JP6651451B2 - 自動車両用のハンズフリーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、自動車両用のハンズフリーアクセスシステム、及び、関連する方法に関する。
本発明は、自動車両用のハンズフリーアクセスシステムの分野において特定であるが非限定的な用途を見出す。
当業者に知られるそのようなハンズフリーアクセスシステムは、自動車両のユーザの手などの物体の存在をユーザがパネルの開放を目的としてパネルハンドルに近づくときに検出できるようにする。ユーザの手の接近の検出により、車両の中央ユニットは、ユーザによって伴われる識別子の対象とされているハンズフリー問い合わせの開始を命じる。この検出の後、許可された識別子がこの問い合わせに応答すれば、車両の中央ユニットが車両のロック解除を命じる。この目的のため、ハンズフリーシステムは、ハンドルに特定の距離まで接近する手を表す信号を測定するパネルハンドルに配置される検出部材を使用する。時機を失した問い合わせの開始を避けるためには、ハンズフリーシステムのための感度レベルを規定することが必要である。すなわち、システムは、所定の最大距離でのユーザの手の存在に対応する閾値を超える信号を検出部材が検出する場合にのみハンズフリー問い合わせを始めることが必要である。
この感度の調整は、2つの主要な因子を考慮に入れなければならない。第1の要素は、ハンドルに十分に近い手の接近に対応する検出のみを考慮に入れることにある。 したがって、このようにすると、車両にアクセスしようとする意思に対応しない事象に関してハンズフリーシステムの時機を失した問い合わせを回避できる。
それにもかかわらず、高すぎるレベル、すなわち、手とハンドルとの間の接触に近い距離に関連する閾値に対応するレベルに感度が調整される場合、ハンズフリーシステムは、ハンズフリー問い合わせシーケンス全体を行って、ユーザがハンドルを引くときにパネルをロック解除するための時間を有さない。その結果、パネルは開放できない。これは、一般にウォール効果と呼ばれるものである。
これに関連して、本発明は、前述した欠点を解決することを目的とし、特に、時機を失した問い合わせを制限することによって車両のエネルギー資源を節約しつつ1つの同じ時間にウォール効果を制限するべく状況に適合するハンズフリーシステムを提案することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、自動車両用のハンズフリーアクセスシステムであって、
− 自動車両に配置される制御部材と、
− 自動車両のパネルハンドルに配置される検出部材であり、前記検出部材が、
− 前記制御部材に接続されている、
− 手の接近を表す信号を測定できる、
検出部材と、
− 対応する閾値が規定される感度レベルと、
を備え、
− 前記制御部材は、測定された信号が感度レベルに対応する閾値を上回るときに自動車両とハンズフリー問い合わせを始めることができる、ハンズフリーアクセスシステムを提案する。
ハンズフリーシステムは、それが少なくとも2つの感度レベル、すなわち、第1の高感度レベル及び第2の低感度レベルを備えるとともに、制御部材が事象の所定のシーケンスに応じて感度レベルを変更することができる、ことを特徴とする。
したがって、以下で詳細に分かるように、事象の所定のシーケンスに応じてハンズフリーシーケンスの感度レベルを適合させることは、時機を失した問い合わせを制限することによって車両のエネルギー資源を節約しつつ1つの同じ時間にウォール効果を制限するべく状況に適合できるようにする。
非限定的な実施形態によれば、ハンズフリーシステムは、以下のうちからの1つ以上の付加的な特徴を更に備えることができる。
シーケンスの存在下で、すなわち、
−感度が第1の高感度レベルに調整され、
−高感度に対応する第1の閾値よりも大きい信号の検出、
があると、
制御部材は、感度が第1の高感度レベルから第2の低感度レベルへ切り換わるようにする。
第1の高感度レベルから第2の低感度レベルへの切り換えは、測定された信号が第3の閾値を超えることなく第1の決定された時間を過ぎた場合に行われる。
シーケンスの存在下で、すなわち、
−高感度に対応する第1の閾値を超えることなく第2の所定の時間を過ぎると、
制御部材は、感度が第2の低感度レベルから第1の高感度レベルへ切り換わるようにする。
シーケンスの存在下で、すなわち、
