JP6653998B2 - 移動式テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、移動式テーブルに係り、特に、ベッドサイドテーブルやオーバーベッドテーブル等においてブレーキ機構を備える移動式テーブルに関する。
従来、ベッドサイドからベッドの幅方向に移動して所定位置に配置して使用するベッドサイドテーブルや、ベッドのフット側からベッドの長手方向に移動して所定位置に配置して使用するオーバーベッドテーブル等の移動式テーブルでは、ユーザがテーブルを使用時にキャスタが動かないようにするためのロック機構やテーブルが移動しないように制動をかけるブレーキ機構等を備えるものが知られている。
従来技術として、例えば、脚部に移動用のキャスタとブレーキ機構を設けたテーブルにおいて、ハンドル操作によりブレーキ機構のストッパを出没させて、ベッドサイドテーブルに制動をかけるようにしたものが提案されている(特許文献1を参照)。
また、その他の技術として、例えば、脚フレームの後端側と前端側の夫々に移動用のキャスタを設けたベッドサイドテーブルにおいて、後端側にはブレーキ機構付きのキャスタを備え、前端側にはブレーキ片支持部材を回動可能に支持して、ベッドサイドテーブルに制動をかけるようにしたものが提案されている(特許文献2を参照)。
特開2014−195517号公報 特開2014−195518号公報
特許文献1や特許文献2の技術のように、移動可能なテーブルが不意に移動しないようにするために脚部にブレーキ機構を配置した構成では、テーブルの安定性を高めるためには、脚部の幅を広げたり長さを大きくすることが必要であった。
しかしながら、テーブルの脚部の幅を広げたり長さを大きくすると、テーブルを操作するユーザの足下が狭くなるため、テーブルにアプローチする際やテーブルを操作する際に影響を及ぼすという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、移動式テーブルにおいて、テーブルへのアプローチ性やテーブルの操作性の向上を図り、テーブルを移動したり制動をかけたりする時の安定性を高めることができる移動式テーブルを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る移動式テーブルは、次の通りである。
本発明は、テーブル板と、前記テーブル板を支持する支柱部と、前記支柱部を支持する脚部と、前記脚部に設けられる移動用のキャスタと、ブレーキ機構とを備える移動式テーブルにおいて、前記脚部の構成として、前記キャスタが配置される第1脚部フレームと、前記第1脚部フレームが連結される第2脚部フレームと、を備え、前記第2脚部フレームの両端部には、前記第1脚部フレームが連結され、前記第1脚部フレームの前記キャスタが配置される一端部を、前記テーブル板の幅方向の外側に向かい配置するとともに、前記第2脚部フレームの端部に連結される前記第1脚部フレームの他端部の位置よりも前記テーブル板の長手方向の外側に配置することを特徴とするものである。
また、本発明は、前記第1脚部フレームには、前記ブレーキ機構を配置することが好ましい。
また、本発明は、前記第2脚部フレームの両端部に、一対の第1脚部フレームをそれぞれ連結し、前記一対の第1脚部フレームを、前記キャスタが配置される一端部が、前記テーブル板の幅方向の外側に向かい配置された状態で、略Y字状に構成することが好ましい。
また、本発明は、前記ブレーキ機構を、ブレーキ解除操作を行わない状態で前記移動式テーブルを停止するように構成し、ブレーキ解除操作を行うことで、前記ブレーキ機構のブレーキ解除を行うことが好ましい。
また、本発明は、前記ブレーキ機構を、前記脚部の複数箇所に設けることが好ましい。
また、本発明は、前記支柱部を伸縮可能に構成することが好ましい。
本発明の移動式テーブルによれば、テーブル板と、前記テーブル板を支持する支柱部と、前記支柱部を支持する脚部と、前記脚部に設けられる移動用のキャスタと、ブレーキ機構とを備える移動式テーブルにおいて、前記脚部の構成として、前記キャスタが配置される第1脚部フレームと、前記第1脚部フレームが連結される第2脚部フレームと、を備え、前記第2脚部フレームの両端部には、前記第1脚部フレームが連結され、前記第1脚部フレームの前記キャスタが配置される一端部を、前記テーブル板の幅方向の外側に向かい配置するとともに、前記第2脚部フレームの端部に連結される前記第1脚部フレームの他端部の位置よりも前記テーブル板の長手方向の外側に配置することで、テーブル板の長手方向端部において、第1脚部フレームをテーブル板の幅方向に沿って配置することなくキャスタをテーブル板の幅方向の外側に配置することができるので、脚部が邪魔になることなくユーザの足下を広くでき、テーブルへのアプローチ性やテーブルの操作性の向上を図り、テーブルを移動したり制動をかけたりする時の安定性を高めることができる移動式テーブルを実現できる。
本発明の実施形態に係る移動式テーブルの全体の構成を示す説明図である。 前記移動式テーブルの全体の構成を示す正面視による説明図である。 前記移動式テーブルの全体の構成を示す側面視による説明図である。 前記移動式テーブルを高くした状態を示す側面視による説明図である。 前記移動テーブルの脚部の構成を示す底側から見た説明図である。 前記脚部に配置されるブレーキ機構の位置関係を示す平面視による説明図である。 前記移動テーブルの支柱側の脚部のブレーキ機構の構成を示す説明図である。 前記移動テーブルの他方の脚部のブレーキ機構の構成を示す説明図である。 前記ブレーキ機構の通常状態を示す説明図である。 前記ブレーキ機構のブレーキ解除時の状態を示す説明図である。 前記移動式テーブルを構成するブレーキ操作伝達機構の構成を示す側面図である。 前記ブレーキ操作伝達機構を構成する操作レバーによりブレーキ解除操作した状態を示す側面図である。 前記ブレーキ操作伝達機構の構成を示す平面視による説明図である。 前記ブレーキ操作伝達機構を構成するロックレバーにより操作レバーをブレーキ解除状態でロックした状態を示す説明図である。 前記ロックレバーにより保持レバーを保持した状態を示す説明図である。 前記ブレーキ操作伝達機構を構成する回転軸の全体構成を示す説明図である。 前記回転軸を構成する各部要素の構成を示す説明図である。 前記ブレーキ操作伝達機構を構成する連結部材の構成を示す説明図である。 前記連結部材の回転軸が連結される係合部を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る移動式テーブルを構成する回転軸の変形例1を示す説明図である。 前記回転軸を構成する各部要素の構成を示す説明図である。 前記回転軸のインナ軸をガイドするガイド部材の構成を示す説明図である。
以下、本発明の移動式テーブルを実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例であって、本発明の実施形態に係る移動式テーブルの全体の構成を示す説明図、図2は前記移動式テーブルの全体の構成を示す正面視による説明図、図3は前記移動式テーブルの全体の構成を示す側面視による説明図、図4は前記移動式テーブルを高くした状態を示す側面視による説明図、図5は前記移動テーブルの脚部の構成を示す底側から見た説明図、図6は前記脚部に配置されるブレーキ機構の位置関係を示す平面視による説明図、図7は前記移動テーブルの支柱側の脚部のブレーキ機構の構成を示す説明図、図8は前記移動テーブルの他方の脚部のブレーキ機構の構成を示す説明図、図9は前記ブレーキ機構の通常状態を示す説明図、図10は前記ブレーキ機構のブレーキ解除時の状態を示す説明図である。
本実施形態に係る移動式テーブル1は、ベッドサイドテーブルであって、図1,図2に示すように、テーブル板10と、テーブル板10を支持する支柱部20と、支柱部20を支持する脚部30と、テーブルを制動するブレーキ機構40とを備え、脚部30には移動用のキャスタ43を備える移動式テーブルにおいて、脚部30の構成として、本発明に係る移動式テーブルにおける脚部の特徴的な構成を備えるものである。
まず、本実施形態の移動式テーブル1の全体構成について図面を参照して説明する。
テーブル板10は、図1,図2に示すように、ベッド装置(図示省略)の幅方向にわたりベッド装置を跨いで配置することが可能なように細長い矩形状に形成されている。
テーブル板10の下側には、図2に示すように、テーブル板10を支持するテーブル基部11が構成されている。テーブル基部11は、テーブル板10の下側で長手方向の端部からほぼ中央部分に亘り形成されている。
テーブル基部11の長手方向端部には支柱部20が配置され、支柱部20によりテーブル基部11およびテーブル板10を片側のみで支持している。支柱部20の基部には脚部30が具備されている。
テーブル基部11は、テーブル板10とテーブル基部11との間に空間部を形成するように上部を開口した箱状に形成されている。
テーブル基部11の支柱部20側の端部には、ブレーキ操作伝達機構50を構成する操作レバー51が設けられている。この操作レバー51を操作することで脚部30に設けられたブレーキ機構40のブレーキ解除を行うように構成されている。
本実施形態では、ブレーキ操作伝達機構50は、図1,図2に示すように、脚部30に配置されたブレーキ機構40のブレーキ解除を、操作レバー51の動作に連動する回転軸52と、回転軸52の動作に連動する操作ワイヤ53a,53b,54により行うように構成されている。回転軸52と操作ワイヤ53a,53b,54とは、連結部材55を介して連結されている。
ブレーキ機構40は、脚部30を構成する第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dにそれぞれ設けられた4個のブレーキ機構40a,40b,40c,40dにより構成されている。
操作ワイヤ53aは、ブレーキ機構40aに連結され、操作ワイヤ53bは、ブレーキ機構40bに連結されている。
操作ワイヤ54は、ワイヤ連結部材541を介して操作ワイヤ54a,54bに連結されている。操作ワイヤ54aは、ブレーキ機構40cに連結され、操作ワイヤ54bはブレーキ機構40dに連結されている。
支柱部20は、図3,図4に示すように、伸縮可能に構成されている。
支柱部20は、第1支柱部材201と第2支柱部材202とを備え、第1支柱部材201に沿って第2支柱部材202をテーブル板10とともに図中上下方向に移動することで伸縮するように構成されている。
第1支柱部材201は脚部30側に設けられ、第2支柱部材202はテーブル基部11側に設けられて、図示しない駆動機構により、ユーザがテーブル板10を押上げたり、押し下げたりする操作によるテーブル板10の高さ調整を可能にしている。テーブル基部11には、前記駆動機構により支柱部20を伸縮させてテーブル板10を上下操作するための操作レバー60が設けられている。
支柱部20の内部には、回転軸52が配置されている。
回転軸52は、図3,図4に示すように、アウタ軸521とインナ軸522とを備え、支柱部20が伸縮する範囲でアウタ軸521に沿ってインナ軸522を図中上下方向に移動することで伸縮するように構成されている。
具体的には、アウタ軸521は第1支柱部材201側に設けられ、インナ軸522は第2支柱部材202側に設けられて、支柱部20が伸縮する動作に追従して回転軸52が伸縮するように構成されている。
次に、本実施形態の特徴的な脚部30の構成について図面を参照して説明する。
脚部30は、図1,図2に示すように、キャスタ43とブレーキ機構40a,40b,40c,40dをそれぞれ備える第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dと、第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dを連結する第2脚部フレーム302とを備えている。
第2脚部フレーム302は、図1,図5に示すように、移動式テーブル1の長手方向に沿って長く設けられている。
第1脚部フレーム301a,301bは、第2脚部フレーム302の移動式テーブル1の支柱部20側に配置され、第1脚部フレーム301c,301dは、反対側に配置されている。
第1脚部フレーム301a,301bは、キャスタ43が配置されるそれぞれの一端部をテーブル板10の幅方向の外側に向かい配置し、それぞれの他端部を第2脚部フレーム302の一端部に連結して、略Y字状に構成されている。
第1脚部フレーム301c,301dも同様に、キャスタ43が配置されるそれぞれの一端部をテーブル板10の幅方向の外側に向かい配置し、それぞれの他端部を第2脚部フレーム302の他端部に連結して、略Y字状に構成されている。
キャスタ43は、第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dの端部にそれぞれ取付けブラケット431を介して取付けられている。
本実施形態では、脚部30の形状を、図5に示すように、第2脚部フレーム302の両端部において、第1脚部フレーム301a,301bおよび第1脚部フレーム301c,301dにより略Y字状に構成することで、移動式テーブル1を安定した状態に構成できる。また、テーブル板10の長手方向両端側において、テーブル板10の幅方向の外側に配置された2箇所のキャスタ43,43の間に内側に凹んだ空間が構成されるため、移動式テーブル1を操作する使用者の足下を広くすることができる。
なお、本実施形態では、脚部30の構成として、第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dを直線的に構成して、第2脚部フレーム302と連結することで略Y字状に構成しているが、例えば、第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dを湾曲した形状として、第2脚部フレーム302の両端部において略U字状となるように構成してもよい。
また、本実施形態では、第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dには、それぞれブレーキ機構40a,40b,40c,40dが設けられている。
ここで、本実施形態のブレーキ機構40の構成について図面を参照して説明する。
本実施形態では、ブレーキ機構40は、図5,図6に示すように、第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dに設けられたブレーキ機構40a,40b,40c,40dにより構成されている。
ブレーキ機構40a,40b,40c,40dは、それぞれ第1脚部フレーム301a,301b,301c,301d内において端部に配置されたキャスタ43よりテーブル板10の幅方向内側に配置されている。
ここで、本実施形態のブレーキ機構40について図面を参照して説明する。
ブレーキ機構40a,40b,40c,40dは、図7,図8に示すように、構成要素の配置が略同様な構成を有するため、ブレーキ機構40a,40bを例に挙げて説明する。
第1ブレーキ機構40aは、図7に示すように、ブレーキパッド(ブレーキ部材)401と、ブレーキパッド401を保持するブレーキパッド保持部(ブレーキ部材保持部)402と、ブレーキパッド保持部402を回動可能に支持する支軸403と、捻りコイルばね(図示省略)と、を備えて構成される。
支軸403は、第1脚部フレーム301aの幅方向に沿って設けられている。すなわち、ブレーキパッド保持部402は支軸403により第1脚部フレーム301aの長手方向に沿って回動可能に軸支されている。
