JP5072548B2 - プリント配線基板及び照明器具及び照明制御装置 - Google Patents

プリント配線基板及び照明器具及び照明制御装置 Download PDF

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Description

この発明は、表面実装部品を実装するプリント配線基板に関する。
電気部品をプリント配線基板にハンダ付けする方法には、いくつかの種類がある。
フロー法と呼ばれる方法は、プリント配線基板の表面を溶融したハンダに浸し、ハンダの表面張力により、ハンダ付けしたいところにハンダを付着させて、ハンダ付けする方法である。
フロー法には、溶融したハンダを満たしたハンダ槽にプリント配線基板を浸漬させる方法(浸漬式、ディップ法)と、溶融したハンダを噴水のように噴き上げてプリント配線基板にハンダを供給する方法(噴流式、ウェーブ法)とがある。鉛フリーハンダの場合には、主に、噴流式が用いられる。
リフロー法と呼ばれる方法は、プリント配線基板上に、ハンダ付けしたい形にハンダペーストを印刷し、これを加熱することによりハンダペーストを溶かして、ハンダ付けする方法である。
特開平6−164120号公報 特開平8−307044号公報
リフロー法は、ハンダブリッジの発生を抑えられる反面、コストが高い。
これに対し、フロー法は、コストが低く抑えられる反面、ハンダブリッジが発生する可能性がある。フロー法でハンダブリッジの発生を抑えるには、配線パターンごとに、フラックス塗布量、ハンダ槽の一次噴流量、二次噴流量の最適値を評価する必要があり、最適値を見つけることが難しい。また、これらの最適値を見つけたとしても、部品のバラツキや製造時の条件のバラツキにより、ハンダブリッジが発生する可能性がある。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、コストの安いフロー法によるハンダ付けにおいて、ハンダブリッジの発生を防ぐことを目的とする。
この発明にかかるプリント配線基板は、
表面実装部品を実装し、フローハンダ付け方式により上記表面実装部品がハンダ付けされるプリント配線基板において、
上記表面実装部品の本体が装着される本体装着部と、
上記表面実装部品の足がハンダ付けされる配線ランドと、
上記本体装着部に対して、ハンダが流れる下流方向に位置し、上記配線ランドに付着したハンダを引き込む本体下流捨てランドとを有することを特徴とする。
この発明にかかるプリント配線基板によれば、本体下流捨てランドが配線ランドに付着した過剰なハンダを引き込むので、配線ランドに適切な量の溶融ハンダが付着し、ハンダブリッジの発生を防ぐことができるという効果を奏する。
参考例1.
参考例1について、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、この参考例における照明器具800及び照明制御装置850の外観を示す図である。
照明器具800は、ランプLAを接続可能であり、接続したランプLAを点灯する。
照明器具800は、商用電源などの電源に接続可能であり、接続した電源から供給された電圧から、ランプLAに印加する電圧を生成する電気回路を有する。
また、照明器具800は、ランプLAの明るさを調整したり、ランプLAの異常を検出してランプLAを消灯したりするなど、照明器具800を制御する電気回路を有する。
照明制御装置850(照明制御用コントローラ)は、照度センサ851、人感センサ852、LED853を有し、照明器具800と通信線870を介して接続している。照明制御装置850は、照度センサ851や人感センサ852が検出した結果に基づいて、ランプLAの点灯・消灯や、ランプLAを点灯する明るさを制御する制御信号を生成し、通信線870を介して出力する。照明器具800は、照明制御装置850が出力した制御信号を入力し、入力した制御信号に基づいて、ランプLAを点灯・消灯したり、ランプLAの明るさを調整する。LED853(表示部)は、照明制御装置850の動作状態を表示する。
照明制御装置850は、照度センサ851や人感センサ852が検出した結果から、制御信号や、LED853を点灯する信号などを生成する電気回路を有する。
これらの電気回路は、プリント配線基板に表面実装部品などの電気部品を実装することにより構成される。電気部品は、ハンダ付けにより、プリント配線基板上にエッチングなどにより形成された配線に電気接続される。
図2は、この参考例におけるフロー法(噴流式)によるハンダ付けの方法を示す図である。
プリント配線基板100は、下側から作業ができるよう下側が開放されたベルトコンベアなどに載せられて、下側に表面を向けた状態で、下流方向から上流方向へ向けて移動する。
最初に、接着剤などにより、プリント配線基板100の表面に、表面実装部品200を固定する。
次に、ハンダのノリを良くするため、プリント配線基板100の表面に、フラックス500を塗布する。
その後、予熱ヒーター600により、プリント配線基板100の表面を暖める。これは、次の工程でプリント配線基板100の表面に付着させる溶融ハンダ300が急に冷えて固まるのを防ぐためである。
次に、ハンダ溶融槽400内で溶融した溶融ハンダ300を噴水のように噴き上げて一次噴流301・二次噴流302を生成し、生成した一次噴流301・二次噴流302をプリント配線基板100の表面に当てることにより、プリント配線基板100の表面を溶融ハンダ300に浸す。
このとき、プリント配線基板100は、上流方向が少し上になるよう、斜めの状態で保持されている。
その後、冷却ファン700により、プリント配線基板100を冷却すると、プリント配線基板100に付着したハンダが冷えて固まり、表面実装部品200がプリント配線基板100にハンダ付けされる。
なお、溶融ハンダ300を噴水のように噴き上げて、噴き出した溶融ハンダ300をプリント配線基板100の表面に当てる噴流式の代わりに、プリント配線基板100をハンダ溶融槽400に入れる浸漬式により、プリント配線基板100を溶融ハンダ300に浸してもよい。
図3は、この参考例におけるプリント配線基板100の表面110に設けられる配線パターンの一部を示す図である。
プリント配線基板100の表面110には、本体装着部120、左配線ランド130、右配線ランド140、本体下流捨てランド150などが設けられる。
本体装着部120は、表面実装部品200の本体220を接着剤などで固定するための領域である。
表面実装部品200は、左右両側にそれぞれ複数の足230,240を有する。この例において、表面実装部品200は、本体220の幅が、例えば、3mm〜6mm程度、ピンピッチ(足230,240の間隔)が、例えば、0.65mm〜1.27mm程度のSOP部品(SSOP部品やTSSOP部品も含む)である。
左配線ランド130(配線ランド)は、足230をハンダ付けする領域である。左配線ランド130は、足230の数と同じ数あり、下流方向と平行な方向に並んでいる。左配線ランド130は、本体装着部120からみて下流方向に対して垂直な方向(左方向)に位置する。
右配線ランド140(配線ランド)は、足240をハンダ付けする領域である。右配線ランド140は、足240の数と同じ数あり、下流方向と平行な方向に並んでいる。右配線ランド140は、本体装着部120からみて左配線ランド130と反対の方向(右方向)に位置する。
本体下流捨てランド150は、左配線ランド130や右配線ランド140に付着した過剰なハンダを引き込む(吸い取る)ための領域である。本体下流捨てランド150は、本体装着部120に対して下流方向に位置する。
左配線ランド130、右配線ランド140、本体下流捨てランド150は、例えば、銅箔などにより形成されていて、溶融ハンダ300が付着しやすくなっている。
プリント配線基板100の表面110に表面実装部品200を固定して、表面実装部品200の足230,240を、左配線ランド130及び右配線ランド140に当接させる。プリント配線基板100の表面110に一次噴流301・二次噴流302を当てると、左配線ランド130、右配線ランド140、本体下流捨てランド150に溶融ハンダ300が付着する。左配線ランド130、右配線ランド140、本体下流捨てランド150の間の間隔が狭いので、それぞれに付着した溶融ハンダ300はつながって、ひとかたまりとなっている。
図4は、この参考例におけるプリント配線基板100に二次噴流302を当てている様子を示す図である。
図3の状態から、プリント配線基板100を上流方向斜め上に移動すると、左配線ランド130、右配線ランド140の一部に二次噴流302が当たらなくなる。このとき、左配線ランド130、右配線ランド140、本体下流捨てランド150に付着した溶融ハンダ300は、図中に矢印で示したように、下流方向に流れる。これにより、左配線ランド130、右配線ランド140に付着した過剰な溶融ハンダ300は、自分より下流方向に位置する左配線ランド130、右配線ランド140に引き込まれ、適正な量の溶融ハンダ300だけが残る。また、一番下流に位置する左配線ランド130、右配線ランド140に付着した過剰な溶融ハンダ300は、斜め下流方向に位置する本体下流捨てランド150に引き込まれ、適正な量の溶融ハンダ300だけが残る。
図5は、この参考例におけるプリント配線基板100に二次噴流302を当てている様子を示す図(続き)である。
更に、プリント配線基板100を上流方向斜め上に移動すると、本体下流捨てランド150の一部にも、二次噴流302が当たらなくなる。
本体下流捨てランド150の下流にはランドがないので、本体下流捨てランド150に付着した過剰な溶融ハンダ300は、図中に矢印で示したように、本体下流捨てランド150の一番下流部分に集まり、ハンダ溶融槽400に返っていく。更に、プリント配線基板100を移動すると、本体下流捨てランド150に付着した溶融ハンダ300と、二次噴流302との間が切れる。このとき、本体下流捨てランド150の一番下流の部分には、過剰な溶融ハンダ300が少し残る。
残った過剰な溶融ハンダ300は、図中に矢印で示したように、本体下流捨てランド150全体に均等に広がるので、本体下流捨てランド150が十分広ければ、左配線ランド130や右配線ランド140との間にハンダブリッジを形成することはない。
図6は、この参考例における本体装着部120、左配線ランド130、右配線ランド140、本体下流捨てランド150の寸法を示す図である。
本体装着部120の幅wは、表面実装部品200の本体220の幅とほぼ等しく、例えば、3mm〜6mmくらいである。
本体装着部120と配線ランド(左配線ランド130及び右配線ランド140)との間隔d12は、表面実装部品200の形状によるが、例えば、0.5mm程度である。
配線ランドの幅wは、表面実装部品200の足230,240の形状によるが、例えば、1.5mm程度である。
配線ランドのピッチpは、表面実装部品200の足230及び足240のピッチと等しく、例えば、0.5mm、0.65mm、0.8mm、1.27mmなどである。
配線ランドの長さlは、表面実装部品200の足230及び足240の幅以上であり、例えば、0.3mm程度である。
配線ランドの間隔dは、ハンダブリッジを防ぐため、0.3mm以上であることが好ましい。配線ランドのピッチpが広ければ、間隔dをもっと大きくしてもよい。例えば、ピッチpが0.65mmの場合、間隔dは、0.35mm程度とする。
最も下流に位置する左配線ランド130及び右配線ランド140と、本体下流捨てランド150との間の間隔d23は、配線ランドの間隔dと同程度とする。例えば、間隔d23は、d±0.1mm程度とする。
本体下流捨てランド150の幅wは、本体220の幅と同程度とする。例えば、幅wは、本体220の幅±0.2mm程度とする。
本体下流捨てランド150は、正方形または長方形である。なお、近くに他の部品を実装するため、正方形または長方形の一部が欠けた形状であってもよい。
本体下流捨てランド150の長さlは、配線ランドの長さlの10倍以上とする。例えば、ピッチpが0.65mmの場合、長さlは、3.0mm以上とする。
上述したように、本体下流捨てランド150に残った過剰な溶融ハンダ300は、本体下流捨てランド150全体に均等に広がるので、本体下流捨てランド150の面積が広いほうがハンダブリッジの発生を防ぐことができる。しかし、本体下流捨てランド150の面積が広すぎると、本体下流捨てランド150に付着する(配線に寄与しない)ハンダの量が多くなるので、プリント配線基板100に表面実装部品200を実装するために必要なハンダの量が増える。また、プリント配線基板100の面積も大きくなるので、照明器具800の製造コストが高くなる。
=0.65mm、l=0.3mm、w=4.0mm(表面実装部品200の幅と同じ)という条件で試作したところ、l≧4.0mmでは、ハンダブリッジを防ぐ効果にあまり差がでなかった。この結果より、本体下流捨てランド150は、正方形に近い形状であることが好ましく、本体下流捨てランド150の長さlがw±0.2mm程度であることが好ましいと言える。
この参考例におけるプリント配線基板100は、表面実装部品200を実装し、フローハンダ付け方式により上記表面実装部品200をハンダ付けするものである。本体装着部120に表面実装部品200の本体220を装着する。本体下流捨てランド150は、本体装着部120からみて、溶融ハンダ300が流れる方向(下流方向)に位置し、配線ランド(左配線ランド130、右配線ランド140)に付着した余分な溶融ハンダ300を引き込む。これにより、配線ランドに適切な量の溶融ハンダ300が付着し、ハンダブリッジの発生を防ぐことができる。
この参考例における左配線ランド130及び右配線ランド140は、それぞれ二つ以上あり、下流方向と平行な方向にそれぞれ並んでいる。左配線ランド130は、本体装着部120からみて、下流方向に対してほぼ垂直な方向に位置する。右配線ランド140は、本体装着部120からみて、左配線ランド130とほぼ反対の方向に位置する。左配線ランド130及び右配線ランド140に付着した過剰な溶融ハンダ300は、下流側に並んだ左配線ランド130及び右配線ランド140に引き込まれる。一番下流側の左配線ランド130及び右配線ランド140に付着した過剰な溶融ハンダ300は、本体下流捨てランド150に引き込まれる。これにより、左配線ランド130及び右配線ランド140に適切な量の溶融ハンダ300が付着し、ハンダブリッジの発生を防ぐことができる。
この参考例における本体下流捨てランド150の幅wは、表面実装部品200の本体220の幅と同程度である。一般に、表面実装部品200の本体220の幅は、足230,240の長さより長いので、本体220の下流に本体220とほぼ同幅の本体下流捨てランド150を設けることにより、本体下流捨てランド150の面積を大きくすることができる。これにより、配線ランドに適切な量の溶融ハンダ300が付着し、ハンダブリッジの発生を防ぐことができる。
また、本体下流捨てランド150の幅wが、表面実装部品200の本体220の幅と同程度なので、左配線ランド130からも、右配線ランド140からも、同じように過剰な溶融ハンダ300を引き込むことができる。すなわち、本体下流捨てランド150は、左配線ランド130のための捨てランドと、右配線ランド140のための捨てランドとを兼ねる。これにより、捨てランドの占有面積が小さくなるので、プリント配線基板100を小型化できる。
この参考例における表面実装部品200は、SOP部品である。足230と足240とが平行に並んでいるので、左配線ランド130及び右配線ランド140を、下流方向と平行な方向に並べることができる。このため、上流側の配線ランドに付着した過剰な溶融ハンダ300は、下流側の配線ランドに引き込まれる。一番下流側の配線ランドに付着した過剰な溶融ハンダ300は、本体下流捨てランド150に引き込まれるので、すべての配線ランドにおいて、適切な量の溶融ハンダ300が付着し、ハンダブリッジの発生を防ぐことができる。
この参考例における照明器具800は、以上説明したプリント配線基板100と、プリント配線基板100に実装された表面実装部品200などの電気部品とにより構成される電気回路を有する。これにより、照明器具800の製造コストを削減することができる。
この参考例における部品実装方法は、以上説明したプリント配線基板100の本体装着部120に表面実装部品200を固定して、表面実装部品200の足230,240を配線ランド(左配線ランド130、右配線ランド140)に当接させる。プリント配線基板100の表面110を下に向け、溶融ハンダ300を噴き上げて、一次噴流301・二次噴流302をプリント配線基板100の表面110に当てることにより、配線ランドに溶融ハンダ300を付着させる。一次噴流301・二次噴流302に対して、プリント配線基板100を下流方向とほぼ反対の方向(上流方向)に移動することにより、配線ランドに付着した過剰な溶融ハンダ300を、本体下流捨てランド150が引き込む。これにより、配線ランドに適切な量の溶融ハンダ300が付着し、ハンダブリッジの発生を防ぐことができる。
実施の形態
実施の形態について、図7を用いて説明する。
図7は、この実施の形態におけるプリント配線基板100の表面110に設けられる配線パターンの一部を示す図である。
なお、参考例1で説明したプリント配線基板100と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
プリント配線基板100の表面110には、更に、左配線下流捨てランド160、右配線下流捨てランド170が設けられる。
左配線下流捨てランド160(配線下流捨てランド)は、左配線ランド130の下流方向に位置し、本体下流捨てランド150からみて、下流方向に対して垂直な方向に位置する。
右配線下流捨てランド170(配線下流捨てランド)は、右配線ランド140の下流方向に位置し、本体下流捨てランド150から見て、下流方向に対して垂直な方向(左配線下流捨てランド160とは逆の方向)に位置する。
左配線下流捨てランド160及び右配線下流捨てランド170は、ほぼ長方形である。
配線下流捨てランド(左配線下流捨てランド160及び右配線下流捨てランド170)は、例えば、銅箔などにより形成され、溶融ハンダ300が付着しやすくなっている。
配線下流捨てランドは、配線ランドから本体下流捨てランド150が溶融ハンダ300を引き込む橋渡しをする。すなわち、配線ランドに付着した過剰な溶融ハンダ300は、配線下流捨てランドが引き込み、配線下流捨てランドが引き込んだ溶融ハンダ300を本体下流捨てランド150が引き込む。
配線下流捨てランドの長さlは、本体下流捨てランド150の長さlよりも短い。このため、プリント配線基板100に一次噴流301・二次噴流302を当てながらプリント配線基板100を上流方向へ移動すると、配線下流捨てランドのほうが本体下流捨てランド150よりも先に二次噴流302から離れ、配線下流捨てランドに付着した過剰な溶融ハンダ300は、本体下流捨てランド150のほうへ流れていく。
最後に、本体下流捨てランド150が二次噴流302から離れるとき、本体下流捨てランド150の一番下流の部分に過剰な溶融ハンダ300が少し残る。残った過剰な溶融ハンダ300は、本体下流捨てランド150全体に均等に広がるが、配線下流捨てランドに付着した溶融ハンダ300と、本体下流捨てランド150に付着した溶融ハンダ300との間が離れているので、配線下流捨てランドには、残った過剰な溶融ハンダ300が戻らない。これにより、戻ってきた過剰な溶融ハンダ300により、配線ランド間にハンダブリッジが発生するのを防ぐことができる。
また、仮に、戻ってきた過剰な溶融ハンダ300の量が多かったとすると、本体下流捨てランド150と配線下流捨てランドとの間にハンダブリッジが発生する場合があるかもしれない。その場合、戻ってきた過剰な溶融ハンダ300は、本体下流捨てランド150と配線下流捨てランドとの間のハンダブリッジを形成し、更に、本体下流捨てランド150と配線下流捨てランドとを合わせた面積に均等に広がるので、配線下流捨てランドと配線ランドとの間にハンダブリッジを形成するまでには到らない。
配線下流捨てランドの幅wは、配線ランドの幅wと同程度とし、例えば、w±0.2mm程度とする。
配線下流捨てランドの長さlは、配線ランドの長さlの2倍〜10倍程度とする。例えば、ピッチpが0.65mmの場合、長さlは、0.6mm〜3.0mm程度とする。なお、上述したように、配線下流捨てランドの長さlは、本体下流捨てランド150の長さlよりも短い。
=0.65mm、l=0.3mm、w=4.0mm、l=3.8mmという条件で試作したところ、l≒0.9mmの場合が、もっともハンダブリッジを防ぐ効果が高かった。この結果より、配線下流捨てランドの長さlは、配線ランドの長さlの3倍程度が好ましいと言える。
配線下流捨てランドと配線ランドとの間の間隔d24は、配線ランドの間隔dと同程度とする。例えば、間隔d24は、d±0.1mm程度とする。
配線下流捨てランドと本体下流捨てランド150との間の間隔d34は、配線ランドの間隔dと同程度乃至2倍程度とする。例えば、間隔d34は、0.5mm±0.1mm程度とする。
この実施の形態におけるプリント配線基板100は、配線下流捨てランド(左配線下流捨てランド160、右配線下流捨てランド170)を有する。配線下流捨てランドは、配線ランド(左配線ランド130、右配線ランド140)からみて下流方向に位置し、本体下流捨てランド150からみて下流方向に対してほぼ垂直な方向(左方向、右方向)に位置する。配線下流捨てランドは、配線ランドに付着した過剰な溶融ハンダ300を引き込み、更に、配線下流捨てランドが引き込んだ過剰な溶融ハンダ300を、本体下流捨てランド150が引き込む。これにより、配線ランドに適切な量の溶融ハンダ300が付着し、ハンダブリッジの発生を防ぐことができる。
このように、フロー実装時、ハンダ溶融槽400内において、リード後方ランド(配線下流捨てランド)と通常リードランド(配線ランド)の後方部分に滞留するはんだをパッケージ後方ランド(本体下流捨てランド150)が引き込むことで、ブリッジの原因となる過剰なハンダを削減し、ブリッジの発生を防ぐことができる。
実施の形態
実施の形態について、図8を用いて説明する。
この実施の形態では、参考例1及び実施の形態で説明したプリント配線基板100の変形例について説明する。
なお、参考例1及び実施の形態で説明したプリント配線基板100と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
図8は、この実施の形態におけるプリント配線基板100a〜100cの表面110に設けられる配線パターンの一部を示す図である。
プリント配線基板100aは、左配線下流捨てランド160及び右配線下流捨てランド170の形状が直角三角形状であり、斜辺が下流外側を向いている。これにより、配線下流捨てランド(左配線下流捨てランド160及び右配線下流捨てランド170)が配線ランド(左配線ランド130及び右配線ランド140)から引き込んだ過剰な溶融ハンダ300が、配線下流捨てランドの下流側の頂点に集まり、本体下流捨てランド150に引き込まれやすくなる。
プリント配線基板100bは、本体下流捨てランド150の形状が、長方形の下流側の二つの頂点を面取りした形状である。これにより、本体下流捨てランド150の一番下流側の辺の長さが短くなるので、本体下流捨てランド150が溶融ハンダ300から離れたときに残る溶融ハンダ300の量を少なくすることができ、戻ってきた過剰な溶融ハンダ300によるハンダブリッジの発生を防ぐことができる。
プリント配線基板100cは、配線下流捨てランドを設ける代わりに、一番下流側の配線ランドを長くして、本体下流捨てランド150の左方向及び右方向まで伸ばしている。これにより、配線下流捨てランドを設けた場合と同様の効果を得ることができるとともに、配線パターンを簡略化でき、プリント配線基板100cの製造コストを削減することができる。
参考例2.
図9は、この参考例におけるプリント配線基板100d〜100fの表面110に設けられる配線パターンの一部を示す図である。
プリント配線基板100dは、配線下流捨てランドと、本体下流捨てランド150とがつながっている。これにより、配線下流捨てランドと本体下流捨てランド150とが離れている場合と同様の効果を得ることができるとともに、配線パターンを簡略化でき、プリント配線基板100cの製造コストを削減することができる。
プリント配線基板100eは、プリント配線基板100dを更に変形して、本体下流捨てランド150、左配線下流捨てランド160、右配線下流捨てランド170全体が一つの大きな長方形の捨てランド(以下「共通捨てランド」と呼ぶ。)を構成している。これにより、共通捨てランド全体の面積を大きくすることができるので、戻ってきた過剰な溶融ハンダ300が共通捨てランド全体に均等に広がり、ハンダブリッジの発生を防ぐことができる。
プリント配線基板100fは、参考例1で説明したプリント配線基板100と、プリント配線基板100eとの中間的な形態であり、本体下流捨てランド150、左配線下流捨てランド160、右配線下流捨てランド170全体が一つの大きな長方形の共通捨てランドを構成しているが、共通捨てランドの幅は、プリント配線基板100eの共通捨てランドの幅よりも狭い。このような形態でも、共通捨てランドが、配線ランドから過剰な溶融ハンダ300を引き込むことができる。
本体下流捨てランド150、左配線下流捨てランド160、右配線下流捨てランド170の形状は、以上説明した変形例以外にも、三角形、台形、平行四辺形、菱形、五角形、六角形、円形、半円形などの形状が可能である。
以上説明したように、電子部品をフローハンダ実装するプリント基板(プリント配線基板100)において、プリント基板上の通常リード用ランド(配線ランド)の後方に捨てランド(配線下流捨てランド)を設け、さらに部品パッケージ(本体220)の後方にパッケージと同幅の捨てランド(本体下流捨てランド150)を設けることにより、SOP部品の隣り合うリード(足230,240)間、又は、リードと捨てランド間のハンダブリッジが生じることを防ぐことができる。
また、上述したように、通常リード用ランド(配線ランド)の後方に設けた捨てランド(配線下流捨てランド)と、部品パッケージ(本体220)後方の捨てランド(本体下流捨てランド150)とを結合して、ひとつの捨てランドとしてもよい。この場合、結合した捨てランドの形状は、長方形、または正方形であってもよい。
また、通常リード用ランド(配線ランド)後方の捨てランド(配線下流捨てランド)は設置せず、部品パッケージ(本体220)後方の捨てランド(本体下流捨てランド150)のみを配置してもよい。
ハンダブリッジの発生を防ぐには、フラックスの塗布量、ハンダ槽の一次噴流幅、二次噴流幅など、フローハンダ付けの各工程における製造条件を最適値に調整する必要がある。これらの最適値は、配線パターンごとに異なるので、新たなプリント配線基板100を設計した場合、そのたびに、製造条件の最適値を探すことになる。また、最適値の範囲が狭いと、部品のバラツキによる重量の変化などにより、ハンダブリッジが発生する可能性がある。
この参考例におけるプリント配線基板100は、簡単な構成でハンダブリッジの発生を防げるだけでなく、ハンダブリッジの発生を防ぐことができる製造条件の許容範囲が広い。このため、製造条件の最適値を探すために必要な時間・コストを削減でき、製品の品質を向上できる。
また、同じ形状の捨てランドを、部品の点数などの条件が異なる他のプリント配線基板に適用できるので、プリント配線基板100の設計にかかる時間・コストも削減できる。
なお、試作実験によれば、本体下流捨てランド150を設けず、配線下流捨てランドのみを設けると、配線下流捨てランドの長さlが、配線ランドの長さlの2倍〜3倍程度である場合はもとより、配線下流捨てランドの長さlを、配線ランドの長さlの6倍程度としても、滞留するハンダを引き込み切れず、通常リード(足230,240)同士の間、あるいは通常リードとリード後方ランド(配線下流捨てランド)の間にハンダブリッジが生じて不良が発生しやすいことがわかった。
また、配線下流捨てランドの長さlを配線ランドの長さlの6倍程度とし、更に、本体下流捨てランド150を設け、本体下流捨てランド150の長さlを、配線下流捨てランドの長さlと同程度とした場合も、ハンダブリッジが発生しやすいことがわかった。
すなわち、ハンダブリッジの発生を防ぐため配線下流捨てランドよりも長い本体下流捨てランド150を設けることにより、ハンダブリッジの発生を防ぐことができる。
参考例1における照明器具800の外観を示す図。 参考例1におけるフロー法によるハンダ付けの方法を示す図。 参考例1におけるプリント配線基板100の表面110に設けられる配線パターンの一部を示す図。 参考例1におけるプリント配線基板100に二次噴流302を当てている様子を示す図。 参考例1におけるプリント配線基板100に二次噴流302を当てている様子を示す図。 参考例1における本体装着部120、左配線ランド130、右配線ランド140、本体下流捨てランド150の寸法を示す図。 実施の形態におけるプリント配線基板100の表面110に設けられる配線パターンの一部を示す図。 実施の形態におけるプリント配線基板100a〜100cの表面110に設けられる配線パターンの一部を示す図。 参考例2におけるプリント配線基板100d〜100fの表面110に設けられる配線パターンの一部を示す図。
符号の説明
100 プリント配線基板、110 表面、120 本体装着部、130 左配線ランド、140 右配線ランド、150 本体下流捨てランド、160 左配線下流捨てランド、170 右配線下流捨てランド、200 表面実装部品、220 本体、230,240 足、300 溶融ハンダ、301 一次噴流、302 二次噴流、400 ハンダ溶融槽、500 フラックス、600 予熱ヒーター、700 冷却ファン、800 照明器具、850 照明制御装置、851 照度センサ、852 人感センサ、853 LED、870 通信線、LA ランプ。

Claims (4)

  1. 表面実装部品を実装し、フローハンダ付け方式により上記表面実装部品がハンダ付けされるプリント配線基板において、
    上記表面実装部品の本体が装着される本体装着部と、
    ハンダが流れる下流方向と平行な方向に並び、上記本体装着部からみて上記下流方向に対して略垂直な方向に位置し、上記表面実装部品の複数の足それぞれがハンダ付けされる複数の左配線ランドと、
    上記下流方向と略平行な方向に並び、上記本体装着部からみて上記左配線ランドと略反対の方向に位置し、上記表面実装部品の他の複数の足それぞれがハンダ付けされる複数の右配線ランドと、
    上記本体装着部に対して上記下流方向に位置し上記左配線ランド及び上記右配線ランドに付着したハンダを引き込む本体下流捨てランドと、
    上記左配線ランドに対して上記下流方向に位置し、上記本体下流捨てランドからみて上記下流方向に対して略垂直な方向に位置し、上記左配線ランドに付着したハンダを引き込む左配線下流捨てランドと、
    上記右配線ランドに対して上記下流方向に位置し、上記本体下流捨てランドからみて上記下流方向に対して略垂直な方向に位置し、上記右配線ランドに付着したハンダを引き込む右配線下流捨てランドとを有し、
    上記左配線下流捨てランド及び上記右配線下流捨てランドは、上記本体下流捨てランドと分離していて、
    上記本体下流捨てランドは、上記左配線下流捨てランド及び上記右配線下流捨てランドが引き込んだハンダを引き込む
    ことを特徴とするプリント配線基板。
  2. 上記表面実装部品は、SOP(Small Outline Package)部品であることを特徴とする請求項に記載のプリント配線基板。
  3. 請求項1または請求項に記載のプリント配線基板と、上記プリント配線基板に実装された部品とにより構成される電気回路を有することを特徴とする照明器具。
  4. 請求項1または請求項に記載のプリント配線基板と、上記プリント配線基板に実装された部品とにより構成される電気回路を有することを特徴とする照明制御装置。
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