JP6653274B2 - 低圧egrシステムの故障診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、EGRシステムの故障診断装置に関し、例えば、内燃機関のEGRシステムの故障診断装置に関する。
近年、例えば、自動車等の車両の燃費や排気の規制が強化されつつあり、そのような規制は、今後も益々強くなる傾向にある。特に、燃費は、近年のガソリン価格の高騰や地球温暖化への影響に即して、極めて関心の高い問題となっている。
このような状況下において、車両の燃費向上を目的とした様々な技術開発が世界各国で行なわれている。その開発技術の一つとしては、例えば、排気再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)システムが挙げられる。
EGRシステムは、吸気通路から吸入した吸気ガスを燃焼室で燃焼させ、その燃焼によって発生した排気ガスを再び吸気通路へ還流させるシステムである。EGRシステムでは、排気ガス(EGRガス)を吸気通路へ還流させることに起因した新気量の減少を抑制するために、吸気通路に設けられたスロットルバルブを開弁する必要がある。その結果、EGRシステムによれば、ポンピングロス(吸気抵抗)が抑制され、車両の燃費を向上することができる。更に、燃焼室内にEGRガスを導入すると、燃焼温度が低下するため、高温時に発生し得る窒素酸化物(NOx)を抑制することができる利点もある。
ところで、上記したEGRシステムでは、一般に、負圧が発生するスロットルバルブの下流側へEGRガスを還流させている。このような構成とすることによって、内燃機関の排気圧力と前記スロットルバルブの下流側で発生する負圧との差圧を利用して、EGRガスを吸気通路へ容易に還流させることができる。
過給機を搭載した内燃機関では、その過給領域でスロットルバルブの下流側が正圧となり、EGRガスが吸気通路へ還流され難くなることが知られている。そのため、過給機を搭載した内燃機関の過給領域では、一般にEGRを実施していない。
燃費を更に向上するためには、上記した過給領域においてもEGRを実施する必要がある。そのための開発技術の一つとしては、例えば、EGRガスを触媒下流に接続された配管から、スロットルバルブの上流側、特にスロットルバルブよりも更に上流側に配設されるコンプレッサの上流側へ還流させる技術が提案されている。このシステムは、触媒下流である大気圧雰囲気の排気系からEGRガスを還流させるため、スロットルバルブの上流側に還流させるEGRガスの流量圧が低圧状態となることから、低圧EGRシステムと呼ばれる。
このように、EGRシステムは、燃費の向上およびNOxの低減に対して有効であるものの、EGRガスの流量が大きくなると、内燃機関の燃焼室における燃焼が不安定となり、燃費性能および排気性能が悪化してしまう可能性がある。従って、低圧EGRシステムでも、EGRガスの流量を精緻に検出する必要がある。EGRガスの流量を精緻に検出するためには、EGRガスの流量を制御するEGRバルブが正常に機能する必要があるため、EGRバルブの故障診断は、必要不可欠な技術である。
特許文献1には、EGRガスの流量を制御するEGRバルブの故障診断を行なう従来の故障検出装置が開示されている。
特許文献1に開示された排気還流制御装置の故障検出装置は、内燃機関の排気管と吸気管とを連通させる排気還流通路(EGR通路)に設けられた排気還流制御弁(EGRバルブ)を一時的に開閉させると共に、その開閉前後における吸気管圧力の変動を検出する。この故障検出装置は、検出された排気還流制御弁の開閉前後の吸気管圧力の変動に基づいて、排気還流制御弁の故障を検出する。
特許第2866541号公報
具体的には、特許文献1に開示された排気還流制御装置の故障検出装置によれば、排気還流制御弁が実際に開弁又は閉弁した時に発生する吸気管圧力の変動に基づいて、排気還流制御弁の故障を検出することができる。
