JP6650046B2 - 縫合糸およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、縫合糸およびその製造方法に関する。
外科において縫合(suture)は、様々な理由から重要な意味を持つ。顔の皮膚や口腔内粘膜が破れて病院に来院した患者や、美容目的で来院した患者に行われる縫合は、それ自体が一つの完成された手術である。また、精巧で美容的にも優れた縫合を行うことが、手術の成否を決める重要な要因として作用する。
縫合糸(stitching fiber)の素材としては、天然素材および合成素材を用いることができ、素材によって吸収性および非吸収性の特性を有する。天然素材の吸水性縫合糸の素材としては、腸線(catgut)、クロミック(chromic)、ガット(gut)などを用いることができ、合成素材の吸水性縫合糸の素材としては、ポリグリコール酸(デクソン、メクソン)、ポリグラクチン(バイクリル)及びポリジオキサノン(PDS)などを用いることができる。天然素材の非吸収性縫合糸の素材としては、絹糸(silk)を用いることができる。合成素材の非吸収性縫合糸の素材としては、ポリエステル(ダクロン)、ポリプロピレン(プロリーン)、ポリアミド(ナイロン)及びe−PTFE(ゴアテックス)などを用いることができる。
縫合糸は、破損した筋肉、血管、神経組織、若しくは傷や手術切開部の連結または縫合のために古くから使用されてきている。また、縫合糸は、二重まぶたの手術、或いは老化、皮膚弾力性の減少、外傷、酷使、壊死等により生じる組織(tissue)や皮膚のたるみ、シワなどを除去するための施術などにも使用される。
最近では、縫合糸の表面の外側にかかり(barb)が設けられている縫合糸が開発されているが、かかりによる固定力に優れ、縫合後に解けにくいなどの利点がある。
縫合糸を使用するリフティング施術は、刀を使用せずに、針と糸により、顔、顎、首、腹部、膣、乳房、臀部などのたるんだ皮膚および組織を引き上げしわを伸ばす施術である。この施術は、皮膚を過度に切開する必要がなく、傷跡の発生を最小限に抑えることができ、また、手術による出血や腫れが少ない点で脚光を浴びている。
韓国特許第1185583号公報
本発明は、結び目を必要としないとともに、縫合に優れた縫合糸を提供することを目的とする。
本発明は、縫合部の回復に優れた縫合糸を提供することを他の目的とする。
本発明は、縫合糸によるリフティング施術の効果が優れた縫合糸を提供することをまた他の目的とする。
本発明は、縫合糸によるリフティング施術の効果が半永久的に持続するようにする縫合糸を提供することをまた他の目的とする。
本発明は、様々な施術方法及び施術部位に使用するのに適した、様々な形態の縫合糸を提供することをまた他の目的とする。
本発明に係る縫合糸の製造方法は、縫合糸の原料糸を設定された温度条件で加熱する第1段階と、第1段階で加熱された縫合糸の原料糸を加圧して平たい形状に圧縮成形する第2段階と、第2段階で形成された圧縮成形糸幅方向における両辺に切断線を形成し、切断線が形成された圧縮成形糸長さ方向に引張力を加えてかかり部を形成する第3段階とを含み、切断線は、長さ方向に対して一定の角度で傾いた状態で一定間隔離隔して連続的に形成される。
好ましくは、縫合糸の製造方法は、圧縮成形糸に一定間隔離隔して連続的に形成された多数の通り穴を形成するホール部形成段階をさらに含む。
好ましくは、縫合糸の製造方法は、第3段階で切断線を形成する際に、圧縮成形糸の幅方向における両辺の間の部分に、長さ方向に沿って一定間隔離隔して連続的に形成された多数の通り穴を形成するための切込線を形成する。
好ましくは、縫合糸の製造方法において、縫合糸は、長さ方向に沿って、第1かかり部と、第2かかり部と、第1かかり部と第2かかり部を連結する中心部とを備え、第1かかり部及び第2かかり部の各かかりの先端は、中心部を向くように対向して形成され、第1かかり部、第2かかり部及び中心部のうちの少なくとも一つの部分に、多数の通り穴からなるホール部が形成されている。