−第2の閾値を超えることを検出し、
−第3の閾値を超えることなく第1の所定の時間を過ぎると、
制御部材は、感度を第2の低感度レベルのままにする。
シーケンスの存在下で、すなわち、
−第2の閾値を超えることを検出し、
−第3の閾値を超えることを検出すると、
制御部材は、感度が第2の低感度レベルから第1の高感度レベルへ切り換わるようにする。
制御部材は、自動車両のロック解除を更に行うことができる。
第1の閾値がパネルハンドルに対する第1の距離に対応し、第2の閾値がパネルハンドルに対する第2の距離に対応し、第1の距離が第2の距離よりも大きい。
第3の閾値は、パネルハンドルに対する第3の距離に対応するとともに、第2の距離以下である。
検出部材は、自動車両の前記パネルハンドルの内面を覆うようになっている単一電極から構成される。
信号はキャパシタンス測定値を表す。
第1の高感度レベルが小さい値の信号に対応し、また、第2の低感度レベルが大きい値の信号に対応する。
第1の閾値が第2の閾値よりも小さい。
第2の閾値が第3の閾値以下である。
前記制御部材は、ハンズフリーシステムが置かれる感度レベルに対応する閾値を測定された信号が上回るときに自動車両のコンピュータを更に起動させることができる。
前記制御部材は、前記第3の閾値を超えることなく第3の所定の時間を過ぎる場合には、前記コンピュータを更にOFFにすることができる。
また、自動車両用のハンズフリーアクセスシステムのための感度レベルを調整するための方法であって、前記ハンズフリーアクセスシステムは、
− 自動車両に配置される制御部材と、
− 自動車両のパネルハンドルに配置される検出部材であり、前記検出部材が、
− 前記制御部材に接続されている、
− 手の接近を表す信号を測定できる、
検出部材と、
− 対応する閾値が規定される感度レベルと、
を備え、
− 前記制御部材は、測定された信号が感度レベルに対応する閾値を上回るときにハンズフリー問い合わせの開始を命じることができる、方法も提案される。
前記方法は、それが、
−事象の所定のシーケンスに応じた感度レベルの変更を備え、前記ハンズフリーシステムが少なくとも2つの感度レベル、すなわち、第1の高感度レベルと第2の低感度レベルとを備えることを特徴とする。
本発明及びその様々な用途は、以下の説明を読むとともに添付の図を検討すると、より良く理解できる。
本発明の非限定的な実施形態に係るハンズフリーアクセスシステムの図を表す。 図1のハンズフリーシステムによって実施される調整方法のフローチャートの図を表す。
様々な図に現れる、構造に関して或いは機能に関して同一の要素は、逆のことが明示されなければ、同じ参照符号を保有する。
自動車両V用のハンズフリーアクセスシステムSYSが図1に示される。
ハンズフリーアクセスシステムSYSとは、車両のユーザが前記車両にアクセスできるようにする通例はバッジと呼ばれるユーザ識別子IDと、検出部材と、制御部材とを備えるシステムであると理解される。
この後の説明において、高感度レベル又は第1の感度レベルなる用語は、第1の高感度レベルSEN1に関して置き換え可能に使用され、また、低感度レベル又は第1の感度レベルは、第1の低感度レベルSEN2に関して置き換え可能に使用される。
したがって、非限定的な実施形態において、ハンズフリーシステムSYSは、
− 自動車両Vに配置される制御部材COMと、
− 自動車両VのパネルハンドルPに配置される検出部材CAPTであって、前記検出部材が、
− 制御部材COMに接続されている、
− 手Mの接近を表す信号Sを測定できる、
検出部材CAPTと、
− 対応する閾値THが規定される感度レベルSENと、
を備え、
− 前記制御部材COMは、測定された信号Sが感度レベルSENに対応する閾値THを上回るときに自動車両Vとハンズフリー問い合わせを始めることができる(図1及び図2にASK(V,ID)で示される)。
前記ハンズフリーシステムSYSは、少なくとも2つの感度レベルSEN1,SEN2、すなわち、第1の高感度レベルSEN1及び第2の低感度レベルSEN2を備える。検出部材CAPTは通例はセンサと呼ばれる。
制御部材COMは、事象の所定のシーケンスSQに応じて、ハンズフリーシステムSYSの感度レベルSEN1,SEN2を変更できる。
非限定的な実施形態において、制御部材COMは、更に、自動車両Vのパネルのロック解除を行うことができる。