しかしながら、例えば、低圧EGRシステムでは、運転状態が変化しても、吸気管圧力は大気圧程度となり、EGRバルブを開弁又は閉弁させても、吸気管圧力の変化は発生し難い。そのため、この故障検出装置では、排気還流制御弁の開閉前後における吸気管圧力の変動を精緻に検出することが困難であり、低圧EGRシステムの故障を正確に診断することができないといった課題がある。即ち、この故障検出装置による故障の検出対象には、低圧EGRシステムは含まれない。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、EGRバルブの流量特性の異常を的確に検出することができる故障診断装置を提供することにある。
内燃機関は、排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路と、該EGR通路を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブと、該EGRバルブの排気通路側および吸気通路側のEGRガスとの差圧を検出する差圧センサと、前記吸気通路における前記EGRバルブが接続されるEGR合流部よりも上流側に配設される負圧発生バルブと、前記吸気通路における前記EGR合流部よりも下流側に配設されるスロットルバルブとを備える。
内燃機関のEGRシステムの前記故障診断装置は、スロットルバルブを閉側に操作して前記内燃機関を燃料カット状態にするスロットル開度制御部と、前記負圧発生バルブの開度を前記内燃機関がアイドルを維持可能な空気量となる微小開度に制御する負圧発生バルブ制御部と、前記EGRバルブを開側に操作させた時の当該EGRバルブの前記吸気通路側および前記排気通路側のEGRガスの差圧を検出する開弁時差圧検出部と、前記EGRバルブを閉側に操作させた時の当該EGRバルブの前記吸気通路側および前記排気通路側のEGRガスの差圧を検出する閉弁時差圧検出部と、前記開弁時差圧検出部および前記閉弁時差圧検出部の各々が検出した差圧の差分圧を算出する差分圧算出部とを有する。
本発明によれば、アイドルを維持できる程度の空気のみが差圧センサに導入され、EGRガスに対して最大限に差圧センサの感度を向上させることができ、精度を確保したEGRシステムの故障の診断を可能にできる。
内燃機関の全体構成を示す全体構成図である。 差圧センサの内部構成を示すブロック図である。 故障診断装置の内部構成を示すブロック図である。 EGRバルブが流量故障した時の検出メカニズムを示す説明図である。 EGRバルブが開/閉スタック故障した時の検出メカニズムを示す説明図である。 診断領域判定のフロチャート(1)である。 流量故障を判定する本発明のフロチャート(2)である。
以下、実施例に係る低圧EGRシステムの診断装置およびそれによる診断方法を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施例に係る内燃機関の全体構成を概略的に示す全体構成である。
図1で示す内燃機関(エンジン)10は、例えば、4つの気筒を備えた火花点火式の多気筒エンジンである。内燃機関10は、シリンダヘッド11aおよびシリンダブロック11bから構成されるシリンダ11と、このシリンダ11の各気筒内に摺動自在に嵌挿されたピストン15と、を備えている。各ピストン15は、コンロッド14を介してクランク軸(図示せず)に連結されている。また、各ピストン15の上方には、所定形状の天井部を有する燃焼室17が画成される。各気筒の燃焼室17には、点火コイル34から高電圧化された点火信号が供給される点火プラグ35が臨設されている。
燃焼室17は、負圧発生バルブ19と、コンプレッサ41と、スロットルバルブ25と、インタークーラ18と、コレクタ27と、吸気マニホールド28と、吸気ポート29とを上流から順に備えた吸気通路20と連通している。各気筒の燃焼室17には、この吸気通路20を通り、当該吸気通路20の下流端である吸気ポート29の端部に配在された吸気カム軸23によって開閉駆動される吸気バルブ21を介して、燃料の燃焼に必要な空気が吸入される。吸気マニホールド28には、吸気ポート29へ向けて燃料を噴射する燃料噴射弁30が各気筒毎に臨設されている。
更に、吸気通路20における負圧発生バルブ19の上流には、吸入空気の流量を検出するエアフローセンサ50が配設されている。エアフローセンサ50は、ブリッジ回路(図示せず)を有する。ブリッジ回路は、吸入空気量(質量流量)が大きくなるに従って、測定対象となる吸入空気流に配置されたホットワイヤ(発熱抵抗体)に流れる電流値が増加し、吸入空気量が小さくなるに従ってホットワイヤに流れる電流値が減少するように構成されている。更に、エアフローセンサ50のホットワイヤに流れる発熱抵抗電流値は、電圧信号として抽出されて、「故障診断装置」としてのECU(エンジンコントロールユニット)200へ送信されるようになっている。
吸気通路20を介して吸入された空気と、燃料噴射弁30から噴射された燃料との混合気は、吸気バルブ21を介して燃焼室17へ吸入され、点火コイル34に接続された点火プラグ35による火花点火によって燃焼される。燃焼室17で燃焼後の排気ガスは、排気カム軸24によって開閉駆動される排気バルブ22を介して燃焼室17から排気され、排気ポート、排気マニホールド、および排気管(不図示)を備えた排気通路40を通って、外部の大気中へ排出される。
ここで、排気通路40には、タービン42が配設されている。タービン42は、共通の軸45を介して吸気通路20に配設されたコンプレッサ41と接続されている。このように構成された内燃機関10は、燃焼室17から排出された排気ガスの圧力が所定値以上になると、コンプレッサ41を用いて過給を開始し、圧縮した吸入空気を燃焼室17の内部へ供給する。この圧縮された高温の空気は、インタークーラ18によって冷却される。なお、ECU200は、過給圧が所定値以上になると、それ以上過給されないように、吸気通路20に配設されたリサーキュレーションバルブ43と、排気通路40に配設されたウェイストゲートバルブ44とを開弁させるように制御する。
排気通路40のタービン42の下流側には、例えば、アルミナおよびセリアの担体に白金およびパラジウムを塗布した排気ガス浄化用の三元触媒60が配設されている。触媒60の上流側には、触媒前の空燃比に対して線形の出力特性を有するリニア空燃比センサ51が配設されている。触媒60の下流側には、触媒後の空燃比がストイキ(理論空燃比)よりもリッチ側かリーン側かを識別するためのスイッチング信号を出力するOセンサ52が配設されている。
更に、燃料噴射弁30は、燃料タンク53と接続されている。燃料タンク53内の燃料は、燃料ポンプ54および燃圧レギュレータ55を備えた燃料供給機構によって所定燃圧に調圧されて、燃料噴射弁30に供給される。燃料噴射弁30は、所定燃圧の燃料が供給され、ECU200から供給されるエンジン負荷等の運転状態に応じたデューティ(パルス幅:開弁時間に相当する)を有する燃料噴射パルス信号によって開弁駆動される。燃料噴射弁30は、その開弁時間に応じた量の燃料を吸気ポート29に向けて噴射する。
なお、ECU200は、内燃機関10の種々の制御、例えば、燃料噴射弁30による燃料噴射制御(空燃比制御)と、点火プラグ35による点火時期制御とを行なうためのマイクロコンピュータ、およびEGRシステム70の故障の検出する故障診断装置201を内蔵している。
更に、内燃機関10は、燃焼室17での燃焼によって発生した排気ガスを、排気通路40から吸気通路20へ還流させるEGRシステム70を備えている。EGRシステム70は、EGR通路61と、EGRバルブ64と、差圧センサ65と、を備える。EGR通路61は、排気通路40と吸気通路20とを連結する。EGRバルブ64は、EGR通路61を流れるEGRガスの流量を調整する。差圧センサ65は、EGRバルブ64の排気通路40側のEGRガスと吸気通路20側のEGRガスとの差圧を検出する。EGRバルブ64は、差圧センサ65によって検出された差圧に基づいて、EGR流量およびEGR率(燃焼室17内の排ガス質量/燃焼室17内の総ガス質量)を算出するEGR算出部(不図示)をECU200に内蔵している。
具体的には、EGR通路61の排気通路40側の端部は、排気通路40に配設された三元触媒60の下流に接続され、EGR通路61の吸気通路20側の端部は、吸気通路20に配設されたコンプレッサ41の上流に接続されている。従って、排気通路40を流れる排気ガスは、三元触媒60の下流で排気通路40からEGR通路61へ流れ、EGR通路61へ流れる高温のEGRガス(排気ガス)は、EGRクーラ62を介して冷却される。その冷却されたEGRガスは、EGRバルブ64を介して所定流量に調整された後、コンプレッサ41の上流のEGR合流部66で吸気通路20の吸入空気と混合される。
なお、EGRバルブ64の上流側には、EGRガスの温度を計測するEGR温度センサ63が配設されている。差圧センサ65は、EGRバルブ64の排気通路40側および吸気通路40側にそれぞれ配設された上流圧力通路67および下流圧力通路68を介して、EGR通路61と接続されている。
図2は、上記した差圧センサ65の内部構成を示すブロック図である。
具体的に説明すると、本実施例で用いる差圧センサ65は、一対の絶対圧センサ73,74と、AD変換部70と、差圧演算部71と、DA変換部72と、温度センサ69とを備えている。
上流圧力通路67および下流圧力通路68を介して差圧センサ65へ入力されたEGRバルブ上流圧力PuおよびEGRバルブ下流圧力Pdの各々は、各絶対圧センサ73,74で電圧に変換される。双方の電圧値は、AD変換部70でAD変換され、差圧演算部71でその差圧が算出される。その際、圧力は温度に依存して変化するため、差圧センサ65の内部には、温度センサ69が搭載されている。差圧演算部71は、温度センサ69の検出値に基づいてEGRバルブ上流圧力PuおよびEGRバルブ下流圧力PdのAD変換値の各々を温度補正することによって、より精緻な差圧を算出する。差圧演算部71で算出された差圧は、DA変換部72でDA変換され、その変換値がECU200へ送信される。
図3は、本実施例に係る故障診断装置の内部構成を概略して示すブロック図である。
ブロック101は、スロットル開度制御部であり、スロットルバルブ25を閉側に操作して燃料カット状態を生成する。ブロック102は、負圧発生バルブ制御部であり、負圧発生バルブ29を閉側に操作させることによって負圧を発生させる。ブロック103は、「開弁時差圧検出部」としてのEGR開時の差圧センサ値検出部であり、EGRバルブ64が開き側の所定開度の時の差圧センサ値を検出する。ブロック104は、EGR閉時の「閉弁時差圧検出部」としての第一差圧センサ値検出部であり、差圧センサ値検出部103によるEGRバルブ64が開き側の所定開度の時の差圧センサ値を検出後にEGRバルブ64が閉じ側の所定開度の時の差圧センサ値を検出する。ブロック105は、EGR閉時の「閉弁時差圧検出部」としての第二差圧センサ値検出部であり、差圧センサ値検出部103によるEGRバルブ64が開き側の所定開度の時の差圧センサ値を検出前にEGRバルブ64が閉じ側の所定開度の時の第二差圧センサ値を検出する。
ブロック107は、故障判定キャンセル部であり、第一差圧センサ値検出部104で検出した差圧センサ値と、第二差圧センサ値検出部105で検出した差圧センサ値との偏差が著しく大きい時、故障判定を不許可にする。ブロック108は、故障判定許可条件判定部であり、スロットル開度制御部101で燃料カット中になっているか、負圧発生バルブ制御部102で負圧状態になっているか、故障判定キャンセル部107でキャンセル状態になっていない場合に、故障判定を許可する。ブロック106は、「差分圧算出部」としての差圧差分値算出部であり、差圧センサ値検出部103で検出した差圧センサ値から、第一差圧センサ値検出部104で検出した差圧センサ値と第二差圧センサ値検出部105で検出した差圧センサ値との平均値を引いた値を算出する。ブロック109は、故障判定部であり、ブロック108での診断許可時に、ブロック106で検出した差分圧が所定範囲にある場合は、正常と判定し、所定範囲外にある場合は、異常と判定する。