好ましくは、第3段階は、かかり部が長さ方向に離隔して位置する第1かかり部及び第2かかり部とに区分され、第1かかり部と第2かかり部が中心部により連結されるようにかかり部を形成するものである。
好ましくは、設定された温度は、縫合糸の原料糸の融点以下ないしガラス転移温度以上の温度である。
好ましくは、成形する段階は、2回〜4回の加圧により行われる。
好ましくは、かかり部形成段階は、切断線が形成された縫合糸に回転力を加える段階をさらに含む。
本実施の形態に係る縫合糸は、長さ方向に沿って第1かかり部と、第2かかり部と、第1かかり部と第2かかり部を連結し、かかりを含まない中心部を備え、第1かかり部及び第2かかり部の各かかりの先端は、中心部を向くように対向して形成され、中部に、多数の通り穴からなるホール部が形成されている。
好ましくは、縫合糸は、第1かかり部と第2かかり部における中心部と連結されていない各末端に、長さ方向に沿って長い第1末端部及び第2末端部がさらに備えられている。
好ましくは、縫合糸は、第1末端部及び第2末端部の少なくとも一方に、多数の通り穴からなるホール部が形成されている。
好ましくは、縫合糸は、通り穴の直径が50μm〜300μmである。
好ましくは、縫合糸は、少なくとも第1かかり部及び第2かかり部にホール部が位置している。
好ましくは、縫合糸は、第1かかり部、第2かかり部、第1末端部及び第2末端部にホール部が位置している。
17.前記項目11において、前記第1かかり部、第2かかり部、中心部、第1末端部及び第2末端部に前記ホール部が位置している、縫合糸。
本実施の形態に係る縫合糸は、長さ方向に沿って、第1かかり部、第2かかり部と、第1かかり部と第2かかり部を連結する中心部と、第1かかり部と第2かかり部における中心部と連結されていない各末端に長さ方向に沿って長い第1末端部及び第2末端部とをえ、第1末端部及び第2末端部は、かかりを含んでおらず、第1末端部及び第2末端部の少なくとも一方に、多数の通り穴からなるホール部が形成されている。
好ましくは、縫合糸は、通り穴の直径が50μm〜300μmである。
本発明に係る縫合糸は、縫合時に結び目を必要としないとともに縫合に優れる。
本発明に係る縫合糸は、縫合時の縫合部の回復に優れる。
本発明に係る縫合糸は、リフティング施術の効果が優れる。
本発明に係る縫合糸は、リフティング施術の効果が半永久的に持続するようにすることができる。
本発明に係る縫合糸は、配向特性が決定された原糸を使用するため、射出成形などの方法により得られた配向特性を有するプリフォームを使用するよりも結晶性が低く、柔軟性が良く、引張強度及び伸率に優れる。
本発明に係る縫合糸は、かかり及び通り穴を含まない通常の縫合糸に比べて強度が大きく低下しない。
本発明に係る様々な形態の縫合糸は、それぞれ、様々な施術方法および施術部位に有用に用いることができる。
図1は、本発明の縫合糸の製造方法を実現する縫合糸の製造装置の一実施形態として、予熱装置を備える縫合糸の製造装置を示す。 図2は、本発明の縫合糸の製造方法を実現する縫合糸の製造装置の一実施形態として、予熱装置を備えない縫合糸の製造装置を示す。 図3は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。 図4は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。 図5は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。 図6は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。 図7は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。 図8は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。 図9は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。 図10は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。 図11は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。 図12は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。 図13は、本発明の一実施形態により製造された縫合糸を示す。
本発明は、縫合糸およびその製造方法に関し、縫合糸の原料糸を設定された温度条件で加熱する第1段階と、前記加熱された縫合糸の原料糸を加圧して平たい形状に圧縮成形する第2段階と、圧縮成形された圧縮成形糸幅方向における両辺に切断線を形成し、前記切断線が形成された圧縮成形糸長さ方向に引張力を加えてかかり部を形成する第3段階とを含み、切断線は、長さ方向に対して一定の角度で傾いた状態で一定間隔離隔して連続的に形成することにより、縫合部の回復に優れ、リフティング効果を半永久的に持続することができ、また強度に優れた縫合糸の製造方法に関する。
表面にかかりが形成されている縫合糸をリフティング施術に用いると、縫合糸のかかりが組織を支える効果が優れるという利点がある。しかし、溶ける縫合糸を用いる場合は、縫合糸が溶けて消えた後は縫合糸による支持力が消失するため、一定期間の後にリフティング施術を再び行わなければならない欠点がある。
前記の欠点を改善するために、本発明は、表面にかかりが形成された縫合糸に多数の通り穴(ホール)を含むホール部が追加で形成されている縫合糸及びその製造方法を提供する。本発明の製造方法により製造した縫合糸は、挿入された縫合糸の周囲の組織細胞が縫合糸の通り穴の中に育って入り込み、皮膚に新しい組織が形成されるように誘導することにより、皮膚をリフティングしてしわを除去する効果が半永久的に持続する効果を示す。また、本発明の製造方法により製造した縫合糸は、かかり及び通り穴を含みながらも、縫合糸の強度が大きく低下しない利点を有する。
以下、本発明の縫合糸の製造方法について詳述する。本明細書で使用される単数の表現は、文脈上明白に異なるものを意味しない限り、複数の表現を含む。
以下の縫合糸の製造方法に関する説明は、本発明の縫合糸の製造方法を実現する縫合糸の製造装置の2つの実施形態を示す図1と図2を参照して行う。
本発明の医療用縫合糸の原材料は、生体吸収性および非吸収性の医療用高分子を使用できる。より具体的には、ポリジオキサノン(polydioxanone)、ポリ乳酸(poly-(l-lactic)acid)、ポリグリコール酸(poly-glycolic acid)、ポリカプロラクトン(polycaprolactone)及びこれらの共重合体からなる群より選択されるいずれか一つからなる生体吸収性医療用高分子、およびポリプロピレン(polypropylene)、ナイロン(nylon)及びこれらの混合物からなる群より選択されるいずれか一つからなる生体吸収性医療用高分子を使用できる。
縫合糸の原料糸を圧成形する前に、縫合糸の原料糸を加熱する段階を行う。高分子への熱の付与は、高分子の結晶性を低下させて加工性を良好にするが、配向性に影響を与えてしまうことがある。このため、加熱は、縫合糸の原料糸の物性に影響しない条件で行なわなければならない。このときの温度は、原料糸のガラス転移温度(Tg)以上融点(Tm)以下であり、好ましくは融点以下15℃(Tm−15℃)から融点以下30℃(Tm−30℃)の範囲である。一実施形態によると、縫合糸の原料糸は、縫合糸供給部100により供給され、予熱部200により加熱できる。他の一実施形態によると、予熱部を別に設けることなく、後述する加圧ローラに熱線を内設して縫合糸の原料糸を加熱することができる。
前記のように、圧成形する前に縫合糸の原料糸を加熱する段階を含む製造方法により製造された縫合糸は、配向特性が決定された原糸を使用するため、射出成形などの方法により得られた配向特性を有するプリフォームを使用するよりも結晶性が低く、柔軟性が良く、また引張強度及び伸率に優れた物性が得られる利点を有する。
一実施形態によると、予熱部200は、円筒状で製作することができる。この場合、予熱部の壁面の内部には、加熱できる熱線が内設されており、予熱器の温度を温度調節装置により必要な温度だけ調節可能なように構成できる。
加熱された縫合糸の原料糸を加圧して圧成形する段階では、加圧ローラを用いて、加熱された縫合糸の原料糸を加圧し、圧縮成形糸を得る。
縫合糸の原料糸を加圧圧すると、縫合糸が平たくなり、1対の加圧ローラと接触した部位は、平らな面を形成し、加圧ローラと接触しなかった部位には、凸状で幅が狭く、長手方向に延びる角が形成される。このときに形成される2つの平らな面の一つを縫合糸の上面、もう一つを下面とし、2つの凸状で幅が狭く、長手方向に延びる角うち、一つを縫合糸の第1角部、もう一つを第2角部とする。また、上面と下面との間の最短距離を縫合糸の太さとし、第1角部と第2角部との間の最短距離を縫合糸の幅とする。
一実施形態によると、加圧圧成形が完了した後の圧縮成形糸は、縫合糸の原料糸の直径の10%〜60%の太さ、及び縫合糸の原料糸の直径の1.5倍〜6倍の幅を有する。例えば、圧縮成形糸は、縫合糸の原料糸の直径の50%の太さ及び縫合糸の原料糸の直径の3倍の幅を有する。
一実施形態によると、縫合糸の幅は300μm以上2000μm以下であってもよいが、これに限定されるものではない。縫合糸の幅は、必要に応じて前記範囲よりも広くても狭くてもよい。
成形段階は、2回〜4回の加圧圧により行うことができる。
縫合糸の原料糸を加圧して圧縮成形する際に、圧を1回だけ行って成形すると、配向性が崩れて強度が低下する。したがって、配向性を保護するために、縫合糸の原料糸を段階的に細く加工できるように2回〜4回加圧して成形することが好ましい。
一実施形態によると、1対の加圧ローラを用いて加圧を2回〜4回繰り返すことにより、段階的に圧を行うことができる。他の実施形態によると、2対〜4対の加圧ローラを用いて段階的に圧を行うこともできる。各々の加圧ローラは、独立して回転駆動できるように並列に設けることができる。
一実施形態によると、マイクロ単位まで圧縮成形糸の太さを制御できるように、加圧ローラの間隔を調節できる調節器を含んでいてもよい。
図1及び図2は、3対の加圧ローラで構成されている加圧ローラ部300を備える一実施形態を示す。
3対の加圧ローラを用いる場合は、順次配置される1対の第1加圧ローラ310、1対の第2加圧ローラ320、および1対の第3加圧ローラ330を用いる。この場合、前記第2加圧ローラ320は、前記第1加圧ローラ310よりも縫合糸をさらに加圧し、前記第3加圧ローラ330は、前記第2加圧ローラ320よりも前記縫合糸をさらに加圧する様態で構成し、縫合糸の原材料を段階的に平たい形状に加工するようにすることができる。
この場合、第1加圧ローラ310に形成された枠の上端部と下端部との間の間隔縫合糸の原料糸の直径の50%〜80%程度に加圧されるよう設定される。第2加圧ローラ320は、第1加圧ローラ310から繰り出された1次圧縮成形糸を加圧するが、このとき、第2加圧ローラ320に形成された枠の上端部と下端部との間の間隔は、第1加圧ローラ310から繰り出された1次圧縮成形糸の太さの50%〜80%程度に加圧されるよう設定できる。第3加圧ローラ330に形成された枠の上端部と下端部との間の間隔、第2加圧ローラ320から繰り出された2次圧縮成形糸の太さが50%〜80%程度に加圧されるよう設定できる。
一実施形態によると、縫合糸の原料糸の加圧圧成形時に縫合糸の原料糸を適正温度に加熱するために、すべての加圧ローラ310,320,330に熱線を設けてもよい。このように、加圧ローラに熱線が含まれている場合には、予熱部200を使用しなくてもよい。
加圧圧成形が完了すると、かかり部形成段階およびホール部形成段階のいずれか一つ又は両方を行う。
かかり部形成段階では、圧縮成形糸の第1角部および第2角部に一定間隔離隔して連続的に形成される切断線を形成する。切断線が形成された圧縮成形糸には、引張力のみ、又は引張力および回転力の両方が加えられることで、かかり状の突起が形成される。本明細書でかかりは、このかかり状の突起を意味する。
