JP6649136B2 - 魚釣り用リール - Google Patents

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本発明は、釣り竿に取り付けて釣り糸を巻き取る魚釣り用リールに関し、特に、それに係るハンドル装置に関する。
魚釣り用リールの一つとして、両軸受け式魚釣り用リールがある。この種のリールは、リール本体内の左右両側に配置した軸受けに回転自在に支持する釣り糸巻き取り用のリールを備え、このリールの回転中心軸であるリール軸を回転させるために、歯車装置を介してリール本体から延出するハンドル軸に取り付けたハンドルアームを回転させることにより、リールに釣り糸の巻き取り操作を行うハンドル装置を備える。
このハンドル装置は、ハンドルアームの一端側に取り付けたハンドルシャフト(ハンドルノブ軸)に回転自在に取り付けたハンドルノブを備えており、このハンドルノブを握った状態で、ハンドルアームを回転させることにより、リールが回転して釣り糸をリールに巻き取るものがある(特許文献1参照)。
特開2014−064494号公報
このような釣り用リールのハンドル装置は、ハンドルシャフトを覆うように、ハンドルノブからハンドルアーム側へ延びるハンドルノブ支持軸部を備えており、釣り糸の巻き取り操作時に、ハンドルノブを握った方の手の親指と人差し指によってハンドルノブを覆い被せるように握るため、強引な力によってリールに釣り糸を巻き取るようになり、微妙な魚の合わせができ難い。
本発明は、この点に鑑み、ハンドルノブを握る手の指で、ハンドルノブ支持軸部のハンドルアームに近接する部分を掴む状態で、ハンドルアームを回転させる操作を行う場合、その操作を安定して行うことができること。また、ハンドルノブを握る手の親指と人差し指で、ハンドルノブ支持軸部のハンドルアームに近接する部分を掴んで魚とのやり取りを行うことにより、余分な力を入れずに微妙にコントロールすることにより、魚が釣り針から外れずに吊り上げることができる魚釣り用リールのハンドル装置を提供する。
本発明は、
ハンドルアームの一端側に取り付けたハンドルシャフトに回転自在に取り付けられ、前記ハンドルアームを回転させて釣り糸の巻き取り操作を行うハンドルノブを有する魚釣り用リールにおいて、
前記ハンドルシャフトを覆うように前記ハンドルノブから前記ハンドルアーム側へ延びるハンドルノブ支持軸部の前記ハンドルアームに近接する部分に、前記ハンドルノブを握る方の手の指によって掴まれる掴み部を外面に有し、前記ハンドルノブ支持軸部に正方向と逆方向に回転可能または所定角度範囲内で正方向と逆方向に回動可能に取り付けられたハンドルノブロータを備えることを特徴とする。
また、本発明は、
前記ハンドルノブロータと前記ハンドルノブ支持軸部の外面との間に圧縮状態に保持され、前記ハンドルノブロータに所定の回動抵抗または回転抵抗を付与する弾性リングを備える、ことを特徴とする。
また、本発明は、
前記ハンドルノブ支持軸部は、前記弾性リングを収容する環状溝を前記ハンドルノブ支持軸部の外面に備え、
前記ハンドルノブロータと前記ハンドルノブ支持軸部の外面との間に、前記弾性リングを挟む位置に配置され、前記ハンドルノブロータが前記弾性リングを圧縮状態で、回動可能または回転可能に支持する軸受け部材を備える、ことを特徴とする。
また、本発明は、
前記ハンドルノブ支持軸部に対する前記ハンドルノブロータの回動範囲制限装置を備え、
前記回動範囲制限装置は、前記ハンドルノブ支持軸部の外面の一部に形成された制御面と、
前記ハンドルノブロータから前記制御面に向かって延びる制御突起を備え、
前記ハンドルノブロータの正方向回動及び逆方向回動に伴って生じる前記制御突起と前記制御面の当接にて、前記ハンドルノブロータの正方向及び逆方向の回動範囲が制限される、
ことを特徴とする。
また、本発明は、
前記制御突起は、前記制御面との間隔を調整可能に前記ハンドルノブロータに螺合状態に設けられた
ことを特徴とする。
また、本発明は、
前記制御突起と前記制御面との間隔が最大となる位置が回動中心位置であり、前記制御突起と前記制御面が当接する位置が前記ハンドルノブロータの回動停止位置である、
ことを特徴とする。
また、本発明は、
前記ハンドルノブ支持軸部を前記ハンドルシャフトに回転可能に支持すべく、前記ハンドルシャフトの前記ハンドルアームに近い部分に取り付けた前部のボールベアリングと前記ハンドルシャフトの前記ハンドルアームより遠い部分に取り付けた後部のボールベアリングを備え
前記弾性リングは前記前部のボールベアリングよりも後方で前記前部のボールベアリングと前記後部のボールベアリングの間に配置され、
