JP6648595B2 - 消しゴムによる字消し判断プログラム、筆記ボード及び表示システム - Google Patents
消しゴムによる字消し判断プログラム、筆記ボード及び表示システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6648595B2 JP6648595B2 JP2016062206A JP2016062206A JP6648595B2 JP 6648595 B2 JP6648595 B2 JP 6648595B2 JP 2016062206 A JP2016062206 A JP 2016062206A JP 2016062206 A JP2016062206 A JP 2016062206A JP 6648595 B2 JP6648595 B2 JP 6648595B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing
- touch sensor
- pressure
- detection
- writing board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
Description
筐体11の内側には、演算手段20及び検出手段30が納められる。そのため、筐体11においても演算手段20が納められる部位である制御部12及び検出手段30が納められる検出部13を有して構成されている。
特に検出部13のうち、この上に紙等の被筆記シートが置かれる支持面13aを有する側の板は検出手段30の表層板31も兼ねるように構成されている。当該表層板31については後で詳しく説明する。
このROMに保存されたプログラムには、検出手段30に含まれるタッチセンサ32からの信号、感圧センサ41からの信号に基づき、鉛筆の使用、消しゴムの使用を判断するとともに、使用された位置、範囲、軌跡を演算して、筆記データ、消字データを得るためのプログラムが含まれてもよい。本形態による演算の内容は後で説明する。
さらにこのROMには、紙などの被筆記シートの有無を検知する被筆記シート検出手段からの信号を受信して被筆記シートの存在を判断し、電源の入り切りやその他の制御をするプログラムが含まれてもよい。
また、上記したように、表層板31は、筐体11の一部を兼ねており、被筆記シートを支持する支持面13aをなしている。
これに対して図6に示した例は、図5(c)からわかるように、第1検知電極34aと第2検知電極35aとが重なると平面視で隙間G1ができるようにされた形態である。
遮蔽フィルム40の厚さは、上記のようにノイズを遮蔽することができればよいのでそのための厚さがあればよい。そのためには、遮蔽フィルムの好ましい厚さは、20μm以上200μm以下である。特に、遮蔽フィルムは遮蔽層と基材フィルムからなるが、遮蔽層の好ましい厚さは0.1μm以上、10μm以下である。
感圧センサ41としては特に限定されることなく汎用の感圧センサを適用することができる。
ただし、被筆記シート検出手段45は備えていなくてもよい。
被筆記シート1としては、紙等の任意の不導体のシートを用いることができる。市販の用紙を用いることができる。なお、被筆記シート1の全体が不導体である必要はなく、被筆記シート1の一部が導電性を有していてもよい。なお、図12、図13では見易さのため他の層と同様に支持面13aから被筆記シート1が離れて表れているが、実際には被筆記シート1は支持面13aに接触し載置されている。また、被筆記シート検出手段45にバーコードリーダーを備えておくことにより、被筆記シートに予め付与されたがバーコードに従い、被筆記シートがどのようなシートであるか筆記ボードにて識別することも可能である。
一方、過程S15で鉛筆ではないと判断されるとNoが選択され、タッチセンサ32における検知の位置、及び範囲の情報、及び、過程S14で取得した圧力値及び圧力範囲の情報に基づいて、予め決められていた条件を満たすか否かにより、この検知が指によるものであるかを判断する(過程S21)。
一方、過程S21で指ではないと判断されるとNoが選択され、タッチセンサ32における検知の位置、及び範囲の情報、及び、過程S14で取得した圧力値及び圧力範囲の情報に基づいて、予め決められていた条件を満たすか否かにより、この検知が掌によるものであるかを判断する(過程S31)。
過程S31で掌ではないと判断されるとNoが選択され、特に処理されることなく筆記ボード10はアクティブ状態に移行する。
過程S42で抑制範囲であると判断されたときにはYesが選択され、待機状態に戻る。
過程S42で抑制範囲ではないと判断されたときにはNoが選択され、その検知位置情報を含んだ識別IDの仮登録がなされる(過程S43)。そして、タッチセンサ32への問い合わせがなされ、タッチセンサ32で接触反応が有ったかの情報を取得する(過程S44)。
過程S45でタッチセンサ32において接触反応が無かった場合には、Noが選択され、感圧センサ41で検出した圧力値及び圧力範囲が予め決められていた条件を満たすかを判断する(過程S46)。
一方、過程S46で条件を満たさないと判断されるとNoが選択され待機状態に戻る。
ここでは鉛筆を例示したが、被筆記シート1に接触する先端部又は先端部近傍にタッチセンサ32で検出可能な導体を有する筆記具であればよい。「先端部近傍」とは、筆記具の先端部から5mm以内の範囲を指す。従って、先端部に導体を有する筆記具5としては、鉛筆の他、ボールペン、万年筆等を例示することができる。鉛筆は、先端部に黒鉛で形成された芯を有しており、この芯が導体をなす。すなわち、鉛筆の芯、シャープペンシルの芯は鉄や鉄合金に代表される金屬等の導体なので、教育現場で通常に児童、生徒、学生が使用する筆記具を通常通りに使用することができる。先端部に金属部材を有するボールペンや万年筆においては、この金属部材が導体をなす。先端部近傍に導体を有する筆記具としては、先端部近傍に金属部材を有する種々の筆記具を好適に用いることができる。この場合、消しゴムで消去できるインキを備える筆記具であれば、消しゴムによる字消し検出も可能である。
筆記ボード10が表示装置と接続されている場合、消しゴム6の移動の軌跡のデータを当該表示装置へリアルタイム(実時間処理)で送信することにより、消しゴム6で被筆記シート1に筆記されていた内容が消去された状態で表示装置に表示される。また、消しゴム6の移動の軌跡のデータを、フラッシュメモリ等の記憶装置に記憶するようにしてもよい。
筆記の過程で消しゴムによる字消しが行われても、当該消しゴムによる字消しを検知し、適切にデータに反映させることが可能である。そして再度鉛筆で文字や図形を描けばそれも反映される。
そしてこのような鉛筆の使用及び消しゴムの使用の判別を使用者に頼ることなく筆記ボード10が自動でおこなう。従って、使用者は通常筆記すると同じように書き進めればよく、筆記ボート10を使用することによる追加の操作は必要ないので利便性が高い。
また、使用が終了して紙などの被筆記シートを除去することで休止状態になるように構成してもよい。これにより利便性をさらに高めることができる。
そして、筆記ボード10の支持面13a上で生徒が紙に書いた内容をスクリーンやディスプレイ等の表示装置に表示することができる。紙に印刷された課題(試験問題)への各生徒の回答を教師側のディスプレイに表示するようにすると、各生徒の課題の進行状況をモニターしたり、課題の進行に応じてリアルタイムに採点したりすることが可能となる。
5 外部導体(筆記具)
6 消しゴム
10 筆記ボード
11 筐体