第1脚部フレーム301a,301bは、テーブル板10の長手方向に対して略Y字状に構成されているので、ブレーキパッド401は、テーブル板10の長手方向に対して斜め方向に回動して制動をかけるように作用する。
捻りコイルばねは、ブレーキパッド401が床部に当接する方向にブレーキパッド保持部402を常時付勢する付勢部材として機能している。
このように構成することで、移動式テーブル1がテーブル幅方向への移動に対してブレーキ機構40a,40bの何れかのブレーキパッド401が斜め方向に制動する。
詳しくは、図6に示すように、例えば、移動式テーブル1が図中左から右へ移動しようとした場合は、ブレーキ機構40aのブレーキパッド401は、支軸403よりも移動方向上流側に配置されているので床面から逃げる方向に作用する。一方、ブレーキ機構40bのブレーキパッド401は、支軸403よりも移動方向下流側に配置されているので床面に食い込む方向に作用する。
また、移動式テーブル1が図中右から左へ移動しようとした場合は、ブレーキ機構40bのブレーキパッド401は、支軸403よりも移動方向上流側に配置されているので床面から逃げる方向に作用する。一方、ブレーキ機構40aのブレーキパッド401は、支軸403よりも移動方向下流側に配置されているので床面に食い込む方向に作用する。
このように構成することで、移動式テーブル1の移動する方向の下流側のブレーキパッド401により制動がかかるため、効果的に移動式テーブル1を停止状態にすることができる。
このような作用により、移動式テーブル1がテーブル幅方向への移動に対してブレーキ機構40a,40bの何れかのブレーキパッド401が制動することができる。
ブレーキ機構40c,40dにおいても、ブレーキ機構40a,40bと対称に配置されているので、同様な作用、効果が得られる。
また、移動式テーブル1のテーブル長手方向への移動に対しては、図6に示すように、ブレーキ機構40a,40cおよびブレーキ機構40b,40dの何れかのブレーキパッド401により制動がかかるため、効果的に移動式テーブル1を停止状態にすることができる。
次に、ブレーキ機構40a,40b,40c,40dを動作させる操作ワイヤ53a,53b,54による駆動伝達について説明する。
操作ワイヤ53a,53b,54は、図7に示すように、連結部材55に連結されている。連結部材55は、円板状を呈して回動可能に構成され、その下面の外周部に取付け金具532を介して操作ワイヤ53a,53b,54が取付けられている。
このような構成により、連結部材55が回動することで、連結される操作ワイヤ53a,53b,54を同時に動作させることができる。
操作ワイヤ53aは、ブレーキ機構40aのブレーキパッド保持部402に連結され、操作ワイヤ53bは、ブレーキ機構40bのブレーキパッド保持部402に連結されている。
操作ワイヤ54は、図8に示すように、ワイヤ連結部材541を介して分岐した操作ワイヤ54a,54bに連結されている。操作ワイヤ54a,54bは、それぞれブレーキ機構40c,40dのブレーキパッド保持部402に連結されている。
符号56はガイドローラである。操作ワイヤ53a,53b,54,54a,54bは、ガイドローラ56によってワイヤ操作が安定して動作するようになっている。
次に、ブレーキ機構40の動作についてブレーキ機構40aを例に挙げて説明する。
ブレーキ解除操作を行わない通常状態では、図9に示すように、図示しない捻りコイルばねによりブレーキパッド401が床面側に突出するように付勢されて、ブレーキパッド401と床面との間に生じる摩擦力によりブレーキ状態となるように構成されている。
そして、ブレーキ解除操作時には、図10に示すように、操作ワイヤ53aの操作によりブレーキパッド401が第1脚部フレーム301内に引き込まれて、ブレーキパッド401と床面とが離間するように構成されている。
次に、本実施形態のブレーキ機構40の操作を行うブレーキ操作伝達機構50の構成について図面を参照して説明する。
図11は本実施形態の移動式テーブルを構成するブレーキ操作伝達機構の構成を示す側面図、図12は前記ブレーキ操作伝達機構を構成する操作レバーによりブレーキ解除操作した状態を示す側面図、図13は前記ブレーキ操作伝達機構の構成を示す平面視による説明図、図14は前記ブレーキ操作伝達機構を構成するロックレバーにより操作レバーをブレーキ解除状態でロックした状態を示す説明図、図15は前記ロックレバーにより保持レバーを保持した状態を示す説明図、図16は前記ブレーキ操作伝達機構を構成する回転軸の全体構成を示す説明図、図17は前記回転軸を構成する各部要素の構成を示す説明図、図18は前記ブレーキ操作伝達機構を構成する連結部材の構成を示す説明図、図19は前記連結部材の回転軸が連結される係合部を示す説明図である。
ブレーキ操作伝達機構50は、図1,図2,図11,図12に示すように、操作レバー51、回転軸52、操作ワイヤ53a,53b,54、ロックレバー57を備えて構成されている。
操作レバー51は、図11,図12に示すように、操作軸511と回転軸操作レバー512とを一体的に備えて、テーブル板10の下部でテーブル基部11のテーブル板10の端部付近に配置されている。
