JP6650023B2 - 筐体構造および人工衛星 - Google Patents

筐体構造および人工衛星 Download PDF

Info

Publication number
JP6650023B2
JP6650023B2 JP2018502594A JP2018502594A JP6650023B2 JP 6650023 B2 JP6650023 B2 JP 6650023B2 JP 2018502594 A JP2018502594 A JP 2018502594A JP 2018502594 A JP2018502594 A JP 2018502594A JP 6650023 B2 JP6650023 B2 JP 6650023B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
housing
support
columns
panels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018502594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017150016A1 (ja
Inventor
積利 佐藤
積利 佐藤
廉 松澤
廉 松澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Publication of JPWO2017150016A1 publication Critical patent/JPWO2017150016A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6650023B2 publication Critical patent/JP6650023B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/10Artificial satellites; Systems of such satellites; Interplanetary vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/223Modular spacecraft systems
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/24Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control
    • B64G1/36Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control using sensors, e.g. sun-sensors, horizon sensors
    • B64G1/363Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control using sensors, e.g. sun-sensors, horizon sensors using sun sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/42Arrangements or adaptations of power supply systems
    • B64G1/44Arrangements or adaptations of power supply systems using radiation, e.g. deployable solar arrays
    • B64G1/443Photovoltaic cell arrays
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)

Description

本発明は、人工衛星などの筐体構造に関する。
人工衛星の筐体として、パネル状の外壁を持つ中空の筐体が提案されている(例えば特許文献1および2)。この筐体の外面には、太陽電池パネルやセンサ等が設置される場合があり、筐体の外壁はこのような電子部品の支持体としても利用される。
特開2011−240719号公報 特開2004−196138号公報
宇宙空間のように特殊な環境下においては、筐体外壁に対する電子部品の設置に関して、通常の環境よりも厳しい品質管理が要求され得る。例えば、電子部品を接着剤で筐体外壁に貼り付けることにより設置する場合、接着剤中に気泡が混入すると、宇宙空間において気泡が膨張し、電子部品が筐体外壁から分離してしまう場合がある。したがって、気泡の混入を防止しつつ電子部品の設置作業を行うことが要求される。
一方、筐体が中空体であることにより、電子部品の設置作業において、そのハンドリングが効率的に行えない場合がある。例えば、筐体が直方体形状のように多面体である場合、一面に対して電子部品の設置作業を行っている場合は他面に対して電子部品の設置作業を行うことが困難である。したがって、品質要求を満たしつつ、電子部品の設置作業を効率的に行うことが困難となっている。
本発明の目的は、筐体を構成するパネルに対して、電子部品の設置作業を容易化することにある。
本発明によれば、
第一の電子部品の収容空間を形成する筐体構造であって、
互いに平行に配置される複数の支柱と、
前記複数の支柱間に設けられ、外壁を構成する複数のパネルと、を備え、
前記複数のパネルのうちの少なくとも一つのパネルは、その外面に前記第一の電子部品と接続される第二の電子部品が設けられるパネルであり、
前記複数の支柱には、それぞれ、前記複数のパネルの縁部が挿入される溝が前記複数の支柱の長手方向に貫通するように形成され、
前記第二の電子部品は、前記縁部以外の位置に設けられる、
ことを特徴とする筐体構造が提供される。
また、本発明によれば、
電子部品の収容空間を形成する筐体と、
前記電子部品と接続される太陽電池パネルと、
を備えた人工衛星であって、
前記筐体は、
互いに平行に配置される複数の支柱と、
前記複数の支柱間に設けられ、外壁を構成する複数のパネルと、を備え、
前記複数のパネルのうちの少なくとも一つのパネルは、その外面に、前記太陽電池パネルが貼着されるパネルであり、
前記複数の支柱には、それぞれ、前記複数のパネルの縁部が挿入される溝が形成される、
ことを特徴とする人工衛星が提供される
本発明によれば、筐体を構成するパネルに対して、電子部品の設置作業を容易化することができる。
本発明の一実施形態に係る人工衛星の斜視図。 図1の人工衛星の分解斜視図。 図1のI-I線断面図。 図3のII-II線断面図および部分拡大図。 別例の人工衛星の一部を分解した斜視図。 別例の人工衛星の斜視図。 図6Aの人工衛星の分解斜視図。 別例の人工衛星の斜視図。 図7Aの人工衛星の分解斜視図。
<第一実施形態>
図1〜図4を参照して本発明の一実施形態に係る人工衛星について説明する。図中、矢印X、Y、Zは互いに直交する方向を示す。図1は本発明の一実施形態に係る人工衛星Aの斜視図である。図2は人工衛星Aの分解斜視図である。図3は図1のI-I線断面図である。図4は図3のII-II線断面図および部分拡大図である。
人工衛星Aは、画像の撮影機能を備えた衛星であって、筐体1と、筐体1の外面に支持された複数の太陽電池パネル2とを備える。筐体1は全体として立方体形状を有しており、太陽電池パネル2は筐体1の四つの側面にそれぞれ二つずつ設けられている。太陽電池パネル2は太陽光を受けて発電し、筐体1内に収容される電子部品と接続されて電力を供給する。
筐体1は、複数の支柱11と、複数のパネル12と、複数の支持枠13と、天部パネル14と、底部パネル15とを備える。以下、筐体1の筐体構造について説明する。
支柱11は四本設けられており、互いに平行に配置されている。各支柱11は、立方体形状をなす筐体1の四隅のうちのいずれか一つに位置している。支柱11は一体成形品であり、例えば、アルミの押し出し成形品である。
支柱11は、その長手方向をZ方向とする四角柱状の部材である。支柱11の四つの側面のうち、隣接する二つの側面には溝111が形成されている。本実施形態の場合、溝111は、支柱11の長手方向に貫通するように形成されており、支柱11の側面に開口するだけでなく、長手方向の両端部114にも開口している。この溝111にはパネル12のX方向またはY方向の両縁部が挿入される。
