JP6646803B2 - 除湿装置 - Google Patents

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本発明は、居住空間などに用いられる除湿装置に関するものである。
居住空間の湿度を低下させ、快適性を増すものとして除湿装置が実用化されている。
その構成としては、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられた除湿手段と、前記空気吸込口から吸い込んだ本体ケース外の空気を、前記除湿手段を通過させた後に、前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す送風機とを備えたものとなっている。
また、前記除湿手段は、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順次環状に連結した冷凍サイクルにより構成し、前記送風機によって前記空気吸込口から前記本体ケース内に吸い込んだ空気の一部分は、前記吸熱器、前記熱交換器の第1通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す構成とし、前記送風機によって前記空気吸込口から吸い込んだ空気の他の部分は、前記熱交換器の第2通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す構成となっている(例えば下記特許文献1)。
実開昭56−20628号公報
上記従来例では、前記送風機によって前記空気吸込口から前記本体ケース内に吸い込んだ空気の一部分Aは、前記吸熱器で冷却させて結露させ、その後、前記熱交換器の第1通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す構成となっている。
また、前記送風機によって前記空気吸込口から吸い込んだ空気の他の部分Bは、前記熱交換器の第2通路を通過させ、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す構成となっている。
つまり、前記熱交換器の第2通路を通過する室内空気を、前記吸熱器から前記熱交換器の第1通路に流れる空気によって冷却し、ここでも結露させようとしている。
しかしながら、上記構成においては、室内空気の温度が低く前記吸熱器や前記熱交換器に着霜した場合に、除湿装置の霜取り能力が低く、霜取りに時間を有するので本来の除湿性能が低くなるという問題があった。
すなわち、従来の物においては、良く知られているように、低温季節時には、前記吸熱器で除湿した時に発生する水分が凍結し、前記吸熱器の表面で氷(霜)が発生する場合がある。さらに前記熱交換器の第2通路においても発生した水分が凍結して霜が発生する場合がある。この場合霜取り運転を織り交ぜながら除湿運転を行うことになる。霜取り運転は、前記冷凍サイクルの運転を停止し前記送風機による送風のみでこの霜を融かす方法や、前記冷凍サイクルにおいて前記圧縮機から流出した高温冷媒を直接前記吸熱器に導くようにする配管に切替可能とするなどして霜を融かす方法があるが、長時間を有するものであった。そして、この霜取り運転に時間を有すれば本来の除湿運転の時間が短くなり除湿効率の低いものとなってしまうのであった。
そこで、本発明は、霜取り能力を高め、結果として除湿効果を高めた除湿装置を提供することを目的とするものである。
そして、本発明に係る除湿装置は、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順に連結した冷凍サイクルにより前記本体ケース内の空気を除湿する除湿手段と、前記空気吸込口から吸い込んだ本体ケース外の空気を前記除湿手段を通過させた後に前記空気吹出口から本体ケース外に吹き出す送風機とを備え、前記除湿手段は、前記送風機によって空気吸込口から本体ケース内に吸い込んだ空気の一部分Aを、前記吸熱器、第1通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第1除湿経路と、前記送風機によって前記空気吸込口から吸い込んだ空気の他の部分Bを、第2通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第2除湿経路と、前記第1通路を流れる空気と前記第2通路を流れる空気との間で熱交換する熱交換器と、前記圧縮機出口と前記吸熱器入口とを連通し、二方弁を有するバイパス配管と、前記圧縮機と前記二方弁と前記送風機とを制御する制御手段と、前記吸熱器に配管温度センサと、を備え、前記制御手段は、前記霜取り運転時は、前記圧縮機を運転し、前記二方弁を開口し前記バイパス配管を介して前記圧縮機出口の冷媒を直接前記吸熱器に導入し、前記送風機を所定の時間停止させ、その後、前記配管温度センサが所定の温度になった時、前記送風機を運転するものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
