JP5129972B2 - 熱回収路付き給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上水道が減圧弁を介して底部に供給され所定の圧力状態に維持された密閉式である給湯タンクを備え、この給湯タンクの水を加熱装置へ循環して加熱し、前記給湯タンクに溜めた湯を利用場所へ供給する給湯装置に関する。
上水道が減圧弁を介して底部に供給され所定の圧力状態に維持された密閉式である給湯タンクを備え、この給湯タンクの水を加熱装置へ循環して加熱し、前記給湯タンクに溜めた湯を給湯タンクの上部から利用場所へ供給する給湯装置において、前記加熱装置が二酸化炭素冷媒を圧縮機で圧縮する冷凍装置の二酸化炭素冷媒ガスを冷却する冷媒ガス熱交換器で構成され、前記冷媒ガス熱交換器には前記給湯タンクの底部の低温水が流入し前記二酸化炭素冷媒ガスによって加熱された高温水(湯)が前記給湯タンクの上部へ戻る高温水(湯)形成路が設けられたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−139258号公報
特許文献1のような給湯装置が設置された一般家庭やその他の施設において、一般的にそれらの建物の室内冷房や暖房を行なう冷凍サイクルの空気調和装置(又は空気調和機)やその他の特定部分を冷却又は加熱する冷凍サイクルの冷凍装置(これらを総称して冷却加熱ユニットと称する)を備えている。この冷却加熱ユニットは、圧縮機で圧縮した冷媒の熱を放熱器で放熱し膨張弁を通って蒸発器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する循環サイクルを構成し、所定の室内の冷房を行なう場合は、前記蒸発器で冷却した空気を送風機で所定の室内へ供給させるか、又は前記蒸発器で冷却した水等のブラインを冷房用熱交換器へ循環させ、この冷房用熱交換器で冷却した空気を所定の室内へ供給させることにより、所定の室内の冷房を行なうことができる。この場合、圧縮機で圧縮した冷媒の熱を放熱する前記放熱器の熱は、送風機によってそのまま室外の空気中へ放散されるのが一般的である。
本発明は、このように冷却加熱ユニットと給湯装置が設置された一般家庭やその他の施設において、冷却加熱ユニットの圧縮機で圧縮した冷媒の熱を放熱する放熱器の熱を回収して、給湯装置の給湯タンクに溜めた水を加熱する構成によって、放散される熱の有効利用を図ると共に、給湯タンクに溜めた水の加熱促進効果も図るものである。
第1発明の熱回収路付き給湯装置は、上水道が底部から供給され内部の水圧が所定の圧力状態に維持された密閉式である給湯タンクと、この給湯タンク内の水を加熱装置へ循環して加熱しこの加熱された高温水(湯)を給湯タンクの上部に設けた上部入口管から前記給湯タンク内へ戻し、給湯タンク内の高温水(湯)を給湯タンクの上部から取り出して利用場所へ供給するようになっている給湯装置と、圧縮機で圧縮した冷媒を第1熱交換器と膨張装置を通って所定の室内の冷房・暖房に寄与する第2熱交換器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する冷房運転サイクル、及び前記圧縮機で圧縮した冷媒を前記第2熱交換器と膨張装置を通って前記第1熱交換器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する暖房運転サイクルとを構成するヒートポンプ式冷却加熱ユニットを備え、
前記第1熱交換器に並列に前記冷媒が通る冷媒管と前記給湯タンクに溜めた水(又は湯)が通る水路管が熱交換状態にある第3熱交換器と、前記給湯タンクに溜めた水(又は湯)を前記水路管へ循環する水路に設けた開閉弁及びポンプと、前記第3熱交換器の前記冷媒管に直列に前記冷媒管の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁と、前記第1熱交換器の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁を設け、
前記冷房運転サイクルの冷房運転において、前記給湯タンクの水の加熱を向上させる動作では、前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁が閉じることにより、冷媒が前記第1熱交換器へ流れず全て前記第3熱交換器の前記冷媒管へ流れる状態となり、
前記暖房運転サイクルにおいて、暖房運転開始から所定時間、前記第1熱交換器と前記第3熱交換器の前記冷媒管の両方に冷媒が流れるように前記前者の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁と前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁が開き且つ前記水路に設けた開閉弁を開くと共に前記ポンプの運転によって前記冷媒管の冷媒と前記水路管の水(又は湯)が熱交換状態となり、
前記所定時間到達又は経過後は、前記後者のもう1つの開閉弁が開いた状態で前記第1熱交換器へ冷媒が流れ前記第3熱交換器の前記冷媒管へ冷媒が流れないように前記前者の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁が閉じ且つ前記水路に設けた開閉弁を閉じると共に前記ポンプの運転を停止することを特徴とする。
第2発明の熱回収路付き給湯装置は、上水道が底部から供給され内部の水圧が所定の圧力状態に維持された密閉式である給湯タンクと、この給湯タンク内の水を加熱装置へ循環して加熱しこの加熱された高温水(湯)を給湯タンクの上部に設けた上部入口管から前記給湯タンク内へ戻し、給湯タンク内の高温水(湯)を給湯タンクの上部から取り出して利用場所へ供給するようになっている給湯装置と、圧縮機で圧縮した冷媒を第1熱交換器と膨張装置を通って所定の室内の冷房・暖房に寄与する第2熱交換器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する冷房運転サイクル、及び前記圧縮機で圧縮した冷媒を前記第2熱交換器と膨張装置を通って前記第1熱交換器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する暖房運転サイクルとを構成するヒートポンプ式冷却加熱ユニットを備え、
