JP6652611B1 - つり革、除菌装置、及び除菌装置の取り付け方法 - Google Patents
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Abstract
Description
つり革は不特定多数の乗客に使用される。つり革の持ち手を除菌することによって、各種の病原菌、ウイルスによる感染リスクの低減を図ることができる。
しかも、一般的な消毒剤(アルコール、次亜塩素酸ナトリウム等)による除菌効果は限定的である。
本実施の形態に係るつり革は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と、前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と、前記持ち手を回転させる駆動ローラと、該駆動ローラを回転駆動するモータと、前記持ち手が所定量回転するよう前記モータを制御する回転制御部と、前記持ち手が所定量回転した場合に前記発光素子を点灯させ、所定時間が経過した場合に前記発光素子を消灯させる素子制御部とを備えることを特徴とする。
本実施の形態に係るつり革は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と、前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子とを備え、前記カバーは、前記持ち手を非接触状態で挟み、且つ前記支持部材を挟むようにして一体化される2つのカバー部材を備えることを特徴とする。
あるいは、本実施の形態にあっては、持ち手が支持部に支持されており、周方向に回転可能である。持ち手の周方向の一部は、支持部を有するカバーに覆われている。カバーは支持部材に支持されている。
紫外線(特に、280nm以下の短波長を有する紫外線C波)は、あらゆる種類の病原菌、ウイルスを短時間で有効に死滅させることができる。故に、持ち手のカバーに覆われている部分を効果的に除菌することができる。
発光素子が発する紫外線を用いて除菌が行なわれるので、保守管理を頻繁に行なう必要がなく、長期的に除菌効果を維持することができる。
カバーは遮光性を有するので、紫外線がカバーの外部へ漏れることを抑制することができる。
あるいは、本実施の形態にあっては、持ち手(ベルト)が支持部(ローラ)に巻き掛けられている。カバーは持ち手の上部を覆っており、支持部材(ストラップ)の下端部に固定されている。
持ち手の回転に伴い、持ち手の上部がカバーから露出して持ち手の下部となり、持ち手の下部がカバーに覆われて持ち手の上部となる。発光素子は、持ち手の上部に向けて紫外線を照射するので、持ち手の、使用者の手に接触する部分を効果的に除菌することができる。
発光素子の点灯後、所定時間が経過した場合に発光素子が消灯されるので、持ち手が紫外線に長時間曝される虞がない。
持ち手が所定量回転した場合に発光素子が点灯される。即ち、持ち手のカバーに覆われていない部分の所定範囲がカバーに覆われた場合に、持ち手の除菌を開始することができる。
発光素子の点灯後、所定時間が経過した場合に発光素子が消灯されるので、持ち手が紫外線に長時間曝される虞がない。
又は、表示部に、例えば商品又は興業等の広告のための映像が表示される。この場合、つり革をデジタルサイネージとして利用することができる。
本実施の形態に係るつり革は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と、前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子とを備え、該発光素子の光軸は、前記持ち手の内周に向けられていることを特徴とする。
本実施の形態に係るつり革は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なようにして、前記持ち手を支持している支持部を有し、前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、該カバーを支持している支持部材と、前記カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子とを備え、該発光素子の光軸は、前記持ち手の内周に向けられていることを特徴とする。
本実施の形態に係るつり革は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と、前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子とを備え、前記支持部材は無端状をなすストラップであり、前記発光素子に給電するための給電線が、前記支持部材の内側を通って配線されていることを特徴とする。
本実施の形態に係るつり革は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なようにして、前記持ち手を支持している支持部を有し、前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、該カバーを支持している支持部材と、前記カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子とを備え、前記支持部材は無端状をなすストラップであり、前記発光素子に給電するための給電線が、前記支持部材の内側を通って配線されていることを特徴とする。
本実施の形態に係る除菌装置は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革の前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて紫外線を照射する発光素子と、前記持ち手を回転させる駆動ローラと、該駆動ローラを回転駆動するモータと、前記持ち手が所定量回転するよう前記モータを制御する回転制御部と、前記持ち手が所定量回転した場合に前記発光素子を点灯させ、所定時間が経過した場合に前記発光素子を消灯させる素子制御部とを備えることを特徴とする。
本実施の形態に係る除菌装置は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革の前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて紫外線を照射する発光素子とを備え、前記カバーは、前記持ち手を非接触状態で挟み、且つ前記支持部材を挟むようにして一体化される2つのカバー部材を備えることを特徴とする。
本実施の形態に係る除菌装置は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革の前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて紫外線を照射する発光素子とを備え、該発光素子の光軸は、前記持ち手の内周に向けられることを特徴とする。
本実施の形態に係る除菌装置は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革の前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて紫外線を照射する発光素子とを備え、前記支持部材は無端状をなすストラップであり、前記発光素子に給電するための給電線が、前記支持部材の内側を通って配線されることを特徴とする。
持ち手の周方向の一部はカバーに覆われる。
紫外線(特に、280nm以下の短波長を有する紫外線C波)は、あらゆる種類の病原菌、ウイルスを短時間で有効に死滅させることができる。故に、持ち手のカバーに覆われている部分を効果的に除菌することができる。
発光素子が発する紫外線を用いて除菌が行なわれるので、保守管理を頻繁に行なう必要がなく、長期的に除菌効果を維持することができる。
カバーは遮光性を有するので、紫外線がカバーの外部へ漏れることを抑制することができる。
本実施の形態に係る除菌装置の取り付け方法は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革に、前記持ち手を除菌する除菌装置を取り付ける方法であって、前記除菌装置は、遮光性のカバーと、該カバーの内部にて紫外線を発する発光素子とを備え、前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆い、前記発光素子の光軸が前記持ち手の内周に向き、前記一部に前記紫外線が照射されるようにして、前記カバーを前記支持部材に取り付けることを特徴とする。
本実施の形態に係る除菌装置の取り付け方法は、環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革に、前記持ち手を除菌する除菌装置を取り付ける方法であって、前記除菌装置は、遮光性のカバーと、該カバーの内部にて紫外線を発する発光素子とを備え、前記支持部材は無端状をなすストラップであり、前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆い、該一部に前記紫外線が照射されるようにして、前記カバーを前記支持部材に取り付けると共に、前記発光素子に給電するための給電線を、前記支持部材の内側を通して配線することを特徴とする。
図1は、実施の形態1に係るつり革を示す正面図である。
図中1はつり革であり、つり革1は、持ち手11及びストラップ12(支持部材)を備える。
持ち手11は円環状をなす。
ストラップ12は無端状の帯である。ストラップ12は、持ち手11と保持パイプ21(保持具)とに巻き掛けられている。
ストラップ12の上下方向の中央部において、ストラップ12の前側の一部と後側の一部とが適宜の留め具121で互いに留められている。
持ち手11を除菌するために、つり革1は除菌装置3を備える。
除菌装置3はカバー4を備える。
カバー4は、持ち手11の上半分及びストラップ12の下端部を覆っている。カバー4に覆われていても、持ち手11は周方向に回転可能である。
カバー4は、前後方向に扁平な中空の半球状をなす。
カバー4の頂部には、ストラップ12が貫通する貫通孔42が設けられている。貫通孔42の周縁部は、前後方向からストラップ12を挟む。ストラップ12の下端部は、持ち手11に巻き掛けられているので、ストラップ12の前側と後側とが貫通孔42の前後方向の長さよりも長く広がっている。故に、ストラップ12の下端部が貫通孔42を通ってカバー4の上側へ抜け出すことはない。
カバー4の内面は、紫外線を反射する光反射性を有していることが望ましい。LED31,31が発した紫外線の一部はカバー4の内面にて反射し、持ち手11の外周に照射される。
持ち手11の表面及びストラップ12の表面には、持ち手11及びストラップ12を紫外線から保護するための保護層が形成されていることが望ましい。なお、持ち手11及びストラップ12が、紫外線に対する耐性に優れた材料で形成されていてもよい。
門型部材22の上面には、つり革1の制御装置32が載置されている。制御装置32には、LED31,31を駆動するLEDドライバ、及びLEDドライバを介してLED31,31の点消灯を制御する制御部(各不図示)が備えられている。門型部材22まで引き出された給電線311は、制御装置32のLEDドライバに接続されている。
車両に備えられている図示しない車載電源から制御装置32への給電線は、保持パイプ21の内部、又は保持パイプ21の周面に配される。
第1の所定時間及び第2の所定時間は、互いに同じでもよく、互いに異なっていてもよい。
カバー部材51は、カバー4の周方向の半分(例えば前半分)を構成する。カバー部材51は、各挿通孔41の周縁部の半分、貫通孔42の周縁部の半分、及び各保持片43の半分(挿通孔431の周縁部の半分)を有する。基体44は、カバー部材51の内面に設けられている。
カバー部材51の内部には、複数のネジ穴511,511,…が設けられている。ネジ穴511は、基体44、又はカバー部材51の内面に突設されたボスに形成されている。
カバー部材52は、カバー4の周方向の残り半分(例えば後半分)を構成する。カバー部材52は、各挿通孔41の周縁部の残り半分、貫通孔42の周縁部の残り半分、及び各保持片43の残り半分(挿通孔431の周縁部の残り半分)を有する。
カバー部材52には、カバー部材51(図2参照)のネジ穴511,511,…に対応するようにして、貫通孔521,521,…が設けられている。
図1及び図3に示すカバー部材51,52は、持ち手11を前後方向から非接触状態で挟み、且つストラップ12を前後方向から挟むようにして配され、カバー部材52がカバー部材51にネジ留めされることによって、図2に示すように一体化されている。
LED31,31が発する紫外線を用いて除菌が行なわれるので、除菌装置3の保守管理を頻繁に行なう必要がない。即ち、長期的に除菌効果を維持することができる。
使用者は、持ち手11を把持する前に、持ち手11を回転させる。持ち手11の回転に伴い、持ち手11のカバー4に覆われていない部分がカバー4の内部に移動してカバー4に覆われ、持ち手11のカバーに覆われている部分がカバー4の外部に移動してカバー4から露出する。持ち手11を半回転させた場合、持ち手11の上半分が持ち手11の下半分となり、持ち手11の下半分が持ち手の上半分となる。
LED31,31は定期的に点消灯される。即ち、紫外線が長時間照射されないので、紫外線による持ち手11の劣化を抑制することができる。
カバー4は半球状に限定されず、例えば箱状でもよい。
持ち手11は、ストラップ12に支持される構成に限定されない。例えば、持ち手11は、基端部が保持パイプ21に取り付けられているレバー又はアーム等の先端部に支持されてもよい。
つり革1又は除菌装置3に電源(乾電池、充電池、又は太陽電池等)が備えられていてもよい。
カバー4の内部に、持ち手11の上半分の外周に光軸が向けられたLED31が更に配されていてもよい。この場合、持ち手11の内外周に直接的に紫外線が照射されるので、カバー4の内面が光反射性を有している必要はない。
作業者は、カバー部材51、カバー部材52、及び複数本のネジ53,53,…を準備する(図1及び図3参照)。
次に、作業者は、挿通孔41,41が下向きに開口するようにして、カバー部材51を持ち手11及びストラップ12の一側(例えば前側)に配する。作業者は、給電線311を、ストラップ12の内側を通してカバー部材51の上側に引き出す(図1参照)。
本実施の形態のつり革1、除菌装置3、及び除菌装置3の取り付け方法は、実施の形態1のつり革1、除菌装置3、及び除菌装置3の取り付け方法と略同様である。本実施の形態のつり革1、除菌装置3、及び除菌装置3の取り付け方法は、実施の形態1のつり革1、除菌装置3、及び除菌装置3の取り付け方法と略同様の作用効果を奏する。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
カバー4の外面には、矩形枠状の掲示部45が突設されている。掲示部45は、例えばカバー4の周壁の下部に配されており、目立ち易い。
掲示部45の側面には図示しないスリットが設けられている。このスリットから掲示部45の内側に、商品又は興業等の広告が記載された矩形状のカード451が挿入される。掲示部45は、挿入されたカード451を保持し、額縁のように機能してカード451を目立たせる。
広告主は、掲示部45を利用して広告を行なうことができる。
カバー4の外面には、パネル状の表示部46が設けられている。表示部46は、一面に表示画面461を有する。表示画面461には映像が表示される。表示部46は、例えばカバー4の周壁の下部に配されており、目立ち易い。
あるいは、表示部46には、商品又は興業等の広告のための映像が表示される。この場合、つり革1をデジタルサイネージとして利用することができる。
カバー4は、猫の頭部を模した形状を有する。カバー4の外面には、猫の耳のような2つの突起47,47が設けられていると共に、猫の目鼻の絵が描かれている。このような除菌装置3は、つり革1の意匠性を向上させることができる。
カバー4の形状は猫の頭部を模した形状に限定されるものではないが、所定のキャラクターの形状であることが望ましい。
なお、つり革1は、持ち手11が把持されたか否かを検出する把持検出部、及びスピーカを更に備えていてもよい。持ち手11が把持されたことを把持検出部が検出した場合、スピーカから所定の音声が出力される。スピーカから出力される音声は、例えばコマーシャルソング又はサウンドロゴである。カバー4がキャラクターの形状を有している場合、スピーカからキャラクターの声が出力されてもよい。
以下では、実施の形態1,2との差異について説明し、その他、実施の形態1,2と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図8は、つり革1を示す断面図である。
つり革1は、持ち手11、ストラップ12、及びカバー4を備える。
ただし、持ち手11はベルトである。カバー4は矩形箱状をなし、持ち手11の上半分を覆っている。
カバー4の天壁には、貫通孔42が設けられている。貫通孔42は、ストラップ12によって目隠しされている。