非限定的な例において、制御部材COMは、制御集積回路、特にマイクロコントローラである。
非限定的な実施形態において、前記制御部材COMは、更に、ハンズフリーシステムSYSが置かれる感度レベルに対応する閾値TH1,TH2を測定された信号Sが上回るときに自動車両VのコンピュータCACを起動させることができる。
非限定的な実施形態では、第1の閾値TH1がパネルハンドルPに対する第1の距離d1に対応し、第2の閾値TH2がパネルハンドルPに対する第2の距離d2に対応し、第1の距離d1が第2の距離d2よりも大きい。非限定的な実施形態では、第1の距離d1が10mmに等しく、また、第2の距離d2が4mmに等しい。
非限定的な実施形態では、前記センサCAPTが容量性技術を使用し、また、信号Sがキャパシタンス測定値を表す。
この目的のため、検出部材CAPTがコンデンサを形成する。
この検出部材CAPTは、パネルハンドルPのロック解除を行うためにハンドルPにおける手Mの存在を検出できるようにする。
非限定的な実施形態では、検出部材CAPTが電極の単一の組を成す。
第1の非限定的な実施形態では、電極の組CAPTが2つの電極を備える(図示せず)。この実施形態では、検出部材が相互キャパシタンス部材と称される。
図1に示される第2の非限定的な実施形態において、検出部材CAPTは、グランドと共に使用される単一電極を備える。この単一電極は、平坦であるとともに、自動車両のパネル(トランク、ドア)のハンドルの内面を覆うようになっている。この実施形態では、検出部材CAPTが表面キャパシタンス部材と称される。
電極のそのような組の使用は当業者に良く知られており、ここではこれ以上詳しく説明しない。
この後の説明において、非限定的な例として解釈されるのは、容量検出部材CAPT、及び、検出部材CAPTとして単一電極を備える電極の組である。この非限定的な例では、パネルハンドルに近づけば近づくほど、信号Sの値が増大する。したがって、第1の高感度レベルSEN1は、小さい値Sfの信号S(ここでは、キャパシタンス)に対応し、また、第2の低感度レベルSEN2は、大きい値SFの信号S(ここでは、キャパシタンス)に対応する。
以下で分かるように、制御装置COMは、ハンズフリーシステムSYSが置かれる感度レベルに対応する閾値を超えると直ぐにハンズフリー問い合わせを始める。
このようにすると、ハンズフリーシステムSYSには、当然ながら許可された識別子が車両の近くにある場合にユーザが車両にアクセスすることを予期するための手段が与えられる。
また、制御装置COMは、感度レベルを低感度レベルSEN2に変更し、そうすることにより、第1の検出を例えば最初の雨滴などの意図的な事象であると見なす。低感度レベルSEN2への切り換えは、その後の雨滴に関連する信号Sを切り取ることができるようにする。すなわち、それぞれの雨滴は、検出部材CAPTによって検出されるが、ハンズフリーシステムによる問い合わせの開始を引き起こさず、この開始は、測定された信号Sが対応する第2の閾値TH2を超える場合にのみ行われる。
以下、図2を参照して、ハンズフリーシステムの動作の態様について更に詳しく説明する。
なお、ハンズフリーシステムSYSは、第1の感度レベルSEN1で初期化される。また、信号Sの測定が検出部材CAPTによって定期的に行われる(MES(S)で示される)。
非限定的な実施形態では、測定周期が4ms〜20msである。
前記ハンズフリーシステムSYSが第1の感度レベルSEN1に置かれて、第1の閾値TH1よりも大きい信号Sの検出が存在すると、制御装置COMがハンズフリー問い合わせを開始する。
実際に、信号Sが第1の閾値TH1よりも大きいと、このことは、車両VのパネルハンドルPから第1の距離d1への手の接近に相当する典型的な信号Sを検出部材CAPTが測定したことを表す。
このハンズフリー問い合わせは、車両Vへのアクセスを許可されたバッジIDが特定された場合に車両のロック解除を行うことを目的とした車両VとバッジIDとの間の通信でのやりとりである。
なお、第1の距離d1は、ハンドルへの手の接近の検出の最大限界距離であり、ユーザがパネルを開放する目的でハンドルを引く前にハンズフリー問い合わせを行うための最小制限時間に対応する。
したがって、「ウォール効果」を回避するべくハンズフリーダイアログのために十分な時間が割り当てられる。
ハンズフリーダイアログが当業者に知られる態様で以下のように行われることが思い起こされる。
