JP6640471B2 - インピーダンス測定装置、およびインピーダンス測定方法 - Google Patents

インピーダンス測定装置、およびインピーダンス測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、電圧が印加されるモータのインピーダンスを測定するインピーダンス測定装置、およびインピーダンス測定方法に関する。
従来、電圧が印加されるモータのインピーダンスを測定するインピーダンス測定装置が知られており、その例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されたインピーダンス測定装置は、商用電源の電圧をモータに印加する至る経路に設けた給電回路と、モータと給電回路とを接続及び遮断する第1スイッチと、第1スイッチとモータとの間におけるインピーダンスを測定して信号を出力する測定回路と、モータと測定回路との間を接続及び遮断する第2スイッチと、給電回路及び第1スイッチ及び第2スイッチを制御し、かつ、測定回路から出力された信号が入力されるコントローラと、を有する。
特許文献1に記載されたインピーダンス測定装置は、第1スイッチを接続し、かつ、第2スイッチを遮断した状態で、給電回路からモータに通電する通電試験を行う。モータのインピーダンスを測定する場合は、第1スイッチを遮断し、かつ、第2スイッチを接続した状態で、測定回路がモータのインピーダンスを測定する。
特許文献1には、モータの具体的な構造は記載されていないが、電圧が印加されるモータは、例えば、特許文献2に記載されている。特許文献2に記載されたモータは、3相6極式のブラシレスモータであり、ブラシレスモータは、ステータコア及びロータ及びコントローラを有する。ステータコアは、3つの相に分けて結線された複数のコイル部を備えており、ロータは6つの磁極を形成する永久磁石を有する。また、コントローラは、その出力端子が,3相、つまり、U相、V相、W相を形成する複数のコイル部に接続されており、電源から入力された電力をそれぞれのコイル部に供給する。
そして、コントローラは、3相のコイルのうち2つの相のコイルに対する通電状態を順次切り換える、すなわち転流を繰り返すことにより、複数のコイル部と永久磁石とを回転方向に向けて吸引及び反発させて、ロータに回転力を生じさせる。
特開2008−292357号公報 特開2003−235201号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたインピーダンス測定装置では、特許文献2に記載されている複数のコイル部を有するモータに関する記述がなく、改善の余地があった。
本発明の目的は、複数のコイル部を有するモータのインピーダンスを測定可能なインピーダンス測定装置、およびインピーダンス測定方法を提供することにある。
本発明は、モータのステータを支持する支持部と、前記支持部に取り付けられた磁界検出部と、を備え、電圧が印加されるモータのインピーダンスを測定するインピーダンス測定装置であって、前記ステータは、環状のステータコアと、前記ステータコアに設けた複数のコイル部と、前記ステータコアの外周面に設けられた位置決め孔と、を有し、前記支持部は、非磁性体で成形されており、前記支持部は、前記ステータを配置する環状の凹部と、前記凹部から突出し、かつ、外周面の形状が円形のマウント部と、備え、前記磁界検出部は、前記マウント部の円周方向に複数配置され、前記複数の磁界検出部は、前記複数のコイル部が形成する磁界をそれぞれ別々に検出し、かつ、検出結果に応じた信号をそれぞれ別々に出力し、前記複数の磁界検出部からそれぞれ出力される信号を処理して、前記複数のコイル部におけるインピーダンスをそれぞれ測定する信号処理部と、前記凹部の底面から突出し、かつ、前記位置決め孔に挿入されて前記ステータを前記支持部に対して前記円周方向に位置決めすることにより、前記複数の磁界検出部を前記複数のコイル部に対して前記円周方向に位置決めする位置決めピンと、を有する。
本発明は、前記複数のコイル部を同一円周上に配置した環状のコイルユニットを支持する支持部が設けられ、前記複数の磁界検出部は、前記支持部に設けられ、かつ、互いに同一円周上に配置されている。
本発明の前記支持部は、前記複数のコイル部と前記複数の磁界検出部とを位置決めする位置決め機構を備えている。
本発明の前記位置決め機構は、前記複数のコイル部と前記複数の磁界検出部とを、前記コイルユニットの中心線方向に位置決めする。
本発明の前記位置決め機構は、前記複数のコイル部と前記複数の磁界検出部とを、前記コイルユニットの円周方向に位置決めする。
本発明の前記位置決め機構は、前記コイルユニットの円周方向で、前記複数のコイル部の配置位置と前記複数の磁界検出部の配置とを重ねて位置決めする。
本発明の前記位置決め機構は、前記複数のコイル部と前記複数の磁界検出部とを、前記コイルユニットの径方向に位置決めする。
本発明の前記位置決め機構は、前記コイルユニットの径方向で、前記複数の磁界検出部を前記複数のコイル部の内側端に位置決めする。
本発明の前記複数の磁界検出部は、前記支持部に埋められている。
また、本発明は、電圧が印加されるモータのステータの複数のコイル部のそれぞれのインピーダンスを測定するインピーダンス測定方法であって、凹部及び外周面形状が円形のマウント部を有する支持部の前記凹部に、環状のステータコアを有するステータを配置し、前記凹部の底面から突出した位置決めピンを、前記ステータコアの外周面に設けられた位置決め孔に挿入して、前記ステータを前記マウント部の円周方向に位置決めすることにより、前記マウント部に前記円周方向に配置された複数の磁界検出部を前記複数のコイル部に対して前記円周方向に位置決めするステップと、前記複数の磁界検出部により、前記複数のコイル部が形成する磁界をそれぞれ別々に検出し、かつ、検出結果に応じた信号をそれぞれ別々に出力する複数の磁界検出ステップと、前記複数の磁界検出部からそれぞれ出力される信号を処理して、前記複数のコイル部におけるインピーダンスをそれぞれ測定する信号処理ステップと、を有する、インピーダンス測定方法。
本発明は、複数のコイル部におけるインピーダンスを別々に測定できる。
インピーダンス測定装置の測定対象であるモータの構造例を示す断面図である。 (A),(B)は、本発明のインピーダンス測定装置の斜視図である。 (A)は、本発明のインピーダンス測定装置の模式的な縦断面図、(B)は、本発明のインピーダンス測定装置の模式的な平面図である。 本発明のインピーダンス測定装置を説明するブロック図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は、インピーダンス測定装置の測定対象としてのモータの構造例である。図1に示すモータ10は、ブラシレスモータであり、ここでは、3相6極式のブラシレスモータを例として説明する。モータ10は、金属製のハウジング11と、ハウジング11内に設けたステータ12と、ハウジング11に対して回転可能に設けられたロータ13と、を有する。ハウジング11内に円筒形状のカラー14が固定されており、ステータ12はカラー14に取り付けられている。ステータ12は、界磁の役割を果たす要素であり、ステータ12は、環状のステータコア15と、ステータコア15に円周方向に設けた複数、例えば、18個のコイル部16と、を有する。
ステータコア15は、磁性体、例えば、鋼製または鉄製である。18個のコイル部16は、中心線A1を中心とする同一円周上に間隔をおいて配置されている。ステータコア15の円周方向に18個のティース17が設けられている。ティース17は、ステータコア15の径方向で内側に向けて突出し、かつ、円周方向に一定のピッチで配置されている。複数のコイル部16は、各ティース17に通電用の導線18を巻いて形成されている。各コイル部16は、3相、つまり、U相用、V相用、W相用の各端子を介して電源に接続される。電源は、直流電源または交流電源の何れでもよいが、本実施形態では、インバータ回路を介して直流電源に接続されているものとする。
ロータ13は、ステータ12の径方向で、ステータ12の内側に配置されている。つまり、図1に示すモータ10は、インナロータ形のモータである。ロータ13は、シャフト19と、シャフト19の外周面に固定されたロータコア20と、を有する。ロータコア20は環状であり、ロータコア20には、回転方向に間隔をおいて永久磁石が複数取り付けられている。永久磁石は、界磁の役割を果たす要素であり、6つの磁極が、N極とS極とを交互に3個ずつ隣り合わせに配置されている。
さらに、シャフト19を回転可能に支持する2個の軸受21が設けられている。さらに、位相検出センサが設けられている。位相検出センサは、永久磁石により形成される磁界を検出して信号を出力する。さらに、複数のコイル部16に電圧を印加するコントローラが設けられている。そして、コントローラは、位相検出センサの信号を処理して、ロータ13の回転方向の位相及び回転数を検出する。コントローラは、ロータ13の回転方向の位相の検出結果に基づいて、予め定めた順序で複数のコイル部16へ電圧を印加する。すると、複数のコイル部16と永久磁石とにより回転磁界が形成され、ロータ13が中心線A1を中心として回転する。
図2(A),(B)、図3(A),(B)、図4は、モータ10のインピーダンスを測定するインピーダンス測定装置22を示している。インピーダンス測定装置22は、支持部23と、支持部23に取り付けた磁界検出器24と、磁界検出器24から出力された信号が転送されるバッファ回路25と、バッファ回路25から出力された信号を変換する信号変換回路26と、信号変換回路26から出力された信号を処理する信号処理回路27と、を有する。
支持部23は、非磁性体、例えば、合成樹脂で一体成形されている。支持部23は、凹部28と、凹部28の中央に配置されたマウント部29と、を有する。凹部28は、支持部23を平面視すると環状であり、支持部23を平面視すると、マウント部29の外周面の形状は円形である。マウント部29の外径、つまり、凹部28の内径は、ロータコア20の外径よりも大きい。また、凹部28の外径、つまり、外周面28Aの直径は、ステータ12の外径よりも大きい。凹部28の内径及び外径は、測定対象となるステータ12の内径及び外径に合わせて設定されている。マウント部29は、凹部28の底面30から突出しており、マウント部29の高さは、凹部28の深さよりも小さい。さらに、底面30から突出する位置決めピン30Aが、1本設けられている。位置決めピン30Aは、ステータ12を円周方向に位置決めする要素である。
ステータ12を凹部28に配置すると、マウント部29が、ステータ12に接触した状態でステータ12を支持する。全てのティース17が、マウント部29の表面に接触することで、ステータ12は、支持部23に対して中心線A1方向に位置決めされる。このため、各コイル部16と、各磁界検出器24とが、中心線A1方向に位置決めされる。
ステータコア15の外周面に、円周方向に間隔をおいて複数個、例えば、3個の突起15Aが設けられている。3個の突起15Aの外接円は、凹部28の外径と略同じである。3個の突起15Aは、凹部28の外周面28Aに接触し、ステータ12は、支持部23に対して径方向に位置決めされる。このため、ステータ12の中心と、マウント部29の中心とが同軸に配置される。3個の突起15Aを中心線A1方向に貫通する位置決め孔15Bが設けられている。
そして、ステータ12を支持部23で支持する際に、位置決めピン30Aを位置決め孔15Bへ挿入することで、ステータ12は、支持部23に対して円周方向に位置決めされる。このため、各磁界検出器24は、各コイル部16に対して円周方向で、それぞれ個別に位置決めされる。位置決め孔15Bは、ステータコア15をハウジング11へ固定するためのねじ孔であってもよい。
マウント部29に磁界検出器24が複数個埋められている。磁界検出器24は、マウント部29の円周方向に一定のピッチで配置されている。18個の磁界検出器24が配置されているピッチは、18個のコイル部16が配置されているピッチと同じである。さらに、18個の磁界検出器24は、図3のように、ステータ12の径方向で、各コイル部16の内側端にそれぞれ位置決めされている。なお、図3(B)では、磁界検出器24及びコイル部16は、便宜上、8個示してある。
全ての各磁界検出器24の一部は、マウント部29の表面29Aにそれぞれ露出している。表面29Aは平坦であり、ステータ12をマウント部29に載せると、表面29Aは、ステータ12の中心線A1に対して垂直となる。磁界検出器24は、コイル部16と同じ個数、つまり、18個設けられている。磁界検出器24は、例えば、磁気抵抗素子を用いることができる。磁気抵抗素子は、磁界の強度に応じて抵抗値が変化し、その抵抗値に応じた信号を出力する。
バッファ回路25は、論理値の電圧を補正し、誤入力を防ぐための要素である。信号変換回路26は、バッファ回路25から出力された信号を、信号処理回路27で処理可能な信号に関する要素である。信号処理回路27は、信号変換回路26から入力される信号を処理して、被検査物、つまり、18個のコイル部16におけるインピーダンスを、1個毎に別々に検出する要素である。
さらに、各導線18は電源に接続され、電源と各導線18との間にインバータ回路が設けられる。作業者は、ステータ12を凹部28へ置き、インピーダンスを測定する操作を行う。作業者が操作を行うと、コントローラは、インバータ回路のスイッチング素子を制御し、導線18へ電圧を印加する。磁界検出器24は、18個のコイル部16におけるインピーダンスを、それぞれ1個毎に別個に測定して信号を出力する(磁界検出ステップ)。各磁界検出器24は、各コイル部16におけるインピーダンスをそれぞれ測定するための信号処理回路27によって各磁界検出器24からそれぞれ出力される信号を処理して、インダクタを用いて各コイル部16との相互インダクタンスとして検出動作を行い、検出結果に基づいて信号を出力する(信号処理ステップ)。
上記の磁界検出ステップにおいて、18個のコイル部16におけるインピーダンスを1個毎に測定する処理は、複数個のコイル部16について同時に測定する処理、または、全部のコイル部16について順番に測定する処理のいずれでもよい。また、信号処理ステップにおいて、各コイル部16の検出結果に基づいて信号を出力する処理は、複数個のコイル部16について同時に信号を出力する処理、または、全部のコイル部16について順番に信号を出力する処理のいずれでもよい。
したがって、インピーダンス測定装置22は、各コイル部16毎に性能、導線18の巻き状態の良否を、高精度に判断、検査することができる。つまり、製造ラインで組み立てられたステータ12のインピーダンスを、インピーダンス測定装置22を用いて測定すれば、製造ラインへのフィードバック、品質保証を行うことができる。例えば、各コイル部16における導線18の巻き状態を調整して、各コイル部16の特性を同じにすることで、磁気音、トルク変動が少ないモータ10の生産が可能である。
さらに、インピーダンス測定装置22は、複数の磁界検出器24を、ステータ12の複数のコイル部16に対して、中心線A1に沿った方向、ステータ12の円周方向、ステータ12の径方向において、位置決めする。具体的には、各コイル部16で形成される磁界の強度が最も大きくなる位置に、各磁界検出器24を配置できる。したがって、インピーダンス測定装置22は、インピーダンスの測定精度が向上する。
また、ステータ12を支持部23で支持すると、ステータ12の径方向で、複数のコイル部16の配置位置と、複数の磁界検出器24の配置位置とが重なる。したがって、支持部23を径方向に小型化できる。
さらに、ステータ12を支持部23で支持すると、図3(A)のように、複数のコイル部16と、複数の磁界検出器24とが、中心線A1方向に並べて配置される。したがって、支持部23を径方向に小型化できる。
さらに、磁界検出器24はマウント部29へ埋められており、マウント部29は、ステータコア15に接触する。このため、支持部23がステータ12を支持するにあたり、磁界検出器24が邪魔にならず、ステータ12がガタつくことを回避できる。したがって、インピーダンスの測定精度の低下を抑制できる。
さらに、ステータ12の径方向で、磁界検出器24は、コイル部16の内側端に配置されている。したがって、支持部23を径方向に小型化することができる。
さらに、位置決めピン30Aは挿入される位置決め孔15Bが、ステータコア15をハウジング11へ固定するねじ孔であれば、ステータ12をマウント部29に対して円周方向に位置決めするために、ステータコア15に専用の位置決め孔を設けずに済む。
本実施形態で説明した事項と、本発明の構成との対応関係を説明すると、コイル部16が、本発明のコイル部に相当し、磁界検出器24が、本発明の磁界検出部に相当し、信号処理回路27が、本発明の信号処理部に相当し、ステータ12が、本発明のコイルユニットに相当し、支持部23が、本発明の支持部に相当する。マウント部29、外周面28A、位置決めピン30Aが、本発明の位置決め機構に相当する。
また、マウント部29は、本発明の「コイル部と磁界検出部とを、コイルユニットの中心線方向に位置決めする位置決め機構」に相当する。位置決めピン30Aは、本発明の「コイル部と磁界検出部とを、コイルユニットの円周方向に位置決めする位置決め機構」に相当し、かつ、「コイルユニットの円周方向で、コイル部の配置位置と磁界検出部の配置とを重ならせる位置決め機構」に相当する。外周面28Aは、本発明の「コイル部と磁界検出部とを、コイルユニットの径方向に位置決めする位置決め機構」に相当し、かつ、本発明の「コイルユニットの径方向で、磁界検出部をコイル部よりも内側に位置決めする位置決め機構」に相当する。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、前記実施の形態においては、凹部28の底面30にマウント部29を設け、マウント部29に磁界検出器24を設けているが、マウント部29を設けることなく、底面30に磁界検出器24を配置してもよい。また、磁界検出器24は、径方向でコイル部16の最も外側に位置するように、支持部23に配置してもよい。
本発明のインピーダンス測定装置は、ステータが径方向で内側に配置され、ロータがステータよりも外側に配置されている構造のアウタロータ形のモータのインピーダンス測定に用いることも可能である。さらに、ロータに複数のコイル部が形成され、ステータに永久磁石が取り付けられているブラシ付きモータのインピーダンス測定に用いることも可能である。つまり、複数のコイル部は、ステータまたはロータの何れに取り付けられていてもよい。また、本発明において、複数の磁界検出部の数は、複数のコイル部の数に合わせて設ければよい。さらに、本発明におけるインピーダンス測定装置の測定対象は、ブラシレスモータ、ブラシ付きモータ、誘導モータ、リラクタンスモータ等の何れでもよい。本発明のインピーダンス測定装置は、インピーダンス測定治具として把握することも可能である。
10 モータ
11 ハウジング
12 ステータ
13 ロータ
14 カラー
15 ステータコア
15A 突起
15B 位置決め孔
16 コイル部(被検査物)
17 ティース
18 導線
19 シャフト
20 ロータコア
21 軸受
22 インピーダンス測定装置
23 支持部
24 磁界検出器
25 バッファ回路
26 信号変換回路
27 信号処理回路
28 凹部
28A 外周面
29 マウント部
29A 表面
30 底面
30A 位置決めピン
A1 中心線

Claims (7)

  1. モータのステータを支持する支持部と、前記支持部に取り付けられた磁界検出部と、を備え、電圧が印加されるモータのインピーダンスを測定するインピーダンス測定装置であって、
    前記ステータは、
    環状のステータコアと、
    前記ステータコアに設けた複数のコイル部と、
    前記ステータコアに設けられた位置決め孔と、
    を有し、
    前記支持部は、非磁性体で成形されており、前記支持部は、前記ステータを配置する環状の凹部と、前記凹部から突出し、かつ、外周面の形状が円形のマウント部と、備え、
    前記磁界検出部は、前記マウント部の円周方向に複数配置され、前記複数の磁界検出部は、前記複数のコイル部が形成する磁界をそれぞれ別々に検出し、かつ、検出結果に応じた信号をそれぞれ別々に出力し、
    前記複数の磁界検出部からそれぞれ出力される信号を処理して、前記複数のコイル部におけるインピーダンスをそれぞれ測定する信号処理部と、
    前記凹部の底面から突出し、かつ、前記位置決め孔に挿入されて前記ステータを前記支持部に対して前記円周方向に位置決めすることにより、前記複数の磁界検出部を前記複数のコイル部に対して前記円周方向に位置決めする位置決めピンと、
    を有する、インピーダンス測定装置。
  2. 請求項1記載のインピーダンス測定装置において、
    前記マウント部は、前記複数のコイル部と前記複数の磁界検出部とを、前記ステータの中心線方向に位置決めする、インピーダンス測定装置。
  3. 請求項記載のインピーダンス測定装置において、
    前記位置決めピンは、前記円周方向で、前記複数のコイル部の配置位置と前記複数の磁界検出部の配置位置とを重ねて位置決めする、インピーダンス測定装置。
  4. 請求項1または2記載のインピーダンス測定装置において、
    前記凹部の外周面は、前記複数のコイル部と前記複数の磁界検出部とを、前記ステータの径方向に位置決めする、インピーダンス測定装置。
  5. 請求項記載のインピーダンス測定装置において、
    前記凹部の外周面は、前記ステータの径方向で、前記複数の磁界検出部を前記複数のコイル部の内側端に位置決めする、インピーダンス測定装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載のインピーダンス測定装置において、
    前記複数の磁界検出部は、前記支持部に埋められている、インピーダンス測定装置。
  7. 電圧が印加されるモータのステータの複数のコイル部のそれぞれのインピーダンスを測定するインピーダンス測定方法であって、
    凹部及び外周面形状が円形のマウント部を有する支持部の前記凹部に、環状のステータコアを有するステータを配置し、前記凹部の底面から突出した位置決めピンを、前記ステータコアの外周面に設けられた位置決め孔に挿入して、前記ステータを前記マウント部の円周方向に位置決めすることにより、前記マウント部に前記円周方向に配置された複数の磁界検出部を前記複数のコイル部に対して前記円周方向に位置決めするステップと、
    前記複数の磁界検出部により、前記複数のコイル部が形成する磁界をそれぞれ別々に検出し、かつ、検出結果に応じた信号をそれぞれ別々に出力する複数の磁界検出ステップと、
    前記複数の磁界検出部からそれぞれ出力される信号を処理して、前記複数のコイル部におけるインピーダンスをそれぞれ測定する信号処理ステップと、
    を有する、インピーダンス測定方法。
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