JP6652484B2 - 硬質表面用洗浄組成物 - Google Patents

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本発明は、特定のカチオン系界面活性剤と特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤との併用により、洗浄力が向上した硬質表面用洗浄組成物に関する。詳しくは、トイレ、浴室、キッチン等の水まわりのタイル、ガラス、陶磁器、プラスチック、ステンレス等の硬質表面に対する洗浄力や抗菌性に優れる硬質表面用洗浄組成物に関する。
生活環境にはタイル、ガラス、陶磁器、プラスチック、ステンレス等を材料とした各種硬質表面が存在し、様々な種類の汚れが付着する。中でも、トイレ、浴室、キッチン等の水まわりにおける硬質表面には、その使用場面に応じて特有の汚れが付着し、汚れの蓄積や洗浄除去し難い性質等が問題となっており、例えば、トイレの便器表面に付着する無機性または有機性の汚れに対しては、専用の洗浄剤を使用して、汚れを洗浄除去することが行われている。
また、トイレ、浴室、キッチン等の水まわりの硬質表面を洗浄する際には、洗浄力と共に優れた抗菌性が得られることも望まれており、そのために、硬質表面用の洗浄剤に抗菌成分を配合することも行われている。第4級アンモニウム塩等の特定のカチオン系界面活性剤は抗菌作用に優れており、これを硬質表面の洗浄剤に適用すること(例えば、特許文献1)や、ノニオン系界面活性剤と併用して使用すること(例えば、特許文献2)が提案されている。
特開2015−074756号公報 特開2001−329294号公報
一方で、近年節水や省エネルギーを目的に、可能な限り水を有効利用するという意識が高まってきており、節水化の要請を満たす住宅設備製品の普及が進んでいる。中でも、節水型の便器は、1回のフラッシュで流れる水の量が非常に少なく設定されているため、汚れが十分に除去されず蓄積する問題や、蓄積した汚れに微生物が繁殖するといった問題が発生している。
また、省資源化の意識の高まりから、1回の使用量を減らした濃縮タイプの洗浄剤が登場し、ノニオン系界面活性剤を高濃度に配合した洗浄剤や、起泡性や洗浄性に優れるカチオン系界面活性剤を併用した洗浄剤が提案されているものの、多くの使用者が満足する十分な洗浄効果が得られるとまではいい難く、さらなる改善が求められていた。
そこで、本発明は、従来の洗浄剤に比べて顕著に優れた洗浄力を有する硬質表面用洗浄組成物を提供することを目的としている。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定のカチオン系界面活性剤と特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤とを併用することにより、従来のカチオン系界面活性剤とポリオキシアルキレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤との併用に比べて、洗浄力が格段に向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
従来の洗浄剤において、抗菌作用を有するカチオン系界面活性剤と、ノニオン系界面活性剤であるポリオキシアルキレンアルキルエーテルを併用することは知られていたが、その中でも特定の組み合わせにおいて、顕著に高い洗浄力が得られることを初めて見出し、上記課題を解決するに至ったものである。
本発明は、具体的には次の事項を要旨とする。
1.成分(A)下記一般式(1)
[式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基であり、Rは炭素数1〜18のアルキル基であり、RとRは炭素数1〜4のアルキル基である。RとRは同一であっても異なっていてもよく、RとRは同一であっても異なっていてもよい。Xはハロゲン原子である。]で表されるカチオン系界面活性剤、および、
成分(B)下記一般式(2)
[式中、Rは炭素数9〜11のアルキル基であり、nは任意の整数である。]で表され、HLBが12〜14であるノニオン系界面活性剤を含有することを特徴とする便器用硬質表面洗浄組成物(ただし、アニオン系界面活性剤またはオルガノポリシロキサンを含有する便器用硬質表面洗浄組成物、及び、固体形状の便器用硬質表面洗浄組成物を除く)。
2.成分(B)/成分(A)の重量比が2.5以上であることを特徴とする、1.に記載の便器用硬質表面洗浄組成物。
3.成分(A)がジデシルジメチルアンモニウムクロライドであることを特徴とする1.または2に記載の便器用硬質表面洗浄組成物。
