JP6639118B2 - フックボルト及びフックボルトユニット - Google Patents

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本発明は、橋桁と橋まくらぎとを固定するフックボルト及びフックボルトユニットに関する。
従来、無道床橋りょうの橋桁と、橋桁上に敷設されてレールを支持する橋まくらぎとの固定には、フックボルトが用いられている。
このフックボルトは、図8に示すように、軸部の下端に連続するL字状(またはJ字状)のフック部を備えている。そして、フック部の先端を橋桁の下面に当接させつつ軸部を下側から橋まくらぎに挿通させて、軸部の上部に座金を挟んでナットを締結させることにより、橋まくらぎが橋桁に固定される(例えば、特許文献1参照)。
特許第4210882号公報
ところで、上記従来のフックボルトでは、列車が通過する際の橋まくらぎの変位や振動により締結力が緩んでしまうことがあった。これは、列車通過時の衝撃を受けてフック部基端の屈曲部に応力が集中することにより、フック部が開く方向に塑性変形することや、締結力の緩みを防止するための座金等の変形量(撓み量)が小さいために、軸部の軸力が損なわれる現象と考えられる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、締結力の緩みを抑制することができるフックボルト及びフックボルトユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、直線状の軸部と、当該軸部の一端に連続するフック部とを備え、
前記フック部を橋桁の下面に当接させつつ前記軸部を橋まくらぎに挿通させて当該軸部の他端にナットを締結することにより、前記橋桁と前記橋まくらぎとを固定するフックボルトであって、
前記フック部は、
前記軸部の一端から屈曲して、前記軸部の軸方向と直交する平面内で前記軸部の周りを回るように延出した後に、前記橋まくらぎと当接する先端部が前記軸部側に隆起した形状に形成されているとともに、
前記平面内において、2つの湾曲部を有し、前記軸部の周りを略半周回るように延出しており、
前記フック部の基端部は、前記平面よりも前記軸部側に位置しつつ、前記軸部の一端から前記平面内に向かって所定の曲率で湾曲している構成とした。
好ましくは、前記フック部の前記先端部が、前記軸部の下端の付根R部よりも前記軸部側に位置しているとよい。
らに好ましくは、ばね鋼鋼材で形成されているとよい。
また、本発明に係るフックボルトユニットは、
上述のフックボルトと、
前記ナットと、
前記ナットと前記橋まくらぎの上面との間に設けられる座金と、
を備え、
前記フックボルトは、前記軸部が前記橋まくらぎに挿通されたときに当該橋まくらぎの延在方向に沿うとともに互いに平行な二面を前記軸部に有し、
前記座金は、
前記橋まくらぎに対する当該座金の回転を規制するための側板部と、
前記軸部が挿通される孔部と、
前記孔部に対して前記側板部に沿った方向に連通するとともに、当該方向に沿った互いに平行な二辺を有し前記軸部の前記二面が嵌合可能な別の孔部と、
を有するように構成した。
好ましくは、前記ナットと前記座金との間に設けられる他の座金を備え、
前記他の座金は、前記座金に対する前記側板部に沿った方向への当該他の座金の移動を規制するための他の側板部と、前記軸部が挿通される他の孔部とを有するのがよい。
本発明によれば、フック部が、軸部の一端から屈曲して、軸部の軸方向と直交する平面内で軸部の周りを回るように延出した形状に形成されているので、フック部が単純なL字またはJ字状であった従来に比べ、当該フック部の長さを長尺にして、締結時に生じる応力を分散させることができる。
また、フック部は、橋まくらぎと当接する先端部が軸部側に隆起した形状に形成されているので、例えば軸部の軸力を受けるなどしてフック部が多少撓んだ場合であっても、より確実に先端部だけを橋桁の下面に当接させることができる。これにより、より確実にフック部の全長に亘って応力を分散させることができる。
したがって、従来に比べ、フック部に生じる応力を分散させて塑性変形の発生を抑制し、ひいては、締結力の緩みを抑制することができる。
実施形態におけるフックボルトユニットの使用状態を示す平面図である。 図1のII−II線での断面図である。 図1のIII−III線での断面図である。 実施形態におけるフックボルトの(a)平面図であり、(b)側面図である。 実施形態における第一座金の(a)平面図であり、(b)側面図である。 実施形態における第二座金の(a)平面図であり、(b)側面図である。 実施形態における(a)2つのナットの側面図であり、(b)割りピンの側面である。 従来のフックボルトを説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態におけるフックボルトユニット1の使用状態を示す平面図であり、図2及び図3は、図1のII−II線及びIII−III線での断面図である。