図4は、EGRバルブ64が流量故障した時の検出メカニズムを示す説明図である。図中、a点は上流側の圧力−下流側の圧力、b点は大気圧近傍−下流側の圧力である。
故障診断装置201は、燃料カット中(スロットル開度が全閉でない)に、負圧発生バルブ19を微小開度に設定する。故障診断装置201は、負圧発生バルブ19を微小開度にすることによって、アイドルが維持できる程度の空気のみを導入し、EGRガスに対して最大限に感度を上げる。こうすることによって、運転状態を一定に保ちつつ、EGRバルブ64の下流側を負圧状態にすることができる。したがって、故障診断装置201は、EGRバルブ64の開/閉時の差圧センサ値の変化量に基づいてEGRシステム70の故障を診断することが可能となる(診断精度向上)。
ここで、スロットルバルブ25は、閉状態で使用せずに所定開度以上あることから、EGRによる汚れには影響はしない。但し、通常よりは、EGRにさらされるため、デポの影響は少なからずあり、例えば、スロットルバルブ25のデポ学習(開口面積学習)の頻度を上げる対策をとる(フローチャートに図示しない)。また、負圧発生バルブ19についても、例えば、吹き返しでデポの影響はでる可能性があるので、エアフローセンサ50で計測した空気量と負圧発生バルブ19の開口面積との関係からチェックする対策をとる(フローチャートに図示しない)。
図4に戻る。故障診断装置201は、EGRバルブ64を開ける前の差圧センサ値を検知し、この検知した差圧センサ値をPs0とする。そして、故障診断装置201は、EGRバルブ64を開側の所定開度まで上方に操作する。その後、故障診断装置201は、所定時間継続したら、差圧センサ値を検知し、この検知した差圧センサ値をPs1とする。次に、EGRバルブ64を閉側の所定開度(全閉)まで下方に操作する。その後、故障診断装置201は、所定時間継続したら、差圧センサ値を検知し、この検知した差圧センサ値をPs2とする。故障診断装置201は、差圧センサの差分圧ΔPsを、式(1)より求める。

ΔPs=Ps1−(Ps2+Ps0)/2・・・式(1)
故障診断装置201は、ΔPsが所定範囲内であれば、EGRバルブ64は正常と判定し、ΔPsが所定範囲外であれば、異常と判定する。故障診断装置201は、EGRバルブ64が開側に操作するものの、高流量側にずれている場合は、特に所定範囲外の上方にΔPsが存在することになり、高流量異常と判定する。更に、故障診断装置201は、EGRバルブ64が開側に操作するものの、低流量側にずれている場合は、特に所定範囲外の下方にΔPsが存在することになり、低流量異常と判定する。つまり、正常判定の場合、判定は、式(2)を満たす。

SL2≦ΔPs≦SL1・・・式(2)
EGRバルブ64が開側に操作するものの、高流量側にずれている場合、故障診断装置201による判定は、式(3)を満たす。

SL1<ΔPs・・・式(3)
EGRバルブ64が開側に操作するものの、低流量側にずれている場合、故障診断装置201による判定は、式(4)を満たす。

SL2>ΔPs・・・式(4)
ここで、Ps2とPs0とは、共にEGRバルブ64を全閉にした時の差圧センサ値であるため、同等の値をとる。しかし、大きく異なる場合は、診断が正しく行えない可能性があるため、故障診断装置201は、本診断を中止にする。
図5は、EGRバルブ64が開/閉スタック故障した時の検出メカニズムを示す説明図である。図中、a点は上流側の圧力−下流側の圧力、b点は大気圧近傍−下流側の圧力である。
開スタックの場合、式(1)のΔPsは、小さな値となるため、上記で示した低流量故障と同一となる(式(4)を満たす)。更に、閉スタックした場合も、式(1)のΔPsは、小さな値となるため、低流量故障と判定される(式(4)を満たす)。したがって、式(4)を満足した時に、開スタック又は閉スタックと判定されるため、区別することができない。