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、特定のカチオン系界面活性剤と特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤とを併用することにより、洗浄力を格段に向上させることができる。しかも、本発明の硬質表面用洗浄組成物は、抗菌作用を有する特定のカチオン系界面活性剤を含有しているため、優れた洗浄性に加え良好な抗菌性を得ることもできる。
これにより、本発明の硬質表面用洗浄組成物は、生活環境に多様に存在するタイル、ガラス、陶磁器、プラスチック、ステンレス等を材料とした各種硬質表面に付着する様々な種類の汚れを洗浄除去することができる。特に、本発明の硬質表面用洗浄組成物は、トイレの便器表面に付着する無機性または有機性の汚れに対し優れた洗浄効果を発揮し、抗菌性も併せ得られるため便器用用途に好適に使用することができる。
以下、本発明の硬質表面用洗浄組成物について、詳細に説明する。
なお、本発明の硬質表面とは、タイル、ガラス、陶磁器、プラスチック、ステンレス等、それ自体が硬い性質を有する物質から構成されている物品の表面を意味する。本発明の硬質表面用洗浄組成物は、例えば、トイレ、浴室、キッチン等の水まわりや、その周辺の床や壁のタイル、窓ガラス等の洗浄に好適であり、便器等を洗浄するための洗浄組成物として特に好適である。
<成分(A)>
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、成分(A)として、下記一般式(1)で表されるカチオン系界面活性剤を含有するものである。
[式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基であり、Rは炭素数1〜18のアルキル基であり、RとRは炭素数1〜4のアルキル基である。RとRは同一であっても異なっていてもよく、RとRは同一であっても異なっていてもよい。Xはハロゲン原子である。]
前記一般式(1)で表されるカチオン系界面活性剤は、本発明の硬質表面用洗浄組成物において抗菌・殺菌作用を有する成分として機能するとともに、前記一般式(2)で表される本発明の成分(B)との組み合わせにより、洗浄力を向上させる機能を有する。
抗菌・殺菌作用を有するカチオン系界面活性剤として、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等の芳香族置換基を有するカチオン系界面活性剤も公知であるが、これらの界面活性剤は、本発明の成分(B)のノニオン系界面活性剤と併用しても、洗浄性の向上効果は見られないことを、後述する実験により確認している。
前記一般式(1)において、Rは炭素数8〜18のアルキル基であり、Rは炭素数1〜18のアルキル基であって、Rと同一であっても異なっていてもよく、炭素数1〜4又は炭素数8〜18のアルキル基が好ましく、炭素数8〜18のアルキル基がより好ましい。また、RとRは炭素数1〜4のアルキル基であって、同一であっても異なっていてもよく、メチル基が好ましい。Xは対イオンであり、ハロゲンイオンである。ハロゲンイオンとしては、フッ素イオン、塩化物イオン、臭化物イオンが挙げられる。このようなカチオン系界面活性剤であれば、本発明の成分(B)のノニオン系界面活性剤との併用により、優れた洗浄力の向上効果を得ることができる。
前記一般式(1)で表されるカチオン系界面活性剤の具体例としては、たとえばラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロライド、臭化ミリスチルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、臭化セチルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライド、ジミリスチルジメチルアンモニウムクロライド、ジセチルジメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド等が挙げられる。これらの中でも、本発明の成分(B)のノニオン系界面活性剤との併用によって洗浄効果がより向上される点で、ジデシルジメチルアンモニウムクロライドが好ましい。
<成分(B)>
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、成分(B)として、下記一般式(2)で表されるノニオン系界面活性剤を含有するものである。
[式中、Rは炭素数9〜11のアルキル基であり、nは任意の整数である。]
前記一般式(2)において、Rは直鎖又は分岐状(イソ型)の炭素数9〜11のアルキル基を示す。Rの炭素数が8以下および12以上であるアルキル基では、本発明の成分(A)のカチオン系界面活性剤との併用により、洗浄力を向上させることができない。前記一般式(2)で表されるノニオン系界面活性剤は、Rの炭素数9〜11の範囲内のものであれば、単一化合物であっても、混合物であってもよい。
本発明の成分(B)のノニオン系界面活性剤は、HLB(Hydrophile-Lipophile Balance)が、12〜14の範囲のものが好ましい。HLBがこの範囲のものであれば、本発明の成分(A)のカチオン系界面活性剤との併用により、洗浄力をより向上させることができる。ここで、前記一般式(2)で表されるノニオン系界面活性剤において、エチレンオキシド(EO)の付加モル数とHLBは概ね相関することが知られており、HLBの調整のためにEOの付加モル数を変更することは、当該分野で周知の方法により行うことができる。また、HLB値は、当該分野で周知のいくつかの方法により算出することができるが、本発明においてはグリフィン法により算出した。
前記一般式(2)で表されるノニオン系界面活性剤において、nは任意の整数であるが、とくにRが直鎖状である場合、nは2〜11の整数であることが好ましく、5〜8の整数であることが特に好ましい。
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、成分(B)以外のノニオン系界面活性剤を実質的に含有しないことが好ましい。一般式(2)で表されるノニオン系界面活性剤は、その製造時の不純物として一般式(2)で表される化合物以外、例えば、Rが炭素数8以下、または、炭素数12以上のアルキル基である化合物を含有する場合がある。ここで、本発明の実質的に成分(B)以外のノニオン系界面活性剤を含有しないとは、このような不純物を含有しないことを意味するものではなく、積極的に成分(B)以外のノニオン系界面活性剤を、本発明の硬質表面用洗浄組成物に配合し含有させることを本発明は含まない、そのことを意味するものである。
本発明の成分(B)のノニオン系界面活性剤は、市販されているものを使用することができる。市販されているものとして、例えば、ファインサーフD−1307(POE(7)デシルエーテル、HLB:13.2、青木油脂工業株式会社製)、セフティカットLI−3062(POE(7)アルキル(C9〜11)エーテル、HLB:12.8、青木油脂工業株式会社製)、セフティカットLI−3085(POE(8)アルキル(C9〜11)エーテル、HLB:13.9、青木油脂工業株式会社製)などが挙げられる。ここで、例えば、POE(7)アルキル(C9〜11)エーテルについて説明すると、「POE」はポリオキシエチレンを、(7)は前記一般式(2)中のnを、アルキル(C9〜11)は炭素数9〜11のアルキル混合物を意味する。これら成分(B)のノニオン系界面活性剤は、単独または2種以上併用することができる。本発明の硬質表面用洗浄組成物は、成分(B)のノニオン系界面活性剤として市販されている商品を1種類含有することが好ましい。
本発明においては、成分(A)のカチオン系界面活性剤と成分(B)のノニオン系界面活性剤とを併用することで、相加効果以上に洗浄力を向上させることができる。そのため、成分(A)のカチオン系界面活性剤の濃度は、特に限定されないが、0.3〜24.0ppmの範囲内であることが好ましい。
ここで、成分(A)のカチオン系界面活性剤の濃度は、使用時の濃度であって、例えば、濃縮洗浄剤など、使用時に水で希釈されることを想定した組成物においては希釈後の濃度を意味する。本発明の硬質表面用洗浄組成物を、例えば、トイレ用洗浄剤のうち、容器に充填し、水洗トイレのタンク上部の手洗い部に備え付けて使用される、いわゆるオンタンク型の液体洗浄剤として使用する場合、フラッシュによって水を流すと、容器内の組成物が一定量排出され、水と一緒にタンク内に溜まるが、この時のタンク内の濃度を意味する。さらに詳しくは、本発明の硬質表面用洗浄組成物を含有するトイレ用洗浄剤(製品)を、30分〜24時間タンク上部の手洗い部に備え付けて使用した場合の、タンク内の濃度を意味する。
また、本発明の硬質表面用洗浄組成物は、成分(A)のカチオン系界面活性剤1重量部に対して、成分(B)のノニオン系界面活性剤が2.5重量部以上配合されることが好ましい。また、成分(A)のカチオン系界面活性剤1重量部に対して、成分(B)のノニオン系界面活性剤の上限としては30重量部が好ましく、25重量部がより好ましい。
成分(B)のノニオン系界面活性剤を2種以上併用する場合には、その合計量が、成分(A)のカチオン系界面活性剤1重量部に対して、2.5重量部以上配合されることが好ましい。また、成分(A)のカチオン系界面活性剤1重量部に対して、成分(B)のノニオン系界面活性剤の合計量の上限としては、30重量部が好ましく、25重量部がより好ましい。