前記第1熱交換器に並列に前記冷媒が通る冷媒管と前記給湯タンクに溜めた水(又は湯)が通る水路管が熱交換状態にある第3熱交換器と、前記給湯タンクに溜めた水(又は湯)を前記水路管へ循環する水路に設けた開閉弁及びポンプと、前記第3熱交換器の前記冷媒管に直列に前記冷媒管の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁と、前記第1熱交換器の冷媒の流れを制御するもう1つの開閉弁を設け、
前記冷房運転サイクルの冷房運転において、前記給湯タンクの水の加熱を向上させる動作では、前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁が閉じることにより、冷媒が前記第1熱交換器へ流れず全て前記第3熱交換器の前記冷媒管へ流れる状態となり、
前記暖房運転サイクルにおいて、暖房運転開始から所定時間、前記第1熱交換器へ冷媒が流れず前記第3熱交換器の前記冷媒管に冷媒が流れるように前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁を閉じ前記前者の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁を開き且つ前記水路に設けた開閉弁を開くと共に前記ポンプの運転によって前記冷媒管の冷媒と前記水路管の水(又は湯)が熱交換状態となり、
前記所定時間到達又は経過後は、前記第3熱交換器の前記冷媒管へ冷媒が流れず前記第1熱交換器へ冷媒が流れるように前記前者の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁を閉じ前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁を開き且つ前記水路に設けた開閉弁を閉じると共に前記ポンプの運転を停止することを特徴とする。
第3発明の熱回収路付き給湯装置は、第1または第2発明において、前記所定時間は、前記暖房運転サイクルの暖房運転開始から、暖房される所定の室内の温度を検出する温度検知センサ、前記暖房される所定の室内の空気加熱用に前記第2熱交換器で加熱したブラインが供給される熱交換部の温度検知センサ、または前記第2熱交換器の温度を検出する温度検知センサが上昇した所定の温度を検出したときであることを特徴とする。
第1発明の熱回収路付き給湯装置は、給湯タンク内へその下部から補給された水の温度を高い温度(例えば80℃〜90℃)に上昇させるためには、加熱装置を運転する必要があるが、加熱装置の運転コストがアップする。そこで、本発明の熱回収路内に給湯タンクの下部の低温水を循環して加熱(例えば50℃程度に加熱)することにより、冷却加熱ユニットの放熱器で放熱される熱の有効利用によって、給湯タンクに溜めた水の加熱促進効果を図ることができるものとなる。
また、給湯タンクから供給される水(湯)の熱を第3熱交換器が汲み上げることによって、暖房運転開始時から第2熱交換器の温度を高い状態にすることができるため、暖房運転開始時の前記所定の室内の温度の立ち上がりを速めることができる。また、給湯タンクから供給される水(湯)の温度が、この上水道の温度よりも高い温度に加熱された状態であれば、この温水が第3熱交換器へ流れることとなり、第3熱交換器がこの熱を汲み上げることによって、ヒートポンプ式冷却加熱ユニットの運転効率が、より一層向上するものとなる。このため、暖房運転開始時から第2熱交換器の温度を高い状態にすることができるため、暖房運転開始時の前記所定の室内の温度の立ち上がりを速めることができる。また、いつまでも第3熱交換器において給湯タンクから供給される水(又は湯)と熱交換させれば、給湯タンク2内の湯温の低下を招くこととなるが、暖房運転開始から所定時間後は、開閉弁を制御して第3熱交換器への冷媒の流れを停止すると共にポンプの運転も停止するため、第3熱交換器での冷媒と給湯タンクから供給される水(湯)との熱交換時間が制限されることとなり、給湯タンク2から第3熱交換器への水(湯)の供給時間は制限されるため、このような懸念はない。また、冷房運転において、開閉弁の動作によって、冷媒が第1熱交換器へ流れず全て第3熱交換器の冷媒管へ流れる状態となることにより、給湯タンクの水の加熱を向上させる動作が達成されるものとなる。
第2発明の熱回収路付き給湯装置は、給湯タンク内へその下部から補給された水の温度も高い温度(例えば80℃〜90℃)に上昇させるためには、加熱装置を運転する必要があるが、加熱装置の運転コストがアップする。そこで、本発明の熱回収路内に給湯タンクの下部の低温水を循環して加熱(例えば50℃程度に加熱)することにより、冷却加熱ユニットの放熱器で放熱される熱の有効利用によって、給湯タンクに溜めた水の加熱促進効果を図ることができるものとなる。
また、暖房運転開始から所定時間は、第3熱交換器のみに冷媒を流して、給湯タンクから供給される水(湯)の熱を第3熱交換器が汲み上げることにより、暖房運転開始時から第2熱交換器の温度を高い状態にすることができるため、暖房運転開始時の前記所定の室内の温度の立ち上がりを速めることができる。そして、その後、通常の暖房サイクルに戻るため、即ち、開閉弁を制御して第3熱交換器への冷媒の流れを停止すると共にポンプの運転も停止するため、第3熱交換器での冷媒と給湯タンクから供給される水(湯)との熱交換時間が制限されることとなり、給湯タンク内の湯温の低下を防止できる状態となる。
更に、冷房運転において、開閉弁の動作によって、冷媒が第1熱交換器へ流れず全て第3熱交換器の冷媒管へ流れる状態となることにより、給湯タンクの水の加熱を向上させる動作が達成されるものとなる。
第3発明の熱回収路付き給湯装置は、第1発明または第2発明における所定時間が、タイマ手段によって規制した時間でもよいが、他の方式として、暖房運転サイクルの暖房運転開始から、暖房される所定の室内の温度を検出する温度検知センサ、暖房される所定の室内の空気加熱用に第2熱交換器で加熱したブラインが供給される熱交換部の温度検知センサ、または第2熱交換器の温度を検出する温度検知センサが上昇した所定の温度を検出したとき、開閉弁を制御して第3熱交換器への冷媒の流れを停止するため、第3熱交換器での冷媒と給湯タンクから供給される水(湯)との熱交換時間を制限することにより、給湯タンク内の湯温の低下を制限できる制御となる。
本発明の熱回収路付き給湯装置は、上水道が底部から供給され内部の水圧が所定の圧力状態に維持された密閉式である給湯タンクと、この給湯タンク内の水を加熱装置へ循環して加熱しこの加熱された高温水(湯)を給湯タンクの上部に設けた上部入口管から前記給湯タンク内へ戻し、給湯タンク内の高温水(湯)を給湯タンクの上部から取り出して利用場所へ供給するようになっている給湯装置と、圧縮機で圧縮した冷媒を第1熱交換器と膨張装置を通って所定の室内の冷房・暖房に寄与する第2熱交換器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する冷房運転サイクル、及び前記圧縮機で圧縮した冷媒を前記第2熱交換器と膨張装置を通って前記第1熱交換器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する暖房運転サイクルとを構成するヒートポンプ式冷却加熱ユニットを備え、
前記第1熱交換器に並列に前記冷媒が通る冷媒管と前記給湯タンクに溜めた水(又は湯)が通る水路管が熱交換状態にある第3熱交換器と、前記給湯タンクに溜めた水(又は湯)を前記水路管へ循環する水路に設けた開閉弁及びポンプと、前記第3熱交換器の前記冷媒管に直列に前記冷媒管の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁と、前記第1熱交換器の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁を設け、
前記冷房運転サイクルの冷房運転において、前記給湯タンクの水の加熱を向上させる動作では、前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁が閉じることにより、冷媒が前記第1熱交換器へ流れず全て前記第3熱交換器の前記冷媒管へ流れる状態となり、
前記暖房運転サイクルにおいて、暖房運転開始から所定時間、前記第1熱交換器と前記第3熱交換器の前記冷媒管の両方に冷媒が流れるように前記前者の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁と前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁が開き且つ前記水路に設けた開閉弁を開くと共に前記ポンプの運転によって前記冷媒管の冷媒と前記水路管の水(又は湯)が熱交換状態となり、
前記所定時間到達又は経過後は、前記後者のもう1つの開閉弁が開いた状態で前記第1熱交換器へ冷媒が流れ前記第3熱交換器の前記冷媒管へ冷媒が流れないように前記前者の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁が閉じ且つ前記水路に設けた開閉弁を閉じると共に前記ポンプの運転を停止するものであり、以下に本発明の実施形態を記載する。
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本発明に係る熱回収路付き給湯装置の配管構成図を示している。
図1において、本発明に係る熱回収路付き給湯装置1は、密閉式給湯タンク2と、この給湯タンク2内の水(又は湯)を所定の高温度に加熱する加熱装置3とを備え、給湯タンク2に溜めた湯を給湯タンク2の上部から利用場所9へ供給する給湯装置1Aを備えている。給湯タンク2内には、上水道4が、減圧弁5を介して所定圧力状態(例えば、略8.8Paの圧力状態)に低減された状態で、給湯タンク2の底部に連通した入出水管6Aから供給され、給湯タンク2内は所定の圧力状態に維持された密閉式である。この給湯タンク2の水は、ポンプ7の運転によって入出水管6Aから取り出されて、加熱装置3に設けた水管3Aを通る間に加熱され、この加熱された高温水(湯)を給湯タンク2の上部に設けた上部入口管6Bから給湯タンク2内へ戻すように、高温水(湯)管8が設けられている。
給湯タンク2内の高温水(湯)は、給湯タンク2の頂部の高温水(湯)の取出し管6Cから取り出して、利用場所9へ供給される。給湯タンク2内の中温水(湯)は、給湯タンク2内の中温水(湯)域に連通した取出し管6Fから取り出して、利用場所9へ供給される。利用場所9は、流しを備えた台所や洗面台等の温水混合栓等の蛇口部9A、風呂部9B、家屋内の床暖房部9C等であり、高温水(湯)取出し管6Cに配管で接続された混合弁ユニット10を介して高温水(湯)が分配される。床暖房部9Cは、ポンプ12の運転によって、温水槽11を介しての高温水(湯)が循環する。温水槽11には、加熱用電気ヒータを付随させて温度制御させる方式でもよい。
蛇口部9A、風呂部9Bの蛇口が開かれたとき、又はポンプ12が運転されることによって、高温水(湯)取出し管6Cから利用場所9へ給湯タンク4の高温水(湯)が供給される。これは、給湯タンク2が密閉式であるため、蛇口部9A、風呂部9Bの蛇口が開かれたとき、又はポンプ12が運転されることによって、高温水(湯)取出し管6Cの圧力低下による給湯タンク2内の圧力低下が生じ、これによって、上水道4が、減圧弁5を介して所定圧力状態でもって入出水管6Aから給湯タンク2内に供給されつつ、給湯タンク2内の高温水(湯)が取出し管6Cから送出される仕組みである。このため、給湯タンク2内の上部には高温水(湯)が貯蔵され、下部には低温水(湯)が貯蔵され、中間部には中間温度の湯(中温水の湯)が貯蔵された状態となる。
加熱装置3の運転制御による給湯タンク2内の湯温の制御、利用場所9への給湯タンク2内の湯の供給、給湯タンク2から利用場所9へ供給する湯温の調節制御等を行なうコントローラ30を備えている。コントローラ30には、台所に設けたリモートコントローラ(以下、リモコンという)30Rが接続され、リモコン30Rによって、冷凍装置15をON−OFF等の操作ができる。混合弁ユニット10には、コントローラ38が設けられ、風呂用リモコン30Fと床暖房用リモコン30Uが接続されている。そして、風呂用リモコン30Fによって、風呂部9Bの浴槽へ供給する湯温の設定や湯レベルの設定等ができ、風呂用リモコン30Fによって、この設定された条件において、混合弁ユニット10のバルブを開閉して風呂部9Bの浴槽へ湯を供給する。また、床暖房用リモコン30Uはコントローラ33にも接続され、冷却加熱ユニット20が、冷房運転のときは、コントローラ38に床暖房部9Cへ湯が供給されないように、混合弁ユニット10のバルブを閉じるように制御し、暖房運転のときは、コントローラ38に床暖房部9Cへ湯が供給されるように、混合弁ユニット10のバルブを開くように制御する。床暖房用リモコン30Uによって、床暖房部9Cへ供給される湯温を設定できる。
リモコン30F、30R、30U等による設定に基づくコントローラ30の動作によって、その設定された温度の湯を給湯タンク2から利用場所9へ供給するために、給湯タンク2内の高温水(湯)を取出し管6Cから送出するか、中温水(湯)を取出し管6Fから送出するかを洗濯するために切り替え弁50Aと、コントローラ30の動作によって前記設定された温度の湯を作るように、切り替え弁50Aから供給される湯と上水道4から供給される通常温度の水との混合割合を定める混合調整弁50Bを備えている。混合調整弁50Bは、ステッピングモータ方式によって弁が動作して、湯と水が所定の混合割合となるように制御される。これによって、低温湯から中温湯、高温湯までの温度の湯が、利用場所9へ供給できることとなる。
加熱装置3は、二酸化炭素もしくは二酸化炭素を多量に含む冷媒(二酸化炭素冷媒という)を圧縮機13で圧縮する冷凍装置15の二酸化炭素冷媒ガスを冷却する冷媒ガス熱交換器で構成される。冷凍装置15は、圧縮機13で二酸化炭素冷媒を圧縮し、この圧縮された冷媒ガスが冷媒ガス熱交換器である加熱装置3の冷媒管3Bを通った後、膨張装置としての膨張弁14から蒸発器16へ至り、蒸発器16で周囲の熱を奪って(汲み上げ)アキュームレータ(図示せず)を通って再び圧縮機13へ帰還して圧縮される冷凍サイクルを繰り返す。蒸発器16での熱交換の向上のために、ファン17が設けられている。二酸化炭素冷媒を用いた場合は、フロン系冷媒に比して冷媒圧力が高く、加熱装置3に設けた冷媒管3Bを通る間に、水管3Aを通る水の温度を高温水(湯)にまで加熱できる。このため、例えば、例えば15℃程度の上水道が給湯タンク2内の下部から流入する場合、冬場では75℃程度の湯、夏場では85℃程度の湯を給湯タンク2内の上部に供給することができる。
加熱装置3に設けた上記水管3Aと冷媒管3Bは、内側管を冷媒管3Bとし、外側管を水管3Aとする二重管構造でもよく、または、多数の伝熱フィンを水管3Aと冷媒管3Bが並列状態で貫通配置した熱交器構造であってもよい。
本発明に係る熱回収路付き給湯装置1は、上記の他に、空気調和機能等を有する冷却加熱ユニット20を備えている。冷却加熱ユニット20は、圧縮機21で圧縮した冷媒の熱を放熱器22(第1熱交換器という)で放熱し膨張弁23を通って蒸発器24(第2熱交換器という)で蒸発させて再び圧縮機21へ帰還する冷凍サイクルを構成している。そして、放熱器22には、水(又は湯)が通る熱回収路22Aと冷媒の通る冷媒管22Bを備え、放熱器22を通る冷媒の熱を熱回収路22Aの水が奪う作用部である。給湯タンク2の底部の低温水が入出水管6Aから出て、流入配管25Aから熱回収路22Aへ流入し、熱回収路22Aで加熱された温水が流出配管25Bから給湯タンク2の中間入口管6Dへ戻るように、ポンプ26を備えた循環水路25を構成している。中間入口管6Dは、給湯タンク2の上部入口管6Bと給湯タンク2の底部との間に位置する。
放熱器22に設けた熱回収路22Aの管と冷媒管22Bは、内側管を冷媒管22Bとし、外側管を熱回収路22Aとする二重管構造でもよく、または、多数の伝熱フィンを熱回収路22Aの管と冷媒管22Bが並列状態で貫通配置した熱交器構造であってもよく、また、プレート型やマイクロチューブ型等の熱交器であってもよい。
加熱装置3は、上記のように二酸化炭素冷媒を用いた冷凍装置15の二酸化炭素冷媒ガスを冷却する冷媒ガス熱交換器で構成されるが、冷却加熱ユニット20の冷媒は、HFC等の凝縮性冷媒で構成される。これによって、空気調和機能を有する冷却加熱ユニット20は、二酸化炭素冷媒を用いた冷凍装置よりも安価な冷凍システムで間に合うこととなり、冷房と暖房兼用の空気調和機でなく、冷房専用の空気調和機であっても差し支えない。冷却加熱ユニット20が、HFC等の凝縮性冷媒を使用する冷凍装置で構成される場合には、放熱器22の熱回収路22Aで加熱された温水の温度は、略55℃程度である。
熱回収路22Aで加熱された温水が通る流出配管25B内の温水を上部入口管6Bまたは中間入口管6Dのいずれかに供給するように制御する制御弁27を設けている。給湯タンク2には、その中の水温を検知するために、上部、中間部及び下部の水温を検出する複数の検出部28A〜28Eからなる水温検出部28を設けている。水温検出部28の検出に基づき、制御弁27を制御して流出配管25Bを通る温水の流れを上部入口管6Bまたは中間入口管6Dのいずれかへ切り替え制御する制御要素30Aを備えたコントローラ30を備えている。
このため、給湯タンク2内の上部の水温が所定の温度、例えば50℃よりも低い場合には、所定の運転モード(夏場の高温の湯の追い焚きを必要としないモード等)であれば、熱回収路22Aで加熱された温水を上部入口管6Bから給湯タンク2内へ戻して、給湯タンク2内の上部の温度上昇を促進して、速く給湯タンク2内の上部の温度を上昇させることに寄与できるものとなる。また、給湯タンク2内の上部の水温が高い場合は、例えば所定の温度(例えば70℃)以上のときは、熱回収路22Aで加熱された温水を中間入口管6Dから給湯タンク2内へ戻すようにして、給湯タンク2内の上部の高温が低下しないようにし、給湯タンク2内の下部の水温上昇に寄与する。
また、水温検出部28の検出に基づき、循環水路25を水が循環する状態と、循環しない状態とに制御する制御要素30Bをコントローラ30に備えている。循環水路25を水が循環する状態と、循環しない状態とに制御するために、循環水路25を開閉する電磁式開閉弁29を設けている。これによって、給湯タンク2内の下部の水温が所定温度(例えば、放熱器22で加熱された温水の温度55℃)よりも低い場合は、熱回収路22Aで加熱された温水を中間入口管6Dから給湯タンク2へ供給するように、制御弁27を制御し、開閉弁29を開くと共に、ポンプ26を運転する制御を行う。また、給湯タンク2内の下部の水温が所定温度(例えば、放熱器22で加熱された温水の温度55℃)以上に上昇している場合は、熱回収路22Aで加熱された温水の給湯タンク2への供給停止とするように開閉弁29を閉じると共に、ポンプ26を停止する制御を行う。これによって、給湯タンク2内の下部の水温が所定温度状態に高いときは、無駄にポンプ26を運転せず、省エネ効果を図ることができる。
また、制御要素30Bは、冷却加熱ユニット20の運転中(圧縮機21の運転中)において、水温検出部28の検出に基づき、循環水路25を水が循環する状態と、循環しない状態とに制御するように、上記同様に、制御弁27の制御と開閉弁29の開閉とポンプ26の運転、停止を制御する。
また、上記のように、給湯タンク2内の下部の水温が所定温度(例えば、放熱器22で加熱された温水の温度55℃)以上に上昇している場合には、循環水路25を水が循環しない状態に制御するため、冷却加熱ユニット20の放熱器22に温度の高い水が流れることによって生じる放熱器22の放熱効果の低下を防止でき、冷却加熱ユニット20の運転効率の低下を抑制できるものとなる。
このように、給湯タンク2内の上部の水温のみならず、給湯タンク2内の中間部及び下部の水温に応じて、熱回収路22Aで加熱された温水を給湯タンク2の上部に戻すか中間部に戻すかの制御と、熱回収路22Aで加熱された温水の給湯タンク2への供給停止制御を行えるため、温度が高い湯を給湯タンク2内に溜めることができるものとなる。
給湯タンク2は、例えば460リットルの湯が貯蔵できる容量とした場合、水温検出部28で検出する80℃の湯が100リットルに減少したことがコントローラ30によって判別されれば、加熱装置3を構成する冷凍装置15の圧縮機13が稼動する構成である。通常、加熱装置3の冷凍装置15は、深夜電力で圧縮機13が稼動するようにしているが、コントローラ30は学習機能を備えているため、コントローラ30が日常の湯の使用状況を把握して、給湯タンク2内の上部に溜める湯温は何℃が適切かを自動設定して、冷凍装置15の圧縮機13の稼動を制御している。
また、コントローラ30には、加熱装置3が稼動状態のとき(圧縮機13が運転状態の冷凍装置15)は、熱回収路22Aを水が循環しないように開閉弁29を閉じ、ポンプ26を停止すると共に、制御弁27を制御する制御要素30Cを設け、加熱装置3による加熱を優先して、給湯タンク2の上部に温度の高い湯を速く貯蔵することができるようになっている。
また、本発明では、上記の構成に付加する構成として、熱回収路22Aに並列に、流入配管25Aと流出配管25Bに接続された第2放熱器要素としての副熱交換器31を設けている。そして、副熱交換器31への水の循環を制御するために、電磁式開閉弁32を設けている。この場合、副熱交換器31には、熱交換促進用としてファン31Aが設けられている。給湯タンク2の下部の水温が所定温度(例えば、放熱器22で加熱された温水の温度55℃)より低い低温度状態では、ファン31AはOFF状態であり、開閉弁32を閉じて副熱交換器31への水の循環を止めている。また、給湯タンク2の下部の水温が所定温度(例えば、放熱器22で加熱された温水の温度55℃)以上に高いときは、開閉弁29を閉じると共に開閉弁32を開き、ポンプ26を運転状態とし、ファン31AをON状態とする。
これによって、給湯タンク2の下部の水温が所定温度より低い低温度状態では、開閉弁32を閉じることによって、放熱器22における放熱効果に寄与すると共に熱回収路22A内の水が加熱され、給湯タンク2の下部の水温上昇を行なうことができる。また、給湯タンク2の下部の水温が所定温度より高いときは、この高い温度の湯が放熱器22へ循環すれば、冷却加熱ユニット20の放熱器22の放熱効果の低下が生じるが、開閉弁29を閉じることにより、それを防止している。また、水の閉回路によって放熱器22と副熱交換器31を水が循環するため、放熱器22による冷媒の熱の放熱効果を促進して、冷却加熱ユニット20による冷却効果を良好な状態に維持できるものとなる。
上記において、圧縮機13を出た冷媒の温度、又は加熱装置3を構成する冷媒ガス熱交換器3を出た冷媒の温度を温度センサ18で検出し、コントローラ30によって、冷凍装置15の運転制御を行う。この運転制御は、温度センサ18が検出する温度が所定の温度となるように、コントローラ30によって、圧縮機13の回転数をインバータ制御する。また、循環ポンプ7の吐出量は、給湯タンク2に供給される湯温が設定値(92℃、82℃等)になるように制御される。このように、冷凍装置15の運転によって、給湯タンク2内に高温水(湯)を貯蔵できることとなる。
空気調和機能を有する冷却加熱ユニット20の運転制御は、冷房負荷に応じて行なわれる。即ち、冷却加熱ユニット20の蒸発器24で冷却した空気を家屋内の所定の室内に供給し、又はブライン(水、特定な液体)を熱交換部35へ循環してこの熱交換部35で冷却した空気を家屋内の所定の室内に供給することにより、この所定の室内を冷房する。この場合、実質的この所定の室内の温度を検出する温度検知センサ(実質的に冷房される所定の室内の温度を検出するように、この所定の室内の温度、蒸発器24の温度、または熱交換部35の温度等を検出する温度検知センサを設ける等の手段がある)を設け、コントローラ33によって冷却加熱ユニット20の圧縮機21の運転を制御する。
図1の冷却加熱ユニット20は、第2熱交換器である蒸発器24でブライン(水、特定な液体)を冷却し、この冷却したブライン(水、特定な液体)をポンプ34の運転によって、所定の室内の天井部に設置した熱交換部35や、所定の室内の床下面部に設置した熱交換部35へ供給し、冷水槽36から再び第2熱交換器である蒸発器24へ帰還するサイクルで循環させる方式である。熱交換部35が所定の室内の天井部に設置した熱交換部35である場合は、ファンによって熱交換部35に所定の室内の空気が循環して、熱交換部35によって所定の室内の空気が冷却されるものである。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図2は本発明に係る熱回収路付き給湯装置の配管構成図を示している。
図2に示す本発明に係る熱回収路付き給湯装置1において、図1に示す部分と同じ機能部分は同一符号で示しており、その動作、構成は実施例1に記載したものを援用する。実施例2が実施例1と異なる部分は、冷却加熱ユニット20をヒートポンプ式とした構成である。