そこで、開スタックと閉スタックとの判別が可能か検討してみる。ΔPsは、同等の値になる。a点の差圧Ps1の値は、異なる。そこで、上記の式(4)を改良すると、以下の式(4)および(5)が得られる。

Ps1>SL3 且つ SL2>ΔPs・・・式(5)
Ps1<SL4 且つ SL2>ΔPs・・・式(6)
式(4)にPs1の条件を付加することによって、開スタック判定、又は閉スタック判定を判別をすることができる。つまり、式(5)は、開スタック判定を表し、式(6)は、閉スタック判定を表す。
ここで、EGRバルブ64は動作し、且つ閉側が高い故障について検討してみると、式(7)で判定できる(図示しない)。

SL4≦Ps1≦SL3 且つ SL2>ΔPs 式(7)
以上を整理すると、
式(2)成立:EGRバルブ正常状態(故障無し)
式(3)成立:EGRバルブは動作し、且つ開側が高い(高流量故障)
式(5)成立:EGRバルブが動作せずに開スタック故障
式(6)成立:EGRバルブは動作し、且つ開側が低い(低流量故障)。又はEGRバルブが動作せずに閉スタック故障
式(7)成立:EGRバルブは動作し、且つ閉側が高い。
となる。
図6は、診断領域判定のフローチャートである。
S601では、水温が所定値以上であるかどうかを判定し、完全暖機の有無を判定する。S602では、燃料カット中かどうかを判定する。S603では、スロットル開度が所定開度以上になっているかどうかを判定する。S604では、負圧発生バルブ19が微小開度になっているかどうかを判定する。S605では、S601〜S604が全て成立時、診断領域成立と判定する。S606では、S601〜S604の何れかが不成立時、診断領域不成立と判定する。
図7は、流量故障を判定するフローチャートである。
S701では、診断領域かどうかを判定する。診断領域であれば(S701:YES)、S702〜S721を実行し、診断領域外であれば(S701:NO)、スルーパスし、診断を実行しない。診断成立中の場合、S702では、所定時間(例えば、0.5秒)待つ。S703では、差圧センサ値Ps0を検出する。次に、S704では、EGRバルブ64を上方の所定開度まで動作させる。その後、S705では、所定時間(例えば、2秒)待つ。S706では、差圧センサ値Ps1を検出する。次に、S707では、EGRバルブ64を下方に所定開度(全閉)まで動作させる。その後、S708では、所定時間(例えば、2秒)待つ。S709では、差圧センサ値Ps2を検出する。ここで、S710では、Ps0とPs2の差分を検出し、所定値以下であれば、そのまま診断を実行し、所定値より大であれば、外乱があると判定し、その後、処理は実行せずに、スルーパスする。Ps0とPs2とは共に、EGRバルブ64を全閉にした状態のため、同等の値をとる。このチェックをS710で実行している。S710で診断続行であれば(S710:YES)、S711では、ΔPsを式(1)に従って演算する。本診断の診断パラメータとなる変数である。
以下、正常/異常の判定に入る。S712の条件(SL2≦ΔPs≦SL1)が成立すると(S712:YES)、S713では、正常と判定し、診断を終了する。正常とは判定されず(S712:NO)、S714の条件(SL1<ΔPs)が成立すると(S714:YES)、S715では、高流量故障と判定され、診断終了となる。この場合、EGRバルブ64は、動作するものの、開側が高い故障と判定される。高流量故障とは判定されず(S714:NO)、S716の条件(Ps1>SL3 且つ SL2>ΔPs)が成立すると(S716:YES)、S717では、開スタック故障と判定され、診断終了となる。この場合、EGRバルブ64が開側のままとなり、動作しない故障と判定される。開スタック故障とは判定されず(S716:NO)、S718の条件(Ps1<SL4 且つ SL2>ΔPs)が成立すると(S718:YES)、S719では、低流量故障又は閉スタック故障と判定され、診断終了となる。この場合、EGRバルブ64は、動作するものの、開側が低い故障と判定されるか、又はEGRバルブ64が閉側のままとなり、動作しない故障と判定される。低流量故障又は閉スタック故障と判定されず(S718:NO)、S720の条件(SL4≦Ps1≦SL3 且つ SL2>ΔPs)が成立すると(S720:YES)、S721では、閉側が高い故障と判定され、診断終了となる。この場合、EGRバルブ64は、動作するものの、閉側が高い状態の故障と判定される。閉側が高い故障とは判定されない場合(S720:NO)、故障の判定を中止する。
本実施例によれば、燃料カット中にスロットル開度を全閉手前に保持し、負圧発生バルブ19を微小開度にする。従って、アイドルを維持できる程度の空気のみが差圧センサ65に導入され、EGRガスに対して最大限に差圧センサ65の感度を向上することができ、精度を確保したEGRシステム70の故障の診断を可能にできる。
EGR通路61がコンプレッサ41よりも上流側に接続されているので、EGRガスをコンプレッサ41で圧縮される前の吸気通路20に供給させることができ、EGRシステム70の故障の診断精度を高めることができる。
スロットル開度制御部101は、燃料カット中にスロットルバルブ25を全閉の手前まで閉側に操作させるので、新気の供給量を減少させることができ、EGRガスに対する差圧センサ65の感度を高めることができる。
負圧発生バルブ制御部102は、燃料カット中に内燃機関がエンジンストールしない程度に吸気通路20内に空気を供給して負圧状態にするので、エンジンストールを防止しつつ、差圧センサ65の感度を高めることができる。
EGRバルブ64は、所定開度まで開弁されるので、低圧EGRシステム70であっても、差圧センサ65が検出するEGRガスの量を確保でき、差圧の検出精度を安定させることができる。
EGR開時の差圧センサ値検出部103は、所定時間以上、EGRバルブ64を全開させた状態で差圧を検出するので、差圧センサ65が検出するEGRガスの量を一定に維持でき、差圧の検出精度を安定させることができる。
EGRバルブ64は、所定開度まで閉弁されるので、差圧センサ65が検出するEGRガスの量を減少させて、差圧センサ65の感度を高めることができる。
EGR閉時の第一差圧センサ値検出部104およびEGR閉時の第二差圧センサ値検出手段部105は、所定時間以上、EGRバルブ64を全閉させた状態で差圧を検出するので、差圧センサ65が検出するEGRガスの量を一定に維持でき、差圧の検出精度を安定させることができる。
差分圧は、EGRバルブ64を開側に操作させた時の吸気通路20側および排気通路40側のEGRガスの差圧から、EGRバルブ64を閉側に操作させた時の吸気通路20側および排気通路40側のEGRガスの差圧を引いた圧力差である。従って、差圧差分値算出部106が差分圧を安定して算出することができる。
差分圧に基づいてEGRバルブ64の流量故障を判定する故障判定部109を有するので、故障の結果を容易に判断することができる。
故障判定部109は、差分圧が所定範囲内の時は正常と判定し、差分圧が所定範囲外の時は異常と判定するので、故障の有無を容易に判断することができる。
故障判定キャンセル部107は、所定時間以上、EGRバルブ64を開側に操作させる前の閉状態で検出した差圧と、EGRバルブ64を全閉にした状態で検出した差圧との差が、所定範囲外である時は、故障の判定を中止する。従って、誤診断を抑制することができる。
10:内燃機関
17:燃焼室
19:負圧発生バルブ
20:吸気通路
25:スロットルバルブ
40:排気通路
41:コンプレッサ
61:EGR通路
64:EGRバルブ
65:差圧センサ
66:EGR合流部
70:EGRシステム
101:スロットル開度制御部
102:負圧発生バルブ制御部
103:EGR開時の差圧センサ値検出部
104:EGR閉時の第一差圧センサ値検出部
105:EGR閉時の第二差圧センサ値検出手段部
106:差圧差分値算出部
107:故障判定キャンセル部
109:故障判定部
201:故障診断装置

Claims (9)