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、公知の製剤助剤と公知の製造方法により、固体、液体、ゲル、ペースト、エアゾール等の各種製剤として用いることができる。本発明の硬質表面用洗浄組成物をトイレ用固体洗浄剤として使用する場合には、例えば、立方体、直方体、円柱、円盤型、多角体、イルカ等の動物、葉、花等の植物等の形状とすることもできる。さらに、水洗トイレ貯水タンク内に投入して用いる場合には、タンク内底部に接置、固着しやすいように、少なくとも1面が平面であることが好ましい。また、セルロース誘導体、デンプン誘導体、天然多糖類、合成増粘ゲル化剤等の水溶性包材で包むこともできる。水洗トイレのタンク上部の手洗い部に備え付けて使用される、いわゆるオンタンク型の液体洗浄剤として使用する場合は、プラスチックのボトルに液体状の組成物を入れ、プラスチックの受け皿と組み合わせる形態、または、プラスチックの受け皿の上に固体、ゲル、ペースト状の組成物を置き、陶磁器等の蓋を被せて使用する形態として使用することができる。この他にも液体、ゲル、ペースト等として、水洗トイレ貯水タンクの手洗い部や便器のリムに取り付けて用いる容器等に収納して用いてもよい。また、固体、ゲル、ペースト等として、便器内に直接貼り付けて用いてもよいし、エアゾールやポンプ等により塗布してもよい。
<その他の成分>
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、本発明の効果を損なわない限り、必要に応じて成分(A)や成分(B)以外の界面活性剤、香料、色素、消臭剤、粘度調整剤、溶剤等を含有してもよい。
<その他の界面活性剤>
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、成分(A)や成分(B)以外の界面活性剤を含有してもよい。本発明の硬質表面用洗浄組成物において、含有し得る界面活性剤としては、例えば、ノニオン系界面活性剤は、脂肪酸ジ/モノエタノールアミド、アミンオキシド、アミドアミンオキシド、グリセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、成分(B)以外のポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキルポリグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー等が、陽イオン界面活性剤は、成分(A)以外の4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、ベンゼトニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩、ピグアニド化合物等が、両性界面活性剤は、アルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホベタイン等が挙げられる。また、洗浄組成物中の任意界面活性剤の配合量は、例えば、0.5〜10重量%が好ましい。ここで、本発明の硬質表面用洗浄組成物は、洗浄力を向上させる観点を考慮すれば、成分(A)の陽イオン界面活性剤および、成分(B)のポリオキシアルキレンアルキルエーテルの洗浄力に影響のないものが好ましく、アルキルポリグルコシドのノニオン系界面活性剤は含有しないことが好ましい。
<香料>
香料としては、例えば、レモン、オレンジ、ベルガモット、グレープフルーツ、ラベンダー、ローズマリー、ジャスミン、ローズ、ペパーミント、ユーカリ、樟脳等から抽出した精油、リモネン、リナロール、リナロールアセテート、ボルネオール、シトラール、シトロネラール、メントール、シネオール等の天然香料や合成香料が挙げられる。また、ヒノキ、チャ等の植物抽出物も、消臭香料として使用することができる。これら香料は硬質表面用洗浄組成物中、0.5〜25重量%配合することが好ましく、1〜20重量%配合することがより好ましい。
<色素>
色素としては、水溶性の法定色素が好ましく、例えば、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、緑色3号、赤色201号、赤色205号、赤色213号、赤色214号、赤色219号、赤色227号、赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤色231号、赤色232号、橙色207号、黄色202号の(2)、黄色203号、緑色205号、青色202号、青色203号、青色205号、褐色201号、赤色401号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、橙色402号、黄色402号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄色407号、緑色401号、緑色402号、紫色401号、黒色401号等が挙げられる。また、これら色素を2種以上組み合わせて様々な色にして使用してもよい。これら色素は洗浄組成物中、0.00005〜15重量%配合することが好ましい。
<粘度調整剤>
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、組成物を望ましい粘度とするために粘度調整剤を配合することが好ましい。好ましい粘度調整剤としては、グアーガム、ジェランガム等に代表される天然多糖類系高分子、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース系高分子、ポリビニルピロリドン、N−アルキルピロリドン等のピロリドン系高分子、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコール共重合体等のポリアルキレングリコール系高分子、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル等のポリビニル系高分子等が挙げられ、これらは、1種または2種以上を併用して使用することができる。本発明の硬質表面用洗浄組成物中、粘度調整剤は0.001〜5重量%の範囲で配合することが好ましい。ここで、本発明の硬質表面用洗浄組成物は、成分(A)と成分(B)との併用により得られる洗浄力向上の妨げとなるため、粘度調整剤として、アクリル酸重合体やアクリル酸含有共重合体等の高分子重合体を含有しない方が好ましい。
<溶剤>
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、さらに水や溶剤を含有することができる。溶剤を加えることにより、汚れに対してより一層充分な洗浄効果を得ることができる。溶剤の配合量は特に限定されないが、硬質表面用洗浄組成物中に0.5〜15重量%配合することが好ましく、1〜10重量%配合することがより好ましい。硬質表面用洗浄組成物中に0.5重量%以上配合することにより、溶剤による洗浄効果を高めることができ、また、15重量%以下の配合とすることにより、プラスチック製の硬質表面に対する悪影響を抑えることができる。
溶剤としては、アルコール系溶剤を用いることが可能であり、一価アルコール及びアルコキシアルコール類などが挙げられる。これらの具体的な例としては、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、3−メチル−3−メトキシ−1−ブタノール、ベンジルアルコールなどの一価アルコールが挙げられる。また、アルコキシアルコールとして、エチルセロソルブ、プロピルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エチルカルビトール、プロピルカルビトール、ブチルカルビトール、ヘキシルカルビトール、エチレングリコールベンジルエーテルなどが挙げられる。これらのアルコール系溶剤は1種のみで使用しても構わないし、2種以上を使用しても構わない。ここで、本発明の硬質表面用洗浄組成物において、エチレングリコールやプロピレングリコールなどの二価アルコールや、グリセリンやソルビトールなどの三価以上のアルコールは、洗浄力向上の妨げとなるため含有しない方が好ましい。
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、更に、キレート剤、比重調整剤、紫外線防止剤、酸化防止剤等を含有してもよい。さらに必要に応じて、防虫成分、殺虫成分、忌避成分、殺菌成分(抗菌成分)等を含有してもよい。ここで、従来の洗浄剤につや出し成分として配合されることのあるポリオルガノシロキサンは、本発明の硬質表面用洗浄組成物において、洗浄力向上の妨げとなるため含有しない方が好ましい。
本発明の硬質表面用洗浄組成物中の有効成分の含有量は、本発明を達成できるものであれば任意であり、特に制限されない。
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、トイレ、浴室、キッチン、化粧室、洗面台まわり、便器、浴槽、シンク、カウンタートップ、水道蛇口等の硬質表面の洗浄に好適に用いられ、トイレ用、特に便器用として好適に用いられる。
本発明の硬質表面用洗浄組成物を便器の汚れの洗浄除去に使用する場合の一例について説明すると、例えば、水洗トイレのタンクの外側上部に配置され洗浄水をタンク内に流入させる流路(オンタンク)、水洗トイレのタンク内部(インタンク)、又便器の便鉢外周の縁(リム)や便器内表面に、本発明の硬質表面用洗浄組成物を設置して使用すればよい。これによって、オンタンクの場合にはトイレの洗浄後(フラッシュ後)にタンク内に洗浄水が再貯留される際、インタンクの場合にはトイレの洗浄後(フラッシュ後)にタンク内に洗浄水が再貯留された際、又は洗浄時(フラッシュ時)に洗浄水が便器に流出される際に、本発明の硬質表面用洗浄組成物の所定量が洗浄水に溶出又は放出され、便器の洗浄時(フラッシュ時)に、汚れが付着した便器に本発明の硬質表面用洗浄組成物を接触させることができる。ここで、水洗トイレとは、水が洗浄水としてタンクに貯留され、タンクに貯留された洗浄水が便器に流水(フラッシュ)されて便器の洗浄が行われるように構成されているトイレを意味する。
