JP6639930B2 - 油圧クラッチ - Google Patents

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本発明は、油圧クラッチに関し、詳細には、摩擦板と相手プレートを摩擦係合させることによりトルクを伝達する油圧クラッチにおいて、作動油による油圧でピストンを作動させて摩擦板と相手プレートを摩擦係合させた後、油圧の供給を停止しても摩擦板と相手プレートの摩擦係合状態を維持させる油圧クラッチのピストン構造に関する。
油圧クラッチにおいて、作動油に依る油圧でピストンを作動させ、摩擦板と相手プレートを摩擦係合させた後、作動油の供給を停止し、油圧を解放しても摩擦板と相手プレートの摩擦係合状態を維持させる構造(以下、単に、「係合維持構造」という。)が開発され始めている。油圧クラッチに係合維持構造を採用することにより、摩擦板と相手プレートの摩擦係合状態を維持させるための油圧を維持し続ける必要がないので、作動油を供給するためのポンプの負荷を低減させて小型のポンプとすることができ、結果として、装置全体の小型化を図り、且つ、燃費を改善することができる。このような係合維持構造の例として、以下に挙げるものがある。
特開2010−216501号公報
特許文献1には、油圧クラッチのピストンに、ボールペンに多く使用されている「ノックカム」を適用したものが開示されている。具体的には、第1ピストンと第2ピストンがピストンカバーの内径側に配設され、第1ピストンは、ばねによって第2ピストン方向に付勢されており、第2ピストンは、作動油によって第1ピストン方向に移動するように構成されている。ノックカムの構成についての詳細な説明はここでは省略するが、特許文献1によれば、作動油が供給されたとき、第2ピストンが第1ピストン方向に移動して第1ピストンを押圧し、第1ピストンがピストンカバーの軸方向外側まで押されたとき、第1ピストンとピストンカバーが掛合し、第1ピストンがピストンカバーの相手プレートに対する近位側で掛止されるので、油圧を解放してもクラッチの摩擦係合状態が維持される、とされている。
しかしながら、特許文献1の油圧ピストンは、第2ピストン作動時に、第1ピストンでリターンスプリングを圧縮し、当該リターンスプリングの反力によって相手プレートを押圧するとともに、第1ピストンを第2ピストン方向に押圧するという構成である。このため、クラッチ締結に要する程度の大きな荷重が第1ピストンにも掛かることになるから、各カム面に対する負荷が大きくなるので、カムが正常に作動しない可能性があり、各カム面が摩耗するという問題も生じ得る。また、第1ピストンがピストンカバーに掛合する際に回転したとき、リターンスプリングと第1ピストンが擦れ合うので、リターンスプリングが変形し、カム作動に障害を来たす可能性があり、また、リターンスプリング着座面が摩耗し易いという問題がある。
そこで、本発明は、前述した従来技術の問題点に鑑み、油圧を解放しても、十分な締結荷重を実現しながら、クラッチの摩擦係合状態を維持でき、作動不具合が発生し難く、部品の摩耗損傷を防止した油圧クラッチを提供することを目的とする。
本発明は、回転可能なドラム上にスプライン嵌合している複数の相手プレートと、
前記ドラムと相対回転可能なハブ上にスプライン嵌合し、前記相手プレートの間に配設される摩擦板と、
油圧で作動し、前記相手プレートに対して進退動するピストンと、
前記ピストンに設けられる第1カム、前記ピストン作動時に前記第1カムにより前記相手プレート方向に押される第2カム、前記ドラムに固定され、前記第2カムを前記相手プレートに対する近位側で掛止するステータ、及び前記第2カムを前記第1カム方向に付勢する第1付勢部材を有し、前記第2カムが第1カムに押されることにより前記第2カムとステータとの掛合と非掛合が切替わるノックカムを具え、
前記第2カムは、前記ステータに掛合しているときに、前記第1付勢部材を圧縮し、且つ、前記相手プレートを押さえて、前記ドラムとハブの間でトルクを伝達する油圧クラッチにおいて、
前記相手プレートに対して前記第2カムと反対側に設けられ、前記第2カムが前記ステータに掛合しているときに前記相手プレートを前記第2カム方向に付勢する第2付勢部材を具え
前記第2カムと相手プレートの間に、前記ドラムと連動し、前記第2カムが前記ステータに掛合しているときに前記相手プレートと接する中間部材を具え、
前記第1付勢部材が、前記ドラムと連動して回転するように設けられ、前記中間部材を介して前記第2カムを付勢することを特徴とする油圧クラッチによって前記課題を解決した。
本発明は、ピストンと相手プレートとの間にノックカムを具えるので、ピストンを押圧するための油圧を解放しても相手プレートと摩擦板の締結状態を維持することができる。このような油圧クラッチでは、クラッチ締結のために要する荷重と第2カムを第1カム方向に付勢するために要する荷重には差がある。ここで、本発明では、第2カムを第1カム方向に付勢する付勢部材(第1付勢部材)と、クラッチ締結荷重を発生させる付勢部材(第2付勢部材)とをそれぞれ独立して設けたので、それぞれの機能に適した付勢部材を適用することができる。また、クラッチ締結荷重を発生させる第2付勢部材と第2カムは接していないので、第2付勢部材の変形又は摩耗を防止し、作動不具合の発生を抑えることができる。
また、第1カムが、ピストン作動時に相手プレートを押圧する、第2カムより相手プレート方向に延在する押圧部を具える構成とすれば、押圧部が相手プレートを押圧している間に第2カムがステータに対して回転することができる。よって、第2カムは、クラッチ締結荷重を受けていない状態で、ステータに対する円滑な回転をすることができるので、作動不具合の発生を一層抑えることができる。
また、第2カムと相手プレートの間に、ドラムと連動して回転するように設けられ、第2カムがステータに掛合しているときに相手プレートと接する中間部材を具え、且つ、第1付勢部材が、ドラムと連動して回転するように設けられ、中間部材を介して第2カムを付勢するという構成にすれば、第1付勢部材が、第1付勢部材と同期している中間部材を介して第2カムを付勢することになるので、第1付勢部材と付勢する対象との間の相対回転による摩擦を防ぎ、これらの摩耗による損傷や第1付勢部材の変形を防ぐことができるから、作動不具合の発生を抑え、且つ、耐久性を向上させることができる。
中間部材を設けた場合において、第1カムが、ピストン作動時に相手プレートを押圧する、中間部材より相手プレート方向に延在する押圧部を具える構成とすれば、押圧部が相手プレートを押圧している間に第2カムがステータに対して回転するので、押圧部を設けない場合に比べ、第2カムのステータに対する円滑な回転を実現することができ、ノックカムの円滑な作動を実現することができる。
本発明の第一実施形態の油圧クラッチの作動油非供給時で非締結時の状態の軸に沿った断面図。 図1の要部拡大断面図。 図1を径方向から見た概略図。 本発明の第一実施形態の油圧クラッチの作動油供給時で締結時の状態の軸に沿った断面図。 図4を径方向から見た概略図。 本発明の第一実施形態の油圧クラッチの作動油非供給時で締結時の状態の軸に沿った断面図。 図6を径方向から見た概略図。 図7の状態から油圧を供給したときの図。
本発明の実施例を、図1〜8を参照して説明する。但し、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。なお、油圧クラッチ10は、中心線Xに対して略上下対称であるから(図1参照)、図4,6においては、上側のみを示す。
図1に示す油圧クラッチ10は、回転軸(図示省略)に連結されたドラム12と、他の回転軸(図示省略)に連結されたハブ22を具える。ドラム12とハブ22は、相対回転可能に設けられており、径方向に対向する面を有するように形成される。油圧クラッチ10では、ドラム12の内周面とハブ22の外周面が対向している。ドラム12の内周面上には、複数の相手プレート14がスプライン嵌合している。一方、ハブ22の外周面上には、相手プレート14の間に位置するように、摩擦板24がスプライン嵌合している。上記構成のため、相手プレート14と摩擦板24が摩擦係合するとドラム12とハブ22との間でトルクが伝達される。
ドラム12の内側にはピストン32が配設されている。ピストン32とドラム12の間には油圧室34が形成され、油圧室34に作動油が供給されることによりピストン32は相手プレート14方向に移動するように構成されている。一方、ピストン32と相手プレート14の間には、キャンセラ部材36が固定されており、ピストン32とキャンセラ部材36との間にはリターンスプリング38が設けられている。油圧室34に作動油が供給されてピストン32が相手プレート14方向に移動すると、リターンスプリング38が圧縮される。その状態から作動油の供給が停止され、油圧が解放されると、リターンスプリング38がピストン32を相手プレート14から離間する方向に押し戻す。なお、作動油は図示していないポンプから供給される。ポンプや作動油の供給経路等については、従来と同様であるため、説明を省略する。
油圧クラッチ10は、以下に説明するように、第1カム42、第2カム44、ステータ46、及び第1付勢部材であるコイルばね43を有するノックカム40を具える。図2を参照して説明すると、ピストン32には環状の第1カム42が連結されている。第1カム42は、相手プレート14に対して軸方向に並ぶように設けられ、第1カム42には、第1カム面42aが第1カム42の周方向に亘って相手プレート14方向に面するように形成されている。なお、第1カム42はピストン32と一体的に形成することもできる。第1カム42は、後述する中間部材48より相手プレート14方向に延在する押圧部42bを具える。押圧部42bは、相手プレート14に対向するように設けられ、ピストン32が油圧で作動したとき、相手プレート14を摩擦板24方向に押圧する。なお、押圧部42bを設けない構成とすることも可能であるが、作動不具合の発生を抑えるために、押圧部42bを設けた方がよい。