  1. 内燃機関の排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路と、
    該EGR通路を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブと、
    該EGRバルブの前記排気通路側および前記吸気通路側のEGRガスの差圧を検出する差圧センサと、
    前記吸気通路における前記EGR通路が接続されるEGR合流部よりも上流側に配設された負圧発生バルブと、
    前記吸気通路における前記EGR合流部よりも下流側に配設されたスロットルバルブと
    を備えた内燃機関のEGRシステムの故障診断装置にあって、
    前記スロットルバルブを全閉の手前まで閉側に操作するスロットル開度制御部と、
    前記負圧発生バルブの開度を前記内燃機関がアイドルを維持可能な空気量となる微小開度に制御して、前記内燃機関の運転状態を保ちながら前記EGRバルブの下流側を負圧にする負圧発生バルブ制御部と、
    前記EGRバルブを開側に操作させた時の当該EGRバルブの前記吸気通路側および前記排気通路側のEGRガスの差圧を検出する開弁時差圧検出部と、
    前記EGRバルブを閉側に操作させた時の当該EGRバルブの前記吸気通路側および前記排気通路側のEGRガスの差圧を検出する閉弁時差圧検出部と、
    前記開弁時差圧検出部および前記閉弁時差圧検出部の各々が検出した差圧の差分圧を算出する差分圧算出部と、
    前記差分圧に基づいて前記EGRバルブの流量故障を判定する故障判定部を有し、
    前記故障判定部は、前記差分圧が所定範囲内の場合、前記EGRバルブは正常と判定し、前記差分圧が前記所定範囲外の場合、前記EGRバルブは異常と判定することを特徴とするEGRシステムの故障診断装置。
  2. 前記吸気通路には、前記内燃機関の燃焼室に供給される吸入空気を圧縮するコンプレッサが配設され、
    前記EGR通路は、前記コンプレッサよりも上流側に接続されている、
    請求項1に記載のEGRシステムの故障診断装置。
  3. 前記負圧発生バルブ制御部は、燃料カット中に少なくとも前記内燃機関がエンジンストールしない程度に前記吸気通路内に空気を供給して負圧状態にする、
    請求項1又は2に記載のEGRシステムの故障診断装置。
  4. 前記EGRバルブは、所定開度以上まで開弁される、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のEGRシステムの故障診断装置。
  5. 前記開弁時差圧検出部は、所定時間以上、前記EGRバルブを全開させた状態で差圧を検出する、
    請求項4に記載のEGRシステムの故障診断装置。
  6. 前記EGRバルブは、所定開度以下に閉弁される、
    請求項1乃至5の何れか一項に記載のEGRシステムの故障診断装置。
  7. 前記閉弁時差圧検出部は、所定時間以上、前記EGRバルブを全閉させた状態で差圧を検出する、
    請求項6に記載のEGRシステムの故障診断装置。
  8. 前記差分圧算出部が算出する前記差分圧は、前記EGRバルブを開側に操作させた時の前記吸気通路側と前記排気通路側との前記EGRガスの差圧から、前記EGRバルブを閉側に操作させた時の前記吸気通路側と前記排気通路側との前記EGRガスの差圧を引いた圧力差である、
    請求項1乃至7の何れか一項に記載のEGRシステムの故障診断装置。
  9. 前記故障判定部の前記判定をキャンセルするキャンセル部を有し、
    前記キャンセル部は、前記EGRバルブを開側に操作させる前の閉状態で検出した差圧と、前記EGRバルブを所定開度まで開側に操作して所定時間継続した後に全閉にした状態で所定時間経過後に検出した差圧との差が、所定範囲外である時は、故障の判定を中止にする、
    請求項1記載のEGRシステムの故障診断装置。
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