支柱11の両端部114には、それぞれ、ネジ部115が形成されている。二つのネジ部115は本実施形態の場合、Z方向に延びるネジ穴であるが、ネジ軸であってもよい。あるいは、二つのネジ部115のうちの一方がネジ穴で、他方がネジ軸であってもよい。ネジ部115は、支柱11の両端部114に、それぞれ、支持枠13を固定するために用いられる。また、支柱11は、ネジ部115を利用して支柱11を長手方向に連結可能であり、全長を長くした支柱11を簡易に得ることが可能である。具体例については第四実施形態として後述。
支柱11の四つの角部のうち、外側に位置する角部には凹部112が形成されている。この凹部112には複数の取付穴113が開口している。取付穴113は二つ形成されており、支柱11を、その対角線方向に貫通している。この取付穴113にはネジが挿入され、筐体11の内部に配置される支持体6が固定される。支柱11の四つの角部のうち、内側に位置する角部には支持体6との当接面を確保するために面状に形成されている。
支持枠13は正方形状の枠体であり、二つ設けられている。一方の支持枠13は四つの支柱11の一方の端部114を連結し、他方の支持枠13は四つの支柱11の長手方向の他方の端部114を連結する。支持枠13の四隅には取付穴131が形成されており、ネジを取付穴131を通してネジ部115に螺合することで、支持枠13と支柱11とが互いに固定される。
四つの支柱11と二つの支持枠13とを組み立てることで、立方体形状の骨格が形成される。支持枠13の四隅は、支柱11の溝111を閉鎖しないように切り欠きが形成されており、骨格形成後も支柱11の端部114において、溝111は支持枠13に塞がれずに開放した状態にある。
支持枠13の四辺の中間部分には、取付穴132が形成されている。取付穴132にはナットが固着され、ネジによって天部パネル14または底部パネル15が固定される。
複数のパネル12は、筐体1の外壁を構成する。本実施形態の場合、パネル12は四つ設けられており、筐体1の四つの側面を形成する。各パネル12は正方形の平坦なパネルであり、そのX方向またはY方向の両縁部が、隣接する支柱11の各溝111に挿入され、隣接する支柱11間をつなぐようにして配置される。パネル12を溝111に挿抜する構成としたことで、パネル12を分離自在に支柱11に装着できる。
各パネル12は、例えば、アルミ板等の板材の表面に絶縁材を被覆して形成することができる。絶縁材は可撓性を有する材料、例えば、樹脂の薄膜とすることができる。絶縁材が可撓性を有することで、溝111に対してパネル12をがたつきなくしっかりと係止することができる。
四つの支柱11と、四つのパネル12とを組み立てると、これらによって角筒、特に四角筒が形成される。このとき、図の拡大図に示すように、パネル12の外面および太陽電池パネル2は、隣接する支柱11の外面を含む仮想面Lよりも内側に位置している。このため、パネル12の外面および太陽電池パネル2が、四つの支柱11によって、外部から保護することができる。例えば、人工衛星Aを四角筒状の収容器に収容してロケットに格納し、宇宙空間において収容器からZ方向に放出する際、収容器の内壁面と四つの支柱11とは接触するものの、パネル12や太陽電池パネル2を内壁面から僅かに離間させることができ、パネル12や太陽電池パネル2の表面が擦れる等の損傷を受ける事態を回避できる。
天部パネル14は、外形の輪郭が正方形状のパネルであり、筐体1の天壁を構成する。天部パネル14の中央部には、光を通過させる開口部141が形成されている。開口部141は、レンズ鏡筒3の光軸と同心の露光開口部を形成する。
天部パネル14の四辺には、その周縁を90度折り曲げて形成された、Z方向に延びるストッパ142が形成されている。ストッパ142は、パネル12の外側に位置し、パネル12が溝111から脱落することを防止する。
天部パネル14には、また、取付穴143が形成されている。ネジを取付穴143に通して、支持枠13の取付穴132に固着されたナットに螺合することで、天部パネル14が支持枠13に固定される。
底部パネル15は、外形の輪郭が正方形状の枠体であり、筐体1の底壁を構成する。底部パネル15の四隅には、取付穴151が形成されており、脚部16のネジ軸を取付穴131、151を通してネジ部115に螺合することで、底部パネル15および支持枠13と支柱11とが互いに固定される。脚部16は四つ設けられており、底部パネル15の四隅に位置しており、そのZ方向の端部がネジ軸になっている。
底部パネル15の四辺には、その周縁を90度折り曲げて形成された、Z方向に延びるストッパ152が形成されている。ストッパ152は、パネル12の外側に位置し、パネル12が溝111から脱落することを防止する。
