JP6645304B2 - 消しゴムによる字消し判断プログラム、筆記ボード及び表示システム - Google Patents
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Description
筐体11の内側には、演算手段20及び検出手段30が納められる。そのため、筐体11においても演算手段20が納められる部位である制御部12及び検出手段30が納められる検出部13を有して構成されている。
特に検出部13のうち、この上に紙等の被筆記シートが置かれる支持面13aを有する側の板は検出手段30の表層板31も兼ねるように構成されている。当該表層板31については後で詳しく説明する。
このROMに保存されたプログラムには、検出手段30に含まれるタッチセンサ32からの信号、感圧センサ41からの信号に基づき、鉛筆の使用、消しゴムの使用を判断するとともに、使用された位置、範囲、軌跡を演算して、筆記データ、消字データを得るためのプログラムが含まれてもよい。本形態による演算の内容は後で説明する。
さらにこのROMには、紙などの被筆記シートの有無を検知する被筆記シート検出手段からの信号を受信して被筆記シートの存在を判断し、電源の入り切りやその他の制御をするプログラムが含まれてもよい。
また、上記したように、表層板31は、筐体11の一部を兼ねており、被筆記シートを支持する支持面13aをなしている。
これに対して図6に示した例は、図5(c)からわかるように、第1検知電極34aと第2検知電極35aとが重なると平面視で隙間G1ができるようにされた形態である。
遮蔽フィルム40の厚さは、上記のようにノイズを遮蔽することができればよいのでそのための厚さがあればよい。そのためには、遮蔽フィルムの好ましい厚さは、20μm以上200μm以下である。特に、遮蔽フィルムは遮蔽層と基材フィルムからなるが、遮蔽層の好ましい厚さは0.1μm以上、10μm以下である。
感圧センサ41としては特に限定されることなく汎用の感圧センサを適用することができる。
ただし、被筆記シート検出手段45は備えていなくてもよい。
さらに、図16には消しゴムによる字消しがおこなわれると判断された後に、当該消しゴムによる字消しの進行に対する演算フローのひとつの形態を表した。
被筆記シート1としては、紙等の任意の不導体のシートを用いることができ、例えば市販の用紙を用いることができる。なお、被筆記シート1の全体が不導体である必要はなく、被筆記シート1の一部が導電性を有していてもよい。なお、図12、図13では見易さのため他の層と同様に支持面13aから被筆記シート1が離れて表れているが、実際には被筆記シート1は支持面13aに接触し載置されている。また、被筆記シート検出手段45にバーコードリーダーを備えておくことにより、被筆記シートに予め付与されたがバーコードに従い、被筆記シートがどのようなシートであるか筆記ボードにて識別することも可能である。
一方、過程S15で鉛筆ではないと判断されるとNoが選択され、タッチセンサ32における検知の位置、及び範囲の情報、及び、過程S14で取得した圧力値及び圧力範囲の情報に基づいて、予め決められていた条件を満たすか否かにより、この検知が指によるものであるかを判断する(過程S21)。
一方、過程S21で指ではないと判断されるとNoが選択され、タッチセンサ32における検知の位置、及び範囲の情報、及び、過程S14で取得した圧力値及び圧力範囲の情報に基づいて、予め決められていた条件を満たすか否かにより、この検知が掌によるものであるかを判断する(過程S31)。
過程S31で掌ではないと判断されるとNoが選択され、特に処理されることなく筆記ボード10はアクティブ状態に移行する。
過程S42で抑制範囲であると判断されたときにはYesが選択され、待機状態に戻る。
過程S42で抑制範囲ではないと判断されたときにはNoが選択され、その検知位置情報を含んだ識別IDの仮登録がなされる(過程S43)。そして、タッチセンサ32への問い合わせがなされ、タッチセンサ32で接触反応が有ったかの情報を取得する(過程S44)。
過程S45でタッチセンサ32において接触反応が無かった場合には、Noが選択され、感圧センサ41で検出した圧力値及び圧力範囲が予め決められていた条件を満たすかを判断する(過程S46)。
一方、過程S46で条件を満たさないと判断されるとNoが選択され待機状態に戻る。
ここでは鉛筆を例示したが、被筆記シート1に接触する先端部又は先端部近傍にタッチセンサ32で検出可能な導体を有する筆記具であればよい。「先端部近傍」とは、筆記具の先端部から5mm以内の範囲を指す。従って、先端部に導体を有する筆記具5としては、鉛筆の他、ボールペン、万年筆等を例示することができる、鉛筆は、先端部に黒鉛で形成された芯を有しており、この芯が導体をなす。すなわち、鉛筆の芯、シャープペンシルの芯は鉄や鉄合金に代表される金屬等の導体なので、教育現場で通常に児童、生徒、学生が使用する筆記具を通常通りに使用することができる。先端部に金属部材を有するボールペンや万年筆においては、この金属部材が導体をなす。先端部近傍に導体を有する筆記具としては、先端部近傍に金属部材を有する種々の筆記具を好適に用いることができる。この場合、消しゴムで消去できるインキを備える筆記具であれば、消しゴムによる字消し検出も可能である。
その後に、消しゴムの座標値と背景色とは異なる色を塗った範囲についてリスト(データ)を作成して登録する(過程S52)。
筆記の過程で消しゴムによる字消しが行われても、当該消しゴムによる字消しを検知し、適切にデータに反映させることが可能である。そして再度鉛筆で文字や図形を描けばそれも反映される。
そしてこのような鉛筆の使用及び消しゴムの使用の判別を使用者に頼ることなく筆記ボード10が自動でおこなう。従って、使用者は通常筆記すると同じように書き進めればよく、筆記ボート10を使用することによる追加の操作は必要ないので利便性が高い。
また、使用が終了して紙などの被筆記シートを除去することで休止状態になるように構成してもよい。これにより利便性をさらに高めることができる。
そして、筆記ボード10の支持面13a上で生徒が紙に書いた内容をスクリーンやディスプレイ等の表示装置に表示することができる。紙に印刷された課題(試験問題)への各生徒の回答を教師側のディスプレイに表示するようにすると、各生徒の課題の進行状況をモニターしたり、課題の進行に応じてリアルタイムに採点したりすることが可能となる。
5 外部導体(筆記具)
6 消しゴム
10 筆記ボード
11 筐体
12 制御部
13 検出部
13a 支持面
20 演算手段
30 検出手段
31 表層板
32 タッチセンサ
33 支持フィルム
34 第1電極(検出電極)
35 第2電極(検出電極)
40 遮蔽フィルム
41 感圧センサ
42 補強板
45 被筆記シート検出手段
Claims (4)
- 被筆記シートを支持する支持面を形成する表層板と、
前記表層板に積層され前記支持面上への筆記具の接触位置または接近位置を検知するタッチセンサと、
前記タッチセンサを挟んで前記表層板とは反対側に配置される感圧センサと、
前記タッチセンサ、及び前記感圧センサからの検知信号を受信し、演算処理をする演算手段と、を備え、
前記演算手段は、前記感圧センサが検知すると前記タッチセンサによる検知の有無を判断し、前記タッチセンサによる検知が無かったときに前記感圧センサの検知が消しゴムであるかを判断し、該判断が前記消しゴムであるとされたときに前記消しゴムを検知した座標値を中心に前記感圧センサにて圧力を検知した範囲を視認可能に区別できる色により塗る演算をおこなう筆記ボード。 - 前記演算手段は、前記消しゴムの離脱が検知されてから所定の時間の経過後に前記範囲を視覚で周囲と区別できない色で塗る演算をさらにおこなう請求項1に記載の筆記ボード。
- 前記支持面に載せられた前記被筆記シートをさらに備える請求項1又は2に記載の筆記ボード。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の筆記ボードと、
前記筆記ボードに接続され、前記筆記内容を表示する表示装置と、を備える、表示システム。
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JP2016062231A JP6645304B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 消しゴムによる字消し判断プログラム、筆記ボード及び表示システム |
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JP2016062231A JP6645304B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 消しゴムによる字消し判断プログラム、筆記ボード及び表示システム |
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