JP2017151491A - 画像表示装置、画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像表示装置、画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】負担が大きい処理を実行することなく、遅延なく手書き編集が可能な画像表示装置を提供する。
【解決手段】画像表示装置は電子情報ボードであって、画像を表示するタッチパネルディスプレイ101と、タッチパネルディスプレイ101が表示している画像の上にストロークを描画し編集するための操作を行った際の状態を表示するストローク編集状態表示部105と、操作によって発生する操作イベントを送信する操作イベント送信部102と、操作イベントに基づくストロークを示す映像を受信する映像受信部106と、映像受信部106によって受信した映像を表示する映像表示部107と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置、画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラムに関し、特にユーザが行った操作を遅延なく表示可能な画像表示装置、画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラムに関する。
液晶やプラズマなどのフラットパネルやプロジェクタを用いた40インチ〜80インチ程度のサイズの大型のディスプレイに、タッチパネルを搭載した、いわゆる「電子情報ボード」製品が市場に出ている。電子情報ボードの典型的な外観を図2に示す。
これらの製品はパソコンを接続することによって、接続したパソコンの画面を大きく映すことができ、企業や行政機関の会議におけるプレゼンテーション等や教育機関等で用いられている。これらの製品におけるタッチパネルを用いた代表的な機能として、パソコン操作機能及び手書き機能がある。
まず、パソコン操作機能とは、搭載するタッチパネル機能を用いて、映されている画面にマウス操作の代わりに直接タッチすることで、画面を表示しているパソコンを操作するものである。
次に、手書き機能とは、黒板の役割をする画面上タッチパネルを介して文字等を手書きで入力し、また、パソコンの画面を取り込んでその上に手書きを重畳して描くものである。この機能は、電子情報ボードと共に提供される電子黒板アプリケーションソフトウエアによって実現される。
具体的な製品事例では、例えばシャープ社の「BIG PAD」(登録商標)、日立ソフトウェアエンジニアリング社の「スターボード」(登録商標)や、パイオニア社の「サイバーカンファレンス」(登録商標)、が既に知られている。
このような手書き機能が動作する電子情報ボードを利用すると、オフィスの会議シーン等において、説明のための表示資料を操作しながら、適宜画面上に直接指摘事項等の書き込みを行い、さらに必要に応じ書き込みを含む画面内容を記録することができ、結果、会議終了時に画面内容を振り返り、画面内容を再利用することで効率的に結論などをまとめることが期待できる。
このような機能を有する電子情報ボードを利用した会議において重要なことは、会議の進行を妨げずに電子情報ボードが操作されて必要な情報の表示と入力が可能であることである。
しかし、今までの電子情報ボードでは、電子情報ボードの組み込みソフトウェアを動作させるため、電子情報ボードにソフトウェア処理能力が必要とされ、その結果コストが高くなってしまうという問題があった。
また、遠隔会議においては、各電子情報ボードが手書きデータや、読み込んだファイルのデータを保持する必要があったため、それを共有するために多くのネットワーク帯域を必要とするという問題があった。
さらに、現行機種には処理の重い機能を新たに追加したい場合に、端末の交換が必要となるという問題があった。これら問題を避けるために、外部のサーバでソフトウェア処理を実行するという方法が提案されている。この場合には、ネットワーク遅延のために、手書き画像が遅れてしまうという問題があった。
この問題を解決するために、端末側で一時的に手書き描画を行い、手書き描画の遅れをユーザに感じさせないようにする技術が提案されている。しかし、サーバ側で描画された手書きを削除、移動、拡大・縮小、等の編集操作をする場合、編集すべき手書きのデータはサーバ側にあるので、手書き描画のときのように、手書きデータをサーバに送信する前に端末で描画するという手法で遅延を感じさせないようにさせることはできない、という問題があった。
これらの問題を解決するために、特許文献1には、ホワイトボードへの書き込みを共有する目的で、物理的なホワイトボードに書き込まれたペンストロークをイメージとして取得し、そこからペンストローク属性情報を抽出し別のデジタル書き込み面にペンストロークを描画するシステムが開示されている。
特許文献1に記載の発明は、ストロークの情報をデジタル化し送信可能としているため、複数の機器でストローク情報を共有可能である。しかし、端末側であるホワイトボード側に組み込みソフトウェアを動作させるための処理リソースが必要となるため、前述の電子情報ボードにソフトウェア処理能力が必要とされ、その結果コストが高くなってしまうという問題が解決されない。
本発明は、負担が大きい処理を実行することなく、遅延なく手書き編集が可能な画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の画像表示装置は、画像を表示する画像表示手段と、前記画像表示手段が表示している画像の上にストロークを描画し編集するための操作を行う操作手段と、を有する画像表示装置であって、前記操作手段による操作の状態を表示する操作状態表示手段と、前記操作手段によって発生する操作イベントを送信する操作イベント送信手段と、前記操作イベントに基づくストロークを示す動画を受信する動画受信手段と、前記動画受信手段によって受信した動画を表示する動画表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、負担が大きい処理を実行することなく、遅延なく手書き編集が可能な画像表示装置を提供することができる。
本発明の画像処理システムの実施形態1の構成を示すブロック図である。 本発明の画像処理システムの実施形態1の構成を示す図である。 本発明の画像処理システムの実施形態1の動作を示すフローチャート図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のレイヤの構成を示す図である。 本発明の画像処理システムの実施形態1の動作を示す図である。 本発明の画像処理システムの実施形態1のモード変更時の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のコマンドを示す図である。 本発明の画像処理システムの実施形態1の操作時の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の操作パネルの消去コマンドを選択した時の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の消去時の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の消去時の動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の消去時の動作フローを示す図である。 本発明の画像処理システムの実施形態1の背景画像配信時の動作を示す図である。 本発明の画像処理システムの実施形態1の背景画像配信時の動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の選択消去時の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の選択消去時の動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のストローク単位消去時の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のストローク単位消去時の動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の投げ縄による選択の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の投げ縄による選択の動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のその他の選択の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のその他の選択の動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の移動の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の移動の動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の移動直後の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の移動直後の動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の拡大の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の拡大の動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の拡大直後の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1の拡大直後の動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のズームの動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のズームの動作フローを示す図である。 本発明の情報処理システムの実施形態1のズームの動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のズームの動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のパンの動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のパンの動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のパンの動作フローを示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のパンのその他の動作を示す図である。 本発明の電子情報ボードの実施形態1のパンのその他の動作フローを示す図である。
