JP6642547B2 - 車両のドライブシャフト支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ドライブシャフトがブラケットを介して駆動源に支持される車両のドライブシャフト支持構造に関する。
エンジン等の駆動源から駆動輪に動力を伝達するためのドライブシャフトは、その中間部において、駆動源の筐体(例えば、エンジンのシリンダブロック)に支持されることがある。この場合、ドライブシャフトは、駆動源の筐体に取り付けられたブラケットに、ボールベアリング等の軸受を介して回転可能に支持される。
特許文献1に開示されているように、ドライブシャフトをエンジンに支持させるためのブラケットは、組付の都合上、シリンダブロックに固定された半割のベース部材と、該ベース部材と共に軸受を挟持する半割のキャップ部材とで構成されることがある。この種のブラケットでは、通例、ベース部材として、例えばアルミニウム合金からなる鋳造部品が用いられ、キャップ部材として、例えば鉄からなるプレス加工部品が用いられる。
この種のブラケットのベース部材は、ドライブシャフトが差動装置等に組み付けられる前に、予めシリンダブロックに固定されている。また、組付け前のドライブシャフトの外周面には、上記の軸受が予め取り付けられている。該軸受は、ドライブシャフトの組付け時において、シリンダブロックに固定されたベース部材にセットされる。
続いて、軸受がセットされたベース部材にキャップ部材がボルトによって結合され、これにより、ベース部材とキャップ部材とによって軸受が挟持される。この結合時において、キャップ部材は、軸受に径方向の締め付け力を付与するように僅かに弾性変形する。これにより、軸受の外周面は、ベース部材とキャップ部材とによって全周に亘って支持される。
特開2012−026495号公報
ところで、本願発明者は、上記のような一対の半割部材からなるブラケットを用いてドライブシャフトの中間部が支持される車両では、車両走行中に周期的な異音が発生し得るという課題を見出した。
本願発明者の推察によれば、上記の半割構造のブラケットが用いられる場合、一体の筒状ブラケットが用いられる場合に比べて、軸受の外周面に対するブラケットの支持面の位置精度が低くなりやすいことが、上記の異音の原因になり得る。
半割構造のブラケットの支持面の位置精度が低くなる原因としては、キャップ部材の製造誤差、ベース部材への結合時におけるキャップ部材の変形量の誤差、並びに、ベース部材に対するキャップ部材の相対位置の誤差(微小な位置ずれ)などが考えられる。
ブラケットの支持面の位置精度が低い場合、該ブラケットによって軸受を径方向に締め付ける締め付け力、すなわち、ブラケットによって軸受を支持する支持剛性に関して、方向によるばらつきが大きくなる。例えば、車幅方向に延びるドライブシャフトを支持するブラケットによる軸受の支持剛性は、車両前後方向に比べて車両上下方向において低くなったり、その逆になったりすることがある。このような場合、ドライブシャフトの回転に応じて、支持剛性が低い方向においてドライブシャフトの軸心が変位しやすくなり、これにより、ドライブシャフトの振れ回りが生じ得る。
本願発明者の推察によれば、上記のようなドライブシャフトの振れ回りが生じた場合、該振れ回りによる比較的低周波の振動と、エンジンで発生する比較的高周波の振動とが合成され得る。これによって生成される合成振動は、周期的に変動する振幅を有し、ドライブシャフトからサスペンション部材を介して車体に伝達され得る。そのため、当該合成振動による振幅変調音が、車室内での不快な異音になり得るものと考えられる。
また、例えばモータなど、エンジン以外の駆動源を備えた車両において、当該駆動源の筐体にドライブシャフトが支持されることもある。この種の車両においても、ドライブシャフトが半割構造のブラケットによって支持される場合には、同様の異音が発生し得るものと考えられる。
そこで、本発明は、ドライブシャフトが半割構造のブラケットを介して駆動源に支持される車両において、ブラケットによる軸受の支持剛性の均一化を図ることで、異音の発生を抑制することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る車両のドライブシャフト支持構造は、次のように構成したことを特徴とする。
本願の請求項1に記載の発明は、駆動源に固定された半割のベース部材と、該ベース部材に結合された半割のキャップ部材とを有するブラケットに、前記ベース部材と前記キャップ部材とによって挟持された軸受を介して、ドライブシャフトが回転可能に支持された車両のドライブシャフト支持構造であって、
前記ベース部材又は前記キャップ部材の少なくとも一方の部材における前記軸受の外周面との対向面には、該対向面における周方向の一端から他端に亘る全周方向領域のうちの一部の周方向領域のみで前記軸受の外周面に当接する特定領域支持部が当該部材に一体的に設けられ