前記回動範囲制限装置は、前記弾性リングと前記前部のボールベアリングの間の位置に配置された、
ことを特徴とする。
また、本発明は、
前記回動範囲制限装置による前記ハンドルノブロータの回動範囲が、10度乃至120度である、
ことを特徴とする。
本発明では、ハンドルシャフトを覆うようにハンドルノブからハンドルアーム側へ延びるハンドルノブ支持軸部のハンドルアームに近接する部分に、ハンドルノブを握る方の手の指によって掴まれる掴み部を外面に有し、ハンドルノブ支持軸部に正逆回動可能または正逆回転可能に取り付けられたハンドルノブロータを備える。
このため、ハンドルノブを握った方の指で掴み部を掴む場合の感覚を、その人に好ましい状態に移動させることができ、ハンドル操作を違和感なく行えるものとなる。
また、ハンドルノブロータは、掴み部を指でしっかりと掴むことができるため、ハンドルノブを回転操作する場合、その操作を安定して行うことができる。このため、掴み部を掴む指が、ハンドルアームの側面へ延出することにより怪我することが予防できるものとなる。
また、ハンドルノブロータはハンドルノブ支持軸部に対し、所定の回動抵抗または回転抵抗でもって正逆回動可能または正逆回転可能とする。この所定の回動抵抗または回転抵抗は、工具なしに、ハンドルノブロータを指で摘んで回すことができるが、単独では自由に回転することのない状態である。このため、一旦所定位置に設定すれば、連続して行う釣り状況下では、その所定位置を保持できることとなり、釣り糸巻き取り操作ごとに設定する必要がなく、安定して魚とのやり取りができる。
また、ハンドルノブロータに所定の回動抵抗または回転抵抗を付与する手段として、ハンドルノブロータとハンドルノブ支持軸部の外面との間に圧縮状態に保持される弾性リングを備えることにより、ハンドルノブロータに付与する回動抵抗または回転抵抗の形成が、低コストで、組み立てし易い構成で以って達成できる。
また、ハンドルノブロータとハンドルノブ支持軸部の外面との間に、弾性リングを挟む位置に配置され、ハンドルノブロータが弾性リングを圧縮状態で、回動可能または回転可能に支持する軸受け部材を備えるため、ハンドルノブロータに所定の回動抵抗または回転抵抗を付与する手段が形成し易く、且つ
ハンドルノブロータの回動または回転を円滑に行える構成となる。
本発明では、回動範囲制限装置によって、ハンドルノブ支持軸部に対するハンドルノブロータの回動範囲が制限される。このため、ハンドルノブロータの回動範囲の標準的な設定としては、例えば、釣りに精通した人が片方の手でハンドルノブを握り、その状態でハンドルノブを握る方の手の指によって掴み部を掴みやすい状態を見定め、その位置を基準位置(中心位置)と定める。その基準位置(中心位置)から正方向と逆方向へ略同じ角度範囲でハンドルノブロータを回動できるように制御面と制御突起の関係を設定する。このように設定した状態で出荷すれば、魚釣り用リールを購入した人は、標準設定されたものを自分の好みに応じた位置にハンドルノブロータを回動して調整できるため、調整がし易く、違和感なく釣りができることとなる。
また、回動範囲制限装置は、ハンドルノブ支持軸部の外面の一部に形成された制御面と、ハンドルノブロータから制御面に向かって延びる制御突起によって構成することによって、ハンドルノブロータで覆われた部分に回動範囲制限装置を設けることができるため、回動範囲制限装置の保護が可能となる。
また、制御突起と制御面との間隔が最大となる位置が回動中心位置であり、制御突起と制御面が当接する位置がハンドルノブロータの回動停止位置であるため、制御突起と制御面が当接する位置によって回動範囲を狭くも広くもできる。このため、例えば平面形状の制御面である場合、その制御面の中心位置における制御突起との間隔を狭く設定すればハンドルノブロータの回動範囲が狭くなり、その制御面の中心位置における制御突起との間隔を広く設定すればハンドルノブロータの回動範囲が広くなり、メーカー出荷時点でハンドルノブロータの回動範囲を、例えば30度に設定することができる。これによって、釣り人を含めた市場の要求に適合し易くなる。
また、このハンドルノブロータの回動範囲を、魚釣り用リールを購入した人が任意に変更できるようにするためには、制御面との間隔を調整可能に、制御突起をハンドルノブロータに螺合状態に設けることにより、魚釣り用リールを購入した人が制御突起をドライバー等によって回すことにより、その調整が可能となり、釣り人の要求に適合した魚釣り用リールとなる。