筐体1の内部の収容空間10には、レンズ鏡筒3と、駆動ユニット4と、支持体6と、複数の基板5と、支持体7とを備える。
レンズ鏡筒3はZ方向に光軸が設定された焦点距離が可変のレンズ鏡筒であり、例えば、カセグレン型の望遠鏡である。駆動ユニット4はレンズ鏡筒3の焦点距離を変更するユニットであり、モータあるいはソレノイド等のアクチュエータを含む。複数の基板5には、レンズ鏡筒3を通る光が結像され、画像を撮影する撮像素子や、各種のセンサ、姿勢制御ユニット、電源回路、制御回路等が実装され、これらの電子部品の電力は太陽電池パネル12から供給される。
支持体6はレンズ鏡筒3を支持すると共に、四つの支柱11が接続されてこれらの立体の剛性を向上する補強部材である。支持体6は、正方形の板状の本体61の四隅に柱状の連結部62が形成された部材である。レンズ鏡筒3は本体61の中央部に支持され、連結部62は支柱11の、凹部112の反対側に当接する。連結部62には、凹部112に形成された各取付穴113に対応するネジ穴63が形成されており、凹部112側からネジを取付穴113に挿通し、ネジ穴63に螺合することで支持体6と支柱11とが互いに固定される。支持体6がレンズ鏡筒3の支持と、四つの支柱11の補強とを兼用することで、部品点数を減らすことができる。凹部112を設けたことで、ネジの頭部が凹部112内に収まり、筐体1の外方へ突出しない。これにより、例えば、人工衛星Aを四角筒状の収容器に収容してロケットに格納し、宇宙空間において収容器からZ方向に放出する際、収容器の内壁面にネジの頭部が引っかかって放出不良が発生する事態を回避できる。
支持体7は、主に基板5を支持する正方形状の枠体であり、その四隅には柱状のベース部71が形成されている。このベース部71は複数の基板5のうちの一つが挿入されるスリットを有して、この基板5を支持すると共に、支持軸72が立設されている。支持軸72は支持体6の連結部62とベース部71との間を連結し、残りの基板5が支持軸72に支持されている。
なお、基板5は、X又はY方向に引き出し可能に設けてもよい。例えば、支持軸72に切り欠き部を設け、パネル12を外した状態で、切り欠きに沿って基板5をX方向又はY方向に抜き差しできるようにしてもよい。これにより、パネル12を取り外すだけで基板5を交換等できるため、基板5の交換にあたって周辺の構造体を全て分解又は取り外さなければならない事態を防ぐことができる。
係る構成からなる人工衛星Aでは、パネル12が支柱11と分離可能であるので、骨格部分の組立てと、パネル12に対する太陽電池パネルの設置とを別々に行うことができる。
例えば、四つの支柱11と二つの支持枠13とを組み立てることで、立方体形状の骨格が形成され、これに支持体6および7によってレンズ鏡筒3、駆動ユニット4および基板5を組み付けておくことができる。
並行して、パネル12に太陽電池パネル2を設置する作業を行う。太陽電池パネル2は例えばパネル12の外面に接着剤によって貼着される。この貼り付け作業において接着剤に気泡が混入すると、宇宙空間において気泡が膨張して太陽電池パネル2の剥離を招く場合がある。また、太陽電池パネル2は、パネル12のうち、溝111に挿入される縁部以外の位置に設ける必要がある。
本実施形態の場合、筐体1とは分離した部材単体の状態で、パネル12に太陽電池パネル2を貼り付けることができるので、気泡の混入防止や、太陽電池パネル2の位置決めを正確に行える環境下で、効率的に設置作業を行える。したがって、筐体1を構成するパネル12に対して、太陽電池パネル2の設置作業を容易化することができる。また、その後の保管も、筐体1のように立体形状の状態よりも、パネル状態で保管できるので、保管スペースの削減等において有利である。
骨格部分の組立てと、パネル12に対する太陽電池パネルの設置とが完了するとこれらを組み立てる。支柱11の溝111は、支持枠13の取付け後においても、端部114において開口しているので、ここからパネル12を差し込んで支柱間11にパネル12を組み付けることができる。パネル12の差し込みの際、太陽電池パネル2は溝111に挿入される縁部以外の位置に貼り付けられているので、支柱11と太陽電池パネル2とが干渉することはない。最後に天部パネル14、底部パネル15並びに脚部16を取り付けて人工衛星Aが完成する。
本実施形態の筐体1の構造は、構成が比較的簡素であることから、比較的小型の人工衛星、例えば、1Uと呼ばれる10cm角のキューブ型の人工衛星等に適用容易である。
<第二実施形態>
支持体6および支持体7の構成としては、種々の構成が採用可能であり、図5はその別例である支持体6’、支持体7’を例示している。図5は、第一実施形態の人工衛星Aにおいて支持体6および支持体7に代えて支持体6’、支持体7’を採用した人工衛星A’を示している。同図は人工衛星A’の四つのパネル12のうちの二つを取り外した状態を示している。
