JP6646841B2 - プリント配線板、電源装置、照明器具及び電源装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、プリント配線板、電源装置、照明器具及び電源装置の製造方法に関し、より詳細には表面実装部品が表面実装されるプリント配線板、電源装置、照明器具及び電源装置の製造方法に関する。
従来例として、特許文献1記載のプリント配線基板(プリント配線板)を例示する。特許文献1記載のプリント配線板は、表面実装部品が装着(接着)される本体装着部からみて、はんだが流れる下流方向に、本体下流捨てランドが設けられている。本体下流捨てランドは、本体装着部に装着されている表面実装部品のリードがはんだ付けされる複数の配線ランド(パッド群:フットプリントと呼ばれる)に付着した過剰な溶融はんだを引き込む。特許文献1記載のプリント配線板は、フローはんだ付け方式により表面実装部品がはんだ付けされる際のはんだブリッジの発生を防ぐように構成されている。
特開2009−129985号公報
特許文献1記載のプリント配線板では、表面実装部品のリード間に付着した溶融はんだを本体下流捨てランドに引き込むことが困難であり、はんだブリッジの発生を十分に防ぐことができなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされており、ブリッジの発生をさらに抑制することを目的とする。
本発明のプリント配線板は、絶縁基板と、前記絶縁基板の表面に形成され、表面実装部品の本体から突出する複数のリードがそれぞれはんだ付けされる複数のパッドと、前記絶縁基板の表面に形成され、前記リードがはんだ付けされない1つ又は複数のダミーパッドとを備え、前記複数のパッド及び前記ダミーパッドは、前記ダミーパッドが最後尾となるように並べて形成されており、前記ダミーパッドは、前記絶縁基板の表面の法線方向から見た形状が、前記複数のパッドが並ぶ第1方向に沿って前記本体から離れるにつれて、前記第1方向と直交する第2方向に沿って前記本体から離れる二つの斜辺を有する形状であり、さらに、前記第1方向に沿って前記本体から最も離れている辺が前記第2方向と平行である形状に形成されていることを特徴とする。
本発明の電源装置は、プリント配線板と、前記本体から突出する複数のリードが前記複数のパッドにはんだ付けされる1つ又は複数の前記表面実装部品とを有していることを特徴とする。
本発明の照明器具は、電源装置と、前記電源装置から給電されて点灯する光源と、前記光源を支持する器具本体とを備えていることを特徴とする。
本発明の電源装置の製造方法は、前記絶縁基板の表面に前記表面実装部品の前記本体を固定する工程と、前記複数のパッドに、前記表面実装部品の本体から突出する前記複数のリードをフローはんだ付けする工程とを有することを特徴とする。
本発明のプリント配線板、電源装置、照明器具及び電源装置の製造方法は、ブリッジの発生をさらに抑制することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る電源装置の一部省略した回路構成図である。 本発明の実施形態に係るプリント配線板及び電源装置を示し、図2Aは裏面側の平面図であり、図2Bは表面側の平面図である。 図3Aは本発明の実施形態に係る電源装置における制御用集積回路の正面図であり、図3Bは本発明の実施形態に係るプリント配線板における制御用集積回路用のフットプリントの正面図である。 本発明の実施形態に係るプリント配線板のフットプリント及び制御用集積回路の正面図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の製造方法を説明するための説明図である。 本発明の比較例に係るプリント配線板のフットプリント及び制御用集積回路の斜視図である。 本発明の比較例に係るプリント配線板のフットプリント及び制御用集積回路の正面図である。 図8A〜図8Dは本発明の実施形態に係るプリント配線板における別のダミープリントを示す正面図である。 図9A〜図9Dは本発明の実施形態に係るプリント配線板におけるさらに別のダミープリントを示す正面図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るプリント配線板、電源装置、照明器具及び電源装置の製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本発明の実施形態に係る電源装置2の回路構成を図1に示す。本発明の実施形態に係る電源装置2(以下、電源装置2という)は、図1に示すように、全波整流器20と、昇圧チョッパ回路21と、降圧チョッパ回路22と、制御回路23とを備えている。全波整流器20は、例えば、ダイオードブリッジで構成され、商用の交流電源ACから供給される交流電圧を脈流電圧に全波整流している。
昇圧チョッパ回路21は、電界効果トランジスタからなるスイッチング素子Q1と、チョークコイルL1と、ダイオードD1と、電解コンデンサからなる平滑コンデンサC1とを有している。チョークコイルL1とダイオードD1と平滑コンデンサC1の直列回路が全波整流器20の脈流出力端間に電気的に接続されている。スイッチング素子Q1は、ダイオードD1及び平滑コンデンサC1の直列回路と電気的に並列接続されている。昇圧チョッパ回路21は、制御回路23によってスイッチング素子Q1がオン・オフされることにより、入力電圧(脈流電圧)を入力電圧のピーク値よりも十分に高い直流電圧に昇圧して力率を改善するように構成されている。ただし、このような昇圧チョッパ回路21は従来周知であるから、詳細な動作の説明は省略する。
降圧チョッパ回路22は、電界効果トランジスタからなるスイッチング素子Q2と、チョークコイルL2と、コンデンサC2と、ダイオードD2とを有している。スイッチング素子Q2とチョークコイルL2とコンデンサC2の直列回路が、昇圧チョッパ回路21の出力端間(平滑コンデンサC1の両端間)に電気的に接続されている。降圧チョッパ回路22は、制御回路23によってスイッチング素子Q2がオン・オフされることにより、入力電圧(昇圧チョッパ回路21の出力電圧)を光源(後述するLEDモジュール30)に必要な直流電圧に降圧するように構成されている。ただし、このような降圧チョッパ回路22は従来周知であるから、詳細な動作の説明は省略する。
制御回路23は、制御用集積回路24と、外付けの抵抗器230、231やコンデンサ232、233などで構成されている。制御用集積回路24は、昇圧チョッパ回路21の出力電圧を一定に保つようにスイッチング素子Q1をPWM制御する機能を有している。また、制御用集積回路24は、降圧チョッパ回路22の出力電流を目標値に一致させるようにスイッチング素子Q2をオン・オフ制御する機能も有している。なお、このような制御用集積回路24は従来周知であるから詳細な回路構成及び動作の説明は省略する。
電源装置2は、図2A及び図2Bに示すように、本発明の実施形態に係るプリント配線板1(以下、プリント配線板1という)と、プリント配線板1に実装されている種々の電子部品(表面実装部品、挿入実装部品及び接続部品)とで構成されている。
プリント配線板1は、例えば、紙基材フェノール樹脂製の絶縁基板10の表面100に、電子部品間の配線となる導体が形成されて構成されている。絶縁基板10は、長尺の矩形板状に形成されていることが好ましい。絶縁基板10は、複数の挿通孔(スルーホール)が設けられている。これらの挿通孔は、平滑コンデンサC1やチョークコイルL1、L2などの挿入実装部品のリード端子と、交流電源ACとの接続用の電源コネクタCN1や光源(LEDモジュール30)への出力用のコネクタCN2などの接続部品のリード端子とが各別に挿通される。なお、これらの挿入実装部品のリード端子及び接続部品のリード端子は、絶縁基板10の裏面101(表面100と反対側の面)から表面100に向かって挿通孔に挿通され、絶縁基板10の表面100に設けられているランドにはんだ付けされている。
一方、プリント配線板1における絶縁基板10の表面100には、全波整流器20を構成する4つのダイオードや2つのスイッチング素子Q1、Q2、ダイオードD1、D2、制御用集積回路24などの表面実装部品が実装されている。
表面実装部品である制御用集積回路24は、図3Aに示すように、扁平な直方体状に形成されている本体(パッケージ)240と、本体240の長手方向に沿った2つの側面から突出する複数(図示例では8個ずつの合計16個)のリード241とを備えている。これらのリード241は、例えば、L形に成形されたフラットリボンリードで構成されている。なお、本体240の同じ側面から突出している8個のリード241は、本体240の長手方向に沿って等間隔に並んでいる。
絶縁基板10の表面100には、制御用集積回路24を実装するためのフットプリントが設けられている。このフットプリントは、16個のパッド11と、2個のダミーパッド12とで構成されている(図3B参照)。パッド11は、厚み方向(絶縁基板10の表面100の法線方向)から見て長方形状に形成されている。また、16個のパッド11のうちの8個のパッド11は、短手方向に沿って等間隔に1列に並ぶように配置されている。さらに、残り8個のパッド11は、短手方向に沿って等間隔に1列に並び、かつ、長手方向に沿って、他の8個のパッド11とそれぞれ平行に並ぶように配置されている(図3B参照)。ここで、8個のパッド11が1列に並ぶ方向を第1方向と呼び、絶縁基板10の表面100において第1方向と直交する方向(パッド11の長手方向)を第2方向と呼ぶ。なお、2列のパッド11の間に、制御用集積回路24の本体240が接着される。
2個のダミーパッド12は、厚み方向(絶縁基板10の表面100の法線方向)から見て5角形状に形成されている(図3B参照)。より詳細には、ダミーパッド12は、3つの頂点のそれぞれの内角θ1、θ2、θ3が直角又は直角に近い角度であり、かつ、残り2つ頂点の内角θ4、θ5が鈍角となっている。ただし、ダミーパッド12は、内角θ1及びθ2の頂点を結ぶ辺が、1列に並んでいる8個のパッド11のうちの最後尾のパッド11の長辺と繋がっている。さらに、ダミーパッド12において、鈍角となる2つの内角θ4、θ5の頂点を結ぶ斜辺120は、第1方向に沿って本体240から離れるにつれて、第2方向に沿って本体240から離れるように傾斜している(図3B及び図4参照)。
次に、プリント配線板1に、表面実装部品である制御用集積回路24を表面実装する方法を説明する。
まず、制御用集積回路24の本体240が、プリント配線板1(の絶縁基板10)の表面100に接着される。このとき、制御用集積回路24の16個のリード241は、図4に示すように、16個のパッド11の上に各別に載せられている。続いて、16個のリード241、16個のパッド11及び2つのダミーパッド12の表面に、フラックスが塗布される。そして、プリント配線板1は、表面100を下に向けた状態で、噴流式のフローはんだ付け装置によってフローはんだ付けされる。噴流式のフローはんだ付け装置は、図5に示すように、プリント配線板1を傾斜させた状態で斜め上向きに進行させながら、はんだ吹き口Zから噴出する溶融はんだWをリード241、パッド11及びダミーパッド12に付着させる。さらに、フローはんだ付け装置は、リード241、パッド11及びダミーパッド12に付着した溶融はんだWを冷やしてはんだフィレットを形成することにより、制御用集積回路24のリード241をプリント配線板1のパッド11にはんだ付けする。
ここで、本発明の実施形態に係るプリント配線板1の比較例について、簡単に説明する。この比較例は、図6及び図7に示すように、ダミーパッド13が斜辺を有しない長方形状に形成されている。そして、この比較例では、制御用集積回路24のリード241の間隔が狭いため、図6及び図7に示すように、進行方向における後端のリード241の根本付近に溶融はんだWが付着する場合がある。リード241及びパッド11に付着した溶融はんだWは、比較例がフローはんだ付け装置内を斜め上に進行する際、重力によって進行方向と反対向き(斜め下向き)に移動する。例えば、ダミーパッド13が長方形状に形成されて斜辺を持たない場合、溶融はんだWの流れは、比較例の進行方向とほぼ平行となる。そのため、リード241の根本付近に付着した溶融はんだWがリード241から離れ難くなり、後端のリード241間にブリッジ(はんだブリッジ)が形成されてしまう可能性がある。
これに対して、本実施形態に係るプリント配線板1のダミーパッド12が斜辺120を有しているので、溶融はんだWは、ダミーパッド12の斜辺120に沿って、斜め後ろ向き(図4における矢印αの向き)に流れる。そのため、リード241の根本付近に付着した溶融はんだWに斜め後ろ向きの力が加わるので、リード241の根元から引き離され易くなる。その結果、プリント配線板1は、ダミーパッド13に斜辺が設けられていない場合と比較して、ブリッジの発生をさらに抑制することができる。
上述のように本実施形態に係るプリント配線板1は、絶縁基板10と、絶縁基板10の表面100に形成され、表面実装部品(制御用集積回路24)の本体240から突出する複数のリード241がそれぞれはんだ付けされる複数のパッド11とを備えている。また、プリント配線板1は、絶縁基板10の表面100に形成され、リード241がはんだ付けされない1つ又は複数のダミーパッド12を備えている。複数のパッド11及びダミーパッド12は、ダミーパッド12が最後尾となるように並べて形成されている。さらに、ダミーパッド12は、絶縁基板10の表面100の法線方向から見た形状が、複数のパッド11が並ぶ第1方向に沿って本体240から離れるにつれて、第1方向と直交する第2方向に沿って本体240から離れる斜辺120を有する形状に形成されている。
本実施形態に係るプリント配線板1が上述のように構成されれば、フローはんだ付けの際にリード241の根元に付着した溶融はんだWを、ダミーパッド12の斜辺120に沿ってリード241から引き離し易くなる。その結果、本実施形態に係るプリント配線板1は、ダミーパッド13に斜辺が設けられていない場合(例えば、特許文献1記載の従来例)と比較して、ブリッジ(はんだブリッジ)の発生をさらに抑制することができる。
また、本実施形態に係るプリント配線板1において、ダミーパッド12は、複数のパッド11のうちで最後尾のパッド11とつながるように構成されていることが好ましい。
本実施形態に係るプリント配線板1が上述のように構成されれば、最後尾のパッド11とダミーパッド12がつながっていない場合と比較して、溶融はんだWをリード241からより引き離し易くなる。
ここで、ダミーパッド12は、図8Aに示すように、頂点の内角θ2が鈍角であり、かつ、頂点の内角θ3が鋭角となる5角形状に形成されてもよい。ダミーパッド12が図8Aに示す形状に形成されれば、斜辺120の傾きが大きくなり、リード241間に付着した余分な溶融はんだWをリード241からより引き離し易くなる。
あるいは、ダミーパッド12は、図8Bに示すように、4角形(台形)状に形成されてもよい。ダミーパッド12が図8Bに示す形状に形成されれば、斜辺120の傾きが大きくなり、溶融はんだWをリード241からより引き離し易くなる。
さらに、ダミーパッド12は、図8Cに示すように、頂点の内角θ1が直角であり、頂点の内角θ2及び頂点の内角θ4が鈍角であり、頂点の内角θ3が鋭角である4角形状に形成されてもよい。ダミーパッド12が図8Cに示す形状に形成されれば、図8Bに示す形状よりも斜辺120の傾きがさらに大きくなり、溶融はんだWをリード241からより引き離しやすくなる。
また、ダミーパッド12は、図8Dに示すように、6角形状に形成されてもよい。ダミーパッド12が図8Dに示す形状に形成されれば、より多くの溶融はんだWをリード241から引き離すことが可能となる。
なお、ダミーパッド12は、図8A〜図8Dに示すそれぞれの形状において、最後尾のパッド11とつながらないように形成されてもよい(図9A〜図9D参照)。ダミーパッド12が最後尾のパッド11とつながっていない場合、はんだ吹き口Zから噴出される溶融はんだWから離れた後、溶融はんだWの揺り戻しが生じても、最後尾のパッド11から先に溶融はんだWが付着し難くなる。
本実施形態に係るプリント配線板1において、ダミーパッド12は、複数のパッド11のうちで最後尾のパッド11とつながらないように構成されていることが好ましい。
本実施形態に係るプリント配線板1が上述のように構成されれば、溶融はんだWの揺り戻しが生じても、最後尾のパッド11から先に溶融はんだWが付着し難くなるので、ブリッジの発生をさらに抑制することができる。
また、上述のように本実施形態に係る電源装置2は、本実施形態に係るプリント配線板1と、本体240から突出する複数のリード241が複数のパッド11にはんだ付けされる1つ又は複数の表面実装部品(制御用集積回路24)とを有している。
本実施形態に係る電源装置2が上述のように構成されれば、プリント配線板1に表面実装される制御用集積回路24にブリッジが形成され難くなる。その結果、本実施形態に係る電源装置2は、ブリッジが除去される際に制御用集積回路24が再度加熱されることを回避できるので、信頼性の低下を抑制することができる。
さらに、本実施形態に係る電源装置2の製造方法は、第1の工程と第2の工程とを有している。第1の工程は、絶縁基板10の表面100に表面実装部品(制御用集積回路24)の本体240を固定する工程である。第2の工程は、複数のパッド11に、制御用集積回路24の本体240から突出する複数のリード241をフローはんだ付けする工程である。
本実施形態に係る電源装置2の製造方法によれば、制御用集積回路24におけるブリッジの発生をさらに抑制して、電源装置2の信頼性の低下を抑制することができる。
最後に、本発明の実施形態に係る照明器具Xについて図10及び図11を参照して説明する。本発明の実施形態に係る照明器具X(以下、照明器具Xという)は、電源装置2と、光源ユニット3と、器具本体4とを備えている。光源ユニット3は、図11に示すように、2つのLEDモジュール30と、取付部材31と、カバー部材32とを備えている。LEDモジュール30は、多数のLED300と、基板301と、中継コネクタ302と、入力コネクタ303とを備えている。基板301は、長尺の矩形板状に形成されている。多数のLED300は、基板301の表面(下面)における短手方向の中央に、基板301の長手方向に沿って等間隔かつ1列に並べて実装されている。中継コネクタ302は、それぞれのLEDモジュール30の基板301において、2つのLEDモジュール30同士が長手方向に沿って隣り合う側の端部にそれぞれ実装されている。入力コネクタ303は、それぞれのLEDモジュール30の基板301において、中継コネクタ302が実装されている側と反対側の端部にそれぞれ実装されている。
取付部材31は、金属板によって長尺の角樋状に形成されている。取付部材31は、長尺の矩形板状の底板310と、底板310の長手方向に沿った両端から上向きに立ち上がる一対の側板311とを有している。2つのLEDモジュール30は、互いの中継コネクタ302同士が電気的に接続された状態で、底板310から切り起こされている複数の爪によって底板310の下面に取り付けられている。なお、2つのLEDモジュール30の入力コネクタ303は、電線によって電源装置2の出力用のコネクタCN2と電気的に接続されている。
カバー部材32は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂に拡散材が混入された材料により、おおよそ半円筒形状に形成されている。また、カバー部材32は、長手方向に沿って上向きに突出する一対の突壁320を有している。カバー部材32は、一対の突壁320の間に取付部材31を収容し、取付部材31の一対の側板311の先端(上端)に、一対の突壁320の先端(上端)に形成されている引掛部が引っ掛けられることで取付部材31に取り付けられている。
電源装置2は、制御用集積回路24を含む種々の電子部品が実装されているプリント配線板1を収容するケース25を有している。ケース25は、金属板により、一面が開口した長尺の矩形箱状に形成されている。ケース25は、電子部品が実装されているプリント配線板1を収容し、開口面を底板310の上面に向けるようにして取付部材31に固定(例えば、ねじ止め)されている。
器具本体4は、下面が開放された矩形箱状の収容部40と、収容部40の長手方向に沿った両側の開口端縁より斜め上向きに突出する一対の反射板41と、収容部40及び一対の反射板41の長手方向の両端に設けられている一対のエンド板42とを備えている。器具本体4は、収容部40の底面に設けられている複数の取付孔400のうちの少なくともいずれか2つの取付孔400に吊りボルトがそれぞれ挿通され、それらの吊りボルトにナットが締め付けられることで天井に設置される。また、器具本体4は、収容部40の底面に設けられている複数の電源孔401のうちのいずれか1つの電源孔401に電源線が挿通されている。そして、電源孔401に挿通された電源線は、端子台を介して、電源装置2の電源コネクタCN1と電気的に接続されている。
光源ユニット3は、取付部材31の一対の側板311及びカバー部材32の一対の突壁320が収容部40内に収容されるようにして、器具本体4(の収容部40)に取り付けられている(図10参照)。
上述のように本実施形態に係る照明器具Xは、電源装置2と、電源装置2から給電されて点灯する光源(光源ユニット3<LEDモジュール30>)と、光源(光源ユニット3)を支持する器具本体4とを備えている。
本実施形態に係る照明器具Xが上述のように構成されれば、電源装置2、ひいては照明器具Xの信頼性の低下を抑制することができる。
X 照明器具
1 プリント配線板
2 電源装置
3 光源ユニット(光源)
4 器具本体
10 絶縁基板
11 パッド
12 ダミーパッド
24 制御用集積回路(表面実装部品)
30 LEDモジュール(光源)
100 表面
120 斜辺
240 本体
241 リード

Claims (6)

  1. 絶縁基板と、前記絶縁基板の表面に形成され、表面実装部品の本体から突出する複数のリードがそれぞれはんだ付けされる複数のパッドと、前記絶縁基板の表面に形成され、前記リードがはんだ付けされない1つ又は複数のダミーパッドとを備え、
    前記複数のパッド及び前記ダミーパッドは、前記ダミーパッドが最後尾となるように並べて形成されており、
    前記ダミーパッドは、前記絶縁基板の表面の法線方向から見た形状が、前記複数のパッドが並ぶ第1方向に沿って前記本体から離れるにつれて、前記第1方向と直交する第2方向に沿って前記本体から離れる二つの斜辺を有する形状であり、さらに、前記第1方向に沿って前記本体から最も離れている辺が前記第2方向と平行である形状に形成されていることを特徴とするプリント配線板。
  2. 前記ダミーパッドは、前記複数のパッドのうちで最後尾のパッドとつながるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
  3. 前記ダミーパッドは、前記複数のパッドのうちで最後尾のパッドとつながらないように構成されていることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項のプリント配線板と、前記本体から突出する複数のリードが前記複数のパッドにはんだ付けされる1つ又は複数の前記表面実装部品とを有していることを特徴とする電源装置。
  5. 請求項4の電源装置と、前記電源装置から給電されて点灯する光源と、前記光源を支持する器具本体とを備えていることを特徴とする照明器具。
  6. 請求項4の電源装置の製造方法であって、
    前記絶縁基板の表面に前記表面実装部品の前記本体を固定する工程と、前記複数のパッドに、前記表面実装部品の本体から突出する前記複数のリードをフローはんだ付けする工程とを有することを特徴とする電源装置の製造方法。
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