該特定領域支持部を除く周方向領域は、前記軸受の外周面に対して隙間を空けて対向配置される非当接領域とされていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記特定領域支持部は、周方向における前記対向面の両端からそれぞれ間隔を空けて配置された中間領域で前記軸受の外周面に当接していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、
前記特定領域支持部は、周方向における前記対向面の中心を含む領域で前記軸受の外周面に当接していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明において、
前記ベース部材及び前記キャップ部材は、鋳造部品であり、
前記ベース部材における前記軸受の外周面との当接部、前記キャップ部材における前記軸受の外周面との当接部、前記ベース部材における前記キャップ部材との合わせ面、及び、前記キャップ部材における前記ベース部材との合わせ面は、削り出し加工面であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明において、
前記キャップ部材は、前記特定領域支持部を備え、
前記ベース部材は、前記軸受の外周面との対向面における全周方向領域に亘って前記軸受の外周面に当接していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明において、
前記ベース部材及び前記キャップ部材は、いずれも前記特定領域支持部を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、ブラケットを構成する半割のベース部材及び半割のキャップ部材の少なくとも一方に、全周方向領域のうちの一部の周方向領域のみで軸受の外周面に当接する特定領域支持部が設けられている。これにより、軸受の外周面に対して全周に亘って当接する従来のブラケットに比べて、軸受に対する当接面の周方向領域が縮小されることで、該当接面の位置の誤差に起因して支持剛性が方向によってばらつくことを軽減できる。したがって、ブラケットによる軸受の支持剛性の均一化が図られることで、軸受部分でのドライブシャフトの軸心の変位を抑制でき、これにより、ドライブシャフトの振れ回りに起因する異音の発生を抑制できる。
請求項2に記載の発明によれば、ベース部材又はキャップ部材における特定領域支持部が周方向の中間領域に設けられていることにより、軸受の外周面に対するベース部材の当接部とキャップ部材の当接部とを周方向に離間して配置できる。そのため、ベース部材とキャップ部材とによって軸受を安定的に挟持でき、これにより、支持剛性の均一化を効果的に実現できる。
請求項3に記載の発明によれば、ベース部材又はキャップ部材における特定領域支持部が、軸受の外周面との対向面における周方向の中心を含む領域で、軸受の外周面に当接することで、支持剛性の均一化をより効果的に実現できる。
請求項4に記載の発明によれば、軸受の外周面に対するベース部材及びキャップ部材の当接部、並びに、ベース部材とキャップ部材との合わせ面の位置精度が、鋳造部品の削り出し加工によって高められることで、支持剛性の均一化を効果的に実現できる。
請求項5に記載の発明によれば、ベース部材が全周方向領域で軸受を支持することで、軸受の支持面積を広く確保できる。また、ベース部材は、駆動源に固定されていることによりキャップ部材に比べて変形し難いため、全周方向領域で軸受に当接されても、該当接部の位置精度を高く確保しやすい。一方、キャップ部材には、軸受に当接しない周方向領域が存在することで、ベース部材への結合時におけるキャップ部材の変形量の誤差を低減できる。これにより、キャップ部材における軸受との当接部の位置精度の向上を図ることができる。したがって、ブラケットによる軸受の支持面積の確保と、支持剛性の均一化との両立を図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、ベース部材及びキャップ部材がいずれも一部の周方向領域のみで軸受に当接することで、ベース部材及びキャップ部材における軸受との当接部の位置精度の向上が図られ、これにより、支持剛性の均一化を効果的に実現できる。
本発明の実施形態に係る車両のドライブシャフト支持構造を備えた車両の動力伝達系を示す平面図である。 ブラケットによるドライブシャフトの支持部を車両後方側から見た斜視図である。 ブラケットのベース部材を示す斜視図である。 ブラケットのキャップ部材を示す斜視図である。 シリンダブロックに取り付けられたブラケットを車両後方側から見た後面図である。 ブラケットの軸受支持部を軸方向から見た図5のA−A線断面図である。 ブラケットの軸受支持部を車両下方側から見た図5のB−B線断面図である。 第1変形例に係るブラケットの軸受支持部を軸方向から見た図6と同様の断面図である。 第2変形例に係るブラケットの軸受支持部を軸方向から見た図6と同様の断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、「前」、「後」、「前後」、「右」、「左」、「左右」等の方向を示す用語は、特段の説明がある場合を除いて、車両の前進走行時における進行方向を向いた姿勢で見た方向を指すものとする。
[全体構成]
図1の平面図を参照しながら、本実施形態に係る車両のドライブシャフト支持構造が適用される車両の動力伝達系1を説明する。
動力伝達系1は、例えば、フロントエンジン・フロントドライブ式の車両(FF車)に搭載されるものである。動力伝達系1は、駆動源を含むパワープラント2と、左右の前輪からなる駆動輪30,31と、駆動輪30,31をパワープラント2に連結する左右一対のドライブシャフト10,20とを備えている。
なお、本実施形態に係る車両のドライブシャフト支持構造は、所謂FF(フロントエンジン・フロントドライブ)ベースの四輪駆動車にも同様に適用され得る。この場合、エンジン3の動力を後輪側に取り出すトランスファ装置は、例えば右側のドライブシャフト10上に配設される。
パワープラント2は、例えば、車両前部のエンジンルームに搭載されている。パワープラント2は、駆動源としてのエンジン3を備えている。エンジン3は、車幅方向に延びるクランクシャフト(図示せず)を有する横置き式のものである。エンジン3は、マウント部材(図示せず)を介して車体に支持されている。
また、パワープラント2は、エンジン3に連結されたトランスアクスル4を備えている。トランスアクスル4は、エンジン3の車幅方向の例えば左側に並設されている。トランスアクスル4は、例えばトルクコンバータ(図示せず)を介してエンジン3のクランクシャフトに連結された変速機6と、該変速機6の出力を左右のドライブシャフト10,20に伝達する差動装置8とを備えている。変速機6及び差動装置8は、車幅方向において車両の中央よりも左側にオフセットして配置されている。
各ドライブシャフト10(20)上には、第1自在継手としての第1等速ジョイント14(24)、及び、第2自在継手としての第2等速ジョイント15(25)が車幅方向に間隔を空けて設けられている。
各ドライブシャフト10(20)は、差動装置8から第1等速ジョイント14(24)まで延びる第1動力伝達軸としてのデフ側シャフト11(21)と、第2等速ジョイント15(25)から駆動輪30(31)まで延びる第2動力伝達軸としてのホイール側シャフト12(22)と、第1及び第2等速ジョイント14,15(24,25)間を繋ぐ第3動力伝達軸としての中間シャフト13(23)とを備えている。
なお、本実施形態において、各ドライブシャフト10(20)は、相互に連結された3本のシャフト部材11,12,13(21,22,23)で構成されているが、各ドライブシャフト10(20)を構成するシャフト部材の本数はこれに限定されるものでない。
上述のように差動装置8は左側にオフセットして配置されているため、右側のドライブシャフト10は、左側のドライブシャフト20よりも長くなっている。特に、右側のドライブシャフト10のデフ側シャフト11は、左側のドライブシャフト20のデフ側シャフト21よりも著しく長くなっている。比較的長尺の右側のデフ側シャフト11は、後述のブラケット50を介して、エンジン3の筐体であるシリンダブロック33(図2参照)に支持されている。
図2の斜視図を参照しながら、右側のドライブシャフト10においてブラケット50により支持される部位、及びその周辺の部位の構成について説明する。
図2に示すように、ドライブシャフト10のデフ側シャフト11における駆動輪30側の端部に、軸受40を介してブラケット50に回転可能に支持される被支持部11aが設けられている。被支持部11aは、デフ側シャフト11の拡径部で構成されている。
被支持部11aの駆動輪30(図1参照)側には、第1等速ジョイント14が隣接して配置されている。第1等速ジョイント14は、内輪(図示せず)等の各種構成部品を収容する筒状の外輪14aと、該外輪14a内への異物の侵入を阻止する蛇腹状のブーツ14bとを備えている。第1等速ジョイント14の外輪14aは、デフ側シャフト11の被支持部11aよりも大径であり、該被支持部11aに一体に連なっている。
軸受40は、内輪と外輪との間に複数の転動体が介装された転がり軸受であり、より具体的には、例えばボールベアリングである。軸受40は、ドライブシャフト10の被支持部11aの外側に嵌合されている。なお、軸受40は、例えば、被支持部11aの外周面に装着されたC形のスナップリング(図示せず)によって軸方向に位置決めされている。
[ブラケット]
軸受40は、半割構造のブラケット50に支持されている。ブラケット50は、シリンダブロック33の後面に固定された半割のベース部材60と、該ベース部材60に結合された半割のキャップ部材70とを備えている。軸受40は、ベース部材60とキャップ部材70とによって挟持されている。ベース部材60及びキャップ部材70は、例えばアルミニウム合金からなる鋳造部品である。
図3に示すように、ベース部材60は、複数(例えば3つ)の被固定部61を備えている。それぞれの被固定部61には、ボルト挿通穴62が貫通して設けられている。被固定部61は、ボルト挿通穴62に挿通されたボルト69(図2参照)によって、シリンダブロック33(図2参照)の後面に固定される。なお、シリンダブロック33には、ベース部材60の被固定部61が固定される箇所において、ボルト69がねじ込まれるねじ穴を有するボス部34(図2参照)が設けられている。
また、ベース部材60は、軸受40の外周面に対向配置される対向面部64を備えている。対向面部64は、半円筒状の面である。対向面部64は、鋳造品の表面を切削加工してなる削り出し加工面(以下、単に「削り出し加工面」という)である。対向面部64における軸方向の一端部には、対向面部64から径方向内側に突出したストッパ65が設けられている。ストッパ65は、対向面部64に沿って周方向に延びる半円状の壁部である。
さらに、ベース部材60は、キャップ部材70が結合される一対の合わせ面部66を備えている。それぞれの合わせ面部66には、ボルト装着穴67(図6参照)が設けられている。合わせ面部66は削り出し加工面である。一対の合わせ面部66は、同一の平らな面上に配置されている。
図5に示すように、ベース部材60は、シリンダブロック33への組付状態での車両後面視において、概ね三角形状とされている。この組付状態において、対向面部64及び一対の合わせ面部66は、車体前後方向の後方側を向くように配置され、一対の合わせ面部66は、車両上下方向に間隔を空けて並べて配置される。また、この組付状態において、被固定部61は、上側の合わせ面部66の車両上方側、下側の合わせ面部66の車幅方向内側(差動装置8側)、下側の合わせ面部66の車幅方向外側(駆動輪30側)のそれぞれに、例えば1つずつ配置される。
図4に示すように、キャップ部材70は、キャップ部材70に結合される一対の被結合部71と、これらの被結合部71間を繋ぐアーチ状の本体部73とを備えている。
それぞれの被結合部71は、平らな板状部である。被結合部71には、ボルト挿通穴72が貫通して設けられている。被結合部71の一方の面は、ベース部材60の合わせ面部66に合わせられる合わせ面部71aである。合わせ面部71aは削り出し加工面である。一対の合わせ面部71aは、同一の平らな面上に配置されている。
本体部73は、合わせ面部71aとは反対側に膨出するように湾曲した半筒状部である。本体部73の内周面は、軸受40の外周面に対向配置される対向面部74である。対向面部64の一端から他端に亘る全周方向領域のうちの一部の領域は、軸受40の外周面に当接する特定領域支持部75とされている。
特定領域支持部75は削り出し加工面である。特定領域支持部75は、対向面部74におけるその他の周方向領域に比べて、僅かに径方向内側に配置された盛り上がり部である。これにより、対向面部74には、周方向における特定領域支持部75の両端部において段差が形成されている(図6参照)。特定領域支持部75は、軸方向から見て、対向面部74におけるその他の周方向領域よりも僅かに小さな曲率で円弧状に延びる曲面である。特定領域支持部75の曲率半径は、ベース部材60の対向面部64の曲率半径と略等しい。
本体部73には、軸受40の側面に対向配置される一対の側壁部76が設けられている。一方の側壁部76は、対向面部74の軸方向一端部から径方向内側に突出し、他方の側壁部76は、対向面部74の軸方向他端部から径方向内側に突出している。各側壁部76は、軸方向から見て、対向面部74に沿って周方向に延びる半円状部である。
各側壁部76には、軸受40の側面を支持する側面支持面部77が設けられている。側面支持面部77は、軸受40の外輪の側面に対向配置される。軸受40は、一対の側面支持面部77によって軸方向の両側から挟み込まれることで、軸方向に位置決めされる(図7参照)。側面支持面部77は削り出し加工面である。
側面支持面部77は、側壁部76における最も内側の軸方向位置において、軸方向に直交する面に沿って配置されている。側面支持面部77は、上記の特定領域支持部75に対応する周方向領域において、該特定領域支持部75に沿って周方向に延びるように設けられている。側面支持面部77における径方向外側の縁部は、特定領域支持部75の軸方向外側の縁部にコーナ部を介して連なっている。
図2及び図5に示すように、キャップ部材70は、車両後面視において車両上下方向に延びる細長い形状を有する。キャップ部材70における対向面部74及び合わせ面部71aとは反対側の面には、キャップ部材70の長さ方向に延びる一対のリブ78が設けられており、これにより、剛性の向上が図られている。各リブ78は、キャップ部材70の軸方向端部に沿って、一方の被結合部71から本体部73を通って他方の被結合部71まで延びるように設けられている。
キャップ部材70は、シリンダブロック33にベース部材60が固定され、且つ、ドライブシャフト10に装着された軸受40の車両前方側の半周部がベース部材60の対向面部64にセットされた状態で、車両後方側からベース部材60に結合される。
具体的には、キャップ部材70の本体部73が、軸受40の外周面における車両後方側の露出部に被せられ、且つ、キャップ部材70の合わせ面部71aがベース部材60の合わせ面部66に重ねられた状態で、キャップ部材70は、ボルト80とナット84によってベース部材60に結合される。
ベース部材60に対するキャップ部材70の結合には、例えば図6に示すボルト80が用いられる。このボルト80は、一端側に第1ねじ部81を備え、他端側に第2ねじ部82を備えている。
ボルト80は、ベース部材60のボルト装着穴67に第1ねじ部81がねじ込まれることで、キャップ部材70が結合される前のベース部材60に予め装着されている。この装着状態において、ボルト80の第2ねじ部82は、ベース部材60の合わせ面部66から突出して配置される。
キャップ部材70の被結合部71は、該被結合部71のボルト挿通穴72にボルト80の第2ねじ部82を挿通させることで、ベース部材60の合わせ面部66に重ねて配置され得る。キャップ部材70の合わせ面部71aがベース部材60の合わせ面部66に重ね合わせられた状態において、ボルト80の第2ねじ部82は、キャップ部材70の被結合部71を貫通して配置される。
その後、第2ねじ部82の先端側にナット84が螺合され、該ナット84が締め付けられることで、ベース部材60にキャップ部材70が結合される。ナット84の締め付けに応じて、キャップ部材70の本体部73は、軸受40に径方向の締め付け力を付与するように僅かに弾性変形する。
このようにして、キャップ部材70は、ベース部材60に対して位置決めされる。ここで、ベース部材60の合わせ面部66及びキャップ部材70の合わせ面部71aは、いずれも、鋳造品の切削加工によって位置精度が高められている。また、位置精度の高い合わせ面部66,71aにおいてベース部材60とキャップ部材70が結合されることにより、ベース部材60に対するキャップ部材70の相対位置の精度向上が図られている。
また、キャップ部材70は、対向面部74における特定領域支持部75以外の部分では軸受40の外周面に当接しない。したがって、仮に対向面部74が全周に亘って軸受40に当接する場合に比べて、ベース部材60への結合時に軸受40との接触によってキャップ部材70の本体部73が弾性変形するときの変形量は、低減され、且つ安定化される。これにより、ベース部材60への結合時におけるキャップ部材70の変形量の誤差を低減できる。
図6に示すように、ブラケット50によってドライブシャフト10上の軸受40が支持された状態において、ベース部材60は、対向面部64における全周方向領域に亘って軸受40の外周面に当接している。これにより、軸受40の支持面積が広く確保されている。
ベース部材60は、シリンダブロック33に固定されていること、及び、形状上の理由により、キャップ部材70に比べて変形し難い。そのため、上記のように対向面部64が全周方向領域で軸受40に当接されても、該対向面部64の位置精度は高く確保されやすい。
一方、キャップ部材70は、対向面部74の一部の周方向領域に設けられた特定領域支持部75でのみ軸受40の外周面に当接している。特定領域支持部75は、周方向における対向面部74の両端からそれぞれ間隔を空けて配置された中間領域に設けられている。該中間領域は、周方向における対向面部74の中心を含む領域である。
周方向において、特定領域支持部75の中心は、対向面部74の中心に一致している。すなわち、特定領域支持部75において、対向面部74の中心よりも周方向一方側の領域と周方向他方側の領域とは同じ周長を有する。特定領域支持部75は、対向面部74における例えば半分程度の周方向領域に設けられている。
対向面部74において、特定領域支持部75よりも周方向一方側の領域及び周方向他方側の領域は、それぞれ、軸受40の外周面に対して当接することなく、隙間を空けて対向配置される非当接領域74a,74bとされている。これらの非当接領域74a,74bは、同じ周長を有する。
本実施形態では、キャップ部材70に非当接領域74a,74bが設けられることで、ブラケット50における軸受40の外周面に当接する周方向領域が縮小されている。そのため、軸受40の外周面に当接するベース部材60の対向面部64、及びキャップ部材70の特定領域支持部75の位置に微少な誤差が生じても、ブラケット50による軸受40の支持剛性の均一性に及ぶ悪影響を軽減できる。
しかも、本実施形態では、上記のように、ベース部材60に対するキャップ部材70の相対位置の精度向上、及び、キャップ部材70の変形量の誤差の低減が図られている。さらに、ベース部材60の対向面部64、及びキャップ部材70の特定領域支持部75が削り出し加工面であることによって、対向面部64及び特定領域支持部75の位置精度がより効果的に高められている。
また、本実施形態において、キャップ部材70の特定領域支持部75は、周方向に離間して配置されたベース部材60の対向面部64に対して、車両前後方向に対向するように配置されている。そのため、ベース部材60の対向面部64とキャップ部材70の特定領域支持部75とによって軸受40を安定的に挟持できる。
よって、本実施形態によれば、ブラケット50による軸受40の支持剛性を効果的に均一化できる。そのため、例えば、車両上下方向と車両前後方向のいずれにおいても、略等しい支持剛性を得やすくなる。したがって、ブラケット50による支持部分において、支持剛性の偏りに起因するドライブシャフト10の軸心の変位を抑制できる。
これにより、ドライブシャフト10の振れ回りが抑制されることで、この振れ回りによるドライブシャフト10の振動、ひいては、エンジン3(図1参照)から伝わる振動との合成振動の発生を抑制できる。そのため、この合成振動による振幅変調音の発生を抑制できる。
[第1変形例]
図8の断面図を参照しながら、第1変形例に係るブラケット150の構成について説明する。なお、第1変形例において、上記の実施例に係るブラケット50と同様の構成については詳細な説明を省略する。また、図8において、上記の実施例に係るブラケット50と同様の機能を有する構成要素には同符号を付してある。
第1変形例に係るブラケット150では、ベース部材60の対向面部64の構成が上記の実施例と異なっており、その他の構成は、上記の実施例に係るブラケット50と同様である。
第1変形例では、ベース部材60の対向面部64も、キャップ部材70の対向面部74と同様に構成されている。すなわち、ベース部材60も、対向面部64の全周方向領域のうちの一部の周方向領域のみで軸受40の外周面に当接する特定領域支持部101を備えている。
ベース部材60の特定領域支持部101は、キャップ部材70の特定領域支持部75と同様の盛り上がり部である。これにより、ベース部材60の対向面部64には、周方向における特定領域支持部101の両端部において段差が形成されている。特定領域支持部101は、削り出し加工面である。
特定領域支持部101は、周方向における対向面部64の両端からそれぞれ間隔を空けて配置された中間領域に設けられている。該中間領域は、周方向における対向面部64の中心を含む領域である。
周方向において、特定領域支持部101の中心は、対向面部64の中心に一致している。すなわち、特定領域支持部101において、対向面部64の中心よりも周方向一方側の領域と周方向他方側の領域とは周長を有する。特定領域支持部101は、対向面部64における例えば半分程度の周方向領域に設けられている。
対向面部64において、特定領域支持部101よりも周方向一方側の領域及び周方向他方側の領域は、それぞれ、軸受40の外周面に対して当接することなく、隙間を空けて対向配置される非当接領域102,103とされている。これらの非当接領域102,103は、同じ周長を有する。
ベース部材60の特定領域支持部101と、キャップ部材70の特定領域支持部75とは、ブラケット150の軸心を対称点として点対称に配置されている。これにより、これらの特定領域支持部75,101によって軸受40を安定的に挟持できる。
第1変形例では、キャップ部材70だけでなく、ベース部材60にも非当接領域102,103が設けられることで、ブラケット150における軸受40の外周面に当接する周方向領域がより縮小されている。そのため、軸受40の外周面に当接するベース部材60及びキャップ部材70の特定領域支持部75,101の位置の誤差が支持剛性の均一性に及ぼす悪影響をより効果的に軽減できる。したがって、ブラケット150による軸受40の支持剛性の均一化をより効果的に実現できる。
[第2変形例]
図9の断面図を参照しながら、第2変形例に係るブラケット250の構成について説明する。なお、第2変形例において、上記の実施例に係るブラケット50と同様の構成については詳細な説明を省略する。また、図9において、上記の実施例に係るブラケット50と同様の機能を有する構成要素には同符号を付してある。
第2変形例に係るブラケット250では、キャップ部材70の対向面部74及び側壁部76の構成が上記の実施例と異なっており、その他の構成は、上記の実施例に係るブラケット50と同様である。
第2変形例において、キャップ部材70の対向面部74には、軸受40の外周面に当接する第1特定領域支持部201及び第2特定領域支持部202が周方向に間隔を空けて設けられている。第1特定領域支持部201及び第2特定領域支持部202は、上記の実施例の特定領域支持部75と同様の盛り上がり部である。第1特定領域支持部201及び第2特定領域支持部202は、削り出し加工面である。
第1特定領域支持部201は、対向面部74の周方向一端側の領域に設けられ、第2特定領域支持部202は、対向面部74の周方向他端側の領域に設けられている。第1特定領域支持部201及び第2特定領域支持部202は、周方向において、対向面部74の中心から離間して配置されている。第1特定領域支持部201及び第2特定領域支持部202は、同じ周長を有する。
対向面部74において、第1特定領域支持部201と第2特定領域支持部202との間の周方向領域は、軸受40の外周面に当接しない非当接領域203とされている。対向面部74において、第1特定領域支持部201と非当接領域203との境界部、及び、第2特定領域支持部202と非当接領域203との境界部には、それぞれ段差が形成されている。
キャップ部材70の各側壁部76には、第1特定領域支持部201に対応する周方向領域において第1側面支持面部211が、第2特定領域支持部202に対応する周方向領域において第2側面支持面部212がそれぞれ設けられている。第1側面支持面部211及び第2側面支持面部212は、上記の実施例の側面支持面部77と同様、軸受40の外輪の側面に対向配置され、軸受40を軸方向に位置決めする。第1側面支持面部211及び第2側面支持面部212は削り出し加工面である。
第2変形例においても、対向面部74に非当接領域203が設けられることで、ブラケット250における軸受40の外周面に当接する周方向領域が縮小されている。そのため、軸受40の外周面に当接するベース部材60の対向面部64、及びキャップ部材70の第1及び第2特定領域支持部201,202の位置に微少な誤差が生じても、ブラケット250による軸受40の支持剛性の均一性に及ぶ悪影響を軽減できる。
また、ベース部材60及びキャップ部材70の合わせ面部66,71aが削り出し加工面でありことにより、ベース部材60に対するキャップ部材70の相対位置の精度向上、及び、キャップ部材70の変形量の誤差の低減が図られている。さらに、ベース部材60の対向面部64、及びキャップ部材70の第1及び第2特定領域支持部201,202が削り出し加工面であることによって、対向面部64及び第1及び第2特定領域支持部201,202の位置精度がより効果的に高められている。
また、キャップ部材70の対向面部74では、周方向の中心を挟んで、第1特定領域支持部201と第2特定領域支持部202が対称的に配置されている。そのため、ベース部材60の対向面部64とキャップ部材70の第1及び第2特定領域支持部201,202とによって軸受40を安定的に挟持できる。
よって、第2変形例においても、ブラケット250による軸受40の支持剛性を効果的に均一化できる。そのため、ブラケット250による支持部分において、支持剛性の偏りに起因するドライブシャフト10の軸心の変位が抑制されることで、ドライブシャフト10の振れ回りに起因する異音の発生を抑制できる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、キャップ部材70の対向面部74において、1つ又は2つの周方向領域に特定領域支持部75,201,202が設けられる例を説明したが、キャップ部材70における特定領域支持部は、3つ以上の周方向領域に分割して設けられてもよい。
また、上述の第1変形例(図8参照)では、ベース部材60の対向面部64において、1つの周方向領域に特定領域支持部101が設けられる例を説明したが、ベース部材60の対向面部64における複数の周方向領域に特定領域支持部が設けられてもよい。
さらに、上述の実施形態では、キャップ部材70のみに特定領域支持部75,201,202が設けられる例、及び、ベース部材60とキャップ部材70の両方に特定領域支持部75,101,201,202が設けられる例を説明したが、本発明では、ベース部材60のみに特定領域支持部が設けられるようにしてもよい。
また、上記の第1変形例(図8参照)では、ベース部材60及びキャップ部材70に特定領域支持部75,101が1つずつ設けられる例を説明したが、本発明において、ベース部材60とキャップ部材70の両方に特定領域支持部が設けられる場合、特定領域支持部の個数は、ベース部材60とキャップ部材70とで異なっていてもよい。
さらに、上記の第1変形例(図8参照)では、ベース部材60の特定領域支持部75とキャップ部材70の特定領域支持部101が点対称に配置される例を説明したが、本発明において、ベース部材60とキャップ部材70の両方に特定領域支持部が設けられる場合、これらの特定領域支持部は、必ずしも対照的に配置されなくてもよい。
また、上述の実施形態では、ドライブシャフトがボールベアリングを介してブラケットに支持される例を説明したが、本発明は、例えばローラベアリングなど、ボールベアリング以外の転がり軸受が用いられる場合にも適用可能である。
さらに、上述の実施形態では、車幅方向に延びるドライブシャフトの支持構造を説明したが、本発明において、ドライブシャフトが延びる方向は特に限定されるものでない。すなわち、例えば車両前後方向に延びるドライブシャフトの支持構造にも同様に本発明を適用可能である。
また、上述の実施形態では、ドライブシャフト10がブラケット50を介してエンジン3に支持される例を説明したが、本発明は、エンジン以外の駆動源に支持されるドライブシャフトにも同様に適用可能である。したがって、例えばモータを駆動源として備えたモータユニットの筐体に支持されるドライブシャフトにも本発明を適用可能である。この場合、モータから伝えられる振動とドライブシャフトの振れ回りによる振動との合成振動の発生が抑制されることで、振幅変調音の発生を抑制できる。
以上のように、本発明によれば、ドライブシャフトが半割構造のブラケットを介して駆動源に支持される車両において、ブラケットによる軸受の支持剛性の均一化を図ることで、異音の発生を抑制することが可能となるから、この種の車両の製造産業分野において好適に利用される可能性がある。
3:エンジン(駆動源)
8:差動装置
10:ドライブシャフト
11:デフ側シャフト
11a:被支持部
14:第1等速ジョイント
30:駆動輪
33:シリンダブロック
50:ブラケット
60:ベース部材
61:被固定部
64:対向面部
66:合わせ面部
70:キャップ部材
71:被結合部
71a:合わせ面部
73:本体部
74:対向面部
74a,74b:非当接領域
75:特定領域支持部
76:側壁部
77:側面支持面部
101:特定領域支持部
102,103:非当接領域
150:ブラケット
201:第1特定領域支持部
202:第2特定領域支持部
203:非当接領域
211:第1側面支持面部
212:第2側面支持面部
250:ブラケット

Claims (6)

  1. 駆動源に固定された半割のベース部材と、該ベース部材に結合された半割のキャップ部材とを有するブラケットに、前記ベース部材と前記キャップ部材とによって挟持された軸受を介して、ドライブシャフトが回転可能に支持された車両のドライブシャフト支持構造であって、
    前記ベース部材又は前記キャップ部材の少なくとも一方の部材における前記軸受の外周面との対向面には、該対向面における周方向の一端から他端に亘る全周方向領域のうちの一部の周方向領域のみで前記軸受の外周面に当接する特定領域支持部が当該部材に一体的に設けられ
    該特定領域支持部を除く周方向領域は、前記軸受の外周面に対して隙間を空けて対向配置される非当接領域とされていることを特徴とする車両のドライブシャフト支持構造。
  2. 前記特定領域支持部は、周方向における前記対向面の両端からそれぞれ間隔を空けて配置された中間領域で前記軸受の外周面に当接していることを特徴とする請求項1に記載の車両のドライブシャフト支持構造。
  3. 前記特定領域支持部は、周方向における前記対向面の中心を含む領域で前記軸受の外周面に当接していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両のドライブシャフト支持構造。
  4. 前記ベース部材及び前記キャップ部材は、鋳造部品であり、
    前記ベース部材における前記軸受の外周面との当接部、前記キャップ部材における前記軸受の外周面との当接部、前記ベース部材における前記キャップ部材との合わせ面、及び、前記キャップ部材における前記ベース部材との合わせ面は、削り出し加工面であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両のドライブシャフト支持構造。
  5. 前記キャップ部材は、前記特定領域支持部を備え、
    前記ベース部材は、前記軸受の外周面との対向面における全周方向領域に亘って前記軸受の外周面に当接していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両のドライブシャフト支持構造。
  6. 前記ベース部材及び前記キャップ部材は、いずれも前記特定領域支持部を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両のドライブシャフト支持構造。
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