なお、図2及び図3では、フックボルト2を断面形状でなく側面視形状で示している。
図1〜図3に示すように、フックボルトユニット1は、無道床橋りょうの橋桁Bと、橋桁B上に敷設されてレールRを支持する橋まくらぎSとを締結固定するものである。レールR及び橋桁Bは、上下方向と略直交する図中のX方向に沿って延在しており、橋まくらぎSは、上下方向及びX方向のいずれとも略直交する図中のY方向に沿って延在している。
具体的に、フックボルトユニット1は、フックボルト2と、第一座金3と、第二座金4と、2つのナット5,6と、割りピン7とを備えて構成されている。
続いて、フックボルトユニット1を構成する上記各部品の形状について説明する
図4〜図6は、フックボルト2,第一座金3及び第二座金4の単品図であって、それぞれ(a)が平面図、(b)が側面図である。また、図7(a),(b)は、2つのナット5,6及び割りピン7の各側面図である。
フックボルト2は、ばね鋼鋼材(SUP材)で形成されており、図4(a),(b)に示すように、直線状の軸部21と、軸部21の一端に連続するフック部22とを備えている。
なお、以下では、後述する実際の使用状態と同様に、軸部21が上下方向に沿って延在するとともにフック部22が軸部21の下端に連続するものとして、フックボルト2各部の形状を説明する。
このうち、軸部21は、その上端部が外周面に雄ネジを有するネジ部211となっている。このネジ部211は、軸部21を橋まくらぎSのボルト穴Hに下方から挿通させたときに、少なくとも橋まくらぎSから上方に露出した部分が全て当該ネジ部211となるような軸方向(上下方向)長さに亘って形成されている。
ネジ部211の下端部には、互いに平行な二面212が形成されている。また、ネジ部211の上端部には、割りピン7が挿通される貫通孔213が、軸部21の径方向に沿って形成されている。
一方、フック部22は、軸部21の下端から屈曲して、上下方向と直交する平面F内で軸部21の周りを略半周ほど回るように延出した後に、橋まくらぎSと当接する先端部221が上側に隆起した形状に形成されている。
具体的に、本実施形態のフック部22は、軸部21の下端を基端部222として、平面視で軸部21の二面212に沿いつつ所定の曲率で下方へ湾曲した後に、平面F内においてやや直進してから平面視で時計回りに反対向きまで湾曲している。さらにそれから、平面F内において、この向きに沿って軸部21を挟んだ反対側まで直進してから、二面212と直交する方向へ時計回りに湾曲した後に、平面視で直進しつつ緩やかに上方に隆起して先端部221に至っている。そのため、先端部221は、平面視で軸部21の二面212に沿った方向の一方側に配置されている。また、先端部221は、その上面が軸部21の下端の付根R部よりも上側に位置しており、平面Fと平行な面内で少し延在している。
なお、フック部22の平面F内での延出態様は、軸部21の周りを回るように延出していればよく、本実施形態のものに特に限定されない。
また、フック部22の基端部222は、平面Fよりも下方まで延在した後に平面Fに向かって上方へ折り返す形状であってもよい。この形状の方が、基端部222での応力集中の緩和に優れる。但し、基端部222の加工性(曲げ加工の容易さ)の点では、本実施形態のように、軸部21の下端から平面F内に向かって所定の曲率で湾曲している形状の方が好ましい。
第一座金3は、図5(a),(b)に示すように、側面視コ字状に屈曲された金属板であり、略長方形板状の上板部31と、その長手方向両側の2つの側板部32とから構成されている。
上板部31の中央部には、円形孔311と矩形孔312とが連通してなる略鍵穴状の貫通孔が形成されている。このうち、円形孔311は、フックボルト2の軸部21が挿通される穴であり、当該軸部21の直径よりもやや大きい径に形成されている。一方、矩形孔312は、円形孔311に対して、側板部32に沿った方向(上板部31の短手方向)に連通しており、上板部31の長手方向両側の二辺が互いに平行に形成されている。この矩形孔312は、フックボルト2の軸部21が二面212部分で挿通される穴であり、互いに平行な二辺間の幅w1が、フックボルト2の二面212の二面幅よりもやや広く形成されている。
2つの側板部32は、互いに平行に形成されるとともに、上板部31の矩形孔312における互いに平行な二辺とも平行に形成されている。この2つの側板部32は、第一座金3を橋まくらぎSに嵌合させるための嵌合部分であり、当該2つの側板部32間の幅w2が、橋まくらぎSのX方向の幅よりもやや広く形成されている。
第二座金4は、図6(a),(b)に示すように、側面視コ字状に屈曲された金属板であり、略矩形板状の上板部41と、その両側の2つの側板部42とから構成されている。
上板部41の中央部には、フックボルト2の軸部21が挿通される円形孔411が形成されている。