支持体6’は、第一実施形態の本体61、連結部62に相当する本体61’と、四つの連結部62’とを含み、第一実施形態の本体61、連結部62よりも剛性を高めた構成としている。支持体7’は本体61に連結されており、その四隅からZ方向に延びる軸部72’により複数の基板5を支持している。
<第三実施形態>
第一実施形態の人工衛星Aは立方体形状をなしているが、直方体形状に構成することも可能である。図6Aおよび図6Bは本発明の別の実施形態に係る人工衛星Bの斜視図と分解斜視図である。人工衛星Bのうち、人工衛星Aと同じ構成については同じ符号を付して説明を省略し、異なる構成を説明する。
人工衛星Bは、支柱11、パネル12に代わる支柱11B、パネル12Bを備える。支柱11Bおよびパネル12Bは、支柱11、パネル12よりもZ方向の長さを長くしたものであり、これにより人工衛星Bは人工衛星Aよりも全長が長くなっている。全長が長いことにより、内部の収容空間10の容積を大きくして積載物を多くすることができ、また、より焦点距離が長いレンズ鏡筒3を採用可能となる。
逆に言うと、支柱11およびパネル12を支柱11B、パネル12Bに代えるだけで、他の部品を共用しながら、異なる全長の筐体1を得ることができる。本実施形態は、例えば、2Uと呼ばれる全長20cmの人工衛星等に適用容易である。
<第四実施形態>
第三実施形態よりも全長が長い人工衛星を構築することも可能である。図7Aおよび図7Bは本発明の別の実施形態に係る人工衛星Cの斜視図と分解斜視図である。人工衛星Cのうち、人工衛星AやBと同じ構成については同じ符号を付して説明を省略し、異なる構成を説明する。
人工衛星Cも、人工衛星Bと同様に支柱とパネルのZ方向の全長を延ばすことで、全長を長くしているが、支柱については第一実施形態の支柱11と第実施形態の支柱11Bとを連結して用い、パネルのみ専用品(パネル12C)としている。支柱11と支柱11Bとは、ネジ部115を利用して互いに連結される。支柱11の溝111と支柱11Bの溝111とが連続するので、これらの連結体の端部からパネル12Cを差し込むことができる。
本実施形態は、例えば、3Uと呼ばれる全長30cmの人工衛星等に適用容易である。支柱11を1U用の支柱、支柱11Bを2U用の支柱とし、支柱11と支柱11Bとを連結して3U用の支柱とすることができる。これにより、全長が異なる複数種類の筐体を簡単に用意できる。
<他の実施形態>
上記各実施形態では、パネル12〜12Cに太陽電池パネル2を設置したが、設置する電子部品はこれに限られず、センサであってもよい。センサは例えば太陽の方位を検知する方位センサ等であってもよい。また、パネル12〜12Cに設置される電子部品が複数種類あってもよい。電子部品の設置方法は、接着剤の貼り付けに限られず、ネジ止めや嵌合等であってもよい。本実施形態では、パネル12〜12Cは筐体1とは分離した部材単体の状態で、電子部品を設置できるので、位置決め精度や固定精度が要求される場合であっても、電子部品の設置作業においてその取扱いが比較的容易である。
また、上記各実施形態では、本発明の筐体構造を人工衛星に適用した例を説明したが、本発明の筐体構造は電子部品が外面に設置される他の用途にも適用可能である。
また、上記各実施形態の筐体1では、複数の支柱11等と複数のパネル12等とが四角筒状の筒体を形成する例を説明したが、三角筒状や六角筒状等、他の多角筒状の筒体を形成してもよい。更に、円筒状、楕円筒状の筒体を形成してもよい。
また、上記各実施形態の筐体1では、複数の支柱11等と複数のパネル12等とを、溝111にパネル12等の縁部を挿入する取付構造とすることで、互いに分離可能な構造としたが、取付構造はこれに限られず、ネジ止めや穴と軸の嵌合等、他の係合構造であってもよい。
なお、上記各実施形態の筐体1では、複数の支柱11で囲まれた空間を横切るように対向する支柱11を連結して筐体1の剛性を補強する補強部材(図2の支持体6,支持体7、あるいは図5の支持体6’,支持体7’)を設けた構造をそれぞれ例示したが、例えば、用途に応じて筐体の強度が保てる場合には、このような補強部材を設けなくてもよいし、仮に補強部材を設ける場合であっても梁状に設けずパネル状の板部材を補強部材として設けてもよいし、枠部材により複数の支柱11を取り囲むように補強してもよいし、これらを適宜組み合わせて補強してもよい。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

Claims (7)

  1. 第一の電子部品の収容空間を形成する筐体構造であって、
    互いに平行に配置される複数の支柱と、
    前記複数の支柱間に設けられ、外壁を構成する複数のパネルと、を備え、
    前記複数のパネルのうちの少なくとも一つのパネルは、その外面に前記第一の電子部品と接続される第二の電子部品が設けられるパネルであり、
    前記複数の支柱には、それぞれ、前記複数のパネルの縁部が挿入される溝が前記複数の支柱の長手方向に貫通するように形成され、
    前記第二の電子部品は、前記縁部以外の位置に設けられる、
    ことを特徴とする筐体構造。
  2. 記第二の電子部品は、前記縁部以外の位置において接着剤により前記パネルに貼り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の筐体構造。
  3. 前記複数の支柱の両端部には、他の前記支柱を連結可能なネジ部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の筐体構造。
  4. 前記複数の支柱と前記複数のパネルとは、角筒を形成し、
    前記パネルの外面および前記第二の電子部品は、隣接する前記支柱の外面を含む仮想面よりも内側に位置している、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の筐体構造。
  5. 前記第二の電子部品は、太陽電池パネルまたはセンサである、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の筐体構造。
  6. 電子部品の収容空間を形成する筐体と、
    前記電子部品と接続される太陽電池パネルと、
    を備えた人工衛星であって、
    前記筐体は、
    互いに平行に配置される複数の支柱と、
    前記複数の支柱間に設けられ、外壁を構成する複数のパネルと、を備え、
    前記複数のパネルのうちの少なくとも一つのパネルは、その外面に、前記太陽電池パネルが設けられるパネルであり、
    前記複数の支柱には、それぞれ、前記複数のパネルの縁部が挿入される溝が形成される、
    ことを特徴とする人工衛星。
  7. 前記電子部品は、前記複数の支柱に接続される支持体に支持される、
    ことを特徴とする請求項に記載の人工衛星。
JP2018502594A 2016-02-29 2017-01-25 筐体構造および人工衛星 Active JP6650023B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016037945 2016-02-29
JP2016037945 2016-02-29
PCT/JP2017/002500 WO2017150016A1 (ja) 2016-02-29 2017-01-25 筐体構造および人工衛星

