JP6648586B2 - 楽曲編集装置 - Google Patents
楽曲編集装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6648586B2 JP6648586B2 JP2016058451A JP2016058451A JP6648586B2 JP 6648586 B2 JP6648586 B2 JP 6648586B2 JP 2016058451 A JP2016058451 A JP 2016058451A JP 2016058451 A JP2016058451 A JP 2016058451A JP 6648586 B2 JP6648586 B2 JP 6648586B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- music
- chord progression
- performance
- song
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1は、本実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図である。このシステムは、クライアント装置1と、サーバ装置2と、これらを通信可能に接続するネットワーク3とを備えている。クライアント装置1及びサーバ装置2は互いに通信可能なコンピュータである。クライアント装置1は例えばスマートホン、タブレット又はパーソナルコンピュータなどであり、ユーザによって操作される。このクライアント装置1は1つであってもよいし、複数であってもよい。ネットワーク3は、例えば移動体通信網やインターネットであり、有線区間又は無線区間を含んでいる。クライアント装置1は、楽曲データを生成してネットワーク3経由でサーバ装置2にアップロードして登録したり、サーバ装置2からネットワーク3経由で楽曲データをダウンロードして再生したりする。サーバ装置2は、クライアント装置1からの指示に応じて楽曲データの編集等を行う楽曲編集装置である。
[ソングデータの登録]
次に、図5を参照しながら、ユーザがソングデータをサーバ装置2に登録するときのサーバ装置2とクライアント装置1の動作について説明する。ユーザはクライアント装置1を用いてサーバ装置2のサービスにログインし、クライアント装置1において楽曲の演奏音を録音する。この録音処理において、クライアント装置1は、例えば内臓の録音機能を用いて演奏音を録音してもよいし、入出力I/F15に接続された外部装置としての録音装置によって演奏音を録音させてこれを取り込んでもよい。この録音はパート毎に行われ、パート単位でオーディオデータが生成される。録音が終了すると、録音した複数のパート単位のオーディオデータからなるソングデータのアップロードを指示する。このとき、ユーザは、ソング属性データ及びオーディオ属性データを入力する。ユーザは、ソングデータについて予めコード進行が分かっている場合には、コード進行データをオーディオ属性データの付属情報として入力する。ソング属性データ及びオーディオ属性データのうち少なくとも一部(例えばソングIDやオーディオデータ名など)については、クライアント装置1の制御部11又はサーバ装置2の制御部201が自動で生成してもよい。
次に、図6を参照しながら、ユーザがソングデータに含まれるオーディオデータを入れ替えてパズルデータを作成するときの動作について説明する。ユーザがクライアント装置1を用いて所定の操作を行うと(ステップS100)、サーバ装置2の制御部201はソングデータの楽曲名の一覧をクライアント装置1に送信する(ステップS101)。サーバ装置2の記憶部202には、様々な楽曲名のソングデータが複数記憶されており、制御部201は、これらのソングデータ群の楽曲名の一覧を生成してクライアント装置1に送信する。クライアント装置1の制御部11は、楽曲名の一覧をUI部14に表示させた後、ユーザが所望の楽曲の楽曲名を指定すると、その楽曲名をサーバ装置2に通知する(ステップS102)。サーバ装置2の制御部201は、この通知に基づいて、ユーザが指定した楽曲名を特定する(ステップS103)。
上述した実施形態は次のような変形が可能である。また、以下の変形例を互いに組み合わせて実施してもよい。
楽曲間におけるコード進行の類似度判定は、算出した類似度が類似範囲として予め決められた条件(例えば類似度が閾値以上など)に合致するか否かに基づいて行っていたが、この類似範囲をユーザが指定するようにしてもよい。具体的には、サーバ装置2の制御部201(類似範囲指定部)は、クライアント装置1に対して、類似度100%〜0%というような類似範囲からユーザが任意の類似範囲を選択し得る画面データを送信し、この画面においてユーザが所望する類似範囲を選択すると、選択された類似範囲がクライアント装置1からサーバ装置2に通知される。サーバ装置2の制御部201(類似部分特定部22)は、指定された類似範囲に適合する第2の演奏部分を特定する。
類似部分特定部22は、第1の演奏部分のコード進行に含まれるコードの代理コードを用いて第2の演奏部分を特定するようにしてもよい。
例えば、類似部分特定部22は、第1の演奏部分のコード進行において少なくとも1以上のコードをそのコードの代理コードに置き換えたものと一致するようなコード進行の演奏部分を、第2の演奏部分として特定する。例えばコードCの代理コードはコードAmとコードEmであるから、類似部分特定部22は、第1の演奏部分(例えばコード進行G-D-C-G)に含まれるコードCがAm又はEmに置き換えられているようなコード進行(G-D-Am-G又はG-D-Em-G)となる演奏部分を、第2の演奏部分として特定する。
また、上記とは別の方法として、類似部分特定部22は、第1の演奏部分のコード進行に含まれる少なくとも1以上のコードを代理コードに置き換えたものを基準として、その置き換え後のコード進行との類似度が閾値以上の演奏部分を第2の演奏部分として特定する。例えば、類似部分特定部22は、第1の演奏部分(例えばコード進行G-D-C-G)に含まれるコードCをコードAm又はコードEmに置き換えたコード進行(G-D-Am-G又はG-D-Em-G)に対して、実施形態と同様の類似度算出アルゴリズムを用いて、類似度が閾値以上のコード進行となる第2の演奏部分を特定する。
図6のステップS107において編集対象として指定された第1の演奏部分のパートと、ステップS109において特定された第2の演奏部分のパートは同じである必要はなく、これらのパートは異なっていてもよい。また、これらのパートを同じにするか否かをユーザが指定するようにしてもよい。
本発明は、例えばサーバ装置2のような楽曲編集装置のほか、サーバ装置2が行う楽曲編集方法や、サーバ装置2によって実行されるプログラムとして実施されてもよい。本発明に係る楽曲編集方法は、第1の楽曲データにおいて、編集対象となる第1の演奏部分のコード進行を取得するコード進行取得ステップと、第2の楽曲データにおいて、前記コード進行取得ステップにより取得された前記コード進行に類似するコード進行となる第2の演奏部分を特定する類似部分特定ステップと、前記第1の楽曲データにおいて、前記第1の演奏部分を前記第2の演奏部分に入れ替える入替ステップとを備える。また、サーバ装置2の制御部201によって実行されるプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、CD(Compact Disk)−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)、RAMなどの記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由でサーバ装置2にダウンロードさせることも可能である。
また、本発明に係る楽曲編集装置を1台のコンピュータで実現してもよいし、複数のコンピュータが処理を分担し互いに連携することによって実現してもよい。
Claims (6)
- 第1の楽曲データにおいて、編集対象となる第1の演奏部分のコード進行を取得するコード進行取得手段と、
第2の楽曲データにおいて、前記コード進行取得手段により取得された前記コード進行に類似するコード進行となる第2の演奏部分を特定する類似部分特定手段と、
前記第1の楽曲データにおいて、前記第1の演奏部分を前記第2の演奏部分に入れ替える入替手段と
を備えることを特徴とする楽曲編集装置。 - 前記類似部分特定手段は、前記第1の楽曲データ又は前記第2の楽曲データのうち、いずれか一方におけるコード進行に要する時間長を、他方におけるコード進行に要する時間長に一致させて前記第2の演奏部分を特定する
ことを特徴とする請求項1記載の楽曲編集装置。 - 前記類似部分特定手段は、前記第1の楽曲データ又は前記第2の楽曲データのうち、いずれか一方の調を他方の調に移調して前記第2の演奏部分を特定する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の楽曲編集装置。 - 前記類似部分特定手段は、前記第1の演奏部分のコード進行に含まれるコードの代理コードを用いて前記第2の演奏部分を特定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の楽曲編集装置。 - 前記類似部分特定手段による前記コード進行の類似範囲を指定する類似範囲指定手段を備える
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の楽曲編集装置。 - 前記第1の演奏部分及び前記第2の演奏部分は楽曲を構成する各パートにおける演奏部分である
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の楽曲編集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016058451A JP6648586B2 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 楽曲編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016058451A JP6648586B2 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 楽曲編集装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017173504A JP2017173504A (ja) | 2017-09-28 |
JP6648586B2 true JP6648586B2 (ja) | 2020-02-14 |
Family
ID=59971009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016058451A Active JP6648586B2 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 楽曲編集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6648586B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112331165B (zh) * | 2020-11-09 | 2024-03-22 | 崔繁 | 智能吉他和弦辅助装置自定义和弦系统 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4244133B2 (ja) * | 2002-11-29 | 2009-03-25 | パイオニア株式会社 | 楽曲データ作成装置及び方法 |
JP5007563B2 (ja) * | 2006-12-28 | 2012-08-22 | ソニー株式会社 | 音楽編集装置および方法、並びに、プログラム |
JP6020134B2 (ja) * | 2012-12-19 | 2016-11-02 | ヤマハ株式会社 | 演奏データセット編集プログラム及び装置 |
-
2016
- 2016-03-23 JP JP2016058451A patent/JP6648586B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017173504A (ja) | 2017-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8173883B2 (en) | Personalized music remixing | |
US6933432B2 (en) | Media player with “DJ” mode | |
JP2002287746A (ja) | 自動作曲装置、自動作曲方法、自動作曲プログラム及び記憶媒体 | |
JP3879545B2 (ja) | 楽曲再生制御装置、楽曲再生制御プログラムおよび記録媒体 | |
KR20060100285A (ko) | 재생 방법, 재생 장치 및 기록 매체 | |
JP4412128B2 (ja) | 再生装置および再生方法 | |
JP2007287256A (ja) | プレイリスト検索装置およびプレイリスト検索方法 | |
JP6648586B2 (ja) | 楽曲編集装置 | |
JPWO2008102413A1 (ja) | 音楽再生装置および音楽再生方法 | |
JP6733240B2 (ja) | コンテンツの一覧の更新方法 | |
JP4973409B2 (ja) | オーディオ装置及び曲再生プログラム | |
JP2009125141A (ja) | 楽曲選択システム、楽曲選択装置及びプログラム | |
JP2012018282A (ja) | 演奏ファイル管理装置、演奏ファイル再生装置および演奏ファイル再生方法 | |
JP3883971B2 (ja) | オーディオ再生装置 | |
JP2007188175A (ja) | サーバ装置、端末装置およびプログラム | |
JP5426913B2 (ja) | 音声認識辞書編集装置及び音声認識装置 | |
JP5029842B2 (ja) | コンテンツ情報ツリー生成装置及びそのプログラム | |
JP2008204506A (ja) | コンテンツリスト生成装置 | |
JP7197688B2 (ja) | 再生制御装置、プログラムおよび再生制御方法 | |
JP6699137B2 (ja) | データ管理装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、及びプログラム | |
JP4263151B2 (ja) | コンテンツ再生パターン生成装置、コンテンツ再生システム及びコンテンツ再生パターン生成方法 | |
JP3988795B2 (ja) | 楽曲再生制御装置及び楽曲再生制御プログラム | |
JP2023091483A (ja) | 格納装置、再生装置、格納方法、再生方法、データ構造、及びプログラム | |
JP2014093097A (ja) | 楽曲再生装置、楽曲再生方法、及び、プログラム | |
JP2017134259A (ja) | データ構造及びデータ生成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191230 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6648586 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |