピンドルにおいて、
前記筐体は、前記回転軸のスラスト方向に交差する方向に延びて前記ハウジングアッシと接する基準面を含み、
前記基準面に前記ハウジングアッシを付勢する弾性体をさらに備え、
前記筐体は、前記ハウジングアッシの外周面の少なくとも一部を取り囲むカバーと、前記回転軸、前記ハウジングアッシ、および前記カバーと前記スラスト方向において対向するように設けられているノズル板とを含み、
前記カバーは前記基準面を有し、
前記ハウジングアッシと前記ノズル板との間に配置され、前記ハウジングアッシおよび前記ノズル板と摺動可能に設けられている摺動部材をさらに備え、
前記弾性体は、前記スラスト方向において前記基準面と接する前記ハウジングアッシの一部から見て、前記基準面の位置する側と反対側において、前記ハウジングアッシと前記摺動部材との間に配置されている、エアタービン駆動スピンドル。 - 前記摺動部材は、メッキ膜、アルマイト膜、ダイヤモンドライクカーボン膜、およびフッ素樹脂皮膜からなる群から選択される少なくともいずれか1つの表面処理層を含む、請求項1に記載のエアタービン駆動スピンドル。
- 前記摺動部材を構成する材料は、前記ハウジングアッシを構成する材料と同一である、請求項1または2に記載のエアタービン駆動スピンドル。
- 前記摺動部材を構成する材料は、前記ハウジングアッシを構成する材料と異なる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアタービン駆動スピンドル。
- 前記摺動部材を構成する材料は、樹脂である、請求項4に記載のエアタービン駆動スピンドル。
- 前記摺動部材を構成する材料は、カーボン材である、請求項4に記載のエアタービン駆動スピンドル。
- 前記弾性体は、Oリングまたはばねである、請求項1〜6のいずれか1項に記載のエアタービン駆動スピンドル。
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