また、回動範囲制限装置が弾性リングと前部のボールベアリングの間の位置に配置されることにより、ハンドルシャフトに対するハンドルノブ支持軸部の回転可能状態の支持機能と、ハンドルノブ支持軸部に対するハンドルノブロータを所定の回動抵抗を保つ支持機能を維持しつつ、その構成がコンパクト化できるため、新機能を有するコンパクトなハンドル装置を提供できる。
また、回動範囲制限装置によるハンドルノブロータの回動範囲を10度乃至120度のいずれかの、例えば30度に設定することにより、釣り人がハンドルノブロータを好みの位置に設定し易くなる。
本発明に係るハンドル装置を断面で示す説明図である。 図1のハンドルアームの先端部の拡大図である。 図1のハンドルアーム側から見た図である。 本発明に係るハンドルノブロータの図であり、(イ)はハンドルノブロータの前面図、(ロ)は図(イ)のA−A断面図である。 本発明に係るハンドルノブロータが所定角度範囲で回動する構成部分の断面図である。 本発明に係るハンドルノブロータをハンドルノブ7側からハンドルアーム側を見た図であり、(イ)図は、本発明に係るハンドルノブロータを基準位置(中心位置)STに設定した状態を示す説明図である。(ロ)図は、本発明に係るハンドルノブロータを基準位置(中心位置)STから左へ最大回動させた状態を示す説明図である。(ハ)図は、ハンドルノブロータを基準位置(中心位置)STから右へ最大回動させた状態を示す説明図である。 本発明に係るハンドルノブロータの回動に係る制御面と制御突起との関係を相対的に示す説明図である。 本発明に係る魚釣り用リールの釣り竿の竿先方向に向かって右側の側面図(竿先から見た状態では左側面図)である。
本発明は、
ハンドルアームの一端側に取り付けたハンドルシャフトに回転自在に取り付けられ、前記ハンドルアームを回転させて釣り糸の巻き取り操作を行うハンドルノブを有する魚釣り用リールにおいて、
前記ハンドルシャフトを覆うように前記ハンドルノブから前記ハンドルアーム側へ延びるハンドルノブ支持軸部の前記ハンドルアームに近接する部分に、前記ハンドルノブを握る方の手の指によって掴まれる掴み部を外面に有し、前記ハンドルノブ支持軸部に正方向と逆方向に回転可能または所定角度範囲内で正方向と逆方向に回動可能に取り付けられたハンドルノブロータを備える。
本発明を釣り用リールのうちの一つである両軸受け式魚釣り用リールに適用した場合の実施形態を以下に記載する。
本発明に係る両軸受け式魚釣り用リールは、前記特開2014−064494号のように、リール本体に回転自在に支持するリールと、前記リールを回転させるためのハンドル軸に取り付けたハンドルアーム5と、ハンドルアーム5の一端側に取り付けたハンドルシャフト6に回転自在に取り付けられ、回転によって前記リールに釣り糸の巻き取り操作を行う際に手で握るハンドルノブ7を有するハンドル装置8を備える。
ハンドルアーム5、ハンドルシャフト6、ハンドルノブ支持軸部7B及びハンドルノブ7によってハンドル装置8を構成する。 以下、ハンドル装置8について記載する。
ハンドルシャフト6は、後述のように、固定ネジ20によってハンドルアーム5に非回転状態に取り付けられる。ハンドルシャフト6は、ハンドルアーム5に近い部分と遠い部分にボールベアリング10及び11を備える。
ハンドル操作をする掌で握るハンドルノブ7は、製作上から第1握り部71と第2握り部72の組み合わせで構成され、ハンドルノブ7から延びるハンドルノブ支持軸部7Bが一体化した構成である。
ハンドルノブ支持軸部7Bは、断面円形状の筒状をなし、ハンドルシャフト6を覆うようにハンドルシャフト6に組み合わされ、ハンドルシャフト6の前部と後部に取り付けたボールベアリング10及び11によって、ハンドルシャフト6に回転可能に支持される。
ボールベアリング10は、その外輪10Bがハンドルノブ支持軸部7Bの先端側の段部に当接する状態で、内輪10Aがハンドルシャフト6に嵌合状態に取り付けられる。また、ボールベアリング11は、その外輪11Bがハンドルノブ支持軸部7Bの後端側の段部に当接し、内輪11Aがハンドルシャフト6の後端拡大部6Pに当接する状態で、ボールベアリング11の内輪11Aがハンドルシャフト6に嵌合状態に取り付けられる。
この状態で、ハンドルノブ7をハンドルノブ支持軸部7Bの後端部にネジ結合する。このネジ結合部は、図1に符号73で示す。
ハンドルノブ支持軸部7Bのハンドルアーム5に近い部分の外面には、ハンドルノブ7を握る方の手の指によって掴まれる掴み部14Aを外面に有するハンドルノブロータ14を備える。ハンドルノブロータ14は、円筒形状をなし、ハンドルノブ支持軸部7Bに正逆方向回動可能、または正逆方向回転可能に取り付けられている。
ハンドルノブロータ14は、軸受部材としての合成樹脂製の円形状のカラー15A、15Bと、回動または回転に対して所定の抵抗を維持する弾性部材として作用する円形状のOリング(オーリング)16を介して、ハンドルノブ支持軸部7Bに取り付けられている。Oリング(オーリング)16は、合成ゴム等の弾性材で構成され、ハンドルノブロータ14の回動または回転によって外れないように安定的に保持されるようにするために、ハンドルノブ支持軸部7Bの先端部に形成した環状溝21に収容される。
前記所定の抵抗は、ハンドルノブロータ14をハンドルノブ支持軸部7Bに取り付けた状態で、Oリング(オーリング)16が、環状溝21に圧縮状態で保持されることによって得られる。この構成によって、ハンドルノブロータ14は、スパナ等の工具を用いることなく、指で摘んで少し強い作用力で回動または回転させることができるが、その作用力を付与しない状態では、単独で自由に回転することがなく、ハンドルノブ支持軸部7Bに対して静止した状態を維持する構成である。
カラー15A、15Bはすべり効果に優れた樹脂であり、Oリング(オーリング)16を挟む前後位置関係に配置され、断面がL字状をなす同一形状であり、ハンドルノブロータ14の前後のコーナ部を支持する。
ハンドルノブロータ14は、円筒状をなし、ハンドルノブ7を握る方の手の親指及び人差し指によって掴まれる掴み部14Aを外面に有する。掴み部14Aは、ハンドルノブロータ14外面に90度間隔で形成した平面状または窪み形状をなす。ハンドルノブロータ14は、後端部、即ちハンドルアーム5から遠い端部に、ハンドルノブ支持軸部7B側からハンドルアーム5の方向に上昇する傾斜面14Bを有する。
ハンドルアーム5の一端側に形成した貫通孔16には、ハンドルアーム5を挟むようにステンレス製のカラー18、19が挿入される。このカラー18は、円形状をなし、ハンドルアーム5の前面に当接するフランジを備え、カラー19は、ハンドルアーム5の後面に当接するフランジを備える。
上記のように、ハンドルノブ7と結合し、且つハンドルノブロータ14を取り付けたハンドルノブ支持軸部7Bをハンドルシャフト6に組み合わせた状態で、ハンドルアーム5の後方からハンドルシャフト6の前端部をカラー18、19で形成する孔に嵌合するように挿入し、ハンドルシャフト6のネジ孔6Nに螺合する取り付けネジ20によって、ハンドルシャフト6をハンドルアーム5に固定する。
この取り付けによって、ハンドルシャフト6がハンドルアーム5に非回転状態に固定され、カラー19がボールベアリング10の内輪10Aに当接し、ハンドルシャフト6がハンドルアーム5に略直角状態となる。
この取り付けによって、樹脂製のカラー15Aは、ハンドルアーム5とスライド状態でもよいが、ハンドルアーム5とハンドルノブロータ14によって押圧されない状態に維持することが好ましい。例えば、樹脂製のカラー15Aとハンドルアーム5との間に0.2mm〜0.6mmの隙間が保たれる状態とする。これによって、ハンドルノブ7は、ハンドルアーム5の一端側に取り付けたハンドルシャフト6に回転自在な取り付け状態となる。
また、ハンドルノブ7の軸線Yは、ハンドルシャフト6の軸線PCに対して所定の角度αでハンドルアーム5側に傾斜状態である。この状態で、ハンドルノブ7の回転によってリールに釣り糸の巻き取り操作を行うことが円滑となる。
この巻き取り操作前、または巻き取り操作時において、ハンドルノブ7を握った手の親指と人差し指が、それぞれの掴み部14Aに当たるように、ハンドルノブ支持軸部7Bに対してハンドルノブロータ14を回して調整する。
この状態で、ハンドルノブ7を握った状態で、その握った手の指(親指及び人差し指)をハンドルノブ支持軸部7Bに沿ってハンドルノブロータ14に向けて滑らせるとき、その指がハンドルノブ支持軸部7Bの先端に形成した拡大径部からハンドルノブロータ14に向かうとき、ハンドルアーム5の後端がエッジであれば怪我する虞があるが、傾斜面14Bを有するため怪我なく円滑にハンドルノブロータ14に向かうことができ、ハンドルノブロータ14の掴み部14Aに円滑に移動できるようになる。
ハンドルノブロータ14は、ハンドルノブ支持軸部7Bに対して殆ど抵抗なく自由に回転する状態とすることもできるが、その場合は、ハンドルノブ支持軸部7Bに対するハンドルノブロータ14の位置が定まらないため、ハンドルノブ7を握った手の親指と人差し指が、それぞれの掴み部14Aに安定した状態を保持し難い。また、釣り糸巻き取り操作時ごとに掴み部14Aの位置が変わることとなり、釣り糸巻き取り操作時ごとに、親指と人差し指がそれぞれの掴み部14Aに違和感のない状態となる調整が必要となり、面倒である。