<実施形態1の全体の構成と動作の概要>
以下、本発明の実施形態1における構成及び動作について説明する。図2は全体の構成を表した図である。本実施形態においては、画像表示装置として電子情報ボード1を使用し、サーバ2は画像処理装置として機能し、図2に示すように、電子情報ボード1とサーバ2はネットワークによって接続されている。図1は、電子情報ボード1及びサーバ2の具体的な構成要素を示すブロック図である。
図1に示すように、電子情報ボード1は、タッチパネルディスプレイ101を有する。タッチパネルディスプレイ101は、画像表示手段として機能する。また、操作手段は、タッチパネルディスプレイ101をタッチすることであっても良いし、タッチペンやマウス等の機器を用いて入力することであっても良い。そのため、タッチパネルディスプレイ101が操作手段として機能する場合もある。
また、電子情報ボード1は、タッチパネルディスプレイ101で発生した操作イベントを受信する操作イベント受信部103、受信した操作イベントをサーバ2に送信する操作イベント送信部102を有する。操作イベント送信部102は送信手段として機能する。
また、受信した操作イベントでストローク編集用のインタフェースや、編集中の状態等を表示するストローク編集状態表示部105、を有する。なお、ストローク編集状態表示部105は、以降の説明においてローカルフィードバックとも呼ばれ、操作状態表示手段として機能する。
さらに、サーバ2のストローク表示・編集部201からイベント送信部204を介して送信されたイベントを受信するイベント受信部104、サーバ2から映像を受信する映像受信部106、受信した映像を表示する映像表示部107を有する。映像受信部106は動画受信手段として、映像表示部107は動画表示手段として機能する。
サーバ2は、操作イベントを受信するイベント受信手段として機能する操作イベント受信部203、操作イベントを一旦保存するための操作イベントキュー202を有する。また、操作イベントキューから操作イベントを取り出してストロークを表示・編集するストローク表示・編集部201を有する。
その他にも、サーバ2は、ストローク編集中に発生したイベントを電子情報ボードに送信するイベント送信部204、背景映像を表示する背景映像表示部205を有する。また、背景映像とストローク映像を合成し動画を生成する映像合成部206、生成された動画を電子情報ボードに配信する映像送信部207からなる。映像合成部206は動画作成手段として機能し、映像送信部207は動画送信手段として機能する。
図3は、本実施形態の電子情報ボード1及びサーバ2の動作を示すフローである。各フローの主体及び対象となる構成要素については、図1の名称を用いて説明する。まず、タッチ等により電子情報ボード1にストロークの描画を行うと、マウスイベントが発生する(ステップS101)。
操作の状態をストローク編集状態表示部105により画面に表示する(ステップS103)と共に、マウスイベントを操作イベント送信部102によりサーバ2に送信する(ステップS102)。
そして、サーバ2ではストローク表示・編集部201のストローク描画アプリケーションでストロークを描画する(ステップS201)。アプリケーションの画面を映像合成部206で動画エンコーディングし(ステップS202)、映像送信部207により電子情報ボード1に配信する(ステップS203)。
電子情報ボード1は、映像受信部106により動画を受信し、受信した動画を映像表示部107により画面に表示する(ステップS104)。なお、説明中の「動画」とは画像を連続的に表示する一般的な動画を表すが、特に、動画の中でもH.264等の特定の形式にエンコードされ配信されたものを「映像」としている。本実施形態においては、前述の通り、サーバ2より電子情報ボードに配信される動画を特に映像と呼んでいる。
<実施形態1の構成と動作の詳細>
ここまでは全体的な構成と動作の概要について説明したが、以降は本実施形態の構成と動作の詳細について説明する。図4は、電子情報ボード1のレイヤ構成を示す図である。電子情報ボード1は、操作パネル表示レイヤ101c、ストローク編集用のインタフェースや、編集中の状態等を表示するローカルフィードバックレイヤ101b、サーバから配信された映像を表示する映像表示レイヤ101aからなる。
図5は、映像配信の概略を示す図である。図5に示すように、サーバ2はストロークと背景を合成し、それを動画にエンコーディングして、電子情報ボードに配信する。電子情報ボードでは、動画がデコードされ、映像として表示される。
図6は、操作のモードを変更した時のフローを示す図である。図6に示すように、電子情報ボード1の操作パネルにあるボタンを押すと、操作イベントとして、サーバ2にコマンドが送信される。ボタンが押下されると、電子情報ボードでは即座にモードが変更される。サーバ2側では、コマンド受信後にモードが変更される。なお、操作パネルとは、図4の操作パネル表示レイヤ101cの左側に表示されているコマンドの一覧を示すものである。