カバー4は、複数本のローラ62,62,…夫々を回転可能に支持している。ローラ62,62,…は、夫々の回転軸部が前後に向くようにして、左右方向に互いに離隔配置されている。ローラ62,62,…の左右方向の配置位置は、ローラ61,61の間である。ローラ62,62,…の上下方向の配置位置は、ローラ61,61よりも下側である。
持ち手11の上半分における周方向の中央部は、持ち手11の外周面がローラ62,62,…夫々の周面に接触するようにして、ローラ62,62,…に亘る。
垂れ下がった持ち手11は、カバー4の挿通孔41,41に遊挿されている。持ち手11の下半分は、カバー4の外部に露出している。
LED31,31が、持ち手11の上部に向けて紫外線を照射するので、持ち手11の、使用者の手に接触する部分を効果的に除菌することができる。
つり革1は、LED31,31のLEDドライバ312、制御部321、報知部33の駆動回路331、及び回転検出部63を備える。LEDドライバ312、制御部321、及び駆動回路331は、制御装置32に備えられている。
LEDドライバ312は、所定のオン信号が入力された場合にLED31,31への給電を開始する。この結果、LED31,31は点灯される。オン信号の入力が途絶えたとき、LEDドライバ312はLED31,31への給電を終了する。この結果、LED31,31は消灯される。
制御部321はCPUを有し、コンピュータプログラムに従って、所定の処理を実行する。
回転検出部63は、一方のローラ61の回転軸に設けられており、ローラ61が回転したか否かを検出する。回転検出部63の検出結果は、制御部321に与えられる。
制御部321は、回転検出部63の検出結果に基づいて、持ち手11が回転したか否かを判定する(S11)。
持ち手11が回転していない場合(S11でNO)、持ち手11はS11の処理を再び実行する。
次に、制御部321は、所定時間が経過したか否かを判定する(S15)。
除菌処理の終了後、制御部321は再びS11から除菌処理を開始する。
持ち手11が回転していない場合(S18でNO)、持ち手11は処理をS15へ戻す。
持ち手11が回転した場合(S18でYES)、持ち手11は処理をS14へ戻す。
使用者は、報知部33が緑色であるつり革1の持ち手11を回転させることによって、持ち手11の、除菌が完了した部分を把持することができる。
LED31,31の点灯後、所定時間が経過した場合にLED31,31が消灯されるので、持ち手11が紫外線に長時間曝される虞がない。
カバー4は矩形箱状に限定されない。
また、カバー4は、ストラップ12の下端部に固定される構成に限定されない。例えば、カバー4は、基端部が保持パイプ21に取り付けられているレバー又はアーム等の先端部に固定されてもよい。
本実施の形態のつり革1は、実施の形態3のつり革1と略同様である。本実施の形態のつり革1は、実施の形態3のつり革1と略同様の作用効果を奏する。以下では、実施の形態3との差異について説明し、その他、実施の形態3と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
つり革1は駆動ローラ64を備える。
駆動ローラ64は一方のローラ61に平行に配される。持ち手11は、駆動ローラ64の周面と一方のローラ61の周面との間に挟持される。駆動ローラ64の回転に伴い、持ち手11が周方向に回転し、ローラ61,61及びローラ62,62,…が従動する。
つり革1はモータ65を備える。
モータ65の出力軸は、直接的に、又は歯車を介在して、駆動ローラ64の回転軸に接続されている。モータ65は駆動ローラ64を回転駆動する。モータ65の本体は、カバー4に固定されている。
モータ65のモータドライバ651は、制御装置32に備えられている。モータドライバ651には所定の制御信号が入力される。モータドライバ651は、入力された制御信号に基づいて、モータ65を駆動させる。
把持検出部66は、持ち手11が把持されたか否かを検出する。把持検出部66の検出結果は、制御部321に与えられる。
通常、把持検出部66はオフである。持ち手11が把持されることによって、ストラップ12は引き下げられる。引き下げられたストラップ12は、把持検出部66をオンにする。持ち手11から手が離れた場合、把持検出部66はストラップ12を元の位置に押し上げ、オフになる。つまり、把持検出部66がオンである場合、持ち手11は把持されており、把持検出部66がオフである場合、持ち手11は把持されていない。
なお、把持検出部66はストラップ12と保持パイプ21との間に配される構成に限定されない。また、把持検出部66はマイクロスイッチに限定されない。
制御部321は、回転済みフラグがセットされているか否かを判定する(S31)。回転済みフラグは、後述する回転処理にて、持ち手11が所定量回転した場合にセットされる。
回転済みフラグがリセットされている場合(S31でNO)、制御部321は、S31の処理を再び実行する。
回転済みフラグがセットされている場合(S31でYES)、制御部321は、回転済みフラグをリセットし(S32)、LED31,31を点灯させる(S33)。
所定時間が経過していない場合(S35でNO)、制御部321は、S35の処理を再び実行する。
所定時間が経過した場合(S35でYES)、制御部321は、LED31,31を消灯させ(S36)、除菌済みフラグをセットして(S37)、除菌処理を終了する。
除菌処理の終了後、制御部321は再びS31から除菌処理を開始する。
図13に示す除菌処理を実行する制御部321は、実施の形態における素子制御部として機能する。