第1カム42の外径側には、環状のステータ46が配設されている。ステータ46は、ドラム12の内周面にスプライン嵌合し、スナップリングS1で抜止めされることで、ドラム12に固定されている。ステータ46には、周方向に非連続のステータカム面46aが相手プレート14方向に面するように複数形成され、ステータカム面46a同士の間には溝46bが形成されている。第1カム42とステータ46が相対回転しない様、溝46bには第1カム42の外周側に複数設けられた突起42cが嵌っている(図3参照)。
また、第1カム面42aとステータカム面46aに対して相手プレート14側には、環状の第2カム44がドラム12に対して相対回転可能に配設されている。第2カムには、周方向に非連続の第2カム部44bが、ステータ46の溝46bに嵌合可能な大きさで設けられている。第2カム部44bには、第1カム面42aとステータカム面46aに対向する第2カム面44aが形成されている。なお、第2カム部44bは、溝46bに嵌合するように周方向の配置を調整する。その個数は溝46b以下であればよい。
第2カム44と相手プレート14の間には、環状の中間部材48が配設されている。中間部材48は、ドラム12に固定されているため、ドラム12とともに回転する。また、中間部材48に隣接し、ドラム12とともに回転するように第1付勢部材であるコイルばね43が設けられている。コイルばね43は、周方向に複数設けることができる。中間部材48を設けずに、コイルばね43が第2カム44を直接付勢する構成とすることもできるが、後述するように、作動不具合の発生防止と耐久性向上の観点から、中間部材48を設けた方がよい。
他方、相手プレート14に対して第2カム44の反対側には、第2付勢部材である皿ばね45が相手プレート14に隣り合うように配設されている(図1も参照)。皿ばね45は、ドラム12の内周側に嵌め込まれ、スナップリングS2によって抜止めされている。
ここで、ノックカム40の動作について説明する。図1,2に示されている油圧クラッチ10の状態を径方向から見た概略図が図3である。図3の油圧クラッチ10は、第2カム44のカム部44bがステータ46の溝46bに嵌っており、且つ、作動油が供給されていないので、第1カム42から第2カム44に力は伝達されていない。また、押圧部42bと中間部材48のいずれも相手プレート14に接しておらず、皿ばね45(図1,2参照)から相手プレート14に力は加えられていないので、相手プレート14と摩擦板24は摩擦係合していない。よって、油圧クラッチ10は、非締結の状態である。
図4に示すように、油圧室34に作動油が供給されると、ピストン32が相手プレート14方向に移動し、これに伴い、ピストン32に連結されている第1カム42も相手プレート14方向に移動する。そして、第1カム42の押圧部42bが相手プレート14に接して、相手プレート14を軸方向に押す。これにより、相手プレート14と摩擦板24が軸方向に移動するので、相手プレート14に対して第2カム44の反対側に設けられている皿ばね45が圧縮される。また、同時に、図5に示すように、第1カム42の第1カム面42aが第2カム44の第2カム面44aと接し、第1カム42が第2カム44を相手プレート14方向に押す。第2カム44に押されて中間部材48も相手プレート14方向に移動するが、この時点で中間部材48は相手プレート18に接しない。一方で、中間部材48は、コイルばね43(図2参照)を圧縮するので、中間部材48及びこれと接している第2カム44は、コイルばね43により第1カム42方向に付勢される。
図示しているように、第1カム面42a、第2カム面44a、及びステータカム面46aは、同一の傾斜角で設けられている。よって、第1カム42が、図5に示すような所定の位置まで第2カム44を押すと、第2カム44は、コイルばね43により付勢されているため、第2カム面44aが第1カム面42aとステータカム面46a上を滑り、第2カム44はステータ46の掛止部46cに接する。かくして、第2カム44はステータ46の相手プレート14に対する近位側で掛止され、第2カム44とステータ46は掛合状態となる。
第2カム44がステータ46に掛合するとき、第2カム44は中間部材48に対して相対的に回転する。このとき、仮に、押圧部42bと中間部材48を設けない構成で、ピストン32作動時に第2カム44が相手プレート14に直接接触する構成とした場合、第2カム44が油圧クラッチ10の締結荷重を受けることになるため、第2カム44が円滑に回転せず、また、第2カム面44aとステータカム面46aの摩耗や変形を惹き起こす可能性がある。しかし、押圧部42bを設けることで、押圧部42bが相手プレート14を押している間に、第2カム44が相手プレート14に接していない状態で、油圧クラッチ10の締結荷重を受けずに円滑に回転することができ、第1カム面42a、第2カム面44a、及びステータカム面46aの摩耗や変形を防止することができる。また、第2カム44が中間部材48を介してコイルばね43によって付勢されるので、第2カム44がコイルばね43によって直接付勢される構成に比べて、第2カム44とコイルばね43が相対的に回転してコイルばね43が変形することによる反力の変動や、コイルばね43の着座面の摩耗を防ぐことができる。
図6,7は、図4,5に示す状態からピストン32が完全に押し戻された状態を表す。第2カム44とステータ46が掛合状態となった後、油圧室への作動油の供給を停止すると、ピストン32がリターンスプリング38によって押し戻され、第1カム42の押圧部42bが相手プレート14から離間する方向に移動する。これと同時に、相手プレート14及び摩擦板24は、圧縮されていた皿ばね45によって第2カム44方向に押される。次いで、相手プレート14は中間部材48に接し、最終的に、相手プレート14及び摩擦板24は、中間部材48と皿ばね45に挟まれて荷重が加えられ、摩擦係合した状態を維持する。このように、油圧クラッチ10では、第2カム44を第1カム42方向に付勢するコイルばね43と、油圧クラッチ10の締結荷重を発生させる皿ばね45とをそれぞれ独立して設けたので、それぞれの機能に適した付勢部材を適用することができる。
図6,7に示す状態から、再度、作動油を油圧室に供給し、第1カム42が第2カム44を相手プレート14方向に押している図が図8である。このとき、押圧部42bが相手プレート14を押し、中間部材48は相手プレート14に接しない。また、第1カム42が、図8に示すような所定の位置まで第2カム44を押すと、第2カム44は、コイルばね43(図2参照)により付勢されているため、第2カム面44aが第1カム面42aとステータカム面46a上を滑り始める。そして、第2カム面44aはステータカム面46a上をさらに滑り、第2カム部44bがステータ46の溝46bに嵌合する。その後、油圧室への作動油の供給を停止すると、ピストン32がリターンスプリング38によって押し戻される。かくして、第2カム44とステータ46は非掛合状態となり、油圧クラッチ10は非締結の状態(図3参照)となる。
以上では、ステータ46が第1カム42の外径側に位置する構成で説明したが、ステータ46を第1カム42の内径側に位置する構成とすることもできる。また、第1付勢部材や第2付勢部材は、第2カム44や相手プレート14を付勢できるものであれば、コイルばねや皿ばねに限られるものではない。
以上に説明した通り、本発明によれば、油圧を解放しても、十分な締結荷重を実現しながら、クラッチの摩擦係合状態を維持し、且つ、作動不具合が発生し難く、部品の摩耗損傷を防止した油圧クラッチを提供することができる。
10 油圧クラッチ
14 相手プレート
22 ハブ
24 摩擦板
32 ピストン
40 ノックカム
42 第1カム
42b 押圧部
43 第1付勢部材
44 第2カム
45 第2付勢部材
46 ステータ
48 中間部材

Claims (2)

  1. 回転可能なドラム上にスプライン嵌合している複数の相手プレートと、
    前記ドラムと相対回転可能なハブ上にスプライン嵌合し、前記相手プレートの間に配設される摩擦板と、
    油圧で作動し、前記相手プレートに対して進退動するピストンと、
    前記ピストンに設けられる第1カム、前記ピストン作動時に前記第1カムにより前記相手プレート方向に押される第2カム、前記ドラムに固定され、前記第2カムを前記相手プレートに対する近位側で掛止するステータ、及び前記第2カムを前記第1カム方向に付勢する第1付勢部材を有し、前記第2カムが第1カムに押されることにより前記第2カムとステータとの掛合と非掛合が切替わるノックカムを具え、
    前記第2カムは、前記ステータに掛合しているときに、前記第1付勢部材を圧縮し、且つ、前記相手プレートを押さえて、前記ドラムとハブの間でトルクを伝達する油圧クラッチにおいて、
    前記相手プレートに対して前記第2カムと反対側に設けられ、前記第2カムが前記ステータに掛合しているときに前記相手プレートを前記第2カム方向に付勢する第2付勢部材を具え
    前記第2カムと相手プレートの間に、前記ドラムと連動し、前記第2カムが前記ステータに掛合しているときに前記相手プレートと接する中間部材を具え、
    前記第1付勢部材が、前記ドラムと連動して回転するように設けられ、前記中間部材を介して前記第2カムを付勢することを特徴とする、
    油圧クラッチ。
  2. 前記第1カムが、前記中間部材より前記相手プレート方向に延在する押圧部を具え、
    前記押圧部が、前記ピストン作動時に前記相手プレートを押圧する、請求項の油圧クラッチ。
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