以上により、熱交換器に氷(霜)が付着した場合にも、熱交換器に付着した氷(霜)を融かすことができ、霜取り能力を高め、結果として除湿効果を高めることができるものである。
本発明の実施の形態にかかる除湿装置の斜視図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置のA−A断面図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の吸熱器周辺の構成および風路の斜視図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の熱交換器の分解斜視図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の空気吸込口周辺の気流を示す上方図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の制御ブロック図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の動作状態を説明する図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の動作フローチャート
本発明の実施の形態に係る除湿装置は、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順に連結した冷凍サイクルにより前記本体ケース内の空気を除湿する除湿手段と、前記空気吸込口から吸い込んだ本体ケース外の空気を前記除湿手段を通過させた後に前記空気吹出口から本体ケース外に吹き出す送風機とを備え、前記除湿手段は、前記送風機によって空気吸込口から本体ケース内に吸い込んだ空気の一部分Aを、前記吸熱器、第1通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第1除湿経路と、前記送風機によって前記空気吸込口から吸い込んだ空気の他の部分Bを、第2通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第2除湿経路と、前記第1通路を流れる空気と前記第2通路を流れる空気との間で熱交換する熱交換器と、前記圧縮機出口と前記吸熱器入口とを連通し、二方弁を有するバイパス配管と、前記圧縮機と前記二方弁と前記送風機とを制御する制御手段と、前記吸熱器に配管温度センサと、を備え、前記制御手段は、前記霜取り運転時は、前記圧縮機を運転し、前記二方弁を開口し前記バイパス配管を介して前記圧縮機出口の冷媒を直接前記吸熱器に導入し、前記送風機を所定の時間停止させ、その後、前記配管温度センサが所定の温度になった時、前記送風機を運転するものである。
これにより、圧縮機から導出された高温冷媒を直接吸熱器に導入され、吸熱器において温められた空気を送風により熱交換器に導入することになり、熱交換器に付着した氷(霜)を融かすことができる。また、圧縮機から導出された高温冷媒を直接吸熱器に導入させると共に、送風機を停止させている間は、この高温冷媒により吸熱器の温度が上昇し付着した氷(霜)を融かすことができ、その後、送風機を運転し、吸熱器において温められた空気を送風により熱交換器に導入することにより、熱交換器に付着した氷(霜)を融かすことができる。また、吸熱器に付着した氷(霜)が確実に融けてから、送風機を動かし、熱交換器に付着した氷(霜)を融かす運転に切り替えることができる。
また、本発明の実施の形態に係る除湿装置は、前記第2除湿経路における前記熱交換器の出口に風路温度センサを備え、前記風路温度センサが所定の温度になった時に、前記霜取り運転を終了することを特徴とするものである。
これにより、熱交換器に付着した氷(霜)が確実に融けてから、霜取り運転を終了することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して同一の部位については同一の符号を付して説明を省略している。さらに、各図面において、本発明に直接には関係しない各部の詳細については説明を省略している。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態にかかる除湿装置3の斜視図である。