そのため本発明では、ハンドルノブロータ14は、スパナ等の工具を用いることなく、指で摘んで少し強い作用力で回すことができるが、その作用力を付与しない状態では自由に回転することのない構成とする。具体的には、樹脂製のカラー15Aがハンドルアーム5とスライド状態となっても、ハンドルノブロータ14は、ハンドルノブ支持軸部7Bとの回転抵抗に比してハンドルアーム7との回転抵抗が小さい状態とする。この抵抗は、ハンドルノブロータ14をハンドルノブ支持軸部7Bに取り付けた状態で、Oリング(オーリング)16が、環状溝21に圧縮状態で保持されることによって生じる反発力によって、所定の抵抗状態にハンドルノブロータ14が維持される構成である。
これによって、ハンドルノブロータ14は、掴み部14Aを親指と他の指で摘んで強い力で回すことができるが、自由に回転することのない状態となり、握り部7Aを握って釣り糸をリール3に巻き取り操作を行う際に、握り部7Aを握った手の親指と人差し指が、それぞれの掴み部14Aに安定した状態を保持でき、魚との微妙な合わせが行えることとなる。
更に、ハンドルノブロータ14をハンドルアーム5側であるハンドルノブ支持軸部7Bの先端部に取り付けが容易となり、ハンドルノブ支持軸部7Bへのハンドルノブロータ14の取り付け構造が簡素化できる。
ハンドルノブ支持軸部7Bの回転中心軸線PCからハンドルノブロータ14の外形までの距離は、ハンドルノブ支持軸部7Bの回転中心軸線PCからハンドルアーム5の先端までの距離よりも、0.5mm〜2mm長い。
また、ハンドルノブ支持軸部7Bの回転中心軸線PCからハンドルアーム5の先端までの距離は、ハンドルノブ支持軸部7Bの回転中心軸線PCから掴み部14Aまでの距離と略同等であり、実施例では、後者の距離が前者の距離よりも若干短い。
これによって、握り部7Aを握った手の親指と人差し指が、ハンドルアーム5の先端によってけがする虞は抑制できる。
なお、ハンドルノブロータ14は、360度以上の範囲で正逆方向に制限なく回転する取り付けでもよいが、例えば、10度(中心から左右5度ずつの範囲で往復動可能)、または同様に30度、60度、90度、120度等のように、所定角度範囲内で正逆方向に回動する回動制限構成とした取り付けでもよい。
また、掴み部14Aは90度間隔の形成に限らず、60度間隔のように、適宜の角度に設定することもできる。
上記のようなハンドルノブロータ14が所定角度範囲内で正逆方向に回動する回動制限構成について、以下に記載する。
前記回動制限構成として、本発明に係る魚釣り用リールは、ハンドルノブ支持軸部7Bに対するハンドルノブロータ14の回動範囲制限装置30を備えている。
以下、回動範囲制限装置30の具体的構成について図5以降を参照して説明する。
回動範囲制限装置30は、ハンドルノブ支持軸部7Bの外面の一部に形成された制御面31と、ハンドルノブロータ14から制御面31に向かって延びる制御突起32を備え、ハンドルノブロータ14の正方向回動及び逆方向回動に伴って生じる制御突起32と制御面31の当接によって、ハンドルノブロータ14の正方向及び逆方向の回動範囲が制限される構成である。
図1及び図2と同様に、図5に示すように、弾性リングであるOリング(オーリング)16は、前部のボールベアリング10よりも後方に配置されており、回動範囲制限装置30は、弾性リング16と前部のボールベアリング10の間の位置に配置されている。このため、前部のボールベアリング10と環状溝21との間で、ハンドルノブ支持軸部7Bの外面に制御面31が平坦状に形成される。そして、この制御面31に向かうように、ハンドルノブロータ14の内面から制御突起32が突出している。
制御突起32は、制御面31との間隔Sが一定の状態を保ように、ハンドルノブロータ14の内面から所定長さTLだけ突出するように、ハンドルノブロータ14に固定した状態でもよいが、後述のようにハンドルノブロータ14の回動範囲を狭くしたり広くしたり調整可能とするために、ハンドルノブロータ14に貫通形成したネジ孔33に螺合状態に取り付けるネジ形態である。これによって、ハンドルノブロータ14から制御面31へ向かい突出長さTLを変えることができ、制御突起32の先端都と制御面31との間隔Sを変化させることができる。
制御突起32は、頭部32Aが皿形状をなす皿ネジ形態である。
ネジ孔33は、掴み部14Aと掴み部14Aの間のハンドルノブロータ14の外面からハンドルノブロータ14の内面に至るように、ハンドルノブロータ14を垂直に貫通形成されている。ネジ孔33に制御突起32を螺合させたとき、制御突起32の頭部32Aの皿形状部32A1が面接触状態で当接するように、ネジ孔33の外側端部も皿形状部33Bをなすように、ザグリ加工されている。
この構成によって、ネジ孔33に制御突起32を螺合させ、制御突起32の頭部32Aの皿形状部32A1がネジ孔33の外側端部の皿形状部33Bに当接した状態で、制御突起32の頭部32Aはネジ孔33の外側端部に潜り込み、頭部32Aがハンドルノブロータ14の外面から突出しない寸法関係である。
これによって、ハンドルノブロータ14を回動操作する場合に、制御突起32が操作する指の邪魔にならず、その指が制御突起32に接触して怪我することもない。なお、ネジ孔33の外側端部に潜り込んだ制御突起32の頭部32Aを着脱可能な合成樹脂製キャップ34によって覆う。キャップ34の外側面は、ハンドルノブロータ14の外面から突出しないように、ハンドルノブロータ14の外面と同一か僅かに低い状態である。
そして、制御突起32の頭部32Aの皿形状部32A1がネジ孔33の外側端部の皿形状部33Bに当接した状態で、制御突起32の先端がハンドルノブロータ14の内面から所定長さTLだけ突出し、制御突起32の先端と制御面31との間隔Sが一定の状態に保たれる。
制御面31は、ハンドルシャフト6方向へ窪む円弧状やその他の形状等にすることもできるが、ハンドルノブロータ14の回動範囲を定め易くすることや、製作のし易さ等を考慮して、実施例では平坦面に形成している。
上記の構成において、ハンドルノブロータ14の回動範囲の標準的な設定としては、例えば、釣りに精通した人が片方の手でハンドルノブ7を握り、その状態でハンドルノブ7を握る方の手の指によって掴み部14Aを掴みやすい状態を見定め、その位置を基準位置(中心位置)STと定める。その基準位置(中心位置)STから正方向と逆方向へ略同じ角度範囲でハンドルノブロータ14を回動できるように制御面31と制御突起32の関係を設定する。
基準位置(中心位置)STにおける設定状態を標準設定という。
上記のように弾性リングであるOリング(オーリング)16が圧縮状態であるため、魚釣り用リールがメーカーから販売店に到着するまでの通常の輸送過程において、ハンドルノブロータ14はその位置を保持できることとなり、標準設定状態で販売店の店頭に陳列されることとなる。
このように標準設定した状態の魚釣り用リールを購入した人は、標準設定されたものが自分の好みに適合しておれば、そのまま使用すればよい。この標準設定されたものが自分の好みに適合していない場合は、ハンドルノブロータ14を回動して自分の好みに適合した状態に調整する。このように、自分の好みに適合できるため、違和感なく釣りができることとなる。
次に、基準位置(中心位置)STに設定された標準設定と、この標準設定から所定角度範囲でハンドルノブロータ14を回動して、ハンドルノブロータ14を所定位置に調整する場合の一つの実施例を説明する。
先ず、ハンドルノブロータ14の外面に90度間隔で平面状の掴み部14Aを形成し、ハンドルノブロータ14を略30度の範囲で回動できる構成とする場合について説明する。
メーカーでの製造段階において、釣りに精通した人が片方の手のひらでハンドルノブ7を握り、ハンドル操作をし易い状態におけるハンドルノブ7の軸線をNTとする。
その状態でハンドルノブ7を握る方の手の指によってハンドルノブロータ14を回動させ、掴み部14Aをハンドルノブ7を握る方の手の親指とその他の指(人差し指または中指)で掴みやすい状態に設定する。
この状態で、ハンドルノブ7の軸線NTに対する制御突起32の軸線ATの角度は、図6(イ)図に示すようにθである。この位置がハンドルノブロータ14の基準位置(中心位置)STであり、制御突起32の軸線ATの位置である。
前記角度θを測定し、そのデータを基にして、基準位置(中心位置)STにおける制御突起32の軸線ATと略直角(直角含む)に交差する位置に制御面31を形成する。
この場合、制御突起32の頭部32Aの皿形状部32A1がネジ孔33の外側端部の皿形状部33Bに当接した状態で、ハンドルノブロータ14が所定角度範囲で往復回動可能となるように、制御面31と制御突起32との間隔Sを設定する。
このようにして構成された魚釣り用リールは、ハンドルノブロータ14が基準位置(中心位置)STに設定され、所定角度範囲で往復回動可能なものとなる。
その一つとして、図6には、上記のようにハンドルノブロータ14の外面に90度間隔で平面状の掴み部14Aを形成し、ハンドルノブロータ14を略30度の範囲で回動できる構成の魚釣り用リールを示す。図7には、制御面31と制御突起32との関係を相対的に示す。
図6(イ)図が、ハンドルノブロータ14を基準位置(中心位置)STに設定した状態である。この状態で、平坦な制御面31に対して制御突起32の軸線AT(図6のST状態と同一)が直角または略直角に交差する状態であり、制御面31と制御突起32と間隔Sが最大となる状態である。この状態は、図7において制御面31を実線で示す状態である。