図14に示すように、制御部321は、持ち手11が把持されたか否かを判定する(S51)。制御部321は、把持検出部66がオフからオンに切り替わった場合に、持ち手11が把持されたと判定する。
持ち手11が把持されていない場合(S51でNO)、制御部321は、S51の処理を再び実行する。
持ち手11がまだ把持されている場合(S52でNO)、制御部321は、S52の処理を再び実行する。
除菌済みフラグがセットされている場合(S54でYES)、制御部321は、除菌済みフラグをリセットする(S55)。
S71の処理で出力される制御信号は、持ち手11を所定量回転させるためのものである。持ち手11が所定量回転した(例えば1/2回転した)場合、持ち手11の除菌されていない部分がローラ62,62,…に亘る。
持ち手11の回転が終了した場合(S72でYES)、制御部321は回転済みフラグをセットし(S73)、報知部33を緑色に点灯させ(S74)、回転処理を終了する。
回転処理の終了後、制御部321は再びS51から回転処理を開始する。
図14に示すように、除菌済みフラグがリセットされている場合(S54でNO)、制御部321は、持ち手11が把持されたか否かを判定する(S56)。
持ち手11が把持されていない場合(S56でNO)、制御部321は、処理をS54へ戻す。
持ち手11がまだ把持されている場合(S57でNO)、制御部321は、S57の処理を再び実行する。
持ち手11から手が離れた場合(S57でYES)、制御部321は、処理をS54へ戻す。
持ち手11が回転中である場合(S72でNO)、制御部321は、持ち手11が把持されたか否かを判定する(S75)。
持ち手11が把持されていない場合(S75でNO)、制御部321は、処理をS72へ戻す。
次いで、制御部321は、回転済みフラグをセットし(S77)、処理をS57へ移す。
図12に示す回転処理を実行する制御部321は、実施の形態における回転制御部として機能する。
また、持ち手11がモータ65に駆動されて自動的に回転する。故に、使用者が持ち手11を回転させる必要がないので、使用者の利便性を向上させることができる。
LED31,31の点灯後、所定時間が経過した場合にLED31,31が消灯されるので、持ち手11が紫外線に長時間曝される虞がない。
持ち手11が所定量回転し終えた場合、報知部33が緑色になる。緑色の報知部33を視認した使用者は、持ち手11の下部が除菌済みであることを知ることができる。
カバー4の外面には、表示装置48(表示部)が装着される図示しない装着部が設けられている。またカバー4の内面における装着部に対応する部分には、図示しない非接触給電部が設けられている。
制御装置32は、通信部322を備える。
表示装置48は、制御部481及び通信部482を備える。
そこで、制御装置32の制御部321は、持ち手11が把持された場合(図14及び図15に示すS51、S56、又はS75でYESの場合)、持ち手11が把持されたことを示す信号を表示装置48へ送信する。また、制御部321は、持ち手11から手が離れた場合(図14及び図15に示すS52又はS57でYESの場合)、持ち手11から手が離れたことを示す信号を表示装置48へ送信する。
持ち手11から手が離れたことを示す信号を受信した制御部481は、持ち手11の除菌中であることを示す映像を記憶部484から読み出して、表示画面483に表示させる。
なお、前述の送信装置が送信した映像を、車内に設置されている図示しない通信装置が受信し、この通信装置がつり革1,1,…の表示装置48,48,…へ映像を配信してもよい。
表示装置48は、有線で受電してもよい。表示装置48は、制御装置32と有線で通信してもよい。
実施の形態1のつり革1のように、持ち手11がストラップ12に支持される構成であっても、持ち手11が自動的に回転するように構成されてもよい。
各実施の形態に開示されている構成要件(技術的特徴)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせによって新しい技術的特徴を形成することができる。
11 持ち手(ベルト)
12 ストラップ(支持部材)
21 保持パイプ(保持具)
3 除菌装置
31 LED(発光素子)
321 制御部(回転制御部,素子制御部)
33 報知部
4 カバー
45 掲示部
46 表示部
48 表示装置(表示部)
481 制御部
51,52 カバー部材
61,62 ローラ(支持部)
63 回転検出部
64 駆動ローラ
65 モータ
Claims (24)
- 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と、
前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と、
前記持ち手が回転したか否かを検出する回転検出部と、
該回転検出部の検出結果が、前記持ち手が回転したことを示す場合に、前記発光素子を点灯させ、所定時間が経過した場合に前記発光素子を消灯させる制御部と
を備えることを特徴とするつり革。 - 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と、
前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と、
前記持ち手を回転させる駆動ローラと、
該駆動ローラを回転駆動するモータと、
前記持ち手が所定量回転するよう前記モータを制御する回転制御部と、
前記持ち手が所定量回転した場合に前記発光素子を点灯させ、所定時間が経過した場合に前記発光素子を消灯させる素子制御部と
を備えることを特徴とするつり革。 - 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と、
前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と
を備え、
前記カバーは、前記持ち手を非接触状態で挟み、且つ前記支持部材を挟むようにして一体化される2つのカバー部材を備えることを特徴とするつり革。 - 前記支持部材は無端状をなすストラップであり、保持具から垂下し、前記支持部材の下端部が前記持ち手の上部に巻き掛けられており、
前記カバーは、前記持ち手の前記上部及び前記支持部材の前記下端部を覆い、
前記発光素子は前記持ち手の前記上部に向けて前記紫外線を照射することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のつり革。 - 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なようにして、前記持ち手を支持している支持部を有し、前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーを支持している支持部材と、
前記カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と
を備え、
前記支持部材は無端状をなすストラップであり、保持具から垂下し、前記支持部材の下端部が前記カバーの上部に固定されており、
前記支持部は、前記カバーの内部にて前記カバーに回転可能に支持されたローラであり、
前記持ち手は、前記支持部から垂れ下がるようにして前記支持部に巻き掛けられたベルトであり、
前記カバーは、前記持ち手の上部を覆い、
前記発光素子は前記持ち手の前記上部に向けて前記紫外線を照射することを特徴とするつり革。 - 前記発光素子は、周期的に所定時間発光することを特徴とする請求項3又は5に記載のつり革。
- 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なようにして、前記持ち手を支持している支持部を有し、前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーを支持している支持部材と、
前記カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と、
前記持ち手が回転したか否かを検出する回転検出部と、
該回転検出部の検出結果が、前記持ち手が回転したことを示す場合に、前記発光素子を点灯させ、所定時間が経過した場合に前記発光素子を消灯させる制御部と
を備えることを特徴とするつり革。 - 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なようにして、前記持ち手を支持している支持部を有し、前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーを支持している支持部材と、
前記カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と、
前記持ち手を回転させる駆動ローラと、
該駆動ローラを回転駆動するモータと、
前記持ち手が所定量回転するよう前記モータを制御する回転制御部と、
前記持ち手が所定量回転した場合に前記発光素子を点灯させ、所定時間が経過した場合に前記発光素子を消灯させる素子制御部と
を備えることを特徴とするつり革。 - 前記持ち手の除菌状況を報知する報知部を更に備えることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載のつり革。
- 前記カバーの外面に、広告を掲示するための掲示部が設けられていることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載のつり革。
- 前記カバーの外面に、映像を表示する表示部が設けられていることを特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載のつり革。
- 前記カバーは所定のキャラクターの形状を有することを特徴とする請求項1から11の何れか一項に記載のつり革。
- 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と、
前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と
を備え、
該発光素子の光軸は、前記持ち手の内周に向けられていることを特徴とするつり革。 - 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なようにして、前記持ち手を支持している支持部を有し、前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーを支持している支持部材と、
前記カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と
を備え、
該発光素子の光軸は、前記持ち手の内周に向けられていることを特徴とするつり革。 - 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と、
前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と
を備え、
前記支持部材は無端状をなすストラップであり、
前記発光素子に給電するための給電線が、前記支持部材の内側を通って配線されていることを特徴とするつり革。 - 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なようにして、前記持ち手を支持している支持部を有し、前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーを支持している支持部材と、