一実施形態によると、かかり部形成段階は、ダイカットモールド部400を用いて行うことができる。ダイカットモールド部400は、圧縮成形糸を加圧して長手方向に沿って縫合糸の両側に切断線を形成するためのものであり、加圧ローラ部300を通過して平たい形状に圧された縫合糸の第1角部と第2角部にかかりを形成するための切断線を形成する。より具体的な一実施形態によると、切断線は、刀、レーザー、プレス成形による射出成形及びスタンピングなどを用いて形成できるが、これらに限定されるものではない。
プレス成形による射出成形は、圧縮成形糸をプレス加工した後に、切断線を形成するように構成されたものであり、上金型または下金型には、圧縮成形糸の第1角部及び第2角部に対して一定の角度で傾いた状態で連続的に切断線を形成できるように刃などの切断部材を構成することができる。このとき、第1角部及び第2角部に形成される切断線は、長手方向における一方向または両方向に沿って形成される
圧縮成形糸に切断線を形成した後は、圧縮成形糸に引張力のみ、又は引張力及び回転力の両方を加えることで、かかりが形成された縫合糸を形成する。このとき、かかりは、長手方向における一方向または両方向に沿って形成される
一実施形態によると、圧縮成形糸に引張力を加えることは、テンショナ800を用いて行うことができる。テンショナ800は、予熱部200の前段および加圧ローラ部300の後段に配置することができる。
一実施形態によると、圧縮成形糸に回転力を加えることは、ツイスター部500を用いて行うことができる。ツイスター部500は、圧縮成形糸に回転力を加えて連続的に捩るためのものであり、かかり部形成段階で切断線が形成された圧縮成形糸の一側を固定し、他側を連続的に回転させることにより、縫合糸の原料糸全体的に螺旋状に捩れることになる。これにより、帯状の原料糸が捩れた糸の形状、すなわち、かかりが形成されたまま捩れた圧縮成形糸が形成される。これにより、圧縮成形糸の長手方向の長さ1cm当たり90°の回転が与えられ、かかりが螺旋状に形成されるため、縫合糸を軟部組織に挿入する際に、挿入する方向の反対方向に固定力(anchoring ability)がはたらく
ホール部形成段階では、圧縮成形糸に通り穴を形成する。
ホール部形成段階とかかり部形成段階は、いずれかのみを行ってもよく、両方を行ってもよい。ホール部形成段階とかかり部形成段階の両方を行う場合は、ホール部形成段階をかかり部形成段階と同時に行ってもよく、ホール部形成段階をかかり部形成段階の前または後に行ってもよい。
図3は、ホール部を形成せずに、回転力を加えることなく引張力のみを加えて製造した縫合糸の一実施形態を示す。図3の実施形態によると、縫合糸の真ん中に位置する中心部から長さ方向に沿って両側に第1かかり部と第2かかり部が位置しており、第1かかり部と第2かかり部は中心部により連結されている。また、かかりは、その先端が中心部の方向を向くように形成される。
ホール部は、圧縮成形糸の長手方向の中心軸に沿って、1つまたは複数の通り穴を形成するための切込線を形成することができる。
図4〜図13は、ホール部が形成されている縫合糸の実施形態を示す。
図4〜図7に示すように、縫合糸は、長さ方向に沿って第1かかり部と、第2かかり部と、第1かかり部と第2かかり部を連結する中心部とからなる。かかりの先端は、中心部の方向を向くように形成されており、縫合糸は、長手方向の中心軸に沿ってホール部が形成されている。
図4は、中心部のみにホール部が形成されている縫合糸の一実施形態を示す。
図5及び図6は、かかり部のみにホール部が形成されている縫合糸の一実施形態を示す。
図7は、かかり部及び中心部にホール部が形成されている縫合糸の一実施形態を示す。
図8〜図13は、第1かかり部と、第2かかり部と、第1かかり部と第2かかり部を連結する中心部と、第1かかり部において、長さ方向に沿って中心部と連結されていない端部に連結された、長さ方向に長い第1末端部と、第2かかり部において、長さ方向に沿って中心部と連結されていない端部に連結された、長さ方向に長い第2末端部とからなる。かかりの先端は、中心部の方向を向くように形成され、第1かかり部、第2かかり部、中心部、第1末端部および第2末端部のうちの少なくとも1つの部分には、ホール部が形成されている。
図8及び図9は、末端部のみにホール部が形成されている縫合糸の一実施形態を示す。
図10及び図11は、末端部及びかかり部にホール部が形成されている縫合糸の一実施形態を示す。
図12は、末端部及び中心部にホール部が形成されている縫合糸の一実施形態を示す。
図13は、末端部、中心部及びかかり部にホール部が形成されている縫合糸の一実施形態を示す。
本発明により製造された縫合糸は、ホール部が形成される位置によって互いに異なる施術方法及び施術部位に有用に使用することができる。様々な位置にホール部を有する縫合糸を、それぞれ好適に使用できる施術の例は以下の通りである。しかし、これは、例示に過ぎず、各形態の縫合糸を以下に記載される施術のみに有用に使用できることを意味するものではない。
一実施形態によると、ホール部が中心部に形成されている縫合糸は、縫合糸を二つ折りにして使用するリフティング施術に好適に使用できる。U字型に折られた部分にホール部が位置することにより、リフティング施術時のホール部が顎のラインよりも上側(例えば、眉毛のあたりや耳のあたり)に位置し、反対側の端部が顎のライン側に位置するように施術するのに有用に使用できる。
他の一実施形態によると、ホール部が両末端部に形成されている縫合糸は、縫合糸を二つ折りにして使用するリフティング施術に好適に使用できる。U字型に折られた部分ではなく、反対側にホール部が位置することにより、リフティング施術時のホール部が顎のラインに位置し、反対側の端部が顎のラインよりも上側(例えば、眉毛のあたりや耳のあたり)に位置するように施術するのに有用に使用できる。
また他の一実施形態によると、ホール部がかかり部に形成されている縫合糸は、短い長さの縫合糸を折らずにそのまま使用する手術に好適に使用できる。
ホール部の通り穴は、直径が50μm〜1000μmであってもよい。例えば、50μm〜500μm、50μm〜300μm、100μm〜500μm、200μm〜800μmなどであってもよく、好ましくは50μm〜300μmであってもよい。
通り穴と縫合糸の角部との間の距離が近すぎる場合、又はいずれかの通り穴と隣接する通り穴との間の距離が近すぎる場合は、縫合糸の強度が著しく低下することがある。このため、通り穴と縫合糸の角部との間隔およびいずれかの通り穴と隣接する通り穴との間の間隔を適当にすることが好ましい。一実施形態によると、通り穴と縫合糸の角部との間の間隔は、50μm〜1000μmであってもよい。例えば、50μm〜500μm、50μm〜300μm、100μm〜500μm、200μm〜800μmなどであってもよく、例えば50μm〜300μmであってもよい。いずれかの通り穴と隣接する通り穴との間の間隔は、300μm以上にしてもよく、好ましくは500μm以上にしてもよい。
本発明の実施形態によると、ホール部の製造時、刀、レーザー、プレス成形による射出成形、スタンピング及びパンチングなどを用いて通り穴を形成できるが、これらに限定されるものではない。一実施形態によると、ホール部を形成するための装置は、ダイカットモールド部400に位置することができる。この場合、かかり部を形成するための切断線の形成と同時に、ホール部の形成のための切込線の形成を行ってもよい。他の一実施形態によると、ホール部を形成するための装置は、ダイカットモールド部400とは別にダイカットモールド部400の前方または後方に位置して、かかり部を形成するための切断線の形成の前段階または後段階でホール部の形成を行ってもよい。
かかり部とホール部のいずれか一つ又は両方の形成が完了した縫合糸は、縫合糸巻取部600により巻き取ることができ、ダイカットモールド部400と縫合糸巻取部600との間に切断部700を配置し、縫合糸が一定の長さに巻き取られるように縫合糸を切断することができる。
10:予熱部を備える縫合糸の製造装置
20:予熱部を備えない縫合糸の製造装置
100:縫合糸供給部
200:予熱部
300:加圧ローラ部
311、321、331、311’、321’、331’:熱線
310、310’:第1加圧ローラ
320、320’:第2加圧ローラ
330、330’:第3加圧ローラ
400:ダイカットモールド部
500:ツイスター部
600:縫合糸巻取部
700:切断部
800:テンショナ

Claims (15)

  1. 縫合糸の原料糸を設定された温度条件で加熱する第1段階と、
    該第1段階で加熱された縫合糸の原料糸を加圧して平たい形状に圧縮成形する第2段階と、
    該第2段階で形成された圧縮成形糸の幅方向における両辺に切断線を形成し、前記切断線が形成された圧縮成形糸に長さ方向に引張力を加えてかかり部を形成する第3段階とを含み、
    前記切断線は、前記長さ方向に対して一定の角度で傾いた状態で一定間隔離隔して連続的に形成される、縫合糸の製造方法。
  2. 前記圧縮成形糸に一定間隔離隔して連続的に形成された多数の通り穴を形成するホール部形成段階をさらに含む、請求項1に記載の縫合糸の製造方法。
  3. 前記第3段階で切断線を形成する際に、前記圧縮成形糸の前記幅方向における両辺の間の部分に、長さ方向に沿って一定間隔離隔して連続的に形成された多数の通り穴を形成するための切込線を形成する、請求項1に記載の縫合糸の製造方法。
  4. 前記縫合糸は、長さ方向に沿って、
    第1かかり部と、第2かかり部と、前記第1かかり部と第2かかり部を連結する中心部とを備え、
    前記第1かかり部及び第2かかり部の各かかりの先端は、前記中心部を向くように対向して形成され、
    前記第1かかり部、第2かかり部及び中心部のうちの少なくとも一つの部分に、多数の通り穴からなるホール部が形成されている、請求項1に記載の縫合糸の製造方法。
  5. 前記第3段階は、前記かかり部が長さ方向に離隔して位置する第1かかり部及び第2かかり部とに区分され、前記第1かかり部と第2かかり部が中心部により連結されるように前記かかり部を形成するものである、請求項1に記載の縫合糸の製造方法。
  6. 前記設定された温度は、縫合糸の原料糸の融点以下ないしガラス転移温度以上の温度であることを特徴とする、請求項1に記載の縫合糸の製造方法。
  7. 前記圧縮成形する段階は、2回〜4回の加圧で行われる、請求項1に記載の縫合糸の製造方法。
  8. 前記かかり部形成段階は、前記切断線が形成された縫合糸に回転力を加える段階をさらに含む、請求項1に記載の縫合糸の製造方法。
  9. 長さ方向に沿って第1かかり部と、第2かかり部と、前記第1かかり部と第2かかり部を連結し、かかりを含まない中心部を備え、
    前記第1かかり部及び第2かかり部の各かかりの先端は、前記中心部を向くように対向して形成され、
    前記中心部に、多数の通り穴からなるホール部が形成されている、縫合糸。
  10. 前記第1かかり部と第2かかり部における前記中心部と連結されていない各末端に、長さ方向に沿って長い第1末端部及び第2末端部がさらに備えられている、請求項9に記載の縫合糸。
  11. 前記第1末端部及び第2末端部の少なくとも一方に、多数の通り穴からなるホール部が形成されている、請求項10に記載の縫合糸。
  12. 前記通り穴の直径が50μm〜300μmである、請求項9又は11に記載の縫合糸。
  13. 前記第1かかり部、第2かかり部、第1末端部及び第2末端部に前記ホール部が位置している、請求項11に記載の縫合糸。
  14. 長さ方向に沿って、第1かかり部と、第2かかり部と、前記第1かかり部と第2かかり部を連結する中心部と、前記第1かかり部と第2かかり部における前記中心部と連結されていない各末端に長さ方向に沿って長い第1末端部及び第2末端部とを備え、前記第1末端部及び第2末端部は、かかりを含んでおらず、前記第1末端部及び前記第2末端部の少なくとも一方に、多数の通り穴からなるホール部が形成されている、縫合糸。
  15. 前記通り穴の直径が50μm〜300μmである、請求項14に記載の縫合糸。
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