図6(ロ)図が、ハンドルノブロータ14を基準位置(中心位置)STから左へ最大回動させた状態である。この状態で、制御突起32の先端が制御面31の左端側に当接し、それ以上ハンドルノブロータ14を回動できない。このときの制御突起32の軸線ATと基準位置(中心位置)STとの間が最大回動角度α1である。実施例では最大回動角度α1が略15度である。この状態は、図7において制御面31を一点鎖線31Aで示す状態である。
図6(ハ)図が、ハンドルノブロータ14を基準位置(中心位置)STから右へ最大回動させた状態である。この状態で、制御突起32の先端が制御面31の右端側に当接し、それ以上ハンドルノブロータ14を回動できない。このときの制御突起32の軸線ATと基準位置(中心位置)STとの間が最大回動角度α2である。実施例では最大回動角度α2が略15度である。この状態は、図7において制御面31を一点鎖線31Bで示す状態である。
この構成において、制御突起32の頭部32Aがハンドルノブロータ14の外面から突出しない範囲において、ハンドルノブロータ14の内面からの突出長さを短くするように、制御突起32をネジ調整することによって、ハンドルノブロータ14の回動に伴う制御面31との当接位置が変わる。これによって、ハンドルノブロータ14の回動範囲が拡大し、調整範囲が広くなる。
また、制御突起32をネジ調整することなく、ハンドルノブロータ14の回動範囲が拡大または縮小するものとするためには、制御突起32の先端と制御面31との間隔Sが拡大または縮小するように、制御面31をハンドルノブ支持軸部7Bの外面に深くまたは浅く形成することによって達成できる。
上記同様の構成によって、ハンドルノブロータ14が、10度乃至120度の範囲等、所定角度範囲で往復回動可能とすることができる。
このように、基準位置(中心位置)STを中心として、ハンドルノブロータ14を正方向と逆方向(左右方向と称することもできる)に所定範囲で回動できるため、釣り人の好みに応じた調整が可能となる。
図8に示すように、本発明に係る両軸受け式魚釣り用リール1は、上記同様、前記特開2014−064494号のように、釣り糸巻き取り用のリール(スプールと同じ)を回転させるためのハンドル軸HGに取り付けたハンドルアーム5と、ハンドルアーム5の一端側に取り付けたハンドルシャフト6に回転自在に取り付けられ、回転によって前記リール(スプールと同じ)に釣り糸の巻き取り操作を行う際に手で握るハンドルノブ7を有するハンドル装置8を備える。この魚釣り用リール1は、前記特開2014−064494号のように釣り竿に取り付けた状態で、ハンドルノブ7を手で握らない状態において、ハンドルアーム5がいずれの回転位置にあっても、ハンドルノブ7は図1及び図8に示すように、第1握り部71が上位置で第2握り部72が下位置となる状態を保つように、下部の重量を大きく、ハンドルノブ7が垂直方向軸SGに沿った状態を保ように構成する。
これにより、釣り人がハンドルノブ7を手で握り易くなる態勢が常時保たれることとなり、釣り人がハンドルノブ7を手で握っていない状態では、握ハンドルノブ7の軸線NTは垂直方向軸SGに一致しており、上記のように、釣りに精通した人が片方の手のひらでハンドルノブ7を握ってハンドル操作をし易い状態では、または釣り人がハンドルノブ7を手で握ってハンドル操作をし易い状態では、ハンドルノブ7の上部が前方へ傾き、図8に示すように、ハンドルノブ7の軸線NTは、垂直方向軸SGよりも竿先方向である前方へ角度βだけ回動した状態となる。
上記の構成では、ハンドルノブロータ14は、ハンドルノブロータ14の内面とハンドルノブ支持軸
部7Bの外面との間に圧縮状態に保持される弾性リング16によって、ハンドルノブロータ14に所定の回動抵抗または回転抵抗が与えられている。弾性リング16はシリコンゴムのような耐久性のある材質を選択すれば、安定した回動抵抗または回転抵抗を与えることができるが、ハンドルノブ支持軸7Bの外面に弾性リング16を収容するための環状溝21の加工や、弾性リング16を必要とし、ハンドルノブロータ14に所定の回動抵抗または回転抵抗が付与されるためのテスト等が必要となる。
これに対して、弾性リング16を省き、環状溝21の加工が不要な構成とすることにより、コストダウン機種としての魚釣り用リール1とすることができる。この場合、ハンドルノブロータ14は、上記同様に、ハンドルノブ支持軸7Bに対して、軸受部材としての円形状のカラー15A、15Bを介して回転可能または所定角度範囲で回動可能に取り付けられる状態となる。このため、弾性リング16によって付与された抵抗がなくなる分だけ、ハンドルノブロータ14は、ハンドルノブ支持軸7Bに対して自由に回転可能または所定角度範囲で回動可能な状態となる。
