JP6645616B2 - 熱媒体システム - Google Patents

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Description

本発明は、熱媒体システムに関する。
下記特許文献1の図1に開示されたシステムは、冷媒回路の冷媒から水回路の水に熱を与える熱交換器(2)と、水回路の水から冷媒回路の冷媒に熱を与える熱交換器(5)とを備える。このシステムでは、貯湯タンク(7)の下部に中温水が存在するとき、熱交換器(5)にて中温水の熱を冷媒へ与えることで、成績係数(COP)を改善できる。
日本特開2007−155275号公報
上述した従来のシステムでは、貯湯タンクの下部に中温水が存在するときでなければ、水から冷媒へと熱を与える熱交換器において、水から冷媒へ熱を有効に与えることができない。すなわち、貯湯タンクの下部に中温水が存在するときでなければ、水から冷媒へと熱を与える熱交換器による、COP改善の効果が得られない。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、成績係数(COP)を改善する機会を増やすことのできる熱媒体システムを提供することを目的とする。
本発明の熱媒体システムは、熱媒体を貯留する蓄熱槽と、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機で圧縮された冷媒と、熱媒体との間で熱を交換する第一熱交換器と、圧縮機で圧縮される前の冷媒と、熱媒体との間で熱を交換する第二熱交換器と、第二熱交換器から第一熱交換器へ流れる熱媒体が通る第一通路と、第一入口、第二入口、及び出口を有する流路切替手段と、蓄熱槽の下部から流路切替手段の第一入口へ流れる熱媒体が通る第二通路と、蓄熱槽の下部より上位の中部から流路切替手段の第二入口へ流れる熱媒体が通る第三通路と、流路切替手段の出口から第二熱交換器へ流れる熱媒体が通る第四通路と、第一熱交換器から、蓄熱槽の中部より上位の上部へ流れる熱媒体が通る第五通路と、第一熱交換器を通過した熱媒体を蓄熱槽の上部へ流入させる蓄熱運転の実行中に流路切替手段の動作を制御する制御手段と、蓄熱槽の下部にある熱媒体の温度である下部温度を検出する手段と、第一熱交換器に流入する熱媒体の温度である入口温度を検出する手段と、を備え、制御手段は、下部温度及び入口温度に基づいて流路切替手段の動作を制御するものである。
また、本発明の熱媒体システムは、熱媒体を貯留する蓄熱槽と、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機で圧縮された冷媒と、熱媒体との間で熱を交換する第一熱交換器と、圧縮機で圧縮される前の冷媒と、熱媒体との間で熱を交換する第二熱交換器と、第二熱交換器から第一熱交換器へ流れる熱媒体が通る第一通路と、第一入口、第二入口、及び出口を有する流路切替手段と、蓄熱槽の下部から流路切替手段の第一入口へ流れる熱媒体が通る第二通路と、蓄熱槽の下部より上位の中部から流路切替手段の第二入口へ流れる熱媒体が通る第三通路と、流路切替手段の出口から第二熱交換器へ流れる熱媒体が通る第四通路と、第一熱交換器から、蓄熱槽の中部より上位の上部へ流れる熱媒体が通る第五通路と、第一熱交換器を通過した熱媒体を蓄熱槽の上部へ流入させる蓄熱運転の実行中に流路切替手段の動作を制御する制御手段と、蓄熱槽の下部にある熱媒体の温度である下部温度を検出する手段と、蓄熱槽の中部にある熱媒体の温度である中部温度を検出する手段と、第一熱交換器に流入する熱媒体の温度である入口温度を検出する手段と、を備え、制御手段は、下部温度、中部温度、及び入口温度に基づいて流路切替手段の動作を制御するものである。
本発明によれば、蓄熱槽の中部から第三通路を介して第二熱交換器へ熱媒体が流れることができるので、COPを改善する機会を増やすことが可能となる。