実施例2のものは、ヒートポンプ式冷却加熱ユニット20によって、家屋内の所定の室内を暖房する場合、暖房運転スタート当初における前記所定の室内の暖房効果(室内の温度上昇)を速めることができるように、運転効率を向上させるものである。
ヒートポンプ式冷却加熱ユニット20は、圧縮機21、膨張装置としての膨張弁23、四方弁40、電磁式開閉弁41、電磁式開閉弁43、第1熱交換器44、第2熱交換器240を備え、圧縮機21で圧縮した冷媒を第1熱交換器44と膨張弁23を通って第2熱交換器240で蒸発させて再び圧縮機21へ帰還する冷房運転サイクルと、圧縮機21で圧縮した冷媒を第2熱交換器240と膨張弁23を通って第1熱交換器44で蒸発させて再び圧縮機21へ帰還する暖房運転サイクルとを構成するヒートポンプ式空気調和機能を有する冷却加熱ユニットである。
第1熱交換器44と電磁式開閉弁43の直列配管に、第3熱交換器220の冷媒管220Bと電磁式開閉弁41の直列配管が並列に接続されている。第3熱交換器220は、実施例1の放熱器22と同様に、水(又は湯)が通る水路管220Aと冷媒の通る冷媒管220Bを備え、水路管220Aを通る温水の熱を冷媒管220Bの冷媒が奪う作用部である。給湯タンク2の底部の低温水が入出水管6Aから出て、流入配管25Aから水路管220Aへ流入し、水路管220Aで冷却された水が流出配管25Bから給湯タンク2の中間入口管6Dへ戻るように、ポンプ26を備えた循環水路25を構成している。
水路管220Aと冷媒管220Bは、内側管を冷媒管220Bとし、外側管を水路管220Aとする二重管構造でもよく、または、多数の伝熱フィンを水路管220Aと冷媒管220Bが並列状態で貫通配置した熱交器構造であってもよい。第1熱交換器220(図1の放熱器22に相当)における給湯タンク2からの水(又は湯)との熱交換は、実施例1で説明したことと同様である。
先ず、ヒートポンプ式冷却加熱ユニット20によって、前記所定の室内を冷房運転する場合について説明する。圧縮機21で圧縮した冷媒が四方弁40を通り、開いている電磁式開閉弁43を通って熱交換器44でファン42の運転によって放熱し、膨張装置としての膨張弁23を通って熱交換器240(図1の蒸発器24に相当)で蒸発して、再び四方弁40を通って圧縮機21へ帰還する冷凍サイクルを構成する。
この冷房運転において、電磁式開閉弁41が開いておれば、冷媒が第3熱交換器220の冷媒管220Bを流れて、実施例1の放熱器22と同様に、給湯タンク2の底部の低温水が入出水管6Aから出て、流入配管25Aから水路管220Aへ流入し、水路管220Aで冷却された水が流出配管25Bから給湯タンク2の中間入口管6Dへ戻るように、ポンプ26が作動する。この場合、第3熱交換器220の機能は、実施例1の放熱器22と同様であるため、実施例1で記載した事項を援用するものとする。
給湯タンク2の水の加熱を向上させるためには、冷房運転においては、電磁式開閉弁43を閉じて、空冷式熱交換器44への冷媒の流れを阻止し、四方弁40を出た冷媒が全て第3熱交換器220の冷媒管220Bを流れるようにすることができる。
熱交換器240でブライン(水、特定な液体)を冷却し、この冷却したブライン(水、特定な液体)をポンプ34の運転によって、所定の室内の天井部に設置した熱交換部35や、所定の室内の床下面部に設置した熱交換部35へ供給し、冷温水槽36から再び第2熱交換器である熱交換器240へ帰還するサイクルで循環させる方式である。熱交換部35が所定の室内の天井部に設置した熱交換部35である場合は、ファンによって熱交換部35に所定の室内の空気が循環して、熱交換部35によって所定の室内の空気が冷却されるものである。
次に、ヒートポンプ式冷却加熱ユニット20によって、前記所定の室内を暖房運転する場合について説明する。暖房運転では、電磁式開閉弁43が開き、四方弁40が切り替わって、圧縮機21で圧縮した冷媒が四方弁40を通って第2熱交換器240で凝縮し放熱し、膨張弁23を通って熱交換器44へ入り蒸発する。ファン42の運転によって熱交換器44の熱交換が促進され、熱交換器44を出た冷媒は、電磁式開閉弁43と四方弁40を通って圧縮機21へ帰還する冷凍サイクルを構成する。また、後述のように、暖房運転開始初期のみ電磁式開閉弁41が開いて、熱交換器44と熱交換器220にも冷媒が流れるが、その後は電磁式開閉弁41が閉じて、熱交換器220への冷媒の流れを遮断する。
ヒートポンプ式冷却加熱ユニット20の暖房運転において、電磁式開閉弁43は開いており、膨張弁23を通った冷媒は熱交換器44に流れ、熱交換器44においてファン42の運転によって周囲空気から吸熱する。前記所定の室内を暖房運転する場合は、通常、冬季等の低外気状況であるが、外気温が低くなればなるほど、熱交換器44がこの低外気(周囲空気)と熱交換してこの外気(周囲空気)から熱を汲み上げるヒートポンプ効果は低下する。しかし、膨張弁23を通った冷媒は第3熱交換器220にも流れるようにすれば、水路管220Aを通る温水から冷媒管220Bを通る冷媒が熱を汲み上げることにより、膨張弁23を通った冷媒が熱を汲み上げる効果が向上する。即ち、膨張弁23を通った冷媒の熱交換部からの熱の汲み上げ効果が向上することとなり、ヒートポンプ式冷却加熱ユニット20の運転効率が向上して、第2熱交換器240の温度を速く高い状態にすることができる。
このように、ヒートポンプ式冷却加熱ユニット20の暖房運転によって生じる第2熱交換器240の加熱に基づき、第2熱交換器240でブライン(水、特定な液体)を加熱し、この加熱したブライン(水、特定な液体)をポンプ34の運転によって、所定の室内の天井部に設置した熱交換部35や、所定の室内の床下面部に設置した熱交換部35へ供給し、冷水・温水槽36から再び第2熱交換器240へ帰還するサイクルで循環させる方式である。熱交換部35が所定の室内の天井部に設置した熱交換部35である場合は、ファンによって熱交換部35に所定の室内の空気が循環して、熱交換部35によって所定の室内の空気を暖めることができるものである。
本発明では、ヒートポンプ式冷却加熱ユニット20の暖房運転を開始する場合、暖房運転開始から所定時間、例えば2分〜5分程度の間、電磁式開閉弁41を開いて膨張弁23を通った冷媒が、第1熱交換器44と第3熱交換器220の両方に流れるようにする。また、このとき、電磁式開閉弁29を開きポンプ26を運転して、第3熱交換器220に給湯タンク2の水(又は湯)が流れる状態とする。前記所定時間到達又は経過後は、電磁式開閉弁41を閉じ、第1熱交換器44のみに冷媒が流れる通常のヒートポンプ暖房運転サイクルに切り替え、電磁式開閉弁29を閉じ、ポンプ26の運転を停止する。
冬季等の低外気状況においても、上水道4の温度は、0℃よりも十分高い温度、例えば15℃程度の温度を保っているため、外気が数℃以下の低温状況において、給湯タンク2から供給される水の温度がこの上水道4の温度であっても、第3熱交換器220がこの熱を組み上げることによって、ヒートポンプ式冷却加熱ユニット20の運転効率が向上することとなる。まして、給湯タンク2から供給される水の温度が、この上水道4の温度よりも高い温度に加熱された状態であれば、この温水が第3熱交換器220へ流れることとなり、第3熱交換器220がこの熱を組み上げることによって、ヒートポンプ式冷却加熱ユニット20の運転効率が、より一層向上するものとなる。このため、暖房運転開始時から第2熱交換器240の温度を速く高い状態にすることができるため、暖房運転開始時の前記所定の室内の温度の立ち上がりを速めることができる。
なお、上記のように、第3熱交換器220に冷媒が流れる時間を、暖房運転開始から所定時間、例えば5分〜10分程度に制限するのは、いつまでも第3熱交換器220において給湯タンク2から供給される水(又は湯)と熱交換させれば、給湯タンク2内の湯温の低下を招くこととなるので、これを制限するためである。この暖房運転開始からの所定時間は、例えば2分〜5分程度の予め設定した一定時間にタイマ手段によって規制してもよいが、暖房される所定の室内の温度が所定温度に上昇したとき(実質的に暖房される所定の室内の温度が所定温度に上昇したことを検出するように、この所定の室内の温度の温度検知センサを設けるか、熱交換部35の温度検知センサを設けるか、第2熱交換器240の温度を検出する温度検知センサを設ける等の手段がある)、コントローラ33によって電磁式開閉弁29及び41を閉じ、ポンプ26を停止するように制御することもできる。
上記では、暖房運転開始から所定時間、熱交換器44と熱交換器220の両方に冷媒が流れるが、これに替わって、暖房運転開始から所定時間、熱交換器44には冷媒が流れないように電磁式開閉弁43を閉じ、第3熱交換器220のみに冷媒が流れるように電磁式開閉弁41を開くように構成し、その後、その後、開閉弁43を開くと共に、開閉弁41を閉じることによって、第1熱交換器44のみに冷媒が流れる通常のヒートポンプ暖房運転サイクルに切り替え、電磁式開閉弁29を閉じ、ポンプ26の運転を停止する。このため、給湯タンク2内の湯温の低下を防止できる状態となる。いずれの場合も、暖房運転開始時から第2熱交換器240の温度を速く高い状態に速くすることができるため、暖房運転開始時の前記所定の室内の温度の立ち上がりを速めることができる。
また、熱交換器220とポンプ26の直列配管水路に並列に、電磁式開閉弁45を備えた配管水路を形成した構成とする。そして、暖房運転開始時に水温検出部28の下部の検出部28Dと28E、又は28Eの検出温度が所定温度よりも低い場合(例えば、外気温度に近い場合)、または、検出部28Aと28B、又は28Aの検出温度が所定温度よりも低い場合(例えば、50℃よりも低い場合)には、電磁式開閉弁29を閉じ、電磁式開閉弁45を開いた状態でポンプ26を運転して、ポンプ26から出て、熱交換器220の水路管220Aと電磁式開閉弁45を通りポンプ26に帰還する水のサイクル路を形成する。
これによって、給湯タンク2の底部の水温が低い場合は、この低温水が熱交換器220の水路管220Aに流れないようにして、熱交換器220の熱交換の低下を抑制する。また、給湯タンク2の上部の水温が低い場合は、給湯タンク2の上部の水温上昇が損なわれないように、給湯タンク2の水(又は湯)が熱交換器220の水路管220Aに流れないようにして、給湯タンク2の上部の水温が加熱装置3によって速く上昇するようにする。
実施例2のヒートポンプ式冷却加熱ユニット20は、圧縮機21、四方弁40、熱交換器240、膨張弁23、空冷式熱交換器44、ファン42を既存のヒートポンプ式冷凍システムとし、これに電磁式開閉弁41、電磁式開閉弁43、熱交換器220(図1の放熱器22に相当)を付加する構成とすることによって、既存のヒートポンプ式冷凍システムの利用ができるものとなり、システムの構築費用を低く抑えることができるようになる。
本発明の熱回収路付き給湯装置は、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々の形態に適用できるものである。
本発明に係る熱回収路付き給湯装置の第1実施形態の配管構成図を示している。(実施例1) 本発明に係る熱回収路付き給湯装置の第2実施形態の配管構成図を示している。(実施例2)
符号の説明
1・・・・・熱回収路付き給湯装置
2・・・・・給湯タンク
3・・・・・加熱装置(冷媒ガス熱交換器)
3A・・・・水管
3B・・・・冷媒管
4・・・・・上水道
5・・・・・減圧弁
6A・・・・入出水管
6B・・・・上部入口管
6C・・・・高温水(湯)取出し管
6D・・・・中間入口管
7・・・・・ポンプ
8・・・・・高温水(湯)管
9・・・・・利用場所
10・・・・混合弁ユニット
11・・・・温水槽
12・・・・ポンプ
13・・・・圧縮機
14・・・・膨張弁
15・・・・冷凍装置
16・・・・蒸発器
17・・・・ファン
18・・・・圧力スイッチ
20・・・・冷却加熱ユニット
21・・・・圧縮機
22・・・・放熱器
22A・・・熱回収路
22B・・・冷媒管
23・・・・膨張弁
24・・・・蒸発器
25・・・・循環水路
25A・・・流入配管
25B・・・流出配管
26・・・・ポンプ
27・・・・制御弁
28・・・・水温検出部
29・・・・電磁式開閉弁
30・・・・コントローラ
30A・・・制御要素
30B・・・制御要素
30C・・・制御要素
31・・・・副熱交換器(第2放熱器要素)
31A・・・ファン
32・・・・電磁式開閉弁
33・・・・コントローラ
34・・・・ポンプ
35・・・・熱交換部
36・・・・冷水槽、冷温水槽
40・・・・四方弁
41・・・・電磁式開閉弁
42・・・・ファン
43・・・・電磁式開閉弁
44・・・・第2熱交換器
45・・・・電磁式開閉弁
220・・・第3熱交換器
220A・・水路管
220B・・冷媒管
240・・・第1熱交換器

Claims (3)

  1. 上水道が底部から供給され内部の水圧が所定の圧力状態に維持された密閉式である給湯タンクと、この給湯タンク内の水を加熱装置へ循環して加熱しこの加熱された高温水(湯)を給湯タンクの上部に設けた上部入口管から前記給湯タンク内へ戻し、給湯タンク内の高温水(湯)を給湯タンクの上部から取り出して利用場所へ供給するようになっている給湯装置と、圧縮機で圧縮した冷媒を第1熱交換器と膨張装置を通って所定の室内の冷房・暖房に寄与する第2熱交換器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する冷房運転サイクル、及び前記圧縮機で圧縮した冷媒を前記第2熱交換器と膨張装置を通って前記第1熱交換器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する暖房運転サイクルとを構成するヒートポンプ式冷却加熱ユニットを備え、
    前記第1熱交換器に並列に前記冷媒が通る冷媒管と前記給湯タンクに溜めた水(又は湯)が通る水路管が熱交換状態にある第3熱交換器と、前記給湯タンクに溜めた水(又は湯)を前記水路管へ循環する水路に設けた開閉弁及びポンプと、前記第3熱交換器の前記冷媒管に直列に前記冷媒管の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁と、前記第1熱交換器の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁を設け、
    前記冷房運転サイクルの冷房運転において、前記給湯タンクの水の加熱を向上させる動作では、前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁が閉じることにより、冷媒が前記第1熱交換器へ流れず全て前記第3熱交換器の前記冷媒管へ流れる状態となり、
    前記暖房運転サイクルにおいて、暖房運転開始から所定時間、前記第1熱交換器と前記第3熱交換器の前記冷媒管の両方に冷媒が流れるように前記前者の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁と前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁が開き且つ前記水路に設けた開閉弁を開くと共に前記ポンプの運転によって前記冷媒管の冷媒と前記水路管の水(又は湯)が熱交換状態となり、
    前記所定時間到達又は経過後は、前記後者のもう1つの開閉弁が開いた状態で前記第1熱交換器へ冷媒が流れ前記第3熱交換器の前記冷媒管へ冷媒が流れないように前記前者の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁が閉じ且つ前記水路に設けた開閉弁を閉じると共に前記ポンプの運転を停止することを特徴とする熱回収路付き給湯装置。
  2. 上水道が底部から供給され内部の水圧が所定の圧力状態に維持された密閉式である給湯タンクと、この給湯タンク内の水を加熱装置へ循環して加熱しこの加熱された高温水(湯)を給湯タンクの上部に設けた上部入口管から前記給湯タンク内へ戻し、給湯タンク内の高温水(湯)を給湯タンクの上部から取り出して利用場所へ供給するようになっている給湯装置と、圧縮機で圧縮した冷媒を第1熱交換器と膨張装置を通って所定の室内の冷房・暖房に寄与する第2熱交換器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する冷房運転サイクル、及び前記圧縮機で圧縮した冷媒を前記第2熱交換器と膨張装置を通って前記第1熱交換器で蒸発させて再び前記圧縮機へ帰還する暖房運転サイクルとを構成するヒートポンプ式冷却加熱ユニットを備え、
    前記第1熱交換器に並列に前記冷媒が通る冷媒管と前記給湯タンクに溜めた水(又は湯)が通る水路管が熱交換状態にある第3熱交換器と、前記給湯タンクに溜めた水(又は湯)を前記水路管へ循環する水路に設けた開閉弁及びポンプと、前記第3熱交換器の前記冷媒管に直列に前記冷媒管の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁と、前記第1熱交換器の冷媒の流れを制御するもう1つの開閉弁を設け、
    前記冷房運転サイクルの冷房運転において、前記給湯タンクの水の加熱を向上させる動作では、前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁が閉じることにより、冷媒が前記第1熱交換器へ流れず全て前記第3熱交換器の前記冷媒管へ流れる状態となり、
    前記暖房運転サイクルにおいて、暖房運転開始から所定時間、前記第1熱交換器へ冷媒が流れず前記第3熱交換器の前記冷媒管に冷媒が流れるように前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁を閉じ前記前者の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁を開き且つ前記水路に設けた開閉弁を開くと共に前記ポンプの運転によって前記冷媒管の冷媒と前記水路管の水(又は湯)が熱交換状態となり、
    前記所定時間到達又は経過後は、前記第3熱交換器の前記冷媒管へ冷媒が流れず前記第1熱交換器へ冷媒が流れるように前記前者の冷媒の流れを開閉制御する開閉弁を閉じ前記後者の冷媒の流れを開閉制御するもう1つの開閉弁を開き且つ前記水路に設けた開閉弁を閉じると共に前記ポンプの運転を停止することを特徴とする熱回収路付き給湯装置。
  3. 請求項1または2において、前記所定時間は、前記暖房運転サイクルの暖房運転開始から、暖房される所定の室内の温度を検出する温度検知センサ、前記暖房される所定の室内の空気加熱用に前記第2熱交換器で加熱したブラインが供給される熱交換部の温度検知センサ、または前記第2熱交換器の温度を検出する温度検知センサが上昇した所定の温度を検出したときであることを特徴とする熱回収路付き給湯装置。
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