本発明は、上記のように、両軸受け式魚釣り用リールに適するものであるが、上記実施形態の構成に限定されることなく、本発明の範囲における種々の変更を包含するものである。このため、両軸受け式魚釣り用リールに限定されず、本発明の機能及び効果が活かせる範囲で、種々の魚釣り用リールに適用できる。
7・・・・ハンドルノブ
7B・・・ハンドルノブ支持軸部
8・・・・ハンドル装置
10・・・ボールベアリング
11・・・ボールベアリング
14・・・ハンドルノブロータ
15A・・カラー
15B・・カラー
16・・・弾性リング
18・・・カラー
19・・・カラー
20・・・取り付けネジ
21・・・環状溝
30・・・回動範囲制限装置
31・・・制御面
32・・・制御突起

Claims (8)

  1. ハンドルアームの一端側に取り付けたハンドルシャフトに回転自在に取り付けられ、前記ハンドルアームを回転させて釣り糸の巻き取り操作を行うハンドルノブを有する魚釣り用リールにおいて、
    前記ハンドルシャフトを覆うように前記ハンドルノブから前記ハンドルアーム側へ延びるハンドルノブ支持軸部の前記ハンドルアームに近接する部分に、前記ハンドルノブを握る方の手の指によって掴まれる掴み部を外面に有し、前記ハンドルノブ支持軸部に正方向と逆方向に回転可能または所定角度範囲内で正方向と逆方向に回動可能に取り付けられたハンドルノブロータを備えることを特徴とする魚釣り用リール。
  2. 前記ハンドルノブロータと前記ハンドルノブ支持軸部の外面との間に圧縮状態に保持され、前記ハンドルノブロータに所定の回動抵抗または回転抵抗を付与する弾性リングを備える、ことを特徴とする請求項1に記載の魚釣り用リール。
  3. 前記ハンドルノブ支持軸部は、前記弾性リングを収容する環状溝を前記ハンドルノブ支持軸部の外面に備え、
    前記ハンドルノブロータと前記ハンドルノブ支持軸部の外面との間に、前記弾性リングを挟む位置に配置され、前記ハンドルノブロータが前記弾性リングを圧縮状態で、回動可能または回転可能に支持する軸受け部材を備える、ことを特徴とする請求項2に記載の魚釣り用リール。
  4. 前記ハンドルノブ支持軸部に対する前記ハンドルノブロータの回動範囲制限装置を備え、
    前記回動範囲制限装置は、前記ハンドルノブ支持軸部の外面の一部に形成された制御面と、
    前記ハンドルノブロータから前記制御面に向かって延びる制御突起を備え、
    前記ハンドルノブロータの正方向回動及び逆方向回動に伴って生じる前記制御突起と前記制御面の当接にて、前記ハンドルノブロータの正方向及び逆方向の回動範囲が制限される、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の魚釣り用リール。
  5. 前記制御突起は、前記制御面との間隔を調整可能に前記ハンドルノブロータに螺合状態に設けられたことを特徴とする請求項4に記載の魚釣り用リール。
  6. 前記制御突起と前記制御面との間隔が最大となる位置が回動中心位置であり、前記制御突起と前記制御面が当接する位置が前記ハンドルノブロータの回動停止位置である、
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の魚釣り用リール。
  7. 前記ハンドルノブ支持軸部を前記ハンドルシャフトに回転可能に支持すべく、前記ハンドルシャフトの前記ハンドルアームに近い部分に取り付けた前部のボールベアリングと前記ハンドルシャフトの前記ハンドルアームより遠い部分に取り付けた後部のボールベアリングを備え、
    前記弾性リングは前記前部のボールベアリングよりも後方で前記前部のボールベアリングと前記後部のボールベアリングの間に配置され、
    前記回動範囲制限装置は、前記弾性リングと前記前部のボールベアリングの間の位置に配置された、
    ことを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の魚釣り用リール。
  8. 前記回動範囲制限装置による前記ハンドルノブロータの回動範囲が、10度乃至120度である、
    ことを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の魚釣り用リール。
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