以下、試験例等により、本発明の硬質表面用洗浄組成物について、さらに詳しく説明するが、本発明は、これらの例に限定されるものではない。なお、実施例において、特に明記しない限り部は重量部を意味する。
<洗浄力の評価1>
本発明の硬質表面用洗浄組成物について、特定のカチオン系界面活性剤を含有することにより、洗浄力が向上することを確認するため試験を行った。
(1)試料溶液の調整
下記表2に示す組成の検体液を調整した。これを0.15重量%になるように水で希釈したものを試料溶液とした。
(2)被洗浄プレートの作成
下記表1に示す組成の人工汚垢を調整した。これをスライドガラスに10秒間浸漬後、60℃条件下で乾燥させて被洗浄プレートを作成した。
(3)洗浄試験
被洗浄プレートの重量を測定後、試料溶液に30分間浸漬した。被洗浄プレートをイオン交換水により洗浄後、60℃条件下において乾燥し、重量を測定した。下記の計算式を用いて洗浄率(%)を算出した。試験は3回行い、その平均値を試験結果として表2に示す。
洗浄率(%)=[{(洗浄前の被洗浄プレートの重量(g)−洗浄後の被洗浄プレートの重量(g))}÷(洗浄前の被洗浄プレートの重量(g)−ガラスプレートの重量(g))]×100
洗浄試験に使用した組成成分は、以下の材料を使用した。
塩化ジデシルジメチルアンモニウム(DDAC):ロンザジャパン株式会社製「Bardac2280G」
塩化セチルピリジニウム(CPC):メルク株式会社製
塩化ベンザルコニウム(BAC):日油株式会社製「ニッサンカチオンM2-100R」
ラウリル硫酸ナトリウム(SLS):花王株式会社製「エマール10PT」
POE(7)アルキル(C9-11)エーテル:青木油脂工業株式会社製「セフティカットLI-3062」HLB12.8
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド:花王株式会社製「アミノーンC-11S」
3-メトキシ-3-メチル-1-ブタノール:株式会社クラレ製「ソルフィットファイングレード」
表2より明らかなように、本発明の成分(A)である塩化ジデシルジメチルアンモニウムと、本発明の成分(B)であるポリオキシエチレンアルキルエーテル「POE(7)アルキル(C9-11)エーテル」とを含有する実施例1、2は、成分(A)または成分(B)を含有しない比較例1、5はもちろんのこと、本発明の成分(A)以外のカチオン系界面活性剤である、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリル硫酸ナトリウムと、本発明の成分(B)であるポリオキシエチレンアルキルエーテル「POE(7)アルキル(C9-11)エーテル」を含有する比較例2〜4に比べ、極めて優れた洗浄力を有することが明らかとなった。ここで、塩化セチルピリジニウムや塩化ベンザルコニウムは、塩化ジデシルジメチルアンモニウムと同じように抗菌作用を有する第4級アンモニウム塩として、周知のカチオン系界面活性剤である。しかしながら、それらを含有する比較例2、3は、塩化ジデシルジメチルアンモニウムを含有する実施例1に比べて、その配合量が多いにもかかわらず洗浄力は優れたものではない。
特定のカチオン系界面活性剤と特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤を組み合わせて含有することにより得られる、本発明の硬質表面用洗浄組成物が有する洗浄力の向上は、本発明者の具体的な実験により初めて明らかになった特異的な効果であり、格別顕著な効果である。
<洗浄力の評価2>
本発明の硬質表面用洗浄組成物について、特定のノニオン系界面活性剤を含有することにより、洗浄力が向上することを確認するため試験を行った。
(1)試料溶液の調整
下記表3に示す組成の検体液を調整した。これを0.15重量%になるように水で希釈したものを試料溶液とした。
(2)洗浄試験
上述の「洗浄力の評価1」と同様に、被洗浄プレートを作成し洗浄試験を行った。また、同様に洗浄率(%)を算出し、その平均値を試験結果として表3に示す。
洗浄試験に使用した組成成分について、「洗浄力の評価1」で使用した材料以外は以下の材料を使用した。
POE(7)デシルエーテル:青木油脂工業株式会社製「ファインサーフD-1307」HLB13.2
POE(5.5)アルキル(C9-11)エーテル:青木油脂工業株式会社製「セフティカットLI-3050」HLB12.3
POE(8)アルキル(C9-11)エーテル:青木油脂工業株式会社製「セフティカットLI-3085」HLB13.9
POE(3)デシルエーテル:青木油脂工業株式会社製「ファインサーフD-1303」HLB9.0
POE(3)ラウリルエーテル:青木油脂工業株式会社製「ブラウノンEL-1503」HLB8.3
POE(9)ラウリルエーテル:青木油脂工業株式会社製「ブラウノンEL-1509」HLB13.1
POE(40)ラウリルエーテル:青木油脂工業株式会社製「ブラウノンEL-1540P」HLB17.4
POE(10)セチルエーテル:青木油脂工業株式会社製「ブラウノンCH-310L」HLB13.1
POE(40)硬化ヒマシ油:青木油脂工業株式会社製「ブラウノンRCW-40」HLB13.1
表3より明らかなように、本発明の成分(A)である塩化ジデシルジメチルアンモニウムと、本発明の成分(B)であるポリオキシエチレンアルキルエーテルとを含有する実施例1、3〜5は、本発明の成分(B)以外のノニオン系界面活性剤を含有する比較例6〜11に比べ、極めて優れた洗浄力を有することが明らかとなった。
特定のカチオン系界面活性剤と特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤を組み合わせて含有することにより得られる、本発明の硬質表面用洗浄組成物が有する洗浄力の向上は、本発明者の具体的な実験により初めて明らかになった特異的な効果であり、格別顕著な効果である。
本発明の硬質表面用洗浄組成物は、特定のカチオン系界面活性剤と特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤を組み合わせて含有することにより、格別に優れた洗浄力を有するものである。
第4級アンモニウム塩からなるカチオン系界面活性剤と、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤を含有する洗浄剤は、既に知られている。しかしながら、第4級アンモニウム塩からなるカチオン系界面活性剤の中から、上述の一般式(1)で表される化学構造を有する特定のカチオン系界面活性剤を、また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤の中から、特定の炭素数のアルキルエーテルであり、特定のHLBを有するポリオキシエチレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤を、それぞれ選択して組み合わせることにより、従来公知の洗浄剤からは予想できない洗浄力の向上効果が得られることを、本発明者は表2、3に示すとおり初めて明らかにした。
本発明の成分(A)と成分(B)との組み合わせにより、洗浄力が向上する詳細なメカニズムは不明であるが、本発明の成分(A)と成分(B)それぞれは、その化学構造に臨界的な意義が認められことからも、化学構造に由来する相互作用が生じた結果、相加効果以上の相乗効果が得られたものと推察する。
本発明によれば、特定のカチオン系界面活性剤と特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル型のノニオン系界面活性剤を組み合わせることにより、従来の洗浄剤に比べ、洗浄力を格段に向上させることができる。
これにより、本発明の硬質表面用洗浄組成物は、生活環境に多様に存在するタイル、ガラス、陶磁器、プラスチック、ステンレス等を材料とした各種硬質表面に付着する様々な種類の汚れを、優れた洗浄力により洗浄除去することができる。特に、本発明の硬質表面用洗浄組成物は、トイレの便器表面に付着する無機性または有機性の汚れに対し優れた洗浄効果を発揮し、成分(A)に由来する抗菌性も併せ得られるため便器用用途に好適に使用することができる。

Claims (3)

  1. 成分(A)下記一般式(1)

    [式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基であり、Rは炭素数1〜18のアルキル基であり、RとRは炭素数1〜4のアルキル基である。RとRは同一であっても異なっていてもよく、RとRは同一であっても異なっていてもよい。Xはハロゲン原子である。]で表されるカチオン系界面活性剤、および、
    成分(B)下記一般式(2)
    [式中、Rは炭素数9〜11のアルキル基であり、nは任意の整数である。]で表され、HLBが12〜14であるノニオン系界面活性剤を含有することを特徴とする便器用硬質表面洗浄組成物(ただし、アニオン系界面活性剤またはオルガノポリシロキサンを含有する便器用硬質表面洗浄組成物、及び、固体形状の便器用硬質表面洗浄組成物を除く)。
  2. 成分(B)/成分(A)の重量比が2.5以上であることを特徴とする、請求項1に記載の便器用硬質表面洗浄組成物。
  3. 成分(A)がジデシルジメチルアンモニウムクロライドであることを特徴とする請求項1または2に記載の便器用硬質表面洗浄組成物。
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