2つの側板部42は、第二座金4を第一座金3に嵌合させるための嵌合部分であり、当該2つの側板部42間の幅w3が、第一座金3の短手方向の幅よりもやや広く形成されている。また、各側板部42の高さは、第一座金3の上板部31の厚さよりもやや低く形成されている。
2つのナット5,6は、図7(a)に示すように、上面に裁頭円錐筒状の凸部51を有する下側ナット5と、凸部51に対応した凹部61を下面に有する上側ナット6から構成されている。これら2つのナット5,6は、緩み止め機能を有する、いわゆるハードロックナットである。
割りピン7は、図7(b)に示すように、フックボルト2の落下防止のために当該フックボルト2上端部の貫通孔213に挿通されるものであり、この貫通孔213の穴径に対応したサイズに形成されている。
続いて、フックボルトユニット1の使用方法について説明する。
図1〜図3に示すように、橋桁Bと橋まくらぎSとを固定する際には、まず、フックボルト2の軸部21を、橋まくらぎSの橋桁B脇の部分に形成されたボルト穴Hに下側から挿通させる。このボルト穴Hは、橋まくらぎSのX方向の中央部に上下方向に沿って形成されている。
そして、軸部21の二面212をY方向に沿わせた向きで、フック部22の先端部221を橋桁Bの下面に当接させる。
次に、橋まくらぎSの上面から露出したフックボルト2の軸部21(ネジ部211)を第一座金3の円形孔311に挿通させるようにして、当該第一座金3をフックボルト2に上側から嵌める。
このとき、長手方向をX方向に沿わせつつ第一座金3を嵌めることにより、第一座金3の2つの側板部32が橋まくらぎSをX方向に挟んだ状態にする。そして、第一座金3の上板部31の下面を橋まくらぎSの上面に当接させる。
それから、第一座金3をY方向にスライドさせて、フックボルト2の軸部21の二面212部分を、第一座金3の円形孔311と連通する矩形孔312内に嵌め込む。
これにより、フックボルト2が軸部21の二面212によって第一座金3に対する回転を規制され、この第一座金3が2つの側板部32によって橋まくらぎSに対する回転を規制される。つまり、橋まくらぎSに対するフックボルト2の回転が規制される。
次に、フックボルト2の軸部21(ネジ部211)を第二座金4の円形孔411に挿通させるようにして、当該第二座金4をフックボルト2に上側から嵌める。
このとき、2つの側板部42がY方向に並んだ向きで第二座金4を嵌めることにより、第二座金4の2つの側板部42が第一座金3をY方向に挟んだ状態にする。そして、第二座金4の上板部41の下面を第一座金3の上板部31の上面に当接させる。
これにより、フックボルト2は第一座金3に対するY方向への移動を規制される。そのため、フックボルト2の軸部21の二面212部分が第一座金3の矩形孔312から円形孔311内に移動することが防止され、フックボルト2の回転を規制した状態が保持される。
次に、フックボルト2のネジ部211に対し、2つのナット5,6を所定の締結トルクで順次締結する。これにより、フックボルト2のフック部22の先端部221が橋桁Bの下面に圧接されて、橋桁Bと橋まくらぎSとが固定される。
そして、フックボルト2の軸部21上端の貫通孔213に割りピン7を挿通させて、フックボルト2の落下防止処理を行う。
ここで、フックボルト2のフック部22は、軸部21の下端から屈曲して上下方向と直交する平面F内で軸部21の周りを回るように延出した形状に形成されている。そのため、フック部がL字またはJ字状であった従来に比べて、当該フック部22の長さが長尺になり、ひいては、締結時に当該フック部22(特に基端部222)に生じる応力が分散される。
また、フック部22は、橋まくらぎSと当接する先端部221が、他の部分よりも上側に隆起した形状に形成されている。そのため、より確実に先端部221だけが橋桁Bの下面に当接することとなり、ひいては、より確実にフック部22の全長に亘って応力が分散することとなる。
以上のように、本実施形態のフックボルト2によれば、フック部22が、軸部21の下端から屈曲して上下方向と直交する平面F内で軸部21の周りを回るように延出した形状に形成されているので、フック部が単純なL字またはJ字状であった従来に比べ、当該フック部22の長さを長尺にして、締結時に生じる応力を分散させることができる。
また、フック部22は、橋まくらぎSと当接する先端部221が上側に隆起した形状に形成されているので、例えば軸部21の軸力を受けるなどしてフック部22が多少撓んだ場合であっても、より確実に先端部221だけを橋桁Bの下面に当接させることができる。これにより、より確実にフック部22の全長に亘って応力を分散させることができる。
したがって、従来に比べ、フック部22に生じる応力を分散させて塑性変形の発生を抑制し、ひいては、締結力の緩みを抑制することができる。
また、フック部22が上下方向の弾性力を有することになるので、この上下方向に沿った衝撃力等に対してフック部22を柔軟に追従させて、当該フック部22をより確実に橋桁Bに圧接させることができる。
また、フックボルト2が弾性力に優れるばね鋼鋼材で形成されているので、より確実に締結力の緩みを抑制するとともに、フック部22を橋桁Bに圧接させることができる。
また、フック部22の基端部222が、軸部21の下端から平面F内に向かって所定の曲率で湾曲しているので、当該基端部222が平面Fよりも下方まで延在した後に平面Fに向かって折り返す形状である場合に比べ、当該基端部222を容易に加工することができる。
また、フックボルト2は、軸部21が橋まくらぎSに挿通されたときにY方向に沿うとともに互いに平行な二面212を軸部21に有しており、第一座金3は、橋まくらぎSに対する当該第一座金3の回転を規制するための側板部32と、フックボルト2の軸部21が挿通される円形孔311と、円形孔311に対して側板部32に沿った方向に連通するとともに当該方向に沿った互いに平行な二辺を有し軸部21の二面212部分が嵌合可能な矩形孔312とを有している。
これにより、軸部21を第一座金3の円形孔311に挿通させてから第一座金3をY方向にスライドさせて、軸部21の二面212部分を矩形孔312内に嵌合させることによって、橋まくらぎSに対するフックボルト2の回転を規制することができる。
さらに、ナット5,6と第一座金3との間に設けられる第二座金4が、第一座金3に対する当該第二座金4のY方向への移動を規制するための側板部42と、フックボルト2の軸部21が挿通される円形孔411とを有するので、フックボルト2は第一座金3に対するY方向への移動を規制される。
これにより、フックボルト2の軸部21の二面212部分が第一座金3の矩形孔312から円形孔311内に移動することが防止され、フックボルト2の回転が規制された状態を保持することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 フックボルトユニット
2 フックボルト
21 軸部
211 ネジ部
212 二面
22 フック部
221 先端部
222 基端部
3 第一座金(座金)
31 上板部
311 円形孔(孔部)
312 矩形孔(別の孔部)
32 側板部
4 第二座金(他の座金)
41 上板部
411 円形孔(他の孔部)
42 側板部(他の側板部)
5 下側ナット
6 上側ナット
7 割りピン
R レール
B 橋桁
S 橋まくらぎ
H ボルト穴
F 平面(軸部の軸方向と直交する平面)

Claims (5)

  1. 直線状の軸部と、当該軸部の一端に連続するフック部とを備え、
    前記フック部を橋桁の下面に当接させつつ前記軸部を橋まくらぎに挿通させて当該軸部の他端にナットを締結することにより、前記橋桁と前記橋まくらぎとを固定するフックボルトであって、
    前記フック部は、
    前記軸部の一端から屈曲して、前記軸部の軸方向と直交する平面内で前記軸部の周りを回るように延出した後に、前記橋まくらぎと当接する先端部が前記軸部側に隆起した形状に形成されているとともに、
    前記平面内において、2つの湾曲部を有し、前記軸部の周りを略半周回るように延出しており、
    前記フック部の基端部は、前記平面よりも前記軸部側に位置しつつ、前記軸部の一端から前記平面内に向かって所定の曲率で湾曲していることを特徴とするフックボルト。
  2. 前記フック部の前記先端部が、前記軸部の下端の付根R部よりも前記軸部側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のフックボルト。
  3. ばね鋼鋼材で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のフックボルト。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のフックボルトと、
    前記ナットと、
    前記ナットと前記橋まくらぎの上面との間に設けられる座金と、
    を備え、
    前記フックボルトは、前記軸部が前記橋まくらぎに挿通されたときに当該橋まくらぎの延在方向に沿うとともに互いに平行な二面を前記軸部に有し、
    前記座金は、
    前記橋まくらぎに対する当該座金の回転を規制するための側板部と、
    前記軸部が挿通される孔部と、
    前記孔部に対して前記側板部に沿った方向に連通するとともに、当該方向に沿った互いに平行な二辺を有し前記軸部の前記二面が嵌合可能な別の孔部と、
    を有することを特徴とするフックボルトユニット。
  5. 前記ナットと前記座金との間に設けられる他の座金を備え、
    前記他の座金は、前記座金に対する前記側板部に沿った方向への当該他の座金の移動を規制するための他の側板部と、前記軸部が挿通される他の孔部とを有することを特徴とする請求項4に記載のフックボルトユニット。
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