操作軸511は、テーブル基部11の幅方向に亘り設けられ、テーブル基部11に回動可能に取付けられている。操作軸511の両端部は、テーブル基部11の側部から突出して設けられ、その突出した端部に操作レバー51が一体的に設けられている。
操作軸511は、図13,図14に示すように、回転軸52の上方で軸線方向を水平にして配置されている。そして、回転軸52の一端部に設けられたカラー523に近接する位置に回転軸操作レバー512が一体的に設けられている。回転軸操作レバー512は操作軸511の回動とともに一体的に回動するようにされている。
回転軸操作レバー512に隣接して、回転軸操作レバー512を所定位置に位置決めするストッパ514が設けられている。
回転軸操作レバー512は、図14に示すように、回転軸係合部512aと、ストッパ当て部512bを備えている。回転軸係合部512aは、回転軸52に設けられる駆動ピン524に係合して回転軸52を回動するものである。ストッパ当て部512bは、ストッパ514に当接して回転軸操作レバー512を所定位置に配置するものである。
回転軸52は、図16,図17に示すように、アウタ軸521とインナ軸522とを備え、支柱部20が伸縮する範囲を許容してアウタ軸521に沿ってインナ軸522を軸線方向(図中上下方向)に移動することで伸縮するように構成されている。
アウタ軸521は、矩形状断面を有する中空軸であって、中空部にインナ軸522が収容される。一端部には中空軸を支持する支持軸521aが突設されている。その支持軸521aの先端部付近には、連結部材55に係合される係合ピン521bが支持軸521aを貫通して外周より外側に突出して設けられている。
インナ軸522は、回転軸52を収縮させた状態、すなわち、アウタ軸521内に収容した状態でアウタ軸521の他端部より一端部522aが突出するように構成されている。
また、インナ軸522は、図14に示すように、テーブル基部11内に一端部522aを突出した状態で回転可能に取付けられている。一端部522aにはカラー(外周部材)523が取付けられている。
カラー523には、駆動ピン524が外周部より突出して設けられている。
駆動ピン524は、操作レバー51に対して一体的に設けられた回転軸操作レバー512に近接配置されて、回転軸操作レバー512の動作に追従するように係合されている。これにより、駆動ピン524は、操作レバー51の動作を回転軸52に伝達するようにされている。
また、インナ軸522の他端部522bには、図17に示すように、アウタ軸521の内壁に沿ってインナ軸522の上下方向(軸線方向)の移動をガイドするとともに、インナ軸522が単独で回転動作することを規制するガイド部材522cと、アウタ軸521内におけるインナ軸522の横方向(軸線方向に対して直角方向)のずれを防止して略中心位置に配置する係合部材522dが設けられている。
ガイド部材522cは、円形状を呈し、インナ軸522が上下方向に移動する際に、アウタ軸521の内壁に接触したとき回転可能に設けられ、インナ軸522が回転動作する際に、アウタ軸521とともに回動動作するように設けられている。
このように構成された回転軸52は、図14に示すように、インナ軸522の一端部522aをテーブル基部11側に配置して、軸線方向を鉛直方向として支柱部20内に設けられ、図18,図19に示すように、アウタ軸521の他端部の支持軸521aを脚部30側に設けられた連結部材55に連結可能に構成されている。
連結部材55は、図19に示すように、円形状を呈し、脚部30の第2脚部フレーム302に回転可能に設けられ、上面において回転軸52の係合ピン521bに対応する部分に、係合ピン521bと同形状に凹んで形成された係合部551が形成されている。
そして、連結部材55の下面の外周部付近には、図7に示すように、操作ワイヤ53a,53b,54が取付けられる取付部553a,553b,554が形成されている。
このように構成された連結部材55は、係合部551に回転軸52の係合ピン521bが着脱自在に連結され、回転軸52が回動することで、係合部551を中心として回動するように構成されている。そして、連結部材55が回動することで、図7,図8に示すように、操作ワイヤ53a,53b,54(54a,54b)がブレーキ機構40a,40b,40c,40dに対してそれぞれ動作するように構成されている。
操作ワイヤ54は、アウタワイヤと動作するインナワイヤとを備えている。
操作ワイヤ53a,53b,54a,54bは、インナワイヤに相当するワイヤのみを用いている。
操作ワイヤ53a,53bは、連結部材55を介して操作レバー51の動作に連動する回転軸52と連結され、且つ、脚部30側の第1脚部フレーム301a,301bに設けられるブレーキ機構40a,40bにそれぞれ連結されている。
操作ワイヤ54は、連結部材55を介して操作レバー51の動作に連動する回転軸52と連結され、且つ、ワイヤ連結部材541を介して操作ワイヤ54a,54bと連結され、脚部30側の第1脚部フレーム301c,301dに設けられるブレーキ機構40c,40dにそれぞれ連結されている。
これにより、操作レバー51の操作することで、回転軸52、連結部材55および操作ワイヤ53a,53b,54を介してブレーキ機構40a,40b,40c,40dのブレーキ解除の操作を同時に行うことができる。
操作レバー51は、図11,図13に示すように、一端部を操作部51aとして幅方向に広くなりながら外側に突設された略L字状に形成され、他端部が操作軸511に一体的に設けられて、操作軸511を回動させる。本実施形態では、操作レバー51は、操作軸511の両端部に対称に設けられている。
そして、操作レバー51は、通常は、図示しない捻りコイルばねにより操作部51aが下方に位置するように付勢されている。
さらに、本実施形態では、ブレーキ操作伝達機構50の構成にロックレバー57を備えている。ロックレバー57は、ブレーキ操作伝達機構50によるブレーキ機構40a,40b,40c,40dのブレーキ解除状態を保持するブレーキ解除保持部材として機能する。
ロックレバー57は、図13,図14に示すように、操作軸511に隣接して配置され、一端部を操作部57aとしてテーブル基部11の外側に突出して配置し、他端部をロック部57bとして操作軸511の上部に設けられた保持レバー515に当接するようにテーブル基部11の長手方向に沿って進退可能に設けられている。
符号59はロックレバーを保持するロックレバー保持部である。
そして、ロックレバー57は、テーブル基部11内に押し込まれて、ロック部57bが保持レバー515に当接して保持レバー515を所定位置、すなわち、ブレーキ機構40によるブレーキ操作(ロック状態)が解除される位置で保持するようされている。
ロックレバー57は、図11,図12に示すように、操作レバー51をブレーキ解除するように操作した状態、すなわち操作レバー51を上方に操作した状態を保持するように操作した時に、図13,図14に示すように、ロック部57bが保持レバー515の側面515a、すなわち復帰方向側に位置するように構成されている。
そして、ロックレバー57は、ブレーキ解除の操作を行わない通常状態では、ロック部57bと保持レバー515とが干渉しない位置に配置される。
次に、移動式テーブル1を移動する際に、操作レバー51を操作してブレーキ機構40a,40b,40c,40dのブレーキ解除を行い、移動式テーブル1を移動可能にする操作について図面を参照して説明する。
移動式テーブル1を移動する場合は、まず、ブレーキ操作伝達機構50の操作レバー51を、図11から図12に示すように、操作部51aを握って上方に所定量回動操作する。
操作レバー51の動作に連動して回転軸操作レバー512が回動することで、回転軸係合部512aが駆動ピン524を回動する。駆動ピン524に連動して回転軸52が回動するに連れて連結部材55が回動することで、図7に示すように、操作ワイヤ53a,53b,54が矢印A1方向に所定量引っ張られる。
脚部30の第1脚部フレーム301a,301bにおいては、図10に示すように、操作ワイヤ53a,53bが矢印A1方向に引っ張られると、ブレーキ機構40a,40bがブレーキパッド401と床面が離間する方向に回動して、ブレーキパッド401による制動が解除される。
脚部30の第1脚部フレーム301c,301dにおいても同様に、図8に示すように、操作ワイヤ54が矢印A1方向に引っ張られると、図10と同様に、操作ワイヤ54a,54bが矢印A1方向に引っ張られて、ブレーキ機構40c,40dがブレーキパッド401と床面が離間する方向に回動して、ブレーキパッド401による制動が解除される。
このとき、操作レバー51を操作したままの状態で、図12、図14に示すように、ロックレバー57の操作部57aをテーブル基部11側に押し込んで、操作レバー51をロックさせる方向に移動させる。これにより、ロックレバー57のロック部57bが保持レバー515と当接することにより、この状態で、握った操作レバー51を離しても操作レバー51による動作状態が保持される。
このようにして、ブレーキ機構40a,40b,40c,40dのブレーキ状態が解除された状態で保持されるので、ユーザは操作レバー51を握った状態を維持することなくテーブル移動を連続的に行うことができる。これにより、移動式テーブル1を移動する際に操作レバー51を操作する負担を軽減できる。
次に、移動式テーブル1の移動を終了して、ブレーキ機構40a,40b,40c,40dをブレーキ状態に復帰させる操作について図面を参照して説明する。
移動式テーブル1の移動を終了して、ブレーキ機構40a,40b,40c,40dをブレーキ状態に戻す場合は、操作レバー51をさらに握り込むことで、図15に示すように、保持レバー515が回動し、解除部515bがロックレバー57を通常位置に引き戻すことで、保持レバー515の側面515aからロック部57bが離れて、保持レバー515の保持状態が解除される。
これにより、ブレーキ機構40a,40bを例にあげて説明すると、図9に示すように、操作ワイヤ53a,53bが図示しない捻りコイルばねのばね力により矢印B1の方向に戻されて、ブレーキパッド401が床面に向かい突出して当接することでブレーキ状態となる。ブレーキ機構40c,40dも同様な動作によりブレーキ状態となる。
このようにして、ユーザは、ロックレバー57を通常位置に戻すだけで、ロック部57bによる保持レバー515の保持状態を解除して、簡単にブレーキ機構40a,40b,40c,40dをブレーキ状態に戻すことができる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、テーブル板10と、テーブル板10を支持する支柱部20と、支柱部20を支持する脚部30とを備え、脚部30には、ブレーキ機構40と移動用のキャスタ43とを有する移動式テーブル1において、脚部30の構成として、キャスタ43が配置される第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dと、テーブル板10の長手方向に長く設けられて第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dが連結される第2脚部フレーム302と、を備え、第2脚部フレーム302の両端部には、第1脚部フレーム301a,301bおよび第1脚部フレーム301c,301dのキャスタ43が配置される一端部を、テーブル板10の幅方向の外側に向かい配置し、第2脚部フレーム302の端部に連結される第1脚部フレーム301a,301bおよび第1脚部フレーム301c,301dの他端部の位置よりもテーブル板10の長手方向の外側に配置することで、テーブル板10の長手方向端部において、第1脚部フレーム301c,301d,301c,301dがテーブル板10の幅方向に沿って配置することなくキャスタ43をテーブル板10の幅方向の外側に向かい配置することができるので、テーブル板10の幅方向の外側に配置された2箇所のキャスタ43,43の間に内側に凹んだ空間が構成されるため、ユーザの足下を広くでき、テーブルへのアプローチ性やテーブルの操作性の向上を図り、テーブルを移動したり制動をかけたりする時の安定性を高めることができる移動式テーブルを実現できる。
また、本実施形態によれば、第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dを直線的に構成することで、フレーム構造を同じ様に構成できるので、僅かに形状を変更するだけで部品の共通化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、直線的に構成した第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dを第2脚部フレーム302斜めに連結するように構成したので、第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dに設けられるブレーキ機構40をフレームに沿って回動するように構成することで、移動式テーブル1においてブレーキ機構40をハの字状に斜めに配置することができる。すなわち、第1脚部フレーム301a,301b,301c,301dに対してブレーキ機構40を同じ様に配置することができるので、ブレーキ機構40a,40b,40c,40dの構成部品の共通化を図ることができる。
なお、本実施形態では、操作レバー51の動作に連動する第1伝達部材としての回転軸の構成を、図16,図17に示すように、アウタ軸521の内部にインナ軸522を全て収容された状態で、インナ軸522が上下方向に移動可能に構成されるとともに、ガイド部材522cによってアウタ軸521とインナ軸522とが同時に回動可能に構成されているが、本発明は回転軸の構成をこれに限定されるものではない。
以下に、本実施形態の変形例1を示す。
図20は本発明の実施形態に係る移動式テーブルを構成する回転軸の変形例1を示す説明図、図21前記回転軸を構成する各部要素の構成を示す説明図である。
なお、変形例1の回転軸の構成において、前述した実施形態の移動式テーブル1の回転軸52と同様な構成を有するものは同一の符号を付することで説明を省略する。
本実施形態の変形例1の回転軸152は、図20,図21に示すように、構成として、アウタ軸1521とインナ軸1522とを備え、本実施形態と同様に支柱部20が伸縮する範囲を許容してアウタ軸1521に沿ってインナ軸1522を軸線方向(図中上下方向)に移動することで伸縮するように構成されている。
アウタ軸1521は、矩形状断面を有する中空軸であって、中空部にインナ軸1522が収容される。一端部には中空軸を支持する支持軸1521aが突設されている。その支持軸1521aの先端部付近には、連結部材55に係合される係合ピン1521bが支持軸1521aを貫通して外周より外側に突出して設けられている。
また、アウタ軸1521の外周部には、インナ軸1522がアウタ軸1521内で回転することなく軸線方向に移動する動作をガイドするガイド穴1521cが形成されている。ガイド穴1521cは、アウタ軸1521の軸線方向に沿ってインナ軸1522の移動範囲を許容する長穴状に形成されている。
インナ軸1522は、回転軸152を収縮させた状態、すなわち、アウタ軸1521内に収容した状態でアウタ軸1521の他端部より一端部1522aが突出するように構成されている。
また、インナ軸1522の他端部1522bには、図20,図21に示すように、アウタ軸1521のガイド穴1521cに沿ってインナ軸1522の上下方向(軸線方向)の移動をガイドするガイド部材1522cが設けられている。
ガイド部材1522cは、図22に示すように、アウタ軸1521の内側から外側に突出して設けられるガイドピン1522c1と、ガイドピン1522c1の両端部に取付けられてガイドピン1522c1をアウタ軸1521に上下方向に移動可能に保持するワッシャ1522c2と、ワッシャ1522c2をガイドピン1522c1に取付ける止め輪1522c3と、を備えて構成されている。
以上のように構成したので、変形例1によれば、回転軸152の構成として、インナ軸1522をアウタ軸1521内に全て収容することなく、ガイド部材1522cのガイドピン1522c1をアウタ軸1521の外側に突出させて構成し、アウタ軸1521のガイド穴1521cに沿ってインナ軸1522が回転することなく上下方向の移動をガイドするようにしたので、回転軸152を、係合部材を用いることなく少ない部品構成でコンパクトに構成することができる。
また、本実施形態では、ブレーキ機構として、ブレーキパッド401を用いて床面に対して摩擦力を生じさせて停止状態を維持するようにした構成を採用しているが、本発明はブレーキ機構の構成を本実施形態の構成に限定されるものではない。
例えば、変形例2として、上述した実施形態の移動式テーブル1の脚部30と同様に構成された脚部において、ブレーキ機構として、ブレーキ機構40とロック機構付きキャスタとを組み合わせて配置するようにしたものであってもよい。
ロック機構付きキャスタのロック機構を解除する機構は、上述した実施形態のブレーキ機構40の伝達部材と同様に操作ワイヤを用いてもよい。
また、ロック機構付きキャスタとブレーキ機構40のブレーキ解除操作は、上述した実施形態の移動式テーブル1と同様に、連結部材55を介して回転軸52の動作を操作ワイヤに伝達するように構成してもよい。
以上のように構成することで、変形例2の移動式テーブルにおいても、上述した実施形態の移動式テーブル1と同様な作用効果を奏し得る。
さらに、その他の変形例として、上述した実施形態の移動式テーブル1の脚部30と同様に構成された脚部において、ブレーキ機構の構成として、ロック機構付きキャスタのみを4箇所に設けてブレーキ操作を行うようにしてもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の移動用テーブルは、医療用、介護用のベッド等に利用することができる。
1 移動式テーブル
10 テーブル板
11 テーブル基部
20 支柱部
30 脚部
40,40a,40b,40c,40d ブレーキ機構
43 キャスタ
50 ブレーキ操作伝達機構
51 操作レバー
52 回転軸
53a,53b,54,54a,54b 操作ワイヤ
55 連結部材
57 ロックレバー
60 操作レバー
301,301a,301b,301c,301d 第1脚部フレーム
302 第2脚部フレーム

Claims (6)

  1. テーブル板と、前記テーブル板を支持する支柱部と、前記支柱部を支持する脚部と、前記脚部に設けられる移動用のキャスタと、ブレーキ機構とを備える移動式テーブルにおいて、
    前記脚部は複数の第1脚部フレームと、前記第1脚部フレームが連結される第2脚部フレームと、を備え、
    前記複数の第1脚部フレームに、制動する方向がそれぞれ異なる向きとなるように回動可能な前記ブレーキ機構が設けられ、
    前記第2脚部フレームは、その両端部に前記第1脚部フレームが連結され、
    前記第1脚部フレームは、前記キャスタが配置される一端部が、前記テーブル板の幅方向の外側に向かい配置されるとともに、前記第2脚部フレームの端部に連結される前記第1脚部フレームの他端部の位置よりも前記テーブル板の長手方向の外側に配置され
    前記ブレーキ機構は、前記テーブル板の長手方向に対して斜め方向に回動して制動をかけるように前記第1脚部フレームに設けられることを特徴とする移動式テーブル。
  2. 前記第2脚部フレームの両端部には、一対の第1脚部フレームがそれぞれ連結され、
    前記一対の第1脚部フレームは、前記キャスタが配置される一端部が、前記テーブル板の幅方向の外側に向かい配置された状態で、略Y字状に構成され、
    前記第1脚部フレームのそれぞれに、前記ブレーキ機構が設けられることを特徴とする請求項に記載の移動式テーブル。
  3. 前記ブレーキ機構に操作を伝達するブレーキ操作伝達機構をさらに備え、
    前記ブレーキ操作伝達機構は、操作レバーと、前記操作レバーの動作に連動する回転軸と、前記回転軸に連動する複数のワイヤとを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動式テーブル。
  4. 前記ブレーキ機構は、ブレーキ解除操作を行わない状態で前記移動式テーブルを停止するように構成され、ブレーキ解除操作を行うことで、前記ブレーキ機構のブレーキ解除が行われることを特徴とする請求項1からのうちの何れか一項に記載の移動式テーブル。
  5. 前記ブレーキ機構は、前記脚部の複数箇所に設けられることを特徴とする請求項1からのうちの何れか一項に記載の移動式テーブル。
  6. 前記支柱部は、伸縮可能に構成されていることを特徴とする請求項1からのうちの何れか一項に記載の移動式テーブル。
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