JP6646610B2 - 作業機械 - Google Patents
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Description
・作業機械
図1は本発明に係る作業機械の代表例であるクローラ式の油圧ショベルの外観構成を表す側面図である。以下の説明において断り書きのない場合は運転席の前方(同図中では左方向)を機体の前方とする。但し、クローラ式の油圧ショベルの例示は本発明の適用対象を限定するものではなく、車体に作業機を取り付けた作業機械であれば、クレーンやホイールローダ、ホイール式の油圧ショベル等の他種の作業機械にも本発明は適用され得る。
図2は旋回体の動力室及びその付近の要素を左後方から見た斜視図、図3はその平面図、図4はエンジンカバー(後述)を取り外して動力室内部を右前方から見た斜視図である。図4ではエンジン13や油圧ポンプ、ファン17等を取り外した状態を表している。
図5は旋回中心を通って前後に延びる鉛直面で切断した旋回体の後部の断面図である。同図を図1−図4と共に参照して分かる通り、車体(本実施形態では車体の後端であるカウンタウェイト9の上部)にはカメラ装置20が設置されている。カメラ装置20は車体の周囲を撮影する周囲監視カメラである。本実施形態のカメラ装置20は特に後方監視カメラであり、旋回体3の後方を撮影し運転室6の内部のモニタ装置に映像出力する。
油圧ショベル1を操作する際、オペレータは運転室6に搭乗して運転席に座る。この状態で走行用操作装置のレバーを操作することにより、走行体2が駆動されて油圧ショベル1が前進したり後進したりする。また作業機4の動作や旋回体3の旋回動作に対応する操作装置のレバーを操作することにより、作業機4や旋回体3が駆動して土砂の掘削作業等を行うことができる。
油圧ショベルを始めとする作業機械は自走機能を持つものも多いが、走行が主目的ではないため、自動車のように走行によってエンジンルームに冷却風を取り込むことはできない。また作業機械のエンジンは定格回転数付近で駆動されるため自動車のエンジンよりも発熱量が大きい。そのためファンによって動力室内に大量の冷却風を取り込まなければならない。結果として動力室内は外気圧に比べてかなり高圧(陽圧)となる。本実施形態ではこのことを利用して空気流路に気流を生じさせ、カメラ本体23の対物面に沿って圧縮空気の流れ、即ちエアカーテンを形成することができる。エアカーテンを形成するためのコンプレッサは不要である。これによりカメラ装置20の対物面の汚れを抑制することができ、ひいては運転室6内でカメラ装置20の鮮明な映像を確認することができる。
図6は本発明の第2実施形態に係る作業機械の動力室及びその付近の要素を表した平面図である。同図において第1実施形態と同様の要素には既出図面と同符号を付してある。本実施形態が第1実施形態と相違する点は、動力室7の内部における陽圧領域であるファン17及び熱交換器14−16の下流部と空気流路とを接続するダクト25を備えている点である。
図7は本発明の第3実施形態に係る作業機械の動力室及びその付近の要素を表した平面図である。同図において第1実施形態と同様の要素には既出図面と同符号を付してある。本実施形態が第1実施形態と相違する点は、車体の側部に設けた周囲監視カメラ(側方監視カメラ)であるカメラ装置26に本発明を適用した点である。本実施形態においては後方のカメラ装置20も併存するが、不要であればカメラ装置20への発明の適用若しくはカメラ装置20そのものを省略しても良い。
Claims (4)
- 運転室及び前記運転室の後側に配置された動力室を有する車体、前記車体の前部に設けられた作業機、及び前記車体に設置した周囲監視カメラを備え、前記動力室の内部に、原動機、前記原動機で駆動される油圧ポンプ、前記原動機の冷却水を冷却する熱交換器、前記熱交換器を冷却する冷却風を発生させるファンを収容した作業機械において、
前記動力室における前記ファンの下流側の空間に入口が、前記周囲監視カメラの対物面に出口が臨み、前記ファンの働きによって前記動力室の内部における前記熱交換器の下流側である陽圧領域から空気が流れ込んで前記周囲監視カメラの対物面に噴射されるように形成した空気流路と、
前記陽圧領域である前記ファンの下流部と前記空気流路とを接続するダクトとを備え、
前記ダクトは、前記ファンの外殻であるファンケースに固定されたフードと、前記空気流路に固定されたフランジと、前記フード及び前記フランジを接続するダクト本体とを含んで構成されている
ことを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
前記周囲監視カメラはカメラ本体とこれを覆うカメラハウジングを備えており、
前記動力室の内部の陽圧領域に臨み前記周囲監視カメラのハーネスを通す空間と前記カメラハウジングの内部空間が前記空気流路を形成し、前記カメラハウジングに形成した微小開口から前記対物面に向かって又は沿って空気が噴射されるように構成したことを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、前記周囲監視カメラが前記車体の後端に設けた後方監視カメラであることを特徴とする作業機械。
- 請求項1に記載の作業機械において、前記周囲監視カメラが前記車体の側部に設けた側方監視カメラであることを特徴とする作業機械。
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JP2017069618A JP6646610B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 作業機械 |
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Family Applications (1)
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JP2017069618A Active JP6646610B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 作業機械 |
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