実施の形態1による熱媒体システムを示す図である。 実施の形態1による蓄熱運転の例を示すタイムチャートである。 実施の形態1による蓄熱運転のときの処理を示すフローチャートである。 実施の形態2による蓄熱運転のときの処理を示すフローチャートである。 実施の形態3による蓄熱運転のときの処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による熱媒体システム1を示す図である。図1に示すように、熱媒体システム1は、液状の熱媒体を貯留する蓄熱槽2を備える。本発明における熱媒体は、水でもよい。本発明における熱媒体は、例えば、塩化カルシウム水溶液、エチレングリコール水溶液、アルコールのような、水以外の液状熱媒体でもよい。蓄熱槽2内には、温度の違いによる熱媒体の密度の差により、上側が高温で下側が低温となる温度成層を形成可能である。
蓄熱槽2は、上部2a、中部2b、及び下部2cを有する。上部2aは、中部2bに対して上位にある。中部2bは、下部2cに対して上位にある。蓄熱槽2の容量の1/3ずつに相当する部分をそれぞれ上部2a、中部2b、下部2cとみなしてもよいし、それとは異なる位置を境に上部2a、中部2b、及び下部2cを定めてもよい。なお、本発明において、蓄熱槽が、直列に接続された複数のタンクを備える場合には、最上位のタンクから最下位のタンクまでの全体の階層において、蓄熱槽の上部、中部、及び下部を定めればよい。
本実施の形態において蓄熱槽2の下部2cには、給水管3が接続されている。水源から供給される水、すなわち低温の熱媒体が、給水管3を通って蓄熱槽2に流入することで、蓄熱槽2が満杯の状態に維持される。
熱媒体システム1は、圧縮機4と、第一熱交換器5と、第二熱交換器6と、第一通路7と、流路切替弁8と、第二通路9と、第三通路10と、第四通路11と、第五通路12と、制御装置50とをさらに備える。
圧縮機4は、冷媒を圧縮する。冷媒は、例えば、二酸化炭素、アンモニア、プロパン、イソブタン、HFCなどのフロン、HFO−1123、HFO−1234yfのいずれかでもよい。第一熱交換器5は、圧縮機4で圧縮された冷媒と、熱媒体との間で熱を交換させる。第一熱交換器5では、高温高圧の冷媒の熱が、熱媒体へ与えられる。
第二熱交換器6は、圧縮機4で圧縮される前の冷媒と、熱媒体との間で熱を交換させる。第二熱交換器6では、熱媒体の熱が、低圧の冷媒へ与えられる。第二熱交換器6を通過した熱媒体は、第一通路7を通って、第一熱交換器5へ流れることができる。
流路切替弁8は、第一入口8a、第二入口8b、及び出口8cを有する。流路切替弁8は、流路切替手段の例である。第二通路9は、蓄熱槽2の下部2cと、流路切替弁8の第一入口8aとの間をつなぐ。蓄熱槽2の下部2c内の熱媒体は、第二通路9を通って、流路切替弁8の第一入口8aへ流れることができる。第三通路10は、蓄熱槽2の中部2bと、流路切替弁8の第二入口8bとの間をつなぐ。蓄熱槽2の中部2b内の熱媒体は、第三通路10を通って、流路切替弁8の第二入口8bへ流れることができる。
第四通路11は、流路切替弁8の出口8cと、第二熱交換器6との間をつなぐ。熱媒体は、流路切替弁8の出口8cから、第四通路11を通って、第二熱交換器6へ流れることができる。第五通路12は、第一熱交換器5と、蓄熱槽2の上部2aとの間をつなぐ。第一熱交換器5を通過した熱媒体は、第五通路12を通って、蓄熱槽2の上部2aへ流れることができる。
熱媒体システム1は、蓄熱槽2に熱を蓄積するための蓄熱運転を実行できる。蓄熱運転では、第一熱交換器5で加熱された熱媒体が、第五通路12を通って、蓄熱槽2の上部2aに流入する。制御装置50は、蓄熱運転の実行中に、流路切替弁8の動作を制御する。
本実施の形態において熱媒体システム1は、循環ポンプ13、減圧装置14、蒸発器15、及び第三熱交換器16をさらに備える。循環ポンプ13は、熱媒体を循環させる。循環ポンプ13は、第四通路11の途中に接続されている。減圧装置14は、第一熱交換器5を通過した高圧冷媒を、膨張及び減圧させる。減圧装置14は、例えば、開度を調整可能な膨張弁でもよいし、キャピラリーチューブでもよい。
蒸発器15は、減圧装置14の下流側の低圧冷媒を蒸発させる。本実施の形態において、蒸発器15は、外気の熱を冷媒に吸収させることで冷媒を蒸発させる。ファンモータ17及びファン18が蒸発器15に隣接して配置されている。ファンモータ17がファン18を回転させると、外気が蒸発器15へ送風される。このような構成に代えて、蒸発器15は、例えば、地下水、排水、太陽熱温水、地熱、のような他の熱源の熱で冷媒を蒸発させてもよい。
第三熱交換器16は、第一熱交換器5を通過した高圧冷媒と、蒸発器15を通過した低圧冷媒との間で熱を交換させる。第三熱交換器16では、高圧冷媒の熱が低圧冷媒へ与えられる。第一熱交換器5を通過した高圧冷媒は、第三熱交換器16を経由して、減圧装置14へ流れることができる。蒸発器15を通過した低圧冷媒は、第三熱交換器16を経由して、第二熱交換器6へ流れることができる。第二熱交換器6を通過した低圧冷媒は、圧縮機4に吸入される。
本実施の形態において、第一熱交換器5内の冷媒及び熱媒体の流れは対向流となる。また、第二熱交換器6内の冷媒及び熱媒体の流れは対向流となる。以下の説明では、第一熱交換器5に流入する熱媒体の温度を「入口温度」と呼ぶことがある。熱媒体システム1は、入口温度を検出する手段としての温度センサ19を備えてもよい。図示の例では、第一通路7に温度センサ19が取り付けられている。
以下の説明では、蓄熱槽2の下部2cにある熱媒体の温度を「下部温度」と呼ぶことがある。熱媒体システム1は、下部温度を検出する手段としての温度センサ20を備えてもよい。図示の例では、蓄熱槽2の下部2cに温度センサ20が取り付けられている。これに代えて、第二通路9に温度センサ20が取り付けられてもよい。
以下の説明では、蓄熱槽2の中部2bにある熱媒体の温度を「中部温度」と呼ぶことがある。熱媒体システム1は、中部温度を検出する手段としての温度センサ21を備えてもよい。図示の例では、蓄熱槽2の中部2bに温度センサ21が取り付けられている。これに代えて、第三通路10に温度センサ21が取り付けられてもよい。
本実施の形態の熱媒体システム1は、蓄熱槽2から熱需要部60へ熱媒体を供給可能である。熱需要部60は、熱媒体の熱で部屋を暖める、少なくとも一つの暖房器具を含んでもよい。当該暖房器具は、例えば、床下に設置される床暖房パネル、室内壁面に設置されるラジエータまたはパネルヒーター、ファンコンベクターのうちの少なくとも一種でもよい。熱需要部60は、暖房用に限らず、例えば、浴槽またはスウィミングプールの水を保温するための熱交換器を備えるものでもよい。または、熱需要部60は、図示しない給水管から供給される水と、熱媒体との間で熱を交換することで、この水を加熱する給湯用熱交換器でもよい。
第六通路61は、蓄熱槽2の上部2aと熱需要部60との間をつなぐ。第七通路62は、蓄熱槽2の下部2cと熱需要部60との間をつなぐ。第七通路62の途中に、循環ポンプ63が接続されている。循環ポンプ63が運転されると、蓄熱槽2から高温の熱媒体が第六通路61を通って熱需要部60へ供給される。熱需要部60を通過した熱媒体は、第七通路62を通って、蓄熱槽2の下部2cに流入する。
本実施の形態では、蓄熱槽2の上部2aに給湯管22が接続されている。給湯管22の下流には、給湯栓23が接続されている。給湯栓23は、例えば、浴槽、シャワー、キッチン等の蛇口のうちの少なくとも一つに給湯するものでもよい。ユーザーが給湯栓23を開くと、蓄熱槽2内の高温の熱媒体である湯が、給湯管22を通って、給湯栓23へ供給される。蓄熱槽2から給湯管22へ湯が流出すると同時に、低温の熱媒体である水が給水管3から蓄熱槽2に流入することで、蓄熱槽2は満杯状態を維持する。給湯管22の途中に、水源から供給される低温水を混合することで給湯温度を調整するための混合弁(図示省略)が備えられてもよい。
制御装置50は、流路切替弁8だけでなく、圧縮機4、循環ポンプ13、減圧装置14、ファンモータ17、及び循環ポンプ63のうちの少なくとも一つの運転を制御してもよい。制御装置50の各機能は、処理回路により実現されてもよい。制御装置50の処理回路は、少なくとも一つのプロセッサと少なくとも一つのメモリとを備えてもよい。少なくとも一つのプロセッサは、少なくとも一つのメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置50の各機能を実現してもよい。制御装置50の処理回路は、少なくとも一つの専用のハードウェアを備えてもよい。単一の制御装置50により動作が制御される構成に限定されるものではなく、複数の制御装置が連携することで動作を制御する構成にしてもよい。
熱媒体システム1は、第一熱交換器5から流出する熱媒体の温度を検出する手段として、温度センサ24を備えてもよい。蓄熱運転のときに、制御装置50は、温度センサ24で検出される温度が、目標温度に等しくなるように、循環ポンプ13、圧縮機4、減圧装置14、及びファンモータ17のうちの少なくとも一つの運転を制御してもよい。
循環ポンプ63が運転されると、熱需要部60を通過する間に熱を奪われた中温の熱媒体が、第七通路62から蓄熱槽2内に流入する。このため、循環ポンプ63が運転されると、蓄熱槽2の中部2b及び下部2cに、中温の熱媒体の層が形成されうる。また、給湯栓23が開かれて、低温の熱媒体が給水管3から蓄熱槽2の下部2cに流入すると、中温の熱媒体の層は、蓄熱槽2内で上に移動しうる。このようなことから、蓄熱槽2の中部2b内に、中温の熱媒体が溜まることがある。
本実施の形態であれば、蓄熱運転において、蓄熱槽2の中部2bにある中温の熱媒体を、第三通路10、流路切替弁8、及び第四通路11を通して、第二熱交換器6に流入させることができる。第二熱交換器6で、中温の熱媒体が冷媒を加熱することで、圧縮機4に吸入される冷媒のエンタルピを上昇させることができる。これにより、成績係数(COP)を改善できる。また、第一熱交換器5への入口温度が低いほど、COPは高くなる傾向がある。本実施の形態であれば、第二熱交換器6で熱媒体が冷却されることで、第一熱交換器5への入口温度が低下するので、COPを改善できる。
上記のように、本実施の形態であれば、中温の熱媒体が蓄熱槽2の下部2cに存在する場合だけでなく、中温の熱媒体が蓄熱槽2の中部2bに存在する場合にも、第二熱交換器6によるCOP改善の効果が得られる。このため、COPを改善する機会を増やすことが可能となる。
加えて、本実施の形態であれば、第二熱交換器6で熱媒体が冷媒を加熱することで、圧縮機4に液冷媒が流入することを確実に防止できる。よって、圧縮機4による液圧縮を確実に防止できるので、熱媒体システム1における圧縮機4の信頼性を向上できる。
本実施の形態の蓄熱運転のときには、以下のようになる。制御装置50は、温度センサ21で検出される中部温度が基準温度以下の場合には、第一入口8aが閉じて第二入口8bが開くように流路切替弁8を切り替える。これにより、蓄熱槽2の中部2bから流出した熱媒体が、第三通路10、流路切替弁8、及び第四通路11を通って、第二熱交換器6に流入する。以下の説明では、例として、上記基準温度を30℃とする。制御装置50は、温度センサ21で検出される中部温度が、基準温度の30℃より高くなると、第一入口8aが開いて第二入口8bが閉じるように流路切替弁8を切り替える。これにより、蓄熱槽2の下部2cから流出した熱媒体が、第二通路9、流路切替弁8、及び第四通路11を通って、第二熱交換器6に流入する。上記の制御によれば、第一熱交換器5への入口温度が高くなり過ぎることをより確実に防止できるので、COPの低下をより確実に防止できる。
第二基準温度は、前述した基準温度より低い温度である。以下の説明では、例として、第二基準温度を20℃とする。本実施の形態の蓄熱運転のときには、以下のようになる。制御装置50は、温度センサ21で検出される中部温度が、第二基準温度の20℃以上の場合には、第一入口8aが閉じて第二入口8bが開くように流路切替弁8を切り替える。この場合には、蓄熱槽2の中部2bから流出した熱媒体が、第三通路10、流路切替弁8、及び第四通路11を通って、第二熱交換器6に流入する。制御装置50は、温度センサ21で検出される中部温度が、第二基準温度の20℃より低い場合には、第一入口8aが開いて第二入口8bが閉じるように流路切替弁8を切り替える。この場合には、蓄熱槽2の下部2cから流出した熱媒体が、第二通路9、流路切替弁8、及び第四通路11を通って、第二熱交換器6に流入する。上記の制御によれば、蓄熱槽2の下部2cの熱媒体が長時間に渡って滞留するようなことをより確実に防止できる。
図2は、実施の形態1による蓄熱運転の例を示すタイムチャートである。このタイムチャートは、中部温度、下部温度、及び流路切替弁8の状態のそれぞれの変化を示す。図2中の時刻t0にて蓄熱運転が開始する。時刻t0において、蓄熱槽2内の20℃以上の中温の熱媒体は、温度センサ21の位置よりも上位に存在しており、中部温度及び下部温度は、20℃未満である。このため、蓄熱運転が開始すると、制御装置50は、第二通路9に連通する第一入口8aを開き、第三通路10に連通する第二入口8bを閉じる。その結果、蓄熱槽2の下部2cから流出した熱媒体が、第二熱交換器6及び第一熱交換器5を通過して、蓄熱槽2の上部2aに流入するように運転される。そのようにして運転が続くと、蓄熱槽2内の20℃以上の中温の熱媒体が徐々に下へ移動する。図2中の時刻t1になると、温度センサ21で検出される中部温度が20℃に達する。これにより、制御装置50は、第三通路10に連通する第二入口8bを開き、第二通路9に連通する第一入口8aを閉じる。その結果、時刻t1からは、蓄熱槽2の中部2bから流出した熱媒体が、第二熱交換器6及び第一熱交換器5を通過して、蓄熱槽2の上部2aに流入するように運転される。その後、図2中の時刻t2になると、温度センサ21で検出される中部温度が30℃に達する。これにより、制御装置50は、第二通路9に連通する第一入口8aを開き、第三通路10に連通する第二入口8bを閉じる。その結果、時刻t2からは、蓄熱槽2の下部2cから流出した熱媒体が、第二熱交換器6及び第一熱交換器5を通過して、蓄熱槽2の上部2aに流入するように運転される。
図3は、実施の形態1による蓄熱運転のときの処理を示すフローチャートである。制御装置50は、蓄熱運転において本フローチャートの処理を周期的に繰り返し実行する。図3のステップS1において、制御装置50は、温度センサ21により中部温度Taを検出する。処理はステップS2へ進む。中部温度Taが基準温度の30℃以下、かつ、中部温度Taが第二基準温度の20℃以上の場合には、処理はステップS2からステップS3へ進む。ステップS3で、制御装置50は、第一入口8aを閉じることで第二通路9を遮断するとともに、第二入口8bを開くことで第三通路10を開通させるように、流路切替弁8を切り替える。これに対し、ステップS2で、中部温度Taが基準温度の30℃より高いか、または、中部温度Taが第二基準温度の20℃未満の場合には、処理はステップS2からステップS4へ進む。ステップS4で、制御装置50は、第二入口8bを閉じることで第三通路10を遮断するとともに、第一入口8aを開くことで第二通路9を開通させるように、流路切替弁8を切り替える。
制御装置50は、流路切替弁8が徐々に切り替わるように流路切替弁8の動作を制御してもよい。そのようにすることで、流路切替弁8から第四通路11に流入する熱媒体の温度の急変を確実に防止できるので、第一熱交換器5から流出する熱媒体の温度の急変を確実に防止できる。
実施の形態1において熱媒体システム1は、中部温度を検出する手段を少なくとも備えていればよく、その他の温度検出手段を備えていなくてもよい。
実施の形態2.
次に、図4を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。実施の形態2の熱媒体システム1のハードウェア構成は、図1による実施の形態1と同一または類似であるので、説明を省略する。図4は、実施の形態2による蓄熱運転のときの処理を示すフローチャートである。実施の形態2において制御装置50は、蓄熱運転のときに図4のフローチャートの処理を周期的に繰り返し実行する。
実施の形態2において制御装置50は、下部温度及び入口温度に基づいて流路切替弁8の動作を制御する。実施の形態2において、蓄熱運転の開始当初は、流路切替弁8は、第三通路10に連通する第二入口8bを開き、第二通路9に連通する第一入口8aを閉じるように切り替えられている。すなわち、蓄熱運転の開始当初は、蓄熱槽2の中部2bから流出した熱媒体が、第二熱交換器6及び第一熱交換器5を通過して、蓄熱槽2の上部2aに流入するように運転される。
図4のステップS11において、制御装置50は、温度センサ20により下部温度Tbを検出する。処理はステップS12へ進み、制御装置50は、温度センサ19により入口温度Tcを検出する。処理はステップS13へ進む。
「第一温度」は、下部温度Tbに正の所定値を加算した温度である。以下の説明では、例として、この「所定値」を5℃とする。ステップS13で、制御装置50は、入口温度Tcを、第一温度(Tb+5℃)と比較する。入口温度Tcが第一温度(Tb+5℃)以下の場合には、処理はステップS13からステップS14に進む。ステップS14で、制御装置50は、第三通路10を通る熱媒体の流量を増やす方向に流路切替弁8を作動させる。すなわち、制御装置50は、第三通路10に連通する第二入口8bの開度が少し拡大するとともに第二通路9に連通する第一入口8aの開度が少し縮小するように、流路切替弁8を作動させる。ここで、第二入口8bの開度が全開で第一入口8aの開度が全閉の状態に既になっている場合には、その状態を維持する。
これに対し、ステップS13で、入口温度Tcが第一温度(Tb+5℃)より高い場合には、処理はステップS15に進む。ステップS15で、制御装置50は、第二通路9を通る熱媒体の流量を増やす方向に流路切替弁8を作動させる。すなわち、制御装置50は、第二通路9に連通する第一入口8aの開度が少し拡大するとともに第三通路10に連通する第二入口8bの開度が少し縮小するように、流路切替弁8を作動させる。ここで、第一入口8aの開度が全開で第二入口8bの開度が全閉の状態に既になっている場合には、その状態を維持する。
本実施の形態2において蓄熱運転のときには、以下のようになる。前述したように、蓄熱運転の開始当初は、蓄熱槽2の中部2bから流出した熱媒体が、第二熱交換器6及び第一熱交換器5を通過して、蓄熱槽2の上部2aに流入するように運転される。その後、蓄熱槽2の中部2bから第三通路10へ流出する熱媒体の温度が徐々に上昇するので、入口温度Tcが徐々に上昇する。そして、入口温度Tcが第一温度(Tb+5℃)より高くなると、ステップS15の処理により、流路切替弁8の第一入口8aが開き始める。これにより、蓄熱槽2の中部2bから第三通路10へ流出した熱媒体と、蓄熱槽2の下部2cから第二通路9へ流出した熱媒体とが混合して第四通路11に流入するように運転される。入口温度Tcが第一温度(Tb+5℃)より高い状態が続くと、第二通路9を通る熱媒体の流量がさらに増加するとともに第三通路10を通る熱媒体の流量は低下する。
本実施の形態2であれば、実施の形態1に類似した効果に加えて、以下の効果が得られる。流路切替弁8の切り替わりの動作が緩やかになるので、流路切替弁8から第四通路11に流入する熱媒体の温度の急変をより確実に防止できる。その結果、第一熱交換器5から流出する熱媒体の温度の急変をより確実に防止できる。
実施の形態3.
次に、図5を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。実施の形態3の熱媒体システム1のハードウェア構成は、図1による実施の形態1と同一または類似であるので、説明を省略する。図5は、実施の形態3による蓄熱運転のときの処理を示すフローチャートである。実施の形態3において制御装置50は、蓄熱運転のときに図5のフローチャートの処理を周期的に繰り返し実行する。
実施の形態3において制御装置50は、下部温度、中部温度、及び入口温度に基づいて流路切替弁8の動作を制御する。実施の形態3において、蓄熱運転の開始当初は、流路切替弁8は、第三通路10に連通する第二入口8bを開き、第二通路9に連通する第一入口8aを閉じるように切り替えられている。すなわち、蓄熱運転の開始当初は、蓄熱槽2の中部2bから流出した熱媒体が、第二熱交換器6及び第一熱交換器5を通過して、蓄熱槽2の上部2aに流入するように運転される。
図5のステップS21において、制御装置50は、温度センサ21により中部温度Taを検出する。処理はステップS22へ進み、制御装置50は、温度センサ20により下部温度Tbを検出する。処理はステップS23へ進み、制御装置50は、温度センサ19により入口温度Tcを検出する。処理はステップS24へ進む。
「第一温度」は、下部温度Tbに正の所定値を加算した温度である。以下の説明では、例として、この「所定値」を5℃とする。「第一条件」は、入口温度Tcが第一温度(Tb+5℃)以下であるという条件である。「第二条件」は、中部温度Taが基準温度以下であるという条件である。以下の説明では、例として、この基準温度を30℃とする。
ステップS24で、制御装置50は、上記「第一条件」及び「第二条件」が満たされるかどうかを判断する。「第一条件」及び「第二条件」の双方が満たされる場合、すなわち、入口温度Tcが第一温度(Tb+5℃)以下で、かつ、中部温度Taが基準温度の30℃以下の場合には、処理はステップS24からステップS25に進む。ステップS25で、制御装置50は、第三通路10を通る熱媒体の流量を増やす方向に流路切替弁8を作動させる。すなわち、制御装置50は、第三通路10に連通する第二入口8bの開度が少し拡大するとともに第二通路9に連通する第一入口8aの開度が少し縮小するように、流路切替弁8を作動させる。ここで、第二入口8bの開度が全開で第一入口8aの開度が全閉の状態に既になっている場合には、その状態を維持する。
これに対し、ステップS24で、上記「第一条件」及び「第二条件」の少なくとも一方が満たされない場合、すなわち、入口温度Tcが第一温度(Tb+5℃)より高いか、中部温度Taが基準温度の30℃より高い場合には、処理はステップS26に進む。ステップS26で、制御装置50は、第二通路9を通る熱媒体の流量を増やす方向に流路切替弁8を作動させる。すなわち、制御装置50は、第二通路9に連通する第一入口8aの開度が少し拡大するとともに第三通路10に連通する第二入口8bの開度が少し縮小するように、流路切替弁8を作動させる。ここで、第一入口8aの開度が全開で第二入口8bの開度が全閉の状態に既になっている場合には、その状態を維持する。
本実施の形態3において蓄熱運転のときには、以下のようになる。前述したように、蓄熱運転の開始当初は、蓄熱槽2の中部2bから流出した熱媒体が、第二熱交換器6及び第一熱交換器5を通過して、蓄熱槽2の上部2aに流入するように運転される。その後、蓄熱槽2の中部2bから第三通路10へ流出する熱媒体の温度が徐々に上昇するので、入口温度Tcが徐々に上昇する。そして、入口温度Tcが第一温度(Tb+5℃)より高くなると、ステップS26の処理により、流路切替弁8の第一入口8aが開き始める。これにより、蓄熱槽2の中部2bから第三通路10へ流出した熱媒体と、蓄熱槽2の下部2cから第二通路9へ流出した熱媒体とが混合して第四通路11に流入するように運転される。入口温度Tcが第一温度(Tb+5℃)より高い状態が続くと、第二通路9を通る熱媒体の流量がさらに増加するとともに第三通路10を通る熱媒体の流量は低下する。また、中部温度Taが基準温度の30℃より高くなると、ステップS26の処理が繰り返し行われるので、第三通路10を通る熱媒体の流量はゼロにまで低下する。
本実施の形態3であれば、実施の形態1に類似した効果に加えて、以下の効果が得られる。流路切替弁8の切り替わりの動作が緩やかになるので、流路切替弁8から第四通路11に流入する熱媒体の温度の急変をより確実に防止できる。その結果、第一熱交換器5から流出する熱媒体の温度の急変をより確実に防止できる。
1 熱媒体システム、 2 蓄熱槽、 4 圧縮機、 5 第一熱交換器、 6 第二熱交換器、 7 第一通路、 8 流路切替弁、 8a 第一入口、 8b 第二入口、 8c 出口、 9 第二通路、 10 第三通路、 11 第四通路、 12 第五通路、 13 循環ポンプ、 14 減圧装置、 15 蒸発器、 19,20,21,24 温度センサ、 23 給湯栓、 50 制御装置、 60 熱需要部

Claims (6)

  1. 熱媒体を貯留する蓄熱槽と、
    冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機で圧縮された前記冷媒と、前記熱媒体との間で熱を交換する第一熱交換器と、
    前記圧縮機で圧縮される前の前記冷媒と、前記熱媒体との間で熱を交換する第二熱交換器と、
    前記第二熱交換器から前記第一熱交換器へ流れる前記熱媒体が通る第一通路と、
    第一入口、第二入口、及び出口を有する流路切替手段と、
    前記蓄熱槽の下部から前記流路切替手段の前記第一入口へ流れる前記熱媒体が通る第二通路と、
    前記蓄熱槽の前記下部より上位の中部から前記流路切替手段の前記第二入口へ流れる前記熱媒体が通る第三通路と、
    前記流路切替手段の前記出口から前記第二熱交換器へ流れる前記熱媒体が通る第四通路と、
    前記第一熱交換器から、前記蓄熱槽の前記中部より上位の上部へ流れる前記熱媒体が通る第五通路と、
    前記第一熱交換器を通過した前記熱媒体を前記蓄熱槽の前記上部へ流入させる蓄熱運転の実行中に前記流路切替手段の動作を制御する制御手段と、
    前記蓄熱槽の前記下部にある前記熱媒体の温度である下部温度を検出する手段と、
    前記第一熱交換器に流入する前記熱媒体の温度である入口温度を検出する手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記下部温度及び前記入口温度に基づいて前記流路切替手段の動作を制御する熱媒体システム。
  2. 第一温度は、前記下部温度に所定値を加算した温度であり、
    前記制御手段は、前記入口温度が前記第一温度以下の場合には、前記第一入口を通る流量が減少して前記第二入口を通る流量が増加するように前記流路切替手段を作動させ、前記入口温度が前記第一温度より高い場合には、前記第一入口を通る流量が増加して前記第二入口を通る流量が減少するように前記流路切替手段を作動させる請求項に記載の熱媒体システム。
  3. 熱媒体を貯留する蓄熱槽と、
    冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機で圧縮された前記冷媒と、前記熱媒体との間で熱を交換する第一熱交換器と、
    前記圧縮機で圧縮される前の前記冷媒と、前記熱媒体との間で熱を交換する第二熱交換器と、
    前記第二熱交換器から前記第一熱交換器へ流れる前記熱媒体が通る第一通路と、
    第一入口、第二入口、及び出口を有する流路切替手段と、
    前記蓄熱槽の下部から前記流路切替手段の前記第一入口へ流れる前記熱媒体が通る第二通路と、
    前記蓄熱槽の前記下部より上位の中部から前記流路切替手段の前記第二入口へ流れる前記熱媒体が通る第三通路と、
    前記流路切替手段の前記出口から前記第二熱交換器へ流れる前記熱媒体が通る第四通路と、
    前記第一熱交換器から、前記蓄熱槽の前記中部より上位の上部へ流れる前記熱媒体が通る第五通路と、
    前記第一熱交換器を通過した前記熱媒体を前記蓄熱槽の前記上部へ流入させる蓄熱運転の実行中に前記流路切替手段の動作を制御する制御手段と、
    前記蓄熱槽の前記下部にある前記熱媒体の温度である下部温度を検出する手段と、
    前記蓄熱槽の前記中部にある前記熱媒体の温度である中部温度を検出する手段と、
    前記第一熱交換器に流入する前記熱媒体の温度である入口温度を検出する手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記下部温度、前記中部温度、及び前記入口温度に基づいて前記流路切替手段の動作を制御する熱媒体システム。
  4. 前記制御手段は、第一条件及び第二条件の双方が満たされる場合には、前記第一入口を通る流量が減少して前記第二入口を通る流量が増加するように前記流路切替手段を作動させ、前記第一条件及び前記第二条件の少なくとも一方が満たされない場合には、前記第一入口を通る流量が増加して前記第二入口を通る流量が減少するように前記流路切替手段を作動させ、
    第一温度は、前記下部温度に所定値を加算した温度であり、
    前記第一条件は、前記入口温度が前記第一温度以下であるという条件であり、
    前記第二条件は、前記中部温度が基準温度以下であるという条件である請求項に記載の熱媒体システム。
  5. 前記蓄熱槽の前記中部にある前記熱媒体の温度である中部温度を検出する手段を備え、
    前記制御手段は、前記中部温度が基準温度以下の場合には前記第一入口が閉じて前記第二入口が開くように前記流路切替手段を切り替え、前記中部温度が前記基準温度より高い場合には前記第一入口が開いて前記第二入口が閉じるように前記流路切替手段を切り替える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の熱媒体システム。
  6. 第二基準温度は、前記基準温度より低い温度であり、
    前記制御手段は、前記中部温度が前記第二基準温度以上の場合には前記第一入口が閉じて前記第二入口が開くように前記流路切替手段を切り替え、前記中部温度が前記第二基準温度より低い場合には前記第一入口が開いて前記第二入口が閉じるように前記流路切替手段を切り替える請求項に記載の熱媒体システム。
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