図7は、電子情報ボードにおいて使用可能なコマンドの一覧の例を示す図である。図7に示すように、ペンモード、消去モード、選択モード、ズームモード等がある。各コマンドは、必要な情報を引数としてサーバに送信することができる。
図8は、マウスイベントが送信される際のフローを示す図である。操作パネル以外の、ストローク描画領域でペン操作をすると、操作イベントとして、マウスイベントがサーバに送信される。マウスイベントは座標情報を含む。
また、MouseMoveイベントは、ペンモーブ中に大量に発生するので、順序制御するために、イベントIDやシーケンス番号を持つことが望ましい。また、サーバ2側に送信されたMouseMoveイベントは、一旦キューに保存されるのが望ましい。大量のMouseMoveイベントが一度にストローク編集アプリに届けられると、アプリの処理が追いつかない可能性があるからである。
以降、説明する動作は、特に記載がない場合はローカルフィードバックの動作を示すものである。サーバ側から配信される映像には、基本的には操作の結果得られる画像のみが含まれる。ただし、デバッグやデモ等の目的で、サーバ側から配信される映像中にもローカルフィードバックと同じ動作が含まれるようにしても良い。なお、前述の通り、映像とはサーバから配信された映像を示しており、図4の映像表示レイヤ101aに表示されるものである。
また、端末側であるローカルフィードバックで示すストロークと、サーバ側で作成し配信される映像とは、当然厳密には一致しない。例えば、端末側で曲線を描画した場合、ローカルフィードバックにおいてはマウスが移動した座標を直線で結んだマルチラインで表示されるが、サーバ側では描画の際のマウスが移動した座標を基に、スムージングを行った曲線を作成する。これは、スムージングという負荷の大きい処理をサーバ側で行うことによって、端末側にかかる負荷を小さくするためである。
図9は、操作パネルの消去アイコンを押した時の動作を示す図である。消去アイコンを押すと、消去範囲を選択できる。例えば4種類の範囲の中から選択した大きさで描画したストロークの消去を行うことができる。
図10は、消去時の動作を示す図である。図10の(a)は消去前の画面を示し、図10の(b)は消去中の画面を示している。図10の(b)に示すように、黒板消しアイコン502を操作すると、アイコンが掃いた領域501が選択した消去範囲の大きさで塗りつぶされ、消したように見える。塗りつぶしは、一定時間経過後にフェードアウトさせる。一定時間とは、映像配信により生じる遅延時間+αである。
また、ざっと黒板消しアイコン502を操作すると、503に示すような消し残しが残ることがよくある。そこで、消去されたストロークが所定の長さ以下になった場合、あるいは、長さが所定の割合以下になった場合、消し残しも消去するようにしても良い。
図11は消去時の動作のフローの1例を示す図である。消去中は、黒板消しアイコン502が掃いた領域を特定の色で塗りつぶす。特定の色とは、簡単にはホワイトボードの背景色として採用されている白が考えられる。しかし、電子情報ボード1にはPC画像などがストロークの下に表示されることがあるため、単純に白で塗りつぶすと背景が消えてしまったという印象を与えてしまう。
そこで、画像全体の中央値の色や、消去開始した座標周辺の中央値の色などで塗りつぶすとより効果的である。さらに、これらの色を半透明にするとより効果的である。半透明の効果は、明るい色ほど透明効果を低くし、暗色ほど透明効果を大きくするとよい。色の明暗は、YCbCrのY値で判断する。
図12は図11とは異なる方法による消去時の動作のフローを示す図である。図11で示した消去では特定色で塗りつぶしていた。しかし、映像はその位置によって色が異なるので、一色で塗りつぶすのは効果的でない。そこで、黒板消しアイコン502が掃いた領域をその裏の映像をぼかして表示することでより効果的な消去感覚を与えることができる。
図12に示すように、前処理としては、映像をキャプチャーし、キャプチャーした画像を一旦縮小し、それにぼかしをかける。ぼかしフィルターとしては、モザイク、ガウンシアンフィルター等がよく知られている。ぼかしフィルターを掛けた後、それをもとのサイズに戻す。縮小した画像にぼかし処理を行うことにより、処理の負荷を小さくしている。
なお、後処理のため、同サイズの空画像である画像Aを作成しておく。消去中の処理としては、黒板消しアイコン502の座標周辺を前記ぼかし画像から切り出し、映像の上に貼り付ける。また、後処理のため、切り出した画像は、画像Aにも貼り付けておく。
後処理としては、前記映像の上に貼り付けた画像を削除し、代わりに、画像Aを貼り付ける。そして、一定時間経過後に画像Aをフェードアウトさせる。
映像の上に貼り付けた画像をフェードアウトしないのは、これら画像は大量に存在するため、処理が煩雑になるためである。映像の上に貼り付けた画像を集約した1枚の画像をフェードアウトさせることで、自然なフェードアウトを実現する。
図13は背景画像を配信する際の動作を示す図である。図12では、ストロークが消えたように見せるため、映像をキャプチャーした画像にぼかしを入れて、それを黒板消しアイコン502の掃いた領域に貼り付けていた。これは、ストロークと背景画像が合成された映像が配信されるために発生する。
しかし、図13の図のように背景画像が別途エンコードして配信されていれば、このようなぼかし処理は必要ない。背景画像の黒板消しが掃いた領域を切り取って貼り付ければよい。ただし、常に背景画像を動画送信する必要はなく、映像と同じfpsで送信される必要はない。消去モードに変更されたときに、1fps程度で配信されれば十分である。
また、配信時は通常の30fps中、1fps分を背景送信に割り当てることで、ネットワーク帯域を余計に消費せずにすむ。通常の動画フレーム中に割り込んだ背景映像フレームはそれを受信した電子情報ボード中で分離する。分離するために、フレームのヘッダ情報を参照するとよい。図14はこの場合のフローを示す図である。
図15は、選択消去の動作を示す図である。図15の(a)は、消去を行う前の画面の表示を示している。選択消去とは、投げ縄で囲んだ領域内にあるストロークを消去する機能である。
図15の(b)に示すように、囲んだ領域を塗りつぶすことで、遅延を感じさせず消したかのように感じさせることができる。図15の(b)では白で塗りつぶしているが、前述の通常の消去の動作の説明で述べたように、映像のぼかし画像で塗りつぶしたり、背景映像を別途配信させ、それを使って塗りつぶしたりしても良い。図16は選択消去の動作フローを示す図である。
図17はストローク単位消去の動作を示す図である。ストローク単位消去とは、消しゴムアイコン511の軌跡と交差したり、触れたりしたストロークをストロークごと消去する方法である。
しかし、ストローク単位消去は、軌跡に触れただけでストローク全体を消去するため、前述の消去のようにストロークを白で塗りつぶして、遅延を感じさせないようにすることができない。そこで、図17の(b)に記載のように、消しゴムの軌跡と消しゴムの残像を表示することで、すぐに消えないストレスを軽減させる。
消しゴムの軌跡は図では白で塗りつぶしているが、点線で描いたり、前述の通常の消去の動作と同様に、映像のぼかし画像で塗りつぶしたり、背景映像を別途配信させ、それを使って塗りつぶしてもよい。また、消しゴムの残像は、先に表示したアイコンから順に削除するよう構成されている。表示する残像の数、削除を開始するまでの時間は遅延時間に比例させるようにしても良い。図18はストローク単位消去の動作フローを示す図である。
図19は投げ縄による選択の動作を示す図である。図19の(a)は選択前の状態を示している。投げ縄で選択を開始すると、途中までの選択結果が表示される。図19の(b)及び(c)は選択中の図である。選択中であるため、表示される矩形は、未確定の選択領域となる。
未確定選択領域を描画するためその座標とサイズが必要となるが、ペンモーブイベントが逐一サーバに送信され、そのレスポンスとして返される。図19の(b)と(c)との間で未確定選択領域の大きさが変化しているが、大きさの変化は、アニメーションさせるようにしても良い。
ペンアップがされた後、ペンアップイベントがサーバに送信され、その結果が返ってきた時に選択確定となり、図19の(d)に示すように、未確定選択領域は確定選択領域となる。四隅には拡大・縮小用のつまみが表示される。また、確定選択領域の枠の色は、未確定選択領域の色よりも濃くする。例えば、確定選択領域の色をグレーとし、未確定選択領域の色をライトグレーとする。
なお、未確定選択領域は、ペン操作で移動できるように構成する。これにより、選択未確定状態でも移動操作できることで、選択確定までユーザを待たせる必要がなくなり、遅延によるストレスを軽減できる。
他に、ストロークの選択状態は選択領域以外の部分でペンダウンすることで解除できる。このときは、ペンダウン時に選択領域の表示を削除する。削除はフェードアウトにしてもよい。図20は投げ縄による選択の動作フローを示す図である。
図21はその他の選択方法の動作を示す図である。この場合は、投げ縄で選択しても前述のような未確定選択領域は表示されない。図21の(a)は選択前の状態を示す図である。図21の(b)に示すように、ペンアップ後、投げ縄のバウンディングボックスが未確定選択領域として表示される。
その後、ペンアップイベントのレスポンスをサーバから受信したときに、図21の(c)に示すように、未確定選択領域を確定選択領域に変更する。変更に際してはアニメーションを表示させても良い。なお、前述の選択の場合と同様に、未確定選択領域はペン操作で移動できるようにしても良い。図22は選択の動作フローを示す図である。
図23は移動の動作を示す図である。図23の(a)に示すように、選択領域をペンでドラッグすることで、ストロークを移動させることができる。移動中はガイド枠を表示する。ガイド枠のみが移動するようにしても良いし、ガイド枠に映像のキャプチャー画像の選択領域部分を貼り付けるとようにしても良い。移動中であるため、半透明にする。
図23の(b)に示すように、ペンアップすると、移動が確定し、選択領域自体を移動させる。同時に前記ガイドと貼り付けた画像を削除する。画像は単に削除するのではなく、一定時間経過後にフェードアウトさせるとよい。図24は移動の動作の動作フローを示す図である。
図25は移動直後の状態を示す図である。図25に示すように、選択領域は移動しているが、遅延のため、映像上の文字はまだ移動していない。問題は、映像上の文字がもとの位置のままであるため、映像上で文字が移動するまで、ユーザを待たせてしまうことである。
そこで、前述のように背景画像を取得できれば、選択領域のもとの位置に、背景画像の該当部分を貼り付けることで文字を隠すことができる。貼り付けた画像は一定時間経過後に消去する。図26は移動直後の動作フローを示す図である。
図27は、拡大の動作を示す図である。図27の(a)に示すように、選択領域四隅のツマミをペンでドラッグすることで、ストロークのサイズ変更、即ち拡大・縮小ができる。基本的動作は移動と同様である。例えば、拡大動作を行った後は図27の(b)に示す状態となる。図28は拡大の動作フローを示す図である。
ツマミをペンでドラッグすることで、選択領域の拡大・縮小を行う。サイズの変更中はガイド枠を表示する。ガイド枠のみがサイズ変更されるようにしても良いし、ガイド枠には映像のキャプチャー画像の選択領域部分を貼り付けるようにしても良い。サイズの変更中であるため、半透明にする。
移動の場合と同様に、図29に示すように、拡大・縮小でも、映像が拡大・縮小されるまで、遅延が生じる。図25で示した移動の場合と同様の方法でこの問題を解決することが可能である。
即ち、背景画像を取得し、選択領域の拡大・縮小前の位置に、背景画像の該当部分を貼り付けることで文字を隠すことができる。貼り付けた画像は一定時間経過後に消去する。図30は拡大・縮小の動作フローを示す図である。
図31はズームの動作を示す図である。図31の(a)はズーム前の状態を示し、図31の(b)はズームの倍率を設定する様子を示している。画面をズームする場合は、まず映像をキャプチャーし、それをズームさせる。ズーム後にキャプチャー画像をフェードアウトさせる。図31の(c)はズームの動作を行った結果を示している。図32は拡大の動作フローを示す図である。
例えばズーム率を200%から100%に変化させる場合、200%の映像は、端末で表示される部分だけ配信されるため、映像をキャプチャーしてズーム率を変更すると、図31の(d)のように映像が表示できない領域が生じる。この領域はグレーで塗りつぶす。なお、ズーム中に現在のズーム率を示すために、画面中央にズーム率を表示してもよい。
図33はズームのその他の動作を示す図である。前述の動作の場合、200%から100%にズームの倍率を変化させる場合に、グレーの部分が見えてしまうという問題があった。この問題は、拡大した場合もフルサイズの映像を配信することで解決できる。即ち、ズームの倍率が減少した場合に、グレーの部分としていた場所にフルサイズの映像を表示する。
しかし、例えば800%のサイズの場合にフルサイズの映像をすべての端末に配信すると帯域を圧迫するため現実的ではない。そこで、図33に示すように、1fps程度でフルサイズの映像を配信することで解決する。なお、のフルサイズ映像はローカルフィードバック用なので、800%の場合でも800%のサイズで配信する必要はなく、200%程度にしてから配信するようにしても良い。図34はこの場合の動作フローを示す図である。
図35はパンの動作を示す図である。ズームした場合は、希望の場所を閲覧するために、画面をパンすることができる。ズームと同様に、映像をキャプチャーして移動させることで実現できる。しかし、キャプチャー画像のサイズは電子情報ボードの画面サイズと同じなので、パンすると図35の(b)に示すように、背後の領域が見えてしまうことになり、図35の(c)の状態となるまでに遅延が生じる。
そこで、ズームの場合と同様の方法により、この問題を解決する。即ち、フルサイズ若しくは大きめのサイズの映像を配信しておき、パン直後の遅延が発生している間に表示する方法である。図36及び図37はパンの動作フローを示している。
しかし、フルサイズの映像のキャプチャー画像は巨大であり、この画像をパン操作のために移動すると、処理遅延が発生する可能性がある。なお、パン中は、全体の中のどこにいるかを示すため、現在位置を表示するガイドを表示してもよい。
この問題を解決するため、図38の(b)に示すように、キャプチャー画像をパンするのではなく、枠線を表示し、それを移動させることでパンしていることを示すことが考えられる。図38の(c)に示すように、枠線は一定時間経過後に消去する。この場合の動作フローを図39に示す。
<実施形態1の効果>
これらの動作に共通して、手書き処理をサーバ側で行い、端末側ではサーバから配信された動画の表示と、手書き編集状態表示のみを行うので端末側に負荷をかけない。そのため、安価な電子情報ボードを提供できる。また、端末を交換することなく、処理の重い機能を提供することができる。さらに、安価でローパワーの電子情報ボードでありながら、手書き編集を遅延なく行うことができる。
なお、上記の実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
画像表示装置である電子情報ボード1と、画像処理装置であるサーバ2をネットワークで接続し画像処理システムとしても良い。また、これらの画像処理を実行させるためのプログラムを電子情報ボード1及びサーバ2にインストールして実行させるようにしても良い。
また、画像表示装置の例としてタッチパネルによって操作される電子情報ボードを挙げているが、画像表示装置としては電子情報ボードに限らず、ディスプレイ一体型のパーソナルコンピュータやタブレット端末等であっても良い。
1 電子情報ボード
2 サーバ
101 タッチパネルディスプレイ
101a 映像表示レイヤ
101b ローカルフィードバックレイヤ
101c 操作パネル表示レイヤ
102 操作イベント送信部
103 操作イベント受信部
104 イベント受信部
105 ストローク編集状態表示部
106 映像受信部
107 映像表示部
201 ストローク表示・編集部
202 操作イベントキュー
203 操作イベント受信部
204 イベント送信部
205 背景映像表示部
206 映像合成部
207 映像送信部
502 黒板消しアイコン
511 消しゴムアイコン
特表2011−524572

Claims (28)

  1. 画像を表示する画像表示手段と、
    前記画像表示手段が表示している画像の上にストロークを描画し編集するための操作を行う操作手段と、
    を有する画像表示装置であって、
    前記操作手段による操作の状態を表示する操作状態表示手段と、
    前記操作手段によって発生する操作イベントを送信する操作イベント送信手段と、
    前記操作イベントに基づくストロークを示す動画を受信する動画受信手段と、
    前記動画受信手段によって受信した動画を表示する動画表示手段と、を有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記画像表示手段と、前記操作手段と、を機能として備えるタッチパネルディスプレイを有する電子情報ボードであることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記操作状態表示手段は、
    前記操作手段によって投げ縄によって選択した領域を消去する操作が行われた場合、消去の対象となる領域に塗りつぶしを表示することで消去の操作状態を表示し、操作が確定した後、一定時間経過後に前記塗りつぶしを消去することを特徴とする請求項1または2記載の画像表示装置。
  4. 前記操作状態表示手段は、
    前記操作手段によってアイコンが移動した範囲を消去する操作が行われた場合、消去の対象となる領域に塗りつぶしを表示することで消去の操作状態を表示し、操作が確定した後、一定時間経過後に前記塗りつぶしを消去することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記塗りつぶしは、消去の対象の領域の画像のキャプチャーにぼかし処理を行ったものであることを特徴とする請求項3または4記載の画像表示装置。
  6. 前記ぼかし処理は、ガウンシアンフィルターによるぼかし処理であることを特徴とする請求項5記載の画像表示装置。
  7. 前記ぼかし処理は、消去の対象の領域の画像のキャプチャーを縮小した縮小画像に対して行われ、
    前記塗りつぶしは、前記ぼかし処理が行われた前記縮小画像を拡大したものであることを特徴とする請求項5または6記載の画像表示装置。
  8. 前記消去する操作は、
    消去の操作によりストロークの所定の長さの部分が消去されずに残った場合、残った部分も消去することを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  9. 前記消去する操作は、
    消去の操作によりストロークの一定の割合の部分が消去された場合、残りの部分も消去することを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  10. 前記操作状態表示手段は、
    前記操作手段によって移動したアイコンが触れたストロークをストローク単位で消去する操作が行われた場合、アイコンが移動した軌跡を残像として表示し、一定時間経過後に前記残像を消去することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  11. 前記操作状態表示手段は、
    前記操作手段によって投げ縄による領域の選択が行われた場合、選択されたストロークを含む領域を矩形の未確定選択領域として表示した後、矩形の確定選択領域になることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  12. 前記確定選択領域の枠の色は、前記未確定選択領域の枠の色と異なる色で表示されることを特徴とする請求項11記載の画像表示装置。
  13. 前記操作状態表示手段は、
    前記操作手段によって選択領域を移動する操作が行われた場合、移動の対象となる領域の画像のキャプチャーを移動の操作と共に移動させ、操作が確定した後、一定時間経過後に前記移動の対象となる領域の画像のキャプチャーを消去することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  14. 前記画像のキャプチャーは、移動の操作が行われている間は半透明で表示されることを特徴とする請求項13記載の画像表示装置。
  15. 前記操作状態表示手段は、