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017150016A1 JPWO2017150016A1 (ja) 2018-12-20
JP6650023B2 true JP6650023B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=59743939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018502594A Active JP6650023B2 (ja) 2016-02-29 2017-01-25 筐体構造および人工衛星

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11117682B2 (ja)
EP (1) EP3424823B1 (ja)
JP (1) JP6650023B2 (ja)
WO (1) WO2017150016A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITUB20152728A1 (it) * 2015-07-31 2017-01-31 D Orbit S R L Sistema di propulsione per satelliti artificiali di piccole dimensioni, satellite incorporante detto sistema di propulsione e metodo di gestione di detto sistema di propulsione
WO2019167176A1 (ja) * 2018-02-28 2019-09-06 三菱電機株式会社 電子部品装置
CN109795717A (zh) * 2019-03-05 2019-05-24 四川星空年代网络通信有限公司 一种具备自动储能利用的卫星
CN113353288B (zh) * 2021-06-03 2024-04-19 中国科学院软件研究所 一种面向软件定义卫星的结构

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852037A (ja) * 1981-09-21 1983-03-28 セテツク・コ−ポレ−シヨン 箱構造
JPH0685218U (ja) * 1993-05-25 1994-12-06 株式会社トモエ 内箱を引出状に収納する外箱ケースのコーナー部組立部材。
US20020023391A1 (en) * 1997-09-03 2002-02-28 Nymark R. Paul Wall and display systems and components
WO2001038896A1 (en) * 1999-11-19 2001-05-31 Centre For Research In Earth And Space Technology Sun sensors using multi-pinhole overlays for detection of satellite attitude
JP3896416B2 (ja) 2002-12-19 2007-03-22 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 人工衛星の構造体
US6952530B2 (en) * 2003-12-19 2005-10-04 The Aerospace Corporation Integrated glass ceramic systems
EP1598874A1 (en) * 2004-05-19 2005-11-23 Dutch Space B.V. Solar cell assembly
US20060185277A1 (en) * 2004-08-16 2006-08-24 Utah State University Modular platform system
US20070038534A1 (en) * 2005-08-01 2007-02-15 Stanley Canter Distributed peak power tracking solar array power systems and methods
US20090032530A1 (en) * 2007-07-30 2009-02-05 Pacific Container Network, Inc. Joint structure for portable work and storage container
US20110296675A1 (en) * 2009-08-26 2011-12-08 Roopnarine Means for rapidly assembling a spacecraft
US9016485B1 (en) * 2014-06-13 2015-04-28 Sun Yu Ta Co. Ltd. Combination rack structure
JP5586012B2 (ja) 2010-05-14 2014-09-10 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 衛星システム
US9150313B2 (en) * 2012-08-06 2015-10-06 Cal Poly Corporation CubeSat system, method and apparatus
US9637248B2 (en) * 2013-03-15 2017-05-02 The Boeing Company Component deployment system
CN103303494B (zh) * 2013-05-30 2016-02-17 西北工业大学 具有自搭载发射功能的新型纳卫星结构
US10640237B2 (en) * 2014-01-14 2020-05-05 Made In Space, Inc. Spacecraft having electronic components as structural members and related methods
US9708080B2 (en) * 2014-06-24 2017-07-18 Los Alamos National Security, Llc Space vehicle chassis
US9853353B2 (en) * 2014-06-24 2017-12-26 Los Alamos National Security, Llc Space vehicle electromechanical system and helical antenna winding fixture
DE102015206713A1 (de) * 2015-04-15 2016-10-20 Airbus Operations Gmbh Bausatz und Verfahren für einen Gehäuseaufbau eines Monuments für eine Fahrzeugkabine
EP3095714A1 (de) * 2015-05-19 2016-11-23 Airbus DS GmbH Modularer satellit
US11802486B2 (en) * 2017-11-13 2023-10-31 General Electric Company CMC component and fabrication using mechanical joints
US20190284947A1 (en) * 2018-03-14 2019-09-19 General Electric Company Cmc shroud segment with interlocking mechanical joints and fabrication
US11005165B2 (en) * 2018-03-28 2021-05-11 Calpoly Corporation Cubesat antenna system
US10538341B1 (en) * 2018-07-06 2020-01-21 Vector Launch Inc. Self-mating modular satellite bus
WO2020072350A1 (en) * 2018-10-01 2020-04-09 Massachusetts Institute Of Technology Staging of ion propulsion thrusters
US11492120B2 (en) * 2019-06-10 2022-11-08 B/E Aerospace, Inc. Ultra light weight composite aircraft galley architecture

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2017150016A1 (ja) 2018-12-20
US20180354656A1 (en) 2018-12-13
EP3424823A4 (en) 2019-03-13
WO2017150016A1 (ja) 2017-09-08
EP3424823B1 (en) 2021-08-18
EP3424823A1 (en) 2019-01-09
US11117682B2 (en) 2021-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6650023B2 (ja) 筐体構造および人工衛星
US8369702B2 (en) Electronic devices with component mounting structures
CN107455005B (zh) 相机及拍摄组件
JP2017037772A (ja) 電池パック
TW201345111A (zh) 音圈馬達及使用該音圈馬達之相機模組
JP2018059986A (ja) 撮像装置
JP2010019768A (ja) 複合アリ溝摺動ステージ
McGuire et al. A CubeSat deployable solar panel system
US10620443B2 (en) Virtual imaging display device
CN108609156A (zh) 无人飞行器及其机身组件
JP5300452B2 (ja) 電子機器
US9541239B2 (en) Lighting device and corresponding method of assembly
JP6789457B2 (ja) 表示装置
JP2007264115A (ja) カメラモジュール
WO2015184633A1 (zh) 镜头模组
JP2009273111A5 (ja)
TWI479777B (zh) 音圈馬達
CN208498779U (zh) 无人飞行器及其机身组件
JP2009128525A (ja) 撮像装置
KR101756160B1 (ko) 카메라 모듈의 수리 및 교체가 용이한 cctv
US9078339B2 (en) Display device, assembly method of a display device and assembly structure for use in a display
US8085485B1 (en) Lens barrel support structure and optical device
RU2762452C1 (ru) Многоцелевая модульная платформа для создания космических аппаратов нанокласса
TWM515030U (zh) 具有支撐結構的太陽能裝置
KR20140009764A (ko) 샌드위치 허니컴 패널을 이용한 디스플레이 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180827

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190510

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6650023

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250