ハンズフリーシステムSYSが設定される感度レベルに対応する閾値TH超えが存在することを制御部材COMが検出すると、該制御部材は、バッジIDの対象とされているハンズフリー問い合わせを開始する。この問い合わせは、一般に、車両に配置されるアンテナによって行われる。有利な態様で、各ハンドルに問い合わせアンテナを配置するようにしてもよい。アンテナは、識別要求をバッジIDへ送る。バッジIDは、その識別IDを前記アンテナへ戻す。
なお、雨滴がハンドルPを滴り落ちる際に雨滴を表す信号Sは、一般に、距離d1を隔てた手Mを表す信号Sに少なくとも相当する。
したがって、これは手の接近ではないが、信号Sは第1の閾値TH1に達し或いは第1の閾値TH1を超え、それにもかかわらず、その結果はハンズフリー問い合わせを開始することである。そのため、これは望ましくない問い合わせである。
また、前記ハンズフリーシステムSYSが第1の感度レベルSEN1に置かれて、第1の閾値TH1よりも大きい信号Sの検出が存在すると、前記制御部材COMが自動車両VのコンピュータCACを起動させる。これにより、コンピュータは、車両が始動するときに非常に素早く作動できる。したがって、始動時、ユーザは、コンピュータCACが起動するまで待つ必要がない。非限定的な例において、コンピュータCACは、
− 車両エンジンモニタ、
− 空調及び運転席の調整のための車両コンフォートコンピュータ、
− 軌道等を補正するためのESP(「電子安定性プログラム」)
である。
ここで、我々は、事象の様々なシーケンスSQに対するハンズフリーシステムの適合性について詳述する。
1)−前記ハンズフリーシステムSYSが第1の感度レベルSEN1に置かれ、
−第1の閾値TH1よりも大きい信号Sの検出が存在する、
第1のシーケンスSQ1の際には、
制御部材COMは、ハンズフリーシステムSYSが第1の感度レベルSEN1から第2の感度レベルSEN2へ切り換わるようにする。
第2の感度レベルSEN2への切り換えは、雨滴を表す信号をフィルタリングできるようにする。
なお、第2の閾値TH2は、第2の感度レベルSEN2に対応するとともに、第1の距離d1よりも小さい第2の距離d2に対応し、また、車両Vのパネルハンドルに更に近い手Mを検出できるようにする。挙げられた非限定的な例では、第1の距離d1を隔ててハンドルPに非常に近づいた手Mの信号Sが増大する。
実際に、手Mが車両VのハンドルPに近づけば近づくほど、信号S(キャパシタンスである)が大きくなる。そのため、非限定的な実施形態では、第2の閾値TH2が第1の閾値TH1よりも大きい。
この第2の閾値TH2により、雨滴に関連する信号Sを切り取ることができる。これは、そのような信号Sが距離d2への手の接近に対応する前記第2の閾値TH2よりも決して大きくないからである。
非限定的な実施形態(図1に破線の菱形で示される)において、第1の高感度レベルSEN1から第2の低感度レベルSEN2への切り換えは、測定された信号Sが第3の閾値TH3を超えることなく第1の決定された時間Tm1を過ぎた場合に行われる。
この第3の閾値TH3は、第2の距離d2よりも小さい或いは第2の距離d2に等しい第3の距離d3に対応し、したがって、車両Vのパネルハンドルに更に一層近い手Mを検出できるようにする。
後者の値d3は、車両Vを開けようとするユーザの意思に関して先験的疑念をもはや何ら許容しない。
閾値TH3を超える場合、ハンズフリーシステムSYSは第1の高感度レベルSEN1にとどまる。
非限定的な典型的実施形態では、第1の決定された時間Tm1(「タイムアウト」と呼ばれる)が20ms〜30msである。
したがって、低感度SEN2へ直ぐに切り換わるのではなく、ユーザは、測定された信号がTH3を超えないかどうかを確かめるために時間Tm1にわたって待つ。
以下で分かるように、閾値TH3を超えることは、その意図がハンドルPと接触することであり、したがって、ハンドルと接触している手であるとハンズフリーシステムにより見なされる手に対応する。手がハンドルと接触する場合には、2つの不必要なトグリング、すなわち、高感度レベルSEN1から低感度レベルSEN2へのトグリング、及び、低感度レベルSEN2から高感度レベルSEN1へのトグリングが回避される。実際には、以下(シーケンスSQ4の説明)で分かるように、手がハンドルPと接触すると、高感度レベルSEN1への戻りがある。
第1のシーケンスSQ1の検出の後、検出部材CAPTが低感度レベルSEN2にあるときに、ハンズフリーシステムSYSは、以下のシーケンスSQ2,SQ3,SQ4の存在又は不存在を検出するとともに、その検出から、雨が止んだかどうか或いは手がもはや車両の近傍にないかどうか或いはさもなければ手が車両VのパネルハンドルPに触れたか否かを推定する。
以下、様々なシーケンスSQ2,SQ3,SQ4について説明する。
2)低感度レベルSEN2にあるハンズフリーシステムSYSが以下の第2のシーケンスSQ2の存在下にあると、すなわち、
−第1の閾値TH1を超えることなく第2の所定の時間Tm2を過ぎると、
制御部材COMは、ハンズフリーシステムSYSの部材が第2の感度レベルSEN2から第1の感度レベルSEN1へ切り換わるようにする。
非限定的な実施形態では、第2の決定された時間Tm2(「タイムアウト」と呼ばれる)が約10秒である。非限定的な例では、第2の決定された時間が60秒に等しい。
したがって、継続時間Tm2にわたって測定された信号Sが閾値TH1未満に降下してしまわないことは疑う余地がない。
この第2のシーケンスSQ2の検証は、もはや雨が降っていないこと或いはハンドルPの近傍にもはや何らの手も存在しないことを検証できるようにする。信号Sは第1の閾値TH1未満に降下してしまっている。この場合には、制御部材が元の第1の感度レベルSEN1に切り換える。
その後、第1のシーケンスSQ1が再び行われてもよい。
3)低感度レベルSEN2にあるハンズフリーシステムSYSが以下の第3のシーケンスSQ3の存在下にあると、すなわち、
−第2の閾値TH2を超えることを検出し、
−第3の閾値TH3を超えることなく(非限定的な例では20ms〜30ms程度の)第1の所定の時間Tm1を過ぎると、
制御部材COMは、ハンズフリーシステムSYSを第2の感度レベルSEN2のままにする。
閾値TH2のこのレベルでは、雨滴がハンドルPを滴り落ちているときの雨滴の信号Sが、挙げられた例において、距離d2までハンドルに近づく手の信号Sよりも低く、したがって、雨滴の前記信号Sが依然として第2の閾値TH2よりも低いことが思い起こされる。
なお、前記ハンズフリーシステムSYSが第2の感度レベルSEN2に設定されると、また、第2の閾値TH2よりも大きい信号Sの検出が存在すると直ぐに、制御装置COMがハンズフリー問い合わせを開始し、言い換えると、制御装置は、手がハンドルPの近傍に、すなわち、d2以下の距離に存在するときにだけ前記問い合わせを開始する。
したがって、この第2の閾値TH2との比較により、制御部材は、雨滴のみが存在するときにハンズフリー問い合わせの開始を回避する。
この時点で、開始されたハンズフリー問い合わせ中にバッジIDが車両Vにより特定されて許可された場合には、制御部材COMが自動車両Vのロックを解除する。
同様に、非限定的な実施形態では、前記ハンズフリーシステムSYSが第2の感度レベルSEN2に置かれて、第2の閾値TH2よりも大きい信号Sの検出が存在すると、前記制御部材COMが自動車両VのコンピュータCACを起動させる(F1(CAC)で示される)。
しかしながら、前記制御部材COMは、前記第3の閾値TH3を超えることなく第3の所定の時間Tm3を過ぎる場合には、前記コンピュータCACをOFFにする。
非限定的な典型的実施形態では、第3の所定の時間TH3が100msに等しい(F2(CAC)で示される)。
なお、第3の閾値TH3は、第2の距離d2以下である第3の距離d3に対応するとともに、その意図が車両VのパネルハンドルPと接触することであり、したがって、接触している手であるとハンズフリーシステムSYSにより見なされる手を検出できるようにする。
非限定的な典型的実施形態では、第3の距離d3が3mmに等しい。この距離では、手がハンドルを握ると見なされる。
挙げられる非限定的な例において、距離d2に近づく手の信号Sは、ハンドルPからの距離d3に近づく同じ手の信号Sよりも低い値を有する。
そのため、非限定的な実施形態では、第2の閾値TH2が第3の閾値TH3以下である。挙げられる例では、第2の閾値TH2が第3の閾値TH3よりも小さい。
このシーケンスSQ3の検証後、システムは、第2の感度レベルSEN2にとどまる。
4)低感度レベルSEN2にあるハンズフリーシステムSYSが以下の第4のシーケンスSQ4の存在下にあると、すなわち、
−第2の閾値TH2を超えることを検出し、
−第3の閾値TH3を超えることを検出すると、
制御部材COMは、ハンズフリーシステムSYSが第2の感度レベルSEN2から第1の感度レベルSEN1へ切り換わるようにする。
この第4のシーケンスSQ4の検証は、車両のユーザが車両に入るためにハンドルを恐らく握ってしまったことを示す。したがって、システムをその当初の感度に再初期化することができる。
したがって、本発明に係るハンズフリーアクセスシステムSYSは、自動車両V用のハンズフリーアクセスシステムSYSの感度レベルSENを調整するための方法を実施することができるようにし、前記ハンズフリーアクセスシステムSYSは、
− 自動車両Vに配置される制御部材COMと、
− 自動車両VのパネルハンドルPに配置される検出部材CAPTであって、前記検出部材が、
− 前記制御部材COMに接続されている、
− 手Mの接近を表す信号Sを測定できる、
検出部材CAPTと、
− 対応する閾値THが規定される感度レベルSENと、
を備え、
− 前記制御部材COMは、測定された信号Sが感度レベルSENに対応する閾値THを上回るときにハンズフリー問い合わせの開始を命じることができる。
方法は、
−事象の所定のシーケンスSQに応じたハンズフリーシステムSYSの感度レベルSEN1,SEN2の変更を備え、前記ハンズフリーシステムSYSは、少なくとも2つの感度レベルSEN1,SEN2、すなわち、第1の高感度レベルSEN1と、第2の低感度レベルSEN2とを備える。
無論、本発明の説明は、前述した実施形態及び実施例に限定されない。
したがって、他の非限定的な実施形態では、第3の閾値TH3が第2の閾値TH2に等しくなり得る。この場合、シーケンスSQ3の検証がもはや存在しないため、方法がより簡単で且つより高速である。
他の非限定的な実施形態では、前記検出部材CAPTが2つの電極から構成される。
非限定的な実施形態において、検出部材CAPTは、物体がハンドルPに近づくにつれて次第に小さくなる信号Sを測定できるようにする。したがって、例えば、第1のシーケンスSQ1中に検出される信号Sは、第3のシーケンスSQ3中に検出される同じ物体の信号Sよりも大きい。また、第4のシーケンスSQ4中に検出される信号Sが最も弱い。
他の非限定的な実施形態では、検出部材が非容量性であり、非限定的な例では、検出部材が光センサである。この場合、信号Sは光束である。
非限定的な実施形態では、測定された信号Sと閾値THとの間の比較が検出部材自体によって行われる。
したがって、説明した本発明は、特に以下の利点を与える。
−本発明は、第1のシーケンスSQ1中に近づく手又は雨の存在を検出できるようにする;
−本発明は、第2のシーケンスSQ2中に雨が止んだことを検出できるようにする。
−本発明は、第3のシーケンスSQ3中及び第4のシーケンスSQ4中に手がハンドルに触れたか否か(真の意図)を検出できるようにする。
−本発明は、第2の感度レベルSEN2によって雨滴に関連する信号を逃れることによりハンドルを滴り落ちている雨滴と手との間を区別できるようにする。したがって、本発明は、誤った検出(ハンドルと接触する手に例えられる雨滴)を回避できるようにすると同時に、「ウォール効果」を回避するべくハンズフリー問い合わせを可能な限り素早く開始できるようにする。
−したがって、本発明は、誤った検出及び「ウォール効果」を回避するべく(高感度レベルSEN1と低感度レベルSEN2との)良好な兼ね合いを有することができるようにする。
−本発明は、検出部材が第2の感度レベルSEN2に設定され、したがって、検出部材がハンズフリーシステムによるエネルギーの過度な消費を回避するときに、雨滴が存在する場合、ハンズフリー問い合わせを行うことを回避できるようにする。

Claims (14)

  1. 自動車両(V)用のハンズフリーアクセスシステム(SYS)であって、
    − 前記自動車両(V)に配置される制御部材(COM)と、
    − 前記自動車両(V)のパネルハンドル(P)に配置される検出部材(CAPT)であり、前記検出部材が、
    − 前記制御部材(COM)に接続されている、
    − 手(M)の接近を表す信号(S)を測定できる、
    検出部材(CAPT)と、
    − 対応する閾値(TH)が規定される感度レベル(SEN)と、
    を備え、
    − 前記制御部材(COM)は、測定された前記信号(S)が前記感度レベル(SEN)に対応する前記閾値(TH)を上回るときに前記自動車両(V)とハンズフリー問い合わせを始めることができる、ハンズフリーアクセスシステム(SYS)において、
    前記ハンズフリーシステム(SYS)は、少なくとも2つの感度レベル(SEN1,SEN2)、すなわち、第1の高感度レベル(SEN1)及び第2の低感度レベル(SEN2)を備え、前記制御部材(COM)は、シーケンスに応じて、前記ハンズフリーシステム(SYS)の感度レベル(SEN1,SEN2)を変更することもできるものであり、
    前記制御部材(COM)は、前記ハンズフリーシステム(SYS)が置かれる感度レベルに対応する閾値(TH1,TH2)を測定された信号(S)が上回るときに前記自動車両(V)のコンピュータ(CAC)を更に起動させることができるものであり、 前記制御部材(COM)は、前記第3の閾値(TH3)を超えることなく第3の所定の時間(Tm3)を過ぎる場合には、前記コンピュータ(CAC)を更にOFFにすることができるものであり、
    前記シーケンス(SQ1)の存在下で、すなわち、
    −前記ハンズフリーシステム(SYS)が前記第1の高感度レベル(SEN1)に置かれ、
    −第1の閾値(TH1)よりも大きい信号(S)の検出、
    があると、
    前記制御部材(COM)は、前記ハンズフリーシステム(SYS)が前記第1の高感度レベル(SEN1)から前記第2の低感度レベル(SEN2)へ切り換わるようにするものであり、
    前記コンピュータ(CAC)は、
    − 車両エンジンモニタ、
    − 空調及び運転席の調整のための車両コンフォートコンピュータ、又は、
    − 軌道を補正するためのESP(「電子安定性プログラム」)
    であることを特徴とするハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  2. 前記第1の高感度レベル(SEN1)から前記第2の低感度レベル(SEN2)への切り換えは、測定された前記信号(S)が第3の閾値(TH3)を超えることなく第1の決定された時間(Tm1)を過ぎた場合に行われる請求項に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  3. 前記シーケンス(SQ2)の存在下で、すなわち、
    −前記第1の閾値(TH1)を超えることなく第2の所定の時間(Tm2)を過ぎると、
    前記制御部材(COM)は、前記ハンズフリーシステム(SYS)が前記第2の低感度レベル(SEN2)から前記第1の高感度レベル(SEN1)へ切り換わるようにする請求項1又は請求項2に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  4. 前記シーケンス(SQ3)の存在下で、すなわち、
    −第2の閾値(TH2)を超えることを検出し、
    −第3の閾値(TH3)を超えることなく第1の所定の時間(Tm1)を過ぎると、
    前記制御部材(COM)は、前記ハンズフリーシステム(SYS)を前記第2の低感度レベル(SEN2)のままにする請求項1又は請求項2に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  5. 前記シーケンス(SQ4)の存在下で、すなわち、
    −前記第2の閾値(TH2)を超えることを検出し、
    −前記第3の閾値(TH3)を超えることを検出すると、
    前記制御部材(COM)は、前記ハンズフリーシステム(SYS)が前記第2の低感度レベル(SEN2)から前記第1の高感度レベル(SEN1)へ切り換わるようにする請求項1又は請求項2に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  6. 前記制御部材(COM)が前記自動車両(V)のロック解除を更に行うことができる請求項に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  7. 前記第1の閾値(TH1)が前記パネルハンドル(P)に対する第1の距離(d1)に対応し、前記第2の閾値(TH2)が前記パネルハンドル(P)に対する第2の距離(d2)に対応し、前記第1の距離(d1)が前記第2の距離(d2)よりも大きい請求項1からのいずれか一項に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  8. 前記第3の閾値(TH3)は、前記パネルハンドル(P)に対する第3の距離(d3)に対応するとともに、前記第2の距離(d2)以下である請求項4から7のいずれか一項に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  9. 前記検出部材(CAPT)は、前記自動車両(V)の前記パネルハンドル(P)を覆うようになっている単一電極から構成される請求項1から8のいずれか一項に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  10. 前記信号(S)がキャパシタンス測定値を表す請求項1から9のいずれか一項に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  11. 前記第1の高感度レベル(SEN1)が小さい値(Sf)の信号(S)に対応し、前記第2の低感度レベル(SEN2)が大きい値(SF)の信号(S)に対応する請求項1から10のいずれか一項に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  12. 前記第1の閾値(TH1)が前記第2の閾値(TH2)よりも小さい請求項1から11のいずれか一項に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  13. 前記第2の閾値(TH2)が前記第3の閾値(TH3)以下である請求項4から12のいずれか一項に記載のハンズフリーアクセスシステム(SYS)。
  14. 自動車両(V)用のハンズフリーアクセスシステム(SYS)のための感度レベル(SEN1,SEN2)を調整するための方法であって、前記ハンズフリーアクセスシステム(SYS)は、
    − 前記自動車両(V)に配置される制御部材(COM)と、
    − 前記自動車両(V)のパネルハンドル(P)に配置される検出部材(CAPT)であり、前記検出部材が、
    − 前記制御部材(COM)に接続されている、
    − 手(M)の接近を表す信号(S)を測定できる、
    検出部材(CAPT)と、
    − 対応する閾値(TH)が規定される感度レベル(SEN)と、
    を備え、
    − 前記制御部材(COM)は、測定された前記信号(S)が前記感度レベル(SEN)に対応する前記閾値(TH)を上回るときにハンズフリー問い合わせの開始を命じることができる、方法において、
    前記方法は、それが、
    シーケンスに応じた前記ハンズフリーシステム(SYS)の感度レベル(SEN1,SEN2)の変更を備え、前記ハンズフリーシステム(SYS)が少なくとも2つの感度レベル(SEN1,SEN2)、すなわち、第1の高感度レベル(SEN1)と第2の低感度レベル(SEN2)とを備え、
    前記制御部材(COM)は、前記ハンズフリーシステム(SYS)が置かれる感度レベルに対応する閾値(TH1,TH2)を測定された信号(S)が上回るときに前記自動車両(V)のコンピュータ(CAC)を更に起動させることができるものであり、 前記制御部材(COM)は、前記第3の閾値(TH3)を超えることなく第3の所定の時間(Tm3)を過ぎる場合には、前記コンピュータ(CAC)を更にOFFにすることができるものであり、
    前記シーケンス(SQ1)の存在下で、すなわち、
    −前記ハンズフリーシステム(SYS)が前記第1の高感度レベル(SEN1)に置かれ、
    −第1の閾値(TH1)よりも大きい信号(S)の検出、
    があると、
    前記制御部材(COM)は、前記ハンズフリーシステム(SYS)が前記第1の高感度レベル(SEN1)から前記第2の低感度レベル(SEN2)へ切り換わるようにするものであり、
    前記コンピュータ(CAC)は、
    − 車両エンジンモニタ、
    − 空調及び運転席の調整のための車両コンフォートコンピュータ、又は、
    − 軌道を補正するためのESP(「電子安定性プログラム」)
    であることを特徴とする方法。
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