前記カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて、前記持ち手を除菌する紫外線を照射する発光素子と
を備え、
前記支持部材は無端状をなすストラップであり、
前記発光素子に給電するための給電線が、前記支持部材の内側を通って配線されていることを特徴とするつり革。 - 環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革の前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて紫外線を照射する発光素子と、
前記持ち手が回転したか否かを検出する回転検出部と、
該回転検出部の検出結果が、前記持ち手が回転したことを示す場合に、前記発光素子を点灯させ、所定時間が経過した場合に前記発光素子を消灯させる制御部と
を備えることを特徴とする除菌装置。 - 環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革の前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて紫外線を照射する発光素子と、
前記持ち手を回転させる駆動ローラと、
該駆動ローラを回転駆動するモータと、
前記持ち手が所定量回転するよう前記モータを制御する回転制御部と、
前記持ち手が所定量回転した場合に前記発光素子を点灯させ、所定時間が経過した場合に前記発光素子を消灯させる素子制御部と
を備えることを特徴とする除菌装置。 - 環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革の前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて紫外線を照射する発光素子と
を備え、
前記カバーは、前記持ち手を非接触状態で挟み、且つ前記支持部材を挟むようにして一体化される2つのカバー部材を備えることを特徴とする除菌装置。 - 環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革の前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて紫外線を照射する発光素子と
を備え、
該発光素子の光軸は、前記持ち手の内周に向けられることを特徴とする除菌装置。 - 環状の持ち手と、該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材とを備えるつり革の前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆う遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて、前記持ち手の前記カバーに覆われている部分に向けて紫外線を照射する発光素子と
を備え、
前記支持部材は無端状をなすストラップであり、
前記発光素子に給電するための給電線が、前記支持部材の内側を通って配線されることを特徴とする除菌装置。 - 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と
を備えるつり革に、前記持ち手を除菌する除菌装置を取り付ける方法であって、
前記除菌装置は、
遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて紫外線を発する発光素子と
を備え、
前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆い、該一部に前記紫外線が照射されるようにして、前記カバーを前記支持部材に取り付け、
前記カバーは2つのカバー部材を備え、
前記カバーを前記支持部材に取り付ける場合、前記2つのカバー部材で前記持ち手を非接触状態で挟み、且つ前記支持部材を挟むようにして、前記2つのカバー部材を一体化させることを特徴とする除菌装置の取り付け方法。 - 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と
を備えるつり革に、前記持ち手を除菌する除菌装置を取り付ける方法であって、
前記除菌装置は、
遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて紫外線を発する発光素子と
を備え、
前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆い、前記発光素子の光軸が前記持ち手の内周に向き、前記一部に前記紫外線が照射されるようにして、前記カバーを前記支持部材に取り付けることを特徴とする除菌装置の取り付け方法。 - 環状の持ち手と、
該持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手を支持している支持部材と
を備えるつり革に、前記持ち手を除菌する除菌装置を取り付ける方法であって、
前記除菌装置は、
遮光性のカバーと、
該カバーの内部にて紫外線を発する発光素子と
を備え、
前記支持部材は無端状をなすストラップであり、
前記持ち手が周方向に回転可能なように前記持ち手の前記周方向の一部を覆い、該一部に前記紫外線が照射されるようにして、前記カバーを前記支持部材に取り付けると共に、前記発光素子に給電するための給電線を、前記支持部材の内側を通して配線することを特徴とする除菌装置の取り付け方法。
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