除湿装置3は、箱型の本体ケース1を備えており、該本体ケース1によって除湿装置3の内外を区別される。この本体ケース1の背面側には、当該背面に対して垂直方向から空気を吸い込む空気吸込口2が配置されている。また前記背面の逆側である前方側の上部には、空気吹出口4が配置されている。
空気吸込口2は、略矩形の吸込面を有する吸込口2aと、この吸込口2aの上部及び左右部の三辺を周回し下方に開部を向けた略コの字形状の吸込面を有する吸込口2bとを備えている。 図2は、本実施の形態にかかる除湿装置3の図1のA−Aにおける断面図である。
本体ケース1内には、本体ケース1内に取り込まれた空気を除湿するための除湿手段5と、前記空気吸込口2から吸い込んだ本体ケース1外の空気を、除湿手段5を通過させた後に空気吹出口4から本体ケース1外に吹き出す送風機6とを設けている。
除湿手段5は、圧縮機7と放熱器8と膨張器9と吸熱器10とを順に連結した冷凍サイクルを備えている。
本体ケース1内の空気吸込口2から空気吹出口4への空気通路における空気吸込口2側(空気の流れ方向上流側)に吸熱器10を設け、空気吹出口4側(空気の流れ方向下流側)に放熱器8を設けている。
また、吸熱器10と放熱器8の間には空間を設け、この空間に顕熱交換タイプの熱交換器11を配している。
つまり、除湿手段5は、空気吸込口2から吸い込んだ空気の一部分A、つまり吸込口2aから吸い込んだ空気を、吸熱器10、熱交換器11における第1通路、放熱器8を介して空気吹出口4から本体ケース1外に吹出す第1除湿経路41を備えている。
また、本体ケース1内に、空気吸込口2から吸熱器10の周囲を通過することで吸熱器10からの冷却効果を受け、熱交換器11に至る予冷風路を設けている。
つまり、除湿手段5は、第1除湿経路41に加えて、前記空気吸込口2から吸い込んだ空気の他の部分B、即ち吸込口2bから吸い込んだ空気を、予冷風路、熱交換器11における第2通路、放熱器8を介して空気吹出口4から本体ケース1外へ吹出す第2除湿経路51を備えている。なお、予冷風路の詳細については後述する。
熱交換器11は、第1除湿経路内開口部17と第2除湿経路内開口部18とを備えている。
第1除湿経路内開口部17は、吸熱器10側の上流側開口部17aと、放熱器8側の下流側開口部17bとより成る。つまり第1除湿経路内開口部17は、第1除湿経路41内に設けられ、上流側にて熱交換器11と吸熱器10とを、下流側にて熱交換器11と放熱器8とを連結する。
第2除湿経路内開口部18は、予冷風路側の上流側開口部18aと、集水手段12a側(鉛直下向き方向)の下流側開口部30とより成る。つまり第2除湿経路内開口部18は、第2除湿経路51内に設けられ、上流側にて予冷風路と熱交換器11とを、下流側にて熱交換器11と放熱器8の下部とを連結する。集水手段12aは漏斗状であり、吸熱器10及び熱交換器11の下方に設けている。さらに、集水手段12aの下方には集水タンク12bを、本体ケース1に対して着脱自在に配置している。
つまり、吸熱器10、熱交換器11部分で結露をさせ、その結露水を漏斗状の集水手段12aで集めて集水タンク12bに流入させるようにしている。
続いて、図3を参照しながら予冷風路の詳細構造について説明する。なお図3は、吸熱器周辺の構成および風路の斜視図である。
図3に示すように、予冷風路60は、吸込口2bの側部を起点として吸熱器10の側面及び熱交換器11の側面を経由して上流側開口部18aに至る風路60aと、吸込口2bの上部を起点として吸熱器10の上面を経由して上流側開口部18aに至る風路60bとから成る。
吸熱器10の周囲、即ち上面及び両側面には風路壁81が設けられている。
風路壁81は、さらに両側面については隣接する熱交換器11の同両側面にまで延長されている。つまり風路壁81は、吸熱器10から熱交換器11までの間において、第1除湿経路41と予冷風路60との間の通風を遮断し、即ち予冷風路60の内周壁面(第1除湿経路側の側面)を形成している。また、予冷風路60の外周壁面は、本体ケース1の内面により形成される。風路壁81は、少なくとも吸熱器10の周囲の部分については第1除湿経路41と予冷風路60との間の熱授受が可能な材質、例えば、1〜3ミリ程度の薄い樹脂板または金属板としている。
吸熱器10は、直管部101aと屈曲部101bとで構成された冷媒配管101を有している。直管部101aは、冷媒配管101を流れる冷媒の熱を吸熱器10を通過する空気に伝えるための、平板状の複数枚の金属で形成されたフィンを有している。
吸熱器10の直管部101aおよびフィンは、風路壁81で囲まれた内部空間に配されている。つまり、第1除湿経路41を通過する前記空気の一部分Aが直管部101aおよびフィンの部分を通過するように設けられている。
一方、吸熱器10の屈曲部101bは、吸熱器10を囲む風路壁81から予冷風路60に突出して配されている。つまり、第2除湿経路51の予冷風路60を通過する空気の他の部分Bが吸熱器10の周囲の風路壁81と屈曲部101bの配管外壁を通過するように設けられている。
続いて、図4を参照しながら熱交換器11の詳細構造について説明する。なお図4は、熱交換器の分解斜視図である。
熱交換器11は、図4に示すように縦向き風路を作る合成樹脂製の板体13と、横向き風路を作る合成樹脂製の板体14を交互に複数枚重合させた構成となっている。
また、縦向き風路を作る合成樹脂製の板体13表面には、縦方向に延びたリブ15が所定間隔で複数本、板体13と一体に形成されている。リブ15の一面が隣接する板体14の背面と密着することで、板体13の表面とリブ15と板体14の背面とで縦向き風路を形成している。
同様に、横向き風路を作る合成樹脂製の板体14表面には、横方向に延びたリブ16が所定間隔で複数本、板体14と一体に形成されている。リブ16の一面が隣接する板体13の背面と密着することで、板体14の表面とリブ16と板体13の背面とで横向き風路を形成している。
縦向き風路と横向き風路は、互いの風路空間が独立しており、即ち空気の往来が無い。
そして、このようにして構成された熱交換器11は、略直方体形状となっており、対向する長辺側(図3における左右の辺)に示すように、第1除湿経路内開口部17が形成され、また、対向する短辺側(図3における上下の辺)に第2除湿経路内開口部18が形成されている。さらに短辺側の下流側開口部30は、第1除湿経路41、即ち水平面に対して傾斜しており、その傾斜方向は下流側開口部30の開口面が放熱器8側に向かう方向である。
次に、主に図2を参照しながら除湿装置の動作について説明する。
前記送風機6を駆動することによって空気吸込口2から本体ケース1内に吸い込まれた空気(吸込口2aから吸い込んだ空気の一部分A)は、前記吸熱器10、熱交換器11の上流側開口部17a及び横向きの第1通路を通過し、下流側開口部17bから放熱器8に取り込まれる。その後放熱器8、送風機6を介して空気吹出口4から本体ケース1外に吹き出される。つまり吸込口2aから吸い込んだ空気の一部分Aは第1除湿経路41を経由して本体ケース1外に吹き出される。
そして、このような経路で流れる空気の一部分Aは、先ずは、吸熱器10で冷却されるので、ここで結露が発生し、当該結露水は下方に滴下し、漏斗状の集水手段12aで集められ、集水タンク12bに流入させられる。
また、結露水を落とした後の乾燥した空気は、次に、熱交換器11の上流側開口部17aから横向きの第1通路を通過し、下流側開口部17bを経て、放熱器8、送風機6を介して空気吹出口4から本体ケース1外に吹き出される。このようにして、室内の湿度低下を果たすことができる。
一方、前記送風機6を駆動することによって空気吸込口2から本体ケース1内に吸い込まれた空気(吸込口2bから吸い込んだ空気の他の部分B)は、熱交換器11の上流側開口部18aから縦向きの第2通路を通過し、下流側開口部30、放熱器8、送風機6を介して空気吹出口4から本体ケース1外に吹き出される。つまり吸込口2bから吸い込んだ空気の他の部分Bは第2除湿経路51を経由して本体ケース1外に吹き出される。なお下流側開口部30は上述のように放熱器8側に向かって傾斜しているため、下流側開口部30からでた空気Bはスムーズに放熱器8に流れる。
熱交換器11の横向きの第1通路(空気の一部分Aが通過する通路)と、縦向きの第2通路(空気の他の部分Bが通過する通路)が交差する構成となっているので、前記第1通路を流れる空気(空気の一部分A)と、第2通路を流れる空気(空気の他の部分B)とは、熱交換を行うことが可能となっている。
ここで熱交換器11の横向きの第1通路を流れる空気の一部分Aは、吸熱器10を通過することにより冷却されている。したがって、空気の一部分Aは、熱交換器11による熱交換作用により、吸熱器10を通過していない第2通路を流れる空気の他の部分Bの温度を低下させることができる。
また、予冷風路60を通過する空気の他の部分Bは、風路壁81を介して吸熱器10の冷却効果を受ける。さらに、屈曲部101bによる冷却効果も受ける。これは、屈曲部101bには室温よりも温度の低い冷媒が通過しているので、予冷風路60に突出している吸熱器10の屈曲部101bの外部の空気温度が低下するからである。これにより、予冷風路60を通過する空気の他の部分Bの温度は、結露が生じる露点温度付近まで冷却される。
露点温度付近まで冷却された空気の他の部分Bは、熱交換器11の第2通路に流入する。熱交換器11に流入した空気の他の部分Bは、熱交換器11の熱交換作用による冷却効果を受け、露点温度以下まで温度が下がる。露点温度以下まで下がった空気の他の部分Bは、熱交換器11の第2通路にて結露を生じる。
ここで従来の構成では、熱交換器11に流入する空気は室温であって露点温度まで空気を冷却しないと結露を生じないため、熱交換器11による冷却が始まる熱交換器11の空気入口(上流側開口部18a)付近には結露を生じないものであった。しかし本実施の形態にかかる構成では、熱交換器11の第2通路に流入する空気の他の部分Bは、予冷風路60を通過することにより露点温度付近まで冷却されているので、熱交換器11の第2通路の空気入口(上流側開口部18a)においても結露を生じることができる。
それにより、熱交換器11を通過する際に空気の他の部分Bが受ける冷熱の大部分を、前記空気の他の部分Bの顕熱除去ではなくて潜熱除去、すなわち結露に有効活用できるようになる。結果として、熱交換器11における結露量を増加させることができるので、本実施の形態にかかる構成の除湿装置は、除湿効果をより高めることができるものである。
また、前記空気の他の部分Bが吸い込まれる吸込口2bを空気の一部分Aが吸い込まれる吸込口2aに隣接する外周側に設けている。したがって吸込口2aに吸い込まれる空気の誘引効果により吸込口2bから吸い込まれる空気の流入量を増加させることができる。すなわち、図5に示すように、吸込口2aに吸い込まれる空気流により本体ケース1の外部から吸込口2aに向かう空気流90が形成され、この空気流90の周囲には空気の粘性により誘引される誘引流91が形成される。この誘引流91を吸込口2aの外周側に設けた吸込口2bから吸込むことで第2除湿経路はより多くの空気を吸い込むことができる。したがって、第2除湿経路を通過する風量が増加し、熱交換器11における結露量が増加するので、除湿効果をより高めることができる。また言い換えると、同一の除湿効果であれば除湿装置の小型化を図ることができる。
以上の説明により、基本的な構成及び動作が理解されたところで、具体的な構成について図2を用いて説明する。
本実施形態における特徴は、バイパス配管70と、二方弁71と、制御手段21とを備えた点である。
具体的には、除湿手段5は、圧縮機7と放熱器8と膨張器9と吸熱器10とを順に冷媒配管によって連結した冷凍サイクルを備えている。この冷凍サイクルに、バイパス配管70を追加したものである。バイパス配管70は、圧縮機7出口と吸熱器10入口とを連通する冷媒配管である。このバイパス配管70には、二方弁71を備えている。
二方弁71は、閉じた状態と、開いた状態とを有している。二方弁71が閉じた状態では、冷媒は圧縮機7から放熱器8、膨張器9、吸熱器10へ順に冷媒が流れる。一方、二方弁71が開いた状態となると、冷媒は圧縮機7出口から放熱器8、膨張器9と通過して吸熱器10に流入するより、バイパス配管70を介して吸熱器10へ流れる方が、流路抵抗が小さいので、そのほとんどが、バイパス配管70に流れ込み吸熱器10に流れる状態となる。
除湿運転の時は、制御手段21は二方弁71を閉じる制御を行い、バイパス配管70を介して圧縮機7出口から吸熱器10へ冷媒が流れない状態となる。冷媒は、圧縮機7出口から放熱器8と膨張器9と吸熱器10を介して、圧縮機7へもどる流れとなる。この状態で、制御手段21が送風機6を運転し、上述した除湿を行う。
吸熱器10、および熱交換器11に付着した氷(霜)と融かす霜取り運転の時は、制御手段21が二方弁71を開く制御を行い、冷媒は圧縮機7出口から放熱器8へは流れず、バイパス配管70を介して圧縮機7出口から吸熱器10へ冷媒が流れ、圧縮機7へもどる流れとなる。冷媒は、圧縮機7で高温になり、この高温となった冷媒が、直接吸熱器10へ流れ込み吸熱器10に付着した氷(霜)を融かす。更に、この状態で、制御手段21が送風機6を運転し、送風機6により空気吸込口2から本体ケース1内に吸い込まれた空気が、吸熱器10へ送風され吸熱器10によって温められる。この温められた空気が、熱交換器11の横向きの第1通路に流入する。これにより、伝熱板を通して、熱交換器11の縦向きの第2通路内に熱が伝えられ、氷(霜)を融かすものである。このように、直接吸熱器10に導入された冷媒の熱を熱交換器11にも導入することにより、熱交換器11に付着した氷(霜)をも融かすことができる。
(実施の形態2)
本実施形態における特徴は、霜取り運転時は、圧縮機7を運転し、二方弁71を開口し、送風機6を所定の時間停止させ、その後、送風機6を運転する点である。
図6は、本発明の実施の形態にかかる除湿装置の制御ブロック図である。図6に示すように、除湿装置3は、操作部25に接続した制御手段21、この制御手段21に接続した配管温度センサ72、風路温度センサ73、メモリ24、圧縮機7、送風機6、二方弁71を備えている。
図7は、本発明の実施の形態にかかる除湿装置の動作状態を説明する図である。図7に示すように、除湿装置3は、「除湿」と「霜取り」の運転モードを備えている。運転モードが「除湿」の場合には、圧縮機7と送風機6は「ON」となり、二方弁71は「閉」となる。つまり、「除湿」の運転モードの場合は、制御手段21が二方弁71を閉じる制御を行い、バイパス配管70を介して圧縮機7出口から吸熱器10へ冷媒が流れない状態となる。冷媒は、圧縮機7出口から放熱器8と膨張器9と吸熱器10を介して、圧縮機7へもどる流れとなる。この状態で、制御手段21が送風機6を運転し、上述した除湿を行う。
運転モードが「霜取り」の場合には、「初期」と「後期」の2種類の運転モードを備えている。
運転モードが「霜取り」かつ「初期」の場合には、圧縮機7は「ON」、送風機6は「OFF」となり、二方弁71は「開」となる。つまり制御手段21が二方弁71を開く制御を行い、圧縮機7出口から放熱器8へは冷媒が流れず、バイパス配管70を介して圧縮機7出口から吸熱器10へ冷媒が流れる状態となる。冷媒は、圧縮機7出口から吸熱器10を介して、圧縮機7へもどる流れとなる。冷媒は、圧縮機7で高温になり、この高温となった冷媒が、直接吸熱器10へ流れ込み吸熱器10に付着した氷(霜)を融かす。そして、この状態で、制御手段21が送風機6を停止させ、空気の流通を停止させる。これにより、吸熱器10において冷媒での加熱が促進され、より早く吸熱器10に付着した氷(霜)を融かすことができる。
一方、運転モードが「霜取り」かつ「後期」の場合には、圧縮機7は「ON」、送風機6は「ON」となり、二方弁71は「開」となる。つまり「霜取り」かつ「初期」の状態で、制御手段21が送風機6を運転する。送風機6により空気吸込口2から本体ケース1内に吸い込まれた空気が、吸熱器10へ送風され吸熱器10によって空気が温められる。この温められた空気が、熱交換器11の横向きの第1通路に流入する。これにより、第1通路内の氷(霜)を融かすと共に、熱交換器11の縦向きの第2通路内の氷(霜)も融かすものである。このように、直接吸熱器10に導入された冷媒の熱を熱交換器11に導入することにより、熱交換器11に付着した氷(霜)を融かすことができる。
霜取り運転時は、まず、運転モードが「霜取り」かつ「初期」の動作を行い、次に、運転モードが「霜取り」かつ「後期」の動作を行う。これにより「初期」では、主に吸熱器10に付着した氷(霜)を効率よく融かし、その後の「後期」では、主に熱交換器11に付着した氷(霜)を効率よく融かすことができ、短時間で確実に霜取り運転を完了することができる。すなわち、霜取り運転の時間を短くすることにより、除湿運転の割合を多くすることができるので、結果として除湿効率を向上することができる。
図2に示すように、除湿装置3は、吸熱器10には配管温度センサ72を備え、熱交換器11の縦向きの第2通路の出口には風路温度センサ73を備えている。
配管温度センサ72は、吸熱器10に密着するように吸熱器10の表面温度を計測している。
風路温度センサ73は、第2除湿経路51における熱交換器11の第2通路と、放熱器8との間の風路に設けられ、熱交換器11の縦向きの第2通路の出口空気の温度を計測している。
図8は、本発明の実施の形態にかかる除湿装置の動作フローチャートである。図8に示す動作フローチャートを用いて説明する。
この実施形態では、配管温度センサ72によって検出される吸熱器表面温度(ts)が設定温度(t0例えば0.5℃)より高く、または、初期運転時間(Ts)が設定時間(Ts1例えば25分)よりも短い場合は、図7の「除湿」で示す運転モードで動作が行われる。
つまり、二方弁71が閉じた状態で、圧縮機7と送風機6は駆動され上述の除湿運転が行われる(図8のS1、S2)。
また、配管温度センサ72の吸熱器表面温度(ts)が設定温度(t0例えば0.5℃)以下で、かつ、初期運転時間(Ts)が設定時間(Ts例えば25分)経過した場合には、図7の「霜取り、初期」で示す運転モードで動作が行われる。
つまり、二方弁71が開いた状態で、圧縮機7が駆動され、送風機6が停止され、これによって、霜取り運転が実行される(図8のS2、S3、S4)。すなわち、吸熱器表面温度(ts)が設定温度(t0)より低くなることは、吸熱器10表面に氷(霜)が付着したと判断し、「霜取り運転」の開始を判断する。具体的には、上述のように、主に吸熱器10に付着した氷(霜)を融かす動作を実施する。
そしてこの運転は、吸熱器表面温度(ts)が設定温度(ts2例えば16.0℃)以上となるか、または、霜取り初期積算時間(Tdp)が設定時間(Tdp1例えば5分)経過するまで、継続される(図8のS5、S6)。
また、配管温度センサ72の吸熱器表面温度(ts)が設定温度(t0例えば16.0℃)以上、または、霜取り初期積算時間(Tdp)が設定時間(Tdp1例えば5分)経過した場合には、図7の「霜取り、後期」で示す運転モードで動作が行われる。
すなわち、吸熱器表面温度(ts)が設定温度(ts2)より高くなること、あるいは所定の設定時間を経過したことは、吸熱器10表面に付着した氷(霜)が融けたと判断し、「霜取り運転、初期」の完了を判断し、「霜取り運転、後期」に移行する。
つまり、二方弁71が開いた状態で、圧縮機7が駆動され、送風機6が運転され、これによって、霜取り運転が実行される(図8のS5、S6、S7)。具体的には、上述のように、主に熱交換器11に付着した氷(霜)を融かす動作を実施する。
そしてこの運転は、熱交換器出口温度(th)が設定温度(th1例えば5.0℃)以上となるか、または、霜取り後期積算時間(Tdf)が設定時間(Tdf1例えば5分)経過するまで、継続される(図8のS8、S9)。
すなわち、熱交換器出口温度(th)が設定温度(th1)より高くなること、あるいは所定の設定時間を経過したことは、熱交換器11に付着した氷(霜)が融けたと判断し、「霜取り運転、後期」の完了を判断し、霜取り運転を終了し、「除湿」運転に戻ることになる(図8のS8、S9、S10)。
本発明にかかる除湿装置は、より高い除湿効果をもたらすものであるため、室内空気の除湿や衣類の乾燥用途として極めて有用なものである。
1 本体ケース
2 空気吸込口
4 空気吹出口
5 除湿手段
6 送風機
7 圧縮機
8 放熱器
9 膨張器
10 吸熱器
11 熱交換器
12a 集水手段
12b 集水タンク
13 板体
14 板体
15 リブ
16 リブ
17 第1除湿経路内開口部
17a 上流側開口部
17b 下流側開口部
18 第2除湿経路内開口部
18a 上流側開口部
21 制御手段
24 メモリ
25 操作部
30 下流側開口部
41 第1除湿経路
51 第2除湿経路
60 予冷風路
70 バイパス配管
71 二方弁
72 配管温度センサ
73 風路温度センサ
90 空気流
91 誘引流
101 冷媒配管
101a 直管部
101b 屈曲部

Claims (2)

  1. 空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順に連結した冷凍サイクルにより前記本体ケース内の空気を除湿する除湿手段と、前記空気吸込口から吸い込んだ本体ケース外の空気を前記除湿手段を通過させた後に前記空気吹出口から本体ケース外に吹き出す送風機とを備え、前記除湿手段は、前記送風機によって空気吸込口から本体ケース内に吸い込んだ空気の一部分Aを、前記吸熱器、第1通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第1除湿経路と、前記送風機によって前記空気吸込口から吸い込んだ空気の他の部分Bを、第2通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第2除湿経路と、前記第1通路を流れる空気と前記第2通路を流れる空気との間で熱交換する熱交換器と、前記圧縮機出口と前記吸熱器入口とを連通し、二方弁を有するバイパス配管と、前記圧縮機と前記二方弁と前記送風機とを制御する制御手段と、前記吸熱器に配管温度センサと、を備え、前記制御手段は、前記霜取り運転時は、前記圧縮機を運転し、前記二方弁を開口し前記バイパス配管を介して前記圧縮機出口の冷媒を直接前記吸熱器に導入し、前記送風機を所定の時間停止させ、その後、前記配管温度センサが所定の温度になった時、前記送風機を運転することを特徴とする除湿装置。
  2. 前記第2除湿経路における前記熱交換器の出口に風路温度センサを備え、前記風路温度センサが所定の温度になった時に、前記霜取り運転を終了することを特徴とする請求項記載の除湿装置。
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