    前記操作手段によって選択領域を移動する操作が行われた場合、移動の対象となる領域に表示されるガイド枠のみが移動し、操作が確定した後、一定時間経過後に前記ガイド枠を消去することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  16. 前記移動の対象となる領域は、移動の操作が行われている間は、背景画像の前記移動の対象となる領域に該当する部分が貼り付けられることを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  17. 前記操作状態表示手段は、
    前記操作手段によって選択領域のサイズを変更する操作が行われた場合、変更する対象の領域の画像のキャプチャーを変更の操作と共にサイズを変更し、操作が確定した後、一定時間経過後に前記変更する対象の領域の画像のキャプチャーを消去することを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  18. 前記画像のキャプチャーは、サイズの変更の操作が行われている間は半透明で表示されることを特徴とする請求項17記載の画像表示装置。
  19. 前記操作状態表示手段は、
    前記操作手段によって選択領域のサイズを変更する操作が行われた場合、変更する対象の領域に表示されるガイド枠のみが移動し、操作が確定した後、一定時間経過後に前記ガイド枠を消去することを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  20. 前記サイズの変更の対象となる領域は、移動の操作が行われている間は、背景画像の前記変更する対象の領域に該当する部分が貼り付けられることを特徴とする請求項17から19のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  21. 前記操作状態表示手段は、前記操作手段によってズームの操作が行われた場合、画像のキャプチャーをズームして表示し、操作が確定した後、一定時間経過後に前記画像のキャプチャーを消去することを特徴とする請求項1から20のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  22. 前記操作状態表示手段は、前記操作手段によってズーム後にパンの操作が行われた場合、ズームして表示している画像のキャプチャー上を移動し表示し、操作が確定した後、一定時間経過後に前記画像のキャプチャーを消去することを特徴とする請求項1から21のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  23. 前記操作状態表示手段は、前記操作手段によってズームの倍率を小さくする操作が行われた場合に生じる、画面を表示することができない領域をグレーで塗りつぶして表示することを特徴とする請求項21または22のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  24. 前記動画受信手段は、前記操作手段によってズームの操作が行われた場合に、画面には表示されない範囲を含むフルサイズの映像を受信し、
    前記画像のキャプチャーは、前記フルサイズの映像から取得されることを特徴とする請求項21から23のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  25. 前記操作状態表示手段は、ズーム後にパンの操作が行われた場合、枠線を表示し、前記枠線を移動させることによって前記パンの操作が行われていることを表すことを特徴とする請求項1から24のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  26. 請求項1から25のいずれか1項に記載の画像表示装置を有し、
    画像処理装置を有する画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記操作イベント送信手段によって送信された操作イベントを受信する操作イベント受信手段と、
    前記操作イベント受信手段が受信した操作イベントに基づいてストロークを示す動画を作成する動画作成手段と、
    前記動画作成手段により作成された動画を前記動画受信手段に対して送信する動画送信手段と、を有することを特徴とする画像処理システム。
  27. 画像表示装置に表示されている画像の上にストロークを描画し編集するための操作を行う操作ステップと
    前記操作ステップによる操作の状態を表示する操作状態表示ステップと、
    前記操作ステップによって発生する操作イベントを送信する操作イベント送信ステップと、
    前記操作イベントに基づくストロークを示す動画を受信する動画受信ステップと、
    前記動画受信ステップによって受信した動画を表示する動画表示ステップと、を有することを特徴とする画像処理方法。
  28. 画像表示装置に、請求項27記載の方法によって画像処理を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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