JP6652183B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図示のインクジェット記録装置は、装置本体1の内部に、画像を形成するための記録装置エンジン2を有し、装置本体1の底部に設けた給紙部(給紙カセット3)から用紙などの記録媒体を給送し、副走査方向(図1の紙面で垂直方向)で図示せぬ搬送手段により搬送しながら、複数の記録ヘッド4を搭載したキャリッジ5によって、記録媒体に対してインクを吐出して画像を形成する。
図13は、本発明の一実施形態に係るキャリッジロック装置を説明するための概念図、図14は同拡大正面図(A)と拡大斜視図(B)である。なお、以下では従来と共通または類似する部分には同一の符号を付して説明する。
図17は、本発明の第2の実施形態を示す概念的な斜視図である。
本実施形態では、2つのキャリッジロックピン25aを別体ではなく連結部25bにより1部品として形成する例である。2つのキャリッジロックピン25aを一体とすることで2つのキャリッジロックピン25aの位置精度が加工で正確に構成でき、キャリッジロックピン25aとキャリッジ5に設けたキャリッジロック嵌合部26のキャリッジロックピン受け、すなわちキャリッジロック嵌合孔26aとの嵌合が正確にできる構造となる。
図18は、本発明の第3の実施形態を示す概念図(側面図(A)と正面図(B))である。既述のとおり、スライドレールを用いたキャリッジの固定方式では、通常動作以外に力が加わった場合に、上方向にキャリッジが動く場合がある。しかし前後方向の動作は上下方向とは異なり、キャリッジ5の位置精度(換言すれば印刷精度)を高めるためにキャリッジ5の自重を用いるわけではないので、キャリッジ5が動かないようにバネで付勢するなどの固定を行っている場合がほとんどである。そこで本実施形態のキャリッジロックピン25aの構成は、キャリッジ5の動作方向のみを抑え、上下方向はキャリッジ5の自重による規制としている。逆にキャリッジ5の前後方向の規制はキャリッジ5自身で行っており、キャリッジロックピン25aではキャリッジ5の前後方向の動きを規制しなくてもかまわないため、キャリッジロックピン25aとキャリッジ5の前後位置の精度、機構などは簡略化できる。
図19は、本発明の第4の実施形態を示す拡大図、図20は、本実施形態においてキャリッジ右側を下に傾いた状態を示す拡大図、図21は、本実施形態の動作を示す概念図である。
本実施形態では、キャリッジロック25とキャリッジロックピン25aとをキャリッジ5に対して所定角度つけて(2個のキャリッジロック25の間隔が、上側のほうが下側よりも距離がある状態)配置したものである。キャリッジ5が傾いた場合、キャリッジロックピン25aとキャリッジロック嵌合孔26aとに角度が生じてしまい、キャリッジ5に加わる力が強くなるとキャリッジロック25を付勢しているばね29が縮んでキャリッジ5がキャリッジロック25を乗り越えてしまうことがあり得るが、それを防止するために、図21からわかるように、予め反対方向にキャリッジロック25を傾けておく(Aはキャリッジロック25とキャリッジロックピン25aの角度付けなし、Bは角度付けあり)ことで、キャリッジ5が傾いても確実にキャリッジロックピン25aとキャリッジロック嵌合孔26aの嵌合を維持することができ、それによりキャリッジ5のキャッピング状態を確実に維持できる。なお、キャリッジロック25とキャリッジロックピン25aの垂直線に対してなす角度θ1、θ2は本実施形態ではθ1>θ2としてあり、キャリッジ5が図20に示すように右側を下にして傾いてもキャリッジロックピン25aとキャリッジロック嵌合孔26aの嵌合を確実に維持できるようにしてある。もちろん、キャリッジ5が左側を下にして傾く傾向の場合は図示の例とは角度θ1、θ2の大小を逆にすればよい。
図22は、本発明の第5の実施形態を示す拡大図、図23は、本実施形態の動作を示す概念図である。
本実施形態は、キャリッジロックピン25aに環状に凹部32(あるいは切り欠き部等の類似の形状部分)を設け、その外周面のうちの上方部分32aが、キャリッジ5が傾いたときでもキャリッジロックピン25aの凹部32の周りではキャリッジロック嵌合孔26aとの隙間があまり変化せず、角度が平行あるいは略平行となるよう構成する(図ではキャリッジロック嵌合孔26aの内壁面26axと、凹部32の外周面の上方部分が平行あるいは略平行をなしていることを二本の線a、bで示している。)、キャリッジ5がキャリッジロックピン25aを乗り越えてキャッピング状態を維持できなくなることを防止している。なお図23ではキャリッジロック25の図示を省略してある。
図24は、上述した本発明の実施形態において採用可能なキャリッジロック25(およびキャリッジロックピン25a)と、キャップ24の上下動々作例を示す概念図、図25はその動作チャート図である。キャリッジロック25は、駆動軸33にキャップ上下動カム34を取り付け、駆動軸33を回転させることでキャップ上下動カム34を介してキャリッジロック25およびキャリッジロックピン25aと、キャップ24とを上下動させることができるようになっている。キャップ上下動カム34の配置、構造等により、例えば図25に示すような動作が実現できる。
5 :キャリッジ
20 :キャリッジレール
24 :キャップ
25 :キャリッジロック
25a :キャリッジロックピン
26 :キャリッジロック嵌合部
26a :キャリッジロック嵌合孔
29 :ばね
30 :ガイドロッド
31 :軸受
32 :凹部
33 :駆動軸
34 :キャップ上下動カム
Imp :衝撃
F :回転方向の力
Claims (3)
- 液滴をノズルから吐出する複数のヘッドと、
前記ヘッドを搭載し主走査方向に走査するキャリッジと、
前記ヘッドをキャッピングする複数のキャップと、
前記キャリッジの下部に設けられた2つの穴部と、
前記キャリッジに対して移動することにより前記2つの穴部にそれぞれ嵌り合う第1のキャリッジロックと第2のキャリッジロックと、
前記キャップを保持するメンテナンスユニットと、
前記第1のキャリッジロックと前記メンテナンスユニットの間に設けられた第1のばね部材と、前記第2のキャリッジロックと前記メンテナンスユニットの間に設けられた第2のばね部材と、を有し、
前記キャップが前記ヘッドをキャッピングし、前記2つのキャリッジロックが前記2つの穴部にそれぞれ嵌まっているとき、
前記キャップは、前記2つのキャリッジロック同士を結ぶ直線上以外の位置に配置され、前記2つのキャリッジロックは、前記主走査方向において異なる位置に配置され、
前記主走査方向と直交する副走査方向からみて、前記2つのキャリッジロックの間に複数の前記キャップが配置され、
前記複数のキャップは、互いに別体で構成されることを特徴とする画像形成装置。 - 液滴をノズルから吐出する複数のヘッドと、
前記ヘッドを搭載し主走査方向に走査するキャリッジと、
前記ヘッドをキャッピングする複数のキャップと、
前記キャリッジの下部に設けられた2つの穴部と、
前記キャリッジに対して移動することにより前記2つの穴部にそれぞれ嵌り合う2つの第1のキャリッジロックと、第2のキャリッジロックと、
前記キャップを保持するメンテナンスユニットと、
前記第1のキャリッジロックと前記メンテナンスユニットの間に設けられた第1のばね部材と、前記第2のキャリッジロックと前記メンテナンスユニットの間に設けられた第2のばね部材と、を有し、
前記キャップは、前記キャリッジの主走査方向、および前記主走査方向と直交する副走査方向において、前記キャリッジロックと重ならない位置に配置され、前記2つのキャリッジロックは、前記主走査方向において異なる位置に配置され、前記副走査方向からみて、前記2つのキャリッジロックの間に複数の前記キャップが配置され、前記複数のキャップは、互いに別体で構成されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記キャップと前記キャリッジロックは別体で構成され、
前記第1のキャリッジロックと前記第2のキャリッジロックとは、別体で構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2018236475A JP6652183B2 (ja) | 2018-12-18 | 2018-12-18 | 画像形成装置 |
Related Parent Applications (1)
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Related Child Applications (1)
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Family Applications (1)
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JP2018236475A Active JP6652183B2 (ja) | 2018-12-18 | 2018-12-18 | 画像形成装置 |
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2018
- 2018-12-18 JP JP2018236475A patent/JP6652183B2/ja active Active
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