12 制御部
13 検出部
13a 支持面
20 演算手段
30 検出手段
31 表層板
32 タッチセンサ
33 支持フィルム
34 第1電極(検出電極)
35 第2電極(検出電極)
40 遮蔽フィルム
41 感圧センサ
42 補強板
45 被筆記シート検出手段
Claims (5)
- 被筆記シートを支持する支持面を形成する表層板と、
前記表層板に積層され前記支持面上への筆記具の接触位置または接近位置を静電容量の変化から検出するタッチセンサと、
筆記具の接触位置を押された圧力で検出する感圧センサと、
前記タッチセンサ及び前記感圧センサからの検知信号を受信し、演算処理をする演算手段と、を備え、
前記演算手段は、前記タッチセンサからの検知信号及び前記感圧センサからの検知信号の両者に基づいて字消しが行われたことを判断する演算をする、筆記ボード。 - 前記支持面に載せられた前記被筆記シートをさらに備える請求項1に記載の筆記ボード。
- 前記演算手段は、前記タッチセンサから受信した信号に基づいて前記支持面上に置かれた掌の外周輪郭を表す座標値のリストを生成する演算を行うとともに、前記リストを感圧センサに伝達する演算を行う請求項1又は2に記載の筆記ボード。
- 前記演算手段は、前記タッチセンサからの検知信号及び前記感圧センサからの検知信号の両者に基づいて指圧による動作実行開始の入力が行われたことを判断する演算を行う、請求項1乃至3のいずれかに記載の筆記ボード。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の筆記ボードと、
前記筆記ボードに接続され、前記被筆記シートへの筆記内容を表示する表示装置と、を備える、表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016062206A JP6648595B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 消しゴムによる字消し判断プログラム、筆記ボード及び表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016062206A JP6648595B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 消しゴムによる字消し判断プログラム、筆記ボード及び表示システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017170845A JP2017170845A (ja) | 2017-09-28 |
JP6648595B2 true JP6648595B2 (ja) | 2020-02-14 |
Family
ID=59970331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016062206A Active JP6648595B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 消しゴムによる字消し判断プログラム、筆記ボード及び表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6648595B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111047927A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-21 | 六安中达信息科技有限公司 | 一种可判定书写笔序的书写装置 |
-
2016
- 2016-03-25 JP JP2016062206A patent/JP6648595B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017170845A (ja) | 2017-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102440965B1 (ko) | 스타일러스 펜, 스타일러스 펜으로부터 신호를 입력받는 전자 장치 및 이의 제어 방법 | |
US9911029B2 (en) | Underlay body for acquisition of handwriting information | |
KR100605901B1 (ko) | 격막 안테나 어레이 그리드식 전자기 감응층이 내장된터치제어 스크린 | |
EP2159673A2 (en) | A multi-point touch-sensitive system | |
EP2159672A2 (en) | Method of operating a multi-point touch-sensitive system | |
KR20040037132A (ko) | 터치 제어 기능을 구비한 평면 스크린 | |
KR20130135270A (ko) | 위치 패턴이 내부에 포함된 전극을 가진 터치-감응 장치 | |
JP6323953B2 (ja) | 指示体検出装置及び指示体検出方法 | |
JP2022087243A (ja) | センサパネル | |
JP4720568B2 (ja) | ユーザ入力装置及びユーザ入力方法 | |
KR20140003442A (ko) | 위치 패턴이 내부에 포함된 전극을 가진 터치-감응 장치를 제조하는 방법 | |
JP6707910B2 (ja) | 筆記ボード及び表示システム | |
JP6648595B2 (ja) | 消しゴムによる字消し判断プログラム、筆記ボード及び表示システム | |
US20210157421A1 (en) | Position detecting sensor, position detecting device, and information processing system | |
JP6645304B2 (ja) | 消しゴムによる字消し判断プログラム、筆記ボード及び表示システム | |
JP6520631B2 (ja) | 筆記ボードシステム、及び表示システム | |
JP6707911B2 (ja) | 筆記ボードシステム | |
CN216118709U (zh) | 触控装置、电子装置及电子设备 | |
JP2005352896A (ja) | 入力装置 | |
JP6569455B2 (ja) | 筆記ボード及び表示システム | |
JP6500556B2 (ja) | 筆記ボード及び表示システム | |
CN111381735B (zh) | 按钮状薄片和触摸面板 | |
US10503302B1 (en) | Touch sensing apparatus | |
JP2016095758A (ja) | 情報媒体及び情報処理システム | |
US20240045550A1 (en) | Sensor panel and electronic equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191001 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191230 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6648595 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |